So-net無料ブログ作成

今宵は秋刀魚のタタキと北の勝吟醸酒で… [86.酒と肴]

今宵は秋刀魚のタタキと北の勝吟醸酒で…

 流し網で獲れた秋刀魚は網から外すときに傷がつきやすい。棒受け網なら魚体に傷がつかないが、まだ解禁になっていない。見た目が異なるだけで、どの網でとっても魚の味は同じである。

 高校の同級生から昨日秋刀魚をもらった。根室だから、朝陸揚げされた魚を昼におすそ分けしてくれた。昨晩と今朝、焼いて食べ、今夜、一晩凍らせておいた秋刀魚を解凍し女房殿がタタキにしてくれた。ショウガと大葉と長ネギを味噌を叩いて和えたものだ。酒は地酒の北の勝「吟醸酒」である。
 屋根に当たる雨音を楽しみながらゆっくり呑んだ。ふるさとで獲れた秋刀魚を肴に、ふるさとの酒を呑む。しあわせなひと時だ。

 ところで明日は胃の手術を受けてから3年目の定期検査だが、X線CTを撮るだけだから楽なものだ。大腸検査をやると絶食で下剤を飲むから体力を奪われるし、体重も落ちる。それがなくなっただけでも気分が楽だ。
 身体も慣れてきて体調もよくなった。頭脳の働きが体力と関係があるとは手術をして体力が落ちて始めたわかったことであるが、体力の回復に比例して脳の動きもよくなってきた。集中力が3時間ぐらいでいったん途切れるのは仕方がない。休憩を入れて少し食べて脳に糖分を補給してやればまもなく回復する。全部は元に戻らないがこれで充分だと現状に満足できるとストレスも自然に小さくなっている。自分の身体との付き合い方がわかってきた。
 お世話になった釧路医師会病院のクターや看護婦さん、お世話になっている根室のドクターや看護婦さん、ありがとう。
 人間一人で生きているのではない、多くの人に生かされていまある。素直に感謝 ・・・・・・  m(_ _)m

 2009年8月2日 ebisu-blog#683
  総閲覧数:138,810/616 days(8月2日20時10
分)


北の勝大吟醸“まつり”を呑む [86.酒と肴]

北の勝大吟醸“まつり”を呑む

 今日は花火大会がありそうだ。昨日は雨で流れ、今日に順延された。いまお昼だが風が強い。こういうときは花火が斜めに上がっていく。そしてまん丸に広がるはずが風を受けていびつになる。それでもいい。寒いだろうから浴衣で見る人は少ないだろう、防寒着が必要だ。

 さて、数日前の新聞に北の勝「まつり」が発売されたという記事が載った。
 昨日(19日)高校時代の同級生7人が友人の家に集まって酒を飲んだ。たまたま用事があって来れない一人が、お詫びのしるしだと発売されたばかりの「まつり」を数本よこした。大吟醸酒なぞは滅多に呑めないから日本酒好きの二人は大喜びだ。

 300mlの小瓶は曇り硝子の水色、まつりの字が躍っているようだ。北の勝つにはめずらしくおとなしい味に仕上がっていた。男酒で辛口が北の勝の個性だが、アルコール度数は15度に調整され、呑みやすい酒に仕上がっていた。ふんわりと芳醇な味わいのする「都会的な」印象の酒だ。活きのよい大振りのシマエビが口の中で甘みを残して喉をとおる。グビッ・・・

「旨いが北の勝らしくないな、いつもほど辛口に感じない」
そういうと、他の一人が、
「十分辛口だ、いつもの北の勝だよ」
お互いに酔いが回っているのでお酒の評価は好い加減なものである。
 ビールだって、500ml1本飲んだだけで、二本目がどこのビール化当てられる人は少ないだろう。酔いが回った人間の舌は当てにならない。新発売「まつり」の味は買って呑んでみるしかないだろう。どのような味わいかは別にして、美味しいことだけはまちがいない。
 小腹がすいたところで友人の奥方が手打ちした蕎麦をいただく。酒を呑みながらちゅるちゅる、ズズッ、いっせいに音がし始める。実に美味いそばだ。腕前は2段である。蕎麦屋を開いてくれたら週に2度は行くのだが、一向にその気はないらしい。食べながら宮城県大滝村の蕎麦を思い出した。あの店は出す酒も蕎麦にあういいものを選んでいた。

 ゆっくり呑みながら4時頃から11時過ぎまで呑んだ。定年退職した連中が半分くらい、現職が半分。退職してから人と会話する機会が極端になくなったと、はやくもボケを心配する友人もいる。喫茶店に行って人と会話するように心がけているそうだ。

 趣味も各人各様、パークゴルフに熱中するものあり、囲碁のテレビ解説を毎週楽しんで並べるものあり、もっぱら食い且つ呑み一向に体重が減らない者あり。
 孫ができて「こんなに可愛いものないぞ」と目を細め、「娘が8月にもどってくる」「一月ぐらいいるので(孫を構うのが)楽しみだ」という者あり。こちらは「ふーん」そんなものかいなと楽しそうに語る友人の顔を見る。

 しかしだ、定年退職後めっきり少なくなってしまう人とのコミュニケーションをどのように確保するかは老後をボケずに健康に暮らすためには大事なことのようだ。飲み会ではなく、なにか定期的に集まって話す機会をつくらないかと提案する者あるも、具体案がでてこないままお開きとなった。
 定年退職した団塊世代は似たような悩みを抱えているのではないだろうか?好いアイデアがあったら教えてほしい。 

 2009年7月20日 ebisu-blog#661
  総閲覧数:131,532/603 days(7月20日12時05分)
 


ビール+ビール酵母≒酵母入り生ビール [86.酒と肴]

ビール+ビール酵母≒酵母入り生ビール

 ebisuビールにファンケルのビール酵母を入れた。ビール酵母はしばらくしてグラスの中で溶けて沈殿した。スプーンで軽くかき混ぜていただくとこれが結構いける。
 ebisuがバイツェンに似た味わいに変わった。そのものではないにしても、半分くらいバイツェンに舵を切ったという感じである。
 できればビール酵母100%の「サッポロビール酵母」を使いたかったが、ちょうど在庫を切らしてなかった。ビールもebisuでサッポロだし、相性はいいだろう。

 「サッポロビール酵母」のラベルを見ると原材料名として「ビール酵母」と「二酸化ケイ素」が併記されている。調べてみたら後者は乾燥剤である。だから錠剤はビール酵母100%であるらしい。

 「多摩の地ビール」は京王線桜ヶ丘駅に近く、近くないかな?関戸にある。ここの地ビールが美味い。作り方がいいのだろう。
 地ビールは技術水準にばらつきが大きいので、試してがっかりすることが多いが、多摩の地ビールは期待を裏切らない。東京は水道の水もいいから美味しいビールが作れるのだろうか?とくにあのあたりは多摩川水系の水だ。
 ビール酵母を解かして飲むと、ebisuはここのバイツェンに似た味に変わる。酵母の風味の影響だろうか?
 しばらく、行ってないが、ソーセージを食べながらカウンターで飲みたいものだ。今夜は夢の中で、窓から満開の桜が見える席で多摩の地ビールを呑むか。

 じつはバイツェンよりもレッドエールの方が好きだ。バイツェンは小麦のビールであり、ちょっと物足りなさが残る。その点だけはebisuビールにビール酵母を入れたほうが旨い。だが、レッドエールには比べるべくもない。

 検索したらふたつみつかったのでURLを貼り付けておく。どちらも同じお店である。

*多摩ビール
  
http://www2.biglobe.ne.jp/~tamadec/beer1.htm
   http://kuroneko.mine.nu/blog/archives/2007/03/_tamabeer.html

 2009年7月6日 ebisu-blog#639
  総閲覧数:124,846/586 days(7月6日0時00分)
 


龍勢「番外品」PART-1  146年目醸造酒(20BY) [86.酒と肴]

龍勢「番外品」PART-1  146年目醸造酒(20BY)
 
 こうして酒が呑めるのも、すぐに診断をつけてくれた二人のドクター、そして執刀医のドクター・ゴルゴ、術場の看護師さんたち、病棟の看護師さんたち、お風呂に入れないとき背中を拭いてくれたスタッフのおばちゃん、みんなのお陰だ。命を救ってもらった。元気にやっているよ、ありがとう。

 3年前に手術をしてから酒量が数分の一に減り、いまは体をいたわりながら美味しい酒を少量だけ戴く。呑む酒の半分くらいは純米・無濾過・生酒である。なんとなく、生きている日本酒酵母が入っている方が体にいいのではないかと・・・
 とくに根拠があるわけではない。呑んだ酒はすぐに消化されて数分で顔が赤くなる。呑み始めるとすぐに赤くなり、1時間もすれば酔いは醒める、この点はいい。

 今日は広島・藤井酒造の酒、「龍勢・番外品」である。添付の説明書きには、「純米大吟醸酒・純米吟醸酒・生もと純米などを複数ブレンドし、生のまま詰口した特別で贅沢なお酒」とある。

 説明書きに違わず、「お酒の凝縮した旨味」が楽しめる酒だ。日本酒酵母がじっくり醸しだした旨味成分が口の中に広がる。出羽桜のような淡麗な酒もいいが、こういう日本酒らしい日本酒の方が好みだ。

 最近、四国の梅錦・純米酒がネットで買えることを知った。値段のわりには美味しい酒である。東京でもあまり置いている店はないが、銘酒をそろえている居酒屋にはたいていあった。どちらかというと、淡麗な部類の酒である。

 赤い顔でタイピングしている。うまい! m(_ _)m

*地酒「北の勝」もそろそろ120年目になるのではないだろうか。120年記念の酒がでると嬉しい。そして123年記念酒もいいな。ぜひ呑みたいものだ。
 100年記念の酒は三本手に入れて呑んだが、瓶の色よし中身よし、いい酒だった。最後の一本は三年地下で寝かせてからオヤジと二人だけで呑んだ。日ね香がなく、マイルドな味に変化していた。癌が再発したあとのことで、呑んでまもなく逝った。落下傘部隊の生き残りらしい最後だった。
 親子で酌み交わす最後の酒に、にっこりしながら顔を上げ「いい酒だな」そうつぶやいた。速いものだ、あれから16年になる。

*龍勢「番外品」
  
http://www.fujiishuzou.com/shouhin-kisetsu-jhouhou/index.htm

*梅錦
  
http://www.web-japone.com/S_umenisiki.htm

*梅錦酒造り
  
http://www.umenishiki.com/jp/

 2009年6月14日 ebisu-blog#612
  総閲覧数:116,237/567 days(6月14日17時15分
 

のんびり過ごす雪の日曜日〈根室の魚〉 [86.酒と肴]

のんびり過ごす雪の日曜日

 今朝は雪が降っていた。起きてすぐに雪をかいだ。5センチ程度だからたいしたことはない。雪かき中に除雪車が3台家の前の道路をきれいにして行ってくれた。

 日曜日だから夜は酒を飲みながら、女房が背開きしてつくってくれたチカのフライとおでんを食べた。アジフライよりも品のよい味だ。
 太平洋側のチカは形が大きく、20センチほどもある。海が広いから太平洋のチカはオホーツク海よりも大きく育つ、などという俗説を信じたくなるぐらいに差がある。干して焼いて食べるのは小ぶりの10センチ以下のものが絶品だ。これはオホーツク海側で獲れたものがいい。

 白身であっさりしたチカのフライは四国馬路村産の柚子醤油で食べた。品の良い酒には品の良い肴が似合う、な~んてシャレてみるが、3匹たったの100円だったという。ふるさとはいいな、美味しくて新鮮な魚が手に入る。

 チカは冬の間中獲れるし、ホッケも秋から冬中食べられる。活きのよい秋刀魚は8・9・10月が旬だ。毎日でも焼いた秋刀魚と刺身が食べられる。オヒョウの刺身もこたえられない一品である。メンメの水炊きは抜群に美味しい。歯舞産の螺(ツブ)の刺身はアワビに勝る。春はトキ、秋から冬は紅鮭がうまい。冬の紅鮭のイズシも忘れてはいけない。
 他にはウニ、コマイ、タコにイカ、花咲蟹にタラバガニ、天然物のホタテに落石産のホッキ貝、オンネットのアサリ、鰈も種類が多い、こうしてみると根室で獲れる水産物は種類が多い。
 
そしてとどめは地酒の北の勝だろう。根室で獲れる魚介類を根室で造った酒で味わいたい、近所の皆にも味あわせてやりたい、北の勝の初代は浜に揚がる魚やイカ、カニ、貝類を見て百余年前にそう思ったのだろう。

 オレンジ色の街灯が雪を照らし、外は津々と冷えていく。しずかないい夜だ。

 2009年2月8日 ebisu-blog#528
  総閲覧数:75,795 /440 days(2月8日21時30分


#515 歯舞産オヒョウの刺身と北の勝『搾りたて』 [86.酒と肴]

歯舞産オヒョウの刺身と北の勝『搾りたて』

 今夜のオヒョウは歯舞産。東京ではレストランではヒラメのフライにオヒョウを使うところが多い。33年も前の話だが、渋谷の某レストランもヒラメのフライはオヒョウだった。
 食卓に載ったオヒョウは、うっすら肌色の色がついて透明だ。鮮度がよいので歯ざわりは幾分しこしこしている。昨日上がったものだろう。昨年の『搾りたて』をお気に入りのぐい呑みでちびりとやりながら、山葵を載せて口に運ぶ。根室ならではだ、よきかな古里。
 食が細いから食べ物は少量ずつあればいい。酒も少しで十分だ。干したチカを焼いて2本食べる。8センチほどの小ぶりのものを頭からがぶりとやる。少し味がついていて、香ばしくていい。喉を通る前にうっすらとした苦味が舌を撫でる。地元の大島商店の品だ。酒がすすむ。北海道産のジャガイモ、キタアカリを使った手造りコロッケもいい味だ。
 昼間はマイナス4度、寒い空からときおり大粒の雪がひらひら舞い降りていたが、さっぱり積もらない。
 のんびりいい日曜日である。Hirosukeさんのブログをあちこち覗いて、必要なところはプリントアウトしておいた。教えられるな。トコトンのめりこむ男たちがいる。
 ギリシャ語とラテン語をやりながら、ヴィトゲンシュタインを原書で読んでいたTさんは翻訳家だ。母校に残って週2回東大へ教えに行っているTさん、ある私大の経済学部長のSさん、皆学生時代にのめりこむように勉強していた。哲学のIはそれほどのめりこんでいたようには見えなかったが、私が見抜けなかっただけだろう。Hirosukeさんもそういう種類の人のようだ。似た匂いがする。
 このまえのトラックバックだったか、自分のブログに【ニムオロ塾】のリンクを張ってくれていた。Hirosukeさんがコメントした記事を閲覧できるように仕掛けてあった。あんなリンクの張り方ができるのか。私の化石化した技術に比べると新しい。何かソフトがあるのだろうか?私には???である。
 オホーツク海から太平洋へと抜ける北風は、昨夜から高いところでゴーっと音を響かせマイナス6度の冷気を送り込んでいる。

  2009年2月1日 ebisu-blog#515
  総閲覧数:72,305 /432 days(2月1日21時15

北の勝「搾りたて」1月19日発売 [86.酒と肴]

北の勝「搾りたて」明日発売

 毎年1月15日が幻の酒・北の勝「搾りたて」の発売日である。15日は明日だが、予定通り発売されるのだろう。アルコール度数18~19度、甘く仕上げてはいるがアルコール度数が高いので辛口に感じる。
 市内の小売店は即日完売である。さあ、酒好きの御仁は明日、市内の小売店を片っ端からあたって頑張ってみよう。
 さて、今年はどのような味だろう?

 発売日は大安の19日である。昨晩確認した。確認せずブログに誤情報を掲載したので、ここに謹んで訂正申し上げる。(1月19日記)

*昨年のブログには、日本酒製造技術が細菌(酵母)純粋培養技術として1000年前から確立されていたことなど日本酒の歴史について簡単に触れてある。
 レーウェン・フックの細菌の発見は1676年、近代細菌学の確率は19世紀にコッホやパスツールによるが、日本人はとっくの昔に細菌(日本酒酵母)の純粋培養技術を確立していた。欧米の人々はこの事実を認めたくない。なぜなら細菌培養技術の確立は近代細菌学の祖、パスツールの手になるものとしたいからである。それはそうだろうが、数百年以上前に日本人が日本酒製造で純粋培養技術を確立していたことを付記して教えるのが学問としては公平な態度だろう。パスツールは1000年ほど遅れて、フランスで純粋培養技術を「再発見」したのである。日本人は職人技術のレベルの高さを再認識すべきだ。世界最先端を走っているものが無数にあるだろう。労働の概念がヨーロッパとはまるで異なるから、職人技術が生活の隅々で生きている。

 2008年1月15日#047『幻の銘酒:北の勝「搾りたて」本日発売』
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2008-01-15

 2009年1月14日 ebisu-blog#488
  総閲覧数:64,762 /415 days(1月14日23時40分)

ひね香について [86.酒と肴]

ひね香について

 昨日のブログにコメントを戴きました。「酒がひねるってどういうこと?」

 酒がひねたというのは、たぶんですが、「ひねくれる」から来ているのではないでしょうか。この部分は私の勝手な憶測です。古くなって素直な味でなくなるから「老香(ひねか)」と書きます。
 まもなく還暦を迎える身としては、「老香」という当字は気に入りませんね。あはは・・・たしかにだいぶんひねてますが。

 火入れして発酵を止めた酒で精米歩合のしっかりしたものは、適温で熟成すると熟成香がつきます。その場合はだいたい味もマイルドになります。ひねると香りも「素直」ではなくなり、雑味がします。呑めばはっきりわかります、マズイ。

 保管温度が高ければ、たいていヒネ香がつきます。よく「古酒」と称して高い酒が売っていますが、色はウィスキーのように薄い茶褐色で、味は紹興酒に似てきます。日本酒本来の味ではなくなっているので私はあまり好きではありません。
 720mℓの陶器のボトル入り、10000円の古酒を飲んだことがありますが、美味しくありませんでした。値段がいいから美味しいだろうと想像力を膨らませて栓を抜きましたが、期待はずれ。1升6000円くらいの大吟醸酒を買って呑めばよかった。

 銀座4丁目のすずらん通りだったかな、ある有名酒造メーカの直売所兼日本酒のスタンドバーがあります。そこに古酒が並んでいました。色はもちろん薄い褐色。おそらく30度以上のところで保管するとああなるのでしょう。

 根室は地下で保管すれば5度~15度の範囲で保管できるので、色がつくことはない。8年寝かせても大丈夫でした。色がつくのは保管温度と関係があるようです。醸造酒ですから温度が上がることで酒の成分が化学反応を起こすのかもしれません。たぶん含まれている酵素の作用でしょうが、その辺りはよくわかりませんので、専門家に意見を聞きたいものです。
 同じ醸造酒仲間ですから、ワインも保管温度が上がると味が変わってしまうようです。『刑事コロンボ』にそういうのがありました。なにかでワイン保管庫が30度以上になり、味が変わってしまったのが事件を解く鍵になったというお話です。

 2009年1月6日 ebisu-blog#476
  総閲覧数:61,853/407 days(1月6日0:00分


北の勝「搾りたて」のアルコール度数 [86.酒と肴]

北の勝「搾りたて」のアルコール度数

 数日前に、「搾りたて」のアルコール度数を16度くらいと書いたが、今日呑むときにラベルで確認したら18~19度と書いてあった。どうりで辛口に感じるはずだ。原酒に近い度数である。

 1年貯蔵しても、地下保管庫なら酒はヒネないと言いたいが、そうでないこともある。酒によるのかもしれないが、一度だけ純米酒にヒネ香がついたことがある。磨きの足りない酒だったのかもしれない。もっとも3年程度は寝かせたから、暑い夏が一度くらいあったのかもしれない。
 それにしても20度を超えることはほとんどないだろうと思う。なぜなら、夏の一番暑いときでも30度どまりで夜は15度くらいまで下がるから、地下は日中でもせいぜい20度程度だろう。

 根室の気候は酒やワインの貯蔵に最適だ。古いものでは8年寝かせた純米酒がある。同じ酒を3本寝かせて1年おきに呑むと、酒の味がマイルドになっていく様子が判ることがある(たいして味の変わらない酒もあるのかもしれない)。旨いと思ったら、数本寝かせてみるのも一興である。

 市内のある小売店は地下蔵にたくさん酒やワインを保管してる。2度ほど中を見せてもらったが、実にきれいに整頓されていた。店主の気性が現れているのかもしれない。

 2009年1月5日 ebisu-blog#475
  総閲覧数:61,565/406 days(1月5日0:10分

ゆっくり呑む正月の酒 [86.酒と肴]

ゆっくり呑む正月の酒

 昨日は「山法師中汲み」生酒を呑んだ。日本酒度プラス1度、軽くて呑みやすい甘口の酒である。日本酒度4~5度の酒が一番口に合うが、たまにはストライクゾーンを外して試してみる。
 今夜はほぼ1年間地下蔵で寝かせた「北の勝“搾りたて”」を呑んだ。地下蔵と言うのは大げさで、地下の保管スペースで1年寝かせてみただけのことである。例年だと、「搾りたて」は数ヶ月で発酵が進み、栓を開けたときにシャンパンを抜いたときのような音がする。炭酸ガスがたまっているからだろう。しかし、今回は何にも音がしなかったから、炭酸ガスはたまっていない。酒の発酵は完全に止まって、1年間眠り続けたことになる。

 肴はサッポロコープで買ってきた解凍秋刀魚。女房の話だと2匹158円だが、味は旬の時期の秋刀魚と遜色がない。蛋白質の酸化が進まないようにマイナス40度前後で保管しているから、数ヶ月なら脂やけの心配もないし、味はほとんど落ちない。
 ほどよく焦げ目がついた香ばしい秋刀魚を箸でつつきながら、呑む「絞りたて」が旨い。

 「搾りたて」は糖分添加をした本醸造の生酒である。したがって、甘口だ。しかし、北の勝はもともと辛口の酒であるから、舌と口蓋の奥のほうでは辛い味を感じる。日本酒度にはさっぱり見当がつかない。もともとの原酒は相当な辛口なはずだ。日本酒度10度は下るまい。しかし、アルコールと糖分を添加した後、何度に仕上げているのかは私の舌ではまるで分からない。アルコール度数は16度前後である。辛口に感じるのはアルコール度数が高いせいもあるだろう。

 1年貯蔵しても、まったくヒネていなかった。地下の保管庫は夏でも18度以上にはなっていなかっただろう。実際は甘いが、水の個性のせいか「北の勝」独特の辛口の味に仕上がっていた。
 さて、今年ももうすぐ「搾りたて」の発売日だ。発売日は1月15日、販売即日売り切れとなる。手に入るかな?
 
 酒の友にホッケもいい。西浜ストアの色白絶品のホッケの開きが食べたくて、昨日酒を呑みながら聞いてみたら、暮れにいい原料が手に入ったので作り置きして冷凍保存しているという。電話してから行けば店に並べてなくても冷凍庫から出しておくと色よい返事アリ。
 原料を厳選し手造りしているから、ホッケ特有の臭みがほとんどない。どうやったらあんなに色白に仕上がるのかわからない。加工には塩しか使わないと言い切っていた。一人で加工しているから、それほど在庫はないが、一人だからこそ品質には妥協がない。よい原料が手に入った時にしか造らないと「ホッケの開き名人」は言っていた。
 地方発送をしているので、電話やファックスで注文できる。「根室市 西浜ストアー」で検索すると出てくるので、一度食べてみたい人は自分で検索して調べること。

 2009年1月3日 ebisu-blog#472
  総閲覧数:61,231/404 days(1月3日19:40分