#2212 決算情報の公開:(第2回) Feb.15, 2013 [11. 中小企業家育成コラム]
会社の改革で第一番目にすべきことは情報公開である。株主だけでなく、全従業員に決算情報を公開すること、これが会社改革の最初にやるべきこと。
学校なら学力向上のために科目別の学力テスト情報を公開することだろう。
簡単そうに見えて、これがなかなかできない。商工会議所や中小企業家同友会、ロータリークラブ、ライオンズクラブなどさまざまな団体が根室にあるが、会員企業の株式会社が何社あり、従業員へ決算情報を公開している会社が何社あるのか把握している団体はあるだろうか?
次に必要なのは予算制度の導入である。PDCAのPはplanであり、数値化されたbudget(予算)である。達成できたかどうかが客観的に把握できる。主観的な指標はダメ。
予算の前提には管理会計の導入がある。部門別損益計算は最低限の要求だろう。そして、会社規程類の整備。
これらはすべて東証Ⅱ部への上場要件である。
経営改革とは当たり前のことを当たり前にやるだけのこと、ひとつひとつゆっくり解説していきたい。
若い人たちが働きたいと思う魅力的な企業が根室の地に増えることを願っている。
学校なら学力向上のために科目別の学力テスト情報を公開することだろう。
簡単そうに見えて、これがなかなかできない。商工会議所や中小企業家同友会、ロータリークラブ、ライオンズクラブなどさまざまな団体が根室にあるが、会員企業の株式会社が何社あり、従業員へ決算情報を公開している会社が何社あるのか把握している団体はあるだろうか?
次に必要なのは予算制度の導入である。PDCAのPはplanであり、数値化されたbudget(予算)である。達成できたかどうかが客観的に把握できる。主観的な指標はダメ。
予算の前提には管理会計の導入がある。部門別損益計算は最低限の要求だろう。そして、会社規程類の整備。
これらはすべて東証Ⅱ部への上場要件である。
経営改革とは当たり前のことを当たり前にやるだけのこと、ひとつひとつゆっくり解説していきたい。
若い人たちが働きたいと思う魅力的な企業が根室の地に増えることを願っている。
#2206 「古里の中小企業家育成コラム」開始宣言 Feb. 11, 2013 [11. 中小企業家育成コラム]
新カテゴリーを設定した。「ふるさとの中小企業家育成のためのコラム」あるいは「ふるさとの中小企業家育成プログラム」としたかったが、長すぎるので「中小企業家育成コラム」に縮めた。ターゲットは地元の中小企業である。
わたしは3社の株式上場準備作業に仕事でタッチしているが、株式上場の要件のすべてがごくあたりまえの基本的な経営管理制度の導入を要請するものであり、現実の中小企業経営に役に立つものである。
根室の町の衰退の主要な原因の一つは、根室の閉鎖的な中小企業経営にある。他地域へ進出しても競争力のあるまっとうな企業を育成するために、坦々とコラムを書き綴るつもりだ。
若者達が働き甲斐のある中小企業群が根室に育たないと根室の人口は減少するばかりである。根室に経済団体はいくつもあるが、経営の基本を学ぶ活動をしているところはあるのだろうか?
意欲のある経営者とそこで働く者たちにとって勉強のいいチャンスだ。
面白いものになるから、ニムオロ塾の読者の皆さんは期待してくれていい。