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別海も強毒H5N1型(北海道新聞)(7) [87.根室の話題]

  2,008年5月7日   ebisu-blog#183 
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 5月6日北海道新聞朝刊1面より

 別海も強毒H5N1型
 鳥インフル
 周辺養鶏場で消毒
 佐呂間で1羽陽性
 環境省は5日、根室管内別海町の野付半島で見つかったオオハクチョウノ死骸から簡易検査で陽性反応が出ていた鳥インフルエンザウィルスについて、鶏に対し強毒性の「H5N1型」と発表した。これを受け道は、家畜伝染病予防法に基づき死骸発見場所から半径30km以内の同管内別海、中標津、標津三町内の養鶏場5箇所に緊急立ち入り検査をし、消毒を命じ、一部農家が消毒を行った。また道は、網走管内佐呂間町のサロマ湖畔キムアネップ岬でオオハクチョウ1羽の市外を発見、簡易検査で陽性と判明したと発表した。
 養鶏場消毒は感染予防が目的で、鶏の移動禁止や卵の流通制限はない。環境省と道は「通常は人に感染しないが、衰弱したり死んだ野鳥には素手で触れないこと。鳥の排泄物に触れたら手洗い、うがいをすれば過度な心配は必要ない」と冷静な対応を呼びかけた。
 H5N1型ウィルス確認は道内初。野鳥からの同型ウィルス検出は4月の秋田県・十和田湖畔のオオハクチョウノ死骸を検査した北大人獣共通感染症リサーチサンターが型を特定した。今後遺伝子分析をし、十和田湖畔で検出したウィルスや韓国など海外で猛威を振るうウィルスとの関連も調べる。

 3面からの転載である。以下の記事から、宇宙に存在するウィルスが地磁気に引かれて北極へ集まり、種々の渡り鳥を媒介に南下している様子が伺える。中国南部は鳥と家畜と人間が同居する地域で、ウィルスが変異するのに最適な環境であるに過ぎない。そもそものウィルスの供給元は北極である。ウィルスが乾燥に強く、水に弱いことも宇宙飛来説を補強しているように思える。
 

 鳥インフル
 感染源 ロシアの渡り鳥か
  秋田県小坂町に続き、根室管内別海町で新dね板オオハクチョウからも5日、H5N1型の取りインフルエンザウィルスが検出された。これまで西日本で検出されていたH5N1型が、なぜ北海道・東北で相次ぎ見つかったのか。専門家は「ロシア方面からの渡り鳥が感染ルートではないか」と指摘する。
 専門化指摘 シベリアでも確認
・・・京都産業大の大槻公一鳥インフルエンザ研究センター長は「近年シベリアでもH5N1型の感染が広がっている」と指摘。「シベリアや中国東北部から飛来したカモがウィルスを保有し、北へ戻る途中に同じ池や湖で休んだハクチョウに感染したのでは」とみる。
 ハクチョウはカモよりウィルへの抵抗力が弱いとされ、、日本に来る前の感染ならハクチョウはもっと早い時期に死んだ可能性があるからだ。