明光義塾愛国教室の代表がわたしのコメントを採り上げてくれました。

 道の管轄の道立根室高校は学校を挙げて進学補習をしているのに、14支庁管内最低の学力である根室の小中学校は一向に補習体制*をとる気配がありません。

*東京都足立区の教育委員会が「学校の役割・家庭の役割・地域の役割・教育委員会の役割」を定義して、学力を上げるために地域の協力の下に補習体制をとり、学力向上に顕著な実績を上げています。明光義塾愛国教室のブログで「やるね、足立さん!」というタイトルで採り上げています。教育長と市教委とPTAなど関係者が読んくれるとうれしい。真似してやりましょう、わたしも協力しますよ。
 http://blog.livedoor.jp/meiko_aikoku_blog/archives/51553750.html
 
 半年ほど前の新聞で道の教育局が全国47都道府県中44位という不甲斐ない結果に、現状を変えるべく補習実施の通達を出したことが北海道新聞で報じられたと記憶しますが、根室でそういう体制をとっている学校は一つもありません。
 全道14支庁管内最低の学力という現状を、市教委も教育長も学校もなぜほうっておくのでしょう
 プリントをたくさん配るぐらいで学力が上がるなら苦労はいりません。そろそろやっている振りはやめて、初心に帰って、まっとうな仕事をしましょう。仕事は正直に誠実にやる、これが一番気持ちがいい

 地域経済を活性化するためには、良質な労働力の存在が不可欠です。根室に残る子どもたちの教育に本気で力をいれなければ地元経済の衰退は止めようがありません

 明光義塾室の代表は根室と似た問題を抱えている釧路の教育の現状を変えようと頑張っています。
 わたしよりもよほど若く10倍も元気な人です。わたしは隣町のこの人に期待しています。教育に関心のある人だけ、下記のURLをクリックしてください。「釧路と根室」というタイトルです。

 http://blog.livedoor.jp/meiko_aikoku_blog/archives/51552609.html

*ブログへコメント欄で「得点20%以下が40%を占めている」と書きましたが、全部が毎回そうだというわけではありません。実施されるテストごとに、学校ごとに揺れはあります。30%だったり40%を超えたりと・・・。
 しかし、この3年間ほど3校共に急激に学力が落ちていることはデータからはっきり読み取れます。3年前は500点満点で400点以上の成績上位層が各校15人から25人いましたが、昨年は学校によっては400点以上がゼロの学校もありました。0~10人以下に減っています。したがって、根室の学力低下は止まっていません、現在進行形ですこのまま放置すれば、3年後以降の大学進学実績は大幅な質の低下が予測できます
 テスト結果については、「授業風景」や「教育問題」のカテゴリーで学校から配布されている「得点通知票」「学力テスト成績連絡票」などの実データを載せていますからそちらをご覧ください。

(カテゴリー「教育問題」⇒#917、#909、#902、#804、カテゴリー「授業風景」⇒#953、#893でテスト結果を実データで採り上げました。)

 ちなみに、市街化地域で伝統的に成績が一番がよいH中学校の3年生4月実施学力テスト数学(60点満点)は、20点以下が受験者60人中30人となっています。生徒の半分が20点(百点満点換算33点)以下です
 3年生は「階級」の区切りが1・2年生と異なっており、グラフの関係上12点(得点20%)以下が何人かは読み取れません。10点以下は13人となっています。

 学力低下の事実を中学生に通わせている保護者だけではなく、広く知ってもらいたい。そして、学校は「やっている振り」ではなく、本気で具体策=補習体制を学校を挙げて取り組んでほしいと思います。
 生徒の学力は上げられます。教育長と市教委は学力テストデータを学校別・科目別に公表すべきです。5年間の推移を表やグラフで公表すれば実情が市民に理解できます。実際のデータの推移情報を共有しながら議論ができるし、プリントを増やした結果成績が上がったのかどうかについても容易に検証ができます。
 もちろん先生たちもそれによって他の学校の成績がどうなっているのか比較でき、自分の担当の生徒にどのように対処すべきなのか、現実を知ることになるでしょう。PTAとも他の学校に比べてどうなっているのかについて話し合いができるようになります。
 継続的にデータを公表すれば、学力を上げるための努力の効果が検証できます。担当教員の技倆の差も評価可能になる。データを隠し、何もかもあいまいなままにしていては道内最低の学力の現状を変えられない。
 データの公表によって、学校ごとの平均点を上げるために、部活を5時までに制限し、継続的な補習をやることが有効であることがデータで実証できます。

 
 全国一斉学力テストデータを学校別・科目別に公表すべきだとブログで何度も書きましたが、やっているところがあるそうです。
 広島県、三次(みよし)市教委が学校別の比較表を公表しています。明光義塾愛国教室ブログはネットで検索したいい情報を頻繁にアップしてくれています。ご覧ください。タイトルは「釧路市よ、人口6万人都市に学べ」です。

 http://blog.livedoor.jp/meiko_aikoku_blog/archives/51553509.html 


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