SSブログ

#5108 thatの読み方:/ðæt/ or /ðə/ Nov. 10, 2023 [49.1 英語音読トレーニング]

 リスニングしていると、thatの読み方には2種類ありますね。そのまま真似すりゃいいだけですが、どのように使い分けるのか気になります。
 弱音になり /ðə/”ザ”の場合と、普通に /ðæt/  ”ザッツ”と読む場合の二通りあります。どのように使い分けているのでしょう?
 thatが指示詞や代名詞の時は後者で、接続詞て主語が後続しているケースは弱音の”ザ”と読むケースが多いようです。

 大西泰斗先生のNHKラジオ英会話11月号から例文を拾ってみます。
--------------------------------------------------------------
 
He’s not sure, but I have no doubt that he’ll let you join.
 
(まだ決めてはいないみたいだけれど、きっとあなたを入部させてくれるわ)
 Dr. Stein, I understand that you have created two androids.
 (スタイン博士、あなたは2体のアンドロイドを製作されたのですね)
------------------------------------------

 このように、人称代名詞の前に置かれた接続詞のthat /ðæt/  ではなくて、 /ðə/  と軽く発音されることが多いですね。後続するのが人称代名詞ですから、定冠詞と同じ発音でも誤解される恐れがないからでしょう。


<余談:英作文問題制作>
 高校生対象に4年前から英作文問題を作って十人前後へメール配信しています。大西泰斗先生のNHKラジオ英会話の例文と解説を利用して、英作文問ぢ亜に置き換えたものです。参考文献10冊ほどから、英文を増補してあります。A4判で1450ページ、14000題ほども在庫が膨らんだので、しばらく制作をお休みして、溜まった分をメール配信するだけにしていましたが、9月からまた作業を始めました。今度は、問題を増補せず、ほとんどそのままにしてあります。必要と思われるところに解説を付け足すだけで、それも少々だけ。
 11月号分を作り終えましたが、1612頁になっています。毎月約336問題になるので、3か月で1000題増えていきます。とりあえず来年3月まで作業を続行することに決めたので、1350題ほど増えそうです。
 17000題の英作文問題集ができあがる予定ですが、メール配信は来年いっぱいで終了予定です。配信している元塾生たちが大学受験のためにつくり始めたのですから、目的を果たせば終了です。いま作成している分は配信の予定はありません。なんだか楽しくてやめられないのです。(笑)


にほんブログ村


一億人の英文法 (東進ブックス)

一億人の英文法 (東進ブックス)

  • 出版社/メーカー: ナガセ
  • 発売日: 2022/12/23
  • メディア: Kindle版
『1億人の英文法』をおススメします。
こんな視点の英文法書はいままでありませんでした。索引がついていないのが難点ですが、内容はすばらしい。イラストによる解説がふんだんにあることと、話すことを目的に整理した「イメージ重視」の英文法書です。ときどき立ち止まって、考えてみないと、他の文法書との連絡がつきません。頭の体操してください。大西先生は10日間でこれを通読するくらいでないと、英語はモノにならないと書いています。あと1か月余で冬休みですから、10日間、この英文法書の読破に費やしてください。疲れたら、数学の問題集をやって気分転換と脳を休めてください。使う部位が違うようですので、リラックスできますよ。(笑)


一億人の英文法 CDブック (東進ブックス 一億人シリーズ)

一億人の英文法 CDブック (東進ブックス 一億人シリーズ)

  • 出版社/メーカー: ナガセ
  • 発売日: 2012/06/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
一億人の英文法問題集 大学入試対策編 (東進ブックス 一億人シリーズ)

一億人の英文法問題集 大学入試対策編 (東進ブックス 一億人シリーズ)

  • 出版社/メーカー: ナガセ
  • 発売日: 2013/09/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
一億人の英会話――「話すため」に必要な英文の全パターンドリル (東進ブックス 一億人シリーズ)

一億人の英会話――「話すため」に必要な英文の全パターンドリル (東進ブックス 一億人シリーズ)

  • 出版社/メーカー: ナガセ
  • 発売日: 2020/08/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



nice!(0)  コメント(0)