SSブログ

#4461 奇妙な夢 Jan. 20, 2021 [36. 健康]

 いつもは30分ほど本を読み1時半ころに就寝だが、昨日は零時ころ寝た。
 病院の外来診療室から、病室へ案内され、ドクターが状態がよくないとつぶやいている。ベッドに横になるように言われ、そうすると、若い看護師さんが来た。
 「なんともないよ、大丈夫だから」
 わたしがそういうと、顔を近づけてのぞき込んでくれた。それがとってもいい笑顔だった。
 ドクターが何だか慌てている。
 「危ないな、ダメかもしれない」
 そんな声が聞こえたと思うと、意識が遠のき始め、呼吸ができない、苦しいと思いながら、
 「ちょっとのあいだだけのこと」
 このまま死ぬんだと感じたら、目が覚めた。1時20分だった。
 夢の続きが見たかったので、トイレへ行ってすぐに寝た。
 百年たった続きは夢には現れなかった。

 夏目漱石の「夢十夜」の「...もう死にます」と女が言う。
 あれは不思議な作品だ。


 今朝もこうしてブログをタイピングしているところを見ると、どうやら死ななかったようだ。
 いや、じつは死んでしまったが、魂だけが残ってタイピングしているのかもしれぬ。
 なくなったことを知らぬのは本人ばかり。
 昨夜の時点で死んでしまった世界と、夢だと気がついた二つの世界へ分岐してしまったのかもしれぬ。

 あの笑顔のすてきな看護師さん、いつお会いすることになるのかな?
 いままで見たことのないお顔だった。とびっきり美人でもなかったが、そこそこ、愛嬌のある、ちょっとこぶとりの感じ、あれがこの世で女性を見る最後なら満足。笑顔で見送ってくれた、ありがとう。
 贅沢を言わせてもらえば、自宅で息を引き取れたらもっとハッピーだろう。

 大学入試共通テストも終わり、仕事は一区切り、そんな事情がこういう夢を見させたのかもしれぬ。
 ああ、大学入学共通テストを受けた生徒が二人いる、そのことも書かなくっちゃ。
 生きてる限り、何かしら娑婆界ではやることが次から次と出てくるから不思議だ。限(きり)がない。



にほんブログ村

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。