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#3814 秋刀魚のシーズン到来 Aug. 29, 2018 [87.根室の話題]

 1300t/日が根室で捌ける限界量。水産加工会社、鮮魚店、トラック輸送で処理できる限界が1300tだそうです。それ以上陸揚げしてもトラックが間に合わない。
 豊漁でさばき切れず、沖合に陸揚げの順番を待っている船には2000tの秋刀魚が積載されています。1.5日分です。一日遅れたら鮮度が落ちるので、味も値段も下がるでしょうね。沖止め船が解消されたら鮮度のよいものがまた店頭に並ぶのでしょう。

 昨日秋刀魚を送りました。150gほどのものが20尾で道内なら4400円(送料込み、以下同じ)、青森なら4800円でしたから、東京なら5000円です。これが根室の鮮魚店の昨日(8/28)の値段です。東京へ送ると送料込みで250円/尾です。東京で購入する秋刀魚とは鮮度が違います。着いたその日が一番おいしい。味は鮮度が命ですね。
 根室のよいところは、朝、花咲港の市場に水揚げされた鮮度の良いサンマをその日の昼や夜に食べられるところです
 鮮魚店でタダの秋刀魚がテレビで報道されていますが、あれは「ジャミ」と言います。110g以下の小さいものです。鮮魚店が買い付けるときは、選別していないものなので、全体の2-3割ほど小さくて売り物にならないジャミが占めています。生ものですからすぐに腐るので廃棄処分はお金がかかります。だから鮮魚店で大きさごとに選別した後に、「ジャミ」をタダで提供しています。これは今に始まったことではなくて、昔からそういう処分の仕方をしています。
 煮つけには小型のもののほうが脂焼けしないのでいいのです。脂ののったものは冷凍庫に入れて保管しても「脂焼け」します、それは煮つけも同じです。

 今日も秋刀魚、明日も秋刀魚、焼いたり、刺身にしたり、ヌタにしたり、大好きな秋刀魚を楽しみます。
 
秋刀魚の旬が到来、根室最高!

*#3815 ジャミ秋刀魚は来年の資源:具体的な水産政策が不可欠 Aug. 30, 2018
https://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2018-08-30



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