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#3185 教育シンポジウム(10): 武藤久慶氏による基調講演⑧ Nov. 21, 2015 [66. 教育シンポジウム北海道]

 文科省初等中等教育局初等中等教育企画課教育制度改革室・室長補佐武藤さんの基調講演【基礎学力保障論】8回目、「(2)基礎学力問題の中長期的インパクト」の最終回です。
 小学生のときに躓(つまづ)き、基礎学力が身につかなかった生徒が、中学生になるとさらに学力格差が拡大する様を詳細に見てきました。高校入試を境に、基礎学力に欠陥を抱えた生徒たちはフィルターにかけられ、底辺校へ進学します。そこでは1年間「学び直し」がなされ、標準的な高校課程に比べると、実質2年以下の教科内容しか習得できません。道内では「学び直し」授業をしている高校は道立高校の6割を占めます。
 標準的な高校課程を消化せずにこうして「形式卒業」した生徒は、いずれ社会人となります。
 #3184で「新規高卒者の離職」「高校中退者の割合」「キャリア類型の分類」「雇用形態による賃金カーブの違い」、そして「フルタイムとパートタイムの賃金格差(OECD19カ国中米国についで2番目に格差が大きい)」「貧困の再生産(釧路の例)」「学歴別貧困率」を見てきました。

 武藤さんは「生活保護者数の伸び率」データを挙げています。平成12年(2000年)を100%として平成22年がどれくらいになるかが示されています。

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A:60歳以上の受給者数 ⇒175%
B:20~39歳の受給者数 ⇒161%
C:総受給者数 ⇒152%
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 平成12年は受給者数が約75万人、平成22年は140万人、平成27年は216万人です。だから、平成12年を100%とすると、平成27年度は288%です。20-39歳の階級はH16~H20年まで130%台を推移してきましたが、H21年から急増して、毎年10ポイント増えています。非正規雇用割合の増大で、20-39歳の貧困化が急速に進んでいることがわかります。若年層の非正規化の進行はすでに大きな社会問題です。

*生活保護受給者数の推移(時事ドットコム)
http://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_soc_general-seikatsuhogo

 30ページには苅谷剛彦『学力と階層』(朝日新聞出版 2008年P21)から、抜粋引用がなされています。
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● 若年雇用市場の非正規化が進んでいるが、学校時代に身に付けるべきことを身に付けないまま、職業に就いてからも十分な職業訓練の機会を与えられないまま若者が増えていく。
● それだけに、訓練可能性(トレイナビリティ)につながる学習能力の格差拡大は深刻な問題となりうる・・・社会的セーフティネットとして義務教育をとらえ直すことが必要・・・。
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 この50年間の提携業務と非定型業務の傾向を眺めると、米国では「非定型対人」業務と「非定型分析」業務へのニーズが増え、「定型単純」業務と「非定型単純」業務、「定型認識」業務のニーズが減少しています。コンピュータとネットワークそして機械が融合することで、多くの専門業務が定型単純業務に変わると同時に大量の定型単純業務がプログラムに取って代わって失われました。この長期的な傾向は今後も変わらないと思われます
 グローバル化が進む中で、学力底辺層の子どもたちは、縮小する単純労働市場で流入する低開発国からの労働者と競い合い、いまよりも安い給料で働くことを余儀なくさせられるのです。

 武藤さんは、お二人の学者の意見を31ページに載せています。

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  子どもたちの未来

今後10~20年程度で約47%の仕事が自動化される可能性が高い
  マイケル・A・オズボーン氏(オックスフォード大学准教授)

子どもたちの65%は、大学卒業後、今は存在していない職業に就く
  キャシー・デビットソン氏(NY私立大学大学院センター教授)

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 過去30年間のコンピュータの性能アップをベースにすれば、100年後には現在の2億倍の性能になります。手のひらに載るサイズの人工知能が生まれます。そのときにはあらゆる生産活動、仕事が人工知能と機械にとってかわります。人工知能から見たら人間は性能の悪い旧型の機械にしか見えませんから、人類は仕事を失うことになります。共産主義は人間が労働から解放されることを究極の目標にしていますが、それは人類の滅亡に他なりません。マルクスは労働からの解放が人類の幸福と信じていましたが、それは人類の滅亡だったのです。
 わたしは「資本論と21世紀の経済学」でコンピュータの性能向上と人間の知能をはるかに超える人工知能の出現に言及していますが、著名な物理学者であるスティーブン・ホーキング博士も、人工知能の開発をやめないと人類滅亡の危機を招来すると警告しています
 人工知能はいずれ自己を再設計し、無限にその性能を高めるようになります。そうなったとき人類にはとめる手立てがありません。
 アダム・スミス『諸国民の富』、デイビッド・リカード『経済学及び課税の原理』、カール・マルクス『資本論』をユークリッド『原論』の体系構成法を用いて根底からひっくり返しました。「労働=苦役」であるというのがヨーロッパの経済学ですが、日本人は仕事が神聖なものであるという感覚で働いてきました。「日本人の伝統的な仕事観」に基づく新しい経済学をぜひお読みいただきたい。
 本欄左側にある「カテゴリー」欄の「資本論と21世紀の経済学」をクリックすると、四百字詰め原稿用紙換算450枚ほどの論文が読めます。人類の未来を救う経済学です。

 ところで、武藤さんは31ページで「企業生存率」という面白いデータを紹介しています。新規企業がどれくらいの確率で生き残るかというデータです。
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10年後の企業生存率 70%
20年後の企業生存率 52%
28年後の企業生存率 45%
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 20年続いたら、30年後も生き残っている確率が高いと読むのか、新規企業の半分が20年後にはなくなっていると読むべきなのか、わたしにはわかりません。
 武藤さんの説明では、20年後には半数の企業がなくなっているから、20年後に新しい職を探さなければならない人が半数いるということでした。そのときに、マニュアルを読んだり、仕事に関係する資格を取得する基礎学力がなければ、再就職が困難になるので、たしかな基礎学力を身に付けておくべきです。
 
 就職するなら、創立してから20年以上の企業を選べば、20年後も同じ企業で働いていることができそうです。日本には200年以上の歴史を誇る企業が3000社あるそうです。世界中で200年以上の歴史を誇る会社は約4000社しかありません。共産主義の国になって多くの民間企業がなくなったこともありますが、だまされるほうが悪いという価値観をベースにした社会である中国には200年を超える歴史を持つ企業が7社しかないそうです。信用第一というのが本来の日本企業のあり方です。

  「売り手よし、買い手よし、世間よしの三方よし」

 しっかりした商道徳を確立できない企業は早晩消えてなくなるというのが日本という国です。ほうっておいたらよろしい、ブラック企業は自己改革して従業員を大切にする企業に変われなければそのうちに消えてなくなります。人が集まらなくなれば企業はやっていけない、当たり前のことです。
 企業の生存率データは何を語っているのでしょう。しっかりした商道徳をもった経営者がいる歴史の古い企業に就職しなさいというようにわたしには聞こえました

 締めくくりに武藤さんの「まとめ」をそのまま転載します。
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 まとめ

 基礎学力問題のイメージを共有する

● 子どもにとって超切実、自立に直結
● インパクトは中長期的に増大する
● 義務教育制度の根幹問題(格差是正に寄与、格差生成さんの一部か)
● 関係者の努力で相当程度改善できる

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 8回にわたるシリーズ記事をお読みいただきありがとうございます。
 次回は明石要一氏の司会による「教育シンポジウム」をとりあげる予定です。

[追記]11/22朝
 北海道教育文化研究所理事長がブログで、この「基礎学力保障論」は「手前味噌ながら、「釧路の教育を考える会」の主張そのものです」と書いています。その通りだとわたしも思いました。彼は「釧路の教育を考える会」で会長の角田さんを支える三副会長の一人でもあります。

*「教育シンポジウム北海道⑦(2015.11.15)」 ブログ「情熱空間」
http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/8246669.html

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tsuguo-kodera

 私は暇人の無職退職者、だから論旨がよく読めて言いたいことを理解できるようです。でも先生は多忙、生徒の両親も、生徒さんも、です。稼ぎやノルマやゲームや塾で多忙。
 もったいない文章でも、何割の人が読み切れて理解しようとするのか、はなはだ疑問なのです。以前からでした。最近は特に。もっと遊びが欲しいのです。
 文章は短く、結論だけ。それが会社の教えでした。師匠も、学んだ私も、マスターした私の弟子も。
 コミュニケーションは難しい。あって話さないと本意は分からないのが毎度の結論です。管理人さんの教えは高度過ぎ、南無阿弥陀仏。
by tsuguo-kodera (2015-11-22 06:45) 

ebisu

おはようございます。

結局は同じことなのだろうと考えています。

四項目箇条書きを読んで、その背後にあるものを具体的に読みきれる人は仕事の達人です。
普通の人には、箇条書きされた項目ごとに注釈をつけないと伝わらないでしょう。

会社の稟議書を見ても、A4用紙に4項目箇条書きだけで決裁されるケースはあったとしても非常にレアケースです。
それで担当分野の異なる役員のみなさんが内容を理解して判を押せるなら、その会社はその業界で世界一になりうるでしょう。

とは言っても、わたしの文章が冗長であることは仰るとおりですから、苦笑せざるをえません。
ずいぶん前に娘から何度かクレームがきていますが、あきらめたようです。

「お父さんの文章長すぎ、もっと短くできないの?」

スタイルをなかなか崩すことができません。短くすると読んでいただく行間の量が増えるからです。
慧眼の持ち主には、まどろっこしい文だと反省しています。

仕事で使っていた文書の基本スタイルは、言いたいことを3~5項目に絞ります。8項目あるときは、5項目のいずれか関連の深い項目の下のレベルに配置します。階層構造にして、稟議決裁をもらっていました。上司の名前で稟議書が出ていても、スタイルで誰が書いたかはわかる人にはわかっていました。
いろいろな文章スタイルがあってよろしいのではないでしょうか。

>もっと遊びが欲しいのです


ところでこのシリーズに関しては、40歳前後の意欲のある若手官僚の基礎学力保障論をたくさんの人に知ってほしいという一途な願いで書きました。
自分の論を展開するときに、もっと遊びを心がけてみます。
by ebisu (2015-11-22 09:22) 

tsuguo-kodera

 物言えば唇寒し秋の風、このコメントが最後になりそうな悪い予感がありますが、書かないわけにはいきません。
 創造性は小学生と中学生を対象です。オブジェクトは学童。ドメインは学校でも塾でもクラブでも構いません。
 私の説明が大学生と高校生、また社会人になるのはそれ以外は体育館で遊んであげているだけだから、授業や講義で子供の実践例を説明できないだけなのです。
 4項目の箇条書きは出来上がった人材の事例。私や大学の先生のサンプル。ここを一応の目標で学校の大人の先生は考えて欲しいだけ。こんなのは生徒には教えないし見せるのはそのランクに来た生徒だけです。今まで高校生ではいませんでした。
 子供にはもっと易しいテクニックから教えるべき。プロセスです。テクニックを知ると楽しくなる。遊びにもなるのです。
 書くこと、書いてコミュニケーションすることが楽しくなる課題。これ以上は書いても無駄。心が老人の人は自分の5W1Hで人の情報を読んでいる。私は企業の心、将来大人になって、大学か専門学校を卒業し、または高卒で丁稚奉公し、嫌になって、再挑戦、そのとき起業できる子供の今の心の様相を問題としているのです。
 南無阿弥陀仏。
by tsuguo-kodera (2015-11-22 19:20) 

ebisu

koderaさん

> 4項目の箇条書きは出来上がった人材の事例。私や大学の先生のサンプル。ここを一応の目標で学校の大人の先生は考えて欲しいだけ。

いろいろ書いて、四項目にまとめる。わたしはビジネス文書は3~5項目にまとめていました。そこをはみ出すときは階層構造にするだけのことです。
システム開発関係の専門書を数十冊読み漁ったときに、そういうやり方を書いた本があったので、それ以来そうしてきました。
3でも5でもなく四項目にまとめるところがkoderaさんの方法のユニークなところだと理解しています。でもそれは高校生や大学生、そして社会人向き。

では小学生にはどのように指導するかという課題が次の問題です。

> 子供にはもっと易しいテクニックから教えるべき。プロセスです。テクニックを知ると楽しくなる。遊びにもなるのです。

子ども対象にした文書作成の指導法は、四項目箇条書き法を目標に、手段を工夫しろと理解してよさそうに思いますが、違いますか?

その際に、留意すべきことがある。

> 書くこと、書いてコミュニケーションすることが楽しくなる課題。

教育改革の仲間のY本先生から小学生相手の作文指導で「2文列挙法」「3文列挙法」「四文列挙法」「五文列挙法」と順次拡大していく実例を半月ほど前に聞きました。「3文」から「4文」に移行するときに、子どもたちが1行付け加えるのに困っていたら、

「「今日来てくれてどうもありがとう」という一文を最後に入れるといいよ」

そういう助け舟をだしてやると、子どもたちは喜んで書くそうです。この瞬間に勉強が遊びに転化します。
感謝の言葉を最後に入れるものだという、ビジネス文書の基本を養護教諭であるYさんがちゃんと刷り込んで指導しているのを聞いて驚きました。
そういう具体的な文例の引き出しを、Y先生はいくつも持っておられて、生徒が作文に詰まると必要に応じて引き出しからとり出して、生徒を刺激しています。楽しく5文書ければ、あとは本を読み語彙を増やせばどうにでもなるでしょう。

書いてコミュニケーションが楽しくなるというのはそういうことではないのですか?

目の前にいて、面授なら以心伝心ということがありえますが、そうでない場合は、ご迷惑かもしれませんが説明していただけるとありがたいのです。

>私は企業の心、将来大人になって、大学か専門学校を卒業し、または高卒で丁稚奉公し、嫌になって、再挑戦、そのとき起業できる子供の今の心の様相を問題としているのです。

どん底に落ちてから、這い上がることのできるこころのありようを問題にしておられる。それがkoderaさんのいう真の創造性開発。
失敗してもどうってことないよ、ケセラセラ。その後にチャレンジできる心をどう育てておくか、それが課題でしょうか。
心を育てる方向からのチャレンジ、すばらしいことだと思います。

心の問題を、教育で正面から取り上げようという人はなかなかいません。制度をいじくるとか、学力を上げるとか、そういう方向からのアプローチを考えてしまいます。
全然別の角度からの教育改革を考えておられたのですね。

by ebisu (2015-11-22 23:18) 

tsuguo-kodera

 過分の解説ですが、涙が出てきました。感動しました。でも、私の手法は相手次第なのです。私にも教える人にも5W1Hで対応法を変えてしまう。
 あえて書けばまず小学生だろうと中学生だろうと自己紹介を書かせ発表させることから始めたい。最初は1行、一語しか書けない人もいるでしょう。マークだけの人もです。高校生でも、大学生にもいたからです。
 そこからスタートし、40人の高校生、100人の大学生を教えたことがあります。週一一時間だけで。書かなければ単位をやらない、一語でも毎回書けば単位だけはあげる、欠席分は後で出してほしいと言ってさせただけなのです。義務教育や塾なら無縁の脅しでしょう。
 これを毎週全員分添削。これしかやったことはないのです。PDCAサイクルを個々の生徒さんと回すだけなのです。書かない人には書きませんし、一言の人には一言添削だけ。良い例を読み上げるだけ。でも、ダメな高校生ですら書き始めたのです。
 先生も一緒にすれば、させるための言葉や仕草や冗談をすぐマスターできるでしょう。白紙で望めば、ですが。冗談などバカにして、やってくれる先生は今までいませんでした。簡単なのにです。情報機器がある時代だから。
 これ以上は何も説明できません。書いてくれた用紙は全部もどしましたので。本当に何もないのです。
by tsuguo-kodera (2015-11-23 05:03) 

ebisu

koderaさん

おはようございます。
探していたものがようやく見つかりました。
岩盤をぶち抜いてドリルが石油層に達したような感じがします。
何かがあるという勘が働いていたので、ご迷惑を承知しつつ、しつこくねばりました。
探していたものは四項目列挙法ではなく、どうやらその前段、作文の指導だったようです。

一月半ほど前のことですが、仲間内で数人が閲覧できる形式のメールで作文指導について「激論」していたのです。お互いに20通は書きました。

わたしがわからなかったのは小学生への作文指導でした。何かもっとすぐれた方法があるような気がして、養護の生徒に作文指導経験のあるY先生に水を向けてみました。話を虚心に伺いました。すでに具体例を一つ書いたように、よく考え、工夫する先生なので、彼の経験から学ぶことが多かった。

>私の手法は相手次第なのです。私にも教える人にも5W1Hで対応法を変えてしまう。

作文能力は中学2年生になっても小学3年生程度の文しか書けない者もいるし、高校生並みの作文能力の者もいます。それは40人の高校生でも100人の大学生でも事情は同じだったのですね。

>PDCAサイクルを個々の生徒さんと回すだけなのです。書かない人には書きませんし、一言の人には一言添削だけ。良い例を読み上げるだけ。でも、ダメな高校生ですら書き始めたのです。

添削は個別の作業ですから大変手間がかかります。
短い文なら添削の苦労も小さくてすみますが、それでも40人とか100人相手の毎週繰り返すというのではへとへとになるというのが本音ではないでしょうか。

友人のEさんが教えている大学生の答案添削は大変な作業で、とても全員はやれないと言ってました。

集団相手の作文の添削も結局は一人ひとりにしますから、事務処理能力が高くないとできません。

具体的な話をお聞きして、小学校の全部の先生が同じレベルで指導できるものではないことも明らかになってしまったようです。
それでも。作文指導する心意気のある先生は方法が見えてきたのでトライできるでしょう。
簡単なことからはじめたらいいのですね。

1文⇒2文⇒3文・・・四百字

詰まったら、その都度引き出しから材料を取り出して与えたらいい。

引き出しにさまざまな用例を蓄えていない人にはできません。
教師も日々本を読み、語彙を増やし、用例を増やし、文章を書かなければいけないということ。

>先生も一緒にすれば、させるための言葉や仕草や冗談をすぐマスターできるでしょう。白紙で望めば、ですが。冗談などバカにして、やってくれる先生は今までいませんでした。簡単なのにです。情報機器がある時代だから。

ワードやメモ帳で提出させたら処理が楽になりそうです。
あれこれ考えずに、最初の一歩を踏み出してしまえば、なんとかなる、そういう風に読めます。ケセラセラです。

> これ以上は何も説明できません。書いてくれた用紙は全部もどしましたので。本当に何もないのです。

説明はここまでで十分です、これ以上の説明は不要、これでわからなければ、そいつが悪い。(笑)

作文指導をどうやったらいいのかについて、自分の考えをまとめたくて、「語彙力と「読み・書き・そろばん」」のカテゴリーで4本記事をアップしています。

#3157 日本語読み・書きトレーニング(4):「書き」の「守・破・離」」 Oct. 15, 2015  
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2015-10-14-1

書き直すか、追加する必要が出てきました。

高校生や大学生に作文指導した人は、そうはいないと思います。貴重な経験智の惜しみない開示、ありがとうございます。
by ebisu (2015-11-23 09:03) 

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