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#3996 散り始めた桜とまだ蕾の桜 May 17, 2019 [87.根室の話題]

 朝は7.8度だったのに午後2時には15.8度まで気温が上昇した。庭の桜が散り始めた。

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①土の上の花びら
SSCN2750.JPG

② 露出不足の写真になってしまった(笑)
SSCN2747.JPG
 桜の木の中から空を見上げるとこうなる。

③アッツ島の桜
SSCN2748.JPG
 これも桜だが、まだ赤い蕾のまま細い枝を風に揺らせている。開花は1週間後だろうか、それとももう少し後だろうか。
 根室から1500キロほどの北太平洋上に浮かぶアッツ島の桜だそうだ。ここで米兵と戦って2638名が戦死、26名が捕虜となって生き残った。生存率1%未満、文字通り玉砕している。おふくろは「アッツ島で兵隊さんがたくさん亡くなったから」と満州で侵攻してきたソ連軍と戦って戦死した兄をしのんで20年ほど前に庭に植えた。ソ連兵と戦って死んだ兄もアッツ島で米軍と戦って玉砕した数千人の日本人将兵も、おふくろにとってはかわりがないのである。
 アッツ島の玉砕がなければ米軍は北方領土を伝って北海道へ侵攻しただろう。お袋のふる里である択捉島の住民も国後島の住民も歯舞群島の住民も、沖縄が戦場と化したようにたくさん亡くなったに違いない。兵隊さんたちどうもありがとうと心に念じて植えたのだ。
 あらためて①の写真を眺めたら、土の上に散った白い桜の花びらが兵隊さんに見える。


④つつじ
SSCN2749.JPG
 鉢から植え替えて2年目のつつじである。ようやく青い葉がでてきた。

*アッツ島の戦い
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%84%E5%B3%B6%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84





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