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#5242 スマホの警戒音の驚き目が覚めた June 3, 2024 [12. 自然災害への備え]

 午前6時31分、スマホがけたたましい警戒音を発して目が覚めました。地震が来るので警戒してくださいと言ってましたが、1分経ってもなにもなし。
 すぐにテレビをつけて確認すると、能登半島が震源地でM5.9、深さが10㎞と浅発地震であることがわかりました。それなら局部的な話ですが、震源地付近の揺れは大きく、震度5強。

 ヤフー地震ニュース
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 3日午前6時31分頃、石川県能登地方を震源とする地震があり、石川県輪島市や珠洲市などで震度5強を観測した。気象庁によると、この地震による津波は、若干の海面変動があるかもしれないが、被害の心配はないという。震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5・9と推定される。
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 極東の町は千島海溝や北海道東沖の地震の巣を抱えているので、震度5クラスの地震に10年に一度くらいは見舞われますが、5強だと冷蔵庫が動いたり、食器棚が倒れたり、本が本棚から飛び出したりします。命に別状はありませんが後片づけがたいへんです。

 東京にはまったく揺れがありませんでした。
 気象庁から地震予報が発令されると、スマホに自動的につながり警報を発するようになっているのですね。スマホの位置情報を確認処理して、警戒警報を発令したのでは間に合わないのでしょう。
 地震警報システムにそうした限界のあることをふだんから丁寧に説明してもらえたらありがたい。

 離れたところから志賀原発を移した映像では、カメラがずいぶん揺れていました。浅発地震の震源地が原発付近の活断層で起きたらアウトですね。そうでなくて幸いでした。
 元旦の地震で、建物の耐震性は落ちているので、被災地のみなさんはさぞ怖い思いをしたのだろうと思います。震度5強でも、耐震性が落ちた建物は崩壊しかねませんから。

<余談:気象庁の予測誤差が大きかった>
 気象庁はM7.4を予測して、地震警報を発令したようだ。実際にはM5.9だから、1/32の規模だったわけだ。
 そんなに大きく外れるものなのですね。逆のケース、つまりM5.9と発表して実際にはM7.4が来たら、32倍ですから、とんでもない被害が起きるでしょうね。そのようなことが起きないように、マグニチュード予測数値に高下駄をはかせていると読むべきなのでしょう。今回の予測値は極端に高く出てしまい、下駄が並みの下駄ではなくて、高下駄であることがバレてしまった。p波からのマグニチュードの予測精度がもっと上がると好いですね。



 FNNプライムオンライン気象庁は“M7.4”の地震を予測…3日朝の『緊急地震速報』はなぜ広範囲に発表されたのか 震度予想などで条件


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3日朝、石川県で5強を観測した地震では、名古屋など広範囲にわたって緊急地震速報が届きました。発表の条件や、発表された際にとるべき行動について調べました。
広範囲に発表される主な条件は、「最大震度5弱以上が予想される地震」で、「震度4以上が予想される地域」となっています。
今回では、気象庁はマグニチュード7.4の地震を予測したため、広範囲にわたって緊急地震速報が発表されることになりました。
東海地方では、岐阜県飛騨地方が震度5弱程度、岐阜県美濃地方や愛知県西部、三重県北部は震度4程度が予想されたため、緊急地震速報が発表されています。


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