#4130 根室市の子どもたちの学力アップの具体的な方法:「学力向上特区申請」 Nov. 23, 2019 [71.データに基づく教育論議]
令和元年の全国学力調査で根室管内が北海道14支庁管内で最低であることがわかった。データは弊ブログ「#4128 釧路と根室管内の子どもたちの学力はなぜ低いのか?」をご覧いただきたい。根室管内の中で、根室がとくに低学力であることは普段の学力テスト結果からわかっている*。
そのことはレーダーチャートの形からも判別がつく。根室管内の学力調査結果を科目別・分野別に小学校8本(8分野)、中学校11本(11分野)に著したレーダチャート**があるが、中学校では1市4町の中で根室が最悪である。別海町よりも、中標津町よりも、標津町よりも、羅臼町よりも、根室市のほうが面積が小さい。レーダチャートにあらわされた面積が大きいほど全国平均値へ近づく。
*https://nimuorojyuku.blog.ss-blog.jp/2019-11-20
**http://www.curricen2.hokkaido-c.ed.jp/dokyoi/houkoku/r1/R1_478_488nemuro.pdf?fbclid=IwAR11_faRky5Pk44EmRF6Wi_MUNPALcLesiAsXV0OdW5JYMzBd6v8xlc0Qag
このままではいけないと思うのはわたしだけではないだろう。根室の子どもたちの7割が都会へ出て行ってしまうが、放置すれば低学力のために非正規雇用で貧困から抜け出せなくなる。地元経済も人材難からさらに地盤沈下を続け、20年後には地元企業の半数が消滅しかねない。それはさらなる人口減少の加速を招くことになる。
さて、そういう現状を打開する具体策を考えてみたい。根室市・別海町・中標津町の小学校と中学校の生徒数や教員数データをEXCELで整理したので並べて御覧に入れる。
小学校は1クラス当たりの平均生徒数はたったの10人である。世の中、30人学級にしろと騒いでいる地域があるが、根室はとっくに30人を切っており、平均するとその1/3だから、一クラス当たり生徒数を少なくすれば、成績が上がるという巷に流布する迷信はまったく事実と違っていることがわかる。
問題を簡単にするために、根室市内の小学校を花咲小学校の場所に新校舎を建てて、1校に統合したとしよう。1クラスの人数を25人としたら、43クラスである。校長と教頭が13人いるが、これは2人に減らせる。必要教員数は「クラス担任46人+20人+2人(校長と教頭)=63」が妥当な線だろう。
算数の「量と測定」の正答率が全国平均の半分以下だから、算数の専任担当を10人加配すると、必要教員数は73人である。さらに放課後補習担当に5人配置すれば78人となる。
現有教員数は105名だから、「105-78=27」人減らしても大丈夫だ。根室の小学校を1校に統合すれば、27人は他の地域へ異動して戦力にできる。
無料のスクールバスを朝と放課後各地域へ回す。放課後は時間をずらして3便にする。この費用は、人員を削減することで捻出できる。地方公務員の平均年収は600万円だから、「600万円×27人=1億6200万円」が浮くから、無料スクールバスをこの一部を転用して運行する。根室交通を使えば、公共交通網の維持に役立つ。じつに美味しい話ではないか。道教委と根室の公共交通網維持、ウィンウィンだ。
ちなみに、団塊世代のときの花咲小学校は生徒数が2000人ほど、わたしの学年は1クラス60人、6クラスあったから、1学年360人だった。光洋中学校は1クラス55人編成で10クラスだったから、1学年550人。全校生徒は1500人ほど。だから、1校に統合しても小学校で7割、中学校で4割の規模に過ぎない。
同じことを中学校で考えてみよう。
根室市内の中学校を1校に統合したとしよう。1クラスの人数を25人としたら、25クラスである。校長と教頭が13人いるが、これは2人に減らせる。教頭の成り手がいなくて困っていると聞くが、そういう問題もついでに解消できる。統合後は25クラス、中標津町の29クラスより4クラス少ないから、必要教員数は中標津町の現有教員数を利用させてもらおう。教頭と校長は2人でいいから、50人である。「93-50=43人」が余剰人員となって浮いてくる。43人のうち20人は学力強化要員として根室中学校に配置し、23人は根室市外へ異動できるから、浮いてくる人件費は「600万円×23人=1億3800万円」となる。市街化地域の各学校では長期病欠の教員が1-2名いて、穴の開いた授業に免許外の先生がフォローせざるを得なくなっており、その負担が一部の先生にかかって共倒れになりかねない状況にある。統合すれば、20人加配できるから、そういうリスクを解消できる。
中学校も無料スクールバスをだして送迎しよう。その費用は浮いた人件費の一部を使う。そして、余剰になった人員を、根室管内で学力の低い地域である中標津町・標津町・羅臼町の学校へ加配してあげたらいい。
予算の増額もいらず、人員増も必要なしでこんな結構なことが現実にできる。
もう、小学校の先生たちに算数授業を任せていてはだめだ。小学校には算数専任の先生と中学校にはコンピュータと通信回線メンテナンス用の専任教員も配置して、授業内容をがらりと変えてしまおう。タブレット端末を全員にもたせて先進的な授業も導入したい。そして放課後補習体制をしっかり組もう。国語は小学校低学年で週9時間の授業時間のうち2時間をルビを振った文学作品を中心としてテクストを選び音読授業に使おう。国語と算数教育を充実させたら、根室市の子どもたちの学力は大きくアップできる。全国平均正答率なんてずっと下になるだろうよ。
統合後の校長は学力アップ・マネジメントができる人を選びたい。
<「学力アップ特区」実現の手順>
全国学力テストで全道14支庁管内で根室管内が最低の正答率を記録し、根室管内でもとくに根室市の小中学生の平均正答率が低いのだから、それを理由に「学力アップ特区」申請をしよう。根室市長と根室市教育長、根室市教委が北海道教育庁根室教育局と交渉したらいい。根室市内の教員のみなさんがバックアップしてくれたら、市長や根室市教育長がやりやすいだろう。根室市議会議員のみなさんにも協力してもらいたい。地元経済諸団体も協力願いたい。何が何でも根室っ子の学力を上げるんだという、根室の大人たちの覚悟が問われている。
なせばなる、具体的な提案をして、北海道教育庁と文科省に認めてもらったらいい。
これで道内の小中学校の統廃合が進めば、予算の増額なしに教員不足問題が解消でき、教員の質の低下が食い止められる。北海道教育庁や文科省にとっても好い話だろう。
<参照資料>
小学校算数「量と測定」分野が全国平均正答率の半分以下、国語は偏差が小さいのに中学3年生の国語の「読む」「書く」「話す」が8割前後、中学数学「資料の活用」「関数」が60%未満、「図形」と「式と計算」分野が70%前後であることが、教科分野別レーダチャートで読み取れる。
「Ctrl」キーを押しながら「+」キーを3度叩けば画面を拡大できる。「-」キーを3度叩くと元に戻ります。右へスクロールすると中学校が、そして別海町が同じ順序で、次いで中標津町が、そして標津、羅臼と続きます。
*http://www.curricen2.hokkaido-c.ed.jp/dokyoi/houkoku/r1/R1_478_488nemuro.pdf?fbclid=IwAR11_faRky5Pk44EmRF6Wi_MUNPALcLesiAsXV0OdW5JYMzBd6v8xlc0Qag
全道14支庁管内で根室管内がまるで離れ小島のような状態で最下位であることが次のグラフでわかります。小学校国語以外は一番左側にあるのが根室管内です。これも同じ操作で拡大できます。
<余談:総人口と子どもの数>
根室と中標津と別海の人口は、令和元年10月末データでは、
25,204 23,339 15,013人
この順序で小学校の生徒数を並べると
1,051 1,233 914人
中学生数は、
615 681 465人
何が言いたいかというと、人口の少ない中標津町のほうが小学生も中学生も根室市よりも多いということ。そして人口が根室市よりも1万人少ない別海町の子どもの数が案外多いということ。総人口サイズは根室の60%なのに、小中学生は根室の1,666人に対して、別海町1379人、82.8%だということ。別海町は子どもの数が多い。25年後にはこれら3自治体で根室が一番人口が小くなってしまう可能性がある。
*北海道教育庁根室教育局のホームページに資料が載っているのでそれを利用した
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/nky/R1_nemuro-kyoikuz.pdf
*#4128 釧路と根室管内の子どもたちの学力はなぜ低いのか?
https://nimuorojyuku.blog.ss-blog.jp/2019-11-20
#4123 根室の中3の数学・学力の現状とその波紋 Nov. 14, 2019
https://nimuorojyuku.blog.ss-blog.jp/2019-11-14
#4122 学力テスト総合B学校別比較データ:釧路管内8校と根室管内6校 Nov. 13, 2019
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そのことはレーダーチャートの形からも判別がつく。根室管内の学力調査結果を科目別・分野別に小学校8本(8分野)、中学校11本(11分野)に著したレーダチャート**があるが、中学校では1市4町の中で根室が最悪である。別海町よりも、中標津町よりも、標津町よりも、羅臼町よりも、根室市のほうが面積が小さい。レーダチャートにあらわされた面積が大きいほど全国平均値へ近づく。
*https://nimuorojyuku.blog.ss-blog.jp/2019-11-20
**http://www.curricen2.hokkaido-c.ed.jp/dokyoi/houkoku/r1/R1_478_488nemuro.pdf?fbclid=IwAR11_faRky5Pk44EmRF6Wi_MUNPALcLesiAsXV0OdW5JYMzBd6v8xlc0Qag
このままではいけないと思うのはわたしだけではないだろう。根室の子どもたちの7割が都会へ出て行ってしまうが、放置すれば低学力のために非正規雇用で貧困から抜け出せなくなる。地元経済も人材難からさらに地盤沈下を続け、20年後には地元企業の半数が消滅しかねない。それはさらなる人口減少の加速を招くことになる。
さて、そういう現状を打開する具体策を考えてみたい。根室市・別海町・中標津町の小学校と中学校の生徒数や教員数データをEXCELで整理したので並べて御覧に入れる。
<小学校> | ||||||
学校数 | 学級数 | 生徒数 | 教員数 | 生徒/学級 | 生徒/教員 | |
根室 | 8 | 72 | 1051 | 105 | 14.6 | 10.0 |
別海 | 8 | 77 | 914 | 109 | 11.9 | 8.4 |
中標津 | 4 | 67 | 1233 | 94 | 18.4 | 13.1 |
<中学校> | ||||||
学校数 | 学級数 | 生徒数 | 教員数 | 生徒/学級 | 生徒/教員 | |
根室 | 7 | 41 | 615 | 93 | 15.0 | 6.6 |
別海 | 8 | 41 | 465 | 90 | 11.3 | 5.2 |
中標津 | 2 | 29 | 681 | 52 | 23.5 | 13.1 |
小学校は1クラス当たりの平均生徒数はたったの10人である。世の中、30人学級にしろと騒いでいる地域があるが、根室はとっくに30人を切っており、平均するとその1/3だから、一クラス当たり生徒数を少なくすれば、成績が上がるという巷に流布する迷信はまったく事実と違っていることがわかる。
問題を簡単にするために、根室市内の小学校を花咲小学校の場所に新校舎を建てて、1校に統合したとしよう。1クラスの人数を25人としたら、43クラスである。校長と教頭が13人いるが、これは2人に減らせる。必要教員数は「クラス担任46人+20人+2人(校長と教頭)=63」が妥当な線だろう。
算数の「量と測定」の正答率が全国平均の半分以下だから、算数の専任担当を10人加配すると、必要教員数は73人である。さらに放課後補習担当に5人配置すれば78人となる。
現有教員数は105名だから、「105-78=27」人減らしても大丈夫だ。根室の小学校を1校に統合すれば、27人は他の地域へ異動して戦力にできる。
無料のスクールバスを朝と放課後各地域へ回す。放課後は時間をずらして3便にする。この費用は、人員を削減することで捻出できる。地方公務員の平均年収は600万円だから、「600万円×27人=1億6200万円」が浮くから、無料スクールバスをこの一部を転用して運行する。根室交通を使えば、公共交通網の維持に役立つ。じつに美味しい話ではないか。道教委と根室の公共交通網維持、ウィンウィンだ。
ちなみに、団塊世代のときの花咲小学校は生徒数が2000人ほど、わたしの学年は1クラス60人、6クラスあったから、1学年360人だった。光洋中学校は1クラス55人編成で10クラスだったから、1学年550人。全校生徒は1500人ほど。だから、1校に統合しても小学校で7割、中学校で4割の規模に過ぎない。
同じことを中学校で考えてみよう。
根室市内の中学校を1校に統合したとしよう。1クラスの人数を25人としたら、25クラスである。校長と教頭が13人いるが、これは2人に減らせる。教頭の成り手がいなくて困っていると聞くが、そういう問題もついでに解消できる。統合後は25クラス、中標津町の29クラスより4クラス少ないから、必要教員数は中標津町の現有教員数を利用させてもらおう。教頭と校長は2人でいいから、50人である。「93-50=43人」が余剰人員となって浮いてくる。43人のうち20人は学力強化要員として根室中学校に配置し、23人は根室市外へ異動できるから、浮いてくる人件費は「600万円×23人=1億3800万円」となる。市街化地域の各学校では長期病欠の教員が1-2名いて、穴の開いた授業に免許外の先生がフォローせざるを得なくなっており、その負担が一部の先生にかかって共倒れになりかねない状況にある。統合すれば、20人加配できるから、そういうリスクを解消できる。
中学校も無料スクールバスをだして送迎しよう。その費用は浮いた人件費の一部を使う。そして、余剰になった人員を、根室管内で学力の低い地域である中標津町・標津町・羅臼町の学校へ加配してあげたらいい。
予算の増額もいらず、人員増も必要なしでこんな結構なことが現実にできる。
もう、小学校の先生たちに算数授業を任せていてはだめだ。小学校には算数専任の先生と中学校にはコンピュータと通信回線メンテナンス用の専任教員も配置して、授業内容をがらりと変えてしまおう。タブレット端末を全員にもたせて先進的な授業も導入したい。そして放課後補習体制をしっかり組もう。国語は小学校低学年で週9時間の授業時間のうち2時間をルビを振った文学作品を中心としてテクストを選び音読授業に使おう。国語と算数教育を充実させたら、根室市の子どもたちの学力は大きくアップできる。全国平均正答率なんてずっと下になるだろうよ。
統合後の校長は学力アップ・マネジメントができる人を選びたい。
<「学力アップ特区」実現の手順>
全国学力テストで全道14支庁管内で根室管内が最低の正答率を記録し、根室管内でもとくに根室市の小中学生の平均正答率が低いのだから、それを理由に「学力アップ特区」申請をしよう。根室市長と根室市教育長、根室市教委が北海道教育庁根室教育局と交渉したらいい。根室市内の教員のみなさんがバックアップしてくれたら、市長や根室市教育長がやりやすいだろう。根室市議会議員のみなさんにも協力してもらいたい。地元経済諸団体も協力願いたい。何が何でも根室っ子の学力を上げるんだという、根室の大人たちの覚悟が問われている。
なせばなる、具体的な提案をして、北海道教育庁と文科省に認めてもらったらいい。
これで道内の小中学校の統廃合が進めば、予算の増額なしに教員不足問題が解消でき、教員の質の低下が食い止められる。北海道教育庁や文科省にとっても好い話だろう。
<参照資料>
小学校算数「量と測定」分野が全国平均正答率の半分以下、国語は偏差が小さいのに中学3年生の国語の「読む」「書く」「話す」が8割前後、中学数学「資料の活用」「関数」が60%未満、「図形」と「式と計算」分野が70%前後であることが、教科分野別レーダチャートで読み取れる。
「Ctrl」キーを押しながら「+」キーを3度叩けば画面を拡大できる。「-」キーを3度叩くと元に戻ります。右へスクロールすると中学校が、そして別海町が同じ順序で、次いで中標津町が、そして標津、羅臼と続きます。
*http://www.curricen2.hokkaido-c.ed.jp/dokyoi/houkoku/r1/R1_478_488nemuro.pdf?fbclid=IwAR11_faRky5Pk44EmRF6Wi_MUNPALcLesiAsXV0OdW5JYMzBd6v8xlc0Qag
全道14支庁管内で根室管内がまるで離れ小島のような状態で最下位であることが次のグラフでわかります。小学校国語以外は一番左側にあるのが根室管内です。これも同じ操作で拡大できます。
<余談:総人口と子どもの数>
根室と中標津と別海の人口は、令和元年10月末データでは、
25,204 23,339 15,013人
この順序で小学校の生徒数を並べると
1,051 1,233 914人
中学生数は、
615 681 465人
何が言いたいかというと、人口の少ない中標津町のほうが小学生も中学生も根室市よりも多いということ。そして人口が根室市よりも1万人少ない別海町の子どもの数が案外多いということ。総人口サイズは根室の60%なのに、小中学生は根室の1,666人に対して、別海町1379人、82.8%だということ。別海町は子どもの数が多い。25年後にはこれら3自治体で根室が一番人口が小くなってしまう可能性がある。
*北海道教育庁根室教育局のホームページに資料が載っているのでそれを利用した
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/nky/R1_nemuro-kyoikuz.pdf
*#4128 釧路と根室管内の子どもたちの学力はなぜ低いのか?
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#4123 根室の中3の数学・学力の現状とその波紋 Nov. 14, 2019
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#4122 学力テスト総合B学校別比較データ:釧路管内8校と根室管内6校 Nov. 13, 2019
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2019-11-22 23:24
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コメント(2)
ebisuさん先の私のコメントへの返信ありがとうございました。
根室の教師は量的には十分足りていると思いますし、質的にも札幌と比べて極端に劣ってはいないのではないでしょうか。学力テスト等で小学生のうちは得点が取れているのは、小学生の頃のテスト内容は学校の学習をしっかりしていれば点が取れる内容だからだと思います。しかし、中学生になると家での予習復習が必須となります。それを前提に学校の授業があるにもかかわらず、家庭学習が十分ではないため得点が取れないのかもしれませんね。
それでは家庭での学習不足の尻拭いをしなくてはいけない学校の先生も可哀想な気もしますし、ヤル気も段々と失っていくこともあるのではないかと思います。
根室でまずやる事は家庭の意識改革であると思いますが、『どうせやっても出来ないし』や『うちには仕送りする余裕はないし』などの諦めが先に来てしまう家庭が多いのかもしれませんね。負のスパイラルから抜ける為には、先の世代のために今の世代が犠牲になるのも厭わずに、何かひとつでは無く全てを変えていく努力が必要だと思います。
できる子の家庭の多くは先代、先々代の頃から少しずつやってきている事ですから、それに追いつこうとなるとかなりのことだと思います。
by リゲル (2019-11-25 18:19)
リゲルさん
予習に言及していただいたので、少し書いておきます。
根室の中学生の8割は予習は無理です。語彙力不足から、教科書を読んで独力で理解できない生徒が半数程度はいます。実際に、予習している中学生は1割いないと思います。だから中学校の3年間で学力格差が拡大するのでしょう。家庭学習をさせるために、プリント宿題をたくさん出してます。全部復習です。予習をする習慣がない、否めませんね。もちろん、先生たちは苦労しているでしょう、いやしてないかも。部活三昧、実態は放りっぱなしです。高校のほうがよくやっています。学年ごとに放課後補習体制が学力別・科目別に組まれています。そういう体制が中学校にはありません。
プリントの宿題の出しすぎも考え物です。これでは自分で予習復習をするという習慣が育ちません。
学校の統合によって、仕組みを変えてしまうしかありません。
ついでだから、札幌市内と比較してみようと思って、調べました。
札幌市内の中学校数は99校、1440クラス、1校当たり14.5クラスです。
クラス当たり生徒数は29.8人、先生一人当たり生徒数は15.3人。
根室に比べて、クラス当たり生徒数は2倍、教員一人当たり生徒数は1.53倍でした。
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/ksk/chosa/gakkou-i/2018gakkou-i.htm
by ebisu (2019-11-25 23:13)