SSブログ

別海で鳥インフル陽性(北海道新聞)(4) [87.根室の話題]

  2,008年5月3日   ebisu-blog#179 
  総閲覧数: 12,197/158 days (5月3日0時00分) 

  4月21日にSARS対策(重症性呼吸器症候群)について採り上げる旨予告して、それから4回目である。まさか、こんなに早く地元に飛び火するとは思わなかった。
 別海町で24日に死骸が発見されたオオハクチョウから簡易検査で鳥インフルエンザ・ウィルスの陽性反応が出た。強毒性のH5N1型かどうかを判定するために北大で精密検査中であるという。
 宇宙から地磁気に吸い寄せられて北極からウィルスが侵入し、北極圏を生息域とする渡り鳥が変異した新型ウィルスを運ぶ。渡り鳥は北から順に南へと降りていくから、日本では北海道から順にウィルス汚染が広がることは当然であるのだろう。
 春国岱も渡り鳥の飛来地である。たくさんいるオオハクチョウは時折飛来する丹頂鶴に比べるとアヒルにしか見えない。大鷲は悠然と春国岱の空を飛び、突堤に止まってじっと海を見つめる。
 
 別海町で鳥インフル陽性
 簡易検査 ハクチョウから
【釧路、別海】環境省釧路自然環境事務所は1日、根室管内別海町の野付半島で発見されたオオハクチョウ1羽の死骸を簡易検査した結果、鳥インフルエンザのウィルスの陽性反応を確認したと発表した。同事務所は、この結果はA型インフルエンザウィルス感染の可能性を示唆するとし、死骸を2日にも北大人獣共通感染症リサーチサンター(札幌)におくり、詳しい検査を行う。
 ・・・陽性反応が出たオオハクチョウの死骸は4月24日、野付半島先端部のトドワラの遊歩道付近で観光客が発見、同センターで解剖した。同事務所が検査したところ、インフルエンザウィルスの陽性反応が出た。
 死骸は北大でA型インフルエンザかどうかの確認を行う。強毒性かどうかは1週間以内に反対が出る見通し。
 道は、道教委や道警で構成する「道高病原性鳥インフルエンザ連絡会議」を2日にも開き、今後の対応を協議する。