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#4073 いまを生きる:加齢と圧迫骨折に注意:上村著『頚損挽歌』 Sep. 1, 2019 [85.サイクリング]

<最終更新日時>
9/2午後2時半

 午後2時、気温21.5度、北北東の風3.3m、湿度83%、サイクリング日和だ。
 オホーツク海コースを走ってきた。原野では草叢の虫たちがようやく鳴き始めている。海上は水分が多く、国後島はまったく見えない。
 原野中央部からオホーツク海沿いの道路への接続部はほとんどUターンにちかいきついカーブになっている。その200m手前までは下り坂で、速度が大きくなる。今日は向かい風ではなかったので時速50㎞を超えていた。下り切ったらペダルをこぐのはやめて減速しながらU字カーブへ突っ込んでいく。見晴らしがいいので左右から車が来ないことが確認できたら、ノーブレーキでそのまま曲がる。たぶん時速30㎞ほどで大きく回ったはずだが、ぎりぎり斜め右側に倒して体を左側にもっていってもあわや縁石に激突するところだった。ざわっとした。速度計を見てもうすこし減速すべきだった。あれ以上倒したらタイヤが滑って転倒だろう。縁石にぶつけたらリムが変形してしまうから交換必死、あぶないあぶない。もし縁石に激突なら、勢いに逆らわず、ぶつかった瞬間にすっ飛んだ方がけがの程度が少ないだろうな。受け身に自信があっても、大きめの石が転がっていたらアウトだ。畳の上でいくら練習しても、石や岩があれば命がない。市街地でT字路を右折してきた車に進路をふさがれて急ブレーキ、くるっと一回転して頭をかばいながら受け身はしたのだが、あいにくと25㎝の高さの縁石に大腿部をしたたかにうち、みるみる腫れて来たことがあった。一瞬骨折を疑ったが、大丈夫だった。直角のカーブを斜めに曲がって進路をふさがないでもらいたい。時速20㎞でもとっても危険だ。市街地を普通の速度で走行する方が、よほど危険が大きい
 Bコースは縁石がないが、道路わきの草の中には何が隠れているかわからない。でもね、たまにはロードバイクでギリギリのあたりを攻めてみる、そうでなくてはサイクリングは面白くない。冒険してみたくなるのは性癖。
 ebisuは車の運転はとってもおとなしい。車は重くて危険だから、「法定速度+10㎞」程度で走っていることが多い。釧路へ行くときは、たくさんの車に追い抜かれる。後ろから高速で車が近づいてきたら、張り合わずに左側によって、お先にどうぞ。道路が空いているし見通しがいいから、じつにゆったり走れる。

 速度計に電池交換時期を知らせるマークがつきはじめたので取り替えた。電池はCR2032である。まだ170㎞しか走っていないのにどういうわけか消耗が早い。積算㎞の入力がうまくいかないので、この次から5174㎞を足さなければならない。まあ、いっか。(笑)
 どなたか、CATEYE MICRO Wireless cyclocomputer CC-MC200W の積算距離入力のしかたを知ってたら教えてください。m(_ _)m
  9/1夜9時33分、セットできました。ネットでキャッツアイのホームページからマニュアルをダウンロードして、やったらOKでした。

 今日の走行距離18.8km 累計走行距離5174㎞
 瞬間最高速度51.3km/h、平均速度18.9㎞
 平均時速が20㎞を割っている、このコースで19㎞/hを切ったのは初めてだ。昨年も、そして先月までは、このコースは平均時速21-22㎞/hくらいで走っていた。脚力の衰えはロードバイクに乗れば、どの程度かすぐに知れる。
 昨年は8月末まで553㎞走っているが、今年は397㎞、前年比71.7%である。

 7/31に市立根室病院で大谷先生に左目の白内障の手術をしてもらったので、路面の割れ目や穴凹の確認がしやすく、そしてサイドミラーに写る車が小さくてもよく見えるので、後方確認しながら安全に走れる。これはとってもありがたい。信号が一つもなく、車の通行量も少ない、こんなにいいコースが根室にはある。道路の罅割れが昨年よりは大きくなった。路肩付近を走らずに車線の中央部を走っている。後方から車が来たら路肩へ戻る。あの罅割れを埋める安くて便利な充填剤が開発されないだろうか?

 ロードバイクは空気圧が8.5barと高いので、路面のガタツキがそのままお尻へ伝わってしまう。MTBは4.5barでタイヤ幅も倍くらいあるので、1㎝程度の幅の罅割れが蜘蛛の巣のように走っていてもちっとも気にならない。比較のために挙げると、わたしの乗っている車の空気圧は前輪が2.3barである。減っているように見えるときには自転車の空気入れで、規程圧まで調整している。ゼロから入れるのは無理だが、足しますくらいなら、自転車の空気入れで十分だ。


①写真
 原生花園方向の風車は2基だったが、いつのまにか3基に増えている。左側の背の高いものが新しい風車だ。手前側にあるのか、それとも本当に大きいのか、そのうちに行って確認したい。気になる。(笑)
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②牧の内ダムの水面
 根室の上水道の水源である。写した場所から200mほど離れている。
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③望遠機能を使わなければこう写る
 奥の水面が牧の内ダム
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④野に咲く花
 薄紫のぼんぼりのような花がたくさん咲いてます。フキは茶色く変色して枯れはじめました。草花の季節が動いています。暖かくなって草叢ではようやく虫が鳴いている。今年は虫が鳴かないのかと心配してました。
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⑤ロードバイクに乗ったおっさんと『頚損挽歌』の著者

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  暖かかったので半袖Tシャッツ。前腕部から肘までは転倒時の黒の保護サポータ。手首には赤い毛糸のサポータ。転倒時のケガのリスクを小さくするために生地の厚いサイクルパンツを着用している。
 身長は2.6㎝縮まって171.9㎝、体重61㎏。東京時代からは8kg、高校のときより3㎏痩せてます。軽い運動して、筋肉量を維持するには、愉しくなくっちゃいけません。風を切って走ると、耳にゴォーという音が響くんです。今年の走行距離はは昨年の7割程度です。体力見合いで愉しめたら、それで十分、ほどほどがいい。無理をしたら、身体のどこかに故障が起きそう。
  「もういい加減な歳なんだから、昔のように逆療法なんて絶対やるなよ」と言っていたのに、妹は、背中が痛いからと痛みを我慢してスクワットをすれば治ると信じて繰り返し、次第に痛みが増して立てなくなった。整形医の診断では腰椎2か所の圧迫骨折。たぶん、脊椎のほかの部分も圧迫骨折に近いものがいくつかあるはず。腰椎2か所だけで、あんなに身長が縮まるわけがないのですから。いくつになってもめんこい妹は数か月間車椅子のお世話になった。いまは家の中と近所のコンビニまでは何とか歩けます。163㎝あった身長が155㎝程度に縮まって一気に老けました。運動能力が高かったので、高校1年生の時に女子のマラソンで、折り返し地点までの5000m15分台の記録をもっています。トラックではなく、登り坂下り坂ありの10㎞コースですから、当時は驚異的な記録でした。新しい靴を履いて前日にコース確認のために走って、踵の皮が擦り剝けた状態、翌日同じコースを走って出した記録でした。記録は根室新聞に載ってました。現在のトラック競技、女子5000mの日本記録は福士加代子15'05"07
 体力には自信がある、だから、どこかが痛いと、逆療法だと無茶するんです、性格ですね。そろそろ危ないと、心配していました。忍者まがいの訓練に明け暮れた落下傘部隊員のオヤジがそうでした。
 60歳を過ぎて身長が3㎝以上低くなっていたら、脊椎(頸椎、胸椎、腰椎)いずれかの圧迫骨折を疑ってレントゲン検査を薦めます。水産加工場で長年働いた60歳すぎのおばちゃんたちは、家の柱で身長を測って、チェックしてみたらいい。身長が若いころに比べて3㎝以上低くなっていたら、脊椎の圧迫骨折予備軍ですから、重い者をもつのは厳禁です。いったん壊れてしまうと元には戻らないから、他人ごとではありません。

<上村数洋『頚損挽歌』を読む>
 数日前から、上村数洋さんの『頚損挽歌』を読み始めています。1981年に自動車事故で頸椎を損傷されて、以来四肢麻痺、口でタイピングして執筆活動やNPO法人を運営されています。年齢が近いなとずっと思っていました、本に載っている写真をみたので、距離が以前よりも近くなった気がします。ebisuよりも2歳年長です。弊ブログ投稿欄へなんどかコメントいただいてます。miopapaさんのハンドルネームで、もう5年以上のお付き合いになります。胃と胆嚢と大腸の一部切除ですから、わたしは四肢が動きます。どんな人も、病を抱え体のどこかを失えば、それぞれ不自由さはありますが、覚悟を決めたら残った機能で人生を豊かにすることはできます。amazonでは出てきませんが、書店で注文すれば1週間くらいで手に入ります。
 発行所:株式会社シービーアール ISBN 978-4-908083-22-8 C3047
*miopapaブログ
https://kids-dream.blog.so-net.ne.jp/



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