SSブログ

#4387 秋の原野をサイクリング Oct. 17, 2020 [85.サイクリング]

 いい日よりだ、サイクリングもあと2週間ほど、根室は霜が降りる季節になった。
 13時の気温15.9度、西南西の風2.4m/s、湿度47%

 最近、最低湿度が50%を切る日が多くなってきた。太平洋とオホーツク海へ突き出している根室は、海洋性の気候だから、冬を除くと湿度が高い。ほとんどの日が最高湿度90%を超える。

 牧の内T字路への道を途中で左へ折れて、オホーツク海周りで一周してきた。18.5㎞のコースである。

 平均時速19.8km/h、ロードバイク累計走行距離5645km
 今年は374㎞しか走っていない、昨年の半分程度だろう。「英作文千本ノック」の問題作りに忙しかったからだろう。面白くて、すでに410回分3000題を超えた。作成作業の方は一段落している。132回目を昨日ライン配信したから、278回分の「貯金」がある。

①国後島爺爺岳1822m
 今日ははっきり見えていた。
DSCN4188s.jpg

②牧の内T字路付近
DSCN4205s.jpg

③見渡す限りススキの野原
DSCN4209s.jpg

④ススキ、ススキ
DSCN4210s.jpg

⑤路肩の花
DSCN4206s.jpg

 見てくださって、ありがとうございます。




nice!(1)  コメント(0) 

#4386 学力テスト総合B数学:総合Aより30点アップの生徒 Oct. 17, 2020  [63. チャレンジ(教育)]

 昨日、B中学校の生徒が学力テストの問題用紙をもってきた。10/15実施の学力テスト総合Bの数学の問題用紙である。このところ力が上がってきているのを感じていたので、問題用紙に答えを書いておいて、テストが終わったら採点してみようと話してあった。問題をチェックし終わって点数を計算したら、39点だった。1月前の総合Aの数学の点数は17点だったから平均点に2点足りなかったが、今回は軽く平均点の2倍を超えている。ガッツポーズしてました。(笑)
 「先生、もう1枚ある」
 問題用紙がもう1枚あった。後ろの方の問題は前回までは手が付けられなかったのに、全問やったのだ。最後の平行四辺形内部に平行線を2本引いたときにできる三角形の合同証明の問題も書くだけ書いたという。大問2題の採点をつけ足したら47点だった。
 2次方程式の問題をミスっていた。因数分解まではOK、最後に答えを書くときに、マイナスの符号を落としていた。3点問題だからケアレスミスをなくせたら50点に手が届く。60点満点のテストである。市街化地域の3中学校では50点を超える生徒が滅多に出なくなった。学年トップが50点越えは10年前ならあたりまえだった。釧路も似たような状況で、「釧路の教育を考える会」のメンバーは、「学力上位層が枯渇化現象を起こしている」と表現している。低学力層が肥大化しているということ
 B中学校は学力テスト総合Aで、トップが何点かわからないが、学年トップに躍り出た可能性が高い。数学担当の先生が「おまえなした?」と驚いていたという。そりゃあ驚くわ、前回平均点未満の生徒が1か月後に47点、おそらく学年トップに躍り出たのだから。
 念のために書いておくが、わたしの採点で47点だから確定値ではない、来週テストと得点通知票が出るだろう。それで確認できる。B中学校の得点通知票は得点の階級別分布表が今年から削られた。あれは元に戻してもらいたい。C中学校は記載されている。生徒たちの学力を判断する上で得点分布は重要な情報だ。
 C中学校の学力テスト総合Aの数学トップは39点だったようだ。

 若いということはそれ自体素晴らしいことだ。突然、蝉が殻から抜け出して空を飛ぶように、大変化を遂げる生徒がいる。公認審判資格(JBA公認A級審判)も持っているバスケットボールの名プレーヤーだが、バスケットと同じくらい数学の勉強が楽しくなったと喜んでいた。自信がついたのでこれからは文武両道で行くそうだ。(笑)


 2013年の高校入試のときに二人、英語の点数を飛躍的に上げた生徒がいた。一人は学力テスト総合ABCで順番は違うが、11点、12点、13点だった生徒K君である。入試本番で44点だった。もう一人はサッカー部のM・K君、この生徒は学力テストで英語が30点前後ではなかったかと思うが、テレビでの解説を見て自己採点するように全員に行っていたから、しっかりやっていた。MK君は中高ずっとサッカー部で北海学園へ、K君はバイト三昧していた。同じサッカー部のIU君は早稲田商学部現役合格だった。彼のお陰で、早大商学部の推薦枠が与えられたと聞いている。中1のときに来て、学年トップになれるよ、なれたら独力で勉強できるから、来なくても大丈夫だよと言い渡した生徒。2度学年トップになって塾をやめた。文武両道、高校は独力で勉強していた。授業参観で顔を合わせると、気持ちのいい挨拶をする生徒でした。それでMK君に話を戻すと、
「先生、俺、ひとつも間違いがなかった」
なんだか、信じられない顔で申告した。わけがわからないという顔だった。合否発表があってから受験票をもって根室高校の事務室へ行ってきたらいい、本人確認して教えてくれると伝えた。本当に60点、満点だった。#2250でK君のほうを採り上げたが、検索してもヒットしない。古い記事が検索不能になっている。どうしてだろう。4300本もアップしているので容量オーバだろうか?(1時間後に検索したら出てきました)
 入試本番で44点たたき出したK君が英語の勉強に力が入りだしたのは1月下旬、一番前の席に陣どり、質問しだした。「おれ、なんだか英語わかってきた」とは言っていた。それまで英語が嫌いで勉強しなかったのに、これではいけないと、一番前の席で質問するようになったが、一月半で化けたことになる。この二人の変化には驚いた。それ以来である。塾をやっているのは楽しい、生徒から元気をもらっているのを感じる。
 みんな化けてもらいたいが、そうは問屋が卸さない。何が縁でそう言うことが起きるのかわからないから、この生徒も何か縁があれば「化けるかもしれぬ」と信じて授業している。
 本当に学年トップに踊りだたかどうかは来週、得点通知票が出たら追記する。

<余談:英語>
 他に生徒がいないときに英語の音読指導を徹底していた。英文を読むときに吃音の傾向があるので、滑らかに読めるまで、一緒に30回でも同じ文を音読した。読みにくい文こそ徹底的に繰り返し読んで、身体にリズムを刻みつけたい。日常、日本語で話しているときには吃音はないが、英文の音読に限って吃音傾向がある生徒だ。なぜなのかはともかく、繰り返し一緒に読んだら、最近は子音の発音がきれいになってきた。正しい発音で読めたら、リスニングはちゃんと聞きとれるもの。リスニング問題が全部ハッキリ聞こえてきたと喜んでいたから、英語も前回よりもだいぶアップしたようだ。


#4252 根室に日本最年少JBA公認審判(A級)誕生:14歳 May 19, 2020 



<結果報告>10/20追記
 点数は38点、21点アップだった。
 採点していったときに、数字がいくつも書いてある問題があった。いくつか数字が書かれている中に正解の「7」があったので、「7と回答欄に書いたのなら正解だ、どう書いた?」、やや考えた、「7と書いたと思う」という問題があったが、実際にはそう書いていなかった。正解へ「誘導尋問」したようなもの、聞き方が悪かった、反省。この学年にはすごい生徒がいて、数学と理科が満点だったという。2科目満点という生徒はたまに出る。その生徒は高校生になったら、全国模試で75を超えるだろう。根室高校へは進学しないようだ。
 市内には毎年2-3人くらい医学部へ進学可能な学力の生徒が存在する。

<生徒から点数下方修正報告アリ>10/22
 さらにダウン。何を見て前回の報告をしてくれたのかさっぱりわからない。自分が答案用紙に書いた答えの基本が曖昧、覚えているのはどうやら6割ぐらい。確率答案をもって来るまで判断保留したほうがよさそうだ。数学は満点の生徒がいると云っていた。理科も満点、凄いね。この学校は得点通知票に、得点階層別人数の棒グラフがないので、確認できないのが残念だ。事実とすれば、群を抜いて優秀な生徒がいる。


nice!(0)  コメント(0)