21時半に根室市選挙管理委員会のホームページに20時0分の最終投票率がアップされた。
48.5%(2014年57.2%)
前回よりも8.7%も低下した、市民の関心の薄さがうかがえる。
*https://www.city.nemuro.hokkaido.jp/material/files/group/1/tou20.pdf
<21時50分開票速報>
石垣雅敏(67歳) 7328票
保坂いづみ(49歳) 3274票
合計 10602票 (有権者数22528人)
48.5%(2014年57.2%)
前回よりも8.7%も低下した、市民の関心の薄さがうかがえる。
*https://www.city.nemuro.hokkaido.jp/material/files/group/1/tou20.pdf
<21時50分開票速報>
石垣雅敏(67歳) 7328票
保坂いづみ(49歳) 3274票
合計 10602票 (有権者数22528人)
残り 193票(白票?)
石垣雅敏氏 当選
石垣雅敏氏当選おめでとう。
もっと票差が小さいと予想していたが大差だった、これが48.5%の有権者が、そして有権者の32.5%の根室市民が選んだ結果である。前回市長選挙では長谷川市長は有権者の36.3%の得票だったから3.8%減っている。
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前回市長選挙の票と比べてみよう。
はせがわ俊輔 8456票
かもしだリエ 4646票
*https://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-09-14-2
-------------------------------------
石垣候補は自民・公明・立憲民主など共産党を除く政党から推薦を受けた、保坂候補は既成政党からの推薦がなかった。投票率が8%も下がったために石垣・保坂両候補とも前回の長谷川・鴨志田両氏に比べて1000票以上少ない。6日未明の胆振東部地震と295万戸大停電が解消されたのが7日夜、そして9日の投票日だった。ガソリンや食料の確保に大わらわの市民が多かった。そういう状況下で投票率が下がり組織票がモノを言い、票差が広がったのだろう。
長谷川俊輔氏は2014年の選挙では現職3選目だったから、有利な戦いをしたということはあるだろう。有権者数は757人減っただけだから、今回の選挙で石垣氏が1128票減らしたということは長谷川市政の継承の支持基盤が崩れだしたとも読めるし、あいかわらず強いと読むのも可能だろう、微妙な得票数なのである。
閉鎖的な長谷川市政の継承では若者の流失も加速するし、相互批判機能の喪失で市役所の改革も地元企業の経営改革も進まない。
両候補とも政策の中に教育問題がなかったのは、市民が教育問題へ関心が薄いからか。教育への関心が高まらなければ小学生・中学生・高校生の学力低下もおそらくとまらない。この町の30年後にとって一番大事なことは人材を残すということ、学力がとめどなく下がるということは根室の未来が危ういということだ。どちらの候補も30年後の未来を見ていなかった。30年後の未来が想像できない人に市政を任せるしかなかった。
時間が停まってしまったかのような根室、根室は変われない。(ずっと昔、市長選挙に立候補したことがある)老考古学者で根室ただ一人の文学博士がわたしが根室に帰ってきた十数年前にこう仰った。
「なにをどうしたって根室はかわらないよ、わたしは40代の時に市長選挙に立候補して敗れてあきらめた、それ以来政治への関心がなくなり、事業と考古学研究に没頭することにした」
いや、変われるし、時間をかければ変えられるとその話をお聞きしたときに思った、この選挙結果を見てもいまもそう思っている。ずっこけたっていいから、元気のよい若者が台頭してほしい。地元企業経営者の中からそういう若者が現れてもらいたい。応援する人は少なくないと思うよ。次の選挙は4年後だ、いつまでも年寄りが市長ではないだろう、変わり目に来ているよ、次がチャンスだ、若者たちは希望をもち続けて、次回の市長選挙でチャレンジしてもらいたい。いまから次の選挙に備えよ。
保坂いづみさん、ご苦労様でした。市長選挙にあたり、選択肢を提供してくれたあなたの勇気と行動力に敬意を表します。そしてあきらめないでいただきたい。弁護士の仕事を通じて根室に貢献してくれることを期待します。
*http://www.city.nemuro.hokkaido.jp/material/files/group/1/kai2150.pdf
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石垣雅敏氏 当選
石垣雅敏氏当選おめでとう。
もっと票差が小さいと予想していたが大差だった、これが48.5%の有権者が、そして有権者の32.5%の根室市民が選んだ結果である。前回市長選挙では長谷川市長は有権者の36.3%の得票だったから3.8%減っている。
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前回市長選挙の票と比べてみよう。
はせがわ俊輔 8456票
かもしだリエ 4646票
*https://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-09-14-2
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石垣候補は自民・公明・立憲民主など共産党を除く政党から推薦を受けた、保坂候補は既成政党からの推薦がなかった。投票率が8%も下がったために石垣・保坂両候補とも前回の長谷川・鴨志田両氏に比べて1000票以上少ない。6日未明の胆振東部地震と295万戸大停電が解消されたのが7日夜、そして9日の投票日だった。ガソリンや食料の確保に大わらわの市民が多かった。そういう状況下で投票率が下がり組織票がモノを言い、票差が広がったのだろう。
長谷川俊輔氏は2014年の選挙では現職3選目だったから、有利な戦いをしたということはあるだろう。有権者数は757人減っただけだから、今回の選挙で石垣氏が1128票減らしたということは長谷川市政の継承の支持基盤が崩れだしたとも読めるし、あいかわらず強いと読むのも可能だろう、微妙な得票数なのである。
閉鎖的な長谷川市政の継承では若者の流失も加速するし、相互批判機能の喪失で市役所の改革も地元企業の経営改革も進まない。
両候補とも政策の中に教育問題がなかったのは、市民が教育問題へ関心が薄いからか。教育への関心が高まらなければ小学生・中学生・高校生の学力低下もおそらくとまらない。この町の30年後にとって一番大事なことは人材を残すということ、学力がとめどなく下がるということは根室の未来が危ういということだ。どちらの候補も30年後の未来を見ていなかった。30年後の未来が想像できない人に市政を任せるしかなかった。
時間が停まってしまったかのような根室、根室は変われない。(ずっと昔、市長選挙に立候補したことがある)老考古学者で根室ただ一人の文学博士がわたしが根室に帰ってきた十数年前にこう仰った。
「なにをどうしたって根室はかわらないよ、わたしは40代の時に市長選挙に立候補して敗れてあきらめた、それ以来政治への関心がなくなり、事業と考古学研究に没頭することにした」
いや、変われるし、時間をかければ変えられるとその話をお聞きしたときに思った、この選挙結果を見てもいまもそう思っている。ずっこけたっていいから、元気のよい若者が台頭してほしい。地元企業経営者の中からそういう若者が現れてもらいたい。応援する人は少なくないと思うよ。次の選挙は4年後だ、いつまでも年寄りが市長ではないだろう、変わり目に来ているよ、次がチャンスだ、若者たちは希望をもち続けて、次回の市長選挙でチャレンジしてもらいたい。いまから次の選挙に備えよ。
保坂いづみさん、ご苦労様でした。市長選挙にあたり、選択肢を提供してくれたあなたの勇気と行動力に敬意を表します。そしてあきらめないでいただきたい。弁護士の仕事を通じて根室に貢献してくれることを期待します。
*http://www.city.nemuro.hokkaido.jp/material/files/group/1/kai2150.pdf
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