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#4490 FB上で古沢栄一『論語と算盤』の読書会を開催します Feb. 22, 2021 [44. 本を読む]

 渋沢栄一『論語と算盤』の読書会をFB上でやります。
興味のある方は一緒に読みましょう。本が今日届きました。
企業経営者、労働組合関係者、教育関係者、正社員、非正規雇用の人たち、いろいろな人がそれぞれの立場、それぞれの視点で読めます。

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#4489 e-tax:トラブル解消&納税完了 Feb. 21, 2021  [A8. つれづれなるままに…]

 前回のブログ#4488で、e-taxの利用者番号に関するトラブルをとりあげた。
 4日目でまだ利用者番号へアクセスできないので、根室税務署へ電話で問い合わせた。電話に出たTさんが調べてくれた。青色申告控除額は55万円認められるという。前回は最初に対応してくれた人が、65万円の控除は今年から変更になり、電子申告なら55万円だと言ってくれたが、そのあと来たTさんは10万円しか認められないという話だったので、それなら家に帰ってこの利用者番号を使って、決算書類の作成をして65万円フル控除で申告するからと伝えて、作業を打ち切ってもらった。
 前回、税務署のパソコン端末で利用者番号の設定をしたが、申告書の修正作業を途中でやめたので、インターネット経由では利用者番号が利用できない、つまり、利用者番号の登録完了になっていないという説明だった。税務署のパソコン端末はインターネット経由ではないらしく、前回の利用者番号で作業できる。セキュリティの問題で税務署内のパソコン端末はインターネットを経由しないで国税庁内部のネットワークに接続されているのかもしれぬ。Tさんが端末から金額を入れ直してくれた。青色申告控除を55万円に書き直して、所得税を支払ってきた。
 コロナ対策で、税務署内のパソコン端末は税務署員が入力作業をしてくれる。丁寧な対応だった。

 「前回の利用者番号通知」書には「送信された内容を受け付けました。受付番号9999-9999-9999-999」と印刷されている。
 今日やってもらったら「」ID・パスワードの届け出完了通知」がプリントアウトされた。来年は、このコードが使える。

 利用者マスターへ登録にいったら、それで登録は完了にならなければいけない。作業が全部終わってから登録完了では、途中で作業をやめたらアクセスできなくなる。基本仕様書のミスだろう。こんなマスター登録ありえない話だ。国税庁のシステム発注部署は仕事の流れがわかっていない。
 どんな外部設計書や実務デザイン要件書をつくっているのか、見なおしたほうがいいよ。

<余談>
 1984年2月に臨床検査会社SRLへ転職して担当した経営統合システム(総開発費6億円)に比べたら、国税庁のe-taxシステムはオモチャのような簡単なもの。だから仕事の基本を外していいというわけにはいかない。
 当時、日本最先端のシステムだった。機能別に分けると、会計システム、支払い管理システム、購買在庫管理システム、原価計算システム、販売会計システム、投資・固定資産管理システム、経営分析・診断システムの統合システムだった。購買管理システムには危険物の管理機能も1年後に組み込んだ。
 25項目の経営指標による総偏差値評価の経営診断システムは、1978年に産業用エレクトロニクス輸入商社で中途採用してもらい、2か月後くらいにHP-97でプログラミングして開発したものをSRLへ転職してからEXCELに乗せ換えたもの。簡単な統計計算処理が必要なシステムだが、オフコンでは計算処理が無理だったのでプログラマブル科学技術計算用計算機を利用した。
 プログラマブルとは「プログラミングができる計算機」ということ。HP-67は当時の価格は11万円、プリンタのついたHP-97は22万円だった(いま後継機HP-35sが1万円で買える!)。入社後、経営改革の具体的なターゲットとスケジュールを決めるために、一日中電卓を叩いていたら、関周社長が米国出張の折にHP-67をお土産に勝ってきてくれたもの。300頁ほどの英文のマニュアルが2冊ついていた。1週間後にはプログラミングして仕事していた。それから2か月後の朝、今度はHP-97が机の上にあった。HP-97にはプリンターがついている、値段も高い。「秘書にこれどういうこと?」と訊いたら、「社長が、ebisuさんに使えって置いていきました」という返事、プリンタはついているしキーが大きいのでブラインドタッチで叩ける、作業効率が断然よくなった、とってもうれしかった。1978年の大卒初任給は10.5万円である。HP-97は入力データやプログラムをプリントアウトしてチェックできるので、作業効率がよくなった。入社してすぐに社運を賭けたプロジェクトを5つ担当することになった。その中のひとつに収益見通し分析委員会というのがあり、5年間分の決算データをベースに人員データを加えて経営分析し、中小企業に関する政府公表資料を参照して、経営指標25項目による経営モデルを作った。これは経営改革に絶大な効果を果たした。総合偏差値で数値の目標設定ができて、結果がチェックできる。5つのディメンションに分けて、さらに4-6項目に分解できるので、どこに問題が生じているかがわかる。



世田谷の実家 掃除機かけに2時間弱も 一人帰宅 HP-97 深夜の障害 ...

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