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#3522 4月からCA(客室乗務員)になります! Mar. 12, 2017 [60. 進路(進学・就職)]

 3月10日、2年ぶりくらいで元塾生が来た。ドアを開けるとニコニコしている。
「CAになるんだって?」
「え、どうして知ってるんですか?」
「○○さんから聞いていました」
「学校の先生になるって言ってたので、(予定変更の)報告に来ました」
「うれしいね、あいかわらずいい笑顔だ」

 「O先生(中学校の担任)のところへ報告に行ったか?」と訊いたら、報告してきましたと即答。O先生も喜んだだろう。
 予定通り、教員免許もとったという。
 笑顔の多い生徒だった。中・高と女子バレー部、文武両道だったが、すこし部活の方に比重がかかっていたかな。
 中学時代に毎日一緒に通学していた二人とは進路が別になった。高校へ入学すると、釧路江南高校へ合格した小学校のときの同級生が根室へ「転校」、入学式は出ていないから転校でもないのだろうが、高校入学と同時に入塾してきた。初日は不機嫌な顔、江南に合格したのに親の転勤で根室へ戻ってきたのが不満だった。2回目に来たときに鉢合わせ、「おまえなんでここにいるの」とびっくりしていた。中学校は釧路管内の学校へ転校していたから、3年ぶりの顔合わせ。中学時代は主要五科目オール5だと豪語していたが、それほどの力はなさそうに見えたのだが、試験の3日前になると「先生、先生、数学がわかんない」と大きな声で叫び毎回慌てて来るのだが、4時間も勉強すると、「わかった」と落ち着きを取り戻し、常に90点前後の成績、2年間最上位のガンマクラスを通した。飲み込みの速い生徒だった。当の生徒は試験2-3週間前から計画的に勉強していた。吹奏楽部と女子バレー部、勉強の仕方も対照的な二人だったが、息が合って机を並べて仲良くやっていた。

 大学へ入学してから英語の教員になるためにそれなりに勉強したのだろう。CAは半分冷やかしで受けたのだろうが、受かってしまった。笑顔で得したかもしれない、客商売は笑顔が大切、こころの底からこぼれでる笑顔はすばらしい。

 先生になって女子バレー部を指導したいとずっと言っていた。人生何が起きるかわからないもの。5年くらいCAをやったら、教員になるのもいい。元CAの英語の先生なら、たくさんの男子生徒が英語好きになるだろう。(笑)
 そんな将来のことは考えずに、CAの仕事を徹底的にやってみたらいい。
 根高女子バレー部で初のCAだろう、後輩たちの励みになる。

「大学で来年のパンフレットに写真のっけてくれるのでは?」
「撮りました!」
 やっぱり、大学も宣伝になる。

 中学生のときに毎朝一緒に通学していた同期のシホとリナも元気にやっているのだろう、いいコンビだった。雪をかいていると、「先生、おはようございます」と元気な挨拶、うれしかった。どの生徒もめんこい。

< 余談 >
 CAになりたいという生徒には、非正規雇用で年収200-250万円前後で不安定な職だから、それでもいいならなればいいし、他に選択肢があるならそちらを薦めますと9年前には言っていた。
 この数年で状況が変わりつつある。航空各社はCAを正規雇用に切り替えつつある。いい時代に大学を卒業した、おめでとう。


*CA:cabin attendant 客室乗務員 昔はスチュワーデスと言った。


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