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#3667 社会と数学と英語が教科書終了:最速の快挙 Dec. 22, 2017 [71.データに基づく教育論議]

 市街化地域のC中学校、なにやら大きく変化の兆しあり。3年生の話だが、先週、社会が教科書全部を終わった、そして今週数学が教科書全範囲を終了。理科もあと少しだという。英語は1~9章全部を終わったが、最後のところにある extensive reading 三本が終わっていない。最近、ここに手を付けずに終わらせる学校が増えた。高校入試には長文が多いのだから、ぜひ授業で消化してもらいたい。

 すごいことだ、故郷に戻って15年、はじめて12月に教科書全部を終わった学校がついに出現した、マネジメントの成果だ。学校は中小企業、中小企業の業績はオヤジ次第でどうにでもなるというのは民間企業の話だが、学校のマネジメントも例外ではない。校長先生、ありがとう。


  B中学校の生徒が、11月下旬に平成22年度の入試問題でわからないところがあると問題を持ってきた。裁量問題の大問6の問2の問題だった。問題文を読んだら、確率と三平方の定理と平面座標、三分野の複合問題だった。学校の授業は三平方の定理にまだ入っていなかったので、そこに入った後でやろうと告げた。この生徒には、問題を分解して、基礎から丁寧に教えないと、答えを覚えるだけになってしまう。

 根室高校普通科は裁量問題だから、この生徒のように複合問題を11月下旬方やっている生徒が少なからずいる。そうでなければ入試に間に合わないからだ。市街化地域の3校全部が、12月中に受験五科目の教科書を終えてもらいたい。1月からは三年分の復習と複合問題対策に充当してくれたら理想的だ。

 12月中に時期に教科書全範囲を終えた科目が複数出ただけでなく、理科も終了寸前まで進行している、C中学校の各教科担当の先生たちの快挙である。

 いい仕事をして、いまごろ達成感を味わっているのではないか。


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tsuguo-kodera

 今あった、根室のコンビニの三日間密着の番組を見ましたか。再放送が今日ありました。焼き鳥弁当が名物、しかも豚肉なのが面白かった。
 エビス先生にお世話になっていたので、妻と二人で番組に集中してしまいました。一度でも町を見てから、身近に感じられました。
 ebisu先生は登場しなかったようですね。でも、80歳、90歳の皆さんの顔が元気、しっかりしているのに驚きました。根室の人は皆優しい人なのか、そうでない人はカットしたのか、分かりませんが、明るい人が多いように感じました。
 
by tsuguo-kodera (2017-12-23 12:19) 

ebisu

koderaさん

見てくれましたか、お昼前に再放送やっていましたね。冒頭に出てきておにぎりを買った91歳のお爺さん、葬儀の帰りで、中標津まで80㎞の道のりを深夜に運転して帰るところでした。テレビ取材の入る数日前に亡くなった岩田宏一さんのいとこでした。#3662に書いています。択捉島蘂取村の出身者ですから、岩田さんは私の母親とは同郷です。

あのコンビニができて、同級生があの近くでやっていた小売店の売上が食われたようです。そのあと、ショッピングセンターがコンビニのすぐそばにできました。ホクレンショップの中に地元の鮮魚店が出店したので、同級生が力を入れていた鮮魚がアウト、加工のために造った冷凍室も原料の値上がりで仕入れができず休止。結局、店を閉めました。

小さい小売店はあらかたなくなりました。根室には大型スーパーが4店舗ありますが、いずれ一つはなくなるのでしょう。本社店舗開発部のほうで、採算悪化すれば、そこを廃止して採算の見込める地域へ出店します。ドライです。

なんだか、株式会社と機関投資家の関係に似ています。儲かると読めば出店し、もうからなくなればすぐに撤退して、ほかの地域へ出店する。
そのときには地元商店はほとんど生き残っていないから、根室に住む消費者が困ることになる。
なんだか六つかしい世の中です。
by ebisu (2017-12-23 15:02) 

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