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#3743 国立道東医科大学誘致(1):見果てぬ夢 May 22, 2018 [29. 道東の地域医療を考える]

 市立根室病院は慢性的な常勤医不足にあえいでいる。常勤医一人を派遣医で賄うとすると、交代制で年間8000万円の費用(人件費+諸経費)がかかる計算になるという。8名足りないとすると、それだけで6400万円×8=5.1億円の費用増になる。
 市立根室病院のここ数年間の年間赤字額は17億円前後である。10年前は8億円前後だった。よくこのような重い負担に耐えている。ふるさと納税というインチキな制度のおかげでもあるが、こんな悪法はさっさと廃止したほうがいい。しかし廃止されたら、根室の財政破綻に直結することになる。
 いずれにしろ健全な状態ではない。

 旭川医大は1973年に設置された。道東の要である釧路に国立医科大学がないのは実に不思議なことだが、1960年に「国立釧路医科大学誘致期成会」が結成されていることを数日前に知った。1970年の「第3期北海道総合開発計画」には釧路市に医科大学を誘致することが明記された。しかし、1973年に設置されたのは旭川、釧路の夢はあえなく潰えた。当時の事情を知る人から直接聞いた話では、文部省のリストからいつのまにか釧路が削除されていたという。旭川市の文部省への根回しが上手だったということ、釧路の行政マンがまんまと出し抜かれた。
 それ以来、釧路から国立医科大学誘致要望の声が上がることがなくなった。一度負けただけなのに再び立ち上がる気力すらなくしてしまったのである。道東の住民は打たれ弱いのかもしれぬ。これでは不毛の原野でへこたれなかったご先祖たちに申し訳がない。豊かないまは、ご先祖たちの不屈の闘志のたまものである。

 全国の県で大学医学部あるいは医科大学のない県は一つもない道東の4支庁管内、十勝・釧路・根室・オホーツクの人口総数は2017年の国勢調査では95万人であり、人口規模で見ても面積で見ても道東は一つの県と考えてよい

<十勝・オホーツク・釧路・根室管内の人口>
(平成27年国勢調査データ)

 オホーツク計  293,542人
 十勝計   343,436人
 釧路計   236,516人
 根室計     76,621人
 合計    950,115人


 人口1,000,000人以下の県は8つある。

 40位 香川県 995,842人
 41位 山梨県 863,075人
 42位 佐賀県 849,788人
 43位 福井県 806,314人
 44位 徳島県 785,491人
 45位 高知県 764,456人
 46位 島根県 717,397人
 47位 鳥取県 588,667人

 最下位の鳥取県は釧路市と縁がある。釧路市には鳥取神社があるが、これは明治時代に島根に吸収されて職を失った鳥取県庁の職員が離職の憂き目にあい、鳥取城下は貧窮のどん底、士族に不穏な動きがみられたことから政府が鳥取藩士の北海道移住を決めた経緯がある。根室県令が受け入れを決定した。丸太小屋と鍬二丁が支給された。最初の冬がよく越せたと思う。本州から農業指導員が来て湿原地帯を開墾して稲を植えたが、米が獲れるはずもない。その鳥取藩の士族たちが精神のよりどころとして創建したのが「鳥取神社」である。
 その人口58万人の鳥取県には国立鳥取大学という総合大学があり、そして医学部があるが、人口95万人を擁する道東には総合大学も医科大学もない。だから、総合大学の大切さも医学部の大切さも、釧路市民のほとんどが生活実感として知ることがない

 釧路も根室も子どもたちの学力に対する意識が低い。それは親だけにとどまらない、教育行政機関もまた徹底的に学力軽視である。釧路では指導主事室が基礎学力保障の障害になっている。指導主事室との軋轢を恐れて前教育長H氏は改革を避け、業を煮やした学校教育部長は職を辞した。指導主事室と学力問題で軋轢を避けたら、基礎学力保障なんてできるわけがない。毎年抽象的な目標を掲げるのみで、何年かけても学力向上に成果を上げられない。

 道東に総合大学がないことや医科大学がないことも住民の学力軽視の風潮を助長している。身の回りに総合大学がない、大学医学部や医科大学がないということは、日常生活でそういう人種を目にすることがないということ。そうした劣悪な教育環境がそこに住む住民の無意識に作用している
 最近、ネットで話題になっている釧路出身の東大卒阿部幸大さん(ニュヨーク州立大学大学院留学中)は東大へ進学した当初、教育環境の格差の大きさに驚いたと書いている。本屋に並ぶ学参本の種類も量もまったく違う。塾のレベルも違う、そしてほとんどの子どもたちが小学生のころから大学へは当然行くものだと思っている釧路の事情はまったく違った、そう書いている

*#3734 教育の地域格差の盲点:釧路市出身の阿部幸大さん May 2, 2018http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2018-05-02


 釧路に国立医科大学ができたら住民の意識はどのように変わるだろう?
 旭川医大のある旭川でナンバーワンの進学校は旭川東高校である。昨年は旭川医大に現役10人、浪人生6人が合格している。釧路の道東医科大学ができたら、釧路湖陵から道東医科大学へ進学する生徒が十人になるかもしれない。根室からも別海町からも中標津町からも道東医科大学へ進学したいと小学生のころから勉強する生徒が増えるだろう。小中高の先生たちの意識と生徒の意識が変わる。
 毎年道東の子どもたちが、20名も道東医科大学に進学できるようになったら、道東の構造的ともいえる常勤医師不足の問題は解消できる

 わたしは次のようなことを考えている。道東の地域医療に責任を持つべきは、北大、そして道立の医科大学である札医大である。しかしながら、その中心にあり、地域医療をしっかり担うべきは道東医科大学だろう。
 3大学共同で道東の地域医療を支えてもらいたい。道東医科大学が4割、北大と札医大がそれぞれ3割くらいがバランスがよい。
 2004年に新臨床医師研修制度が導入されてから、大学附属病院本院の医師不足が目立ち始め、各地に派遣していた医師の引き上げが起きた、医局制度の崩壊である。
 釧路には釧路市医師会病院があったが、旭川医大の本院のドクター不足で引き上げが決まると同時に閉院となった。旭川から見たら、釧路は遠いところなのだろう。列車だと特急で最短5時間半かかる、東京駅から特急で5時間半だと岩手県盛岡市あたりだろうか、新幹線なら4時間半で新青森駅についてしまう。根室まではさらに2時間半かかるから、8時間である。新幹線なら東京を出発して余裕で函館についてしまう。旭川から見ると道東はそれくらいの距離感がある。だから、本院の医師が不足したら、ためらうことなく道東は切り捨てとなる。道北の地域医療に責任をもつ旭川医大なのだから優先順位を考えると当然の意思決定である。道東は北大医学部か道立医科大学である札医大が責任をもつというのが筋論だろう。
 自分たちで何とかしようと努力をやめてしまった道東の住民、わたしたちが一番情けない。このような情けない状態から抜け出そうではないか、具体的な方法はある、道東医科大学を新設すればよい。

 さて、どういう手順で「独立行政法人道東医科大学」を誘致すべきか、数人の人たちと具体的な話を始めようと思うのだが、いずれにしても、一世代、30年かけるつもりで取り組むべき課題に思える。予定よりも早くできたら万々歳だが、無理はしなくてよい。わたしの役割は小さい、とっかかりのほんのわずかな部分をお手伝いできるだけだから、成果をこの目で見ることはかなわない。
 当代のわたしたちがやるべきは、「独立行政法人国立道東医科大学誘致プロジェクト」という大きな荷車の車輪を一回りさせることだけ。住んでいるところをよくしたい、あるいは故郷の未来に布石を一つ打っておきたい、そういう志を同じくする者が数人一緒に気持ちのよい汗を流すことになる。心配いらぬ、動き出せば引き継ぐ若い人がきっとあらわれる。
 いつになるのかわからぬが、お空の上からニコニコ顔で見ていよう(笑)

 いままで、道東の地域医療問題を取り上げ、国立道東医科大学の必要性に何度も言及してきたので、主なものをカテゴリー「道東の地域医療を考える」にまとめた、クリックしてお読みいただきたい。

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① #343 国立道東医科大学新設と同附属根室病院構想 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2008-10-08

② 市立根室病院建て替え現地で(北海道新聞より)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2008-10-15-3

④ #1354 医師不足:ある記者の提言 Jan. 27, 2011
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-01-26-1

#1613 X線CT検査 水平切り?道東に医科大学がほしい  Aug. 3, 2011
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-08-03-1

⑤ #2513 市立根室病院の経営状況について:財政再建特別委
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-28

⑥ #2811 大学病院新設と地域医療:Medical school in Sendai Sep. 16, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-09-16

⑦ #2917 お医者さんの仕事を知ろう(「青少年医療体験」のお知らせ) Dec. 21, 2014
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-12-21

⑧ #3096 市民医療講演会8/6開催:曲がり角にさしかかる地域医療  Aug. 1, 2015
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2015-07-31

⑨ #3098 地域の未来を語る会 Aug. 9, 2015
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2015-08-09

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*#3734 教育の地域格差の盲点:釧路市出身の阿部幸大さん May 2, 2018
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2018-05-02


*「田舎から東大」記事を読んだ社会学者が語る「学歴分断」の現実

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55745

 
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コメント 42

相川始

ebisuさん、お久しぶりです。

国立道東医科大学誘致は同意します。
ただ日本医師会が医科大学増加に理解してもらえるかが問題です。
加計学園の獣医学部新設の件と同様の軋轢が予想されます。
日本医師会に利権となるのであれば、誘致は推進されるでしょう。しかし現状の利権保身を前提に議論するでしょうから、反対派が増えると予想されます。そこに国会議員の献金や口利きなどが加われば、今と同じような構図の疑惑だらけの国会議論になりますよ(笑)

今の国会議論は、安倍総理も悪いが野党の方も酷い。
どうして国会議員などは利権や保身が絡むことが好きなのだろうか?あと野党はちゃんとした議論ができないのか?

それにマスゴミも獣医師連盟からお金を受け取っていた癒着政治家を批判することもしない。

最後に市立病院の整形外科が6月末で居なくなるそうです
by 相川始 (2018-05-25 11:59) 

ebisu

相川さん

整形外科はお二人ともいなくなるようですね。昨日の北海道新聞によれば、谷医師は3か月の契約で4月に着任・非常勤でした。玉田医師は昨年7月の着任の常勤医師ですがわずか1年間。
何が原因でこんなことになっているのでしょう?
老人が8000人もいるので、整形外科は患者が多い。非常勤で常勤医師2名をカバーすると人件費と旅費交通費で年額1.2億円ほど負担増になります。
年間赤字額が18億円の大台に乗せなければいいのですが…

5/21の道新によれば、美唄市は人口が急減しているので病院建て替え後に年間4億円の赤字になると試算して、市立病院建て替えをするかどうか本年度中に結論をだすようです。

道東医科大学設置は、人口95万人の道東4支庁管内の正当な権利ですから、堂々と主張すべきです。同じ日本の国の中で、道東よりも人口の少ない7県にもれなく国立総合大学医学部や、医科大学があるのですからね。
道東の住民が全国並みの医療を受ける権利を守る戦いです。

釧路には評判の良い整形外科病院がありますが、根室の患者は通院するのがたいへんです。
by ebisu (2018-05-25 13:47) 

金正恩影武者

年間赤字額は17億円前後って、根室病院は経営方針や経営改善方針を毎年策定してるの?
ちゃんと毎年策定しないと赤字なんて減らないよ

収入を上げることだけに力入れてたり
思いつきや医師の我儘で無駄に支出を計上していない?
支出削減で過剰に削減していない?
ちゃんとバランスシートなどを読める事務職員はいるの?
慢性的な常勤医不足なのは何が原因か分析できてるの?

いつまでもあると思うな根室の財政。
医者や看護師、市職員は財政破たんしても別地域へ行くのだろうけど、残る市民が迷惑だ。
by 金正恩影武者 (2018-05-25 15:16) 

ebisu

建て替え前に作成した「改革プラン」では、年間赤字額の最大値は11.8億円だったかな。それを5割もオーバーする赤字を出し続けています。
赤字がこれほど膨らんでいるのに原因についての具体的な説明も、改善案もないようです。
経営改革のために課長職を追加したり、それがダメだとわかると業者へ経営改善を外注、それもまったく効果なし。

>いつまでもあると思うな根室の財政。

いまのうちに目途をつけておかないと、ふるさと納税が減ったり、制度が廃止になれば財政破綻の危機が生じます。
200億円を超す借金を返して100億円は資金を積み立てておかないと、400年に一度の地震の危険期間に入っています。

できる範囲のことを自らやらなければ、そのうちに市民へツケが回ってきます。
by ebisu (2018-05-26 18:59) 

天探女

医大誘致!?無理です。
今さら声を上げても、相川さんの書込みどおり、癒着の温床になるだけでう。

こんな道東の自然豊かな場所にキチガイの医者を増やす機関なんて必要ないです。

善意の医者が増えるのは良いが、これ以上キチガイの医者が増えるのは社会の問題。
今は異常な権力や癒着や傲慢な態度が付加し続け、まわりにチヤホヤされて勘違いしている医者が多いこと。
医者という品格も地の底だということ理解して。

医者を目指した時の初心を取り戻してほしい

根室病院の医者や看護師、事務は、傲慢な態度が目に付く人大杉。あとしばらく行かないと知らない機械導入し患者を惑わす。
結局、根室病院って、患者のための病院じゃなく、医者やそこに勤務する人たちの病院と感じるのは私だけ
そんな体制だと放漫経営も理解する
by 天探女 (2018-05-30 07:19) 

ebisu

天探女さん

無理は承知のことです。95万人の住民を擁する道東に国立医科大学設置はここに住むわたしたちにとって当然の権利です。当然の権利を堂々と主張し、実現の声を上げるだけのことですよ。声を挙げなかったから一度旭川に負けたまま、45年が無為に過ぎました。時間のたつのは速い、速すぎます。
道東が自前で医師を育成しないで、地域医療は道東以外からきてくれる医師だけで維持してもらおうというのですか?虫のよい話です。
そちらの方が無理はありませんか?
なにごとにつけ、まず自助があっての応援です。

自分たちで4割くらいは何とかする、あとの6割は外部からの応援に頼る、それができるようになったら、半分は自分たちでやれるようになります。
地域医療の半分は自分たちで人材を育成して賄う。

いつまでほかの地域に頼るのですか?根室人は何かというと補助金頼み、自分でリスクをとろうとしません。最近の話題ではホタテの養殖事業、全額補助金です。

自前で何とかしようとしないと、根室の地域医療は早晩消滅します。それでいいなら、そうすればいい。

それから市立根室病院の医師や看護師、事務のことを書かれていますが、どうしてそうなったのか考えてみてください。
医師が頻繁に変わる、医療機械がどんどん新しいもの・高機能なものに更新される、ソフト導入が失敗して次々に別なものに変えざるをえなくなる、そしてコストが膨らむ。年間赤字額は17億円です。
どんなに赤字を垂れ流しても、市立根室病院の経営はアンタッチャブルになっています。市長は丸投げ、市議会は追認、何も変えることができません。
10年後に市立根室病院は存在してますか?

10年間で170億円の赤字補填を一般会計からする必要があります。10年もったとして15年後にはどうなりますか?250億円の負担です。
30年間続けられたとして、510億円の赤字負担が市民にものしかかります。

いま、道東医科大学設置の声を上げないでどうするのです?
ダメなことばかり書いても現状は変わらないどころか、未来が大きく変わってしまいます。
自分たちの医療はこの地域に住む自分たちで何とかする、そういう考え方に変わってもらいたい。
by ebisu (2018-05-30 08:51) 

天探女

医師確保のため、道東医科大学設置は理にかなっている。
北海道国立大経営不振の中、道東医科大学設置は投げ銭です。
そもそも医師の高給化が最大の原因で、高給や地位、権力を与える施設などに行く人が問題ではないのか?
初心である患者を救う仕事を目指した志はどこへ

あとソフト導入失敗の大半は、人がソフトに合わす業務をしないことが原因ですね。日本以外はパッケージソフトに微弱な問題があっても我慢して使用しますが、日本はその問題を改善さ、さらなる不具合とするケースが殆ど。
特に医療系となると医者や看護師の望むままカスタマイズスルするソフトが人に合わせるを行う。

そもそも国からの補助金がなければ、この市は経営不振で消滅都市です。金正恩影武者が書いているが、医者や看護師、市職員は財政破たんしても別地域でノウノウと無関係のように生活するのでは?
by 天探女 (2018-05-30 09:13) 

ebisu

天探女

あらためて、お久しぶりでした。(笑)

医師の高給化については「需要>供給」の図式が日本にある限り、極東の僻地、根室ではそれがもっともひどい形で現れます。
だから、「需要=供給」さらには「需要<供給」にまで逆転しないと状況は変えられないでしょう。

だから、医師の供給を増やすためにも国立医科大学新設が必要です。大義名分の立つのは全国で道東地域だけです。人口95万人の地域に医科大学がない、医療崩壊が「県」の規模レベルで進んでいます。

医師が増えて、淘汰が進めば、状況は少しは改善できます。市民と市立根室病院が同じテーブルについて運営改善や経営改革の話ができます。

東京では、腕の悪い歯科医やセラミックスの義歯のドイツ製自動製作機を導入できない歯科医院がどんどん廃業して淘汰が進んでいます。

市立根室病院が消滅すれば困るのは市民です。財政破綻を伴えば、看護師も職を失う。根室では受け入れ先がありませんから、根室を離れることになります。看護師の多くが根室っ子です。痛みはあります。
なんともないのは医師です、ほかのいくらでも働くところがあります。供給が需要を上回らない限り、医師たちは市立根室病院がつぶれてもあまり痛痒を感じないでしょう。「地域医療が崩壊して気の毒な町だ」くらの感慨は抱くでしょうが。

年間17億円の赤字を縮小する具体的で現実的な計画が一向に示されません。「オール根室」にはそういう人材がいないのでしょう。いたらなんとかなっています。年額17億円の赤字を垂れ流し続けていることすらほとんどの人がわかっていません。
「広報根室」が、公的会計基準で決算を公表し、企業会計基準による決算を公表しないからです。どんなに赤字を出しても、一般会計から補填すれば、市立根室病院事業は「黒字」です。企業会計基準ではこういう会計処理を「粉飾決算」と言います。
たわいもない嘘に騙される市民も愚かです。
ツケは大きくなって地域医療の崩壊という形で市民にまわってくるでしょう。

9月の市長選挙もどうやら無風のようですから、根室はこのまま地域医療崩壊に向かって驀進することになります。自業自得のようですね。
by ebisu (2018-05-30 10:09) 

天探女

ソフト導入失敗で追記
発注側が後だしジャンケンで、追加機能を言ってくるのがダメなんじゃないの?
金を出す側が偉いんだ、みたいな契約の概念を持たない傲慢さが失敗の原因。
by 天探女 (2018-05-30 10:09) 

ebisu

天探女さん

導入後の診療実務設計ができていないから、パッケージシステムを入れた後で、「不具合」だらけになるのでしょう。
市役所には病院の診療実務設計をできる人材がいないということ。
誰が担当しようとぐちゃぐちゃになります。

医者と対等の学力レベルで話をして、仕様の調整ができなければいけませんが、そういうレベルの人材がいないのでは?

後だしじゃんけんになるというのは、事前にパッケージに合わせた診療実務設計ができないということです。
いままでいましたか?

根室市は様々な分野で問題山積みですが、その山を崩せる人材がいません。だが、問題は厳然としてある。だから何かするたびごとに2倍3倍のお金がかかります。

by ebisu (2018-05-30 11:14) 

天探女

ソフト導入失敗は根室の話じゃなく日本全体の話なので、勘違いしないでください。

病院ソフトの場合、実務設計ができても、医者の我儘で仕様変更なんてザラにありますよ。特に医者交代時など
最近では東大病院や旭川医大なんて、実務設計後、導入直前に仕様変更になったケースでもめたこともある

例えば
契約条件に「パッケージが有している機能のみ。それ以外のカスタマイズは全て別見積り」と記載していても、医者の我儘や業務相違という点で、カスタマイズは多々あり、場所によっては原型をとどめていないなんてのもある
結局、日本がIT後進国である証なんです

医者と対等の学力レベル?
医者は学力はあるけど、常識ない人多いですよ
医者は常にマウンティング合戦している
「システム屋」は格下の存在 、自分たちが格上
※海外はそんなに「システム屋」は格下の存在じゃない
by 天探女 (2018-05-30 11:45) 

ebisu

天探女さん

知っている方と思いましたが、どうやら別人のようです、勘違いしてました、失礼の段ご容赦ください。

日本全体の話でしたか。旭川医大の県は新聞に載っていたのでざっと見ました。
導入前に要件を抽出してある程度の実務設計を済ませてから、どのメーカのパッケージが最適かという話になるのでしょう。

パッケージを決めてから実務設計では基本仕様にかかわる変更がでてくるので、お化けになります。本体部分が10%でカスタマイズ部分が9割なんてことになる。

医療用パッケージシステムが成熟していないことも影響していそうです。

仕様をつめるためには診療実務や事務手続きについてそれぞれの担当者と同等くらいの専門知識がなければ、ヒアリングしても漏れがたくさん出ます。パッケージに合わせた実務設計も不可能です。
わたしの言う同等レベルの学力とはそういうことです。
SEではなくナレッジエンジニアの領域の話です。

パッケージ販売会社の提案の仕方も問題がありそうですね。

医師がシステム屋を蔑視しているというのは一般論では同意します。そういうことでは仕事がうまくいくはずがない、それも同意します。
相手の仕事に対する尊敬の念がないと大きな仕事はうまくいくはずがありません。
いろんな業界がありますが、SE側からすると医療業界は最悪の一つでしょう。
by ebisu (2018-05-30 12:19) 

天探女

>SEではなくナレッジエンジニアの領域の話です。
パッケージ化の時に監修する医師が必ずいるが、現場意見の仕様情報などが不足はよくあること。ただ全国の現場の意見をすべて満たすものは100%無理ですから、妥協仕様になるのは仕方ない。また医師や看護師のシステムへの理解不足が医療用パッケージシステムが成熟しない原因。

>パッケージ販売会社の提案の仕方も問題がありそうですね。
営業がパッケージ機能を理解せず、契約し、SEが苦労スルケースもある

>相手の仕事に対する尊敬の念がないと大きな仕事はうまくいくはずがありません。
同意。
お互いを尊敬することで仕事などは円滑に回ります。
ただ根室市ヲ見るとその点が軽視されてるかも?
by 天探女 (2018-05-30 14:12) 

ebisu

あめのさぐめさん

よくご存じですからパッケージの製作側の関係者でしょうか。
ユーザー側にシステムと実務の領域にわたってしっかりした知識をもった人がいれば事情がずいぶん違ったものになるのでしょう。
医師はコンピュータ・システムを知らず、ユーザー要件をまとめ仕様書にまでブレイクダウンして、実務設計ができる人材もいない、この両者がいれば導入費用は半分以下で済むのでしょうね。

市立根室病院でシステムが繰り返し入れ替えられている理由の一端がなんとなくわかりました。
事例として挙げられていましたが、東大病院や旭川医大本院も同じ問題を抱えて呻吟している。
医療情報システムに関する、一般論として受け取っておきます。

八百万の神々のお一人、あめのさぐめの名前で有意義なご投稿ありがとうございます。
by ebisu (2018-05-30 16:35) 

天探女

医療パッケージの製作側ではありませんが、別パッケージ(税金関連)の製作に関係していました。
書込み内容は医療部署所属の元同僚のボヤキ情報を元にしています。

新規パッケージであれば、ユーザー要件をまとめ仕様書にまで細かい実務設計できますが、殆どの病院は既存パッケージを活用するので、いくら実務設計しても、パッケージの機能範疇を超えた設計はしません。
範疇を超えたものはバージョンアップなど次期パッケージの案件とします。

医療パッケージの場合、どんなに導入時に実務設計を丁寧に行って、利用者側の理解の上で導入しても、業務する上で、操作性が悪い、業務にそぐわないなどの理由で、利用側がカスタマイズ要求し、対応するという流れが殆どです。

一番酷いのはシステム責任者の医者が異動し、後任が前任者の実務設計を見直した結果、導入パッケージでは操作不便だから、自分の推奨する別パッケージにするという話を聞いたこともある。この場合、前パッケージ契約期間内のパッケージ入替えだったので、かなり病院が費用負担したと聞きます。

そもそもパッケージ採用する病院は導入費用を抑え、業務標準化させる目的で導入していると聞きます。
しかしそれは幹部側の建前だけで、ほとんどの病院は業務標準化どころか、今までの業務の流れを維持したいから、システム操作できるようにカスタマイズを都度行うのが現実です。


例えば税務パッケージなどは標準化となる法律などで計算式などがある程度決定しているため、パッケージとしては操作性の一部違い程度です。
検査システムなどもある程度、INOUTが決まっているので標準化され、多少の操作性の違いだけですが、
電子カルテなどの医療パッケージの場合、標準化基幹がほぼ存在していおらず、医者が10人いればそれぞれが別の標準化ルールがあるという状況です。

Windows10やMacOSなどの不具合があっても、批判をぶつける相手がいないが、医療パッケージの場合、批判をぶつける相手がいる分、「システム屋」に対し、医者などは強気に応対する人たちが殆どです。
by 天探女 (2018-05-30 18:18) 

ebisu

天探女さん

税金関係のパッケージ開発に携わっているのですか、話がしやすくなりました。

診療基幹システム、たとえば電子カルテは病院によって様々でしょうから、標準化が必要です。
メーカ側でも病院側でも不可能でしょう。大手メーカと規模の異なる10病院くらいの病産学による電子カルテ標準化共同研究会の立ち上げが必要なようですね。

病院システムは領域が広くてたいへん、とくに基幹の診療システムが一番厄介なのでしょう。

やりやすい領域として検査システムを例に上げられていましたが、臨床検査項目コードが統一コードで処理されているのでやりやいのでしょう。保険請求も臨床検査標準コードでデータのやりとりができます。

あれからもう32年もたつのに、産学病連携による電子カルテ標準化は影も形もまだないのですか。

臨床検査項目コードの標準化は臨床病理学会の櫻林郁之助教授から依頼されて、いったんお断りし、1年後に臨床検査大手6社と臨床病理学会の標準コード共同研究を提案して、6社のシステムと学術部門からそれぞれ人を出して数年かけて作業、臨床病理学会から公表したものです。コードの管理はいまでもSRLが事務局でメンテナンスしているはず。わたしは世界標準を作るつもりでした。日本標準はそのためのたたき台と考えていました。

入社した翌年の1985年に臨床診断システム開発の提案書を起案し、SRL創業社長の藤田さんに投資予算200億円をお認めいただいてNTTデータ通信事業部と数回打ち合わせをしたことがあります。
10個ほどのジョブに分解して、PERTchartを作っていました。その中の一つが臨床検査項目コードの標準化、そして電子カルテの標準化でした。当時、オリンパスが光カードを出したので、これを使って何とかならないかと、フォーマットの検討をするつもりでしたが、当時は通信速度が遅いのと料金が高くて、20年くらいは実現できる条件がそろわないので、あきらめました。画像処理が必須要件だったからです。

電子カルテ標準化はやるべきですね。医療ソフト大手開発メーカが受け皿を作り、共同研究をやる医師のある病院を募ればいいのではないですか?

そのうえで、病院システムのパッケージ開発をやればいい。いかが?

by ebisu (2018-05-30 20:16) 

ebisu

臨床治験システムで都内のある国立大学の相談に乗ったことがあります。山口県の大学の医学部にも支援要請があり伺ったことがあります。
某有名私立大と出世前診断検査項目トリプルマーカの共同研究プロジェクトを企業側でマネジメントしていたことも。そして臨床病理学会との臨床検査項目コード標準化のための産学協同プロジェクトも。一度も嫌な思いはしてません。
威張るドクターは一人もいませんでした。
もしいたら、さっさと引き揚げたでしょうね。そういう手合いは相手にしません。(笑)
トリプルマーカの基準値はその時の研究成果をドクターが論文にまとめて、もう25年ほど前に日本標準になっています。数千人分の検査と多変量解析はこちら側でやりました。検査試薬代だけは製薬メーカ2社に負担していただきました。検査費用と多変量解析にかかる費用は私どもの方で負担させていただきました。社会的に意義のある研究でしたし、新しい検査項目の開発でもありましたから、学術的な協力、ナンバーワン企業の社会的責任とでも申しましょうか。
最近、新しい検査方法が確立されて、方法が変わったとテレビのニュースで耳にしました。

病院パッケージシステムの導入調整はたいへんなようですね。ユーザ側にパッケージに合わせた実務設計をして、ドクターたちを納得させられる人材がいない。

要件をまとめて、実務設計をして、外部仕様書を書いて造りこんだ方が安く済みそうです。これも凄腕の人材が一人必要です。半年ぐらいあれば調査と分析、要件書作成、実務設計、外部仕様書作成ができるのでは?
院内情報システム、パッケージ開発会社が数社受け皿を作り、参加病院を募集すれば、画期的なものができそうです。電子カルテシステムの標準化ができたら、それだけでも状況は大きく変わります。
by ebisu (2018-05-31 01:03) 

天探女

検査などの部門系で、文句を言う医者や技師はあまりいませんよ。理由は単純明快で世界標準や日本標準の仕様が明確でそれに合わせて、画像や結果等を表示管理することができればいいからです

>電子カルテ標準化はやるべきですね。医療ソフト大手開発メーカが受け皿を作り、共同研究をやる医師のある病院を募ればいいのではないですか?

既にNやFでは医師を募り監修して頂き、電子カルテを開発していますね
しかし開発に関わる医師の意見一致、仕様決定し、パッケージ化しても、現場医師は自分の標準ルールがあるので、それに対してのカスタマイズが発生する
結局、日本医師会でも診療に関する標準化を推奨していても、各医大、医師単位で標準化が異なるため、大手メーカーパッケージはその意識差異を吸収するように努力している
開発側にとって「標準化」を元に設計したいが、医者が10人いればそれぞれが別の標準化ルールがあるという状況ですべてを満たすことなんてほぼ不可能です

今、医者のシステム無知や傲慢さに完全対応できるのは診療所タイプの中小企業の電子カルテだけです。
中小企業の電子カルテは内製型ですから、診療所医者1名と導入メーカが1対1で仕様を詰めるので、望む操作感や機能が満たされる。
大手は既存パッケージ機能に限定されるので個性に対して、対応しにくいというのが現実ですね

結局、使用する医師の気持ちをどれだけ汲み上げるかが重要だが、「システム屋」は格下の存在と思っている医師には正直無理でしょうね
医師はマウンティング合戦して、常に上位待遇してくれないと機嫌を損なう人種が殆どです
by 天探女 (2018-05-31 08:08) 

ebisu

天探女さん

使い勝手のところまで標準化をやる必要はないのです。基本の枠組みを決めたらいいだけ。使い勝手のところは各メーカでやったらいい、あるいはカスタマイズすればよし。

たとえば電子カルテのフォーマットを標準化したらよい。メーカ各社がもっている電子カルテシステムのフォーマットを持ち寄って、標準化仕様を決めたらいい。そしてそれをメンテナンスする事務局も立ち上げたらよい。

臨床検査項目コードの標準化はそうした手順でやりました。全国の病院で採用してもらうために、臨床病理学会項目コード検討委員会を巻き込んだのです。臨床検査業界が束になって標準化コードを発表しても病院側が使うわけがないからです。だから作業のほとんどは大手6社のシステム部門と学術部門の人間を数人ずつ出して、数年に及ぶ作業を継続しました。毎月、ミーティングしては課題をもち帰って作業してまたミーティングしてました。

やれるところから手を付けて、標準化に進むべきです。
誤解があるといけませんので「他人に押し付けるつもりはありません」と但し書きをつけますが、わたしはできない言い訳は嫌いな質(たち)なのです。

臨床検査コードの標準化は、全国の大学病院や大手病院のドクターたちに採用してもらうために、それなりの戦略目標とそれを実現する戦略を描いてやり遂げた仕事です。

出生前診断トリプルマーカMoM値の日本標準の基準値制定に関する産学共同研究も同じことでした。

>「システム屋」は格下の存在と思っている医師には正直無理でしょうね

そうではない医師もたくさんいますから、そういう人たちと共同研究すればいいのです。産学共同研究会のデータを使って論文を書くことを認めたらいい。歴史に残る画期的なものになるので、興味を示すドクターは少なくありませんよ。

結論です。産学協同プロジェクトでダメなドクターと仕事する必要はありません。
論文公表にデータを使うことを認めて参加を募れば、若くて有能な医師たちが集まります。
問題は作業委員会の委員長ポストです。これは年配の重鎮をもって来るべきです。誰もが納得するような人材が見つけられたらベストです。臨床検査項目コードでは櫻林郁之助教授(当時自治医大・臨床病理学会項目コード検討委員会委員長)でした。人選を間違えなかったので仕事をやり遂げることができました。世界標準臨床検査項目コード制定、やりたかった。(笑)
委員長は50歳前後がいいでしょうね。作業の大半は民の側でやるべき、論文発表はドクターから。線引きをはっきりさせましょう。
by ebisu (2018-05-31 09:48) 

天探女

既に電子カルテのフォーマット標準化は存在し、各メーカーそれに対応できる保存は行っています。
残念ながら医師は「使い勝手の標準化」を求めています
医者は自分にとって使い勝手が良いものを標準といいますので、メーカーとの合議で決定した標準化は無視です

ebisuさんが参加した検査関連の開発は理解ある医者に恵まれていたのでしょう。電子カルテやオーダーの場合、どんな優秀な医者が監修しても、現場の意見との相違がほぼ埋まりません。
元同僚は医者の我儘対応で、精神を病みました

結局、医者のシステムへの無知と我儘が原因なんす
by 天探女 (2018-05-31 10:29) 

ebisu

天探女さん

すでに電子カルテ・フォーマットの標準化はなされているのですか、そういう情報を聴けるのはうれしい。

臨床検査項目コードの標準化はわたしの提案で始めたものです。BMLさんのシステム担当取締役が、自分のラボのシステムを更新するのに、業界標準検査項目コードをつくって導入したかったからです。民間企業でやっても病院が使ってくれるはずがないので、2回目のミーティングに参加して、方向を日本標準制定に変えました。そして櫻林先生を引っ張り出した。もともと学会の項目コードの検討に加わることを要請されていたので、渡りに船。

他の仕事も、こちら側が必要な資金も技術の大半ももっており、そこはドクターたちも十分承知しています。ペーパーが書けるのですから、喜んでくれます。だから、「対等」の立場で議論できたのでしょう。資金や技術力が「対等」ではありませんでしたからね。
会社は儲けなければいけない、儲けなければ、こういう方面に人やお金を投下できません。
出生前診断ではSRL側の負担額は5000万円を超えたかもしれません。わたしは、仕掛けて、仕様を決め、検査部と研究部に仕事と予算を割り振り、実際に検体を数回受け入れて実務が動くことを確認したら、あとは現場任せです。ほかにもプロジェクトを抱えていました。もちろん製薬メーカと検査試薬の共同開発とその実務の標準化や海外からのラボ見学者対応などのルーチンワークも。
臨床診断支援システム開発がらみで臨床検査項目コードの提案書(概算予算200億円)に決裁をもらたのは、上場準備要員として入社して1年後の事、全社予算編成と管理の統括、そして統合システム開発をしていました。所属は経理部です。おかしいでしょ。でも本来はそっちも専門家なのです。
その後もSRLのシステム部門で仕事したことはありません。技術レベルが低すぎてシステム部門で仕事をする気にはなれませんでした。もっぱら、外部のSEと仕事してました。(笑)

>元同僚は医者の我儘対応で、精神を病みました

多いですね、子会社の業務系基幹システム及び検査サブシステム開発で外部SEが自殺したことがあります。基本仕様に詰めが甘く見積もった工数で仕上がらない、自分で残業してカバーしようとしたようですが、工数が大きすぎてやれるはずもない。鬱になって自殺してしまいました。この時は関係会社管理部所属でしたから、見かねて「お手伝い」に入りました。予定通り4月直前に本稼働し、いきなり生産性が2.5倍になって、赤字の子会社が黒字転換を果たしました。もっとはやく助っ人に入ってやればよかった。

外部仕様の詰めが甘いままスタートしてしまうと、おうおうにしてそういうことが起きます。
SEは御用聞きになってはいけないのです。

私はそういう仕事の仕方をしたことがありませんから、タフでした。明確なビジョンをもち、それを実現する技術力、そして戦略をもって事に当たる。

酷なようですが、仕事がうまくいかないことを自分以外のせいにしてしまったら、アウトです。
SEになりたいという生徒が過去に数人いましたが、精神的に強くないと、少々学力が高いぐらいでは薦めません。業界の実情を話します。
by ebisu (2018-05-31 12:11) 

天探女

今の日本のIT業界の実情

今のSEはプログラム経験がないSEがほとんど
またSEとPGがほぼ同一扱い
日本ではSE待遇が悪い。土方業と同種と考えられ、誰でも熟せる職業扱い。
高給取は全体の5%未満で、それ以外は350~600万程度。
SEは月60時間以上の超過勤務の会社が2/3だが、会社報告は45時間未満。
海外ではSE待遇が良いが、実力がないと翌日に席がないこともあるので注意必要。
生涯SEとしての職率は多分6~7割程度

AIが充実すると、半数は職を失う可能性がある
by 天探女 (2018-05-31 16:52) 

ebisu

天探女さん

最新のIT業界情報ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
プログラミングの職域はAIの性能がアップすればどんどん浸食されそうですね。
なんだか夢のない話が多くて、若い人たちがかわいそうです。
by ebisu (2018-05-31 19:19) 

天探女

忘れていた点を追記
給与昇給などは会社次第。
大手は昇給あるが、中小は昇給なしのケースがある。
社内勤務は中小では難しく、派遣や常駐が多い。
派遣の場合、そのまま引抜かれることもある。
by 天探女 (2018-06-01 08:57) 

ebisu

天探女さん

ホットな業界情報ありがとうございます。
by ebisu (2018-06-01 15:01) 

Dr.YKK

医者と比べSEなんて誰でもなる職業だろ!?
所詮SEなんて医者の小間使いか御用聞き程度だろ。
医者の望むシステムも構築できないくせに偉ぶるじゃね!

by Dr.YKK (2018-06-13 16:46) 

ebisu

YKKさん

たぶんドクターではないでしょう。
わたしの知っているドクターで、こういうお下劣な文章を書いたり、言ったりする人を一人も知りません。

最近、物理学者の方とFB上で、東京都の水道水がずいぶんよくなったのはどうしてかや原子時計について意見を交換しましたが、とても丁寧でした。
威張り散らしたり、乱暴な言葉を使ったりしません。

ご自分の著作について理化学研究所職員の方から質問があったのですが、長い議論にちゃんとつきあって応えておられました。

わたしは産業用エレクトロニクスの輸入商社に40年ほど前に勤務していたことがあり、取扱商品にルビジウム、セシウム、水素メーザの原子時計があったので、話題に原子時計のシンポジウムが取り上げられていたので、ビジネスにつながりそうな話の書き込みをしたのですが、丁寧な言葉遣いで返信がありました。

FBのプロフィールをみるとその方は千葉大学の物理学の名誉教授。

失礼ながら、あなたの書き込みは「暴言」の域です。
実務設計書や外部仕様書を書いて渡すだけの技量があればSEは望み通りのものを作りますよ。システムを作ってもらうのにシステムに関する専門知識や実務設計能力がゼロではお話になりません。何をどのように作ってほしいのかが伝わりません。

ついでだから書きますが、SEはピンからキリまで、一流のSEと仕事をしたら考えが改まるでしょう。並みの医者よりはずっと上だと思いますよ。
わたしは国内トップレベルのSE3人とそれぞれ仕事したことがあります。二人は大手ソフトハウスの取締役になっています。

医師とも産学共同研究を2回しています。それぞれ大きな成果をあげました。
一つは全国の病院で現在使われている臨床検査項目コードです。臨床病理学会項目コード検討委員会の委員長は自治医大の臨床病理学教授でしたが、威張ってませんよ、大手6社のシステム部門と学術部門の専門家たちと一緒に月に一度の作業部会4年間継続しました。
もう一つは、出生前診断検査トリプルマーカMoM値の日本人の基準値制定に関する産学共同研究です。これは某有名私立大学の先生たちとの産学共同研究です。あなたがドクターならお判りでしょう。

YKKさんがドクターなら、もっと謙虚で丁寧な言葉で書き込みされると思いますよ。
人の命を左右する仕事に就いておられるなら、自分の技術に関しても命に関しても謙虚なはずですから。

by ebisu (2018-06-13 21:05) 

Dr.YKK

所詮、この世は
政治家、官僚、医者
の業種が特権で、それ以外は小間使いか御用聞き程度じゃ
by Dr.YKK (2018-06-15 09:06) 

tsuguo-kodera

 脳幹の障害以来、頭が変調。最近は認知症になったように感じています。そんなわけでebisu先生の記事も子供の教育の話だけ読めていました。凄い議論があったのですね。
 さてボケ老人の感想です。大衆が医療を考えて勉強する、良い地域に移住する、これが賢いように思えます。いよいよ日本人も遊牧民ならぬ遊び人にならないといけないようです。
 でも幸いにして私は東大閥と慈恵閥がある地区に住み、バドのお蔭で二つの閥とも交流できています。私のバドミントンウェアは二つの閥のクラブのウェアです。
 このウェアは黄門の印籠の効果があります。私は診察を受ける時はこのどちらかのウェアで行きます。根室も空いた体育館でバドをすべきなのです。
 数年間、ebisu先生に言ってきたことです。為せば成る、馬鹿を信じてやる人が根室にいないことが残念です。何しろ私の会員のバドバカたちはマレーシアだろうとインドネシアだろうと1週間合宿に行くのだから。
 医者の卵ほどバドバカ比率の高い人たちはいませんよ。本当です。為せば何とかなるのに。坐骨神経痛と狭窄症になって、何もできないのが心残りです。

by tsuguo-kodera (2018-06-15 14:28) 

ebisu

koderaさん

市民クラブは主催者がその質を決めるのではないでしょうか。勝論からいうと、koderaさんでないとできないということ。
他の人がやれば、りはともをよぶだけのことではないでしょうか。

ところで、千葉大名誉教授の夏目雄平先生はひょっとしてkoderaさんと東大工学部で同期ではありませんか?
夏目先生は東大工学部物理学科、1946年生まれです。
by ebisu (2018-06-15 22:37) 

tsuguo-kodera

 サーバーエラーが発生すると知っているのにまた字数を書いて消えました。論旨を思い出して箇条書きします。

・多分その千葉大の先生は1年後輩の応物です。知りません。
・応物は優秀な同期も学園紛争で追い出されました。
・長谷川女子も旦那も、黒沢も東大には戻れなかった。
・当時の東大の学生は優秀な人ほど予算獲得に苦労し、他大に出て、優秀な学生を集められなかった。
・運のよい応物の人が生き残った。機械はクエスチョン。やはり未来は教育であり、人材。
・団塊の世代前後は断絶の時代。
・落第しそうな奴が大学に残って教授になったのでは。
・怪しい人ほど偉そうに学内を牛耳ることになった。
・機械はシステム屋。先生も先輩方は凄かった。
・今は東大生も東工大生も、優秀な人はトヨタや日立やパナソニックを志望する。
・超優秀はハーバードとオックスフォードなどなどを目指す。
・日本で期待できるのは固体リチウム電池。燃料電池。地熱発電。地産地消で送電線が要らない、分散システムになる。あらゆる交通機関に応用できる。
・地震は鉄塔を壊す。山崩れが起きる。送電網は破壊される。鉄塔を馬鹿が建てたから。
・風力も聴力も送電が必須。効率が悪い。エコでない。
・普通のガソリンエンジンの方が効率を良くできる。

 もっといろいろ書いたと思いますが、残念でした。南無大師金剛遍照。
by tsuguo-kodera (2018-06-16 12:55) 

tsuguo-kodera

 大事なコメントを書き忘れました。それは違います。バドはクラブ経営が容易です。草野球では不可能でした。若手と年配者のクラブのコーチを頼まれましたが、言うことを聞かせられません。雨が降ります。休む人がいると試合ができません。相手のチーム次第です。子供相手なら躾の指導になるのは明白です。
 バドは天候によりません。2人いればできます。4人ならダブルス。3人ならノック。コツコツ続けられるのです。男女の差なく試合もできます。汚れません。バドなら遊びで園児でも小学生でも相手ができます。
 私のクラブの上手い主婦も、世話になった家族の子供を楽しませられています。クラブを作り、初心者を指導しています。会員の70歳の人も楽しいジュニアクラブのコーチをしています。シャカリキにならない人は結構いるのです。
 バドは羽根つきから入れます。それで十分に楽しめて、運動にもなります。卓球やテニスのように球が転がって行きません。素人とも上手い人が遊べます。家の子供達も遊ばせるのは得意です。だからそれなりの仕事が世の中でできるようになりました。
 バドは学校教育にも市民クラブにも最善のスポーツです。駆けっこなら負けない男が言うのだから、信じてください。(笑)
by tsuguo-kodera (2018-06-16 13:17) 

tsuguo-kodera

 上記の意見を信じてもらえそうなプレゼンがあります。息子を根室の教育委員会が招待すれば信じる人も現れるかも。バドが好きな先生がいたら、学生と一緒に行くと思います。それほどバドバカです。
 息子は渋谷とは違って、同じようにバドバカです。バドは手段です。息子以上のバドバカは開成生にいました。息子の先輩は高級官僚が多かった。後輩は医学部が多かった。今はハーバードを目指して居ます。情けない。
 地方の若者はアジアを目指すべきでは。バドこそアジアで生きる力になります。田児選手もウェルカムですよ。
by tsuguo-kodera (2018-06-16 13:25) 

ebisu

koderaさん

バドは上手な人も下手な人も一緒に遊べるのですか。
二人いればやれるというところも野球とは違う。
具体的に書いてもらうとなるほどと思えてきます。球が転がるわけではないからというのもテニスなどの球をつかう競技とは違っていますね。

東工大の教授(量子理論の専門家)である息子さんが来てくれてバドミントンの効用を説き、実地に指導してくれる、とっても魅力的な提案です。
ですが、ebisuと根室市教委は犬猿の仲、ebisuのブログを読むなと発言した教育長もいましたからね。
とっても素晴らしい提案ですが、実現できそうもありません。申し訳ない。

ところで、koderaさんの同期の前後は学園紛争のアオリをまともに食らった時代の東大大学院生ですね。東大全共闘議長に担がれた山本義隆氏はkoderaさんの1年先輩?
彼も東大を去っています、そういう時代であったことを思い出しました。
とびっきりの人材の浪費が起きた時代でした。

by ebisu (2018-06-16 16:56) 

ebisu

山本義隆氏の著作をamazonでチェックしてみたら、ずいぶん本を書いています。科学史関係から物理学の入門書や原発事故に関連したものまで。
東大を去ったが、余人には真似ができないような緻密な論証を伴う本を何冊も書いています、すごい人だ。

『16世紀文化革命』2冊本
『熱学思想の史的展開』
『古典力学の形成』
『近代日本150年』岩波新書
『原子・原子核・原子力 わたしが伝えたかったこと』


なんだか読んでみたくなった。

by ebisu (2018-06-16 17:39) 

ebisu

出版社をみると山本義隆氏の凄さの一端がが伝わります。

岩波書店
みすず書房
筑摩書房

ネームバリュー、本の学術的な内容の確かさ、この両方が揃っているからこその、出版社のラインナップです。この二つが揃う人物は物理や科学史の世界ではなかなか見当たりません。

高校生で物理を履修している人は、山本義隆氏が書いた『物理入門』と『物理入門問題演習』が駿台受験シリーズから出ているので、ぜひお読みください。評価の高い参考書です。

by ebisu (2018-06-16 18:00) 

tsuguo-kodera

 そうなんです。皆さん敵味方に分かれました、それまでは友人たちでした。東大紛争があり、友人同士が石を投げ合った。
 皇室の歴史の名著を書いた吉岡先生は私の親友でした。黒澤先生も葉隠や論語古志の専門家。彼らは民青と全共闘で石を投げ合いました。それ以来私たちは麻雀をしていません。
 民青の新派だった吉岡先生は千葉の民俗博物館に飛ばされて鳴かず飛ばず。全共闘の新派だった黒澤先生は山梨大学と山梨医科大学と教育大学の統合の責任者をさせられて、裏切り者と言われながら、新しい山梨大学の旧山梨大学側の責任者をさせられました。
 退任後も旧山梨大学の後輩の先生から難問を相談されていました。彼は自分の研究を30歳から全くできなかったのです。今は病院通いをしながらですが、自由に勉強できると喜んでいるのです。
 山本さんたちと話しができた先生は叔父だけでした。叔父は全共闘新派の先生でした。安田講堂に入って、学生たちの治療をしていました。
 そのために、彼は東大助教授でしたが、教授戦にまけました。教授が推薦しなかったからです。業績は凄かったのに、性格破綻者といわれました。でも彼が世の中から認められました。左翼も右翼も悪い奴を許さない凄い鑑定をしたからです。やっと東大が彼を招きました。彼は私のイメージ化の手法の信者ですよ。笑えます。
 彼は別格に凄い人です。本を見たら分かります。科学鑑定 石山いく夫。これが一番簡単です。古本を買うと良いかも。でも、右翼も左翼もやくざも彼の家に街宣車を貼り付けたことがありました。
https://www.amazon.co.jp/%E7%A7%91%E5%AD%A6%E9%91%91%E5%AE%9A%E2%80%95%E3%81%B2%E3%81%8D%E9%80%83%E3%81%92%E8%BB%8A%E7%A8%AE%E3%81%8B%E3%82%89DNA%E3%81%BE%E3%81%A7-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E7%9F%B3%E5%B1%B1-%E3%81%84%E3%81%8F%E5%A4%AB/dp/4166600133
 本当に惜しい人たちを日本は無駄にしたと思います。やはり学生より、当時の古い教授や役人がおかしかった。今もそのおかしい奴が自分の子供や係累を要職に押し上げた。日本はダメになるのは仕方ない。

by tsuguo-kodera (2018-06-16 18:07) 

tsuguo-kodera

 すみません。訂正です。
新派ではなく、親派です。
 東大の全共闘はまともでしたが、他大の全共闘や〇革などなどが参加し、酷い状況になりました。修士1年の半年間も研究室に入れませんでした。
 東大に残った私の同期の機械科の人はゼロでした。優秀な人もいましたが、皆さん就職しました。重厚長大でしたので、八幡製鉄などでリストラを担当させられました。もっとも、私の時代の人は日立も東芝もIBMも同じような担当をさせられた人がいました。
 私ははぐれ狼ならぬ、はぐれ羊でした。幸いにしてリストラ担当の経験は無し。富士通の同期も後輩も生き残ったのはいい加減な男。私の年代以降は、リストラをできる奴が出世したのです。シャープも同じようなものでした。
 窓際族は幸せなのです。アメリカでもシンガポールでもです。働き過ぎになる今の日本人がおかしいのか、馬鹿なのか、私には良く分かりません。
by tsuguo-kodera (2018-06-16 19:25) 

ebisu

koderaさん

そうだったのですか。あの時代に東大大学院修士課程、半年研究室に行けなかったのは全共闘が安田講堂に立てこもり封鎖したから。高校の同期が一人安田講堂にいました。同じ幼稚園の幼馴染です。
わたしの所属していた市倉宏祐ゼミには赤軍さらぎ派のメンバーが一人いました。ゼミのある日だけ朝5時ころに大学にきて、午後から始まるゼミにの時間まで隠れていました。帰りは反対派に遭遇すると命が危ないというので、数人で一緒に下校していました。待ち伏せされたらアウトです。そのときは後先考えずにぶつかるしかありません、そういう覚悟でいました。幸い、一度も待ち伏せされず、事件を起こさずに済みました。
1968年だったかな高校の同期が一人、反対派につかまって喫茶店で軟禁状態になっているのではないか、自分は顔が割れているのでダメなので、その喫茶店へ行って確認してもらいたいと頼まれました。高田馬場と早稲田大学の中間くらいの場所でした。行きましたよ、いたら話をして強引に連れて帰るつもりでした、暴力沙汰もいたしかたなしと。でもいませんでした。捕まらずに逃げおおせていたのです。
1970年だったかなバリケードによる封鎖で、二十数名の退学処分者を出したことがあります。そのうちの一人が同じゼミでした。市倉先生も大変だった。学生の味方をしましたから、理事から睨まれてました。東大にも戻れず、学部長にもなれずでしたが、淡々として研究と教育に没頭しておられました。煙たがられていた理事たちは十数年で入れ替わりました。倫理学会長をやられ、大学の最後の要職は図書館長でした。

お袋があるとき、「学生運動やるならとことんやればよい、角材を貨車で1台を送ってやる」と言い放ちました、激しい人でした。そんな気にはなれませんでしたね。

わたしの見た全共闘運動はお祭り騒ぎ、勝つために戦略も用意せぬまま始まって、最後まで戦略の描けない運動でした。

わたしのいた根室高校は丸刈り坊主頭に詰襟の制服でした。校則に丸刈りの規定があったので、入学試験の3か月前に生まれて初めて坊主頭にしました。
いつまでも坊主頭のままでいるつもりはなかったので、2年生の時に、校則改正の戦略を練り、生徒会の先輩数名の賛意を得て実行しました。保護者にアンケートをとって、丸刈りは基本的人権の保護に抵触するので校則を改正すべしという結論にもっていったのです。校長は保護者に弱い、そこがねらい目でした。生徒会規則に則り、最後は全校集会を開催して決定しました。校長先生にはケチのつけようがありません。東京・京都への修学旅行の3か月前、ぎりぎり間に合いました。かっこ悪くて、丸刈りで修学旅行は御免でした。

当時の大学は、定員の2倍の合格者は当たり前の時代で、300人もはいるような大教室で、マイクを使った授業がいくつもありました。そういう教育体制に反旗を翻したのですが、戦略がありませんでした。合格者を定員の数に減らせとか、先生を増やして300人の大教室の授業は週に一度だけにしてもらいたい、そういう具体的な要求がなかったのです。「造反有理」という言葉が立て看板に踊っていました。
バリケード封鎖で世の中を変えられるはずもありません。幼い戦いですから、時間の経過とともに崩れる運命でした。

日大紛争は大きな使途不明金を発端に起きたと記憶していますが、機動隊を導入し、バリケードを壊して学生を排除、その後3mほどの鉄製の工事用パネルで大学建物の周囲を覆い、大学側がロックアウトしました。応援団と体育会系の学生が機動隊と連動して制圧していました。授業は再開になりましたが、2mくらいの関所のような隙間から、一人一人学生証をチェックして校内へ入れてました。
当時の日大古田会頭は日大紛争で機動隊導入をしたあと、癌で駿河台の日大病院へ入院してそのまま亡くなっています。機動隊導入をすべきではなかったと悔やんでいたそうです。アメフトで話題の常務理事さんはその当時の体育会の一人。50年もたったのに、同じ体制が続いている、日大の問題は根が深い。そろそろそうした過去から連綿と続いている負の遺産を清算するときなのでしょう。

激動の時代でしたね。

(石山いく夫『科学鑑定』、amazonで注文しました)
by ebisu (2018-06-16 21:10) 

思い出人

地域の医師不足は地元エリアに医科大学を招致することで解消出来るか?
もう40年も前に成りますか---TVの番組で、当時は地域医療(特に農村地域)の先進的なモデル病院とされた佐久総合病院の若月俊一院長と、自治医科大学の学部の4年生(卒業の前年)数名の対談が有りました。その場面が余りに象徴的でしたので未だに鮮明に思い出されます。
番組の冒頭、若月院長が自治医大生を前にして開口一番、「やあ嬉しいなあ。君達のような優秀な若者が私達の所に来てくれるなんて!」。
それはそうです。各地方自治体から選抜された優秀な学生達は、卒業後は地元に帰り6年間の学費の無償化に対して9年間のお礼奉公が義務付けられていたんですから。しかし喜色満面の地域医療のカリスマ院長を前にして、感想を求められた学生達は異口同音に口籠り困惑の表情。「卒業したらそんな地域には行きたくない。せっかく最高の先進医学教育を受けたんだから、もっと大都会で自分を試したい」。何だかプロ野球のドラフト会議の様な〜〜。
無理もありません。出来の悪い学生ならともかく、それぞれの地域で少数選ばれた精鋭ばかりなんですから。大学に入る時には「とにかく医者に成れるなら」でも、6年間の高度な医学教育を受け医療の世界の空気を吸っている内に考えが変わるのは当然かも知れません。彼らが地元に帰った時にまず要求される領域は---老若男女の全ての病気を診る事ができる、言わば総合医でしょう。彼等が自治医大の医学教育の中で見付けた自分の進路が、もし高度に専門分化した領域ならば、更に大学や研究所で試験管を振る基礎医学の道ならば、それは自治医大の目的(本音の)にはそぐわない事になります。
皆さんが地域の医師不足について語る時、それは決まって現場の臨床医だけの話に限定されています。その証拠は、北大、札医大、旭医大の事をひっくるめて「医育大学」と呼びますね。確かに医学部からは医師が誕生します。しかし一応医師国家試験は受けて医師の資格は得ても、皆が臨床現場に進むとは限りません。前述の研究畑に進む者や行政機関(厚労省や保健所など)の役人も居ます。また民間の企業の産業医や保険会社の嘱託医も有ります。つまり医師にも色々な立場が有り、そのどれを選ぶかは当人の自由なんです。そこに想いを致せば、前述の自治医大生の困惑の意味が多少は理解出来るのでは無いでしょうか。

敢えて象徴的な話を書きました。それをどう取られるかは皆さん次第です。


by 思い出人 (2018-06-20 01:26) 

ebisu

思い出人さん

お久しぶりと書いていいのかちょっと迷いました。
ご意見しっかり拝聴いたしました、ありがとうございます。
おっしゃることはよくわかります、そしてその通りと思っています。
現に、いま教えている医学部進学希望の生徒へは受験レベルを超えた指導をしています。大学院へ進学したいとかハーバードへ留学したいというときのことを考えて英語は、そういう指導をしているのです。医学部へ進学した後に、行きたくなるかもしれませんので、そういうときの配慮をした指導です。
医学部へ進学した後で進路が変わるというドクターのご意見との相違はありません。そういう想定の下に高校1年生を指導しています。

独立行政法人国立道東医科大学設置の目的は釧路や根室の医者を増やすことではないのです。
本欄に明記してありますが、道東の地域医療に責任をもつ医科大学がほしいということなのです。

釧路市立病院が建て替えでもめていますが、病棟は古くありませんから、建て替えの必要はないはずですが、札医大からの要望で第三次救急医療を担う病院にすべきということで、そういう仕様にするには、廊下の幅や病室の広さや救急医療用のスペース確保そしてそれに必要な設備を完備するにはいまの建物では無理だということで、市側が建て替えを決意したようです。

要求が通らなければ、医師を引き上げると言われたら、地方の病院は無理な要求でも受け入れなければなりません。
無理な建て替えをやると、そのご経営が悪化して病院そのものが経営破綻しかねません。その地域の医療崩壊が起きます。
根室市立病院が旭川医大の引き上げで一時期危機的な状況に陥ったことを例に挙げるまでもありません。130ベッドの釧路医師会病院は旭川医大の本院医師不足で引き上げが決まり閉院のやむなきにいたったと聞いています。
5倍の規模の釧路市立病院が似たような危機に陥るかもしれないのです。
それは旭川医大も、札医大も道東の地域医療に責任がないからです。本院最優先で考えるのは当然のことでしょう。本院が医師不足から機能マヒしてしまっては、たとえば旭川医大なら、旭川の地域医療そのものが崩壊します。

道東には道東の地域医療に責任をもつ医科大学が必要なのです。人口は96万人です。全国の県には医学部または医科大学がもれなくあります。これは1973人に政府がを宇いう方針を決めて、医学部や医科大学のない県をゼロにするために、各県に医学部、医科大学を設置したからです。
あのときに、道東も声を上げるべきでした、これは道東に住む人々の当然の権利です。

医師数についていえば、団塊世代のころは大学医学部および医科大学の定員は5000人でしたが、現在は9000人を超えています。全国で32万人の医師がいます。いずれ40万人を超えることになるでしょう。
いまは住民250人に医師一人です、これはキューバの4割です。まだまだ足りません。
医師数が増えていけば、都会の勤務医の給与は1000万円程度まで下がることになるでしょう。
そうなれば、地方で年俸2000万円で医師を集めることがいまよりずっと楽になると思っています。

(あまり大学の要求に過敏になる必要はないと思います。札医大は北海道の地域医療を守るために設立されたはずです。本来の目的に照らせば、そうそう引き上げなんてできるはずもありません。
だが、旭川医大は別でした、旭川医大は道北の地域医療に責任をもてばいい、道東は切り捨ててよいのです。こうしてみるとやはり道東の地域医療に責任をもつ医科大学のないことが問題なのではないでしょうか。)

by ebisu (2018-06-20 13:11) 

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「日本のIT業界の実情」ではなく「日本のシステムインテグレーション業界(以下SI業界)の実情」が正しいのでは?
Amazon、Google、楽天、DeNA、サイバーエージェント、メルカリ、ZOZOTOWN、エムスリーなどWebサービスを展開している企業も、GREE、ゴロプラなどゲーム業界もIT業界ですよ。

by お名前(必須) (2018-07-19 08:32) 

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