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#4144 中村哲医師こそ国民栄誉賞にふさわしいのでは? Dec. 12, 2019 [8. 時事評論]

 アフガン民間機の尾翼に中村哲さんの顔が描かれている。
*https://www.msn.com/ja-jp/news/world/アフガン民間機、尾翼に中村さん肖像「愛し尊敬してた」/ar-AAK0u5N?ocid=spartanntp


**干ばつの大地に用水路を拓く
https://www.youtube.com/watch?v=y2Du_SLRhhI

 飲み水がなく、濁った水を子どもたちが飲まざるを得ない。治療しても水が悪ければ赤痢などの病気は次々に子どもたちや大人を襲う。子どもたちの命と健康を守るには井戸を掘りそして水を引くしかないと、22.5㎞の用水路の掘削を始めて遂に完成する。掘った井戸の数も1600を超えている。
 いまでは灌漑用水を引いた周辺は緑の穀倉地帯にかわり、小麦が豊かに実り、住民たちがそこで健康に暮らせるようになった。住民の健康を守るだけでなく難民の発生も防ぐことができた。

 こういう人にこそ、国民栄誉賞をあげたい。しかし、日本政府にとってはまことに耳の痛いことも言っている。主義主張が違っても、政府の政策とは違っていても、人として実に大きな、国民栄誉賞にふさわしい仕事をしたのだから、あげたらいいではないか。
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アフガニスタンでの活動について、「向こうに行って、9条がバックボーンとして僕らの活動を支えていてくれる、これが我々を守ってきてくれたんだな、という実感がありますよ。体で感じた想いですよ。武器など絶対に使用しないで、平和を具現化する。それが具体的な形として存在しているのが日本という国の平和憲法、9条ですよ。それを、現地の人たちも分かってくれているんです。だから、政府側も反政府側も、タリバンだって我々には手を出さない。むしろ、守ってくれているんです。9条があるから、海外ではこれまで絶対に銃を撃たなかった日本。それが、ほんとうの日本の強味なんですよ。」と語り、憲法9条の堅持を主張した[21]
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*https://ja.wikipedia.org/wiki/中村哲_(医師)

<国民栄誉賞>
1977年(昭和52年)8月30日に内閣総理大臣決定で制定された国民栄誉賞表彰規程に基づいており、その目的は「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったものについて、その栄誉を讃えること[4]と規定されている。表彰の対象は、「内閣総理大臣が本表彰の目的に照らして表彰することを適当と認めるもの」



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