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#5248 映画 "The sixth sense" の台詞にホロリ June 12, 2024 [49.1 英語音読トレーニング]

  数日前にBS放送で標記の映画を見ました。
 幽霊の見える少年と自分が殺されたことに気がついていない幽霊の精神科医との魂の交流、1999年公開の映画です。
 幽霊が見える少年コール・シアー役をハーレイ・ジョエル・オスメントが、幽霊の精神科医マルコム・クロウ役をブルース・ウィリスが演じています。
 
 最後の方で、少年は母親に自分には幽霊が見えていることを告白します。当然、母親は本気にしてくれません。そこで少年は、
Granmma come to me sometimes. She wants me to tell you she saw you dance. She'd hidden the back to see. "She looked like angel."
(おばあちゃんが時々来るんだ。ダンスを見たってママに伝えてほしいって、後ろの方に隠れて見ていたって。ママは天使のようだった。)

 ママはおばあちゃんが仕事で来れなかったと思っていたのです。そこからわだかまりがあったのでしょう。当時のシーンを思い出して、母親は息子が本当のことを言っているのだと気がつきます。
 幽霊の見える少年はもう一つ言います。
You came to the place mother burried, and asked a question. She said the answer is "Every day". What did you ask? 
Do I make her brighten?
(ママはおばあちゃんのお墓へ行って何か一つ尋ねたことがあるでしょ。おばあちゃんは”毎日”って言ってた。何尋ねたの? わたしがいておばあちゃんは楽しかったか?って訊いたの。)
 母親の眼から大粒の涙が次から次へとあふれ出てきて息子を抱きしめます。
 この台詞を聞いていて思わず涙がこぼれました。10,000回のNHKラジオ英会話音読トレーニングのお陰です。

 ところで、最後の台詞(青字)のところは字幕は「私を愛してくれていたのか?」となっていました。ニュアンスがだいぶ違いますから、台詞を聞きながら英語のまま理解できたら好いですね。
 
 少年は幽霊の精神科医へ、(残された)妻のアンナが眠っているときに話しかけたら、ちゃんと聞こえるよと教えてあげます。
 妻のアンナが眠っています。そして寝言を言います。
wife: Why did you lieav me?(どうして私を残して逝ったの?)

husband: I didn't leave you.(そうじゃない、ずっとそばにいたよ)
 指輪が転げ落ちます。指を見ると、結婚指輪がなくなっていました。それで時間があまり残されていないことを悟ったようです。
husband: I see the people, you don't...  I don't see anymore.
 幽霊はつぶやきます。
 I think I can go now.(そろそろ行こうと思う)
 そしてカウチで眠っているアンナに語り掛けます。
 Just ... a couple of things. I needed to help someone. I think I did. I need to tell you something. You are never the second, ever. I love you. 
 Evrything will be different in the morning.
Anna: Good night Malcolm!
Malcolm: Good night sweet heart!
(二つだけやるべきことがあった。人の役に立つ必要があった、それも成し遂げた。ひと言伝えたい。君は最良の人だった。愛してる。朝になればすべてが変わる。おやすみマルコム。おやすみアンナ。)
 やるべきことをやり終え、自分が殺されてしまったことに気がついた幽霊のマルコムはもう現世には戻って来ません。最後の台詞は、永遠の別れを意味していたのです。切ないね。

*『シックス・センス』あらすじ・キャスト・ネタバレ【感動のホラー
 
 全体が平易な会話文ですから、リスニングしやすい映画でした。黒人が早口でしゃべるような映画はまったくリスニングできません。(笑)



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