SSブログ

#3300 FMくしろ番組「ストップ・ザ・学力低下」収録(2)   May 24, 2016 [63. チャレンジ(教育)]

<更新情報>
5/24 13:15 <余談:文章題の解き方>追記


 「FMくしろ」の標記番組は今年3月で100回を迎えました。
 書き起こしがブログ「情熱空間」にアップされたので転載します。文字起こしを担当しているのはハンドルネーム「合格先生」です、ありがとうございます。
 #3283と一緒に2回分収録したうちの後半部分です。
 今回は小学校入学時の家庭学習習慣の躾け方と挨拶などの躾の重要性がテーマです。小さいお子さんのいるお母さんはぜひお読みください。

ブログ「情熱空間」より転載
http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/
=========================

2016年05月23日

ストップ・ザ・学力低下(根室の状況について/ebisuさんご登場!)2

お待たせしました。

ストップ・ザ・学力低下、ebisuさんご出演の回の後編です。
話題は、子どもの「しつけ」と「生活習慣」について。
タイトル通り、お母さんに聞いておいて欲しいことです。

しつけは、子どもへの強制である。
しつけは、子どもの人格を傷つけるものである。
そしてそれは、子どもの可能性の芽を摘むものである。
だから、子どもにしつけは不要である。

いつの頃からかそうした論調が幅を利かせ、「しつけはよろしくない」との風潮が広がり、しかしその後、「やはりしつけこそは大切だ」と揺り戻しがある(あった)ように思っています。

一時期、つい最近まででしょうか、「叱らない子育て」なるものがもてはやされていましたが、それってつまり、「感情的になってそれを子どもにぶつけることはやめましょう」って、単にそういうことなのではありませんかね?

心に愛があるのなら、叱ろうが諭そうが同じことだと私は思いますけれど。

「しつけ」とは、礼儀・作法を教え込むことです。
怒鳴ったり叩いたり強制したり、そうしたものが伴うとか伴わないとかの性質のものではありません。
平常心で、笑顔で、そして楽しんでやればいいだけの話ではありませんかね。

●ストップ・ザ・学力低下
第87回 平成27年9月1日放送分
お母さん方に聞いておいて欲しいこと
http://www002.upp.so-net.ne.jp/singakukouza/stopgakuryoku87.html

前編はこちらです。

●ストップ・ザ・学力低下
第86回 平成27年8月18日放送分
根室の状況について
http://www002.upp.so-net.ne.jp/singakukouza/stopgakuryoku86.html

=========================


<ebisuのコメント>
 成績の悪い生徒で塾通いして短期間で飛躍的に成績を上げる者には共通していることがあります。言われてやるのではなく、こんな成績のままでは嫌だ、自分でやれる努力はするという生徒です。そこそこ成績の上がる生徒がほとんどですが、こういう「飛躍的にアップ」を見せる生徒は滅多にいませんから、上がった点数を報告するときのうれしそうな顔を一人ひとりはっきりと思えています。20人に1人くらいなものですから、塾生の5%にすぎません。実績があがると、自信がついて、学校の授業が素直に脳に刻まれ、勉強が楽しいものに変わってしまいます、このレベルなら7割の生徒がそうなります。成績が上がってもあいかわらず勉強が楽しくないという生徒がやはり5%います。思うようには行かない部分が必ず残りますが、今日こそは、今週こそは、今月こそは、今年こそはという思いで、おそらくどこの塾の先生だって似たような気持ちで仕事しています。
 親に言われて嫌々では、家に帰ってから復習もしないし、ましてや予習もしませんから、授業料が無駄になります。そういう生徒は生活習慣や家庭での躾が崩れていることが多いことは事実です。
だから、とっても手間がかかります、時間もかかります。小学校6年間繰り返したことは習慣となり、性格にまでなってしまっています。
 生活習慣そのものを健全なものに治さないといけないので、家庭のご協力も必要です。悪習慣を断つことは、大人が酒や煙草を断つことと同じくらいたいへんなことなのです。スマホの使用にも注意を払ってください。「ルール=躾」が必要です。

 自らやるという自立心は、小学校入学直後の3年間の家庭学習習慣の躾け方で7割ぐらいが決まるように思えます。

 朝ご飯をちゃんと食べさせる、土日もちゃんと8時には起床させる、親子で朝の挨拶をちゃんとする、他所のお家を訪問したときには、大きな声でちゃんと挨拶をする、親に対する口の聞き方をちゃんとしつける、スマホは10時になったら親に預けさせる、学校から帰ってきたらまず1時間勉強させる、夜11時には寝させる等々、そうした基本的な躾が自ら勉強する子に育てるためにとっても大事なのです。これがなかなかたいへんなことは、わたしも自分のこどもの躾で苦労したのでよくわかります。(笑)

<余談:文章題の解き方>
 中学生の数学で出てくる(方程式に関わる)文章題は四つの方法で解けます。とくに秘密はないので書き留めておきます。

 ①簡単な数字に置き換えて考える
 ②線分図やポンチ絵を描いてみる
 ③表で解く
 ④ ①~③を組み合わせる

  たったこれだけで、中学数学の方程式に関わる文章題が全部解けます。「距離(D)、時間(T)、速度(V)の問題」はこの順序で表をつくればいい。「食塩、食塩水、濃度」の問題も同型ですから同じパターンの表で解けます。数学的にはまったく一緒、同じなんです。「合計、個数、平均問題」も同型です。問題文を読み、表の中に数値を入れていくだけで式ができあがります。
 教科書も、参考書も、問題集も項目を並べる順序がまずいのです。自分の頭で考えればよくわかります。わかりやすいから生徒も理解しやすいのです。



*#3283 FMくしろ番組「ストップ・ザ・学力低下」収録   May 7, 2016 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2016-05-07


      70%       20%      
 日本経済 人気ブログランキング IN順 - 経済ブログ村教育ブログランキング - 教育ブログ村


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0