#5287 今年の初秋刀魚 Sep.22, 2024 [86.1 食]
午前中に根室から秋刀魚が届きました。120g前後のものが18尾でした。ここ数年ずいぶん小型化しているので、まずますの大きさです。20年前は180gが普通のサイズでした。脂がこってりと乗った秋刀魚はいまや幻です。海水温が高いので、おそらく漁場は道東から1000kmほども離れているのでしょう。獲れてから一昼夜走らなければ水揚げできませんから鮮度に影響します。鮮度の関係から、沖合100~200kmほどの漁場で獲れる秋刀魚が抜群に美味しいのです。箸を入れるとぱらぱらと身がほぐれます。気候が変わり、海水温が高くなりました。海水温が下がった11月初旬に(知床半島)羅臼沖で秋刀魚が獲れることがあります。それは型も大きいし、鮮度も好い、脂も適度に乗ってます。10日間くらいのわずかな間に獲れることがあります。地元民は大喜びですよ。
さて、発泡スチロールの中には、氷と水と秋刀魚、これは冷蔵便なのか冷凍便なのか、どちら?
さっそく夕飯のおかずにして食べました。
5尾を焼いておすそ分けして、残りはひとつひとつサランラップでくるみ、ジップロックに入れて冷凍しました。
2週間くらいなら、味が落ちずに食べられます。
ボッシュ(ドイツ製品)の冷凍庫ならマイナス35度で、自動霜取り装置がついていないので、3か月は味が落ちず大丈夫でした。
40年ほど前に使っていたことがありました。あれ以来大型電器店でボッシュ製の冷凍冷蔵庫を見たことがありません。ボッシュではもう家庭用冷凍冷蔵庫は製造していないのかもしれませんね。素晴らしい製品でした。
日本メーカーだって、余計な機能をつけずに、-35度の冷凍機能を持つシンプルで堅牢な家庭用冷凍冷蔵庫がつくれそうですが、売れませんかね?一度使ったら、そのありがたさがわかります。
ただ一つ欠点がありました。アイスクリームが冷えすぎてとっても固くなることです、冷凍庫から出してしばらく食べられません(笑)
にほんブログ村
さて、発泡スチロールの中には、氷と水と秋刀魚、これは冷蔵便なのか冷凍便なのか、どちら?
さっそく夕飯のおかずにして食べました。
5尾を焼いておすそ分けして、残りはひとつひとつサランラップでくるみ、ジップロックに入れて冷凍しました。
2週間くらいなら、味が落ちずに食べられます。
ボッシュ(ドイツ製品)の冷凍庫ならマイナス35度で、自動霜取り装置がついていないので、3か月は味が落ちず大丈夫でした。
40年ほど前に使っていたことがありました。あれ以来大型電器店でボッシュ製の冷凍冷蔵庫を見たことがありません。ボッシュではもう家庭用冷凍冷蔵庫は製造していないのかもしれませんね。素晴らしい製品でした。
日本メーカーだって、余計な機能をつけずに、-35度の冷凍機能を持つシンプルで堅牢な家庭用冷凍冷蔵庫がつくれそうですが、売れませんかね?一度使ったら、そのありがたさがわかります。
ただ一つ欠点がありました。アイスクリームが冷えすぎてとっても固くなることです、冷凍庫から出してしばらく食べられません(笑)
にほんブログ村
#5286 能登半島で水害 Sep. 21, 2024 [8. 時事評論]
1/1に地震災害に見舞われた能登半島が、今日は線状降水帯で300mmもの集中豪雨によって河川氾濫や土石流の被害が出ています。明日の朝まで雨が強くなる予報が出ています。明日の午後には台風14号崩れの雨雲が線状降水帯となって能登半島にかかりますから、しばらく要注意ですね。
ようやく地震による被災の片付けが終わった家が床上浸水、あれから9か月だというのに地震で壊れたままブルーシートが屋根を覆っている家、土石流で押しつぶされた家、収穫寸前だった水没した水田などがテレビに映っていました。能登半島地震で崩れたトンネルの復旧工事に当たっていた作業員ら7名の安否確認が取れていません。孫のいる高齢の人や学齢期の子供のいる父親がその中にはきっといます。家族は眠られぬ夜を過ごしていると思います。川の近くに建設された仮設住宅群も浸水しています。どのトピックスも心が痛みます。
ようやく地震による被災の片付けが終わった家が床上浸水、あれから9か月だというのに地震で壊れたままブルーシートが屋根を覆っている家、土石流で押しつぶされた家、収穫寸前だった水没した水田などがテレビに映っていました。能登半島地震で崩れたトンネルの復旧工事に当たっていた作業員ら7名の安否確認が取れていません。孫のいる高齢の人や学齢期の子供のいる父親がその中にはきっといます。家族は眠られぬ夜を過ごしていると思います。川の近くに建設された仮設住宅群も浸水しています。どのトピックスも心が痛みます。
日本列島周辺の海水温が高いので、各地でゲリラ豪雨が起きています。気候が変わってしまったとしたら、人が住める地域が狭くなったのでしょう。同じところに家を建てても、また来年水害に見舞われる可能性があります。自然が変わってしまったのなら、わたしたちも考え方を変えなければなりません。
水害が頻発する地域には住宅を建てないような配慮が必要な時代へ移行しつつあるのでしょう。人口増の時代には不可能だった政策が、人口減少時代だからこそ、採りうるのではないでしょうか?
長年耕してきた水田や畑、豊かな海から切り離されて生きるのはつらい。それでも毎年水害が繰り返し起きるのでは、住みたくても住めないというのが、現実になりつつあります。
自民党総裁選挙たけなわですが、お一人だけ「防災省」の創設を強く訴えている方がいました。
日本列島周辺の海水温が30度にもなるようでは、台風が上陸しなくても、水害は毎年日本列島各地を襲います。
都市部を襲う巨大地震が起きたとき、1300兆円もの赤字国債を抱えていては、被害が1000兆円を超えると言われている災害に対する復興資金の捻出ができなくなります。金利が暴騰して新規国債が発行不能になる事態が予想されます。いまでも国債は実質的に日銀引き受けの状態になっており、債券市場が機能していません。政府財政破綻を恐れて日銀が「異次元の低金利政策」を維持せざるを得ないからです。
日本は巨大災害復興資金を毎年10兆円ほど積み立てて準備していないと、いざというときに困ります。
政府だけでなく、東京都も首都直下型地震や富士山噴火に備えて、100~300兆円ほどの災害対策資金の積み立てが必要でしょう。金で積み立てるのが一番効果的です。巨大災害で円が一時的に暴落しても、金なら値崩れしません。巨額の金準備をもっていれば、通貨に対する信頼も回復できます。
「アリとキリギリス」の寓話を現実にやっているような気がしてきます。ええ、借金を世界一に増やし続け、災害への備えのない政府や東京都はキリギリスの方です。
上場企業は内部留保の一部を、首都災害が起きたときに社員を1年間、地方へ避難させて給料を支払うような対策が必要でしょう。どのような準備があるのか、公表を義務付けたらいい。民間企業にだってやれることはたくさんあります。その備えが被害を小さくします。
*9/23朝追記
「また全部だめになった」「心折れた」頻発する災害に焦燥の被災地、能登豪雨の現場を歩く
にほんブログ村