#3434 教育で一番大切なことは「情緒」:大数学者岡潔の言 Oct. 11, 2016 [55. さまざまな視点から教育を考える]
大数学者の岡潔先生はたくさんの著書の中で、日本人の学問にとって最重要なものは心のセンターにある日本的情緒であると言明しています。岡潔はフランス留学しますが、フランスの文化には学ぶべきものがもうないとわかると、日本に戻って芭蕉の俳句の研究と仏道修行(禅)に数年間没頭します。その後、数学の難問とされていたものを3つ次々に証明してしまいます。数学にノーベル賞があれば3つ受賞していると、『国家の品格』の著者で数学者である藤原正彦がどこかで書いていました。とにかく明治以降で数学者の中では脅威の業績を上げた人です。晩年に日本の教育の現状を憂慮され、教育論に関わる本を何冊も出されています。
わたしは大学院でマルクス経済学の公理を析出したあと、それまでの西欧の経済学とはまったく異質の経済学を創造するために二十数年間時々思い出しては考え続けてきたのですが、西欧経済学の公理である工場労働を日本的職人仕事観に置き換えることで新しい公理系に基づく経済学を創造できることに気がつきました。その概要をカテゴリー「資本論と21世紀の経済学」にまとめてあります。数年後に整理して3版を公表するつもりです。
話を元に戻しますが、学問というものは必要なデータを整理・集積して分析した後で、さて、どうするかという分岐点に差し掛かりますが、そこで重要なのは心のセンターにある日本的情緒です。ビジネスでも同じことです。いくつかある選択肢の中から、最後にどれを選ぶかは心のセンターにある情緒が決めます。それほど情緒は重要な役割を果たしています。
最近若い方から、弊ブログに投稿をいただきました。それをお読みいただければ、わたしが言わんとするところがよく伝わると感じたので、本欄にアップして紹介します。
#3424投稿欄より転載
(わかりやすくするために字句を追記しています)
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#1 Y
初めまして。
興味深い内容でしたので初めてコメントさせていただきます。
私の友人にこれから根室市立病院にコメディカルとして働こうと考えている人がいるのですが、この記事を見ると根室市立病院は公立病院とは名ばかりで先に未来が見えない病院であると感じます。
友人にとっては余計なお世話であるのはわかっているのですが、過去のebisuさんの根室市立病院の記事から推察するに、状況は好転していくと考えにくく友人が心配です。
私自身が経営に対する知識など何もなく、素人意見で友人の選択を見誤らせることはしたくないと思っています。
もしよろしければより深い根室市立病院の経営状況に対する見解をお聞きしたいです。
初めてのコメントにも関わらず長文での投稿、またお願いまでしてしまい大変失礼だとは感じていますがお願いします。
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#2 e
よっちさん
初コメントありがとうございます。
市立根室病院は立派な公立病院です。特に建物はトビキリ上等、坪単価135万円で建て替えを行いました。建物自体は四十数億円だったようですが、もろもろ設備やシステムやらで70億円もかけましたから、減価償却負担がきつい、経営の足かせになっています。
高額機器の選び方も問題ありということは、過去ログを引いてもらえば何か出てくるでしょう。
院内システムについては何度も失敗を重ねているようです。建て替え時に電子カルテを前提に実務設計をすべきでしたが、実務設計や開発をマネジメントできる人材がいませんでした。いまもいないでしょう。どぶにお金を捨てているようなものです。3倍くらいかかっています。一度の更新に3~5億円程度かかります。
事務長や管理課長は頻繁に変わるので、仕事を知らないでしょう。いまいるかどうか知りませんが「惨事」職の方がいらっしゃたらご機嫌を損ねないように。不祥事があってお辞めになった事務長がいらっしゃいましたが、その方と「惨事」と市長の三人はウマが合うようで、「三羽烏」と元市立病院医師のどなたかがネーミングしていらっしゃいました。
漢字変換がおかしいですね、どうしてもこの字「惨事」が出てきてしまいます。
院内に全体をコントロールできる「チーフマネジメント」がいません。経営改善は毎年叫んでいるようですが、(実際には建て替え前からですが)建て替えてから実績はゼロ。経営改善のために課長職を一人増やし、効果なし。それで経営改善を外部委託、それもまったく効果なし。
院長の病院運営に不満があり、埒があかないので市長へ異議を申し立てた医師もいたようですが、けんもほろろに市長に拒否され根室を離れました、噂ですよ。もう3年くらいになるかな?
(こういうことはソースの異なる2方向からの情報が合致しなければ書きません。)
数年前までは孝仁会(メインバンクは大地みらい信金 道銀 10/13投稿欄で指摘があり慎んで訂正します)が出てくる予定があったはずですが、札幌の大野病院を買収したので、市立根室病院に出てくる人材的な余裕がなくなったでしょう。ここが出てきたら、医師も看護師もパラメディカルのスタッフも入れ替えになるので、お勧めできませんでしたが、そういう懸念はなくなったとわたしは判断しています。
市長はそういう線で構想して、旭川医大の引き上げで市立根室病院運営が危機に瀕したときに数人の医師と共に根室の医療を支え続けてくれた北大出のA院長を外し、現院長の体制ができました。
孝仁会については、万が一にも見込みが違ったらごめんなさい。そのときは、ほとんどの医師と看護師、パラメディカル・スタッフが解雇になります。
(同じ体制では経営改善できないですから、経営の観点からは当然のことです。)
こういう改善の兆しの見えない職場こそ、やる気にあふれた若者にはチャレンジし甲斐があるのかも。
黒字で順風満帆も結構ですが、赤字の会社を選んで入社し、社内の諸制度を整備し、経営改善を徹底して、店頭公開するというのも悪くはないと思います。
そういう仕事を何度かしたからそう思うのです。
(もちろん、経営内容の優良な企業にも勤務経験があります。SRLという臨床検査会社ですが東証Ⅱ部上場後、東証1部上場を果たしました。無借金・高収益の会社でした。16年間そこで働きました。赤字の子会社を2社黒字にしました、楽しかった。)
若い人は夢をもって仕事をしてもらいたい。この会社ダメと10人中9人が言うような会社こそ、チャレンジし甲斐があるというものです。
でも、そんな元気がなければ、安全な選択をしたほうがいいと思います。
安全とそのとき思った道のほうが、十年後にはずっと危険だったことに気がつくなんて話はよくあることなのでご用心。
目先で判断してはいけません。
ようするに、先のことなど誰にもわからないのですよ。
ふるさとの町の市立病院には、われこそが経営改善してやる、果敢に戦って根室の地域医療の現状を変えてみせるという、強い志のある若者たちが集まってもらいたい。
さて、これをどう読んでもらえるのか、なかなかむずかしそうですね。
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#3 Y
丁寧な回答を頂き本当にありがとうございます。
本当に有難いです。
考仁会が根室に来る予定だった話は友人も知っていたようで、大野病院買収の話からとりあえず根室市立病院での医療従事者の解雇はなさそうだという思いも少しあったようです。
友人は専門性を深めることと、社会人としてのスキルアップが念頭に入れているようです。
最新機器を過剰ではありますが取り入れているようなのでスキルアップ自体は本人次第でいくらでもできるのではないかと思いました。
友人は「俺みたいな若いやつらが地方の就職を嫌がるのはわかるけど、全てが地方から遠ざかるような姿勢では何も変わらない。
正直まだ若いしやりたいと感じたら突っ走ってみるぐらいでいいんじゃないの」というふうにも言っておりました。
友人がここまで情熱をもって根室に行こうと思っていることに対して正直驚いたの同時に自分の考えの未熟さに恥ずかしさも感じています。
根室市長の経営手腕だけでなく人格すら疑うような記事すらあったので、真っすぐな思いが潰され、叩かれ、心を痛めてしまうことが心配であったりします。
経営状況も試行錯誤?をしていますが実績は無く、リスクの高い選択になるとも思います
しかし、友人の志が実を結ぶかどうかは置いておいて、まずその思いを抱けるということ自体が私は本当に尊いことだと思い、心から応援しようと思います。
それにebisuさんの先の事など誰にもわからないとは全くその通りで私が心配ばかりめぐらすこと自体、友人からしたらはた迷惑な話でしょうし。笑
ebisuさんのご返答から友人に対する具体的な熱い思いも聞けました。
ただただ感謝するばかりです。
くどいようですが本当にありがとうございました。
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#4 e
よっちさん
お役に立ててうれしいです。
すこしは若い人たちのお役に立ちたい、そう思っている団塊世代の老人は少なくありません。わたしもそういう中の一人です。
ありがとう。
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〈 日本的情緒を育む音読トレーニング 〉
日本的情緒を育むために、国語が苦手な中2の生徒に、8月18日に『日本の古典を読む④ 万葉集』(小学館)を渡して、毎日一句、現代語訳と解説で内容を理解した後に、30回音読を課しています。一日に二つをやってはいけない、五七調のリズムを体にしみこませるように一日一句をゆっくり味わえと言ってあります。現在までのところ忠実にやっているようです。言葉からイメージをつむぎだせるようになればあとは自分の問題、興味があれば和歌を中心に古典を読むことになるかもしれません。日本的情緒が心の中に根を下ろすことを期待しています。
先週、音読トレーニング教材に使っていた斉藤隆著『日本人は何を考えてきたのか』(祥伝社、2016年3月刊)を読み終わりました。今週から同じ著者の『語彙力こそが教養である』(角川新書、2015年12月刊)を一緒に読みます。
音読授業はやる心構えのできている生徒にだけボランティアで教えています。以前は全員にやっていたのですが、やる気のない生徒が増えたので、全員対象の音読トレーニングはやめました。厭々(いやいや)やっても身につくものはありませんから。
日本人は何を考えてきたのか――日本の思想1300年を読みなおす
- 作者: 齋藤 孝
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2016/03/01
- メディア: 単行本
〈 自我 (ego) について 〉
データを集めて分析し、その結果自分に得か損かを考慮して行動するのはegoの作用です。
ときに損得勘定を離れて、人として何をなすべきかという視点から物事を考え、行動する人もいます。
(「釧路の教育を考える会」にはどういうわけかそういう人たちが集まっています。地元経済団体(商工会議所・中小企業家同友会・ロータリークラブ)の会員、市役所職員、市議会議員(釧路市議会議長他2名)、学校の先生、弁護士、学習塾関係者等。学力低下の現状に危機意識をもった人たちが集まっていますが、集まったことで私的に得をする人はいません。学力低下に歯止めをかけられたらいいなとの思いから活動しています。会長の角田さんは元釧路教育長で好々爺です。現役時代にお会いしたかったと数名の会員が言ってます。彼のような骨のある教育長がいたら、腹を割って話してみたいとわたしも思います。)
自分と他人を弁別する、自他弁別本能と数学者の岡潔先生がおっしゃっています。自他弁別本能は抑止しなければならない本能です。それはエゴですから、抑止の必要があります。
岡潔は自我の芽生える時期に祖父から、「自分をあとにして他(ひと)を先にせよ」という戒律を教えられたと書いています。
「造化が人に課した義務を果たしたのは、私の場合は祖父であって、私はそのお陰でどうにか人になることができたのであって、人の位を失わないように、今でも絶えず注意を払っているのである」
…『日本という水槽の水の入れ替え方』p89
肉体と共に自我はあるが、真我は生命の流れそのものだから自他の区別がないという岡潔先生の意見にわたしは深く共鳴しています。
もちろん、勝手に共鳴しているだけで、他人に強要するとか、これが正しい考え方だと主張するつもりは毛頭ありません。富士山の山へ登るルートがいくつでもありうるように、高みへ至る道は他にもあるからです。
*#3424 取材力:市立根室病院の赤字額はいくら? Sep. 29, 2016
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2016-09-29
#3433 授業のレベル低下が先か、生徒の学力低下が先か? Oct. 10, 2016
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2016-10-09-1
#3431 検証:基本問題のみの授業と学力テストのレベルの差 Oct. 9, 2016
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2016-10-08
#3429 第2回フリー授業参観:C中学校 Oct. 6, 2016
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2016-10-06
#3421 数学:低学力のメカニズムとその破壊 Sep. 24, 2016
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2016-09-24-1
*#3276 四月学力テストデータ分析: C中学校2年生 Apr. 24, 2016
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2016-04-24
#2870 根室の中学生の学力の現状(2):C中学校 Nov. 16, 2014
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-11-16-1
70% 20%
最初と最後に挙げた本は二度読みました、そして心が震えました。1970年代に読むべきでした。わたしにとって必要な遠回りであったのだろうと思います。若い人たちがむさぼり読むことを期待して紹介します。
必死振りにコメントします。題名がまさに私が言いたいこと。博がないので言えないだけのよいよい爺さんですが。
しかし、全部読んだら、題名と反対のように感じました。七五調、万葉風長歌などなど万葉集を知らなくても、落語で知ってしまったラジオ時代の子供でした。
私は情緒を育むために、日本的なですが、やはりバドミントンをするのが最も効率的だと考えています。
なお、もうブログは各材料がなくなりましたのでしばらく休みました。多分このまま棺桶に行くでしょう。だって誰にでもバドだけでいいとしかコメントできないからです。
南無阿弥陀仏。
by tsuguo-kodera (2016-10-11 04:36)
koderaさん、おはようございます。
根室にテレビが映りだしたのが小5のときだったような気がします。画面はモノクロで、いつも「雨が降って」いました。電波状態が悪く3年ほどは映りが悪かったのです、それでも食い入るように見ました。「ちろりん村と胡桃の木」という番組や「お笑い三人組」など人気番組でした。
それまでは、ゲルマニウムラジオが楽しみで、電池の要らない永久機関のようなゲルマニウムラジオでNHKの落語や講談を聞いていました。だから、五七調の言葉は耳からなじんだのです。演歌も昔は五七調のものが多かった。あのころの日本人の子どもたちは耳から五七調のリズムを吸収したのだと思います。
わたしたちには万葉集なんか読まずとも体に五七調の言葉のリズムが刻み込まれています。
その点ではkoderaさんに同意します。
情緒に関しては勉強では獲得できません。それぞれ得意なものでよい。なんでもありでしょう。
根室なら海や原野で遊んだっていい。昔は500m以内に子どもたちが安全に遊べる自然や空き地がありました。全部なくなりました。海は埋め立てられ護岸ができて、子どもと海を隔ててしまいました。蛙がたくさんいた郊外の原野には住宅が立ち並んでいます。空き地は建物がたちました。自動車の普及が生活のありようを変えてしまいました。
人口減少が止まりませんから、いま空き家がどんどん増えています。でも元には戻りません。
ブログはしばらくお休みですか。毎回読んで楽しまさせてもらっていました。
何か書くことを思いついたらアップしてください。人生は長い、気長にまっています。(笑)
by ebisu (2016-10-11 08:59)
ebisuさん こんにちは
岡潔の本を2冊ほどですが読んだことがあります。
日本的情緒については深く深く共感しました。
心のセンターにある情緒は真我=良心だと私なりに解釈しています。
子育てをして感じたことですが、情緒を育むことは自然の中で学ぶというか、感じることが一番多かったような気がします。そして人との繋がりで慈悲や思いやりの心が育ってきたと思います。
娘が小学生の低学年の時に羽田からモノレールで浜松町に向かう車中で外の景色を見ながら「お母さん。土がないよ。緑も木もないよ。ここは人間の住む所じゃない。子供はどこで遊ぶの?子供がかわいそうだよ。」とずっとしゃべっていました。当時、自然の中で遊ぶことが大半で四季の変化も五感で感じていたので、そう思ったのでしょう。
そんな娘も、今では東京の大学を目指して頑張っています(笑)
ebisuさんが紹介してくれる本や私が読んでほしいと思う本。
いつか娘に読んで欲しいと思う本が増えてきました。
勉強と部活で忙しく、本を読む時間はあまり取れないようですが、読むときの旬の時期っていうのもあると思うので、せめて月に一冊でも・・・と親としては思うのですがね。
by ななかまど (2016-10-11 11:56)
ななかまどさん
東京を初めてみたときの娘さんの言葉に驚きました。世の中の垢にまみれていない子どもの心は実に素直なものです。
長じて智慧がつき、東京の大学を目指している、不思議ですね。同じ魂のままなのか、魂が成長を遂げたのか、わたしにはわかりませんが、高校3年の12月にはわたしもそういう気になっていました。ふるさとに住み続けるのがあたりまえと思っていましたから、ずいぶん遅い決断でした。
行ってみてわかりましたが、東京は魅力のある街です。人間の活発な活動、競争、変化、そしてチャンスがあります。
本は読む時期が来れば読むのでしょうが、親としては「いつ読むの?」と気になりますね。(笑)
by ebisu (2016-10-11 13:23)
岡潔さんおっしゃる「情緒の波」というものが、最近やっと分かりかけてきた気がします。
ななかまどさんの娘さんのお話、すばらしいですね。私自身、子育ての方向性の指針とさせていただきたいものです。ありがとうございます。
by ZAPPER (2016-10-11 15:52)
ZAPPERさん
釈迦に説法のような気がしますが、あえて書きます。
波ですから、人から人へ情緒の波は伝わるのです。
言葉は言霊でもありますから、魂を載せて伝わります。
波ですから共鳴現象も起こします。
そういう日本人の情緒を持った人がたくさん増えれば、自然に大きな共鳴現象が起きます。
職人仕事を公理系の根幹にすえた「21世紀の経済学」は日本的情緒の巨大な共鳴現象を引き起こします。
日本的情緒に合致した経済学なんです。
日本人が創ってお手本を見せてあげないと、他の国の人には理解できません。日本人がやるべき大いなる仕事がここにあります。
by ebisu (2016-10-11 22:12)
娘は成長していく中で世の中はとても複雑で、理不尽なとこ、仕方ないことは沢山あることに気づき、自分自身について悩んで、それなりに折り合いをつけて、自分なりに納得して・・・の繰り返しのようです。何となく思うことですが、魂は同じでしょうが真我が大きくなったり、自我よりも前に出てきたり、あるいは真我が小さく、奥に引っ込んでしまって見えない状態など、人によって時によって様々に変化していくと思います。
岡潔の真我は生命の流れそのものだから自他の区別がないということは、全ての人間は真我があるということ。
真我が小さくなりすぎて、見えない状態の人は、苦しい、悲しいと思うのですが、それすらも感じられないかもしれないのかもしれません。恐ろしい事件を見るとそう思います。
・・・人から人へ情緒の波は伝わるのです。
言葉は言霊でもありますから、魂を載せて伝わります。
波ですから共鳴現象も起こします。
そういう日本人の情緒を持った人がたくさん増えれば、自然に大きな共鳴現象が起きます。
ebisuさん。私もそう思います。
思いも言葉も、もちろん行動もですが、共鳴現象を起こすと思います。
ある人の本で「言葉は道具ではなく心と知性そのものですから」と書かれていました。激しく納得しました。
そして言葉は言霊なら自分の言葉に気をつけなければとあらためて思いました。
ありがとうございます。
ZAPPERさん
こんにちは
小さな男の子が二人いて、釧路の教育の向上に力を注いでいるブログをみて、とてもパワフルで実行力のある方だと感じています。
ZAPPERさんの子育ては育て方の男女の違いはあるでしょうが
我が家と似ています(笑)
以前、古いスポーツカーを所有している記事がありましたよね。
実は、夫も平成3年のスポーツカーを所有しています。
実家に保管して夏だけしかのらないのに、車検、保険、税金と維持費が大変です(@_@;)
家族で使用している車も10年以上になり、そろそろ買い換えを考えているのですが、思い出のつまった車を手放すとなると急に寂しくなりました。見積もりを取った後なのに・・・
なんだかおかしいですね。
by ななかまど (2016-10-12 13:28)
たまに神社に行きます。言葉は言霊であり、書き言葉もまた同じですから、作用・反作用ですね、自分の放ったそれが自分に跳ね返ってきていることを、時に実感するのです。
反感と恨みをかっていると、その想念がくっついて引っ張られます。ですから、その感覚が自力で「ほどけない」ときは、神様にお詫びを申し上げに神社に行ったり、自分の中のパワースポットへ行ったりします。ええ、不経済なスポーツカーでです(笑)。
言霊。本当にそうですよね。好戦的なそれは慎まなければなりません。本当は、もうそろそろ終わりにしたいのですけれど…。
by ZAPPER (2016-10-12 15:58)
孝仁会のメインバンクは道銀。
信金は大口信用供与に関する総量規制の関係もあり、せいぜい総与信の数%程度でしょう。
適当なことばかり書いてますね。
by 不正確 (2016-10-13 05:29)
友人に聞いた話
根室市立病院のコメディカルは場所にもよるらしいが
最終的に「人間関係」を築けるからしい
基本的に医師を「神」のように崇める態度が必要みたい
コメディカルであれば勤務形態がしっかり管理されている
ので問題ない
病院がもしものことがあってもコメディカルであれば次の
職も容易につける
もし医療事務なら、1日10~12時間の勤務は覚悟した
方が良いのでは?
どこの病院でも医療事務は奴隷扱いレベル
病院で禁煙外来を設けているのに、職員が敷地
から少し離れた場所で喫煙しているみたいな病院
ですので結構ゆるいのかもしれません。
ここの病院のようにきびしくないと考える
http://news.livedoor.com/article/detail/12135638/
by 財団X (2016-10-13 07:06)
不正確さん
道銀ですか、そうだとするとその点についてはわたしの情報が間違っていた、大地みらい信用金庫は取引先金融機関のひとつに過ぎなかったということですね。
間違っていた点は大地みらい信用金庫がメインバンクではないという点だけになりますが、それでよろしいでしょうか?
他にも「適当なことばかり書いていますね」という点が見つかれば、投稿していただけるとありがたい。手に入りうる限りでの正確な情報に基づいてブログを書きたいと願っています。
孝仁会がでてくるというシナリオは当時の関係者から出ていた話ですから、この点はあったのだと考えています。
ご指摘の点は本文を訂正しておきます。誤謬の指摘ありがとうございました。
by ebisu (2016-10-13 08:20)
財団Xさん
病院で医師がピラミッドの頂点にあることはどこの病院でも同じですね。他の業界とは違うところです。
中小企業ですからオヤジしだいというところは、医療機関に限りません。オヤジのご機嫌を損ねてはいけない。
医療ですから、人格者のオヤジも中にはいます。
根室市の施設は敷地内での喫煙は禁止されていたように記憶します。学校はそうなっています。以前は建物の外に出て喫煙している管理職がいましたが、そういうことはずいぶん前になくなりました。病院はちょっと遅れているだけでしょう。院長が目にしたり聞いたりすれば注意するでしょう。
パラメディカルのうち、病院窓口事務は派遣やパートだったと思います。経営形態が変更されたのでオヤジしだいで雇用形態はいつでも変更可能ですから、現在どうであるかは知りません。
一般的なことを言えば、正規職員を病院窓口事務で使う病院は少なくなりました。
コメディカルは和製英語でパラメディカルというのが英語です。co という接頭辞は「一緒に」という意味ですから、コメディカルと言い出した人の気持ちはわかります。それが理想ですから。
by ebisu (2016-10-13 08:39)
ついでですから、書いておきます。
根室市は市立病院の運営に困りきっていたのです。
東京医大の引き上げ、その後旭川医大が運営を引き受けてくれたものの法律の変更による本院医師の不足で引き上げざるをえなくなり、一時期市立病院は医師が数名にまで減少して危機に瀕しました。
だから、どこかに丸投げしたかったのです。
道東でナンバーワンの民間医療法人は孝仁会のみですから、そこが根室に出てきてくれたら、頭痛の種がなくなります。一縷の望みだったのでしょう。
当分、現在の体制を続けざるを得ないのでしょう。
こんなになってしまっては、わたしにも代替案はありません。だから、赤字の金額を除いては市立根室病院に関わる地域医療問題を弊ブログで取り上げなくなっていました。
赤字額が大きいので、現市長の次の市長にとっても頭痛の種になることでしょう。道東医科大学を設置して、市立根室病院を分院にするくらいしか解決案が思い浮かびません。ずいぶん長期の大仕事になりますが、釧路市長選がいま行われていますが、そういう話題はまったく上がっていません。
市長同士で共通の問題に対する率直な意見交換をすべきだと思います。
by ebisu (2016-10-13 08:56)
医者が「神」というのが間違っている
医者は地球にとっての「罪人」と私は思う
昔は人の人生は半世紀などと言われ、今では1世紀までご存命する人もいる
それは「医学」が進歩したことによるものである
しかし現実では医者を「神」のように崇める人が多い
言い方が悪いが、不必要な延命、不要な治療、不要な投薬を行う医者も存在しているのも確かである
不要な投薬により、薬依存になっている人も多くなっていると聞く
治療や投薬により、人間本来の能力が低下し続けている現代。
どの生物も「死」という絶対的なものに逆らうことができません
しかし人間だけが「死」というものに抗い続けている
治療や投薬をすることが悪いのではない
だが医者はその「死」という絶対的なものを「医学」で凌いでいるだけである。そして先には不死という理想があるのかもしれません
ただ地球上でこの行為が正しいかは定かではない
医者は生物にとっては「神」のような存在でも、地球にとっては「罪人」なのかもしれないと考える
「医学」の向上の余波がここにきていろいろな問題を増やしている
今の地球内の生存ピラミッドの中で、「人間」は過度に増えた種なのかもしれない。それを認識させるために自然災害などで警告しているのかも?
この生存ピラミッドは、地球内で生命が生きられる数が決まっており、どこかが多くなればどこかが少なくなるという絶対数的なルールがあるのかもしれない
(人間が増加すれば別の生物が減るというようなルールが)
近い未来、何れ地球にいる全て生物は人工知能に管理される世界となったら、地球内の生存ピラミッドはどのように管理されるのでしょう
私はその頃には生存していないでしょう
かなりファンタジーな話の書き込みで申し訳ありませんでした
by 財団X (2016-10-15 09:51)
財団Xさん、こんにちは。
ファンタジー大いに結構ですよ。
すでにチェスや将棋のソフトが世界チャンピオンやタイトル保持者を凌ぐほど優秀になってきました。30年もすれば汎用人工知能が人間の知能を凌ぐことになるでしょう。
人間はさまざまな判断を人工知能にゆだねることになります。
人間の知能を凌ぐものが出現し、それがさらに自分で自分自身の再設計を行い、自動的に性能を更新していったらどういうことになるのか、想像してみるべき時期がきています。
VR(ヴァーチャル・リアリティ)型のプレイステーションが発売になりました。仮想空間の精度が上がっていき、触ることができるようになれば、その世界にはまってしまう人間が増えるでしょうね。現実の人間は肌をみても完全にはなりません、しみもほくろもどこかにあるのが普通ですが、バーチャルの世界ではほくろひとつない完璧な肌の人間を簡単に作ることができます。
30年もしたら、VR世界の絶世の美女や美男とセックスできるようになり、現実と区別がつかないような精度になれば、人類の未来はどうなるのでしょう?
by ebisu (2016-10-15 11:08)