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#3734 教育の地域格差の盲点:釧路市出身の阿部幸大さん May 2, 2018 [22. 人物シリーズ]

<最終更新:5/3夜10時半>

  釧路出身で東大を卒業して留学中(ニュヨーク州立大博士課程)の阿部幸大さん(1987年生まれ)という方の教育の地域格差に関する鋭い問題提起が大きな反響を呼んでいます。
  ハンドルネームamandaさんが弊ブログ投稿欄で教えてくれた情報です。
*#3713 都立進学校「自校作成問題」長文ワード数 Mar. 15, 2018 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2018-03-15

 続編を見つけましたので両方のURLを貼り付けます。
 東大へ行ったところがわたしとは違いますが、プライベートなことを含め、続編を読んだら類似点がいくつも見つかりました。1949年生まれのわたしとは38歳も違うのに、釧路や根室の教育環境が変わっていないことに驚いています。
 距離は120㎞、
釧路と根室ですから教育環境で類似点がいくつもあるのは当然のことですが、38年の時の流れがそこには横たわっているのに、どうして変わっていないのか驚きです。


*「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180425-00055353-gendaibiz-bus_all&p=1

 大反響「底辺校出身の東大生」は、なぜ語られざる格差を告発したのか
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55505


<余談:FB上でのやりとりから>
 3月に10年ほど住んだ道東のある町から東京へ戻られた写真家のSさんとのFB上での対話です。
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プロの写真家Sさん
まさしく想像力の欠如、何か提案しても意味不明にニヤニヤするだけ。要するにこっちが言ってることを理解できないのです。
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ebisu
阿部幸大さんは想像力が発揮できるのは、周りにある程度の教育環境が整っている場合だけと主張しています。釧路には単科大学しかありません。その地で生まれ育てば総合大学を想像することすら困難です。身近にないし、そういう大学生もいません。
ここからはわたしの意見ですが、釧路には各分野でトップレベルの先生もいませんから、そういうレベルがどういうものであるか釧路の大学で学んでも想像すらできないということです。道内の大学はどこも事情は似たり寄ったりでしょう。


わたしは東京の私立大学(専修大学商学部会計学科)と大学院(東京経済大学)で学びましたが、学部のゼミの指導教授は日本でトップレベルの哲学者市倉宏佑先生でした。市倉先生のゼミで3年間学びました。経済学史では日本でトップレベルの内田義彦先生の講義がありました。大学院では西洋経済史でナンバーワンの増田四郎先生(元一橋大学長)の特別講義を院生3人で1年間聴講しました。特別講義とは名ばかりで、リストの『経済学の国民的体系』をテクストにゼミ形式の授業でした。道内の大学ではどの一つをとっても望むべくもありません。
北海道の大学に通う学生にこういう贅沢な授業はおそらく想像すらできないでしょう。いませんから。
大数学者の岡潔先生が北大にいたことがありますが、気候が合わなかったのか半年ぐらいで職を辞して奈良女子大へお移りになった。その半年の間に岡潔先生の謦咳に接することのできた北大生はどういう思いを抱いたでしょう。道内では滅多にないことなのです。
これも大きな教育の地域格差です。
例えば、東京全体では137校の四年制大学、人口58万人の東京八王子市には24校の大学があります。八王子市だけでも北海道全体(37大学)に近い。八王子市の子どもたちはそういう環境の中で、日々大学や大学生をみて生活しています。隣接する多摩市にはワンフロア、4000坪の巨大書店があります。雑誌、参考書や様々な分野の専門書が40万冊ほどもおいてありますから、片っ端から手に取ってみることができます。その中から最良と思うものを自分で手に取って選べます。本屋だけみても、教育の地域格差の大きさが理解できます。3月にその本屋へ行ったときに、英語の薄い短編小説が並んだ棚の前で、中学3年生くらいの女の子が、両親と一緒に次々に本を取り出しては中を確認していました。1000語レベルで書き直したものです。80㎝くらい占めていました。根室の本屋(コーチャンフォー)はもちろん、釧路の本店でも英語の中学生が読めるような英語の短編小説が数十種類も並んでいる棚はありません。
釧路や根室の子どもたちは、コーチャンフォーが大きな本屋だと思っています。それは多摩市の巨大書店を見たことがないからです。100mを超すフロアに20mほどの書架が整然と並んだ様子は想像すらできない。
でも、そういうハンディに負けないでもらいたい。

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プロの写真家Sさん
私の出身校、東京のごく普通の都立高校などでも東大出の教師がいて脳みその構造の違いを体験できるし私の写真学校にも東大出の講師がいて頭の切れ味が普通の人間と違うのを間近で体験できました。十勝では頭の切れる人間にはついに一度も出会いませんでしたし東大出の人間のすごさを話してもとんちんかんな反応が返ってくるありさま、まさに阿部幸大さんの書いている通りです。昔高校の学校案内のパンフレットの撮影をしていた時期がありますが、専門分野なら高校教師より私の方がうまく授業できそうだと感じました、高校教師などたいした社会経験もなく大学出てそのまま教師になっているわけですからほとんど何の知識も無く教科書に書いてあることをしゃべっているだけ、私の方がよほど役に立つことを教えられると思いましたね。550万人の北海道に大学が何校あるんでしょうね、人口1/10の八王子市より少なそうです、レベルも遥かに低く教師のレベルも低い。これで日本を知ることはほぼ不可能、自分たちの無知にも気付けない。ebisuさんのおっしゃるように地方創生だの活性化対策過疎化対策などやる必要はない、やっても金の無駄、なるようにしかならないと私も最近思います。
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ebisu
検索してみたら北海道には39大学あります。
国立7大学、公立5大学、私立27大学です。八王子市よりは数が多い。
https://ja.wikipedia.org/wiki/北海道の大学一覧
管理する

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ebisu
東京都八王子市の面積は186.38平方キロメートル、北海道のそれは83,424平方キロメートル、じつに447倍もあります。八王子市は北海道に比べると単位面積当たり275倍も大学があるということ。
何平方キロに大学1校があるかで比較してみます。
186km^2/24校=8km^2/校 ⇒ 八王子市
83,424km^2/39校=2139km^2/校 ⇒ 北海道

釧路市の面積は1362km^2ですから、八王子市と同じ密度なら市内に176大学あることになります
同様に根室市は506km^2ですから、65大学です
東京都八王子市の子どもたちはそういう環境の中で育ち、学力の大切さを身近に知ることができるのです。
数字で表してみると教育環境の地域格差に驚かざるをえません
こうした教育環境のすさまじいとしかいいようのない地域格差は、そこで育つ子供たちの勉学への意識に大きく影響しています。そして親たちや教育行政の教育に対する意識も多大な影響を受けていますが、自覚がありません。
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プロの写真家Sさん
受けました^^;、まさにそこを言いたかった朝八王子駅に降り立つと大学生と思われる若者がわんさか降りて来る、駅前ロータリーには大学直行の路線バスみたいのさえある、当たり前に競争意識が育ち勉学が大事だと思う都会の人たいしていい加減に生きていても誰も苦言を呈さない田舎、これで物事の本質を悟る人間など出るわけもなし!
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釧路の革新的事業家Mさんのご意見
問題点はわかりますが結局解決策は自助努力しかないんでしょうね。彼がこの一連の書き込みをプロパガンダと言っているので、政治的組織の人間で何か行動しょうと謀略を練っているのかと思ってました。
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ebisu
Mさんとは意見が合いそうだ。結局自助努力しかない、わたしもそう思います。
話は教育問題からちょっと飛びます。今朝(5/3)の道新に「阿寒特産品開発プロジェクト」の記事が載っています、市民団体が行者ニンニクドレッシングを開発しました。素晴らしいですね。まさに自助努力、いいお手本です。20人ほどで夜集まって製品を手造りし、瓶詰めして販売にまでこぎつける。こういう開発が続けばいいものが出てきます。それを事業化にまで持っていけたら地域の雇用が増えます。カジノは釧路市民を幸せにはしません。
根室の欠点は何をやるにも補助金頼み、自助努力はしないし、リスクテイクもなし。そこのところに気がつく根室っ子が増えてもらいたい。とくに地元経済界、地元企業経営者たちに。町づくりは足元から、まず自分の企業の経営改革からと心得てもらいたい。いくらでもいい企業は創れます。
森川さんはドローンや趣味のカヌーを撮影ビジネスという新規事業にうまく統合しました。どう化けるか楽しみです。
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ebisu

53年前のことを思い出しました。
高校2年生になる直前の春休みに日本商工会議所簿記検定1級を受験するために問題集と参考書を買いに、20坪ほどの売場の地元の本屋さんへ行きました。古そうな本が一つだけありました。試験は商業簿記と会計学と工業簿記と原価計算の4科目に分かれていましたから、とても足りない。でもゼロよりはましと思って、やりました。半年ぐらいしたところで、中央経済社から「公認会計士二次試験講座」が刊行され始め、北海道新聞に宣伝広告が載りました。母親に買ってもらえるかと訊いたらOK、すぐに注文しました、けっこう値段が高かったのです。全巻揃えると、当時の高卒の給料の半分くらいでした。
中学生になってから、あるとき「本屋に行くよ」と母親、同じ町内の小さな本屋で本を手に取って眺めていると、「ほしい本があったら言いなさい買ってあげる」そう言いました、うれしかった。だから、道新に公認会計士二次試験講座の宣伝が載ったときにも頼みやすかったのです。もちろん、根室高校の先生にももっている人はいませんでした。
当時は7科目ですから、毎月送られてくるのが楽しみだった。バインダーになっていて、毎月送られてくるものを閉じこんでいくと7巻の参考書になりました。
ほしいと念じていれば思いもかけないきっかけや方法で手に入るものです。自分にできる限りの努力をした後はいつでも楽観していていい。天が何とかしてくれます。(笑)
「信じる者は救われる」

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東大工学部及び同大学院卒業のKさんとの投稿欄での対話
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koderaさん

 珍しく読むのが面倒な、管理人様の記事。だって馬鹿はどこにもいます。東大はマンモス大学です。大学の付属研究機関の数が半端でない。ケンブリッジもオックスフォードもカルテックも同じ。留学生や留学研究者の数が違う。

 東大の日本人も半分以上使えない。京大も阪大も。先生などになる人はまずアカン。使えるのはマレーシアやシンガポールの人。中国系アジア人と西洋の混血なら100%。
 オックスフォードの留学生は凄い、東大生などヘノカッパ。他の大学生でも同じ。
 だから私は偏差値50以下の孫に、シンガポールに留学させたい。そして数年丁稚奉公させたい。そのためにバドと英会話を勧めています。それだけで大丈夫。後はニコニコしていたら。
 政府も日本は混血で生きようとしているのでしょう。招き入れ、インバウンドで。それも良し。でも、無理ですよ。東大も京大も劣化。政治家や高級官僚の不祥事通りです。日本全体が劣化した。
 アウトバウンド、物ではなく、昔のように人でしょう。その結果はどうなるか分かりませんが、ebisu先生の言う通り、日本人の本質が生きるかも。
by tsuguo-kodera (2018-05-03 08:51)
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ブログの字数制限10万字をオーバーしたので、ebisuのコメントをふたつ削除しましたが、投稿欄で見られます。
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koderaさん


 コメントバックにまたコメントしたら、サーバーに障害発生し、コメントが消えてしまいました。要点だけ箇条書きします。

・昔のハワイ、ブラジルへの移民が今は東南アジアと考えたい。日本人なら成功する。

・家のクラブ員だった、今は40近い人は、数十億円の資産家になり、ボランティアを考えている。シンガポールで褒めを埋める。

・従弟は落第生。2浪でも地方の医学部に合格できなかった。英語と野球と柔道だけが得意でした。奥さまのお父様はハワイ、ロスへ移った日本からの移民。収容所で苦労したそうです。

・従弟はMITへ入学。入学は簡単で。苦労して卒業。大学院はUCLA。今はバフェットの主治医。大学を背負って立っている。

・北海道の若者は東京へ行くと考えず、シンガポールやマレーシアに行かせた方が良いでしょう。

by tsuguo-kodera (2018-05-03 12:47) 
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ebisu

せっかくの貴兄の投稿が一本何かの手違い(ソネットサーバーの障害)で消滅しましたか、もったいない。

東京ではなくて、シンガポールやマレーシアを目指せとは奇想天外なように聞こえますが、周りの人たちの人生経験からの結論のようで、データの裏付けがあるお話。

そういえば、40年前に使い始めたヒューレット・パッカード社製のプログラマブル科学技術用計算機は3代目まではシンガポール製でした。3代目は今でも使っています、故障知らずです。4代目の中国製品は3年ほどで壊れました。
シンガポールはモノづくりに、かつての日本人が持っていたスピリッツが残っているのかもしれません。いまは中国と東南アジアが経済発展を続ける時代です。30年したら、アフリカを目指せなんてことになりますでしょうか。

話の要点は大学受験が最終ではないということでしたね。そこで躓いたら、とりあえず合格できたところで別の道を歩め。研鑽と努力を積んでいるうちになるようになる。
結果は天のみぞ知る。
いいですね。
by ebisu (2018-05-03 15:08)
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「田舎から東大」記事を読んだ社会学者が語る「学歴分断」の現実http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55745

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コメント 8

tsuguo-kodera

 珍しく読むのが面倒な、管理人様の記事。だって馬鹿はどこにもいます。東大はマンモス大学です。大学の付属研究機関の数が半端でない。ケンブリッジもオックスフォードもカルテックも同じ。留学生や留学研究者の数が違う。
 東大の日本人も半分以上使えない。京大も阪大も。先生などになる人はまずアカン。使えるのはマレーシアやシンガポールの人。中国系アジア人と西洋の混血なら100%。
 オックスフォードの留学生は凄い、東大生などヘノカッパ。他の大学生でも同じ。
 だから私は偏差値50以下の孫に、シンガポールに留学させたい。そして数年丁稚奉公させたい。そのためにバドと英会話を勧めています。それだけで大丈夫。後はニコニコしていたら。
 政府も日本は混血で生きようとしているのでしょう。招き入れ、インバウンドで。それも良し。でも、無理ですよ。東大も京大も劣化。政治家や高級官僚の不祥事通りです。日本全体が劣化した。
 アウトバウンド、物ではなく、昔のように人でしょう。その結果はどうなるか分かりませんが、ebisu先生の言う通り、日本人の本質が生きるかも。
by tsuguo-kodera (2018-05-03 08:51) 

ebisu

koderaさん

「東大の日本人も半分は使えない」、わたしもそう思います。もうすこし多いかもしれません。(笑)

会計学では昔、黒川清先生がいました。わたしは高校生の時に7原則を「真・正・剰・明・継・保・単」と暗記しました。箇条書き法です。それが出てくれば、それぞれの明細が頭に浮かびますから、文章として論述できます。
黒川先生は当時の企業会計原則を作った方ですが、参考にしたのが米国のローカルな企業会計原則の焼き直しでした。一ツ橋の沼田嘉穂先生が当時から批判していました。
イージーな会計原則であったことは間違いのないところでしょう。米国の要求で2000年ころ大幅に「改正」されました。その結果日本の上場企業はガタガタになりました。会計基準の変更は大量の持ち合い株の放出を余儀なくさせ、外資に3割も資本を握られる結果がもたらされました。米国の狙いは日本の上場株を安く手に入れることだったのです。

話がそれました。阿部幸大さんは東京へ行ってびっくりしたのだと思います。
38歳も年齢が違うわたしでも、東京へ行くことは精神的な圧力にはなりませんでした。池袋と新宿の盛り場で遊ぶために、わざわざそこが通学経路になるような場所を選んで住みました。
いま、生徒たちに東京へ行けというと、「こわい」と言います。どこが怖いのかと思いますが、案外多いのです。
阿部さんの論は田舎から見た都会の一つの見方を提示してくれています。都会に住んでいる人に当たり前のことが、ちっとも当たり前ではないのです。

わたしは、東大・京大・一ツ橋・早慶などの人たちと仕事してきたので、その実像を知っていますから、物おじするということがありませんが、知らなければ物おじするのです。
阿部さんの意見は納得の部分が多い。

by ebisu (2018-05-03 09:22) 

ebisu

世代が違うからなのかもしれませんが、団塊世代は進学のために東京で暮らすことにためらいも怖さもありませんでした。なぜでしょう?
高校1年生の時に中退したTは、10年くらいで銀座に飲食店をもっていました。いざとなったらヤクザと渡り合えるような肝の座ったやつです。
東京へ一緒に行こうと誘ってくれた、根室高校最後の総番長のヒロシも、東京で暮らすことにためらいも恐怖もありませんでした。根室という小さな池を出て広い海で泳ぐことに快感があったのです。

阿部幸大さんもいまの中高生たちも、「東京は怖いところ」という漠然とした考えにとりつかれています。
阿部さんは東京や東大を過大評価しているように感じます。大手企業に勤務して数年、東大・一ツ橋・京大・早慶出身の者たちと仕事してみたらいいのです。
ほんとうのところが見えます。
圧倒されていたら、本当の姿が見えないし、過大評価している自分に気がつかない。そういう危うさは阿部幸大さんにありますよ。

銀座に店を2軒もっているTも、ヒロシもわたしも、東京のありのままの姿を虚心に観て、そして受け入れた。だから、(根室に住んでいた時と同じように)対処もできたし、都会生活を怖れるということもなかった。心のありかたは根室に住んでいた時と一緒でした。
by ebisu (2018-05-03 10:00) 

ebisu

東大出身のkoderaさんのご意見は極論に聞こえますがそうではありません。わたしにはしごくまともな意見に聞こえてきます。

東大も一ツ橋も京大も半分は使えません。わたしも見てきた大手企業の実態です。大方はお受験技術に堪能だっただけのことで、頭の程度は大したことはないのです。一緒に仕事してみたらわかります。たまにすごい人がいますが、それは三流大学出身者でもそうですから。どこの大学にも凄いといえる者は1%未満です。(笑)

 玉石混交

よくみればそういうことです、それが当たり前で自然な状態です。
by ebisu (2018-05-03 10:23) 

tsuguo-kodera

 コメントバックにまたコメントしたら、サーバーに障害発生し、コメントが消えてしまいました。要点だけ箇条書きします。

・昔のハワイ、ブラジルへの移民が今は東南アジアと考えたい。日本人なら成功する。

・家のクラブ員だった、今は40近い人は、数十億円の資産家になり、ボランティアを考えている。シンガポールで褒めを埋める。

・従弟は落第生。2浪でも地方の医学部に合格できなかった。英語と野球と柔道だけが得意でした。奥さまのお父様はハワイ、ロスへ移った日本からの移民。収容所で苦労したそうです。

・従弟はMITへ入学。入学は簡単で。苦労して卒業。大学院はUCLA。今はバフェットの主治医。大学を背負って立っている。

・北海道の若者は東京へ行くと考えず、シンガポールやマレーシアに行かせた方が良いでしょう。

by tsuguo-kodera (2018-05-03 12:47) 

ebisu

koderaさん

せっかくの貴兄の投稿が一本何かの手違いで消滅しましたか、もったいない。

東京ではなくて、シンガポールやマレーシアを目指せとは奇想天外なように聞こえますが、周りの人たちの人生経験からの結論のようで、データの裏付けがあるお話。

そういえば、40年前に使い始めたヒューレット・パッカード社製のプログラマブル科学技術用計算機は3代目まではシンガポール製でした。3代目は今でも使っています、故障知らずです。4代目の中国製品は3年ほどで壊れました。
シンガポールはモノづくりに、かつての日本人が持っていたスピリッツが残っているのかもしれません。いまは中国と東南アジアが経済発展を続ける時代です。30年したら、アフリカを目指せなんてことになりますでしょうか。

話の要点は大学受験が最終ではないということでしたね。そこで躓いたら、とりあえず合格できたところで別の道を歩め。研鑽と努力を積んでいるうちになるようになる。
結果は天のみぞ知る。
いいですね。
by ebisu (2018-05-03 15:08) 

JEEP

阿部幸大さんの記事を読んで、富良野市出身の歌手(歌手と看護師の二刀流で有名)、瀬川あやかさんが何故旭川市内の高校(旭川西高校)に進学し、東京都内の大学(首都大学東京健康福祉学部看護学科)に進学したのかの経緯のインタビュー記事をご紹介します

https://natalie.mu/music/pp/segawaayaka/page/2
by JEEP (2018-05-04 21:27) 

ebisu

JEEPさん

歌手&看護師の瀬川あやかさんの情報ありがとうございます。
素晴らし人生ですね。
富良野から旭川西高校まで往復4時間かけて通学したのは、根性の塊みたいな方ですが、写真にはそうした気負いは感じられません。素直さがそのまま出ています。首都大学東京の看護学科に進学、これもすごい!

彼女が何かをやり始めるときに、それは認知症で寝たきりのお年寄りのため(ソーラン節を歌ってあげたら起き上がって歩き出した)だったり、注射や点滴をするときに患者さんとの話題作りに野菜コーディネータの四角だったりと、「自分が好きなことや興味が持てること&他人のため」というキーワードがあるようです。それが彼女の人生を豊かにしています。

心温まるインタビュー記事をありがとう。
by ebisu (2018-05-05 08:27) 

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