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#4165 水道水フッ素化合物汚染:フッ素配合歯磨き剤は大丈夫か? Jan. 12, 2020 [8. 時事評論]

<最終更新情報>
1/13 12:20 計算単位の変換にミスがあったので修正した。

 東京都の水道水、多摩川水系の地下水(府中市、国立市、国分寺市)がフッ素化合物で汚染されているというニュースが10日に流れた。
 有機フッ素化合物のPFOAPFOS二種類の化学物質で汚染されている。

*https://news.yahoo.co.jp/byline/hashimotojunji/20200110-00158395
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 PFOS(ピーフォス)は残留性有機汚染物質について定められた「ストックホルム条約」で国際的に製造・使用が制限されている。

 PFOA(ピーフォア)はWHO(世界保健機関)の外部機関が、発がん性の恐れがある物質に指定し、主要な化学メーカーは既に自主的に使用を廃止している。

 都福祉保健局は昨年1月、横田基地に近い4カ所の井戸で両物質の濃度を調査。このうち立川市にある井戸で両物質合わせて1340ナノグラム武蔵村山市にある井戸で同143ナノグラムを検出した。
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https://www.asahi.com/articles/ASMDT4S65MDTUUPI006.html

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 PFOAでは米国で数千ナノグラムなど極めて高い濃度の水を飲んだ人たちの健康調査から、精巣がんや腎臓がん、潰瘍(かいよう)性大腸炎など6疾病のリスクを高める可能性があると指摘された 

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<フッ素配合の歯磨き剤を使うのは危険>
 わたしはフッ素配合の歯磨きペースト、サンスター「GUM procare 100g」とライオン「クリニカADVANTAGE 60g」の二種類を毎日使っている。もう半年ぐらいたつが、虫歯の予防には効き目がある。スキルス胃癌と巨大胃癌の併発で、胃の全摘手術のあと、食事の回数が6回に増えたのと、ヨーグルトとお菓子や果物を頻繁に食べるために口内環境が健常人に比べて悪化する。次々に虫歯になった。それが、昨年6月からこの歯磨き剤を使い始めてから、状態が改善された。
 歯磨きした後で、口を漱(すす)がない。そのほうがフッ素が口中に残って効き目が高いからだが、口を漱ぐ場合に比べて口内にフッ素がたくさん残る、残るから効き目が強いのだと思う。理由はフッ素が毒物だから、有害菌の繁殖が抑えられるということかもしれぬ。しかも神経毒、脳機能にも影響が出る。
*#4026 眼科受診:白内障術前検査小話 July 4, 2019
https://nimuorojyuku.blog.ss-blog.jp/2019-07-04
**サンスタープロケア
https://jp.sunstargum.com/procare/special/?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=care_c
***ライオンプロケア
https://www.lion.co.jp/ja/products/1



****フッ素は毒物「水道民営化で日本もフッ素を飲まされることになるかも」
https://ameblo.jp/sannriku/entry-12423012005.html

 どちらも許可最大限の1450ppmの濃度である、使う量は歯ブラシの上に1㏄程度だから1gよりは少し多いと思う。絶対量を考えると、身体へ入る量はたかが知れているとは効能書きを見て思うのだが、自分で計算して確認してみたほうがよさそうだ。35年前に住宅ローンを組むときにもそうした、返済のシミュレーションをして、年収の3倍未満の物件を探した。(笑)
 7割は歯を磨いた後に吐き出しているだろうから、3割が口内に残り、体内へ摂取されるとすると、
  1g×0.3×1450ppm=0.3/(1450/1,000,000)=435μg
1回当たりの体内への摂取量が435μg。一日2回だから、870μg/日(=0.00087g/日)である。
 米国の水道水の水質管理基準値は、次のようになっている。
米国は2016年、飲み水の水質管理の目安となる勧告値を両物質合計で1リットルあたり70ナノグラム(ナノは10億分の1)に設定。1日2リットルを70年飲んでも健康に影響がない値とされる

 一日当たりの摂取許容量は、70ng×2=140ng=0.14μgであるから、歯磨き剤で摂取する量は「米国飲料水基準値」のなんと6214倍となる。
 70年は25550日だから、0.14μg×25550=3577μg=0.003577g。70年間での摂取許容量は3577μgである。
 これだけ歯磨きでフッ素を体内に取り込むのにかかる日数は「3577μg/870(μg/day)=4.1日計算してギョッとした。歯磨き剤に混入する許可基準値が甘すぎるのではないか?わずか、4日で70年間の許容量に匹敵する、こんなに高濃度のフッ素入り歯磨き剤をつかって口を漱がないというのは、とんでもない危険な行為ということになる。
 この濃度は、歯磨きをした後に、うがいをすることを前提としてつくられたものだろう。口内に残留して体内へ取り込まれる量を3%くらいに考えたのではないだろうか。その前提で計算しても、41日間で米国飲用水基準の許容量に達し42日目でオーバーとなる。口を漱いでもとても危険、人体に有害なのだ。
 テレビ番組「ためしてガッテン」で、スェーデン式歯磨きとして、フッ素高濃度配合の歯磨き剤で、口を漱がないやり方を推奨していたが、とんでもない話だ。スタッフは自分て計算してみなかったのでしょう。
 若い人の場合は数十年使用することになるから、フッ素の高濃度配合歯磨き剤を使うときはリスクをよく考えて自分で判断したらいい、笑えない結論だ。 
 若い人たちはフッ素配合していない歯磨き剤を使うべきだ。もちろん、子どに毒物であるフッ素配合歯磨き剤は使ってはいけない。将来、遺伝子異常によるあらゆる病気を引き起こす種を植え付けるようなもの。

 6歳未満の子どもには使わないようにと注意書きがある。わたしは70歳の老人だから、発癌性があっても、長期に摂取することで身体に何か異常が起きても、それよりは虫歯予防が大事。胃がないからよく噛めないと、消化できず日常的に下痢を起こして、身体が衰弱する。フッ素で記憶障害も起きるとあるから、ますますボケるのではちと困る。もう買わないことにする。在庫が5本あるが、捨てることになる。
 フッ素化合物のPFOAやPFOSは自然界では分解できないという。身体に取り込み、排出し、そしてまた環境中から体に取り込む、こうして有機化合物のフッ素は永久に環境と人類の体内を駆け巡る。遺伝子を傷害すれば、癌は増えるし、どんな病気が起きるかわからない、人体実験さながらである。いろいろな種類のある癌抑制遺伝子が障害されたら、さまざまな癌を発症するだろう。遺伝子が障害されて起きる病気はわかっていないほうがずっと多い。とくに化学物質によって起きる遺伝子傷害と病気との関連は、これからの研究で判明するのだろう。
 わたしの周りで、いまふたり白血病にかかっている、二人とも70歳を過ぎている。とっても珍しい病気だったはずだが、なんだか不気味だね。人間が環境中にばらまいたさまざまな化学物質がイニシエータ(発がんの過程で決定的な役割を果たす物質)として作用しているのではないか。寿命が延びたから、癌が増えたと主張する学者もいそうだ、癌は老化現象の一つでもあるからだ。

 こどもたちのほうが、ずっとこうした化学物質に感受性が高い成長期の生物は細胞分裂が激しいから、その際に遺伝子がコピーされて細胞が分裂する。そのときに遺伝子が化学物質で影響を受けて、違う塩基に置き換わり、本来もっていた機能が失われる


 フッ素化合物について、EPA(米国環境保護局)はその使用に警告を発している。テフロンは焦げつかないようにフライパンに使われている、さまざまな調理器具もテフロン加工されたものが多い。スコッチガードはさまざまな用途の防水スプレーに使用されている。狭い玄関内で、衣類や靴にスコッチガードなどの防水スプレーを使うのはやめよう。フッ素をガスで直接吸い込むことになる。環境中に放出されたら自然環境では分解されないから、広い場所でもダメだ。便利なものには危険が潜んでいることを知ろう。
*フッ素の害についての解説サイト
https://truthofsick.com/109/

 フッ素単離の歴史を垣間見ると、如何に危険な物質であるかが分かろうというもの。
*https://ja.wikipedia.org/wiki/フッ素

 フッ素に地下水汚染で、思い出すのは福島第一原発メルトダウンで飛散した放射生物質(広島型原爆30発)のことだ。汚染表土の除去は住宅地については行われた。汚染土は黒いキャスクに詰められて広大な面積に野積みされたままである。一部は破れたら、地下水を汚染するか、雨水と一緒に流れて河川水を汚染してしまう。管理がたいへんだろう。
 福島県は森林面積が大きい、森林に降り注いだ放射生物質は除去をあきらめたから、地下に浸透して、帯水層まで到達する。フッ素汚染と同様のメカニズムで、原子力発電所のメルトダウン、爆発事故から放出された莫大な量の放射生物質が福島県の地下水を汚染しているであろうことは想像に難くない数百年にわたって地下水が使えないものになってしまっているのではないか

<余談:計算> 高校生用の計算
 指数を使うと計算が簡便になるので、プログラマブル科学技術用計算機「HP 35s」を使ってやってみる。高校生諸君は手書きしてやってみてください。「化学」の授業でお馴染みの単位込みの計算方式です。
 ppm=10^-6
 ng=10^-9(g)

 1g×0.3×1450ppm×2回/day=1×0.3×1450×10^-6×2(g/day)=8.7×10^-4(g/day)
 70n(g/L)×2(L)×70年(=25550日)=3.570×10^-3(g)
 3.570×10^-3(g) / 8.7×10^-4(g/day)=4.103 (day)

  こういう風にやると、単位変換ミスも計算ミスも起きない。

 HP 35s(1万円ぐらい)には複素数の演算機能が標準装備されているので、数Ⅲの複素数の計算に便利である。1978年にHP67(1978年当時11万円)とHP97(プリンタ付き、当時22万円)をはじめてつかったが、複素演算機能は数学パックにその機能があった。いまは標準機能としてついている。HP社のプログラマブル科学技術計機を使い始めてから42年目か、5台目だ、時のたつのは速いもの。6台目を買うことはないだろう。(笑)

 高校生諸君で数学に好奇心の強い人は、正月のお小遣いが残っていたら、買ったらいい。
 HP-67とHP-97は産業用エレクトロニクス専門輸入商社「関商事(後に社名変更しセキテクノトロン、2010年ころ上場廃止、吸収合併された)の2代目社長の関周さんが、中途入社1か月後にプレゼントしてくれたもの。自社の経営分析と経営改善案作成のために電卓を叩いて一日中統計計算しているわたしを見かねて、米国出張のついでに買ってきてくれました。入社1か月後にHP-67を、2か月後にプリンタ付きのHP-97を。うれしかった。付属の英文マニュアルは2冊(昨日の解説とプログラミング解説書)、それぞれ400頁ほどありましたが、1週間で読み切って、仕事でつかってました。初めてのプログラミング体験、一日中電卓叩いていたのが、プログラミングすると30分仕事、しかも入力データのチェックだけでいいので、計算精度はアップし、かかる時間も1/20に短縮、浮いた時間を経営改善案(財務構造と収益構造の改善案)を練ることに使えました。3年後には、売上高営業利益率が15%アップして43%になりました。財務構造も内部留保が増えて、格段に安定しました。営業の生産性を上げることもポイントの一つでした。

HP35s動画
https://www.bing.com/videos/search?q=hp35s&view=detail&mid=7FE8597CD31E029E00EC7FE8597CD31E029E00EC&FORM=VIRE


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