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#4835 available:使われることが多い語彙です Sep. 28, 2022  [49.1 英語音読トレーニング]

 今日9/28は水曜日なので、高3の英語教科書VIVIDⅢを使った高1の生徒のための音読トレーニングの日です。p.91~97まで。

(1) A lady named Laurene Powel was there to listen to his speech.  Because no other seats were available, she sat in one at the front.

  available:入手できる、購入できる、利用できる

 この単語はよく出てきますが、日本語にしにくいことが多いのです。これは処理しやすいですよ。「利用できる」で直訳で意味が通じますが、わざわざ、「利用できる椅子がなかった」なんて言いませんよね。
 「他に席が空いていなかったので、最前列のひじ掛けのついた椅子に座った」
  sat in oneとあるので、ひじ掛けのついた椅子であることがわかります。ひじ掛けがなければ、sat on oneと書いたはずです。

(2) When Steve arrived, she found herself sitting next to the guest of honor.  She jokingly told him that she had won a contest and that the prize was dinner with him.

 さて、スティーブが会場に到着します。ローリンが主賓席の隣、つまりスティーブの席に座っていました。ローリンは冗談めかしてスティーブに言います。「コンテストで優勝したら、その商品はスティーブ、あなたとの食事よ」、最前列は主賓席ですからね、コンテストなら優勝者が座る席です。ローリンは洒落を言ったのです。
 この文は間接話法の文ですが、直接話法で書くと、次のようになります。
  She jokingly told him "I win a contest and the prize is dinner with you."
 彼女は現在形で言ってます。つまり、「コンテストで優勝したら、当然にその賞品はスティーブ、あなたとの食事よ」、わたしが座っているのはあなたの席なのだから。


(3) But once in his car, he had a change of heart: "If this were my last night on earth, would I rather spend it at a business meeting or with this woman."

 仮定法ですね。ここは上手に訳してました。
「スティーブは車の中で心変わりしました。”これが最後の夜だとしたら、その最後の夜に仕事の打ち合わせをしたいのか、それとも彼女と一緒に食事したいのか”」
 スティーブは仕事の打ち合わせに行くつもりだったのが、車の中で心変わりして、これが自分にとって最後の夜なら彼女と食事がしたいと心の底から思ったのでしょうね。
 it=my last night

(4) Steve ran across the parking lot and asked Laurene if she'd have dinner with him.  She said yes, and they walked into town.

 lotは「(ある目的用の)土地」なのです。parking lot「駐車場」です。
「スティーブは駐車場を駆け抜け、ロリーンに一緒に食事するつもりがあるかと尋ねました。ハイと応じて、二人は町へ歩いていきました。」

(5) It was back in June 2005 at Stanford's commencement address that Steve first made the announcement that he was suffering from cancer.

 これは強調構文です、強調構文の中でもこのタイプは分裂文cleft sentenceと言います。
*#4501 cleft sentence①
*#4502   cleft sentence②
*#4505   cleft sentence③

 「指定ルール:指定は前に置く」が適用されています。「2005年の6月にさかのぼる」はそれ以下の節を指定しています。commencementはスタンフォード大学の大学院ビジネススクールの学で位授与式です。そこでの演説addressでスティーブは自分が癌に侵されていることを告白しました。


(6) In his speech, he honestly admitted that no one wants to die, and advised students as follows: "Your time is limited, so don't waste it living someone else's life."  Don't let the noise of other's opinion drown out your own inner voice.

 わかりにくい文ですね。in his speechは指定ルールの適用で、「スティーブのスピーチで言われたことです」と、この句の次の文を指定しています。
 speech=addressです。同じ語を続けて使うのはボキャ貧まるだし、恥ずかしいので言い換えます。
「演説で、スティーブは誰も死にたい人などいはしません、そして学生に次のように伝えました。”あなたたちの時間は有限です、だから自分の時間を無駄にしないでください/誰かほかの人の人生を生きるというように”」
  わかりにくい表現が出てきたときには、次を読み進めたらいいのです。たいがい具体的に表現していますから。ここでは「誰かほかの人の人生を生きるような」ということが、「他人の意見という雑音に惑わされるな/自分自身の内なる声をかき消してしまうような(雑音)」と、しっかり説明してくれています。

(7) And most important, have the courage to follow your heart and intuition.

  この文には二人とも困ったようです。どういう文型なのか判断がつかなかったようでした。前に置かれた句は、「だから、重要なことがある」と前の文を受けてそのあとの文を指定しています。have以下は命令文です。そこがつかみにくかったようです。

「だから、重要なことがあります。あなたのこころと直感に従う勇気をもて(と私は言いたいのです)」


(8) more A than B「BというよりはAである」
 1. Pandas are more cute than beautiful. 「パンダは美しいというよりかわいい」
 比較級を使う場合は、同じものを比べます。だから「美しい」と「かわいい」は比較級にならないのです。では、比較級を使う場合の事例をあげてみます。
  Pandas are cute.
      Lions are cute.
      Pandas are cuter than Lions [are cute].
  2. Some of his teachers regarded him more as a troublemaker than as a special kid.

   「スティーブは特別な子どもというより、扱いにくい子供とみなす先生たちがいた。」
 『英文法総覧』p.350では「同一物の異なる性質の比較」としてこれが採り上げられています。
  Tom is clever than John.  Tom is more clever than honest.
  「トムはジョンよりも賢い。トムは正直というよりはむしろ賢い」
  He is more shy tha unsocial.
  「彼は社交性がないというよりは、むしろ内気なのだ。」

<スタンフォード大学のビジネススクールについて>
 p.92に1989年10月にスティーブはスタンフォード・ビジネススクールで演説の機会が与えられてことが記されています。
 スタンフォードは理系の大学ですが、ビジネススクールがあります。大学院のコースで修士課程です。ここを修了するとMBAの学位が与えられます。公認会計士も米国は理系分野の学部出身者が多いようです。日本では文系の大学院にビジネススクールがあります。なんだかヘンですね。
 ビジネススクールではビジネスに関する教科が教えられますが、たとえば会計学は、コンピュータシステムを前提とした実践的な管理会計学が教えられます。原価計算も同様です、上場企業で原価計算をコンピュータシステムを使わずにやっている企業は1980年代の半ばにはありませんでしたが、日本の原価計算学会は、まるでシステム音痴でした。経営分析には数値計算が必要になるので、コンピュータの数値計算プログラミングも必須です。日本では1980年代はAccounting Information Systemのような分野は翻訳書がありませんでした。会計学とコンピュータシステムの両方を理解できる会計学者が日本に存在しなかったからです。 

<リテンションは英語力を飛躍的にアップする>
 リテンションとは1文を読んだ後、その分を丸ごと再現するトレーニング法です。3回読んだら、顔を上げてテキストを見ないで、口に出してみましょう。チャンクごとに意味をつかんでいないとできません。それを英語の語順通りに口に出します。英文法知識もフル動員してやります。英検準1級以上にチャレンジする人にはおススメのトレーニング法です。
 水曜日の高1の生徒に試してみたら、2行の文でもリテンションできました。脳への負荷が大きいのですが、トレーニングを繰り返すとしだいになれます。英検準2級をこれから受験する人でもやれますよ。
 家で一人で、コツコツやってください。


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