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#3160 物損事故は警察へ申告義務がある Oct. 22, 2015 [A8. つれづれなるままに…]

 昨日お昼少し前に、ホーマックでLEDスタンドを買って帰り道に家の近く、バス通りの一本裏側の道を直進していたら、小路から右折車両が速度を落とさずに突っ込んできた。ぎりぎりかわせたと思ったら、後ろの方でドスンと音がした。
 相手も車から降りてきて、「すみません」と平謝り。「100%こちらが悪いので、修理代は全額もちます」という。仕事で急いでいる、警察が来るのも待てないというので、免許証で名前と住所を確認し、自宅の電話と携帯電話番号も聞いてメモした。こちらは名刺を渡した。
 ついでお互いに破損箇所を確認した。わたしのほうは後輪横のバンパーに擦り傷がいくつかついていた、後でよく見るとバンパーのねじ穴のところに一箇所だけ小さな亀裂があった。相手は左前部がべこっとへこんでおり、塗装が一部はげ飛んで、わたしの車の後ろ側(あたった場所ではないところ)に静電気で付着していた。

 自宅からすぐのところだったので、家に戻って警察に電話すると、現場で両方から話を聞かないと事故証明書がつくれないという、もっともないいようである。それでもすぐに背の高い警察官が自宅まで来てくれた。
 地図上で場所を確認し、事故の状況を説明した後で、相手の住所を電話番号を教えたら、その若い警官が次のように説明してくれた。

 「双方で事故処理についての合意ができても、当事者は警察に事故申告義務があります」

 今朝の道新を見たら、「第4社会」面に物損事故不申告の裁判事例が載っていた。室蘭地方裁判所の裁判である。登別市の交差点でバックして、後続車のバンパーに当たり物損事故を起こした際に現場を立ち去った女性(80歳)が事故不申告で告訴された。被害者に住所と名前を伝え、10分後に現場に戻ったので無罪になったが、原則的なことをいうと現場を離れてはいけない。人身事故なら問答無用で轢き逃げ犯ということになる。

 軽微な物損事故でも当事者双方が現場に残って、警察の到着を待つ義務があると知った次第。知らないことは多いものだ、不明を恥じる必要はない、何か起きるたびに学び続けたらいい。

 車は購入して1年5ヶ月だが、バンパーは少々傷がついてもそのためにあるのだから、かまわない。案外丈夫でへこんでもいないのでバンパー交換は不要、修理工場の同期の担当者に見てもらい塗装修理してもらうことにした。

 あの場所は、右折車両の飛び出しの多いところ、そして路上駐車があるので、夜対向車がいないときにはセンターラインをまたいで走っている。
 夏の間は木が茂っていて、右折地点まで来ないと右側が見えない。いまは木の葉が枯れてよくみえる。車が来ているのは視認していたが、よく見えているだけに速度を落とさずに右折してくるとは思わなかった。左を確認しただけで曲がったようだった。仕事で急いでいたという。同乗していたワイフの言では、「人のよさそうな感じだった」の印象あり。

 相手の人から5時半ころ電話があり、「警察に行くので何時が都合がいいですか」と訊かれ、「15分後に」と指定して根室署へ行った。
 警察立会いで、状況の確認。当事者双方に事故申告義務のあること、そして警察車両到着まで現場を離れてはいけないと説諭がなされた。
 被害の負担をどうするかは保険会社へ連絡して調整してもらうか、あるいは保険を使わずに済ますかは保険会社の意見を聞いてよく考えて決めるようにと話があった。根室署はじつに親切である。

 「あの場所は直進車両が優先ですから、右折するときは徐行するか停止して左右をしっかり確認してください」

 小学校と中学校の通学路にあたるので、子どもが歩いていることが多い場所である。軽微な物損事故でよかった。

<課題>
 あのケースで事故を回避する方策が、わたしのほうにあっただろうか?徐行運転をしていても、左だけを確認して、速度を落とさずに右折してきたらアウト、こちらが停車しても事故を回避できない。視認した時点で反対車線へかわす手と、クラクションを鳴らす手がありそうだ。「突っ込んでくるかもしれない」という想定で運転すべきなのだろう。
 対向車がいなかったのでセンターラインを踏んで走っていたので、この程度で済んだのだろう。そうでなければ、助手席付近を直撃し、ワイフが怪我をして人身事故になっていたに違いない、よく考えたらきわどいところだった。

 右折車両が基本通りにブレーキをちょっと踏んで左右の確認をするだけで事故は避けられる。どんなに慣れても、基本に忠実な運転を心がけたい。


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