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#2327 わけのわからぬ「根室市の家計簿」(2) :いい町はこうやってつくる  June 9, 2013 [30. 地域医療問題]

 #2318で同じタイトルでわけのわからぬ予算総額を問題にし、放漫財政を指摘した。根室市は財政規模を縮小すべきで、国の補助金を当てにした法外な単価の建築はコストを厳しくカットすべきだ。
 市長は市債の発行限度枠8億円を2年続けて破り続けている。そして、なぜか市長の諮問委員会には市と取引関係のある業者が委員長になっている。そういう構造に支えられて根室市の予算が膨張している。わたしはこういう構造を根室の旧弊と呼ぶ、時を継いでこうした構造が繰り返し再生産されて根室の町は衰退し続ける。
 それぞれ論拠を明確にして論じたので、興味がわいた人はもう一度お読みいただきたい。

 #2318 わけのわからぬ「根室市の家計簿」(1):広報ねむろより Jun. 2, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-02



 今回は病院事業会計をとりあげる。
 「平成24年度予算(下期)の執行状況」というタイトルで「事業の概要」表が載っている。入院と外来合計で5%ほど前年度よりも増えているが売上は下がったようだ。
 不思議なことに当初予算がでていない、民間企業は当初予算と実績の比較表を作るが、市役所はそういうことをやらないようだ。そういう資料をわたしはいままで見たことがない。
 予算差異があまりのも大きいので恥ずかしくて公表できないのだろうか?でも、作成し公開すべきだ。部門別予算実績対比表を作り、予算と実績の差異分析をして翌年の計画に反映させる、それが経営の基本だ。明細表は市や病院のホームページ上にEXCELファイルで公開すれば簡単だ。それぐらいの情報公開サービスはすべきだろう。こんなことは簡単だから、明日からでも実行できる。

 Plan 1 ⇒ Do ⇒ Check ⇒ Act ⇒ Plan 2 ⇒・・・

 大事なことは学ぶ意欲とそれを支える基礎学力だけではない、志の高さも問われているのである。三つそろってはじめて前に進みだす。



 「経理の状況」には次のような数字が載っている。
  収益 22.2億円
  費用 22.7億円
  純損失0.4億円

 年間売り上げが20~26億円なのに、半期で22.2億円の売上があるなら、通期(年)では40億円を超える売上があることになる。
 このようにあるはずのない数字を並べて市民をたぶらかすところに現在の市政の構造的な問題の一端を垣間見ることができる。

 「収益」には一般会計からの繰入金が含まれている。これは病院の営業収益(売上)ではない。病院事業は平成27年度は16.7億円の赤字である。
 一般会計からの繰入金は経営赤字を補填するものだから、病院収益に含めてはいけない。市立根室病院は平成24年度決算で16.7億円の赤字を出して債務超過会社となり、同額の増資を行うと同時に減資したということだ。だから損益計算に一般会計繰入金を入れてはいけないのである。あたりまえのことだが、増資・減資は資本取引であって損益取引ではない。

 平成18年度から24年度までの売上の推移をご覧戴きたい。

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    医業収益  医業費用  不良債務  繰出金額 (単位百万円)
H18 2,527.6   /3,326.3   /280.4  /1063.4
H19 2,090.1   /3,177.3  /1,047.9  /481.4 (不良債務10億円は赤字特例債発行で7年間繰り延べ償還)

H20 2,316.2   /3,465.1   /0.0      /1148.9
H21 2,650.4   /3,823.9   /0.0      /1173.5
H22 2,422.7   /3,598.5   /0.0      /1175.8
H23 2,336.4   /3,636.8   /0.0      /1300.4
H24 2,201.9   /              /          /

*2296「地域医療対話(4): 経営の問題点がよくわかる一覧表」より抜粋
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-12-3


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 長谷川市政の7年間累計で病院事業会計は90.6億円の赤字を出した。一般会計からそれだけつぎ込んだということ、そしてその赤字は大幅に拡大しつつある。このままやれば次の7年間では150億円を超えかねない。放置したら市財政は破綻する。

 年間売上実績は21億~26億円であるから、半期で22億円の売上なんてあるわけがないのだが、病院事業会計の下期「収益」は22億円と記載されている
 平成22年度の売上は表の末尾にあるように22.0億円である。どうしてこういう「虚偽記載」を平気でするのだろう。これでは市民が誤解するのも無理はない。
 企業財務に不案内でかつ不勉強な地元経営者の集まりがあるようで、「ebisuがブログで病院事業が11億円の赤字だと言っているが、「広報ねむろ」をみると黒字になっている、いったいどっちがほんとうなのか」とメンバーから疑問が出され、乞われて本田市議が講演会に招かれ公益事業会計のカラクリの説明をしている。赤字が黒字になる仕掛けが分かったとうことは、目を覚ましたのだろうから、なんとか言ったらどうだろう? 市財政が危機に瀕しているのだよ。
 パトリオット*は一人もいないのか?根室市は市債新規発行枠8億円を16億円もオーバーして予算の辻褄を合わせている。これは全部後年時負担となり、次の市長の予算編成を圧迫することになる。こんな勝手な予算編成を許してはいけない
 財政規律をないがしろにすると災厄はそこに住む住民に降りかかる。そういう意味では国の財政のほうがずっと状態が悪いから、いずれ大災厄となって国民負担を強いることになる
 安倍首相はいい顔をしてミャンマーに5000億円の債務免除、アフリカ諸国に3.2兆円の援助の約束をしている。自国の財政再建はどんどん先送りされている。40兆円の税収で90兆円を超える予算、なんとバカな財政運営を続けているのか、「日本の適正財政規模」は税収の40兆円だ。

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*パトリオット
patriot:辞書には"愛国者"とあるが日本語のこの語とはニュアンスが違う。"自分の生まれ育ったところに敬愛の念を有し、(多少の不利益を省みることなく)ふるさとのためになすべきことをなす者"
とでも定義しておきたい。ナショナリズムのように思想的なものではなく、パトリオティズムは「ふるさとへの素朴な心情と義務」とでもいうべきものだ。

 手元にある英英辞典2冊をみるとナショナリズムとパトリオティズムは次のように定義されている

Nationalism: 2 a great or too great love of your own country
Patriotism: When you love your own country and are proud of it
     (Cambridge Advanced Learner
s Dictionary)
Nationalism: 2 the belief that your nation is better than other nations
Patriotism: strong feelings of love, respect, and duty towards your country
     (Macmillan English Dictionary)

 ナショナリズムはtoo great love of your own country(度を越した祖国愛)だったり、他国を省みない排他的なニュアンスがあるが、パトリオティズムにはそういう負のイメージはなく、生まれ育ったホームタウンへの素朴な郷愁や誇りにすぎない。しかしそれも程度問題で、容易に排他的愛国主義(ジンゴイズム)へと転化しかねない危うさももっている。
 Patriotism can turn into jingoism and intolerance very quickly.
 


#1030 nationalism とpatriotism :遠藤利國訳・幸徳秋水『帝国主義』May 17, 2010 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2010-05-17
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 社会保障・人口問題研究所が地域別の人口推計を公表したが、2040年には根室の人口は1.8万人だ。地元経営者達は謙虚に経営や財務について勉強したほうがいい。いまのままだと2040年には地元企業のほとんどが消えてしまうかもしれぬ。消えてもらっては困るのだよ。イーオン、サッポロコープ、マルシェ、ホクレンと4つスーパがあるが2040年には二つになっているだろう。電気店も一つだけになるだろう。二つあった地元の家具店はなくなった。個人商店が消えていく。飲食店も数を半減させることになる。何年も前から、閉店して店の権利を売りたくてもなかなか売れない状況になっている。
 マチの規模は小さくなっても、いいマチにはできる。1.8万人のコンパクトな活気のある町づくりを目指せばいい。それには本業のレベルを上げ経営の基本をしっかり学びなおすことが必要だ。次の代に事業を引き継ぐためにオープン経営を学べ

 話しが本筋からそれたので元に戻そう。
 病院事業会計は平成24年度16.7億円の赤字だったときちんと報告すればいい。市議会は民間会計基準で予算と決算データの公表を決議したらいい、こんなゴマカシはもうやめよう

 「広報ねむろ6月号」の8ページには「市立根室病院事業会計」の「平成25年度予算の概要」が載っている。

 病院収益 40.3億円
 病院費用 48.8億円
  純損失   8.5億円

 これには一般会計からの繰入が病院収益の中に13億円くらい含まれているのではないか。
 現実的な民間基準の予算に書き直すと次のようになる。
 
  病院売上 23.0億円
  病院費用 48.8億円
    純損失  25.8億円

 まるで違うでしょう?
 この費用の中には、旧建物除却損が2.5億円ほど含まれている。
 損失の規模は長谷川市政になってから年々拡大している。前任者の藤原市長の時代は概ね8億円の赤字だった。
  11億円(平成22年)⇒13億円(平成23年)⇒17億円(平成24年)⇒25億円(平成25年)
  
 市役所職員は市長のために働くのではない、市民のために働いている。正直に誠実に仕事をして、民間企業会計基準でゴマカシのない予算書と決算書そして予算・実績対比表を作成し、市民へ公表しよう。
 市議会は市職員が正直に仕事ができるように、市議会で民間会計基準での病院事業会計データ公表を満場一致で決議しよう。
 関係者がそれぞれ正直に渾身の力で仕事をすれば、根室の町は将来に希望がもてるいい町になる。
  如何なる困難があろうともできることとなすべきことを敢然とやってのけるのが本物の大人、そろそろいい仕事をしたいと思っている職員がいるのでは?男と生まれたなら一度もいい仕事をやらずに定年を迎えるな。ふるさとを愛するなら、こどもたちに胸を張れる仕事をしてみよう。


*#2296 地域医療対話(4): 経営の問題点がよくわかる一覧表  May. 13, 2013  
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-12-3

 #2318 わけのわからぬ「根室市の家計簿」(1):広報ねむろより Jun. 2, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-02


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*#1415 市立根室病院市民アンケート Mar. 11, 2011 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-03-11

*#1413 市立根室病院へ公営企業法全部適用とは?(1)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-03-10-1



【予算関連記事】
*#2247 根室市予算案をチェックする(6): 補助9億円「高すぎる」 Mar. 20, 2013
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-03-19

 #2236 根室市予算案をチェックする(5): 国の借金は1100兆円になる
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-03-03-2

*#2231 根室市予算案をチェックする(4): 成央小耐震改修4億円 Mar. 1, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-03-1

 #2229 根室市予算案をチェックする(3): 病院事業赤字はどこへ? Feb. 27, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-02-27

 #2227 根室市予算案をチェックする(2): アカウンタビリティ  Feb. 26, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-02-26

 #2226 根室市予算案をチェックする(1):市債発行額24億円 Feb.26, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-02-25

 #2203 明治公園再整備市民委員会:市民委員会は市政翼賛装置 Feb. 9, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-02-09

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#2322 地域医療対話(7):医師招聘の実態   Jun. 5, 2013 [30. 地域医療問題]

  夜の気温は9度、根室はずいぶん暖かくなり、桜もあらかた散った。でも相変わらず梅雨のような空が5月連休以来ずっと続いている。最高気温は10度を少し超えるだけで気温が低いから蒸し暑くなく、薄ら寒いから過ごしやすい。毎朝ストーブがついている。

  前回ブログ#2307への投稿がずいぶんたまったので、本欄へアップしたい。ちょっと長すぎるので、2回に分ける。

  病院建物はコンサルタント提言の2倍のお金、70億円を投じて2月に新しくなった。いま旧建物の取り壊しが行われている。窓枠がなくなり、いよいよ躯体の取り壊しにとりかかる。

 さて、建物はあたらしくなったが、経営改革とか診療内容とか常勤医師数とか病院ホームページの内容や更新タイミング、「医師招聘」の実態などさまざまなことがらについて投稿いただいたので、ご覧戴きたい。


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<#1>

市立病院よ市民を馬鹿にしとるのか!
内科医師紹介にでているのは、東浦、澤田、斉藤先生の3名。
外来案内に出ているのは他に、出張医、村山、木村、平賀、野田先生の5名以上(出張医師は数名でしょうから?)
こんな不親切な案内では医師の選択のしようがない。
医師紹介欄の内容の稚拙さは許しても、その他大勢の医師が多すぎて、どこの大学出身のどんな先生でどんな専門がある医師が担当しているのか全くわからない。
こんなのでは受診するわけ無いでしょう!
by 根室市民 (2013-05-24 22:21)
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<#2>

根室市民さんへ

わたしも根室市民の一人です。(笑)

非常勤であっても、氏名、出身大学、専門領域、外来診察曜日・時間くらいはホームページで紹介してほしいですね。他病院からの派遣ならその旨も書いてあるといいですね。どこの病院にご協力いただいているのか知ることもだいじなこと。ご協力いただいてお世話になっている派遣元の病院名を知らないというのは非礼でしょう。

市立病院は仕事の基本を見直すべきでしょうね。
少し規模の大きい会社になると内部監査を担当するセクションがあります。業務監査を定期的にやらないとダメです。

嫌でなければebisuが年に2回ほどボランティアで業務監査をやって結果をブログ上で公表してあげます。
市長から要請があれば市民の一人としてご協力申し上げます。
市立根室病院の経営改善ができますよ。(笑)
ジョークではありませんので念のため。

by ebisu (2013-05-24 23:22) 
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<#3>

市立病院のHP、肝心なことがわざと伏せられているようで、多分一般の市民がご覧に成っても少しも診療の手助けにはならにでしょう。いわばいくつもピースの欠けたジグソーパズルや答えが思いつかないクロスワードパズルみたいなものです。
それで少し正しいピースを探し出し医師紹介欄の穴を埋めてみます。

先ず内科ですが、院長は札幌医大卒。出身教室は循環器内科ですが、皆さん直ぐに思い付く「心カテ屋」では有りません。どちらかと言うと、いわゆる一般内科(高血圧、糖尿病)ですね。
澤田医師はいわゆる「一本釣り」(医師斡旋業者経由の赴任)です。出身は関西方面の大学と聞いています。斎藤医師は小児科の小堤副院長と同じ最後の北大の砦。専門は血液学で、「ランセット」と言う世界最高峰の医学雑誌の日本における評議員の肩書を持った方です。
市立病院が民間医局(医師斡旋業者)に出している募集の案内状に「内科の医師が治療のため穴埋めを急募」だそうですから、それは多分この中の誰かでしょう。

小児科は小堤副院長の名前のみ書かれています。これはもうずっとこのままの状態でした。札幌から新任の小児科医の名前や写真は載っていません。Ebisuさんは6月に成れば分かるとお考えですが、北大小児科のドタバタ劇のエピローグは?

外科の竹山副院長は、根室の姉妹都市黒部の市民病院から移って来られた方で出身校は不明ですが、多分富山か金沢、或いは東北大でしょうね。外来案内を見ると外科にはもう一人居るようですね。午前中は二つの診察室で毎日外来。午後は月・木・金が副院長の外来で火・水は空欄ですから、多分ここが手術日でしょう。もう一人は、午後は毎日病棟勤務なんですかね。

整形外科はさっぱりわかりません。午前中は毎日二人で外来なのは良いのですが、午後も医長が外来をやっています。もう一人の名前は午後には載っていませんから、もしかするとそちらが手術を任されているのでしょうか。まあ一人で出来る手術も有る事には有りますが・・・だた、かって関係者から整形の医長は手術が出来ない??と聞いたことが有ります。まさかそんなことは・・・。

眼科は伝統的に旭川医大の眼科教室からの派遣ですが、これも手術日が1日だけと言うのも・・・何故なら眼科も整形外科と同様「オペして何ぼ」と言うメス科の代表選手です。またその病院の稼ぎ頭でもあります。それにしても、いつもは写真まで載っているのに、もう2か月近く経って未だ未紹介ですか・・・。

泌尿器科(かっては泌尿器科が透析を管理していたからか)として載っている上野医師は、ある日関西方面からふらっと根室にやって来て”一夜の宿を乞い”そのまま居ついてしまった変わり種です。元々は一般内科系と聞いています。

以上パズルのブランクの幾つかにピースを埋めてみましたが、果たして市立病院と言う大きなジグソーパズルの全体像が少しは見えて来たでしょうか。
by 第三の男 (2013-05-25 02:47) 
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<#4>

市立病院のHPに情報発信能力が乏しい。
外来診療体制や医師情報の更新が新聞折込と差異がありすぎる。
それ以上にHPの主軸が確立していない。

このHPは誰に向けての発信であるかを再確認することが改善の近道です。
どうもこのHPからは、「掲載している=情報発信している」という感じがし、それが当然のHPと見える。
HPは「掲載記事を継続更新すること」ができて「情報発信している」というこになる。
また発信は誰に向けてかが重要で「医師」だけであれば、会員制のHPにすればよい。「来院患者」に向けてであれば、患者がこれを見て来院できる掲載をすればよい。

新病院後、、新病院施設の案内ぐらいは掲載するという意識もない。(これは院内についても同じです。)

以下はHPを見て思うことです。
・画面自体のバランスが考えられていない。
・トピックスニュースなのか更新情報なのか区別がついていない。
・項目が整理できていない。
・病院と関係ない写真はTOPに必要ない?掲載するなら、求人ページとかに根室の自然紹介とかで掲載したほうが・・
・TOPに更新日付がない。いつ更新されたかは実は重要な情報です。

市役所HPは整理されているのになぜ病院HPはこんな状態なんだろうか?病院HPは誰が更新しているのだろうか?
HPを見る限り、外部委託とは思えないけど。

もし病院関係者がこれを見ているなら、HP掲載の見直しを考えてほしい。
・過去の情報を掲載し続けない
・新医師がきたら、広報に出ている内容を病院HPに掲載する。
・広報に出ている病院の収支や患者取扱数を掲載する。望ましいのは毎月掲載する。
・患者や新医師の為に新病院の施設写真を掲載する。それが売りにもなる
・常勤医と非常勤医の情報を極力掲載する。医師の都合もあるから全てとはいいませんが
by A (2013-05-25 09:04) 
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<#5>

「第三の男」さんへ

一般内科の院長は承知していました。
驚きましたね、ランセットの日本評議員のドクターが市立根室にいらっしゃるのですか。血液学がご専門。

小児科のどたばた劇は6月になってからどういうエピローグをアップすることになるのでしょうね。

外科医の副院長は黒部病院との提携がらみでの人事かと思っていましたが、そのご音沙汰がなくなったようですね。
本音はどこかの大規模病院に丸ごと請け負ってもらいたいのでしょう。

整形外科は老人が増えていますから患者は増加傾向にあるのでしょう。同じドクターに経過観察してもらえるとありがたいのですが、しょっちゅう変わっていましたね。
医師確保の難しさが伝わってきます。
釧路の整形外科に通院している人がけっこういるようです。

眼科は旭川医大に感謝ですね。

泌尿器科はこころもとない。透析患者さんも少なくなったようですね。前院長が根室から去り、専門医不在の状況が続いています。

巷の噂では具体的で直截的な話しが伝わってきます。コメント欄でも書けません。具体的な話しを知っている市民の数はすくなくありません。病院関係者の皆さんが一番よくご存知ですから、もれ伝わります。人の口に戸は立てられぬということなのでしょう。
いいお話がたくさんもれ伝わるようになることを期待したいと思います。
by ebisu (2013-05-25 23:39) 
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<#6>

Aさんこんばんわ

病院のホームページはもっと患者の身になってやってほしいですね。
仕事の基本に忠実にやってもらえるだけでもたくさん改善ができそうです。

異動があったら3日以内にホームページを更新するとか、更新年月日を入れるとか、医師の退職予定は2ヶ月前にアナウンスするとか、病院事務局サイドでやれることはいくらでもあります。

新建物になってどこがどんな風によくなったのかも新旧の写真つきで説明文を入れてもらえたら、いいですね。わかりにくくなったという話しが伝わってきます。新しい建物に不慣れなせいでしょうね。

日曜日に数回、市立病院のホームページのデザインや更新タイミングについて、総合文化会館でオープンな意見交換会をやってもらいたいですね。
みなさん、知っている市議に働きかけてください。
by ebisu (2013-05-25 23:48)
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<#7>

② 次に、本年度の医師招へい対策として初めて、民間医師派遣仲介業者の仲介による医師招へいが実現しましたが、この実績をどの様に評価されているのか、また、今後の医師招へい対策全般の方針について伺いたい。

【市長答弁】
・昨年度より、ヘッドハンティング的な手法を用いて招へいを行う民間紹介業者の活用を図ってきた。
・本年4月に一名の採用が初めて実現した。
・今回の招へいに伴う紹介業者に対する費用については、成功報酬や交渉費用など約1千万円を要してた。
・医師招へいを取り巻く環境が依然として、大変厳しい状況下にあることから、安定的な医師体制を構築するためには、大学からの派遣と併せて民間紹介業者の活用による個人招へいも必要である。
・今後も、道内医育大学や北海道への要請活動はもとより、民間紹介業者の活用を図るほか、新たな医師派遣を目的とする私立大学への財政支援による共同事業の推進など、安定的な医師体制の構築に向けて医師招へい対策に取り組む。

http://nimuoro.typepad.jp/honda/2012/06/24/

ヘッドハンティングで招聘?

登録型では紹介会社も勧めないから?

交渉費用1000万円?
by 根室市民 (2013-05-27 06:36)
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<#8>

招聘:礼を尽くして人を招くこと(大辞林第三版)

斡旋業者を使うのでは「招聘」ではありませんね。単なる商行為です。

商行為:営利活動に関する行為(同辞典)


by ebisu (2013-05-27 11:17) 

商取引:商業上の売買行為

斡旋:間に入って、両者の間がうまくいくようにとりもつこと。また、ある物や人を求める人に紹介すること。(大辞林第三版)


by ebisu (2013-05-27 12:17)

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<#9>

交渉費用1000万円?

通常医師派遣斡旋業者(民間医局とも呼ばれる)への成功報酬は、大体その医師の年収の2割程度と言われています。ですからそのルートで根室に来たS医師の場合、仮に年収が2500万だとしたら(実際にはもっと多いかも)500万が業者の懐に転がり込みます。更に見合い話が本決まりに成った時点で病院側(事務長や院長)が内地(このケースでは)に赴き話を詰めまるための経費に、更に根室の場合、何故かその業者が所用で来道する際の経費なども負担していたと言う噂さえ有ります。

医師斡旋業者にとって市立根室病院は”美味しい”顧客ですね。
by 事情通 (2013-05-28 09:23) 
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<#10>

1000万円は二人分ということですかね。

大手と中規模の人材バンクを転職に利用したことがあるのですが3割だったような気がします。医師の斡旋は年収が高いので2割で充分なのでしょう。
by ebisu (2013-05-28 11:58)
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<#11>

1000万円は二人分ということですかね。

いや、医師二人分の経費で1000万なら或る意味妥当でしょう。
しかし市立根室が1000万使って手にした医師は内科のS医師一人です。仮に業者への成功報酬が500万だったとして、その他の500万の行方は問題でしょう。職員の交通費や宿泊代に消えたんでしょうか。まあ相手が有る事ですから、地元の名産品(花咲ガニやサンマ)の手土産ぐらいは有るかもしれません。しかし、その明細はちゃんと議会に報告されているのでしょうかね。何せその金は市民の血税なんですから。もし明細が無い使途不明金ならば、医師獲得の担当部門(担当者)が自由に使える数百万もの掴み金(或いは裏金?)だったことに成りませんか。根室に赴任してくれる可能性が有る医師が一人でもい居れば何度でも担当者(対策室長、事務長、時に院長)は足を運びます。果たして彼らが適正な経費で出掛けて居るのか・・・
最近このブログで歴代の事務長でTelと揶揄された男は、札幌への出張に際し病院の携帯電話を使って出会い系サイトで遊んで問題に成り首が飛びました。彼らが定宿にしていたホテルの職員や丘珠飛行場に出入りするタクシーの運転手は、皆彼らの尊大な態度「俺は市立根室病院の事務長だ!」に呆れて嘲笑っています。「たかが根室の田舎者が!」
出会い系で首が飛んだTel事務長を擁護していたのが当時の対策室長(後のS事務長)と市長だと聞いています。まあ、同じ穴の貉ですから、当然と言えば当然です。

こんな感覚(或る意味で出鱈目な)ですから、何をやっても上手く行かずにその凌ぎの借金(税金注入)だけが膨らんで行く・・・。

もしこのブログを本田市議が見ていたら、きっとこの数百万もの内訳について何らかの言及が有るでしょう! 
by 事情通 (2013-05-28 23:04)
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<#12>

事情通さん、こんばんわ。

一人分ですか、そうすると500万円の使途が問題になりますね。市立病院の会計監査は専門家も入れてやる必要がありますね。公認会計士による外部監査を導入すべきかもしれません。市議会で市立根室病院の会計監査の外部監査の導入を決議すればいいのでしょう。

それと同時に業務監査制度の導入も必要なようです。内部監査ともいいます。これがあれば、使途不明金は必ず引っ掛かりますから、好い加減な支出ができなくなります。

本田市議お一人では荷が重いでしょう、何人かの市議に関心をもってもらいたいですね。

この町をよくするため、地域医療を潰さないために必要な措置のように思います。
by ebisu (2013-05-29 00:35) 
==============================
<#13>

>内科医師紹介にでているのは、東浦、澤田、斉藤先生の3名。
>外来案内に出ているのは他に、出張医、村山、木村、平賀、野田先生の5名以上(出張医師は数名でしょうから?)
東浦 月 火 水 木 金
午前 外来 外来
午後 外来

澤田 月 火 水 木 金
午前 外来 外来
午後

斉藤 月 火 水 木 金
午前 外来 外来
午後 外来 外来 外来

村山 月 火 水 木 金
午前 外来 外来 外来 外来
午後 外来 外来 外来

木村 月 火 水 木 金
午前 外来 外来
午後 外来 外来

平賀 月 火 水 木 金
午前 外来 外来
午後

野田 月 火 水 木 金
午前
午後 外来 外来 外来

山本 月 火 水 木 金
午前 外来 外来
午後

ピースを分解してみました。

外来以外で何してるのでしょうか?
by 第四の男 (2013-05-30 00:03) 
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<#14>

「第四の男」様へ

作成された表はスペースが入っていたのでしょうが、アップしたときにそのスペースがカットされてしまったのではないでしょうか?

メールでスペースを入れた表をお送りいただければ、本欄のほうで扱います。
EXCELでも構いません。
せっかくおつくりいただいたのですから、さらに手をかけていただけないでしょうか?
by ebisu (2013-05-30 11:16)
==============================
<#15>

http://www.linkstaff.co.jp/e-hunting/charge/index.html

http://www.hanzomon-p.jp/

http://www.medifo.net/hunt

http://doctus-dr.com/


http://gurikenblog.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_ae21.html
3.「ヘッドハンティング」
これには主に二つのパターンがあり、やる気のある病院が優秀な医師を引き抜くというのが一つ。
そしてもう一つは2.の公募で誰からも相手にされない(半ば終わっている)病院が地縁血縁泣き落としなどで医者を釣ってくると言うもの。
一般的に給与は割増しになりやすいのですが、特に後者の場合就労後の契約履行状況がしばしば問題になり「せっかく捕まえた医者が逃げた」などと地方紙の片隅を飾っているのをよく見るところです。

S医師のことがこのケースですね

医師
ヘッドハンティング
での検索でこのようなページもあります。
by ヘッドハンティング (2013-05-30 19:45) 
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<#16>


http://blog.m3.com/adhd_asperger_etc/20110320/1

この文は非常に参考になると思います。
by 通り道 (2013-05-31 06:29)
==============================
<#17>


あなたの上司はどうですか?

類は友を呼ぶ
by 通り道 (2013-05-31 06:34)
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<#18>


>Haが悪いのか、Hiが悪いのか、Saが悪いのか、3人が悪いのか、病院にいる二人が悪いのか。
>辞める医師が悪いのか、辞めずにいる医師が悪いのか、病院から去る事務職員が悪いのか、病院に居続ける事務職員が悪いのか。

>辞める医師が悪いのか、辞めずにいる医師が悪いのか、病院から去る事務職員が悪いのか、病院に居続ける事務職員が悪いのか。

一緒に働くことができる方は?
同じ穴のムジナ?
by 通り道 (2013-05-31 06:50
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<#19>

ヘッドハンティング??

川を流れ下るゴミは淀みに集まります。それだけの事では?
by 最後のシ者 (2013-05-31 17:39)
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<#20>


「ヘッドハンティング」さんへ

会社の内容がよくわかりませんね。まともな会社ではなく、個人ブローカーというのが実態のような印象を受けます。玉石混交、でもイシがが多い。(笑)
by ebisu (2013-05-31 23:20) 
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<#21>

市立根室病院のHPを見ると、確かに整形外科はT医長が月~金の午前・午後とも外来に成っています。これでは手術時間が取れません。もしそうだとすると、やはり「手術をしない(出来ない?)整形外科医」と言う巷の噂は本当なんでしょうか。
by 涙目の男 (2013-05-31 23:30) 
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<#22>


「通り道」さんへ

ご指定のURLのブログを読みました。
しっかりしたビジョンをもって一連のプログラムに基き具体的な行動を起こすトップはなかなかいませんね。

幸いというべきか、産業用エレクトロニクスの輸入商社勤務時代のS社長や国内最大手の臨床検査会社創業社長のFさんやそのあとを引き継いだKさんがビジョンをもった経営者で、一緒に仕事をして楽しい思いをたくさんしました。合弁会社の相手先企業の専務のI氏も人物が大きかった。上場を果たした外食産業のK社長は異色で実に有能な経営者だった。
世の中には案外多いものだという気がします。

中規模病院は中小企業、中小企業はオヤジ(院長)次第とは大手臨床検査会社社長(医師)だったKさんの弁です。

「類は友を呼ぶ」、世間にはよくあるようですが・・・そうでないことを祈りたい。

ところで根室市から「根室市新長期総合計画策定に係る「市民意識調査」へのご協力のお願い」というアンケート調査用紙が送られてきました。
生産的ではないので、少しためらいがありますが、アンケートのナカミを弊ブログで紹介したいと思います。

by ebisu (2013-05-31 23:41
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<#23>


「最後のシ者」さんへ

>川を流れ下るゴミは淀みに集まります。それだけの事では?

ヘッドハンティングにそんな意味があったのかと辞書(CALD)
を引いてみました。

headhunt: to persuade someone to leave their job by offering them another job with more pay and higher position

「現在よりも高額の報酬やより高いポジションの仕事を提示して仕事を辞めさせるように人を説得すること」

建物は金に飽かせて新しくできた。さて、ナカミのほうはどう変わるのだろうかと、多くの根室市民が期待して見守っているのでしょう。

ビザなし交流も船が新しくなりましたね。ただの観光旅行化してしまったビザなし交流は意味があるのかというたくさんの市民の素朴な疑問は棚上げです。

なんだか似ていませんか?
by ebisu (2013-06-01 00:01)
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<#24>


「涙目の男」さんへ

たしかに午前も午後も外来診療では手術をする時間がありませんね。
論より証拠ということでしょうか。
少し心配になってきました。
万一の時には釧路の病院へ急送ということになるのでしょうか?不安が募りそうです。
何がなんだか分からないのが一番不安。

市立病院は市民に診療科ごとにどういう対処が可能なのか定期的に説明会を開いてくれたらありがたい。

涙目なのは男ばかりではないでしょう。びっくりして涙目になっている女性も多いことでしょう。
by ebisu (2013-06-01 00:07) 
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*#2307 地域医療対話(6):医師招聘の実際 May 24, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-24

  #2297 地域医療対話(5): 旧弊の再生産とは?
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-14

 #2296 地域医療対話(4): 経営の問題点がよくわかる一覧表
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-12-3

 #2295 地域医療対話(3):非常勤医が増える仕組み
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-12-2

  #2291 地域医療対話(2) 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-10-1

  #2290 地域医療対話(1)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-10

  #2287 「いまいる常勤医を大切にせよ」:市立根室病院の経営改善
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-07-2

  #2286 市立根室病院『改革プラン(改訂版)』と実績対比
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-07-1

  #2285 市立根室病院『改革プラン(当初計画)』と実績対比
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-06

 #2283 市立根室病院損益推計:7年後は年額22億円に赤字拡大か?
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-04

 #2269 衝撃!根室市の人口推計値 :とまらぬ人口減少
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-04-21

 #2272 根室 「57年間の人口推移+27年間の推計一覧表」
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-04-23-1

  #2247 根室市予算案をチェックする(6): 補助9億円「高すぎる」
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-03-19

 #043初夢でみた医師不足解消
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2008-01-08

 #37市立病院はほんとうに黒字か?…(2)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2007-12-29

 #33わが町の医療の現状と展望(1)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2007-12-27




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#2307 地域医療対話(6):医師招聘の実際 May 24, 2013 [30. 地域医療問題]

 地域医療対話は5回で終わるつもりだったが、投稿が続いたのでNo.6を追加する。

 市立根室病院のホームページは医師入・退職情報の更新が遅く、実態を表していない。どうしてこんなにルーズな仕事になるのだろう。医師の退職情報は患者にとって重要情報である。これほどかたくなにホームページの更新をサボタージュするのは退職情報を出すと何か不都合があるのだろうか。投稿の中には理由を推測したものが含まれている。
 仕事は正直に誠実にやるのが一番いい。それができないのはそれなりの理由があってのことだろう。「よらしむべし知らしむべからず」は封建時代の精神、もっともっとオープンであっていい。

  市議会でも説明されることのない医師招聘の実際が具体的に述べられているだけでなく、実際に2年前に根室市が提示した条件で斡旋業者が医師募集した実例が転載されているので、根室の地域医療に関心がある方はお読みください(なお、当該ブログは2011年10月から更新されていない)。

 全文読むのは長くてなかなかしんどい、申し訳ないが読んだ上で、根室の地域医療がどうあるべきかを一緒にお考え戴きたい。ご意見があれば投稿してください。いろんな意見があっていい。

*ブログ「ソシオ プレミアム・ドクター」
http://www.premium-dr.jp/spdblog/?paged=21

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<#1>

しかし相変わらず市立病院のHPの内容は酷いですね。市民への広報と言う最低限の用も果たしていない。

診療内容と外来案内の各医師の表が食い違ったまま。内科は辞めた医師の名が残っており、外来案内には載っていないN医師の名前が診療体制には頻繁に出てくる。彼は常勤医なのかそれとも取り敢えず固定された出張医なのかさっぱりわからない。辞めた循環器のK医師の代わりに出張医が来るようだが、噂ではその医師が心カテをやるそうだ。しかしHPにはその事は一切触れられていない。また小児科は診療体制には5月一杯と噂されているK副院長の他に札幌から赴任したと言うT医師の名前が載っているが、外来案内にはK副院長の名前のみでT医師の名前は見付からない。これは考えようによってはK副院長は外来を担当し病棟はT医師が担当すると言う事か。

更に問題なのは、診療体制も外来案内も4月1日付けだ。もう5月も後半に入っている。1か月半も内容を返納しない公式HPなんて信じられない。この姿勢は以前からのように見受けるが、これを見て市民は病院の事務に文句の一つも出ないのだろうか。もしそうだとしたら、もう根室市も終わっている。

HPには上記の他に各科医師紹介のページがあるが、これも全く役に立っていない。
名前が載っているのは、内科は6名の内3名のみ。外科は2名の内1名、整形外科は2名の内1名、小児科は現副院長の名前のみ、眼科は新任の医師の情報は無く、泌尿器科は透析室を担当しているからとU医師の名前と写真を載せているが、彼女は泌尿器科医では無い。(強いて言えば内科系)。産婦人科のみが正確に記載されている。

HPの医師紹介欄に写真を掲載するのを嫌がる医師が居ることは確かだが、名前まで載せていないのは明らかに事務側のドジであろう。どこの病院でも玄関やホールなどに(最低限常勤医は)医師の名前を掲載している。だからHPに顔写真はともかく名前を載せない理由は無い筈だ。

蛇足だが、隣町の町立別海病院のHPには勤務する医師全員の名前と写真がちゃんと載っている。しかしそのHPにも以前突如現れた医師夫婦(夫:内科医、妻:小児科医)に関しては写真は掲載されていなかった。当時その事に違和感を覚えたが、その原因が後に分かった。夫婦は病院を引っ掻き回し町側が解雇で応じると不当解雇だと町を訴え、結局〇〇〇〇万円の和解金を強請取った札付きだったからだ。HPに写真が載れば関係機関に面が割れて次の病院に潜り込めなくなる・・・。

だからHPに写真を載せない医師は、患者から痛くもない腹を探られるかも知れない。


by 呆れる人 (2013-05-20 01:24)
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<#2>

非常勤
内科医募集 雇用形態 非常勤定期
勤務地 北海道根室市
給与 80,000円/日 ◆報酬◆
\n1日あたり80,000円\n
夜間待機をした場合、1回40,000円\n\n
募集科目 一般内科(1)

短期
勤務体系 日当直 勤務時間 月~金曜日:8:20~16:50
希望曜日 指定なし
勤務内容 外来・健診のみ可。3ヵ月限定の応援依頼。
【仕事内容】
一般内科医として外来・健診業務
※可能でしたら病棟、夜間待機業務もお願いできれば助かります。
◆勤務曜日・時間
◆月~金曜日:8:20~16:50
◆報酬◆
\n1日あたり80,000円
\n夜間待機をした場合、1回40,000円\n\n
◆その他
◆\n赴任旅費支給あり\n宿舎はホテルまたは借り上げ住宅をご用意します。
給与 80,000円/日
◆報酬◆\n1日あたり80,000円\n夜間待機をした場合、1回40,000円\n\n


by 医師求人ナビ (2013-05-20 07:16) 
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<#3>

呆れる。65億の豪華な基幹病院が診療所になってしまう。
病院をこんな風にしたのは、以前から言われている3悪。
自分の保身しか考えない3悪を変えるため、市民は立ち上がろう。
選挙・選挙・選挙に参加するしかない。
市民は選挙に興味を持ち、自らの手で市政に訴えなければ、市立病院は変わらない。
ぶら下がり・すがりつき3悪が、こんな求人情報を出し、非常勤医師だけで数合わせの市立病院にされたら、65億の借金が我々に重くのしかかる。
by 根室市民 (2013-05-20 08:07) 
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<#4>

「呆れる人」さん、おはようございます。

どうして市立病院はホームペー人の更新をやらないのでしょう?仕事は正直に誠実にすべきです。

4月26日に診療体制を説明した黄色い紙の折込チラシが入りましたが、常勤の産婦人科医師は休診となっていました。
それと循環器のK医師はもういませんから、4月は常勤医13名体制です。
北海道新聞根室支局の記者には15名と説明したようですが、担当記者はこの次はだまされないようにしましょう。

あと、不明分は小児科の体制ですが、6月になれば誰の目にもはっきりします。
残留で外来はいままでの先生、入院病棟は新しい先生という選択肢があるのですか。
泌尿器かは専門医がいない状態だということは、知らない市民が多いかもしれませんね。担当は東北地震で応援に行ったU先生ですか。このかた一般内科医でしたか。そうでしょうね、お噂は巷に流れています。正確でなくても市民はいろいろ知っているようです。

ところで、医師の名前と顔写真ですが、わたしが7年前に入院していた釧路医師会病院では担当医師はもちろんのこと、病棟ごとに正看・準看・スタッフに区分して顔写真つきで掲示してありました。人が替ると翌日には更新されていました。これがあたりまえの事務職の仕事のありかたでしょう。
仕事の仕方を改めてほしいものです。

基礎基本をきちっとやれない人は仕事人として失格です。
仕事は正直に誠実に渾身の力でやるというのが日本人の伝統的仕事観です。
by ebisu (2013-05-20 09:30)
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<#5>

補足

病院側(特に医師が集まらない地域の)は、新規に採用する医師の前歴などの身元調査には熱心ではない。否、殆ど実施してはいない。何故なら興信所などを使って調べを入れたりした際に相手方にその事がばれると、お見合いは即中止に成ってしまう。凡そ医師程プライドが高い人種はいないから、まあ当然と言えば当然の話だ。
では病院側はどのようにして予定している医師を信用するのか。話は簡単。その医師が提出した「履歴書」をそのまま信用するのである。では履歴書の内容を一つ一つ裏を取るのか。残念ながらそれもしない。ただ前任の病院の事務に軽く照会を入れる程度である。
そこに問題が有る。該当医師に問題が有って辞めさせた(これは稀だが)場合でも次の病院からの問い合わせに対しあまり本当の事は教えない傾向が強い。当たり障りのない内容で話を濁す。何故なら、そのようなケースでは病院と医師が対立している事が多く(大体医師側に問題が有る)、下手に病院側が実態を公表すると医師側が「個人情報漏洩」を理由に病院を脅す場合があるからだ。更に自分の所さへ良くなるなら他の病院がどんな迷惑を蒙ろうとも「他人の不幸」と言う”我が身可愛さ”や面倒に巻き込まれたくない審理が働く。これは特に公立病院の事務に多い。さすが”役人根性”である。
だから阿漕な医師はこの役人の根性を利用して上手く病院を渡り歩く。中には医師派遣業者(最近では民間医局とも称される)とツルんで医師派遣の成功報酬(大体その医師の年収の2割程度)をせしめて最低責任期間の半年(が多い)経つと何だかんだ理由を付けて辞めた医師は、また業者と一緒に成って次の獲物(病院)を探す。半年で医師に辞められた病院(地方自治体)は地域住民に対して「調べが足りませんでした」とは言い難い。自分たちのマイナス点になるからだ。
最近被災地で採用した”医師”がニセ医者だったと話題に成った。これなど現場は医師免許証の提示さえ求めていなかった事が露呈された。またちゃんとした医師の免許証を提示して就職した”なりすまし”も居た。これは医師免許証(医籍登録証)には顔写真が無いことを悪用した例だが、いずれにしても医師が欲しい現場は”藁をも掴む”ことに必死で盲目状態なのだ。
だからあまり役に立たない医師や悪い医師は自分を詮索しない職場を選び、勿論実態がばれないように短期間で動く。
例えば1,2年で僻地の国保病院レベルを移動する医師には注意が必要だ。一般的には、その医師には何か有ると疑った方が良い。

因みに根室では医師招聘は密室で行われているようだ。
「医師招聘はデリケートな部分が有り公表は出来ない」
決定するまで市議会にも報告は無いのだろう。その秘密主義(病院管理者と市政管理者だけの独善)は良い筈がない。かって採用医師と市長の間に当時の院長も知らない密約が有ったと言う噂すら聞こえて来る。その様な事はいずれ皆にも知れ渡り、病院内の医師の間にアンバランスを生じる。そしてその事に愛想を尽かした医師の辞職に繋がる。

「悪貨は良貨を駆逐する」

果たして根室に反省は有るのか。

以て瞑すべし・・・
by 呆れる人 (2013-05-20 09:46) 
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<#6>

【道東】★超★高給案件! 15年目 2,200万円~!
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~理事長先生の言葉より~
<< 平成25年1月に新病院がオープンしました。>>

 当院の地域でのあるべき姿を考えてみますと、先ずは救急医療を含めた地域センター病院としての役割があると考えています。根室市で唯一の公的病院であり、三次医療機関まで120km以上離れている地理的な状況から考えましても、当院においてできる限り高いレベルの医療を市民の皆様へ提供しなければなりません。
もう一つの当院の役割としましては、市民の皆様から親しまれる、何でも相談できるような、かかりつけ病院でなければならないと考えております。患者さんやその家族に対してレベルの高い医療と同時に、思いやりのある、心のこもった医療を提供していくことが我々の努めと考えています。また、当院が根室市内の他の病院、診療所とも連携を密にすることで、協力して根室の地域医療を担い、市民の皆様が安心してこの地で暮らしていくためのお手伝いをしたいと考えております。


能力・経験 経験年数3年以上
by 医師転職ドットコム (2013-05-20 20:06)
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<#7>

「呆れる人」さんへ

反省はありませんね。
医師募集広告を見る限り、どんなにデタラメなマネジメントをやらかしても、お金で釣ればいいという姿が丸見えです。

最近の事例でも、循環器の名医で評判だったA先生が去り、ついで裁判の終わったK先生が去りました。どちらも常勤医です。
数年前には腎臓専門医のA院長、常勤の麻酔科医と次々に重要な医師を失っています。
その一方で招聘した産婦人科医は体調不良で4月も4月も休診。
小児科もどういう形に落ち着くのか、6月になってみなければ分からないというありさまです。

ずいぶんとあせった医師募集ですね。

地域医療について高尚な理念を語るなら、それにふさわしいマネジメントがあってしかるべきでしょう。
仕事は正直に誠実にやってほしいものです。そうすれば問題の半分は片付くのでしょう。
by ebisu (2013-05-20 22:54)
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<#8>

外来担当を更新しないのは、まだ辞める医師、新しい医師がいるから?

結局常勤医師は14人?15人?

外来担当表と診療体制の医師が違うのはどういうことかわからない。
診療体制に出ていない外来担当表の医師は上の非常勤勤務?短期非常勤?

医師招聘はデリケートな部分が有り公表は出来ない?
医師退職も公表できない?

Haが悪いのか、Hiが悪いのか、Saが悪いのか、3人が悪いのか、病院にいる二人が悪いのか。

辞める医師が悪いのか、辞めずにいる医師が悪いのか、病院から去る事務職員が悪いのか、病院に居続ける事務職員が悪いのか。
by 根室市民 (2013-05-21 07:28)
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<#9>

常勤医師は14名ですが、戦闘不能が1名、戦力外が1名ですから、実質12名でしょうね。そして来月小児科の診療体制がどうなるかです。不安定ですね。

スタンスは「よらしむべし、知らしむべからず」ですね。
もっとオープンな運営を目指すべきでしょう。
管理部門の課長さんがしっかりしているだけで、通常業務の中で情報公開がきちんとなされるようにできるでしょうね。
他の地域の病院はけっこうそういう努力を普通にやっています。
どうして市立根室病院がそういうことができないのか不思議です。市議会への答弁でもできない言訳ばかり並べているようにみえます。
民間会社なら、「できない言い訳を並べるために給料を支払っているわけではない」と叱責が飛びます。もちろん1年後に同じ言い訳をしたらラインから外されます。仕事に支障が出ているのですから。
by ebisu (2013-05-21 11:24) 
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<#10>

>当院の地域でのあるべき姿を考えてみますと、先ずは救急医療を含めた地域センター病院としての役割があると考えています。根室市で唯一の公的病院であり、三次医療機関まで120km以上離れている地理的な状況から考えましても、当院においてできる限り高いレベルの医療を市民の皆様へ提供しなければなりません。

この院長の方針ですが、要するに市立根室は二次医療機関としてそれなりのレベルを維持する・・・これは真っ赤なウソ?
何故なら、もはや二次病院レベルの医師は殆ど残っていません。良い医師は皆根室を去りました。(追い出された?出るように仕向けられた??)。その穴埋めは院長の母校のS医大からどんどん非常勤や出張の形で数合わせ。

院長は以前、「ここは内科と外科の診療所レベルで良い。それ以上は皆釧路に送れば良い」と言ったことが有ります。それも外科は大手術をするのではなく、日常的に傷を縫ったりのレベル、内科は特に〇〇専門医ではなく何でも診る(診れる?)generalist。つまりは一次病院(診療所)レベル。

それが本音だとしたら、60億を越える新病院は一体何のために??
by 道東の (2013-05-21 12:56) 
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<#11>

こちらの町立病院も20億余りかけて新病院に成りました。医師も若干増えましたが、外科も整形外科も手術はしません。骨折や虫垂炎など中標津や釧路に送ってしまいます。こちらの医師の給料も根室並みで北海道の公立病院の中ではトップクラスに入ります。一時は聞いた人が引っくり返るような高額な年収でした。奇遇な事に、こちらも根室と同じ大学の系列です。
by 隣町の住民 (2013-05-21 19:40) 
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<#12>

残念ですが本音と建前はまったく別ということのようですね。仕事は正直にそして誠実に渾身の力でやるのがベストです。

>院長は以前、「ここは内科と外科の診療所レベルで良い。
>それ以上は皆釧路に送れば良い」と言ったことが有ります。

市立根室は医師数にはあまり変化がないようですが、内容は大きく変質しているのでしょうね。
専門医が減って一般内科医が増えれば、二次医療機関からどんどん一次医療機関(診療所レベル)へ近づいていくのは私でも分かります。

町立別海病院は84ベッドですから、1.6倍すると市立根室病院の規模になります。20×1.6=32億円ですね。市立根室の建て替え総事業費には当初はシステム入れ替え費用が参入されていましたが建て替え直前に総事業費から外しました。これを入れると、建て替え総事業費は70億円を超えています。
根室はお金のかけすぎでしたね。お金が足りないので今年度は市債を24億円も発行する予定になっています。

別海町は自衛隊の矢臼別演習場があるので補助金で町の財政は楽です。規模を同じにして比較してみたら、財政が楽な別海町の建て替え総事業費が根室市の約半分。
by ebisu (2013-05-21 23:19) 
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<#13>

地域医療対話シリーズ全5回の掲載お疲れ様です。

掲載記事の内容ですが、正直根室市にガッカリです。
結局のところ、根室市はお金の力でしか、医師を呼べない状態が構築されたという体制はあまりに酷い。

結局、新病院は市民のためではなく、見栄のための病院でしかないのでしょう。

正直、これを追求できなかった市議会の罪は重い。また市民も偽りの情報を見抜けなかった責任もある。

既に新プロジェクトで明治公園の再開発が進行中だが、これは市民が本当に望んでいることなのだろうか?結局、一時期設置されていたフィールドアスレチックと同じ経路を辿るのではないだろうか?などの疑問点が出てくる。

もし北方領土が返還されたら、国からの補助も減額される可能性もあるのだから、今一度、立ち止まって再検討しなければならない時期です。
by Ai (2013-05-22 08:00) 
=================================

<#14>

本田市議のPDFファイルを拝見すると、一般会計繰り出し金に関しては、東京医大が頑張り減額させ、旭川医大がそれを何とか維持し、札医大(というより札医大出身の現院長)が鰻上りに増額させたグラフになっていますね。そして、現状を新臨牀研修医制度のせいにしている。

企業と異なりますから、1年と言わないまでも、院長やって3年も経つのに院長業績再評価をするのが普通ではないでしょうか?
市長・議会は院長を如何評価しているのでしょう?
何かをやったら再評価、そして改善、これ無しでは???

再評価無しの現状では何処まで一般会計繰り出し金が増える事やら、市民にはトホホです。
所詮同じ穴のムジナ達の評価なのでしょうか?

民意を反映させたいのですが、やはり選挙結果待ちですかね~。
by 根室市民 (2013-05-22 08:39) 
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<#15>

Aiさん、おはようございます。

地域医療対話に参加いただきありがとうございます。
市立根室病院の建て替えや医師招聘に関して市側や病院からはほとんど説明がなされません。

日曜日、文化会館で3時間くらい、そうですね年に4回ほど、「地域医療対話」が模様されてもいいのですがね。

情報が出てこないので一般市民は何がどうなっているのかよくわからない、そして地域医療の選択肢が次々潰されていっている。

まずは知ることからです。どんなに隠しても隠し切れません。いろんな事実を知った上で、これからどうしたらいいのかオープンに議論すればいいのだと思います。
「~市民委員会」という似非市民委員会が市長の諮問でつくられています。メンバーの8割は市側が決め、たった2割が公募。あきれます。

例の明治公園の委員会にいたっては、市債の引き受けてである大地みらい信金元理事長が委員長ですから、また市側の借金を増やして融資先のない余剰資金を市債購入に充てるのでしょう。市民のための検討ではなくて、委員会はビジネスの場所にみえます。

根室人はどうしてこんなにホイドになったのでしょう。根室を背負ってたつ人たちがこんなにみったくないことをするから、根室市政はタガが外れてとんでもないことになりつつある。
もういい歳なんだから、儲けることなんぞ考えずに世のため人のために汗を流したいい。
by ebisu (2013-05-22 10:38)
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<#16>

「根室市民」さんへ

おはようございます。
本田市議作成の一般会計繰出金の推移グラフに、医大名と院長名と事務長名、それに市長名を貼り付けたら、何がどうなっているのかはっきり分かりますね。

>東京医大が頑張り減額させ、旭川医大がそれを何とか維持し、札医大(というより札医大出身の現院長)が鰻上りに増額させたグラフになっていますね。

お説の通りの事態になっています。

>市長・議会は院長を如何評価しているのでしょう?

市長は同じアナの狢ですから論外ですが、市議会はふがいありませんね。市政チェックという本来の仕事ができていません。

>民意を反映させたいのですが、やはり選挙結果待ちですかね~。

無理ですね、市議会は実質全員当選状態ですから、民意の反映なんてありません。何もしなくても落選しませんから。今年秋の市議選も前回と同じでしょう。競争のない根室市議選、議席は議員の既得権化しています。

市長選挙も対立候補がいませんから、立候補=当選です。
来年市長選挙ですが、しっかりした見識の人材が立候補してほしいと思います。いるでしょうか?

わたしは次の市長も市債の発行残高を増やすのだろうと思います。問題の先延ばしをしている間に、国の財政が破綻し連鎖的に補助金頼りの地方財政が破綻するのでしょう。
市債残高を増やさずに職員給与の減額で財政課が対処できたら立派なものです。
でも、ことし24億円の市債発行と、すでに歯止めを失っていますから、期待できません。財
政課は今年度市債発行残高を増やさずに、職員給与の減額で根室市財政の再建をすべきだったが、困難な仕事から逃げました。恥ずべき仕事でした。市が自らに課した資材発行限度額8億円の枠を外してしまいました。市長の要請でしょうが、財政課長や総務部長、総合政策部長、副市長は職位を失っても反対すべきだった、実におろかで無責任な仕事です。職位はなくしても首になるわけではない、どうして筋が通せない?これが根室の大人なのだから情けなさすぎる。

ネズミの集団自殺をみるようです。国も多くの地方自治体も国債や地方債を狂ったかのように増発し続け、岸壁に向かって群れをなして走り続けています。

無私、無欲で事態を眺めることができたら止められるのですが、とまらない。

たった三つのことを堅く守ればいい。
小欲知足。
仕事は正直に誠実に渾身の力でやる。
売り手よし、買い手よし、世間よしの三方よし。

by ebisu (2013-05-22 11:09) 
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<#17>

根室の医師募集で短期支援(非常勤アルバイト)を見ると、1日8万と成っています。因みに隣の町立別海は10万/日です。昨今の医療情勢では、1日8万のアルバイト料では大学は出張医を出さないでしょう。
この募集要項では良い医師は相手にしない・・・実は本音はそれが狙いだったりして。建前は医師不足なので一応募集は出すが、本音は来て欲しくない。
何故なら札幌の医大からもっと高額の報酬でひっきりなしに出張医を呼びたい?
医大ももっと根室に出したい??
その間を取り持つ〇長の株(実績?)も上がる???

こりゃあ正にEbisu さんが言う所の「三方云々」ですな(笑)。
いや、自治体の×長も医師招聘が上手く行っていると胸を張れて「四方云々」かな。
by 道東の七愚 (2013-05-23 09:11)
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<#18>

おはようございます。
面白い解説をいただきありがとうございます。
低い報酬設定なら邪魔が入らぬとこういうわけですか。

三方得にはなるでしょうが、売り手と買い手の二方得ですね。買い手側の関係者が三人いるだけです。
世間(根室市民)よしとなっていません。

今朝のNHKラジオで、留萌市が札医大と臨床研修に関する連携協定を結んだというニュースを耳にしました。
もちろん、留萌市立病院の院長は札医大出身、札医大は臨床研修を指導できる専門医を何名か留萌市立病院へ常勤派遣するということのようですね。

留萌市立病院は入院病棟は354ベッド、大規模病院です。
9284㎡で市立根室病院の7割の広さですね。平成12年に建て替えられています。
2010年の留萌市の人口は24,457人ですから、根室よりも4000人も少ない。
規模が大きいのは留萌管内全域の救急医療に責任をもっているからです。管内救急医療の85%をこの病院で引き受けています。市立根室とはスタンスがまるで違います。

病院の赤字も最大を記録したH20年度ですら5億円台ですから
市立根室病院の三分の一です。
24年度予算は56.5億円、事業収益は前年実績ベースで組まれています。事業収益は前年比2700万円のプラスです。
市立根室は前年比8億円のプラス予算だったかな?実績無視の予算編成が毎年行われています。
ひどいものですね、ここまで腐ってしまっては。
病院事務局がインチキ予算を組んだら、事務長が叱責する、それもパスしたら、財政課長が叱責する、それもパスしたら総務部長あるいは総合政策部長が咎める、そこもパスしたら副市長が「好い加減な予算案を上げてくるな!」と一喝すればいい、それもダメなら市長がもう一度作り直せと言えばいい。それもダメなら市議会が予算案を否決して作り直しを命じればいい。

ところが、病院事務局が作った予算案はそのまま何のチェックもなしに可決成立が年中行事。
仕事のレベルが、どの段階を見てもお粗末、どうしてこんなに根室の大人たちが好い加減なのでしょう。仕事に対する責任感のかけらもありません。
全道14支庁管内最低レベルの根室市内の子供たちの学力を問題にするよりも先に、大人たちの基礎学力レベルと仕事に対する責任感の欠如を問題にしなければなりません。

道東の七愚さまへ
         ニムオロの一愚より。



参考:市立留萌病院『改革プラン』
http://rumoi-hp.jp/download/information/press_refplan.pdf
by ebisu (2013-05-23 10:39) 
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<#19>

2011年07月13日
本日は北海道根室市にある市立病院の情報をお伝えさせていただきます。
根室中標津空港より車で1時間30分程度のところに位置する約130床の市立病院です。
内科常勤医師は5名体制ですが、そのうちの1名の医師が病気療養に入るため、9月-11月末まで非常勤医師を急遽募集することになりました。もちろん期間限定ではなく、定期非常勤でのご勤務も可能でございます。
勤務内容は内科外来メインとなります。外来患者数は午前診約30名・午後診約15名前後。原則、予約制をとっていますが、飛び込みで新患も来ますので、そういう患者さんも受け入れています。一般内科外来と健診がメインになるため、病棟管理等は必要ありません。まれに常勤医師のサポートで病棟患者さんを診ていただく可能性もございますが、基本的には外来主体の勤務内容となっています。
9月-11月の3カ月限定でご勤務いていただける先生がベストでございますが、例えば1ヶ月のみであったり、週2日の毎週勤務であったり、月曜-金曜までの平日帯の中で勤務日数や勤務頻度に関しましてはご相談に応じます。
条件面に関しましては、8:20-16:50(午前診は8:30からスタート、午後診の終了時間は16:50となっています。残業はほぼありませんので、16:50には帰宅できます)給与は1日8万円、交通費は飛行機代・宿泊代・タクシー代など全額支給となります。
宿泊に関しましては、病院宿舎もございますが、ホテルも用意させていただきます。病院から車で5分程度のところにホテルがございます。近隣のホテルを用意させていただき、勤務開始・終了は送迎を行うかまたはタクシーで移動していただきますので、ご安心くださいませ。
当直に関しましては、すでにシフトを組んでいますので勤務の必要はないのですが、もし可能でございましたら、待機勤務(例えば外科医師が当直勤務をしている場合、対応に困った場合、セカンドコールで対応していただくための待機勤務)もお願いさせていただきます。その場合は、別途4万円支給させていただきます。これは必須ではありませんので、先生方のご希望に沿って対応させていただきます。
道内の先生方はもちろんでございますが、関東・関西・東海地方の先生方、北海道の市立病院を一時的でも助けていただけないでしょうか?先生方のお力をお貸しください。
お問合せいただきましたら、勤務内容も含めて詳細情報をお伝えさせていただきますので、ぜひぜひお問合せくださいませ。
お問合せはソシオプレミアムドクターまで

by ソシオプレミアムドクター (2013-05-23 21:24)
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<#20>

ソシオプレミアムドクターさんへ

2011年7月13日??
ずいぶん具体的な内容ですね。
で、こういう条件で3ヶ月間だけ勤務するドクターがいるのか?否でしょうね。

>根室の医師募集で短期支援(非常勤アルバイト)を見ると、1日8万と成っています。因みに隣の町立別海は10万/日です。
>昨今の医療情勢では、1日8万のアルバイト料では大学は出張医を出さないでしょう。

これをパラフレーズしてくれたのでしょうね。

by ebisu (2013-05-23 23:39) 
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<#21>

ソシオプレミアムドクター
市立根室病院

この2語で検索すると求人広告が出てますよ。

本当にあるようですよ
by 根室市民 (2013-05-24 01:43)
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<#22>

医師人事権者は市長です。
現院長に問題があり常勤専門医が退職し続けていることは市民もわかっています。道内から常勤医師が就職せず、院長の評判を知らない道外医師が増えるもの当然です。
結果、非常勤医師が増えコストがかさみ、また専門医が減り診療単価が減る。悪循環です。
この悪循環を断ち切る方法は限られていますが、
市長が院長を全面バックアップする限り、
現時点では改革可能性ゼロの病院のようです。
しかし、市民にはとても悲しいことです。
院長を変えれば人事権者の市長も見所があるのかも知れませんが、現時点では責任のはけ口を求める所は次期選挙と私は思っております。
とにかく、現状は良くなりようがなく、診療所程度の便利な病院で、高度医療を必要とする患者は釧路へ向かいます。
市立に関しては静観ですね。
by 根室市民 (2013-05-24 08:47)
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<#23>

市立病院のHP,診療体制部分が改まりました。しかし何故か今頃「5月1日付」です。さすがに循環器のK医師の名前は消えています。しかし5月一杯は居る小児科のK副院長の名前は消えていません。こちらは地域にとって大きな問題ですので、取り敢えず「5月1日」には居る事に嘘は無い訳で、市民に対する目晦まし作戦なのでしょうか。ここまで改訂して来なかったのですから、どうせなら「6月1日」付けでリニューアルすれば良かった訳で、それでは都合が悪いとなれば原因はやはり小児科医の異動でしょうね。

一方外来体制の方は相変わらず「4月1日付」のままです。こちらを書き換えるとなると一覧表から消えた名前が病欠に入る医師ということが分かるので(業者に医師招聘を委託していて、その中で「内科医の一人が病欠に入る」ことが分かっている)変に気を回したのでしょうか。それともやはり小児科について知らせたくないからなのでしょうか。

いずれにしても、外の民間医局などに漏らしている情報の一片もHPには伏せられています。

終わってますね!
by 一市民 (2013-05-24 10:01)
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<#24>

このまま病院もお金も奴らに吸い尽くされるのは目に見えている。

ホームページ更新しないのは、騙されてくる道外の医師に退職医師がいることがばれるのをわからなくするため?
by 根室市民G (2013-05-24 10:09)
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<#25>

「実物」だったのですね。
ソシオプレミアムドクターのブログは2011年10月以降は更新されていませんね。
どうしたのでしょう、医師の斡旋を生業にしている方が開設されたブログですから、何か事情が生じたのでしょうね。

いずれにせよ、どういう条件で根室市があっ産業者を通じて募集をしていたかわかります。
この条件ですと年収換算で常勤医に比べて1000万円以上低い計算になります。往復の飛行機代や交通費などを加算すると常勤医の年収を超えるのでしょう。
常勤しているドクターたちは、「オレのほうが条件がいい」と判断するでしょうね。

市長選挙は3年前にもありましたが、現在の市長が無投票再選されました。人材がいないということでしょう。
次の選挙で現在の市長が立候補しなければ誰かに替るのでしょうが、地域医療政策に具体的な構想をもった人は市議の中にはいません。では市役所には?いるでしょうか?
わたしは懐疑的です。
50歳台に良質の人材がいればいいのですが・・・

ebisuは30年後に期待してふるさとの未来をたくせる人材を数人育てておきます。

by ebisu (2013-05-24 10:39)
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<26>

市立病院よ市民を馬鹿にしとるのか!
内科医師紹介にでているのは、東浦、澤田、斉藤先生の3名。
外来案内に出ているのは他に、出張医、村山、木村、平賀、野田先生の5名以上(出張医師は数名でしょうから?)
こんな不親切な案内では医師の選択のしようがない。
医師紹介欄の内容の稚拙さは許しても、その他大勢の医師が多すぎて、どこの大学出身のどんな先生でどんな専門がある医師が担当しているのか全くわからない。
こんなのでは受診するわけ無いでしょう!
by 根室市民 (2013-05-24 22:21)
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<27>

根室市民さんへ

わたしも根室市民の一人です。(笑)

非常勤であっても、氏名、出身大学、専門領域、外来診察曜日・時間くらいはホームページで紹介してほしいですね。他病院からの派遣ならその旨も書いてあるといいですね。どこの病院にご協力いただいているのか知ることもだいじなこと。ご協力いただいてお世話になっている派遣元の病院名を知らないというのは非礼でしょう。

市立病院は仕事の基本を見直すべきでしょうね。
少し規模の大きい会社になると内部監査を担当するセクションがあります。業務監査を定期的にやらないとダメです。

嫌でなければebisuが年に2回ほどボランティアで業務監査をやって結果をブログ上で公表してあげます。
市長から要請があれば市民の一人としてご協力申し上げます。
市立根室病院の経営改善ができますよ。(笑)
ジョークではありませんので念のため。
by ebisu (2013-05-24 23:22)
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*#2322 地域医療対話(7):医師招聘の実態   Jun. 5, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-05

 #2307 地域医療対話(6):医師招聘の実際 May 24, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-24

 #2297 地域医療対話(5): 旧弊の再生産とは?
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-14

 #2296 地域医療対話(4): 経営の問題点がよくわかる一覧表
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-12-3

 #2295 地域医療対話(3):非常勤医が増える仕組み
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-12-2

  #2291 地域医療対話(2) 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-10-1

  #2290 地域医療対話(1)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-10

  #2287 「いまいる常勤医を大切にせよ」:市立根室病院の経営改善
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-07-2

  #2286 市立根室病院『改革プラン(改訂版)』と実績対比
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-07-1

  #2285 市立根室病院『改革プラン(当初計画)』と実績対比
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-06

 #2283 市立根室病院損益推計:7年後は年額22億円に赤字拡大か?
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-04

 #2269 衝撃!根室市の人口推計値 :とまらぬ人口減少
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-04-21

 #2272 根室 「57年間の人口推移+27年間の推計一覧表」
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-04-23-1

  #2247 根室市予算案をチェックする(6): 補助9億円「高すぎる」
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-03-19

 #043初夢でみた医師不足解消
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2008-01-08

 #37市立病院はほんとうに黒字か?…(2)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2007-12-29

 #33わが町の医療の現状と展望(1)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2007-12-27



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#2297 地域医療対話(5): 旧弊の再生産とは?  May 14, 2013 [30. 地域医療問題]

 夜の気温は2.6度、五月になってからずっとこういう気温が続いている。根室は例年になく寒い。

 さて、シリーズでとりあげた地域医療対話は第五回で終了する。
 これほど経営が悪化しているのになぜ責任追及がなされないのかというPremium maltsさんの問の答えを探してみた。
 プレモルさんは根室外にお住まいの人のようだから、素直な疑問が投稿に出てくる。これには他地域にはない根室のある特殊事情が絡んでいるようにebisuにはみえる。
 「釧路の教育を考える会」の方々とのお付き合いがあるので釧路の状況と比較してみることが多くなり、そうすることでいままであたりまえと感じていた根室の特殊性がよく見えるようになってきた。感謝。


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Calvadosさん等の表みました。

確かにCalvadosは私より酔いますね。

この表は本来なら病院の監査をする市長、市議も経過としてみているはずです。ここで市の繰り越し金額をみて、責任追求するはずですね。

なぜ責任追求がなされないのか疑問です

by Premium malts (2013-05-12 21:59)

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Premium maltsさんへ

表は化粧直しをして次回アップします。
「見込み」の数値で決算数値に置き換え可能なものは書き換えるつもりです。

>この表は本来なら病院の監査をする市長、市議も経過としてみているはずです。

市長も市議も毎年報告を受けていますのでそれぞれの数字は当然見ています。
一覧表ではないでしょうが、個別の資料をつなぎ合わせるだけで誰にでも作成できます。
地域医療に関心のある市議ならそれぐらいの表を作成するのは当然でしょうが・・・本田市議がいろいろ資料を作成しているだけです。
副業の市議さんが多いので市議本来の仕事ができないほど本業が忙しいのかもしれません。(笑)

>なぜ責任追求がなされないのか疑問です。

一連の指示を出しているのは市長ですから、市長は当事者。
では市政のチェック機能を担う市議会は?
本田市議一人が資料を作成して発言しているくらいで、大半の市議は予算や決算資料すら読む能力すらあやしい。

いままで、市議会は病院建て替えや病院事業の予算案をそのまま承認してきました。
地域医療が危機に瀕し、市財政が危ういというのにまるで他人事です。
市議会で何人もの市議が病院の赤字について質問はしています。資料を充分に読み込んでいませんから、質問も迫力がない。隔靴掻痒、市長に軽くあしらわれています。つまり、いまは市議会の市政チェック機能ナシ。

こういう情けない実態を知ってしまうと、地方分権などやめたほうがいいとすら思う。地方分権はそれを担うにふさわしい人材がいることが前提です

根室市内の小中学生の基礎学力が問題になっていますが、それは大人にもはっきり影響しています。13歳の中学1年生だって20年経てば33歳の働き盛りの大人です、30年経って根室に住んでいれば中堅どころでふるさとを背負って仕事をすることになる。
30年前、40年前、50年前の子供たちが大人になって現在の根室を仕切っています。残念ながら成績上位層のほとんどが進学後そのまま都会に定着してふるさとに戻ってこない。
そうして考えると、町の衰退は止められない、それを止めるだけの人材がいないようにみえます。

市政に迎合しておこぼれにあずかろうとする情けない者たちが多い、みったくないね。

「釧路の教育を考える会」には市役所職員、市議会議員、地元企業家、弁護士、元教育長、教員、私塾経営者などさまざまな職種の人材が自然に集まっていますが、釧路には世のため人のためと思って自分の損得をひとまず脇において考え、行動する人たちが少なからずいます。根室はそういう人材が乏しい

志の高い人材を育て、30年後の根室の町に期待。ひとまずは落ちるところまで落ちるしかなさそうです。

病院事業赤字を埋めるために市役所の職員給与が30%カットになるとか、市立病院が民間病院へ売却され外来診療科や入院病棟が半減するような事態が起きれば、大騒ぎになり、少しは目が覚めます
市役所財政課が市議会で十数億円の赤字が続けば市財政はもたないと市議会で答弁しています。
市役所内部からすら赤信号が発せられています。

by ebisu (2013-05-12 23:37)

(一部削除・加筆・修正)

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【旧弊の再生産】
 釧路では釧路新聞が今年のテーマに「学力問題」を挙げている。フォーラム開催など「釧路の教育を考える会」の動きと連動する部分が出てきている。FM釧路も月2回学力問題の番組を放送している。こちらは毎回「釧路の教育を考える会」のメンバーが出演し番組制作に協力している。
 根室の小中学生は全道14支庁管内で日高とともに最低レベルである。釧路の小中学生よりもさらに学力が低いにもかかららず、学力問題が根室新聞でもFMねむろでも取り上げられないのはなぜ?
 じつはこの問題は地域医療にも共通する問題を孕んでいる


 結論を先に述べると、これら二つのメディア企業は市政と密接な関係があり、市政批判がしづらい事情を抱えている。商売に差し障りがあってはこまる。しかしだ、市政と関係があっても、ふるさとの未来のためにダメなことはダメだと敢然と言い切る勇気や見識をもつことはできるだろう、否、もってもらいたい
 企業には社会の公器としての側面もある、それには社会的責任が伴っている。

 誇り高く生き抜く大人たちが増えればそれに続く若者たちが出てくる。 
 このシリーズのどこかで、非常勤医師の送迎に中標津空港まで根室市内タクシー・ハイヤー3社が持ち回りで仕事を引き受けていることをとりあげた。タクシー会社の一つは根室新聞社のオーナーのグループ企業である。そして根室交通は市内唯一のバス会社であるがここも根室新聞のオーナ一族の企業で市の補助金が経営を大きく左右する。公共交通機関としても市政と密接な係わり合いをもたざるをえない。

 FMねむろは数年前に経営に行き詰まり、W建設がオーナーとなった。W建設は2番札にも関わらず、市立根室病院建て替え工事を受注した企業だから、たいがいのことはごり押しできると思われている。公共土木建設工事では圧倒的に受注額の多い市内No.1の土木建築会社である。経営権がW建設に替ってから、FMねむろは市教委批判につながりかねない学力問題をとりあげなくなった。もちろん、自分がジョイントベンチャーで受注した病院建て替え問題に何も言うはずがない。二番札でも、市の幹部会を開いてまでも入札結果をひっくり返している。こんなに強引なことが行われても、市議会はだんまりを決め込んでいる。もちろん、経済諸団体も何も言わない。

 「根室まちとくらしネットワークフォーラム」の座長は2年前から市長の諮問会議「根室再興を考える市民会議」の委員長である。その旧店舗は市が賃借して「街中サロン」として運営、そして市教委が不登校児の教育のためにその2階スペースを借りている。学校眼科健診でも永年かかわっているし、英語教育で学校への外人講師派遣でも市側と契約のある業者である。市内でこれほど市側とたくさんのチャンネルで契約のある企業は他にはない。学校眼科検診を除いて、北海道新聞記事に掲載された事実である。
 この「フォーラム」は地域医療問題で本田市議に講演を依頼して市立根室病院が赤字であるとわかっても、「広報ねむろ」が病院事業は黒字と虚偽解説記事を載せていることに何も言わぬ。
 市と取引関係があっても市政批判がきちんとできたら、その経営する企業の未来は長い目で見て明るいだろうし、市が財政破綻してもきっと生き残る。
 市政と密着しすぎると市財政が破綻したときにどうなるかははっきりしている
。そろそろ危ない橋から降りて粋で格好よいところを見たいものだ、こういう奴がパトリオットになれたら面白かったのだが・・・

 今年度30ベッドの増設で9億円もの補助金交付を受ける老健施設のオーナの経営する薬局から市へ500万円の寄付があった。厚生労働省のホームページをみると老健施設への補助金は1ベッド200万円と書かれている。基準の15倍もの補助金交付がどういう理由でできるのかさっぱりわからない。この問題でも市議会はあってなきがごとし。

 市内で唯一の特別養護老人施設へは昨年度やはり同程度のベッド数の施設拡張に5億円の補助金を交付している。
 その一方で、市立根室病院職員アンケートで医療療養型病棟新設への希望が多かったにも関わらず無視した。
 慢性期の疾患で入院医療の必要になった老人は行き場を失って市内の精神科病院や別の地域の療養型病院を利用せざるをえなくなっている。たいへんな不便が生じている。根室は6年前から医療療養型病床のゼロの町になってしまった

 こうした地元企業と市政のもたれあい、あるいは露骨な利益誘導をわたしは「旧弊の再生産」と呼んでいる。誰からも何も言われなければタガが外れたように露骨になるから、健全な批判の存在が必要である
 全部を無くせとは言わぬが、何ごとも節度は大切だ。子供たちへも悪影響がある。根室で生まれ育ったら、そういうことはあたりまえだと無垢な心に刷り込みがなされてしまう。大人の背中を見て子供たちは育つという意識をもってもらいたい

 ごく一部の者たちが「小さな村」を構成してお互いに好き勝手し放題、これをそのままにしておいて町の活性化がありようはずもないのは自明のこと、よくないことはよくないと言おう

 根室に住み続けていればこういう持ちつ持たれつの構図は空気のようなもので当たり前のことに思えてくるが、釧路と比較してみるとその異常さに気づく
 釧路新聞と根室新聞、FM釧路とFMねむろ、これら二組のメディアを比較してわが町を客観的にとらえてみよう。根室の二つのメディア企業は市政との関係がありすぎてがんじがらめ、市政批判は言いにくいし、その気もない。
 釧路に比べて根室はふるさとのためなら一肌脱ごうという、パトリオットがすくない。利害損得ばっかり考えている姿はみったくない。たとえ市政と関係が深くても、言うときには言うぞという格好よさがあっていい。格好いい根室人が増えてほしい。ふるさとの活性化とか「再興」とかは、そういうことだろう。自分の損得を気にして汲々とするミッタクナシだらけの町なんて魅力ナシだ。

 根室新聞もFMねむろも、市と深い取引関係のある地元企業がオーナとなっている状態が異常なのである。ここを是正できたら根室は活性化をすこしはとりもどせるのだろうか?
 そうではないだろう、それらは必要条件の一つに過ぎず、地元企業経営者も含めて根室に住む私たちの意識を私たち自身がどのように変えられるかが問われている。誰かがやってくれることを期待してはいけない、根室の町の活性化はそこに住む私たちが自分たちの手でやらなければならない。



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【余談】
*パトリオット、パトリオティズムについては弊ブログ#1029と#1030参照。
 #1029 『現代語訳 帝国主義』幸徳秋水著・遠藤利國訳
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2010-05-16

 #1030 nationalism とpatriotism :遠藤利國訳・幸徳秋水『帝国主義』
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2010-05-17


 ―以下一部抜粋―

#1029より⇒
 ロシア革命のさ中の高揚の中で我が田に水を引く論を展開したレーニンと、透明な知性で私利私欲を離れて日本的情緒で経済を観察した幸徳秋水の、いずれの論が正鵠を射ていたかは今日の状況から明らかだろう
 自己や自己の属するの集団の利益を頭の隅のどこかでチラとでも考えたら、その途端に目が見えなくなるものであるらしい。ケチな根性で経済を観察しても、大事なところで論を誤るものであることは注意したい
 資本主義化が遅れたロシアで革命が起こり、70年後に行き詰ったのは共産主義経済の方であった。だが、物質的欲望の拡大再生産装置である資本主義もまた環境問題を中心に行き詰まりをみせている

#1030より⇒
 前回のブログ*で遠藤利國訳・幸徳秋水著『帝国主義』を採り上げたが、そこにナショナリズムとパトリオティズムは異なる概念であると書いた。
 数学者藤原正彦のナショナリズムとパトリオティズムの二つの用語の使い分けについて『国家の品格』から該当箇所を引用して補足しておく。

「愛国心」ではなく「祖国愛」を
 私はいつぞや、アメリカ人の外交官に「お前はナショナリストか」と訊いたことがあります。そうしたら、「オー・ノー」と否定されました。そこまではよかった。
 ところが「パトリオットか」と訊いてしまった。そしたら「もちろんだ」といって今度は怒り始めた。自分が生まれ育った祖国の文化、伝統、自然、情緒をこよなく愛することは、当たり前中の当たり前である。外交官でありながら、そんな質問をされたことを侮辱ととったのです。明治になってから作られたであろう愛国心という言葉には、初めから「ナショナリズム」(国益主義)と「パトリオティズム」(祖国愛)の両方が流れ込んでいました。明治以降、この二つのもの、美と醜とをないまぜにした「愛国心」が、国を混乱に導いてしまったような気がします。言語イコール思考なのです。
 この二つを峻別しなかったため、戦後はGHQの旗振りのもと、戦争の元凶としてもろとも捨てられてしまいました。わが国が現在、直面する苦境の多くは、祖国愛の欠如に起因するといっても過言ではありません。・・・ 私は愛国心という言葉は、意識的に使いません。手垢にまみれているからです。そのかわりに「祖国愛」という言葉を使い、それを広めようと思っています。言葉なくして情緒はないのです。(藤原正彦著『国家の品格』114ページ)

  『国家の品格』が260万部も売れているのは単なる流行だけではなく、しっかりした論が展開されているからだろう。 

 手元にある辞書2冊をみると定義は次のようになっている
Nationalism: 2 a great or too great love of your own country
Patriotism: When you love your own country and are proud of it
     (Cambridge Advanced Learners Dictionary)

Nationalism: 2 the belief that your nation is better than other nations
Patriotism: strong feelings of love, respect, and duty towards your country
     (Macmillan English Dictionary)

 ナショナリズムはtoo great love of your own country(度を越した祖国愛)だったり、他国を省みない排他的なニュアンスがあるが、パトリオティズムにはそういう負のイメージはなく、生まれ育ったホームタウンへの素朴な郷愁や誇りにすぎない。しかしそれも程度問題で、容易に排他的愛国主義(ジンゴイズム)へと転化しかねない危うさももっている。
 Patriotism can turn into jingoism and intolerance very quickly. 

・・・・・
 さて、訳者はパトリオティズムについてどのように考えているのかメールで訊いてみたので、彼の解説を披露したい。遠藤はラテン語に詳しいから、語源学的な話しを交えた解説は話しを面白くする調味料の役割をするはずだ。大学生や高校生には勉強の仕方について示唆を与えてくれているに違いない。
 以下はメールからの引用である。
 
 藤原氏の「峻別して使う」という話はもっともです。patriotはギリシアの都市国家の時代から使われていた語で<父祖の地、あるいは国>というような意味ですから、祖国愛というのであれば良い訳語ですね。nationはラテン語系統で血筋とか出生等の意味する言葉ですが、ローマ人が祖国愛というような意味合いで使う時は、やはりギリシア人から受け継いだpatriotを使ったようです。nationalismという言葉は近代になってからの言葉なのでしょう。もっとも秋水は愛国主義の語にパトリオチズムのルビを振っているので困ってしまうのですが、おそらくジンゴイズムとかショービニズムとの区別を、あるいは語そのものを知らなかったのかもしれません。
 
藤原氏の引用された文の中に「明治の人達はこの区別を曖昧にした云々」とありましたが、曖昧にしたのではなく知らなかったというのが実情でしょう。なにしろ戦国の遺風そのままの感覚で西欧と向き合ったわけですから、「やるか、やられるか」以外に判断の基準があるとは思わなかったのでしょう。「ほととぎす」でも引用した樺山海相の蛮勇演説も、漢語が混じっているので意味が不鮮明になっていますが、簡単な話がヤクザのミカジメ料を脅し取るときのセリフ、「ここでノウノウと商売できるのは誰のお蔭だ」と同じですから、当然、言われた方も「やるか、やられるか」の感覚で大騒動になったわけです。
この区別が分っていたのは福沢諭吉ぐらいなものでしょう。
……
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 #2297 地域医療対話(5): 旧弊の再生産とは?
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-14

 #2296 地域医療対話(4): 経営の問題点がよくわかる一覧表
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-12-3

 #2295 地域医療対話(3):非常勤医が増える仕組み
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-12-2

  #2291 地域医療対話(2) 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-10-1

  #2290 地域医療対話(1)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-10

  #2287 「いまいる常勤医を大切にせよ」:市立根室病院の経営改善
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-07-2

  #2286 市立根室病院『改革プラン(改訂版)』と実績対比
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-07-1

  #2285 市立根室病院『改革プラン(当初計画)』と実績対比
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-06

 #2283 市立根室病院損益推計:7年後は年額22億円に赤字拡大か?
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-04

 #2269 衝撃!根室市の人口推計値 :とまらぬ人口減少
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-04-21

 #2272 根室 「57年間の人口推移+27年間の推計一覧表」
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-04-23-1

  #2247 根室市予算案をチェックする(6): 補助9億円「高すぎる」
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-03-19

 #043初夢でみた医師不足解消
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2008-01-08

 #37市立病院はほんとうに黒字か?…(2)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2007-12-29

 #33わが町の医療の現状と展望(1)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2007-12-27



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#2296 地域医療対話(4): 経営の問題点がよくわかる一覧表  May. 13, 2013  [30. 地域医療問題]

 この一週間で今夜が一番暖かかった。驚くなかれ3.4度。札幌の標本木のソメイヨシノが今日開花した。根室の千島桜はまだ2週間ほど先だろう。日本一桜の開花が遅い根室は今夜も冷えている。

 さて、本題である。Premium maltsさんからある一覧表作成の示唆があった。表を作って眺めれば市立根室病院の赤字拡大の原因がわかるというのだ。そうしたら、別の方がその表を作って投稿してくれた。コメント欄へアップすると「スペース」が圧縮されてしまうので、本欄へ持ち上げて見やすくなるようにebisuが適宜スペースを入れてみた。

 イニシャルは前後の人間を区別するための単なる識別記号である。この表は誰かをつるし上げるためのものではない、地域医療の構造問題を頭の中において、市立根室病院の経営悪化がどのような人脈と文脈で生じているのかを読み取るためだけのものである。地域医療の未来を議論するためには、事実を客観的にとらえる作業が必要とebisuは考える。
 経営悪化の原因を記号と数字から客観的に読み取っていただきたい。


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表にしてみました

     市長   院長  事務長  常勤医師   赤字    参事

H14                                            8.7億円
H15                                 19人        7.4
H16                                 18人        7.7
H17度  Hu   Ha         17人     5.8
H18度  Ha   Ha   Tel     11人    10.6
H19度  Ha   A    Tel      9人     4.8
H20度  Ha   A    Sa      14人      11.5
H21度   Ha    Hi      Sa                    11.8
H22度   Ha    Hi      Sa       16人       11.7
H23度   Ha    Hi      Sa       13人       13.0
H24度   Ha    Hi      I         13人       17       Sa
H25度   Ha    Hi      I         15人                   Sa


時々愚者への提言さんがコメントする三人がよく出ますね

誰が主謀者で誰がミイラ取りがミイラになるでしょうか?

by Calvados (2013-05-10 05:51) 
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カルヴァドスさん おはようございます

Premium malsさん提案の表ですね。
たしかにいろいろなことが読み取れます。
三人?
表にあるHaさんとHiさんそしてSaさんですか。
なるほどと腑に落ちる表です。
premium maltsさん慧眼ですね。

この流れの中では元院長A先生が毛色が違います。
この先生が外されることで、大きな流れができてしまったようにみえます。
赤字の急拡大にかかわった人脈が読み取れます。

ところで、事務長はSiさんという人がいませんでしたか?

ビールと原料は異なりますがCalvadosというハンドルネームは楽しそうです。度数が強くて酔っ払いそうです。(笑)
表作成ありがとうございます。

by ebisu (2013-05-10 11:22
=============================
若干の訂正です。

     市長  院長  事務長  常勤医師   赤字    参事
H17度 Fu     Ha          17人   5.8億円
H18度 Ha    Ha   Si1     11人   10.6 
H19度 Ha    A   Tel→Si2   9人    4.8
H20度 Ha   A      Si2    14人     11.5
H21度 Ha  A→Hi    Si2                  11.8
H22度 Ha    Hi       Sa     16人   11.7
H23度 Ha   Hi    Sa       13人   13.0
H24度 Ha   Hi     I       13人   17       Sa
H25度 Ha   Hi     I        15人          Sa

  Si1氏はその後亡くなっています。

現体制は、実質 Ha Hi  S のトリオです。
by 事情通 (2013-05-10 12:57)
=============================

部分訂正ありがとうございます。

表にするのに、スペースを入れて体裁を整えても、アップするとスペースが一部カットされてしまいますね。

本欄にアップするときに調整しておきます。

by ebisu (2013-05-10 13:15)
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根室まちとくらしネットワークフォーラム7月
例会用 説明資料
http://nimuoro.typepad.jp/pdf-file/20110711.pdf

市立根室病院 - 総務省
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/c-zaisei/hospital/pdf/hokkaido_h21/hokkaido090525_33.pdf


このような資料もあります。
本田俊治氏の資料がよくまとまってますね。
by あるある大辞典 (2013-05-11 06:12)
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上記から抜粋
    医業収益  医業費用  不良債務  繰出金額 (単位百万円)
H13 3,479.2  /4,144.6  /981.4    /876.5
H14 3,217.1   /3,781.3   /874.1    /870.8
H15 3,448.5   /3,953.2   /701.0    /736.3
H16 3,366.9   /3,906.4   /560.8    /767.5
H17 3,421.6   /3,775.5   /420.6    /584.1
H18 2,527.6   /3,326.3   /280.4  /1063.4
H19 2,090.1   /3,177.3  /1,047.9  /481.4 (不良債務は赤字特例債発行で7年間繰り延べ償還)

H20 2,316.2   /3,465.1   /0.0      /1148.9
H21 2,650.4   /3,823.9   /0.0      /1173.5
H22 2,422.7   /3,598.5   /0.0      /1175.8
H23 2,336.4   /3,636.8   /0.0      /1300.4
H24 2,201.9   /              /          /

  入院患者  外来患者
H13 132       737
H14 132       730
H15 143       758
H16 140       783
H17 145       723
H18 104       608
H19  70        514 (旭川医大引き揚げ、常勤医6名)
 
H20  80       556
H21  97       574
H22  92       525
H23  92       498
H24  95       496

*注:H20年以降のデータは「見込み」の値が使われていたので、本田市議のブログの資料から計算して実績値に置き換えた。H22年の医業収益(売上)データだけが他で使ったデータと合わない。本田市議の5/8付けブログの三つ目のグラフにある入院と外来収益を年換算すると24.2億円である。
 他に25.2億円という数字がある。一次資料を持っていないのでebisuには判断がつかない。財政課へ行って病院事業の決算書をもらえばいいだけなのだが、この数年行ってない。前の財政課長がkさんが亡くなってから自然と足が向かなくなってしまった、よくないな。

 「平成23年度市立根室病院経営改革プラン」にデータが載っていた。5ページにある。売上高は24.2億円である。(6月9日追記)
http://www.city.nemuro.hokkaido.jp/dcitynd.nsf/image/fde217d7ec2c7fe94925749f0016c254/$FILE/H23kaikakupuran.pdf


by あるある大辞典 (2013-05-11 06:26) 

=============================

「あるある大辞典」さんへ

面白いハンドルネームです。
データがありましたか、じつはわたしも使っています。(笑)

これは本田市議がねむろまちとくらしネットワークフォーラムに頼まれて講演会をしたときに準備した資料ですね。

「「広報ねむろ」に病院事業は黒字になっているのに、ブログ「ニムオロ塾」では十億円を超える赤字と言っている、いったい何が本当なんだ」

というメンバーたちの素朴な疑問に本田さんが講演会を依頼されて答えたものでしょう。あの会の中には税理士さんがいるのでその人に確認しただけでebisuの言っていることが本当で、「広報ねむろ」の黒字だというのはインチキだということは分かったはず。
そんなことも市議に講演して解説してもらわなくてもメンバーの税理士さんにお尋ねになればいいだけです。地元企業の中小企業経営者が集まっていますが、財務資料すら読めないようでは、自社の未来に関する夢を社員に語れるでしょうか?
会をつくり人を引っ張るなら、もっとしっかりしましょう。勉強不足なら毎月勉強会を開いて継続的に企業経営に関する基本をきちんと学習したらいい。
ところで、「広報ねむろ」の病院事業は黒字という説明が民間企業の損益計算書におきなおすと11億円を超える赤字ということが分かったのですから、何か声明文を出すのが当然かと思いましたが、音沙汰ナシです。
事実が分かったら、

「「広報ねむろ」の病院事業の説明は誤解を与えるので民間企業会計原則で市民に報告すべきです」

くらいの文書を書いて市長に渡しましょう。首尾一貫、毅然とした行動が町に活性化を促します。

本田市議の資料はよくまとまっているので、たくさんの市民に読んでもらいたいと思います。

総務省の資料は平成21年に作成したものですね。21年以降の一般会計繰出金は推計値ですが大ハズレ、1.5倍から2倍も離れています。好い加減な資料をつくり国へも提出していた。恥ずかしいですね、根室の恥です。

by ebisu (2013-05-11 08:59)
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(一部修正/削除/補足しました)
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*** 予告 ***
【釧路と根室の動きを比較すると何かが見える】
 「釧路の教育を守る会」には市議会副議長、元教育長、市役所幹部職員、企業経営者、PTA役員、弁護士、建築士、社会保険労務士、学校の先生、塾先生などさまざまな職種の人が自然に集まっている。地元の子供たちの基礎学力不足をなんとかしたいという思いから個人的な損得はひとまず脇において釧路と根室の低学力問題を打破する具体策を考え議論している。
 昨年12月にはそうした努力が基礎学力基本条例となって結実した。この条例は全国に広まりつつある。
 釧路新聞も基礎学力問題を今年の基本テーマの一つに据えているし、FM釧路は月2回の定期番組を組んで1年間低学力問題を取り上げ続けてきた。この番組は「釧路の教育を考える会」のメンバーが交替でバックアップしている。
 地元紙もFM釧路も教育を取り上げているのに比べて、根室はまったくそうした動きがない。それにはそれなりの原因があり、その原因を探る旅をすることで根室の町の活性化を妨げている大きな問題が車窓に見えてくる。
 私たち根室人はこの町を客観的にとらえ、問題点を分析し、これからどういう町をつくるのかを議論すべきだ。
 根室の未来は根室に住む私たちが創る、自分達が創らないで誰が創る?ほったらかしにしていたから現在の(全道14支庁管内最低レベルの小中学生のが学力と市立根室病院の赤字拡大という)惨状と窮地がある。


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*#2307 地域医療対話(6):医師招聘の実際
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-24

 #2297 地域医療対話(5): 旧弊の再生産とは?
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-14

 #2296 地域医療対話(4): 経営の問題点がよくわかる一覧表
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-12-3

 #2295 地域医療対話(3):非常勤医が増える仕組み
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-12-2

  #2291 地域医療対話(2) 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-10-1

  #2290 地域医療対話(1)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-10

  #2287 「いまいる常勤医を大切にせよ」:市立根室病院の経営改善
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-07-2

  #2286 市立根室病院『改革プラン(改訂版)』と実績対比
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-07-1

  #2285 市立根室病院『改革プラン(当初計画)』と実績対比
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-06

 #2283 市立根室病院損益推計:7年後は年額22億円に赤字拡大か?
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-04

 #2269 衝撃!根室市の人口推計値 :とまらぬ人口減少
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-04-21

 #2272 根室 「57年間の人口推移+27年間の推計一覧表」
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-04-23-1

  #2247 根室市予算案をチェックする(6): 補助9億円「高すぎる」
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-03-19

 #043初夢でみた医師不足解消
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2008-01-08

 #37市立病院はほんとうに黒字か?…(2)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2007-12-29

 #33わが町の医療の現状と展望(1)
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#2295 地域医療対話(3):非常勤医が増える仕組み  May. 13, 2013 [30. 地域医療問題]

 独立法人化したために、いままでより以上に稼がなければならなくなった医科大学、そして常勤医師を派遣するよりも非常勤医師を派遣したほうが収入は3倍になるという現実。
 医師派遣で収入を増やしたい医科大学と常勤医の不足している僻地の病院の存在、この二つの要素がぶつかったところで構造的な問題が起きています。そうした状況の真ん中で市立根室病院の赤字が年々増えてついに年間17億円、おおよそ前市長時代の2倍の規模の赤字。
 地域医療(さまざまな診療科)の維持のために非常勤・派遣医師が必要な僻地の病院、市立根室病院はそうした病院の一つです。根室の地域医療を通して北海道全体の地域医療問題が浮かび上がってきました。

 #2287に寄せられたコメントはこれからの市立根室病院の行方を占う上でとっても重要です。
 医師を含めた医療関係の仕事をしている人と患者そして地域住民の対話の場です。

=============================

>こういうグラフをみたら前年と比較するといいのではないでしょうか?

業績の悪化グラフを前にして、前年の実績と比較するとは、どの項目を比較するといいのでしょう?


事情通さんが取り上げた事です。


常勤医師の人数、
非常勤医師の人数、
常勤形態の医師人数、
院長、
事務長等の管理職員の変遷です


平成19年度から平成24年度
1 院長、副院長、事務長
2 常勤医師、大学派遣医師、非常勤医師、定年後医師、退職した医師、入職した医師のそれぞれの人数
3 常勤医師の勤続期間
3 赤字金額

上記を一度表にして眺めてください


>ですから金銭的な事以外に医師の熱意を奪い去る”何か”が有る事になります。それが地域住民の病院に対する態度なのか、はたまた病院内に問題が有るのか(医局内の問題か)。そこの所を押さえないで幾ら数字をいじくっても、所詮は”絵に描いた餅”に過ぎないでしょう。

この答えも見えてくるでしょう。

>一つの科に医師が一人居る状態を保つのに年間8000万です。これが常勤医であれば精々2500万程度で済みます

これはどこの医局でも知っています。だから医局は常勤医師を派遣しないのです。非常勤医師で年間合計と常勤医師の年間合計がもし同じでも入院患者をもたない非常勤医師を選択することは医局では当たり前です

このようなシステムを構築したのは医局も問題ありますが、非常勤医師を集めるために莫大な報酬と責任感ない診療を提供した僻地病院の管理職員です
永遠に常勤医師は集まりません。集まるのは非常勤医師ばかりですね。

>今大体大学からの出張は1日10万は下らないでしょうから、移動日にも同じ金額が加算されます。

仮に1日10万(事情通さんの下らない金額と考えて)
週休二日とします。
10万円×5日=1週間50万円 入院患者なし、当直なし
1年間50週として2500万円 入院患者なし、当直なし
1日報酬が1万増えると年間合計250万円も増加。
さらに当直、待機等がつくと。
日中外来をして、入院は常勤医師に預けて帰宅。
責任感のない診療でストレスも感じないでしょう。

もしこの半分、いや3ヶ月、2ヶ月でもみなさんどう思いますか?

このことは以前から指摘されている問題点です。
非常勤の収入が常勤医師より多い病院があること


このような非常勤に高額な報酬を出す病院は、医局も永遠に常勤は派遣しないままです。そして常勤医師は開業、または転出していくのはどこの病院でも同じです。
医局はこのことを知っています。
常勤派遣すれば使われるけど、非常勤なら王様扱い


by Premium malts (2013-05-07 23:49)
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Premium maltsさんへ

私にも合点がいく分かりやすい一覧表ですね。

>上記を一度表にして眺めてください。

>この答えも見えてくるでしょう。

 市立根室病院の個別の事情をご存知だというようにも受け取れます。それとも単なる論理的推論の帰結でしょうか?

とっても分かりやすい解説ですので、次々回に本欄へアップしたいと思います。
ご了承ください。
by ebisu (2013-05-08 00:21)
=============================

ある事象が起きた時にはなんらかの理由があります。

その理由を突き止めるには、まずマクロな観点から評価します。次にミクロな観点で評価します。

病院経営では管理職の変更、医師の退職、入職が原因のほとんどです。診療単価の高く、売り上げ上位の診療科の医師、または管理職で変わります


本田俊治Blogのグラフをみると、ある年度を境に通年で減少しています
これをみると、おそらく管理職の変更、またはD類が出来ない医師が原因ではないかと推測されます。その起点は平成20年度、または21年度にあるようにみえます。一応その前年度から一覧表を見ることを勧めます。
マクロ的に医師の変遷もみておくことも必要です。
医師、または事務、看護師等のスタッフの入退職の多い病院は、管理職、同僚スタッフ、または地域性の問題が考えられますが管理職が原因になることが多く、次に同僚スタッフです
。入職条件からもいろいろ見えてきます。
年齢不問、または何歳以下等の記載でその病院のおかれた状況がわかります。


診療単価、売上が多い診療科も前回のコメントで紹介させていただきました



>公立病院には収支を度外視した地域の中央病院としての責務があります。それゆえ収支尻が赤字の科だからと言って辞める訳には行きません。そこに根本の問題が有ります。

そうですね。赤字覚悟で存在させておく診療科もあります。
ただ断捨離は必要です。


>更にこの世界の慣例上、実際に仕事をしていない移動に掛かる時間も”拘束料”として報酬の対象に成ります。今大体大学からの出張は1日10万は下らないでしょうから、移動日にも同じ金額が加算されます。

>更にこの世界の慣例上、実際に仕事をしていない移動に掛かる時間も”拘束料”として報酬の対象に成ります。
この部分を見ていませんでした。
これをみると、すごいことです。
週2日間くると移動日も給与のため3日分ですか?。
週1日勤務で週20万円 月に80万円
週2日勤務で週30万円 月に120万円
週3日勤務で週40万円 月に160万円

この金額をみて常勤医師が仕事することがあるのでしょうか?
非常勤医師の給与が高くなったため、常勤医師を辞めて非常勤で働く医師が数年前から多くなりましたが、確かにこの金額をみると。

現在の日本の医療の問題です。非常勤医師を手厚くする病院があるから常勤医師がいなくなるわけです。

後期研修医(レジデント)は病院の常勤になるのですが、役職人数が限られているためいずれ後期研修病院を出なくてはいけないのです。ただそのレジデント達がどこに行っているのか?ということが話題になります。

その理由が非常勤医師なのかもしれないですね

by Premium malts (2013-05-08 06:10) 
=============================

>これはどこの医局でも知っています。だから医局は常勤医
>師を派遣しないのです。非常勤医師で年間合計と常勤医
>師の年間合計がもし同じでも入院患者をもたない非常勤
>医師を選択することは医局では当たり前です。

これを露骨に利用しているのが現在の市立根室病院のバックに居る某医大ですね。最近では殆どの医師がその医大系!
しかし表向きには、「無い袖を振ってまで地域医療に貢献している」。

以前その医大が公表した北海道の各病院に出している医師数では、やはり常勤医より非常勤医が圧倒的に多い。それが一般市民には”如何にも地域医療の為に頑張って医師を送り出している”ように見える。

見方を変えれば賢い大学経営とも言えるかも知れないが、しかし大学が金に走ったら・・・終わりだな・・・

   不適切(削除)覚悟の2ch風書き込み(笑)

by 世捨て人 (2013-05-08 09:16) 
=============================

Premium malts さんへ

おはようございます。
早朝の投稿ありがとうございます。

やはり2500万円+250万円のところは、移動日の拘束料がはいっていませんでしたか。

>これをみると、すごいことです。
>週2日間くると移動日も給与のため3日分ですか?。
>週1日勤務で週20万円 月に80万円
>週2日勤務で週30万円 月に120万円
>週3日勤務で週40万円 月に160万円

>この金額をみて常勤医師が仕事することがあるのでしょうか?

仰るとおりのことが起きています。

現在の日本の医療の問題です。非常勤医師を手厚くする病院があるから常勤医師がいなくなるわけです

地域医療の問題点と医科大学経営上の問題点が浮かび上がってきました。
有意義な議論です。
一般市民はこういう事情を知らない。
市政は情報を隠蔽して知らせようとしない


地域医療を変えるためにはこういう情報を公開して、オープンな場で地域医療の将来をどうするのか議論しなければならないのでしょう。
市民も知らないとか、無関心ではいけない


by ebisu (2013-05-08 11:16) 
=============================

世捨て人さんへ

おはようございます。
ついに構造的な問題に行き着きましたね。地域医療を支えるはずの医科大学が経営上の問題から、増収を図るために非常勤医師派遣を積極的に進めているということ、そしてそれを歓迎している市長や町長が少なくないということ

仕事は正直に誠実に、渾身の力でやるべきものです。イージーな道を歩めば歪はあちこちに噴出してしまいます。
根室の場合は根室市の財政破綻の引き金になりかねません

あまりこういう構造問題が論じられていないようなので本欄にアップ。

by ebisu (2013-05-08 11:23) 

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 次回は投稿された一覧表をアップします。個人名は必要ありませんから、イニシャルやニックネームになっています。
 どこから赤字が拡大したのかじっくりご覧いただき、だれがこういう事態を招いたのか、そしてこれからどうすればいいのかじっくりお考えください。

 本田市議が5月14日午後7時から根室市総合文化会館で活動報告会を開くとブログ上で予告しています。病院に関することがメインテーマ、地域医療問題に関心のある方は参加してみたらいかがですか。
 地域医療改革に関心のある市民が多数つめかければ、きっと意を強くすることでしょう。
 市民の関心が高まらない限り、恣意的な市政運営はチェックできないし、市の財政破綻や地域医療の破綻が避けられなくなります。地域医療問題に関心を寄せてください。

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*#2307 地域医療対話(6):医師招聘の実際
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-24

 #2297 地域医療対話(5): 旧弊の再生産とは?
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-14

 #2296 地域医療対話(4): 経営の問題点がよくわかる一覧表
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-12-3

  #2295 地域医療対話(3):非常勤医が増える仕組み
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-12-2

  #2291 地域医療対話(2) 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-10-1

  #2290 地域医療対話(1)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-10

  #2287 「いまいる常勤医を大切にせよ」:市立根室病院の経営改善
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-07-2

  #2286 市立根室病院『改革プラン(改訂版)』と実績対比
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-07-1

  #2285 市立根室病院『改革プラン(当初計画)』と実績対比
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-06

 #2283 市立根室病院損益推計:7年後は年額22億円に赤字拡大か?
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-04

 #2269 衝撃!根室市の人口推計値 :とまらぬ人口減少
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-04-21

 #2272 根室 「57年間の人口推移+27年間の推計一覧表」
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-04-23-1

  #2247 根室市予算案をチェックする(6): 補助9億円「高すぎる」
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-03-19

 #043初夢でみた医師不足解消
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2008-01-08

 #37市立病院はほんとうに黒字か?…(2)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2007-12-29

 #33わが町の医療の現状と展望(1)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2007-12-27




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#2291 地域医療対話(2)  May 11, 2013 [30. 地域医療問題]

  #2291でとりあげた投稿の直前の市民からのコメントを並べてみます。素直な疑問や感想が記されています。
 地域医療の未来を議論するために弊ブログが情報共有の場となることを願っています。

 面倒でなかったら以下の#2285の表を二つ眺めてから読んでください。
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 今度は根室市が補助金を手にするために作成し国へ提出した『改革プラン』を実績値と比較してみよう。

                                                          <表-1>
       決算売上   当初計画    差異
平成21年 26.5億円   28.7億円  2.2億円(7.7%)
平成22年 25.2億円   29.1億円  3.9億円(13.4%)
平成23年 23.4億円   29.5億円  6.1億円(20.7%)
平成24年 22.0億円    29.5億円  7.5億円(25.4%)


病院事業へ一般会計からの繰出金についても対比表を示そう。

                             <表-2>
       決算赤字額  当初計画   差異
平成21年 11.8億円   7.5億円   4.3億円
平成22年 11.7億円   6.8億円   4.9億円
平成23年 13.0億円   6.6億円   6.4億円
平成24年 17   億円   6.6億円  10.4億円

 昨年度は当初計画比で3倍弱の損失が出ている。こんな計画を特別委も市議会本会議も承認したのである


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#2285への投稿より転載
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久々の書込み。
病院経営をこうみると根室市民はどれだけこの事実を知っているのだろうか?

「市議会病院建て替え特別委」は病院建設部分しか見えていないのだから、経営改善は別話なのだろう?

「根室再興」に必要なのは根室市民の協力だが、今の市政からは協力させる体制作りが見えてこない。
今のオール根室体制が根室市の衰退を招いているとしか。。。

今の根室には、「絶望を退ける勇気を持て」という気持ちを持ちたいとろこである。

by A (2013-05-06 19:38)

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公表の医師の数は増えているのに赤字は増えている。

それともお金が消えてる?

by 根室市民 (2013-05-06 21:03) 

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Aさん、こんばんわ

病院建て替え特別委の役割はもちろん建て替えですが、建て替え後の採算は建て替え総事業費を70億円にするのと35億円に擦るのではずいぶん違ってきます。
だから、建て替えコスト全体のコストカットと、その後の採算がどうなるのかということまで検討対象になっていました。

>経営改善は別話なのだろう?

経営「改革プラン」を北海道庁に提出しないと、補助金審査にOKが出ませんので、別な話ではありません。
いったん提出したら、そのとおりに経営改革をやる義務があります。しかし、結果は見てのとおりです。

>今のオール根室体制が根室市の衰退を招いているとしか。。。

同感です。

>今の根室には、「絶望を退ける勇気を持て」という気持ちを持ちたいところである。

みんなでなんとかしないといけませんね。

by ebisu (2013-05-06 23:03)

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根室市民さん、こんばんわ

>公表の医師の数は増えているのに赤字は増えている。

仰るとおりです。

>それともお金が消えてる?

どこに消えているのかしっかりした説明が市議会でもありません。経営管理体制がなっていないのでしょう。

by ebisu (2013-05-06 23:07)

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何年か前に、経営管理を強化するということで、組織を新設して、担当課長を増やしました。
その後経営改善がまったく進まず、それどころか毎年のように赤字記録を塗り替えて、三年ほど前から経営改善業務を外部業者に委託しています。

担当管理職を増員し、効果がないので管理職増員はそのままにして経営改善業務そのものを外部委託、それもさっぱり効果がないことは、赤字額が昨年度17億円に急拡大したことで証明されてしまいました。
経営改善に打つ手がなくて困っているのではないでしょうか。

by ebisu (2013-05-06 23:13) 

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家計のやりくりができない主婦が自分のいいなりになる家政婦を雇って家計の立て直しをするようなものですね。

by もやしさんま (2013-05-07 00:05)

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*#2322 地域医療対話(7):医師招聘の実態   Jun. 5, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-05

 #2307 地域医療対話(6):医師招聘の実際
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 #2297 地域医療対話(5): 旧弊の再生産とは?
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 #2296 地域医療対話(4): 経営の問題点がよくわかる一覧表
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 #2295 地域医療対話(3):非常勤医が増える仕組み
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  #2291 地域医療対話(2) 
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 #2290 地域医療対話(1)
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#2290 地域医療対話(1)  May 10, 2013  [30. 地域医療問題]

 気温3.1度、昨夜も寒かった。NHKラジオニュースによれば中標津空港では朝の気温がマイナス2.9度だった。1.0度、2.0度、3.1度とこの三日間少しずつ上がってきてはいるが、連休が明けたというのにこの寒さはなんだろう、いくら根室でも寒すぎる。

  コメント欄にドクターと思しき方お二人から根室の地域医療について具体的なコメントをいただいた。お聞きしているうちに根室の地域医療を通して北海道の地域医療にかかわる構造的な問題が浮かび上がってきた。
 地域医療のは私たち市民の健康と生活にかかわる重大事であるから知らないではすまない。どういう地域医療環境を創りたいのか、提供される診療レベルと負担の問題のバランスを議論しながら結論を出さなければならないのだろう。
 そうした議論に具体的な材料を提供できれば幸いである。物議を醸しそうな話題も含まれているが、これが現実だから知った上でどうすればいいのか一緒にお考え戴きたい。
  3回くらいに分割したほうがいいだろう。(3回のつもりが5回になってしまった 5/13追記)

 premium malts, guinness stout, Löwenbräu, ebisu ???

#2283への投稿から
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診療報酬

入院の診療報酬は出来高算定DPC算定で異なります。
出来高算定もDPC算定も基本料に、
A類(処方、注射)
B類(画像診断)
C類(検査)
D類(処置、手術、リハビリ、放射線治療、精神科専門療法)
が追加されます。
簡略して説明します。


出来高算定は医師の基本である診断がなくても、基本料があり、治療、検査、処置、手術をすれば全て診療報酬が追加されていきます。1回の入院で病名はいくらで追加できます

例えばなんだかわからなくても内科に入院、そして検査をしてなんか感染症があり、抗生剤を使用して治りました。さらに入院中に狭心症が見つかり、循環器内科に転科して狭心症の手術をしました。さらに白内障の手術もついでにしてくれと言われ、眼科に転科して白内障の検査、手術もしました。
病名
感染症?
狭心症
白内障
上記診断に係った検査も手術もすべて診療報酬に追加されます。



DPC算定では診断をして、その病名の定額報酬が決まっており、それにあった治療、検査、処置、手術をしていくものです。1回の入院で1つの病名です
上記の例で取り上げると
主病名は一番定額報酬が高い狭心症または急性冠動脈症候群
副病名で感染症?、白内障となります

感染症を診断して肺炎としますが、診断のための検査と治療と、白内障の診断の検査は定額報酬に含まれています。
ただし、白内障の手術診療報酬は追加されます。


出来高算定でもDPC算定でも肺炎で入院をしたら、肺炎治癒したら終了です


狭心症が緊急を要するものでない場合は内科を退院して、循環器内科外来で検査して予定循環器内科入院となります。入院時の説明では肺炎で入院です、狭心症の疑いもあります、肺炎の治療が終わったら外来で検査して狭心症の治療方針を決めましょう、となります。

緊急の場合で急性冠動脈症候群であれば病名は急性冠動脈症候群で肺炎は追加病名です。入院時の説明では急性冠動脈症候群で循環器内科に入院して治療します、肺炎を併発しています、となります。


白内障の手術は社会的な理由がないかぎり、退院して眼科受診して手術予定をたて、別入院で手術となります。



診療単価
産婦人科60,000円前後、小児科50,000円前後、外科70,000円前後、整形外科45,000円前後、循環器内科50,000円前後、消化器内科50,000円前後、眼科80,000円前後となり、診療単価が高い科です
。ただしこれは本当にD類(処置、手術、リハビリ、放射線治療、精神科専門療法)ができる専門医師がいる場合です。

一般内科は32,000円前後です。

透析は入院ではなく外来治療ですから入院診療単価とはなりません。週3回透析すると1年間で150回透析しています。透析自体はほとんどスタッフが行っていますから、医師がでるところはほとんどありません。

疾患の罹患率も違うので売り上げの多い科はまた変わってきます。

循環器内科、消化器内科、外科、産婦人科等が売り上げ上位の診療科になります。最近は整形外科も売り上げ上位になってきています
昔は医師一人当たり入院診療報酬が1億円と言われていました。循環器内科のみが2億円と言われていました


なぜ診療単価がこれだけ違うかというと
D類(処置、手術、リハビリ、放射線治療、精神科専門療法)です。
D類(処置、手術、リハビリ、放射線治療、精神科専門療法)が出来なければ一般内科と同じで診療単価も32,000円前後です。ただDPCでは基本料が疾患毎に違いますので専門性の高い疾患は高くなります

いかにD類を増やすかが診療単価を押し上げます

入院診療単価がさがるということは専門的な医療が行われなくなっていることを示唆します。


外来診療単価は一般内科が8,500円前後
産婦人科、小児科、外科、消化器内科等が10,000円以上
です。
整形外科、眼科は外来診療単価は低く、6,000から7,000円前後です。



>正反対のことを書いておく。きっちりやるなら、基本的な経営管理の仕組みのあることが前提になる。市立根室病院では診療科別・病棟別の部門別損益計算がなされていないのではないか?経営管理は部門別損益計算書による予算・実績管理が基本である。それがなけれ誰にも確かな分析などできはしない。管理部門にこうしたことをやれる人材がいままで一人もいなかったのではないか。


本田俊治Blogをみさせてもらいました。
平成21年から右肩下がりに業績悪化していますね。
こういうグラフをみたら前年と比較するといいのではないでしょうか?
医師引き上げの平成19年と引き上げ後の平成20年、
そして現管理職体制の平成21年以降の違いをみれば答えはでると考えます


by Premium malts (2013-05-06 15:23) 

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Premium maltsさん、診療報酬の解説ありがとうございます。

DPC算定対象とは包括請求のことですね。市立根室病院は出来高算定?かな。

だから、診療報酬の請求形態には変化がないと思います。
どなたか知っている方がコメント欄へ書き込んでくれたらありがたい。

>平成21年から右肩下がりに業績悪化していますね。

派遣医にかかわる人件費負担増で採算が悪化したことは派遣にかかわる大学との契約とその運用実態からハッキリしていますが、そういう資料は本田さんもおもちでない。もちろん、病院も公表していません。常勤医が不足する中で、診療科をある程度そろえて維持するためには、採算を度外視した派遣契約を結ばないと診療体制を維持できないのでしょう。
市民へ隠す必要はない。
根室の地域医療を維持するために、どれくらいのお金がかかるのははっきり表に出すべきです。

>こういうグラフをみたら前年と比較するといいのではないでしょうか?

業績の悪化グラフを前にして、前年の実績と比較するとは、どの項目を比較するといいのでしょう?

通常の経営管理方法は部門別予算実績対比損益計算書で管理します。だから、全体が悪化したときは、どの部門の採算が悪化しているのかすぐにブレイクダウンできます。
予算実績差異が大きい項目(売上と費用明細項目)については部門責任者が理由をコメントして、予算管理部門へ上げます。
こういう仕組みが整備されたら、予算管理は何も難しいことはありません。

じつは、人口が減少するのに、病院の売上計画が若干増えるような計画になっています。
しかも、そのベースになっているのは平成14年度の診療科がそろい、常勤医指数が20名体制の頃のデータです。

市立根室病院の経営管理問題は二つに集約できます。
一つは部門別予算管理制度がないこと。
もう一つは、予算作成の前提条件が著しくデタラメなこと。

こんなに無理な『改革プラン』を北海道庁に提出しても、何が何でも2倍もの予算を投じて病院建て替えをやりたかったのでしょう。
辻褄を合わせるために次々と無理なことをしています。

by ebisu (2013-05-06 22:53
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【投稿文再読】
  プレミアムモルツさん、鋭い指摘ですね。
 太字の部分の一覧表を作成してながめれば、経営悪化の原因がわかるというのです。
  ebisuはプレミアムモルツさんの文の意図するところを読み取りそこなっています。「前年と比較する」という文言にとらわれて、その次の文で「平成19年と引き揚げ後の平成20年」、「そして現管理職体制の平成21年以降の違いをみれば答えはでる」とはっきり指摘しているのに。ちょっと恥ずかしいですが、私のコメントもそのまま転載しておきます。

>本田俊治Blogをみさせてもらいました。
>平成21年から右肩下がりに業績悪化していますね。
>こういうグラフをみたら前年と比較するといいのではないでしょうか?
>医師引き上げの平成19年と引き上げ後の平成20年、
>そして現管理職体制の平成21年以降の違いをみれば答えはでると考えます。


 この間に何があったかは根室市民の記憶にまだあるでしょう。
 旭川医大の撤退、その後常勤医が一時期6名に激減、残ったドクター達は地域医療の維持にたいへんな苦労があったはずです。足りない常勤医をカバーするために、非常勤医を増やさざるを得なかった深刻な状況が生まれました。
 旭川医大が撤退したあと、院長も交代しました。北大出身のA先生です。たいへんなときに根室に居続けて地域医療崩壊を食い止めてくれたのはA先生たちでした。そしてなぜか平成22年1月1日付けで札医大出身の現院長H先生に替っています。
 こうした大きな流れの中で何が起きて市立根室病院の経営が悪化したのかはこの後の投稿が徐々に明らかにしてくれます。


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*#2322 地域医療対話(7):医師招聘の実態   Jun. 5, 2013 
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  #2287 「いまいる常勤医を大切にせよ」:市立根室病院の経営改善
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*#2286 市立根室病院『改革プラン(改訂版)』と実績対比
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  #2247 根室市予算案をチェックする(6): 補助9億円「高すぎる」
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