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#3598 通貨の未来-3 : 日銀の債務超過は引き金になるか? Aug. 27, 2017 [A5. 通貨の未来]

  経済学は経験科学だから、見たくても経済学で未来の経済社会を覗き見ることはできない。だから、仮定の話をしたい。日銀が債務超過になることはどうやら避けようがない。国債と証券を持ちすぎた。購入した国債も株式もいずれ売却しなければならない。GPIFも年金支払いのために保有国債も保有上場株式もいずれ売却しなければならないから、値崩れで巨額の評価損も実損もでる。債務超過が避けられるような出口戦略はすでにない。

  問題は、債務超過が現実になった時に、円から仮想通貨への切り替えが雪崩を打つかどうかということ。雪崩現象が起きれば現金も預金も無価値になりかねない。アベノミクスと異次元の金融緩和はそういうリスクを犯して、やってはならないゲームに手を出してしまった。
  日銀の債務超過が引き金になるかどうかは誰にもわからない。未来の経済社会を見通すのに経済学は役に立たぬ。誰も見たことのないことが起きようとしていることだけは確実だ。


<余談:GPIF積立金運用先>

 年金積立金は約132兆円*であるらしい。公務員共済年金基金等が60兆円あるがこれもGPIFに準じた運用をしている。これらの数字を基にして、国内債券(国債)と国内株式運用額を計算してみる。運用資産額はこの5年間減少し続けている。

 190兆円×30.5%=58.0兆円 :国債
 190兆円×24.4%=46.4兆円 :国内株式



***3共済基金(日経新聞2015年3月)


<余談-2:総務大臣発言> 8/31追記
 昨日(8/30)のテレビで野田聖子総務大臣が、出口戦略のないアベノミクス、マイナス金利政策は「空恐ろしい」とバッサリ。安倍総理と黒田日銀総裁は苦虫をかみつぶしているだろう。閣内にいてこれほど辛辣な発言ができるのかとebisuはびっくり。男は女にかなわない。ネットで検索しても出てこない。



*#3448 日銀保有の国債を政府債務と相殺すればゼロ? Nov. 3, 2016
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2016-11-03-1

*#3382 日銀B/S : 発行銀行券勘定を負債区分に計上するのは間違い July 31, 2016
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2016-07-31


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中央銀行総裁

わしが債務を負っているじゃと?
お主も面白い事をゆうのう。
所詮はわしが刷った紙切れじゃ。
お主に心配してもらわんでも、どうとでもできるわい。
今後もお主らから生かさず殺さずの状態で吸い取る方法にいつも手を焼いてるだけじゃ。
多くを殺してしまったら身も蓋もなくなるからのう。おっホッホ〜。
わしらの念願の新通貨、世界単一通貨「gon」になっても、現在の所得はプラスで、債務はマイナスでオンラインに記入するだけじゃ。
レートは各国の事情に合わせてやるわい。あたふたするな。
by 中央銀行総裁 (2017-08-26 23:00) 

元中央銀行総裁

それとのう、日頃お主が口にする Win-Win とやらは絵空事じゃわい。ふたりがWinじゃと、誰かが陰でLostしとるものよ。狭い局面だけ見て物を申すな。
Win-Winではのうて、Drawじゃ。引き分け。
誰も得も損もせね、等価、それが本来の姿じゃ。
じゃがのう〜,わしがおる限りそうはさせんて。
お主らが商いすればするほど、わしの懐にだけ財が入ってくるようになっとるんじゃ。
お主らが汗水流して働く分の何割かが自然にわしの懐に入ってくるんじゃ。
こんな楽はめったにやめらぬよのう〜。
by 元中央銀行総裁 (2017-08-27 00:01) 

前中央ちょっと斜め銀行総裁

しめしめ今日もどこかで誰かがリボ払い地獄に陥っているという記事が出ておったが、誰もわしのことを悪く言うやつはおらぬようじゃわい。
そうじゃ、そうじゃ、そちが貸してくれと言うて、わしが親切に貸してあげたんじゃかのう。
借りた方が悪いんじゃ、悪いんじゃ。
世の中みなわしの味方じゃわい。
by 前中央ちょっと斜め銀行総裁 (2017-08-27 00:22) 

ebisu

だんだん霧が濃くなってきたようで、話がさっぱり見えません。(笑)
世界通貨「gon」のネーミングの由来を開陳してくださいませんか?なにか面白そうなものがあるのでは。

>所詮はわしが刷った紙切れじゃ。
お主に心配してもらわんでも、どうとでもできるわい。

これもよろしければ具体策を面白おかしくお書きください。

>日頃お主が口にする Win-Win とやらは絵空事じゃわい

これはどこか他のブログとお間違いでは?
「売り手よし、買い手よし、世間よしの三方よし」
とは百篇も書きました。
by ebisu (2017-08-27 08:13) 

隠居中央銀行総裁

そうじゃ、そうじゃ、わからん方が幸せじゃて。
なんもかも知ってしもうとおられにょうになるしのう。
そもそもお主の言う所の世間良しの「世間」とは何を指して言うとるのかのう?
狭い世間か、世の中全体かいのう?
売り手よし、買い手よしじゃとどこかで誰かが損こくものよ。矛盾した理想を掲げても無理じゃわい。
商いや消費に良し悪しを見出そうとするからどこかで無理がくるんじゃ。
良しも悪しもなし、引き分け、draw が本当ぞい。

by 隠居中央銀行総裁 (2017-08-27 15:13) 

ebisu

自分だけよければいいという商売の仕方をしないのが日本の伝統的な商人像。
だまされるほうが悪いといいうのは欧米人や中国人の商売のやりかた。だから、200年続く企業がほとんどない。

わたしも企業人としてそういう商売の仕方、購入の仕方、経営の仕方を貫いてきました。

>売り手よし、買い手よしじゃとどこかで誰かが損こくものよ。矛盾した理想を掲げても無理じゃわい。

どういうポジションでも軽々とやってました。おわかりにならないでしょうね。(笑)
いままで、何度も書いています。
by ebisu (2017-08-27 21:58) 

隠居中央銀行総裁

おや?そうかのう?
日本の商人が良うて、他はみんな悪徳商人かいのう?
随分手前味噌じゃのう。
まぁ、昔はこの国には金貸しが少なかったから、商いが等価に近かったんじゃろうて。
だがのう、このわしのひいじい様みたいな職が出来てからは物事そうは行かん様になったのじゃ。
等価では懐が間に合わんのじゃ。
等価+alphaを稼がにゃならんようになったのじゃ。
皆がこの+alphaを求めるから、終いにはこの+alphaが計り知れん化け物の様に独り歩きし始めてしもうたんや。
算術で表したなら、商いのあるたんびに
(alpha)x(alpha)x(alpha)x ...
人によってこの+alphaはどのくらいの割合かは知らんが、そのほとんどがわしの懐に自然と入って来るんじゃ。
ほんに、ひいじい様は上手い職についたのものじゃ。
そのおかげでこのわしもこれこうして隠居しながら御用経済論者とじゃれ合えるというものよ。
by 隠居中央銀行総裁 (2017-08-28 00:14) 

世界統一銀行総裁

お主もたいがいとろいのう。
ここのブログの読者達ならたいがいもう気づいておる。
「gon」という通貨単位なぞどうでもよい、「Yan」でも「dapo」でも「yus」でもいいのじゃ。
そんなことに大義はない。
行間の意味も取れぬちはそちもなさけないのう。
それとお主は経済論者のくせに、そんなこともようわからんのか?
わしが刷ったんじゃからどうにでもなるわい、の意味もわからんでどうする?
今まで余剰で溜まった+alpha分をチャラにしてやるだけだわい。
わしらにとってはせっかく懐に入った+alphaが消えるのは心許ないが、奴隷は残しておけばいずれまたわしらに貢いでくれるから全部殺しはしないから安心するが良い。
アルゼンチン、ギリシャ、過去に自己破産や寸前まで至った国々があったが、消滅した国はなかろう?
あくまで生かさず殺さずじゃわいて。
今まではのう、あちこちの国で通貨が分かれていたから、調整に手こずっていたが、これからは世界統一通貨となるからよりコントロールが簡単じゃわい。
せいぜいわしらが明るみに出ぬ様、お主の様な御用経済論者に精出してもらわぬとのう。
日頃より感謝しとるぞ。
まぁ、褒美にとは言ってはなんじゃが、
もうそちに口出しせぬから、今後も今まで通りそちの御用経済論を息巻いてくれるよう願っとるぞ。
by 世界統一銀行総裁 (2017-08-28 03:35) 

ebisu

>日本の商人が良うて、他はみんな悪徳商人かいのう?
>随分手前味噌じゃのう。
>まぁ、昔はこの国には金貸しが少なかったから、商いが等価に近かったんじゃろうて。

言ってもいないことを言ったかのように作り上げて論をするめる。お話としてはとても面白い。
創業200年を超える企業の70%以上が日本にある。高い商道徳が伝統としてあったからです。中国3000年の歴史で創業200年を超える企業は7社だったかな。自分だけもうかればよいという企業が長続きしない。浮利を追うなとは住友家の家訓の一つですが、これは多くの企業で共有されている価値観です。浮利を追えばその場はもうかるが、信用を無くす、信用第一の経営倫理がある、だから長続きする。

日本人が近江商人のそれに代表される商道徳を数百年をかけて培ってきたのは事実。もちろん、あくどい奴もいくらでもいます。残念ながら最近は日本人からそういう美質、倫理性の高さが失われつつあるのは事実です。
金を転がして金を生み出す金貸しが、東西を問わずあくどくなる傾向があるのは、おそらく金を増やすことが自己目的となるからでしょう。

>算術で表したなら、商いのあるたんびに
(alpha)x(alpha)x(alpha)x ...

これは掛け算ではなくて足し算でしょ。

(alpha)+(alpha)+(alpha)+ ...

あなたも「+alpha」とちゃんと書いている部分があります。

>今まで余剰で溜まった+alpha分をチャラにしてやるだけだわい。

ちゃんと「+alpha」となっていますが、これも論点ずらしです。35度もある夏でも通勤で汗水流し、外回りの営業で汗水流し、工場やラボで汗水流して働いて貯めた預金の価値が半分とか1/10になる。「+alpha」分だけではない。

>アルゼンチン、ギリシャ、過去に自己破産や寸前まで至った国々があったが、消滅した国はなかろう?

国が消滅する心配なんてしてませんよ。これも論点がずれています。
どちらの国も塗炭の苦しみを味わうことになりました。物価は騰貴する、年金は減る、インフラの整備にお金を回せなくなる、そういうことが起きます。
アルゼンチンは50倍の物価騰貴、ハイパーインフレを起こしました。汗水たらして働いて貯めた老後の資金が5000万円あったとしましょう。それが10万円になってしまったということ。

そして世界通貨はある日突然信用を失いゼロになる危険を秘めています。だれもその安全を保証していないからです。現実が担保していない。いつでも力を持っているのは根源的な貨幣である金です。これだけが現実の基礎をおいた確かなものということが、いつでもどこでも使える疑似世界貨幣の破たんを通じてわかるのでしょう。

ずいぶんご出世なさったようで、おめでとうございます。世界統一銀行総裁殿、あなたの論は奇妙奇天烈なところがありますた、語り口がとても面白い。

gonが意味のないことは了解しました。「まぁ、褒美にとは言ってはなんじゃが」、こんどは「御用経済論者」のあなたの定義について、ご披露くださったらありがたい。 御用経済学者は知っていますが、御用経済論者というのは耳慣れない用語です。前者についてはアベノミクスを指南した浜田宏一氏とか、労働規制解除をやってちゃっかり派遣会社大手会長におさまった竹中平蔵氏という人物が思い浮かびます。
あなたの定義では世の中のおよそ経済を論ずる者は(あなたを唯一の例外として)、みな「御用経済論者」ではないのですか?
それなら「御用」は不要でしょ。
by ebisu (2017-08-28 10:14) 

ebisu

創業百年を超える企業調査が国内でなされていました。
*https://globis.jp/article/1416

創業百年超 26000社
創業二百年超 1200社
創業四百年超 190社
創業五百年超 40社
世界最古の企業は金剛組、創立578年、創業1400年です。

創業二百年を超える企業の40-45%が日本にあると書いてありました。「7割を超えている」と書きましたが、訂正します。世界データは複数のソースがありそうです。
創業二百年を超える企業の半数近くが日本企業ということに特異性があるとは思いませんか?日本の伝統的な商道徳=倫理水準が世界にまれに見るほどずっと高かったということ。
いま、日本人はそうした倫理水準の高さを失いつつあります。上場会社の取締役の報酬は最近20年間で2倍になりましたが、勤労世帯の所得は減少しています。
「我一人がよければいい、従業員の給与は低いままでいい」、そうした経営者が急激に増えています。

「売り手よし、書いてよし、世間よしの三方よし」

「世間よし」にはそこで働く人たちの所得や生活も入っています。
by ebisu (2017-08-28 11:47) 

通貨発行権と利子を牛耳っているのは誰かいのう?

随分お主は細かい所を上げ足とるのう。
木を見て森を見ずじゃ。
alphaがx算でも+算でも構わぬ、経済論者でも経済学者でも構わぬ、そんな事を問題にしておらぬ。
賢い読者はもうとっくに気づいておるわい。
気づかぬはお主だけじゃ。
経済を語る上で最も根本となるのは通貨じゃ。
その通貨を一体誰がコントロールしておる?
して、その通貨に虚構の、言わば実在しない価値、つまり利子を誰が付けておる?
わしが先に言うたalphaとはこの利子のことじゃ。
そして実際には存在しない分のこの利子で誰が儲けておる?
話を簡単にしよう。
通貨発行権と利子、この2つを解決しない限り決して「世間良し」つまり世界中一律の幸せはまず実現せぬ。
世の経済論者どもは、根室が良ければそれで良い、日本が良ければそれで良い、アジアが良ければそれで良い、先進国だけ良ければそれで良い、と言った発想ばかりじゃ。
だから御用経済論者と言うておる。
真の経済論者なら、命をかけてこの通貨発行権と利子の問題点を掘り起こし、根本を変え、しかるに世の中の幸せを導くこと、これこそ真の経済論者と言えるのじゃ。
この諸悪の2点を避けて語り、現行のシステムを既成事実として語ることは世を幸せには導かぬ。
わしの話はここまでじゃ。
これ以上話すと拙者の命が危ういのでな。
あとはお主ら経済を語る者たちの心意気次第じゃ。
命の次に大切と言われる金の話、命がけで悪いシステムの根本を変革して行く気構えがあるかどうか、それとも今まで通り御用経済論者として終わるかじゃ。
じゃましたな。さらばじゃ。
by 通貨発行権と利子を牛耳っているのは誰かいのう? (2017-08-28 15:10) 

ebisu

細かい上げ足をとったつもりはなかったが、言われてみればそのようにも見える。読者が誤解しては困るので、付言したまで。わっはっは。

最後の問いは痴れたこと、国際金融を牛耳っているのはユダヤ資本。世界統一通貨も通貨発行権という藪をつつけば出てくるのは同じもの。
こういうチャンスをあやつらが逃すはずがないではないか。
中国資本もマイニングに参戦、暗号解読の熾烈な戦いを続けているようす。
数学に強い日本が国家プロジェクトとしてマイニングに参戦すれば、巨額の利益を手中にできる。1000兆円を超える国債発行残高、財政赤字なぞ屁の河童。

国家を超えて、世界統一通貨の発行権を手にすることで、百兆ドルを超える通貨発行益を手中にできる。使う人が増えれば増えるほど儲かる。世界中の富をわが手に握る最良の手段が世界統一通貨の通貨発行権。

グローバリズムに対する武器はリージョナリズム。
欲の皮の突っ張った者共の土台を覆すのは「資本論と21世紀の新しい経済学」。

>これ以上話すと拙者の命が危ういのでな。

触らぬ神に祟りなし、すたこらわたしも退散。
by ebisu (2017-08-28 23:31) 

風が吹けば桶屋がもうかる、金を使えば銀行が儲かる。

こざかしいお主の知識など問うているのではないわい、たわけ!
真実を知っておりながら、それを知らせぬジャーナリズムと同様、悪事を知りながら、それを追求・変革する方向へ導かず、悪事のルールに則って民をたぶらかす経済論などこざかしいわい。
それなら羊のように黙して語らぬ方が世の為と言うものじゃ。
世の御用経済論者は全て悪事に加担しているのと同類じゃ。
どうしたら通貨発行権を国家に取り戻せるか、どうしたら銀行の利子制度を無くして円滑な経済が営めるかを見つけ出し実践していくのが真の経済論者と言えるのじゃ。
まずそれからじゃ。
それを成し遂げれんうちは、どんな経済論も屁のようなものじゃわい。
お主にその根性があるかいのう?
by 風が吹けば桶屋がもうかる、金を使えば銀行が儲かる。 (2017-08-28 23:38) 

ebisu

通貨発行権や利子に目を奪われていては経済を変えることはできないでしょう。それは結果論。
際限のない欲望の拡大再生産や便利さを無限い追い求めるそういう生き方こそがが諸悪の根源です。
小欲知足への価値観の転換、できると思いますよ。

欧米の経済学とは原理の異なる経済学、あらゆる産業がそろっている日本なら可能です。職人仕事をベースにした経済社会の確立が仮想世界貨幣へのアンチテーゼ。

我田引水で申し訳ないが、「資本論T21世紀の経済学」でその原理的な解明をしています。
あとは、20代の若者が出てくることを祈ります。
学問と仕事の両方のできる者たちが10人集まれば、ほかの人々を巻き込んで世の中が動かせます。

仕事をしたことのないインテリのレーニンや毛沢東は大失敗でした。権力欲の亡者に導かれたら、数千万人の犠牲者が出ます。
経済社会改革は両刃の剣、とても危うい綱渡りを迫られています。

いま一つ気になっていることがあります。インターネットです。これもわたしには世界統一貨幣と同種のものに見えています。理由と危惧はまたの機会に。
by ebisu (2017-08-29 09:48) 

欺瞞に満ち溢れておるのう。

お主の話しは全て欺瞞じゃ。
奴隷制度そのものを変革せずして、奴隷としての幸せを見出せと説くようなものじゃ。
だから何べんも言うとるように、御用論者だと。
そのような者は、いざ奴隷制度を打ち砕き変革しようとするヒーローが現れた時の邪魔じゃ。
奴隷達も不都合に気付き、そのヒーローの元で一緒に変革して行こうとする際に、それこそ御用、御用とその変革者達を取り締まる側に立つ。
日頃から悪に加担しているようなものじゃ。
馬鹿げたルール、制度の元で搾取され続けているのに、奴隷全体が皆幸せになることは不可能じゃわい。
何故ならそのルール自体が富の不均衡を作り出すように仕組まれているからじゃ。
だがもうよい。
お主が皆の足を引っ張る根っからの御用論者だということがようわかった。
ここの読者達もそのことをよう肝に命じたことじゃろうて。

世界・世間とはお主のなかでは欧米と日本しかないのかのう?
して、日本だけが良ければそれで良いのかのう?
普遍性を持たない経済論など邪悪の片棒に等しいわい。

小欲知足じゃと?
他人の欲や知識の量をお主は規制しようと言うのか?
欲や知識は人それぞれじゃわい。
お主の考え通りの欲や知識を人に強制するな。
それこそお主自体がレーニンや毛沢東そのものじゃわい。
根本のルールさえ健全なものに整えてさえあげれば、後は各人自由に欲を持ったり、競争し合うのも自由じゃわい。
お主に各人の欲の大きさや競争を決めてもらわなくても結構じゃわい。
お主は御用経済論者ばかりでなく、御用宗教家でもあるのかいのう?

グローバリズムに対抗するのはリージョナリズムだと?
地域にこもって外は知らずの姿勢は不均衡を助長するのもわからんのか?
お主はほんに井の中の蛙思考というか、自分さえ良ければ思考じゃわい。
世の中には未だに衣食住の足りてない人々がどの位いるのか考えてものを申せ。
普遍的でない経済論など誰も必要とせぬ。
それ故に学とは言わぬのじゃ。
はなからわしがお主ら御用経済論者のことを決して御用経済学者と呼ばんのはそれ故じゃ。
もうお主の経済論など誰も耳を傾けぬは。
by 欺瞞に満ち溢れておるのう。 (2017-08-30 14:36) 

ebisu

>世の経済論者どもは、根室が良ければそれで良い、日本が良ければそれで良い、アジアが良ければそれで良い、先進国だけ良ければそれで良い、と言った発想ばかりじゃ。
>だから御用経済論者と言うておる。

誤解なのか読み違いなのか、誰がそんなことを言っているのでしょう?
これでは、ないものを掲げて攻撃する、風車に向かって吠えるドン・キホーテではありませんか
by ebisu (2017-08-30 15:54) 

ebisu

ついでです。
奴隷といえば、欧米の経済学が前提にしている「労働」概念の淵源は「奴隷労働」にあります。
そこからの解放無くして人類の幸せがありますか?

>お主の話しは全て欺瞞じゃ。
奴隷制度そのものを変革せずして、奴隷としての幸せを見出せと説くようなものじゃ。

これはあなたの論法です。貨幣や利子ばかり見ているから経済の根本が見えなくなる。

マルクスは労働からの解放を夢見ました。人工知能が支配する生産システムがそれを実現するでしょう。しかし、それは生産や仕事から人類の疎外を生み出すだけ。
仕事がない、それで幸せと感じる日本人は少ないでしょう。

日本には「労働」という概念はありませんでした。あるには「仕事」、典型的には職人仕事です。それはいまもあらゆる生産現場にあります。
そして、
「売り手よし、買い手よし、世間よしの三方よし」

これは普遍的な価値ですよ。
by ebisu (2017-08-30 16:04) 

奴隷を狩るのも奴隷だったのじゃ。

お主の話はいつも「日本が、日本は、日本人」という論調じゃ。
だれが読んでもその意味を汲み取れば、偏狭さが読み取れるわい。
一語一語の上げ足をとってここでの議論に勝っても何にもならぬわ。
要は議論の勝ち負けではない。
いかに真の経済学者が出現し、多くの目覚めた奴隷達と共にふざけた経済ルールを変革していくかが大切なことなのじゃ。
例えば、本当に通貨を発行するのは根源的には誰であるのが正しいのか?
利子を無くしてどうやって経済を運営して行くか?
そういう事に民を導くのが真の経済学者というものよ。

エネルギー保存の法則が普遍的であるとするなら、
元来通貨を発行できるのは、生産者または提供者自体と言えるのではないか?
イモを10トン生産した者がイモ券10トン分を発行できる。
サービスを提供しようとする者が、サービス券(単位は未知だが)を発行できる。
種々の業者でそのような券が発行されるじゃろう。
それらの券の価値を照らし合わせるのがマーケットじゃ。
イモ券何枚と旅行サービス券何枚が等価かをマーケットで調整し合うのじゃ。
また、利子は禁止じゃ。利子の入り込む隙を与えないようなマーケットや制度を築き上げて行くのじゃ。
では仮に貧乏になったらどうする?
券をもっている裕福な者から一時的に無利子で借りるか、自ら何らかの券を発行できるように何かの生産やサービスを提供するのじゃ。
すなわち全ての人々に通貨発行権が存在するのじゃ。

どうかな?
これは単なる例え話であって、わしの自論でも、こうせいちゅうとる訳でもない。思いつきのような話じゃ。
だがのう、方向は間違っておらぬと思うておる。
現行の間違ったルールの上の話で人を惑わすのでは無く、間違ったルールそのものを変革して行く方向に向いとるからじゃ。
そういう話がつと経済論者から現われぬわい。

日本や根室だけの「世間良し」なら、お主の説教を聞かずとも、もうとっくの昔に成し遂げられておるわい!
根室や日本の人々の暮らしが世界中の人々の生活水準のどの位に位置していると思っておるのかのう?
ピタミッドの上の方じゃ。
はて、お主の経済論で世界中の人々の生活水準が皆ほぼ均一になるのかいのう?
満足な家も持たず、今日食うものにも困り、仕事をしたくても無い者たちの生活水準が良くなるのかのう?

御用論者は何かにつけて人々の迷惑、改革・改善の足手まといにしかならぬ。
人類の歴史が裏打ちしておる。
諸悪に立ち向かう勇気が無いのなら、臆して語らぬ方が民のためになる。
諸悪を受け入れ肯定して、民を盲目にするよりましじゃ。
by 奴隷を狩るのも奴隷だったのじゃ。 (2017-08-30 17:44) 

ebisu

日本と同じ水準の生活がしたければ、仕事の仕組みそのもの、生産の仕組みそのものを移転してやればいいだけのこと。
だからそういう経済モデルを日本でつくればいい。自分の国で消費する物の大半は自国で作る。
あらゆる産業がそろっている日本ならそれができる。そして技術移転だけでなく、生産の仕組みや流通の仕組みそのものも移転できる。

仕事についての日本人の価値観は共有したければするがいいし、したくなければしなけりゃいい。米国でもインドでも東南アジアでも日本の仕事に対する価値観はすでに広く受け入れられている。普遍的な価値の一つなのだよ。

貿易は自国で生産できない物に限定すればいい。
「労働」ではなく職人仕事をベースにした経済社会がそれを可能にする。
日本では工場労働者すら職人が多い。

もう一つ。利子のない世界ならイスラム世界がそうではないのか?同教徒からは利子をとらない。コーランにそう書いてあると聞く。
しかし、なにかがそれで解決したか?

生産者が通貨発行権を持つべきだというのは驚き桃の木山椒の木だが、イモ券はただの思い付き、ジョークだろう。

チカ券、コマイ券、マツカワ券、アブラガレイ券、水カレイ券、秋味券、トキ券、紅鮭券、アブラッコ券、ミズダコ券、アサリ券、北寄券、ホタテ券、...限がないぞ。
個別の貨幣が百万も億もできるが相互の価値が測れぬ。価値を測れる物が貨幣だ。
これも揚げ足取りというのかの?

通貨発行権は公的なものだ。だれかが私物化してよいものではない。
仮想通貨は現実の裏付けがないから、何がきっかけになるかわからぬがいずれ破綻する。そのときにものを言うのは金地金だ。仮想通貨が破綻しても金はいつでもどこでも商品やサービスが提供されればそれを買うことができる。イモと違って腐りもしない。ちとジョークが過ぎたかの。
by ebisu (2017-08-30 18:33) 

tsuguo-kodera

 流石ですね。面白い議論、楽しみました。
 討ち入りしたいけど、アホな私は勝手に切腹。南無大師金剛遍照。桜散る。
 変ですね。残暑なのに。牡丹の方が私は好み。桜花は嫌いす。
by tsuguo-kodera (2017-08-30 18:55) 

ebisu

koderaさん

感想ありがとうご合います。
読んでいる方たちに楽しんでいただけるのが一番。

「中央銀行総裁」殿は読者の皆様を楽しませてくれるユニークな論を展開してくれます。語り口もよい。
by ebisu (2017-08-30 19:49) 

行間どころか文意も読み取れぬようじゃのう。

お主は本当に根っからの議論のための議論ばかりじゃのう。井戸端会議じゃ。
方向性を問うておるのじゃ。
通貨発行権が公的なものだとどうして決まっておるのかのう?誰が決めたんじゃ?思い込みが変革を阻むのじゃ。
昨今においてすら民間企業である中央銀行が紙幣を発行しておるぞ。

イスラム世界とはどこの国々のことかいのう?
イスラム教徒が大半を占める国々か、はたやイスラム教を国教として定めし国々のことかいな?
漠然と十羽ひとからげじゃのう。
多くのアラブの国々、インドネシア、イランにさえ中央銀行は存在しており、市中銀行は利子も当たり前に付加しておる。
リビアがそうであったように、この中央銀行の通貨発行権をカダフィが取り上げ、国民から利子というものを解放した結果、闇の筋の者たちから嘘の名目、濡れ衣を着せられて惨殺されてしまったのじゃ。
カダフィが少しの期間ではあるがこの諸悪の根源2点から国民を解放した時のリビアはそれはそれは国民の幸せ度は高かったのじゃ。
これを良しとせぬ者共がおるのじゃ。
まぁ、リビアには豊富な石油資源もあったので国民に大判振る舞いできたんじゃろうがのう。
似た国にアジアではブルネイ王国がある。
豊富な天然ガスに恵まれカダフィ同様、国民には大盤振る舞いじゃ。じゃが違うのは、ブルネイですら民間の中央銀行は存在し、しかるに市中の銀行は利子をとるのじゃ。
かの大国サウジアラビアでさえ中央銀行が存在し為替を操作しておる。
世界は王制、民主主義、共産制、と政治の体制は異なっておるので、各国の主権や政治と中央銀行との関わり方は異なる、すなわち、どの程度その国自体が通貨発行に関与しうるかの程度に大小はある。
当然関与が少なくなり、国・政治と分離しやすい民主主義の樹立を闇の筋の者たちは望むじゃろうな。
言ってみたら民主主義国家は一番騙しやすいからのう。
それもお主のような御用経済論者が大勢で民を誘導してくれるからのう。

話をはぐらかすな。
楽しんでもらえたらそれでいい、とは何を寝ぼけたこと言うとるのじゃ。
民は現時点で搾取によって間違った生き方をしておるのじゃ。
自分に責任を持て、御用経済論者。

日本の仕事に関する価値観など誰が作った?
勝手にお主の一存でこの国全体を語るな。
お主はお主、拙者は拙者、世界の人々は世界の人々じゃ。
イメージとして一部の日本人の働き方や姿勢に、驚嘆・共鳴し、見習おうとする者もおるのは確かじゃ。
逆も真なりで、過去に日本は欧米を真似たのじゃからな。
そう言うのを手前味噌と言うのじゃ。
世界中環境や文化、政治や宗教も異なる。
日本の一国のモデルがどこででも通用するわけがなかろう。
まして今の日本の繁栄は経済的弱小の国々の犠牲の上、それと多額にわたる中央銀行への負債の上で成り立っておるのじゃ。

先にE=mc2(乗)という普遍的理論があって、核兵器が作られたのじゃ。あれこれやってるうちに核兵器ができて、それをひも解いたらE=mc2(乗)となっていた〜、というわけでは無いのじゃ。
世界中で共有しうるミニマムでも良いからその普遍的経済法則を導き出し、民をその方向へ誘導するのが真の経済学者だと何度も何度も言うておるのじゃ。
その法則さえ共有できたなら人々がどれだけ欲に走ろうがその者の勝手じゃ。
多くを望む者は多くを望めば良い。少しで事足りる者は少しで済ませば良い。
民にその自由自体を獲得させてやるのがまず先決ではないかのう?
by 行間どころか文意も読み取れぬようじゃのう。 (2017-08-30 21:17) 

イモ券はお主が考えるべきことじゃわい。

そうよ例え話に上げ足とって食い付いてきたようじゃから、その線ではなしてやるが、
そう言う考えを持てということじゃ。
マーケットでその券の価値を判断するのじゃ。
イモ券3枚=Apple Computer券1枚、あるいはビーチホテル2泊宿泊券1枚、…と言う具合に毎日相場が動くのじゃ。
当然世界には無数の券が出回ろう?
そこで初めて券を共通の通貨「ken」に兌換するのじゃ。
それが新しいマーケットじゃ。
これなら中央銀行も利子もいるまい。
kenを多く手に入れたい者は、自ら何か生産やサービスを築き、マーケットに殴り込んで来れば良いのじゃ。
みんながその者の生産物やサービスを欲しがれば多くのkenを得られるし、大したものでなかったなら、その者の生産物やサービスは安く買い叩かれるであろう。

まぁ、こんな具合の話じゃ。
何もこの例え話が正解だとか、絶対だとかを言うておるのでは無い。
こう言う現在とは異なる、色々な新しい、民が搾取されない、平等に参加できうる経済環境・制度を構築する方向を模索するのが、お主ら経済論者達の役目だと言うておるのじゃ。
人の話の飲み込みが本に悪いやつよのう。
それともあえて上げ足とって、話をはぐらかし、自己保身に走っているかじゃのう。
by イモ券はお主が考えるべきことじゃわい。 (2017-08-30 21:42) 

ebisu

面白そうだから日銀が民間企業だという論を敷衍して見せてください。

イスラム世界では同教徒からは利息をとらないという指摘に対する反論が、アラブの国にも中央銀行があり利子があるですか。反論にならぬ。話をはぐらかす名人と褒めておこう。

>日本の一国のモデルがどこででも通用するわけがなかろう。

それこそが思い込み。生産システムも仕事に対する価値観もセットで移転できれば、近い水準の生活をいずれは保障できる。教育システムも含めての話だ。
望まなければ受け入れなけりゃいい、何を選択するかはその国の民が決めたらいい。
他国に依存度の低い経済体制がつくれたら、国際的な格差を拡大するグローバリズムは終焉する。

奴隷労働に淵源を持つ現代の工場労働は普遍的経済法則には属さない。それとは別の価値観での置き換えが必要だ。それが職人仕事という価値観だ。仕事をするのが幸せだというのは普遍的経済法則の根幹足りうるものだ。

反論したくば、普遍的経済法則の根幹をなすものについてお主の論を披露すればよい。
イモ銭は勘弁してくれ。あれはわたしの耳には戯言にしか聞こえぬ。



by ebisu (2017-08-30 21:51) 

人々に同一の価値観を植え付ける自体で無理よのう。

随分と職人仕事にこだわっているようじゃのう。
仕事が楽しく、仕事自体が幸せという職人は何も日本だけのお家芸ではないぞ。
欧米にも陶芸・ガラス職人、イラン・トルコの絨毯職人、インドネシアの彫刻職人、世界中あらゆる職人がおる。
また職人とは正面切って言わぬが、職人の如くその職に精魂注ぎ込み幸せを感じながら仕事をしておる者達も世界中ごまんといるわい。
では、何を持ってして職人と言われるのかのう?
それは、他の大勢と違うから、職人と呼ばれるのではないかいのう?
考えてもみい、皆が全員が職人であったならもはや職人とは呼ばぬ。
皆の出来ぬことをやり遂げれるから職人として皆から重宝されるのじゃ。
何も芸(技術)を持たぬ者は当然その世間から弾かれ出されてしまうだろうな。
それでは気質としての職人ととってはどうかということも考えてみよう。
自分で選んだ職に生き甲斐を持ってその中に幸せを見出す姿勢、それを職人気質としてみても、
いくら本人が真面目で精魂打ち込んでその職に埋没しておろうが、出来栄えが悪かったなら誰もその者の品やサービスを買いはすまい。すなわち評価されまい。
次第に職人気質としての情熱は失せてしまおう。
したがってそちの主張しておる、
皆が職人として働くのが幸せという価値観も危ういというものよのう。
要は、お主は成功した、成功している最中の職人しか指しておらぬ。
それこそ幻想じゃ。

何でわしが経済論などたれなければならんのじゃ?
理解に苦しむわい。
わしは御用経済論者でも真の経済学者でも無いわい。

人に完璧を強要して、それに応えられないと、自分の勝ちとすると論法は、すでに自分を守るための最後の逃げの切り札じゃ。
「ほ〜ら答えられない。それなら黙っておけ。」という必殺技じゃ。
by 人々に同一の価値観を植え付ける自体で無理よのう。 (2017-08-30 23:03) 

ebisu

根本的な誤解があるようですね。そこを説明しておいた方が読者も理解しやすいでしょう。

>先にE=mc2(乗)という普遍的理論があって...

この方程式はいつでもどこでも成り立ちます。ところが人間がつくった経済社会にそうした普遍的な経済法則なんてないのですよ。

たとえば、

Y=C+I

という方程式があります。ケインズの有効需要を表す方程式です。
中央銀行総裁殿は先刻ご存じでしょうから、読者のために書きますが、Yはyield、国民生産あるいは国民所得、Cはcomsumption、消費です。Iはinvestement、投資です。

これはいつでもどこでも成り立つものではありません。国民国家や市場を前提にしています。
このように自然科学と経済学は根本的に異なっています。
だから、経済の分野に普遍的真理や普遍的経済法則なんてないのです。

そういうないものを前提に議論するから、唯我独尊な貨幣論を展開してしまう。空想的社会主義者というのがずいぶん昔にいたようですが、空想的貨幣論者に見えます。

だから、イモ銭なんて論を思い付きで書いてしまう。論としては面白いですが、それだけのもの。

経済を変えるには、別の公理系でモデルを構築しなければならないというのがわたしの考えです。その公理に当たるのが、欧米の経済学は奴隷労働に淵源をもつ「労働」、そういう負の公理を払拭して「職人仕事」という公理に置き換えて、別なモデルを実現しようじゃないかというのがわたしの考え。

by ebisu (2017-08-30 23:29) 

邪魔したな。さらばじゃ。

読者はとっくに気づいているわい。
お主と拙者の立ち位置の違いをな。
拙者は通貨発行権の主体が国家すなわち民自らであり、利子という無から生まれた虚構の存在をなくさない限り、世界中が平等に参加しうる経済は営めまい、それらを変革するのが真っ先じゃ、という立ち位置におり、
お主は通貨発行権も利子の存在も何ら障害ではない、つまりこれによって利益を得る者共の存在は容認しておいても、このおかしなルール上でも真っ当な経済は営める、という立ち位置じゃ。
そういう事であろう?私の解釈だがのう。
まぁ、皆には皆の解釈があろう。
by 邪魔したな。さらばじゃ。 (2017-08-30 23:46) 

ebisu

利口な読者は立ち位置の違いだと誤解しない。

>世界中で共有しうるミニマムでも良いからその普遍的経済法則を導き出し、民をその方向へ誘導するのが真の経済学者だと何度も何度も言うておるのじゃ。

経済にはありえない普遍的真理や普遍的経済法則を求めるのは妄想にすぎぬ。

37回のやり取りかな、楽しい議論ではあった。長いこと付き合ってくれてどうもありがとう。感謝。

いずれ暇を見て、この議論を数回に分けて本欄へアップしたいので、よろしく了解されよ。
by ebisu (2017-08-31 00:02) 

別れの挨拶じゃ。

おっと、靴を履いて玄関を出る前に別れの挨拶を忘れておったわい。

お主はどうやら算術とエゲレス語の教鞭をとっておるようじゃが、国語は子供らに教えん方が良いぞ。
お主の国語の読解力相当悪いぞ。
字ズラばかり追って、大意を見失う傾向にあるな。
まぁ、人には言えぬわ、拙者の国語の表し方も酷いものよのう。わっはっは〜。
by 別れの挨拶じゃ。 (2017-08-31 00:09) 

ebisu

ははは、国語力が悪いのはお互いさま。

日本語の音読トレーニング授業はしていますが、お代はいただいておりません、ボランティアです。
そんなに手が回らないから国語は教えていません。
SPIテストでは、言語系の偏差値は数理系よりも低くて70ほどでしたが、30代半ばのことなので、耄碌したかもしれませんね。

別れのご挨拶、ありがたく拝受しました。
by ebisu (2017-08-31 00:39) 

ebisu

議論は対立したほうが読み手には面白いもの。
議論がそれる、あるいはコメント欄ではボリウムが大きくなりすぎる場合には、言及を避けた点がいくつかある。
その中で大きいものは次の論点。

>欧米にも陶芸・ガラス職人、イラン・トルコの絨毯職人、インドネシアの彫刻職人、世界中あらゆる職人がおる。
>また職人とは正面切って言わぬが、職人の如くその職に精魂注ぎ込み幸せを感じながら仕事をしておる者達も世界中ごまんといるわい。

職人の起源は西ヨーロッパでは古代ギリシアの都市国家にまでさかのぼれるだろう。医者ですらかの地では奴隷の仕事だったから、いまでも医者という職業に対する尊敬の念が薄いと聞く。

日本人の職人と西ヨーロッパや中東の職人の類似性と、日本の職人の特異性については、実際のところは手に余るのだが、別途本欄で改めて論じることになるだろう。友人のEさんもずいぶん前に指摘してくれている。

ほかにも言及しておかなければならぬ点がいくつかあるから、本欄へのアップの時にまぎれないように青字で追記しておく。手間と時間がかかりそうだが、そうするだけの値打ちのあるユニークな議論を「中央銀行総裁」殿が展開してくれたということ。

楽しかった議論にあらためて感謝申し上げたい。
by ebisu (2017-08-31 08:19) 

tsuguo-kodera

 阿保にもebisu経済論が少し見えてきました。お二人に感謝しています。
 私は実践にすべて帰結すると悟りました。私の駒場時代の哲学の教授の教科書に書かれていた内容でもあります。
 経済論の難しさは実践者と施政者の距離測度が大きいことと思いました。実践者から離れた方が権力も地位もお金もえられやすいのかも。
 エビスの立ち位置はどこでしょう。やはり工場か食堂で、父母のように働かないとエビスの経済論は普及しないのかも。残念ですが。
 エビスの経済論は測度を最小化する論と読めば話は単純になります。でも、ここで複雑系の問題が浮上します。単純化ができるかです。できなければAIの量子コンピュータまで待つことになるのでは。解は量子経済論にありが私の対抗仮説でした。東大の大学生に一人いました。成功したと言う話は聞いていないし、名前は有名にもなっていません。
 しかし、koderaの4項目の箇条書き論でも演繹できるし、私の哲学論すなわち実践論に結び付けられると相変わらず信じています。今私は自分のブログで毎日挑戦しています。エビス先生にはこの箇条書き論は否定されたはずですが。
 もう一度私のブログに、エビスの厳しい意見をコメントしていただけると幸甚です。長くなる200字程度で。私は阿保ですので長いのは落語のように読んでしまいます。
 墓場に行く前に真のご意見を短く頂ければ、楽しく旅立てるはずです。南無大師金剛遍照。ひょっとして貴方は私の大師様かも。今気が付きました。(笑)

by tsuguo-kodera (2017-08-31 09:04) 

ebisu

koderaさん

わたしの経済学は、西洋の経済学とは異なる公理系の構造をしています。第一公理が「職人仕事」ということ。数理論理学者にはきわめてわかりよい主張です。

何を第一公理に選択するかについては、250年間にわたる経済学の学問的蓄積をベースにしなければならないでしょう。そこを検討した結果が第一公理としての「職人仕事」の選択でした。

何を公理に選択してもそれなりのモデルは構築できますが、選択公理を間違えば現実性が失われます。貨幣は商品の交換関係が定義されてから出てくる概念でして、貨幣が先にありきではないのです。それが250年間の経済学の学問的蓄積あるいは学問的営為です。経済学の諸概念を相互に検討して関係を突き詰めた結果の結論。
だから、貨幣論からあらたな経済社会の建設を夢想するのは、妄想でしかないというのがebisuの論。
もう一つ論点がありました、忘れるところでした。有効な公理が析出できたとして、それに見合う現実を作り上げるのは、「仕事」であって「学問研究」ではありません。そこは峻別しています。だからインテリには無理なのです。レーニンも毛沢東もインテリ、まるで理念とは違ったことをやってしまいました。インテリに仕事ができるはずがありませんから、危ないのです。

ところで、四項目箇条書き法はある限界内でとても有効であることは、前にも書いていますが、まとめておきます。
1 問題の整理法としては有効
2 学術論文には不向き
3 高校生や大学生への論説文の作文指導法としては優れた方法
4 ステップとしては守破離の守の段階

3-5項目に分解し、それ以上になれば階層構造とするのはシステム技術の一般的な方法論です。それをあえて四項目に縛ったのが小寺流ではないでしょうか。
高校生に四項目箇条書き法で論説文の作文練習をさせたら、半数以上の人が立派な作文が書けるようになるでしょう。学校ではそういう教育してませんね。本当は社会に出てから文書技術がモノを言うのですがね。ほとんどの学校管理職には理解できないでしょうね。koderaさんが匙を投げたように。
会社で稟議書や各種の協議書を見たり、職務としてチェックしたときに強く感じました。何が言いたいのか論旨不明のものが大半でした。

しばらく考えてから、貴ブログへコメントします。

by ebisu (2017-08-31 10:56) 

tsuguo-kodera

 そうですね。だから残念。私は同意できません。4項目の箇条書きで博士論文を書けと言うわけではありません。言い逃れではありません。
 博士課程の進学者も創造性は不足。論に強いから。間違え無し。医者も。私には100人ほどの医者と博士課程の若者がいました。
 彼らがテーマを修士課程で選ぶとき、いいえ、その前に卒論で博士課程のテーマを選ぶとき、4項目の箇条書きがベスト。新規事業のテーマを決定して企画上程する前に必須。
 テーマを間違えなければ、提案も論文も簡単です。アインシュタインの論文を見たことがありますか。私は写真で見ました。1ページです。大した文章ではない。でもテーマを気が付いたことが大発明なのです。
 テーマの選択さえできれば、論文などヘノカッパ、売れる商品も、儲かる新規事業もです。
 人は隣の神様のニーズに気がつきません。無駄なことを悪戦苦闘。だらだらと文章を書きます。もちろん文豪は別。文章が実践そのものだからです・
 残念です。
by tsuguo-kodera (2017-08-31 12:08) 

とんとろ

お久しぶりです。コメント30超えですね。でもコメント数が一ケタなのはオーバーヒート?しちゃったのですかね
by とんとろ (2017-08-31 13:24) 

ebisu

とんとろさん

ほんとうにおひさしぶりでしたね。
コメント数のカウンターは33でオーバーフローしたようです。議論がヒートアップしたからでしょうか?(笑)
by ebisu (2017-08-31 14:48) 

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