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#2182 おお、すばらしい! 運動部活動指導の手引書抜粋 Jan. 20, 2013 [73.ブカツ]

 「長野県地域スポーツ人材活用促進委員会」が文科省の委託事業として標記手引書を信州大学の協力の下に2010年3月に作成している。一読してすぐれた手引書だと判断した。「釧路の教育を考える会」副会長のMさんが、#2175のコメント欄でこの手引書の存在を教えてくれた。こういう情報提供はありがたい、わたしの役割はブログ上でこうした「すぐれもの」を紹介することだ。あとは学校の先生と生徒の役割。お陰様で、間をつなぐ歓び、また一つ。

 毎日6時半まで部活をやり、土日もやったら、生徒はいつ健全な家庭学習習慣を育むのだろう?こんな事を続けていたら根室の子供たちはいつまでたっても全道14支庁管内最低レベルの学力を脱することができない、そう思っていたら、しっかりした部活の手引書があった。いいものはどんどん取り入れて真似をすればいい。そのうちに本物になる。

 学校の部活は教育の一環だから、練習練習ではいけない。ほとんどの部活では実技のみ、座学をしないのはどういうわけだろうスポーツは練習メニューや技術を考えに考え抜いてやらないと大きく上達が望めない
 わたしはかつてビリヤードを趣味としていたが、図面での研究と実技のトレーニングを併行してやることで腕が急速に上がることを経験的に知っている。自分の頭で考え抜き、トレーニングの仕方を工夫しない者は上達も遅い。我流のトレーニングだけではたかが知れている、座学(=理論研究)をやることで標準的な素質の者でもセミプロクラスの技倆を手に入れることができる。地方では確実にトップレベルの技倆だ。
 駿台予備校の数学担当A先生(問題集も出しています)がスリークッション世界チャンピオンの小林先生のビリヤード店の常連会で一緒でした。5種目チャンピオンのディリスの夏季トレーニングを受講するためにヨーロッパへ"修行"に行ってましたね。その人が図面で研究していたんです。そのコピーをもらって、図面を引きなおして微妙なところを小林先生に質問して「勉強」しました。Aさんはわたしより腕はかなり上で、常時プロテストに合格できるレベルでした。
 毎日練習に明け暮れて、座学をさっぱりしない根室の小中学校の部活、ドングリの背比べの根室管内では通用しても、全国レベルには到底届かぬ、方法が間違っているからだ

 これは根室で体育系部活に励む子供たちへの贈り物。根室市内で体育系部活指導をしている先生たちや関係者にぜひお読みいただきたい。もちろん部活をしている生徒達にも参考になるので、プリントアウトして「指導のポイントQ&A」を何度も読んで、実際の部活に役立ててほしい。強くなるには頭もフルに使うのがあたりまえ
 学校の校長先生たち、この手引書を体育系部活担当の先生と部活責任者全員に配布してもらいたい。

http://www.pref.nagano.lg.jp/kyouiku/taiiku/bukatutebiki.pdf

【抜粋】
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【運動部活動の意義】
○喜びと生きがい
○生涯にわたってスポーツに親しむための基礎作り
○体力の向上と健康の増進
○豊かな人間性の育成
○明るく充実した学校生活の展開等

【一方、運動部活動が抱える課題
○勝利至上主義に走る指導
・適正な活動時間 ・休息日の確保 ・体罰 等
○顧問の種目に対する専門性
○顧問の負担感
○部員数の減少
○生徒や保護者のニーズの多様化
○部活動と社会体育の関係 等
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「<留意点>
各教科等の目標及び内容との関係にも配慮しつつ、学校教育の一環と
して教育課程との関連が図られるようにする
。」
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Q3 1 週間の練習計画はどのように立てたらいいの?

A3 部活動は、生徒の願いを叶えたり、課題を解決したりする活動でなければなりませんが、だからといって、同じ練習ばかりを繰り返していたのでは飽きてしまいます。次の点を考慮して、練習計画を作成してみましょう。
○曜日によって練習の量や質を変える。
○種目に関する知識を蓄えるため、座学による学習会を行う。

○活動を振り返るミーティングを行なう。
1 週間の練習計画例
月火水木金
技術練習

技術練習休息日技術練習学習会

ミーティング
毎月第1金曜日 学習会
   第3金曜日 ミーティング
   第2・4金曜日 技術練習
練習試合
※ 試合準備期、週末の1日を部活動とすることで練習試合を行なう
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Q4 部活動に休息日は必要なの?

A4 部活動が学校教育の一環として行なわれている状況を踏まえ、生徒のバランスの取れた能力の伸長、心身ともに健康な成長という観点からも、部活動が生徒にとって、肉体的に、そし
て、精神的に過度な負担とならないよう
休息日を適宜設けていく必要があります
○月曜日から金曜日の間に、学校全体で部活動を行なわない日を設ける。(朝と放課後)
○日曜日、土曜日、及び祝祭日には、原則として部活動を行なわないこと。

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Q13 安全に部活動を行なうためにはどうすればいいの?

A13 安全に活動を行なうためには、日頃から、指導者も生徒も、ともに事故防止に対する意識を高めておく必要があります。
以下、ポイントをあげます。
○施設・設備、用具を定期的に点検
○不備がある場合には直ちに修繕
○用具の整理・整頓
○部員の力に見合った適切な練習メニュー
○準備運動、整理運動の時間確保
○活動の約束の徹底
・動きの方向を揃える。
・活動の順番を守る。など
○他の部活動と調整(練習時間、練習場所)
○事故が発生した場合の対応の確認
○緊急時の対応の掲示
○生徒の心身の状況を把握するための連携
・担任と ・養護教諭と ・保護者と など
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Q14 スポーツ外傷にはどのようなものがあるの?

A14 主なスポーツ外傷とその処置の仕方です。
○足関節捻挫
足関節をねじることによって発生する外傷です。症状として、損傷部位の痛みと腫れが表れます。初期治療としてはRICE処置が有効です。
○突き指
指先に強い力がかかったときに発生する外傷です。骨折、脱臼、靭帯損傷などもあり、変形や痛みの強いときは、専門医の受診が必要です。初期治療としてはRICE処置が有効です。
○肉離れ
疲労した筋肉に急激に力を入れたときに発生しやすい外傷です。ももの筋肉のハムストリングスや大腿四頭筋、ふくらはぎの腓腹筋などによく起こります。急性期は局所を冷やして圧迫して安静を保ちますが、その後は血流を改善させるため、温めます。
RICE処置
Rest(安静):安静にし、損傷を悪化させない。
Ice(氷冷):冷やすことで出血を抑える。
Compression(圧迫):圧迫して出血を抑え、腫れを防ぐ。
Elevation(挙上):患部を心臓より高くし、腫れを防ぐ。
患部にタオル等を巻き、その上から氷を入れた袋等を当て
る。氷を入れた袋を弾力包帯等でややきつめに巻き、患部を
心臓より高くする。この状態を30分間保持し、その後、
20分間休む。これを4~5回繰り返す。
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Q15 スポーツ障害にはどのようなものがあるの?

A15 主なスポーツ障害です。
○オスグッド病
骨の成長と筋肉の伸びが間に合わず、そのアンバランスによって発生する膝の障害です。膝の下の骨の隆起、圧痛、運動時痛などが、症状として表れます。大腿四頭筋が硬くなることで障害は悪化するので、治療及び予防として大腿四頭筋のストレッチングが有効です。
○シンスプリント(疲労性骨膜炎)
疲労がもとで、すねの下部が痛む障害です。治療及び予防としてアキレス腱と腓腹筋のストレッチングが有効です。
○腰椎分離症
腰椎の椎弓の疲労骨折によって発生する腰の障害で、症状として腰痛を伴います。治療としては安静を保つことが大切で、コルセットを装着することもあります。予防としては腰筋のストレッチングが有効です。
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Q18 部活動と社会体育の違いはなに?

A18 部活動は学校教育の一環として、学校管理下で行なわれるものです。一方、社会体育は社会教育の1つで、地域の実情に応じて行なわれる、基本的には学校教育とは異なるものです。
例:活動中の傷害の補償
生徒が部活動で負った傷害は、授業中に負った傷害と同様、学校管理下で発生した傷害とみなされ、独立行政法人日本スポーツ振興センターの支給対象となります。しかし、社会体育において負った傷害はその支給対象とはなりません。したがって、社会体育で活動する生徒と指導者は、不測の事態に備え、傷害保険に加入しましょう。
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Q19 外部指導者を活用するにはどうしたらいいの?
A19 校長が、種目に対する専門性とともに指導者としての資質を備えていると判断したとき、外部指導者の活用が決定します。
また、外部指導者の中学校体育連盟へ参加についても、校長が認めた指導者のみが参加することができます。
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外部指導者に求められる資質
外部指導者は、学校教育目標具現のための一翼を担っているという自覚をもっていることが大切です。したがって、生徒の前に立って指導を行う外部指導者には、教師と同様の資質が求められます。
指導に対する熱い情熱
勝利至上主義に陥らず、指導者としての使命感や誇りをもち、子どもの人権を尊重する愛情や責任感があること
総合的な人間力
子どもの人格形成にかかわる一人の人間として、豊かな人間性や社会性、常識と教養、礼儀作法をはじめ対人関係能力、コミュニケーション能力などの人格的資質を備えていること。また、子どもを一
人の人間として認め、尊重することのできる人権感覚を備えていること。
専門家としての確かな力量
専門とする種目に関する知識、子どもを理解する力、生徒指導力、集団指導力、技術指導力があること。
指導者としての責任感
体罰やセクハラととられかねない言動は慎む。部活動にかかわることによって知り得た、子どもに関する情報の守秘義務を守る。など、行動に責任をもつこと。
学校組織の一人としての自覚
部活動の顧問をはじめとする学校職員、他の外部指導者や保護者とも協力していくことのできる協調性があること。
ホウレンソウの確実な実施
ホウ…報告 レン…連絡 ソウ…相談

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指導者がすべきことは、生徒自身が自主的、積極的な行動に取り組むための環境づくりです。そこで、生徒が自立(自律)し、自ら進んで取組むようにするために、「PATROL」をしてみましょう
運動部活動が、生徒にとってより充実した活動になるためには、外部指導者の協力はなくてはなりません。平成20 年度、外部指導者に部活動指導の協力をお願いした中学校は、全体の84%にも及びます。
部活動において、外部指導者の力を十分に発揮していただくためのポイントをまとめてみました。

“PATROL”しましょう
Process:「結果ではなく、経過を重視しましょう」
結果を評価するのではなく、その行動や言動を重視しましょう。どんな結果であろうとも、結果にいたるまでの努力や行動があったはずです。いい結果が出たときも悪い結果が出たときも、生徒と一緒に原因を考えて見ましょう。
Acknowledgment:「承認しましょう」
生徒の意思を尊重し、その行動や言動を承認することが重要です。
自らの存在を認められることが、生徒にとって大きな励みとなるのです。
Together:「一緒に楽しみ、一緒に考えましょう」
何よりも指導者自信が楽しくなければ、生徒も楽しくありません。生徒とともにスポーツを一緒に楽しみましょう。
Respect:「尊敬しましょう、尊重しましょう」
年齢、性別に関係なく、すべての人を尊重する気持ちを持ちましょう。10 人いれば10 人の個が存在します。生徒の個性を尊重しましょう。
Observation:「よく観察しましょう」
生徒をよく観察しましょう。体調は万全か、悩み事はないだろうか。見ていなければわかりません。「見られている」ことで生徒は安心するのです。
Listening:「話をよく聴きましょう」
自分が話すより、生徒の話を聞く時間を多くとるように心がけましょう。指導者が「なってほしい生徒」ではなく、生徒自身が「なりたい」自分を意識し、気づかせるためには、生徒自身にたくさん話す機
会をつくってあげましょう。
財団法人日本体育協会 「21 世紀のスポーツ指導者 望ましいスポーツ指導者とは」より
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文初中第 275 号
昭和 32 年5 月16 日
各都道府県教育委員会、各都道府県知事、
各附属学校をもつ国立大学長、各国立高等学校長あて
文部省初等中等教育局長通達
中学校、高等学校における運動部の指導について
・・・・・
(4) 運動部の練習については、生徒の健康や学業をじゅうぶん考慮するととも
に、
できるだけ短時間に練習効果のあがるように指導すること

合宿練習の指導において特に留意すべき点
(1) 合宿生活においては、教師は必ず寝食をともにして監督し、その生活がと
かく運動練習のみに偏りがちであるので、運動練習以外の生活においても、
学習その他について自主的に計画を立てるよう指導し、日々の生活が規則正
しく行われるよう配慮すること

・・・・・
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*#2175 ブカツは入試に有利は嘘 Jan. 14, 2012 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-01-14

 #2181 ブカツについて:元北海道教育大学長のご意見 Jan. 20, 2010
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-01-20


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#2181 ブカツについて:元北海道教育大学長のご意見 Jan. 20, 2010 [73.ブカツ]

 センター試験が終わった。受験生のRさん、お疲れさん。高2の途中まで来ていたB中学校男子の1番と2番の生徒も受けたのかな?希望の大学へ入学できることを祈っています。

 ブログ「情熱空間」が元北海道教育大学長のブカツに対するご意見を載せてくれたので転載します。
「週6日、毎日2~3時間、くたくたになるほど部活をやることが、子供の学びと社会的自立にとって本当に意味があり、子供の将来に本当に責任を負うことになるのか。学校教育の本来の目的が、ここでも問われている。」

 うれしいですね、教育関係者に同じことを考えている人がいる、きっとたくさんいるのだと思います。村山先生に教えていただいた生徒達は北海道中にいます、もちろん根室の学校の先生の中にも。全文をお読みいただきたい。読売新聞さんありがとう。m(_ _)m

(記事をクリックすると拡大して全部見ることができます)
http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/6218070.html
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                                                    2013年01月19日

過熱化する部活のあり方にメスを入れよ(読売新聞記事)

私が言うと説得力に欠けるようですが、元道教育大学長の村山先生がおっしゃると、重みがまるで違いますね!アハハ。(^∀^)

というわけで、今日(2013.01.19)の読売新聞(北海道版「北の教育考」)記事です。
「心を鍛える」ことを望む親が大半なのに、過度に勝ち負けにこだわる部活の現場。
肝心の学習指導では積み残しとすっ飛ばしが横行。
民間企業であれば懲戒処分に相当する行為が黙認されている。
しかし部活では、「求められていないこと」までやろうとする。
(もっとも、悪いのは部活顧問・指導者だけではありません。過度な部活を嬉々として喜ぶ一部の親の存在を挙げることができます)

学校現場の皆さまは、襟を正してお読みくださいませ。

CCI20130119_00000





































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#2175 ブカツは入試に有利は嘘 Jan. 14, 2012 [73.ブカツ]

 「釧路の教育を考える会」副会長のMさんが「都市伝説(ブカツは入試に有利?)」という小論を書いてくれたので紹介したい。結論を言うと、入試判定は点数と内申点でなされており、ブカツはほとんど関係なしです。
 「合否判定の仕組み」についても参考資料のURLを挙げてくれているので、お読みいただきたい。

ブログ「情熱空間」より
http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/6202663.html
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2013年01月12日

都市伝説(部活は入試に有利?)

部活をやっていたならば高校入試で有利になる。

道東はここ釧根の地では、そうしたもはや「都市伝説」とも言えそうな噂が、保護者・生徒の間でまことしやかに語り継がれています。正解はこうです。そんなもん、なるわきゃないべさ!内申点と当日点(学力点)で合否が決まるのです。単にそれだけです。部活が有利に働く可能性があるとしたならば、合否のボーダー上にある受験生をふるいにかける際、その際の参考データになり得る。たったそれだけです。

《参考》
●北海道学力コンクール
知っておこう、受験のこと 合否判定の仕組み
http://www.do-con.com/nyushi/judge.html

生徒会をやっていたなら高校入試で有利になる。部活に打ち込んでいたなら高校入試で有利になる。はっきり言います。なりませんよ、有利になんか。推薦入試もあり、その中に「自己アピール文」というものがあって、そこに書けるといった程度のものに過ぎません。(他府県では、学力の担保のないこうした推薦入試=公立高校は廃止の方向に進んでいます。北海道でも、ぜひともそうしていただきたいものです)

その「都市伝説」を信じきって、勉強はまるで無視する形で親子で部活三昧。そうして散っていった子を、それこそ山のように見てきました。しかしこの「都市伝説」ですが、どうやらその発生源は中学校にありそうに思われます。「部活動をやっていたならば高校入試で有利になる」そう明言はしないものの、暗黙のうちに追認しているように思われるのです。

上下関係やチームワークというものを学ぶ場でしょうから、部活自体を否定するものではありません。しかし部活によっては「朝練」とか「二部練」などもあったりして、まさに学業は二の次・三の次の「部活こそが中心」の様相を呈している。それを異常と言わずに何と言うのでしょうか。そして残念ながら、あれだけ夢中になって打ち込んでいるのに強豪というわけではなかったりもします。

部活が本体で、学業はおまけ。もはや、《グリコのおまけ上下あべこべ状態》ですよこれは。長年、私塾の仕事を続けてきて、「都市伝説」のせいで方向性を見誤ってしまった親子を多く見てきました。キャラメルは学業であって、部活はおまけですよ。そろそろ「都市伝説」も一掃しましょうよ。もう、部活を終えたとたんに「燃え尽き症候群」に陥る子を見たくはありませんし。何ごとにもバランスというものが大切です。

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#1894 そんな部活ならやめちまえ (ブログ情熱空間より転載)Apr. 6, 2012 [73.ブカツ]

 釧路の教育を考える会には"武闘派"がいる。武闘派と言っても格闘技系の体育会系というだけの話しで、乱暴狼藉を働くわけではない。その彼らが釧路と根室の学校の部活の現状をブログ上で批判している。ブカツを指導している先生たちや小中学生のお子さんのいる人はカテゴリー「ブカツ」をクリックしてその主張をご覧戴きたい。適度にやればブカツはいいものだが、過度にやるとスポーツ障害を起こしてその生徒からスポーツの楽しみを奪うことになる。スポーツ医学についての常識的な勉強くらいはして指導にあたるべきだが、そうした配慮のないスポーツ指導者やブカツ指導担当の先生が根室には多いようだ。スポコン的な指導に固執する人ほど技術論や生涯にわたってスポーツや武道を楽しむ指導段階論的な考え方が欠落している。小学生と中学生のブカツのあり方は違うし、身長の伸びがとまる高校生のブカツのありようも小中学生とは違う。そういうことにすら配慮ができないならそれはもう基礎学力不足としか言いようがない。指導者の資格なしである。さっさとお辞めいただきたい。
 根室に戻って塾を開いて十年だが、4人、過度なブカツで好きな野球やバドミントンをあきらめざるを得なかった生徒がいた。資質に恵まれ素晴らしい成績を残してスポーツ障害を起こし、高校での当該種目のブカツをあきらめざるを得ないという現状がある。
 土日もブカツに明け暮れて学業がおろそかになり、基礎学力に著しい欠陥を残したまま高校へ進学し、中途退学する者も少なくない。
 好い加減なブカツ指導をしてはいけない。ペナルティのワッキーの言を何度も読み返してみたらいい。根室もこういうブカツが少なくないのではないか?

http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/5363305.html
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                                                                      2012年04月05日

そんな部活ならやめちまえ!

依然、遅々として「改善」が進まないのが、小中学校における部活動と同好会活動。

私は、それらの意義を否定するものではありません。しかし、いくら何でも限度というものがあるでしょう。土日は学校はお休み。しかし、部活動だけは別。世の中は週休2日があたり前なのに、なぜどうして小中学生には休みがないわけ?

これは、スポーツ系の部活だけではありません。例えば吹奏楽。大会が近くなると、連日午後9時(時にはそれ以降)まで練習。そればかりか、朝練習すらあるとか…。1時間とか1時間半とか早く登校して練習。その後に授業。そしてまた練習。おいおい、ちょっとおかしくはないかい、それって。送り迎えをする親の、翌日の仕事にまで支障が及んでいるんだぜ。

こうした事例も。某小学校の野球同好会。部員が少なくてチームを編成できない。そこで、女子児童をスカウトして何とか同好会活動を継続。しかしその女子児童、やめたくてもやめられない…。子どもにだって、人間関係というものがあるんですよ。むしろ、大人のそれよりも厄介なほどの。「自分がやめると、周囲に迷惑がかかる…」と考え、心を痛めている子が。

文武両道を目指して学習塾へ通おうと考えても、通えない。(各学習塾では、部活動をやっている生徒のために「遅い時間帯」の授業枠を設けていますが、部活動があまりに長すぎてそれにすら間に合わないんです)通塾を理由に部活動の早退を申し出ると、こともあろうに、「チームプレイと塾と、どっちが大切なんだ!」などと言い出す教員までいる始末。

定期試験1週間前からは、原則として部活動は禁止のはずなのに、自らが堂々とそれを破っている。勉強のそれはまったくお構いなしで、試合の勝ち負けとか結果って、そんなに重要なわけか?疲れてヘトヘトになって家に帰った子ども達は、遅い夕飯をとって風呂に入ってバタンキュー。家庭学習にまで手が回るはずもない。中学入学から、そうした日々を繰り返すこと約2年半。しかし、部活引退と同時に燃え尽きる。

何が、「教育は、知徳体のバランスが重要です」だ!いい加減にしろよ、ホントに。目もあてられないような学力の子。「このまま行ったなら、十中八九は就職は無理だろう」と思われる学力の子。しかし学力面には目をつむって、部活動においてはしごく。それって何かい?学習指導での力不足を、部活動指導で取り戻そうって論法かい?学習指導では見出せない自己のアイデンティティを、部活動指導で見出そうってことかい?

そして釧路の場合、それだけ打ち込んできた同好会活動・部活動であっても、多くの子は高校に入ると継続しないんですよ。中3で引退、「燃え尽き症候群」に陥ってそれで終了。そうしたパターンが驚くほどに多いわけです。はっきり言って、その原因は、「やり過ぎ」と「バランス感覚の欠如」にあるんですよ。「そのスポーツなりを、楽しみながら末永く続けることができるように」といった配慮に欠けているんですよ。

まだ体ができていなくて、練習によって体調を壊しつつあることを訴える子に対して、過度な練習を強要して疲労骨折させたとか、球の投げ込みを強要して肩を壊し、以後、二度と投球ができなくなったとか、試合当日まで背番号(レギュラー入り)を発表しないで、自分が思うままに子どもを動かして悦に入っているとか、そうした話も随分と伝わってきています。学力向上には興味を示さないのに、部活動となると180度反対。それって、おかしくないかい?

学力向上策の推進は、過度な競争を招く。
学力テストの結果公表は、過度な競争を招く。
何、寝言を言ってんだべか?学力には目を背けて、過度な部活動に邁進してきたのは、どこの誰なんだい?あれだけ親子で打ち込んできた同好会活動・部活動。しかし、その後にすっかり腑抜けになってしまった子を、私は何人も見てきましたけれどね。

ペナルティのワッキーは、こう言っていたそうですよ。

中学校1年になる春、私は北海道の釧路に引っ越しました。釧路市東中学校という名古屋から比べると、とても田舎にある中学校に転校しました。その学校のサッカー部はそれはもう悲惨な状態でした。名古屋の洗練されたクラブチームのサッカーとはほど遠い、上下関係のとても厳しいスポ根サッカーをやっていました。訳のわからない伝統の後輩いじめの行事が頻繁に行われ、サッカーの練習とはまったく関係のない無駄な時間と神経を使う毎日でした。

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#1714 ブカツは高校メイン(9):まとめ  Nov. 6, 2011 [73.ブカツ]

 Tさんによるブカツ指導論の最終回である。
 身体のできていない小中学生時代はブカツはほどほどにして基礎学力の養成に力を注ぎ、身体の出来上がる高校で本格的なブカツに励めというのが彼の主張である。
 社会人になったとき、ブカツで怒鳴られていた子どもたちは上司に怒鳴られてもめげないという強さを獲得しており、これはブカツのメリット。うたれづよい人間を育てる効果がブカツにはある。この点もその通りで、さらに付け加えると武道でしっかり礼儀も躾けられた者は会社に入っても上下のけじめや言葉づかいに配慮が利いていて清々しい。

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部活は高校メイン

 とある地元高校の進路指導の先生と世間話をする機会がありました。
 地元企業は体育系の部活を一所懸命やった生徒を採用する傾向がある。
 というネタが飛び込んできました。
 つまり「なにやってんだ、しっかり仕事しろ」とか怒鳴られても、部活でさんざん怒鳴られてきた子らはくじけない。ところが、今は学校現場で先生が生徒を怒鳴ることをしない(どなると馬鹿な親が教育委員会に訴える)ので、怒鳴られる経験がない、非運動部の生徒は、入社早々、怒鳴られると一撃必殺で倒れてしまう
 考えてみれば、釧路の住民というのは、基礎学力には無関心に近いほど意識が薄いくせにスポーツ振興には異常なほど熱心です。無意識のうちの自己防衛策なのかも知れません。「スポーツをがっちりやっていれば勉強ができなくても就職できる」という認識なのでしょう。そして現象面で言えば、一部、間違ってはいません。それだけでいいのか、という問題は当然ありますが。
 で、あれば、大きな方針としてはこういうのはどうか。
「運動部は小中学校まではほどほどにしておいて、高校になってから本格的にやる。その代わり小中学校は基礎学力の養成に気合いを入れる」
 実際のところ、バレエでローザンヌで優勝するとか、テニスでグランドスラムを達成するとか、そういうレベルを目指しているのでないかぎり、小中学校で特定の運動に人生をかけるかのような稽古をすることは、ほとんど意味がありません
 なぜなら、体ができるのが高校生時代(ただし男子)だからです。柔道など、幼少の頃から積み上げて強くなっているかのような競技社会でも、高校生から柔道を始めてオリンピックに出た者はざらにいます。小中学校から始めた方が絶対に有利なはずの器械体操でも、高校から始めて地区優勝する者も、昔は大勢いました。(種目別では私もそうです)
 本当の意味でのハードトレーニングは小中学生には無理です。スポーツ障害の原因になるだけですから。
 薩摩武士は、幼少の頃から、午前中は示現流の打ち込みの稽古をし、午後からは論語の素読をやる、というのが全藩あげての日課だったようです。その積み重ねが、戦時において、戦場の勇者なのにもかかわらず外交に長けた人種を生み出しました。
 このバランスを、少し考え込んでみる必要がありそうです。

参照

部活は高校メイン

部活は高校メイン_本質は何か

部活は高校メイン_厳しい練習とは

部活は高校メイン_小中学校はスキルを

部活は高校メイン_まず準備運動

部活は高校メイン_まず準備運動(補足)ストレッチのこつ(オリジナル技術有り)

部活は高校メイン_まず準備運動(補足)の補足_クールダウン

部活は高校メイン_勝利のためには

部活は高校メイン_理想の運動部


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【ebisuコメント】
 体育系のブカツ体験者や武道の道場で稽古をした者たちは礼儀のしつけができている。
 ebisuは空手や合気道をやっている部下に恵まれたことがあったが、彼は基礎学力(英語能力+専門知識の高さアリ)もしっかりしていたから文武両道の人だった。だが、体育系のブカツを経験しなかった人たちはとくに心配しないでもらいたい。当たり前だが、この中にも礼儀正しく仕事の能力の高い者はいくらでもいる。

 今年度から武道が中学校の体育に取り入れられたことは歓迎したい。生徒たちからの情報によれば柏陵中学校長・光洋中学校長をした剣道五段のYさんが中学校を回って剣道の指導をしているようだ。旧知の人だから礼儀の指導もきちんとしているのだろうと思う。大人に口の利き方を知らない生徒たちが増えているからいいことだ。
 卑怯なことをしてはならぬということも強く言ってもらいたい。弱い者いじめは卑怯な振る舞いで、人間として最も恥ずべき行為だ繰り返し教えてもらいたい。生徒たちはそんなことも知らない。

 Yさんは根高で2級上の先輩である。廊下ですれ違うたびに大きな手で「おい!」と肩の辺りをバシッと叩かれた。これが竹刀で叩くような撃ち方で打突に気合がこもっている。加減をしないから"バシッ"といい音がする。こっちは来るのがわかっていても二つ後輩だから逃げるわけにも行かぬ、「オッス」と頭を下げて通り過ぎる。
 当時は寒い根室で一冬"裸足に足駄"で通した剣道部員もいた。剣道部と柔道部は同じ建物スペースを半分に分けて使っていたが、あのころは今とは違ってYさんはスマートだった。技のスピードは落ちただろうな。そうでなければおそらく足の腱を切ってしまう。
 剣道もやってみたかった。一度だけ体育祭で剣道をやったことがあった。小学生時代ずっと長い鉞を振り回していたから力任せで2連勝だった。思いっきり振りかぶって面を叩き続けると相手は打突の強さに怖気づいて竹刀が下がり始める、隙だらけで、隅に追い詰めてからコテを撃つと簡単に決まった。やってみてわかったことがある、連続で面を攻めるだけで息が上がってしまうことだ。上級者だったら軽くあしらわれただろう。そのとき、剣道も奥が深く楽しそうだと思った。
 願わくば、月・火・水は柔道部、木・金・土は剣道部というように、複数のブカツを楽しめるような体制になってほしいものだ。



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#1712 ブカツは高校メイン(8):ブカツ段階論そして「本質は何か」 Nov. 5, 2011 [73.ブカツ]

 いよいよラスマイ、ユニークでまっとうなTさんのブカツ論は佳境に入る。
 小中学校と高校と大学でブカツの目標を分けるのである。教える生徒が一生そのスポーツと係わることを考えるとき、小中学校では何を重点に指導すべきか、中学校では何を重点に指導すべきか、大学では・・・と身体の成長段階や技の熟達の程度に応じて指導目標を具体的に設定している。生徒が一生涯その武道が続けられることを願って展開する、いわばブカツの生涯戦略論だ。


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 前稿http://maruta.be/gakusyu/118#commentsにて、コメントをいただきました。また、MEIKO AIKOKU BLOGさんの記事(http://blog.livedoor.jp/meiko_aikoku_blog/archives/51724566.html)も深いものがあります。

 どうやら、運動部の小中学校における過剰な練習とその反動での燃え尽き症候群で高校生になったら、小中学校でやっていた種目の運動をやめてしまうとう現象は全国的なもののようです。
 これは指導者、また子供らの親が、「本質をまったくわかっていない」ことに原因があると感じました。
 ここでいう本質、とはなにか。
 ひとつの実例をご紹介します。
 知り合いに柔道の指導者がいます。この方はもう40年以上も柔道少年団を指導している方です。 その指導の具体的方法は、「背負い投げと大外刈り以外は投げ技を教えない」そして、「小中学校までは基礎をがっちりやる」さらに、「団体選で勝つためにわざと引き分けを狙うようなことはさせない。負けてもかまわないから子供らには全力で勝負させる」(実際に、自軍選手のひとりが団体で勝つためにわざと引き分けたのを見て、大会後、その子の両親の前で、その子をぶん殴ったそうです。ちなみにそのときは、団体で全道優勝したにも関わらず、です)
「柔道は、大学生のときに完成すればいい」
「小学校、中学校のときは、基本だけをやる」
「一番大事なのは、柔道を生涯続けるという気持ちになってくれることだ。それがだめでも生涯スポーツを続けようと思ってくれればそれでいい」
 私が惚れた語録の数々です。
 そしてあるひとの前で、こう言ったそうです。
「我々は基礎を作る。高校で体力を作る。柔道の完成は大学でお前らに任せる。どうだ。間違っているか、俺は?」
 相手は直立不動でこう答えたそうです。
「間違っていません、先生! それこそ我々が目指す柔道の姿です!」
 この相手とは、山下泰裕。日本柔道史上屈指の柔道家、東海大学教授、日本柔道連盟理事、です。おそらく過去の柔道家で山下と互角にやれるのは木村政彦くらいでしょう。

 この老指導者の門下から、東海大学へ数々の逸材が進んでおり、その礼をするために山下が釧路の道場を訪問した、そのときのエピソードです。ちなみに、この老指導者の門下からはオリンピック選手が出ています。
 小中学校で、運動部に入る子どもに対しては二通りの指導方法があると思います。
 長くその運動を続けようと思っていない子には、楽しく運動させ、健康づくりを優先させる。
 もしも長くその運動を続けようとする子がいれば、基礎をがっちり作り、その運動を好きになるようにさせる。そのためにスポーツ障害が起きないよう、無理な稽古はさせない。(同じ運動を長く続ければ続けるほど、同じ箇所への障害の発生率は高くなります。だから、生涯同じスポーツをやろうという子に対しては、何よりボディケアを優先して接し、その知識も与えなければなりません。最初に与えるのは決して「根性」ではないのです)
 柔道では小学校のときに全国大会の上位に入った子が、高校、大学では無名の選手になってしまった、ということが珍しくありません。運動競技では高校生から大学生にかけ、肉体のピークが来ますから、単に根性でスタミナとパワーだけを作ってきた選手(=根性主義の似非指導を受けた選手)は、ここで追いつかれ、技術力で抜かれます。
 それがわからない指導者は、指導する資格はないですし、わかっていながら、選手寿命を縮めるような指導をあえてするならば、言葉はきついですが、犯罪行為だと思います。
 冒頭に言った「本質」とは、「スポーツ指導も教育の一環であり、教育とは生涯を通して行われるものだという認識」です。
 だから、運動部指導の本質を理解していない指導者や親は、学力指導の本質もまた理解していない可能性が高い。
 あ、これは……ひょっとして、釧路の基礎学力不足問題の原因の一端を、えぐってしまったかも知れません。

参照

部活は高校メイン

部活は高校メイン_本質は何か

部活は高校メイン_厳しい練習とは

部活は高校メイン_小中学校はスキルを

部活は高校メイン_まず準備運動

部活は高校メイン_まず準備運動(補足)ストレッチのこつ(オリジナル技術有り)

部活は高校メイン_まず準備運動(補足)の補足_クールダウン

部活は高校メイン_勝利のためには

部活は高校メイン_理想の運動部



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#1704 ブカツは高校メイン(7):厳しい練習とは Oct. 30, 2011 [73.ブカツ]

 Tさんの6回目のブカツ指導論である。
 論旨は明快、"過度な練習と厳しい練習は違う"。過度な練習は障害を引き起こし選手生命を縮め、厳しい練習はトレーニング時間の短縮を実現し、スポーツ障害を最小限に制御する。

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 誤解が生じるといけないと思い、「部活は高校メイン」シリーズを通してのコモンセンスとして次のことをお断りしておきます。
 どんなスポーツであれ、競技大会を目的とするならば、厳しい練習は不可避である。
 しかし厳しい練習と過度な練習は違う。
 過度な練習とは、選手にスポーツ障害を引き起こすような、強度×時間をもった練習である。
 過度な練習のレベルは、選手の年齢、性別、トレーニング性によって変わる。
 過度な練習は選手生命を著しく縮め、結果として斯界の発展を妨げるものである。
 目先の競技大会の勝利のために過度な練習を選択することは、麻薬を服用するに等しい。

 厳しい練習をすれば、練習時間は比較的短くて済み、スポーツ障害リスクも最小にとどめられる

 きちんと最新のトレーニング理論、トレーニング手法を学び続けていれば、生徒の障害のリスクを最小にしながら最大の効果を上げられるものです。
 たとえば……ある中学校では夜の7時過ぎまで、廊下でダッシュ練習をさせているクラブがありました。おそらくそういう運動部は珍しくないのでしょう。
 私は大学時代、ハンドボール部にもいたので、ダッシュ練習の効果はわかります。
 合宿時には、一日6時間近く練習し、そのうち半分くらいの時間、ダッシュしていたこともあります。しかしこれは、大学生で、しかも日常の練習でも相当な強度を維持していたからできたことです。
 しかし小学生や中学生の場合、骨格や筋肉が発展途上なので、過度な負荷を与えると、成長が阻害され、或いは障害を受けやすくなります。
  ただしやり方次第では、きつい厳しい練習であっても、障害が起こりにくい(つまり疲労回復が早い)、練習を編み出せます。むしろ、きつい練習のほうが練習時間は比較的短く済み、回復が早いため障害が起こりにくいと言うべきでしょうか。(かつて私が稽古していた極真会小樽道場の稽古時間は1時間30分でしたが……大学のハンドボール部の練習に換算して3時間くらいのハードさで、いつも半死半生で下宿に帰っていました)
 上記のダッシュ練習で言えば、ダッシュの目的は、①反射能力の獲得 ②無酸素運動のトレーニング性の獲得 ③無駄の少ない動作の獲得 ④超短時間における走力の獲得 などです。
 これらを鍛えるのに、単純に30メートルダッシュをえんえん1~2時間もやる必要はありません。

 ①については、ダッシュの最初の動作だけを繰り返す練習方法があります。
 ②については、様々な方法があります。短時間に脈拍を高める手法として、古典的なのはインターバル走。それ以外だと、マスクトレーニング。また、本当に無酸素状態(息を止める)でのその場ダッシュなどの方法。このとき、脈をきちんと計測し、効果が出るよう、かつ事故がおこらないようにします。(脈拍180を超えた者は休ませる)
 ③については、そもそもそういう無駄のない動きをゆっくりと教え(教えられないからダッシュをえんえんと繰り返させるのかも知れませんが)、それを徐々に速くしていく。空手の打撃動作の習得方法です。
 ④については、走力獲得に必要な筋肉群をきちんとウエイトトレーニングで鍛える(これも敏捷性を高めながらやる方法があります)

 ちなみに走力の本職である陸上短距離のトレーニング方法は、毎回全力ダッシュ、みたいなことはしません。筋肉は全力の動きに慣れてしまい、いつも全力で走っているとそれ以上速くならないからです。フォームの獲得とウエイトトレーニングを積み重ね、全力ダッシュはめったにやらない、というのが短距離のトレーニングです。……って、30年前に勉強しましたが、今はもっと進んでいるかも知れません。 
 その他、ですが古武術の理論を取り入れた、合理的な動き、なんてのもこの数年、研究されています。
 それはともかくとして、
 基本的なことですが、単純なダッシュは無酸素運動なので、繰り返しやったからといって、有酸素能力はさほど高まりません。(苦痛に対する耐性がつくのでスタミナがついたような気になるだけです。有酸素能力向上のためには低負荷での長時間運動が効果的です) 一種のウエイトトレーニングだと思ってもいいです。その割に骨格や靱帯への衝撃が強烈なので、練習に取り入れるときは強度と回数には細心の注意が必要です。こんなトレーニング理論のいろはも知らないで、体ができあがっていない生徒を指導するのだけは、やめていただきたいなと思う次第です。
 ダッシュ練習だけで言えば、障害が起こるほど回数多くやるのは、まったくの無駄。短い時間でそれ以上の効果を上げることは、それほど難しいことではありません。

 

参照

部活は高校メイン

部活は高校メイン_本質は何か

部活は高校メイン_厳しい練習とは

部活は高校メイン_小中学校はスキルを

部活は高校メイン_まず準備運動

部活は高校メイン_まず準備運動(補足)ストレッチのこつ(オリジナル技術有り)

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#1703 ブカツは高校メイン(6):小中学校はスキルを Oct. 30, 2011 [73.ブカツ]

 Tさんのブカツ指導論の6回目である。わたしはこれを読んで複数のブカツをやり視野を広げることも大事なことだと思った。得るものが異なるし、異分野への応用が利く、そうした実例を彼の体験を語ることで教えてくれているようにも読める。
 主たる論点は、小中学校でスキル中心のトレーニングをさせ、過度なトレーニングをやってはいけないということ、ブカツを指導している先生たちにお読みいただきたい。

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 どうやら、釧路地域における基礎学力不足問題は、小中学校期における福祉問題の他に、基礎学力を養成する機会の課題、そしてもうひとつ、過剰な運動部活動も原因となっているようです。
 福祉問題と基礎学力養成機会については門外漢なので、過剰な運動部活動をいくぶんでも低減する提言を試みます。
 要するに、小中学校期におけるトレーニングの方法についての知見です。
 私の運動歴は、小中学生のときに柔道、高校生のときに器械体操、大学生のときにハンドボールとフルコンタクト空手、社会人になってから空手を続けると同時に、数年前に、柔道少年団の指導を手伝ったときに嘘を教えてはいけないと集中的に研究した柔道、1年ちょっとの期間で総合格闘技、また大学生以降は空手の役に立てようと、ウエイトトレーニングと、一般啓発書レベルでのトレーニング理論の研究、ああそれから、一時期空手に役立てようと、2年間近く集中的にエアロビクスとジャズダンス、数ヶ月ほどはクラシックバレエ……となっています。剣道と杖道もほんのさわりだけやったことはありますが、これは語れません。
 なお、武道論については三一書房の『武道の理論』シリーズに触発され、唯物弁証法をもちいた理論構築と検証に少しはまりました。

 全般的な傾向として、個人競技が多いのですが、ハンドボール部(大学)のときは、北海道二部チームで優勝し、一部に上がった時の右サイドをやっていました。球技はそれほど飛び抜けた力はありません。まあ平均的な選手だったかと思います。ちなみに空手をやりながらハンドボールをやったのは、極真空手部が大学になく(後で自分で作りました)、支部道場でやっていましたが、走り込みの必要を感じたので、ハンドボールをやってれば走れるだろうという、結構適当な発想からです。実際、嫌というほど走れました。
 高校時代に器械体操部にいて、後輩の指導に当たった経験が、スポーツ指導のためには非常に役立ちました。たとえば野球だったら、ボールを投げたり、バットを振ったりは、どんなに運動神経が悪いひとでも「形としてはできる」わけですが、器械体操はたとえば「後転跳び」を教えたら、できるできないの境目が極めてはっきりしていて、いくらやっても「形としてもできない」場合があったため、極めて的確な指導能力が必要とされるのです。このときの経験が後に、大学生で空手の上級者になって道場で指導したとき、目の前の40人くらいの道場生の動きを、割と短時間に把握して、ひとりひとりの形の崩れとその原因を理解し、直す、という能力に役立ちました。(下手な指導者は、形の崩れしか注意しませんが、なぜ形が崩れているのかを含めて指摘し指導するのが大切なのです)

 とまあ、若干の経験があることから、その範囲の中で小中学校の過剰な運動部活動をいくぶんでも低減する提言を試みます。
 まずこの稿では、ひとつだけ申し上げます
疲れたら技を覚えられない
 という真理です。

 未熟な指導者、或いは古いやり方を繰り返すだけの指導者、最新のトレーニング法の吸収を怠っている指導者に多く見られる欠点は、「技術」「体力」「精神力」「戦術」などのどれを鍛えているのかの意識がないまま、単にダッシュさせたり、単に模擬試合(スパーリング、乱取)させたりすることです。
 これらの中で、もしも小中学生にそのスポーツを生涯やってもらいたいと思うのなら、技術を優先的に教えるべきです
 技術、いわゆるスキルトレーニングについては、立ち方から入って歩き方、構え方。スポーツの種類によらず、これらの基本(=合理的な形と体の使い方)を身につけさせるところからすべてが始まります。土台の形が崩れないようになったら、上体の動きをつけていきます。(別稿で詳述しますが、「技の崩れ」はスキルトレーニングにとって重大な課題です。これに対する解決策をもっていなければ、ひとさまを指導することはできません。)
 このときに注意しなければならないのは、十分に身に付いていないスキルを訓練しているときに、息が切れるような状況に選手を追い込まないということです。

 「魔術師」「知将」と呼ばれたプロ野球の名監督三原修氏は、二流の選手の長所を引き出して成果を上げていました。選手にハードトレーニングを強いないその指導法に疑問を感じたある人が尋ねました。
なぜ、選手をしごかないのですか
 そのとき三原監督は、
疲れていては、技を覚えられませんから
 と答えたそうです。
 技を覚える段階と、技をどういう状況でも使えるように磨き上げる段階では、指導法は違うのです

                             つづく

 

参照

部活は高校メイン

部活は高校メイン_本質は何か

部活は高校メイン_厳しい練習とは

部活は高校メイン_小中学校はスキルを

部活は高校メイン_まず準備運動

部活は高校メイン_まず準備運動(補足)ストレッチのこつ(オリジナル技術有り)

部活は高校メイン_まず準備運動(補足)の補足_クールダウン

部活は高校メイン_勝利のためには

部活は高校メイン_理想の運動部

 

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 基本の型が大切なことはビリヤードでも同じ。だから、構えを見ただけでその人が身につけているスキルのレベルのおおよそは検討がつく。武道は言うに及ばない。


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#1702 ブカツは高校メイン(5):まず準備運動 Oct. 30, 2011  [73.ブカツ]

 Tさんのブカツ指導論5回目である。準備運動を心拍数を上げることと筋肉や靭帯の可動域を広げるという二つの目的にわけて分類しているところがユニークである。たしかに、これらは排反しているから、両方を同時には出来ない。つねに地頭で考え、試して確認するところがTさんらしいところだ。

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 部活の指導をしていらっしゃる指導者や父母の皆さんにとっては「よけいなお世話」になるかも知れませんが、いちおう世間の常識的な線での、準備運動について提言します。
 というのも、スポーツ障害の原因として「不十分な準備運動」が意外と多いからです。
 「馬鹿にするんじゃない。準備運動なら、たっぷり汗をかくほどやっている」
 という指導者や父母が多いと思いますが、ま、それが間違い。

 運動の性格によって、準備運動の深さは異なりますが、共通項は
①心臓を一定の拍動域まで高める(汗をかく準備運動)
②主たる関節を、運動種目の範囲を少し超えた稼働域まで曲げ、伸ばす(いわゆるストレッチ)
 のふたつです。

 それで、私が見てきた範囲では特に、球技系の運動部と柔道部は、①はいいとこいっていますが、②がほぼ壊滅状態。
 ちなみに、私が所属していた大学のハンドボール部の練習メニューをご紹介します。

 1 キャッチボール(軽く投げ、徐々に強く、遠くに投げる)
 2 ランニング
 3 ダッシュ(体育館の長辺をダッシュし、短辺を流す)
 4 手足の体操(ラジオ体操より軽め)
 5 柔軟体操(とは言っても、反動をつけて、痛いところに近い部分でやめる)
 6 並行走でのパス
 7 三角パス
 8 ダッシュアンドシュート
 9 3対2でのフォーメーション
10 5対5でのフォーメーション
11 キーパーノック
12 基礎体力づくり
13 整理体操

 うろ覚えですが、ざっとこんな感じでした。
 ここで、1~3は、①のアップ法です。4と5がおざなりでみんなすませていたので稼働域は、ぜんぜん広がっていません。つまり②についてはやっていないも同然。
 するとどうなるか。
 足首、膝、腰、などが、故障しやすくなります。(1によって肘と肩の準備運動には多少なっているので、肘と肩は多少、まし)
 ストレッチは、たとえば予期しない動きで足首が曲がったり、腰に重圧がかかったり、膝の靱帯が大きく伸びたりしたときに、怪我を防ぐ可能性を増大させるための、予防策です。この予防策については、どんなに汗をかく準備体操をしても、ストレッチの代わりにはなりません。
 そしてこのストレッチの深度は、球技選手は一般的に、ひどく浅い。(実は柔道選手も浅くて、故障者が結構続出していますが)
 ストレッチ方法も、「いっち、にい、さん、し」とばかり、反動をつける例が多いようですが、これは絶対禁止です。靱帯を痛める可能性がある。
 ストレッチは「ゆっくり、深く、時間をかけて」が定石です。ものの3分くらいで終わるのはだめ。少なくとも15分くらいかけるべきです。
 それも、足首、膝、股関節、腰、肩、肘、手首、首と、たっぷりやります。
 私自身は空手の稽古の前のストレッチを最低15分、できれば30分くらいやっています。ジャズダンスとエアロビの手法を取り入れています。自分では空手用のストレッチ方法としは、ほぼ完成の域だと思っていますが、こういうのは競技ごとに若干異なるのと、言葉で説明するのが難しいのでここでは説明しません。
 市販のテキストを参考にしながら、競技独特の動きを想定してそれをアレンジし、いいものを作ってみてください。
 なお、次のような考えは禁止です。
「子どもは大人より体が柔らかいから、そんなにがっちりストレッチしなくてもいい」
 子どもでも固い子はいますし、柔らかく見えても、全部の靱帯が柔らかいわけでもないので、やはり一通り稼働域を広げる必要があります。
 一方、体操やダンスなどでは②はいいのですが、①をあんまりやらない。
 バレエのバーレッスンでは、私も何度か体験しましたが、空手の稽古のストレッチなんか子どもの遊びだと思い知らされるほど、不自然に体を伸ばし、絶叫をかろうじてこらえて、やっと開放されたら、こんどはスプリットジャンプで道場……じゃなくてスタジオを飛び跳ねたりします。「おいおい、いきなりそんなに動いたら、体が温まっていないのに、危ないじゃないか」と思ったものです。
 準備体操は時間の無駄、と思っている指導者や父母がいたら、ただちに認識を改めねばなりません。

参照

部活は高校メイン

部活は高校メイン_本質は何か

部活は高校メイン_厳しい練習とは

部活は高校メイン_小中学校はスキルを

部活は高校メイン_まず準備運動

部活は高校メイン_まず準備運動(補足)ストレッチのこつ(オリジナル技術有り)

部活は高校メイン_まず準備運動(補足)の補足_クールダウン

部活は高校メイン_勝利のためには

部活は高校メイン_理想の運動部


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#1701 呼吸とこころ Oct. 30, 2011 [73.ブカツ]

  「#1699 ブカツは高校メイン(4):ストレッチのコツ Oct. 27, 2011 」のコメント欄で私は呼吸とこころの関係に言及したところ、旧友のEさんから面白いメールをもらったので紹介したい。私のコメントを再掲した後でEさんのメールの関連部分を紹介する。

http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-10-27
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大事なことを忘れていました。
ストレッチをしながら呼吸のコントロールをすると、こころがとってもリラックスするんです。
座禅をしながら呼吸に意識を集中するとこころが穏やかになります。
念の根拠もありませんが、たぶんこころと呼吸はどこかでつながっています。ストレッチは呼吸のコントロールを通じて身体とこころの緊張をほごしてしまう効果があるのだろうと思います。

何かで腹が立ったときには呼吸が荒く浅くなっていますが、そういうときは呼吸をゆっくり長くすることで心の中にともった怒りの火を消すことが出来ます。

穏やかなこころは穏やかな呼吸と共にあるようです。
こころはこころでコントロールできませんが、呼吸でかなりコントロールできるようです。
5年4ヶ月前にスキルス胃癌の手術をするために入院したときベッドの上や廊下の隅でストレッチを繰り返していました。やっているときは頭の中が空っぽでした。死の怖さは消えていました。手術まで約一月、穏やかなこころを維持できました。

イチローは打つ瞬間にボールがはっきり見えているのでしょうね、そうでなければ守備のいないところを狙ってボールを飛ばすなんて芸当が出来るわけがありませんね。どこへでも狙ったところへ打ち分けるには筋肉の可動域が広くなければ不可能ですね。センスのよさも必要です。類稀な動体視力+柔軟性、両方をもっている、本当にすごい人です。
by ebisu (2011-10-28 00:02) 

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 根室の高校生がギリシア語やラテン語の原義に言及した解説を目にする機会はなかなかないだろうから、Eさんの解説を楽しんでもらいたい。
 若い人たちの学問への興味をかきたてる一助になれば我々団塊世代にとってこれにすぎる喜びはない。
(西洋哲学を学ぶ場合はこういう言葉の原義知識を抜きには無理があるように思える)

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 最近のブログに「こころと呼吸はどこかでつながっている云々」とありましたが、御参考までに、古代ギリシア語の話をひとつ。
 ギリシア語の「こころ」をラテン語表記にすると psyche となります。psychology やpsychoanalysis、さらには我々が若い頃にはやったpsychederic 等もこの psyche の派生語です。
 ところで Oxford で出している Greek-English Lexicon で psyche をひいてみると最初に出てくる訳語は breath となっています。その後に ラテン語でいう anima, esp. as the sign of life, life, spirit, 次の分類として the soul or the spirit of man, heart 等々と続きます。古代ギリシア人も<こころ=呼吸>と考えていたようですね。
 昔、読んだ説によると、ギリシア人は人間が死んだとき魂はどうなるかと考えて生前と死後の人体の違いを調べたところ、わずかながらも体重が減っていたのを発見し、呼吸が停止して肺から呼気が抜けて死んだときに魂もいっしょに消えてしまったのだ、と考えたとありました。分ったような分らないような話ですが、それでも数千年も時を隔てた人間の息吹に触れることができたようで、じつに爽快な気分になったことを覚えています。
 ストレッチを通じて<こころと呼吸は通じている>と感じるのとは多少、様相が違うようですが、それでも呼吸とこころの通有性を実感できるという点では、ずいぶんと興味深い話ですね。


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 自分の身体の反応に耳を傾けてストレッチを楽しめば、こころと身体そして呼吸の関連などいろんなことに気づかされる。真向法やヨーガや太極拳もそうした「仲間」だろう。呼吸とこころの関係については、気がついてから81年頃にこの本にめぐり合った。
  『大安般守意経に学ぶ 釈尊の呼吸法』村木弘昌著

 お釈迦様もこころと呼吸の関係に気づいておられたと知ってうれしかった。こころの問題を抱えている方や呼吸や瞑想に興味のある人は一度読んでおいていい本だろうと思う。
(この本の全部を理解する必要はない。自分の身体の声を聞きながらやってみればわかることがたくさん見つかる。たとえば、
"真の呼吸法とは入息を先とせず、出る息をしぼり出すことにある。出しきれば、おのずから同量の息が入息となって現れる"p.282
 呼吸法はヨーガの本やDVDで実習してみるのもいいし、真向法でもいい。それらを試してからこの本を読むとなるほどと思うところが増えるだろう。世の中に修業という体験を伴わないと理解できないことはたくさんある。)

著者とタイトルは一緒だが、表紙のデザインは変わっている。版を改めたのかどうかはわからないが、私のもっている本の奥付には「1979年3月31日第一刷発行 1981年12月16日第六刷発行」となっている。

釈尊の呼吸法―大安般守意経に学ぶ

釈尊の呼吸法―大安般守意経に学ぶ

  • 作者: 村木 弘昌
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2001/12
  • メディア: 単行本

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