SSブログ

#4234 根室高校学校祭と金刀比羅神社例大祭の行方:人材育成のチャンス April 24,2020 [35. 感染症および自己免疫疾患]

 根室高校でも各祭典区でもそろそろ学校祭や金刀比羅神社の例大祭開催をどうすべきか議論がなされる頃だろう。

 学校祭はクラス一丸となって合唱や工作物・店そして野外のクラス対抗パフォーマンスにほぼ一月間の放課後を費やして取り組むから、集団の中からリーダーが自然に出現して、その力量が試される。学力も大切だが、人をまとめる力であるリーダーシップも同じくらい重要なのだ。なにかイベントがなければ磨かれない。恒例化したイベントは、お定まりのルーチンをこなせば何とかなるが、一度っきりのイベントはリーダーの力量が試されるものだ。もって生まれたものや一人一人の性格や個性や経験値そして周りの者たちの評価がはっきりとでてくる。

 今年は三密にならぬように工夫が必要だろう、中止というのは安易な考え。挙行できる工夫を提案し、そこへ引っ張って行ける人材が出てくるかもしれぬ。中止するにしても、なんとかやる方法はないかと模索したうえで、中止するなら、そういう過程で人は育つ。

 団塊世代が高校生だった時は、学校祭、体育祭の全校一斉マラソン{(男子20km、女子10km)28度の気温の中で女子生徒が熱中症で死亡、そのご根室高校の体育祭最大のイベント、マラソン大会は消滅したままである}、文化祭、丸刈り校則改正、進路別クラス編成反対運動、3年生と2年生の総番グループの激突(「13:7の決闘」と道新に載った)、そして数十年続いた伝統の総番制度廃止。元革マルの中大法学部卒の先生が時事問題研究会を率いていた、かたや共産党系の民青が高校生に食い込んでいた。元市議のSさんが専従だった。生徒会活動は活発だったから、政治的にも面白い激動の時代だった。根高の歴史でこんなに出来事の多かった年はないだろう。わたしたちはそういう中で高校時代を過ごしていた。武漢コロナ騒ぎの切迫した状況になんとなく似たものを感じている。(笑)
(口数の少なかった1年上の生徒会長Sさん、明るいキャラの副会長のF堂さんは室蘭税務署長をもう12年前に退職、もう一人の副会長のH谷さんはヤクルト釧路支店長だったと聞いた、生徒会会計のN野さんは大学も一緒、よく面倒見てくれた。2学年先輩の生徒会会計の人は字がすごくきれいだったから、生徒会の帳簿をつけるのに気がひけた。ペン書きしていた。その美人の先輩は体育のT中先生と卒業してすぐに結婚された。同期の「最後の総番」ヒロシとは同じクラスで気が合ったがあいつは水産会社の取締役、同じクラスの中央執行委員のK尻は羅臼出身いま絵手紙の先生、隣のクラスの副会長H勢は優秀な奴で21歳で税理士試験に合格して、それ以来東京有楽町で自分の事務所を切り回している、双沖の昆布漁師の息子だ。同じく中央執行委員のT岡、歳をとってもはなやかで話しながらよく笑う。気のおけない女友達だ。ツルンでよく動いた同じクラスのA野はいまも共産党でなかなか頑固者、かわらないよ。1週間停学喰らって外出できなかった羅臼のヤスベのところへ毎日花札やりに行ったが数年前に癌でなくなった。あいつとは三年間一緒、ちょっと寂しいところを感じる坊ちゃんだった。A野とヤスベは短距離が抜群に速かった。高校入学して体力測定のとき1500m走でA野が100m走のような速度でダッシュ、負けじとヤスベが続いて、冗談じゃねえぞとしかたなく俺も続いた。5人とも4分30秒を切ってしまった。5人グループごとに走ったが最速タイムだっただろう。「バカヤロー、100m走じゃねえ」と西和田出身のA野に怒ったっけ、その日からともだち。へとへとだった。大学でも体力測定を兼ねて1500m走が行われた。高校のようになるのは嫌だったので、速いペースで走り出したら、一人で飛び出す格好になった。あわてて少し落としてみたが、根性なしで誰もついてこない。それがきっかけで九州出身の体育会系のやつと友達になった。菓子屋のせがれで、跡を継ぐために大学で勉強しながら、洋菓子か料理の専門学校へ通っていた。(笑) 世の中にはすぐ身近に面白い奴がたくさんいる。)


 さて、後輩たちは、武漢コロナウィルス感染症の影響で、すでに2か月休校。これから5月・6月もおそらくは休校延長、1月と2月も武漢コロナ再来で休校という事態になったら、勉強と学校祭運営でどういう対処の仕方を見せてくれるのか楽しみである。ああ、2年生の修学旅行は来年へ延期になるだろう。3年生の秋の修学旅行では受験生が困るだろうな。いまから、それをスケジュールに入れて、勉強したらいいだけだ。最悪の事態を予測して準備がなければひどいことになる。

 SARS騒ぎで学んだはずなのに、感染症対策がほとんどなかった大人たちがいま右往左往している。北海道知事も東京都知事も政府も有効な対策が打ち出せない。2月下旬と3月に、「これから2週間が山場です」という謳い文句をこの国の総理大臣からも東京都知事からも何度聞いたことか。
 鳥取県だけは悠然と構えている。平井県知事がしっかりしていた。1月21日に対策委員会を立ち上げた。そのころ北海道は雪祭りの準備中、流氷祭りもそうだ。知事サイドでも道議会でも中止の議論さえないかった。ところが鳥取県知事は「疑わしきはPCR検査」と声高に叫び、病院外に検査センターを作って片っ端から対処して、感染拡大を防いだ。具体策がちゃんと打ち出せ、実行できるかどうかが問われた。平井鳥取県知事の対応と北海道知事の対応を比べてみたら力量の差は歴然としている。

*「4月まで感染者ゼロ 鳥取県・平井知事が語る「疑わしきはPCR検査」の理由 」
https://www.msn.com/ja-jp/news/coronavirus/4月まで感染者ゼロ-鳥取県・平井知事が語る「疑わしきはpcr検査」の理由/ar-BB136EOr?ocid=spartandhp
-----------------------------------------------

なぜ病床数を12→322へ増やせたか

――鳥取県では、新型コロナウイルスの感染者がゼロのうちから様々な対策を講じ、県内初の感染が分かってからも、平井知事の記者会見での説明が「わかりやすい」とSNSでも話題になっていました。
平井伸治知事(以下、平井) 新型コロナウイルスが中国で注目を集め始めた頃から、大きな影響がいずれ来るかもしれない、先手を打つことができればと考えてきました。実は私たちにとって、2009年に流行した新型インフルエンザ対策が記憶に新しいんですね。当時、鳥取県内にも感染が広がりました。「これは始まると早いだろう」とにらんで、1月21日から新型コロナウイルス対策の組織を鳥取県庁に立ち上げました。新型インフルエンザの時、我々が取り組んだ感染症対策をベースにして考えていこうと。 県内には高齢者の方が多く、基礎疾患を持つ方もいらっしゃる。そうした方々を抱えながら、病院の数は決して潤沢ではないんです。必要数はあると思うのですが、絶対数がやはり大都市よりは少ない。「よほど準備をしてかからないといけない」という危機感が当初からありました。....

――新型コロナに感染した患者さんを受け入れることができる病床(感染症指定病床)数を12から322(4月21日時点)まで引き上げることができたのは、なぜですか。

平井 日を追って感染が拡大していくなか、2月20日に鳥取県医師会をはじめ医療関係者らとの対策会議に私も乗り込みまして。「これから医療体制をしっかり作らなければならない。医師会も協力していただきたい」「新型インフルエンザの時のように、院内感染対策をしっかりやりましょう」という2点のポイントをお伝えしました。
 正直、最初から上手くかみ合ったかは分かりません。「うちの病院に新型コロナの人をもってこないようにしてほしい」という率直な意見もあったようです。しかし、海外・日本の事例を見ても、無症状の感染者の方が多くいます。私から、「ここは病院側が万全の態勢をとって院内感染を防いでいくべきではないか」と申し上げました。
平井 ただ意見を言っているだけではしょうがないです。院内感染を防ぐためには防護措置も必要ですから、県から医療機関に、新型インフルエンザ流行を機に備蓄した約23万枚のマスクと消毒液を緊急放出しました。我々も医療機関を支えるぞ、ということを実際の行動で示していこうと。

コロナ対策で「政治の話をしてはいけない」
――新型コロナに関連して、安倍首相をはじめとする政府や、都道府県知事の記者会見の様子が連日報道されています。会見の場で、平井知事がわかりやすく伝えるために何か気をつけていることはありますか?
平井 新型コロナウイルス対策は、政治の話をしてはいけないんですよね。命と健康を守るために何をやるべきか、率直に、迅速に行動しないと解決しない。全国的にみると、どうも政治の世界に引き込まれすぎているのかな、と個人的には懸念しています。何かのパフォーマンスであってはいけない。
――東京五輪の延期を巡る動向や、政府の布マスク2枚配布、給付金の方針転換などに不信感を持っている人も多いと思います。
平井 本当に大切なのは、一体この事態をどうやって解決するか。今は国だとか県だとか、関係なく協力していくべき時ですよね。そして最もあってはならないのは、患者さんや医療機関に厳しい目が注がれるようなこと。
 残りは当該サイトへジャンプしてお読みください。


-------------------------------------------------


 今年の金刀比羅神社例大祭は、各祭典区の代表たちが集まって、どういう検討をして、今年の金刀比羅神社例大祭を挙行するのかしないのか、そのなかで人が育つことを期待している。

 

にほんブログ村

nice!(1)  コメント(2) 

nice! 1

コメント 2

中標津のダルビッシュ

金刀比羅神社の例大祭開催について

https://www.nemuro-kotohira.com/%E4%BE%8B-%E5%A4%A7-%E7%A5%AD/
by 中標津のダルビッシュ (2020-04-27 19:05) 

ebisu

中標津のダルビッシュさん

お祭り開催中止の情報ありがとうございます。
中止のお知らせは4/28付になっていました。明日アップする物ができあがったので、オープンしたのでしょう。
中止はとっても残念です。例年お祭りに参加している根室っ子のみなさんも同じ思いでしょう。
by ebisu (2020-04-27 21:49) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。