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#3883 折り紙建築士の技:by下元英徳1級建築士&インテリアコーディネータ Dec. 18, 2018 [22. 人物シリーズ]

 釧路の教育を考える会の忘年会が12/15にあった。末広町で一次会をやったあと、いつものスナックでの2次会の席でのこと。
 酔っ払いの話だからとりとめがない。今の子どもは作文が下手だという話になった。作文が苦手なのはいまの子どもたちに限らぬが、昔の人は筆を使って上手な字で手紙を書けたということはたしかだ。手紙には型があった。たとえば、拝啓ではじまり敬具で終わる、「拝啓」の後には時候の挨拶が来る、そして用件である。型が決まっていたから、その通りに書けばいいだけ、だから気軽に書けたし、だれが書いても型通りのちゃんとした手紙になった。
 そういう手紙の書けた昔の人に、「型は無視していいから、好きに書いていいよ、自由に書いていいよ」と言ったら面喰うだろう。自由に書くというのは型通りに書くよりずっとハードルが高いのである。
 そこで向かい側に座っていたYさんだったかAさんだったか、「下元さん、建築折り紙にも基本の方というものがあるの?」と質問した。人の好い下元さん、カバンの中から小さな方眼紙を出して二つにおって手順の説明を始めた。ようするに、切ることと折ることの組み合わせで立体風景がができる。

①方眼紙に赤い線がいれてあるが、その線をカッターで切る、そして折り曲げるだけで椅子ができる。
あら、赤が薄くて見えにくい。
SSCN2430.JPG

②横から見た。ちゃんと椅子になってるでしょう。二つ切込みを入れて、二つ折りにしたところを正反対に折っただけ。建物が手前から三つ並んでいたら、これを3回繰り返せばいい。そんなに簡単ではないけどね。(笑)
SSCN2431.JPG

 下元さん、これに続いて、スカイツリーを実演してくれた。おなじ方眼紙の真ん中にスカイツリーの絵をボールペンでスラスラ描いていく、さすが一級建築士だ、建物の絵は手際がいい。2分ほどかかってスカイツリーの絵をかき終わると、カッターで数か所切り込みを入れた。そして同じように正反対のオリセンをつけていくとスカイツリーがテーブルの上に立っていた。3分かかっていない。

 ジャンヌダルクのニックネームのある女性市議のKさんが「ムーを作って」とお願いする。おいおい、それは無茶だろうと思ったら、下元さんムーの建物の絵を方眼紙に描き始めた。5分ほどかけて絵が完成すると、また折り始めた。後ろにある全日空ホテルもムーの奥にちゃんと建っていた。できあがった作品はK市議がもち帰ったので、下元さんの名刺の裏に同じ絵がカラーで印刷されているので、そちらを紹介する。これが方眼紙にボールペンで描かれ、立体折り紙建築になったと想像してもらいたい。
③釧路折り紙建築士・下元名人の名刺の裏面
SSCN2432.JPG

 これ、小学校や中学校そして高校でやったら楽しいだろうな。生徒の10%くらいは感覚がよくてやり方をコピーできるだろう。こういう手仕事を自分の目で見て、真似てやってみる、そういう授業がなかなかない。
 根室市教委さん、興味があったら連絡ください。下元さんに橋渡しします。ebisuを経由したくなければ直接交渉してみてください。釧路では有名人ですからすぐに連絡先はわかるでしょう。
 根室の子どもたちのために、一肌脱いだら如何?

<余談>
 下元さんは地元の釧路高専建築科出身の一級建築士です。そして地元で「釧路折り紙建築士」を名乗って活動しています。もちろん本業の方もしっかりおやりになっている。
 根室の中学生のみなさん、釧路高専へ進学しよう。ことしは一人推薦で釧路高専進学が決まった生徒がいます。
 AI関係も毎年1万人が卒業する高専出身者に支えられています。次の記事をお読みください。
「高専生は日本の宝」 AI時代を引っ張る強みあり
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37752760U8A111C1000000/?n_cid=DSPRM1489

 釧路市議の月田さんが下元さんに関する記事を2本ブログにアップしています。

http://blog.livedoor.jp/gekko946/archives/51655510.html
http://blog.livedoor.jp/gekko946/archives/51662204.html





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