SSブログ

#4539 根室管内でSARS-CoV-2PCR検査陽性者10名:正常で常識的な判断とは? May 10, 2021 [35.1 COVID-19]

 テレビの報道によれば、根室管内で今日(5/10)初めて二けた10名のCOVID-19PCR検査陽性者がでたようだ。

 根室管内の感染病床は、中標津町立病院に4ベッド、市立根室病院に4ベッド、合計8ベッドである。
 (5/13のテレビ報道では、市立根室病院は10ベッドに拡張、国からは19ベッドへ増床するように要請を受けている。中標津も似たような状況になっているのではないか。)
 PCR検査陽性でも、症状のないものと軽度の症状の患者が8割いるので、中等症以上の患者は2割だから、ベッドが足りないという状況ではないのだろう。実際上は中等症以上の症状を呈する患者が入院できるなら、なんとかなる。
 でも、法律無視があたりまえになっているのはなぜなのか。法律が妥当でなかったのか、失政の結果なのか、どちらかあるいは両方の結果であるのだろう。

 指定感染症だから本来は全員入院隔離措置が必要だが、法律通りに隔離できる自治体はほとんどないのだろう。
 こんなにたくさんのPCR検査陽性者が出るようでは、中等症以上の症状の患者が指定感染病床を上回る事態が起きる可能性が強くなったということだ。患者を増やさず経済を回すことが、ますますむずかしくなった。

 人口密度の小さい根室管内ですらこの状態だから、東京オリンピックなんて正気の沙汰とは思えない。東京の人口密度は根室管内の238倍である。危機的な状況下にあるときこそ、冷静かつ常識をわきまえた判断をしたい。
 戦時下では大本営営発表とマスコミの嘘に踊らされて、ほとんどの人々が正常な判断ができなくなって惨禍を拡大した。似たような状況に陥ってはいないか?
 現行のワクチンは変異型には効果が小さい。その程度はそれぞれのワクチンと変異型の種類でさまざまである。政府は「変異型にも効く」としか言わぬ。たとえば、アストラゼネカのワクチンはアフリカ型には1/6程度しか効かない。15%程度というのは「効く」と言えるのか?数値を言わない宣伝には要注意だ。250万人の接種に対して90名を超える深刻な副作用が報告されている。インフルエンザワクチンだと臨床治験で百万人に10人深刻な副作用が出たら、そのワクチンは認可されない。年寄がワクチン接種後死亡しても、基礎疾患があったということで、ワクチンによる死亡者数にはカウントされない場合もあるようだ。正直にデータを公表して接種するしないは本人の意思を尊重したらいい。

 変異型に対しては現行ワクチンはそれほど期待できない。だからワクチンを打ったからと言って安心安全ではないし、そもそも症状を軽減できるだけで、発症3日前から感染させるという事実に変更はないのだ。製薬メーカーも変異株に対するワクチンを開発中で、ファイザー社とモデルナ社の製品はもうじき臨床治験が開始される。メーカー自身が、変異型への有効性に疑問符をつけているから、それに対応するワクチンを開発している。「変異型にも有効」だなんて情報は「有効性が15%」でも、有効ということにすぎない。言葉の綾であり、真実を告げているようには聞こえない。

 ネットで便利になっているが、ネット上には真偽不明な情報であふれているから、自分で検索して収集し、自分で判断してインチキ情報を棄て、その上でどうしたらよいのか考えなければならない。そういう時代である。
 コロナワクチンを打っても打たなくても99%の日本人はCOVID-19に罹らないか、罹っても発症しないのである。データの根拠は、下記サイトをご覧ください。
*「コロナワクチン、有効率90%超えの真の意味



 根室管内の人口密度 26.7人/km 2
 東京都の人口密度 6367.78人/km 2


にほんブログ村

【ワクチン】ワクチン接種後19人死亡の衝撃 基礎疾患のない26歳女性も|日刊ゲンダイDIGITAL (nikkan-gendai.com)

原田曜平氏 実父がコロナワクチン副反応で深刻な健康被害「国民に急いで打たせていいのか」
5/19
--------------------------------------

マイルドヤンキーの定義で知られる“若者研究”の第一人者でマーケティングアナリストの原田曜平信州大特任教授(44=前博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー)が19日までにツイッターを更新。80代の実父がコロナワクチン接種の副反応で、深刻な健康被害を受けていると告白した。
原田氏は「5日間高熱が引かない父。意識朦朧としご飯もあまり食べられない模様(本来食欲旺盛だが)。看護師さんもお医者さんも『恐らくワクチンの影響だろう』と。が、ワクチンとの関係性を証明できないそう。接種後体中にできた発疹は、水疱瘡を疑ったようだが(接種後の症状なのに)検査の結果違っていた」と報告。
「とりあえずの病名はワクチンの副反応による多形滲出性紅斑と蜂窩織炎。前者は原因分からず、後者は副反応でなったのか、副反応でリンパ節が腫れ、痒くて引っ掻いた傷口から雑菌が入ってなったのか分からないそう」と困惑した様子で「分からないことだらけのワクチンが、最大の高齢者大国で多くの問題を起こさないといいが」と心配した。
そして「2回目はワクチンを打たない方が良いとお医者さんは言うが、そもそもそんなものを国が急いで国民に打たせて良いものなのか。。」とワクチンの安全性に疑問を呈した。
実父は喜んで接種に臨んだが、家に帰るなり40度近い発熱で動けなくなったという。それまで元気だったにもかかわらず、体の一部が腫れ上がり、食欲がなくなった。東京都のワクチン相談センターか接種会場に連絡するように指示されたが、接種会場に電話しても繋がらず。たらい回しになった末、救急車を呼んで接種会場の病院へ運ばれた。
体の異常とワクチンとの関連性は不明。原田氏は「こんな医者でも原因が分からない副反応が出ている人がいる状況で、1日100万回という根拠なきスローガンを打ち出してしまって良いのか?オリンピックありき?」と、ワクチン推進に不安を隠しきれない様子で「ワクチンが全ての人にとって救世主のように見えてしまっているのは問題かも」と指摘した。
--------------------------------------


nice!(1)  コメント(11) 

nice! 1

コメント 11

tsuguo-kodera

 政府も市役所もこんなようなものです。世界中です。アメリカとイギリスがワクチンを開発できるのに日本は出来ない。要するに感染症の大学教授がアホ、国研の研究者もあほ。お金を求めても、政府に施策を求めても、またいつか来た道の正論だけの怖い国になります。もうなりかけていますよ。
 治療薬もできないかは分かりません。薬学部は優秀な女性研究者がたくさん業界に就職してきました。私は感染者は報告以上に遥かにいたと思います。今検査数値が増え感染者の認識が増えたと思います。
 インドも日本も死者が少ないのが不思議です。それぞれ事情が違うと思います。日本の少ない理由は偏に日本の看護婦さんが優秀で真っ当だからでしょう。男は信じられない時代。その時代にのし上がった女性も信じられない。
 私が信じるのは若い女性、特に研究者です。官庁の役人も女性の時代なのに、馬鹿な男が老いも若きも多過ぎます。仕方ないと私は思います。
 最も感染したり副作用があれば、直接抗体は出来なくても体が反応するようになると思います。ステロイドパルス治療で生き残れたように、私はコロナ感染から復活だけを考えて体調を維持し、ストレスを無くし、対処の食事をしています。
 感染したら御の字でも、聞かないワクチンもうちます。日本人だから。それで良いと私は納得しています。(笑)

by tsuguo-kodera (2021-05-11 15:04) 

ebisu

koderaさん
COVID-19ワクチンは250万人に接種して深刻な副作用は90人ですから、全人口に接種しても45000人に深刻な副作用が出るだけです。その内の10%が亡くなっても4500人です。
一方で、COVID-19の死亡者数はすでに1万人を超えました。年内に2万人に届くのか届かないのか、年末にならないとわかりません。

白血球にも血液型(HLA)がありますが、その組み合わせは数百万にもなります。特定のタイプと病気の関連がわかってきています。民族差がHLAのタイプに現れます。
日本人はCOVID-19に強いタイプの人が何割かいるのでしょう。それがどのタイプかはわかっていません。

ワクチンを打たないリスクも、打つリスクも、それぞれ一人一人が考えて、自分の判断で決める。それでいいのだと思います。

インフルエンザのワクチンと同じように、変異型が出たらその都度、それに特異的なワクチンを接種することになります。

わたしは根室へ戻ってきてから19年たちますが、一度もインフルエンザワクチンを接種してません。それで不都合がないからです。

COVID-19ワクチンを打つなら、従来型の不活化ワクチンを選択するでしょう。日本製の不活化ワクチンは製造の見通しはないかもしれませんね。
リスクは打っても打たなくてもほとんど一緒のようですから、まだ決めていません。
by ebisu (2021-05-11 22:11) 

ebisu

HLA(ヒト白血球抗原)について興味のある方はこちらのサイトをご覧ください。
http://hla.or.jp/about/hla/
by ebisu (2021-05-11 22:13) 

カバディ

よみもの
https://go2senkyo.com/articles/2021/02/03/56647.html
by カバディ (2021-05-12 09:00) 

ebisu

カバディさん
インド発祥の球技がハンドルネーム。ずいぶん昔に初めて見たときに「カバディ、カバディ、カバディ」と叫びながらやっているのを見て、面白い球技があるものだと驚きました。
インド変異株もカバディのように世界へ広がるのでしょうね。
ところで、八幡和郎さんの「医療崩壊するのは日本の医者がダメだからだ~日本医療の10の大罪」は切り口が面白い。
その中の一つに、学力の高い高校生が地方の医学部を目指すことで、他の理系学部に高学力の人材が不足するというものがありました。

知人の息子さんが北大理系学部を卒業して、バイオの分野へ進み、真菌研究をしています。創薬の分野ですが、この分野はバイオ、物理、医学などの分野から人材が集まっています。学部や大学院の専攻が何であれ、先端分野は複合分野で異分野の研究者が競合するケースが多くなっています。民間企業でも、大きな問題は複合分野で起きています。一つの専門だけではどうにもならない。COVID-19もそうした分野の一つの例として挙げていいでしょうね。

入り口が医学部であっても、数学科であっても、農学部であっても、物理学科であっても、10年したら、同じ分野で研究しているなんて姿があたりまえになっています。
先ほど真菌の研究をして創薬に関わる仕事をしている人は現在は九大の教授だったかな。昔なら考えられないコースです。

地方の大学医学部を目指す高校生の中には、地域医療に関して現役の医者と同じくらいの知識をもった者もいます。ハーバードに行くもよしです。基礎学力がしっかりしていれば、どんな建物だってその上に建てられます。

八幡和郎さんも書いてましたが、医師全般に言えることと個別の医師は問題が別、同じように、地方の大学の医学部を目指す高校生も千差万別です。

基礎医学分野へ進むか、臨床を選択するのか。海外留学するか、大病院の経営者となるか、古里の医療の一端を担うか、どんなふうに化けるかは本人次第。
予測を超えてくれることを祈ります。
いろんな学生がいていいのだろうと思います。

最近は、医者になっても収入は高が知れているので、できのいい学生は医学部を目指しません。収入だけを考えるなら、もっと割りのよい分野が開けています。いい時代になったのか、そうではないのか、加齢とともにどんどん阿呆になっていくわたしにはさっぱりわかりません。(笑)
by ebisu (2021-05-12 10:39) 

ebisu

今朝(5/12)の7時半ころのNHKラジオニュースで、イグアイというたんぱく質がSARS-CoV-2を抑制する作用があると言ってました。
特効薬になるのかどうかはわかりませんが、薬剤候補の一つです。研究が手際よくいっても、薬剤になって、臨床治験がすみ、薬として認可されて保険点数がつくまで、2年はかかりますね。
by ebisu (2021-05-12 10:44) 

ハッピー

いつもブログを拝読させていただき、勉強させていただいております。
コロナワクチンについて、どうしても抵抗感が消せないのは、次のような記事を目にするからです。
先生はどのようにお考えになりますか?
https://ameblo.jp/kco-szk/entry-12673853105.html
by ハッピー (2021-05-18 11:43) 

ebisu

ハッピーさん

わたしは医者ではありませんし、医学の研究者でもないことを最初にお断りしておきます。
「先生」と書かれると誤解する方がいるかもしれません。小さな学習塾の「先生」ではあります。(笑)

御呈示のサイトを見ました。「ヨーロッパの薬剤有害事象データベース」にはワクチン接種による10,572人の死亡事例があるようですね。そしてその40倍のコロナワクチンによる傷害事例が挙げられています。ワクチン投与の進んでいる英国では1017人ワクチンによる死亡事例があります。COVID-19による死者がずっと多い(125,168人:https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-britain-cases-idJPKBN2B406H)ので、リスクはあってもワクチンを打つメリットの方が大きいとの判断でしょう。
ジョンソン首相は地震が罹患して凝りていますから。
その一方で、ワクチンを注射したところにマグネットがくっつくというのはサイト情報がありません。そこにうさん臭さを感じてしまいます。
わたしは、重要な部分は情報元のサイトのURLを貼り付けるようにしています。そういう慎重さがお示しのブログにはありません。

SARS-CoV-2についてはわからないことだらけです。当初の武漢型SARS-CoV-2の遺伝子情報は、従来のコロナウィルスの遺伝情報をもとにして、コンピュータ上でモデリングして創ったもので、分離したウィルスの遺伝子解析結果ではありません。だから、その遺伝子情報をもとにして創ったプライマーは、従来のコロナウィルスにも反応しているのではないかと思います。PCR検査に使われているプライマーの遺伝子情報そのものに疑義があるのです。
感染研だってウィルスを分離して全遺伝子情報を公表できるはずですが、なぜかそういう基本的なことがなされていませんし、公表もされていません。
COVID-19は、免疫機能を暴走させて凝固線溶系に異常をきたす作用がありますが、これはHIVと同じ症状です。だから、当初はコロナとHIVを人工合成したものではないかという論文がありましたが、査読を終了する前に廃棄されています。ようするに、はっきりしたものがないのです。

ワクチンが産生するたんぱく質(抗体)がいつまで続くのかについてはまだデータがありません。いま史上最大の大規模な臨床実験をやっているようなものです。

先週、ワクチン接種予約票が届きましたが、わたしは、ワクチン接種の申し込みをしていません。
中国大陸発のコロナウィルスに歴史的にさらされ続けてきた日本列島に居住するわたしたちは、コロナウィルスに対する免疫を獲得している人が多いのだろうと推測します。だから罹患率が低い。
小さな塾で中高生を相手にしていますから、ワクチン接種をすべきなのかもしれませんが、接種の判断を保留しています。
年寄りだから、ワクチンが有害なものであっても、どうなろうと自分の寿命にはとくに興味はありません。天任せです。
保留している理由は、なんだか、得体が知れなくて気味が悪いからです。根拠は動物的な勘のみ。それぞれの人自らの判断と責任において、態度を決めるしかないのでしょう。
はっきりしたことが書けずに申し訳ありません。
by ebisu (2021-05-18 13:29) 

ebisu

書き忘れていたことがあります。
こんなに有害事象が多ければ、従来日本でなされてきた臨床治験では審査が通らないことは事実です。
その分野では仕事の経験があります。日本最大の臨床検査会社であるSRLにはメディサーチという臨床治験検査とデータ管理を事業内容とする子会社があります。その会社は1997年1月に帝人との合弁会社としてスタートしていますが、当時の近藤社長の特命で、会社の立ち上げと、事業の黒字化、合弁解消と株の引き取り交渉、帝人子会社の臨床検査会社の買収の4項目の指示があり、経営の全権を任せてもらう約束で引き受けた仕事です。
2年半で課題は達成しました。だから、臨床治験検査に関しては少しだけ知っています。もちろんファイザー社やアストラゼネカ社は当時から重要顧客でありました。

エスアールエル・メディサーチ
https://www.srlmedi.com/news/company/375/
by ebisu (2021-05-18 13:38) 

ハッピー

ebisu様

「先生」と書いてしまい申し訳ありません。

コメントに大変丁寧なコメントをいただき、感謝申し上げます。

私もebisu様が書かれている通り、
「保留している理由は、なんだか、得体が知れなくて気味が悪いからです。根拠は動物的な勘のみ。それぞれの人自らの判断と責任において、態度を決めるしかないのでしょう。」
この一連の事態に気味悪さを感じているのです。
私も私の勘を信じて行動したいと思います。
by ハッピー (2021-05-19 11:02) 

ebisu

ハッピーさん
「ebisu様」と書いていただき、七福神の一人になったようなありがたい気がしました。(笑)
疫病神のコロナが寄り付かなければうれしい。

by ebisu (2021-05-21 09:08) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。