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#3156 日本語読み・書きトレーニング(3):先読みの技 Oct. 14, 2015  [47. 語彙力と「読み・書き・そろばん」]

 「読み・書きトレーニング」シリーズ3回目、どんどん面白くなります。乞うご期待。

 全国学力テストデータの知らしむるところは、釧路も根室も国語B問題と、算数・数学B問題の正答率が全国平均よりも低いということ。

 データからは問題文を理解するに足る読解力をもつ生徒が少ないということは言えそうだ、端的に言うと、読みの力の欠乏。なんだか、鉄欠乏性貧血みたいで、自分のことを言われているようだ。(笑)

 あるときに中1の生徒が文章題の意味がわからないというので、声に出して読んでごらんというと、「池の周りに」と書いてあるところを、「いけのしゅうりに」と読んでいた。「いけのまわりに」と読むんだよと伝えると、「なーんだ、意味わかった!」。漢字の音訓を読み分けられないと、たまにだがこういうことがおきる。質問があったら問題文を音読させてみるのは、読み方の声の「調子」や間の取り方で、どの程度読めたのかが判断できるからである。どの箇所の理解が不十分かが読ませるだけでわかる場合もある。これは教える側の技だ。
 読みの速度が遅くて、2行目を読んでいるときには1行目の文章を忘れてしまう生徒がいる。
 こういう例もある、大問の説明から条件を読み取る、そして(1)をやり終え、(2)を読むときに元の大問の説明文を忘れてしまいつなげて考えない、こういうケースもある。
 先読みができなければ、いま読んでいる箇所だけにしか目が届かない、したがって、読んでいるときに前後の文と比較しながら文意がサーチできない。
 そういう生徒は、脳の使い方が悪く、一時記憶領域が未発達で小さいから暗記が不得意である。高速で一気読みをしたほうが、長い文章全体を一時記憶領域に保持しやすい。もちろん、暗記も得意になる。
 速く詰め込むことで、一時記憶領量が拡張する増やせるのだろう。これが、「1文音読⇒1文書き」につながってくる。後志のおじさんの英語とドイツ語の勉強法である。日本語にも応用が利くから、普遍的な語学学習方法であるとebisuは考えている。もちろん、「それしかない」わけではない、他にも方法(わたしはまったく異なる方法(画像記憶)と技を用いた、この方法はstudyには便利がよいが、learningには向かない、条件が特殊すぎる)があるが、いまのところこれ以上のものが見つからない。


〈先読みの実際〉
 本をよどみなく読むためには、先読みの技が必要である。いま音読しているところよりもさらに前を頭の中で読む技である。脳は今読んでいる箇所を声に出すという作業をしながら、声に出さずにさらに先を同時に読むという並列処理をしている。先読みできない生徒の脳は「逐次処理」をしているのである。理解の深さも読む速度も比較にならないほど差が出てしまう。先読みする生徒とそうでない生徒は、脳の使い方が違うことがご理解いただけるだろう。
 中2の音読テクスト『国家の品格』から、先読みの例を挙げてみる。
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 新渡戸は日本人の美意識にも触れています。「武士道の象徴は桜の花だ」と新渡戸は言っています。そして桜と、西洋人が好きな薔薇の花を対比して、こう言っています。
「桜はその美の高雅優麗が我が国民の美的感覚に訴うること、他のいかなる花も及ぶところではない。薔薇に対するヨーロッパ人の賛美を、我々は分かつことを得ない」
 そして、本居宣長の有名な歌、
 敷島の大和心を人問はば、朝日に匂ふ山桜花
を引いています。
   藤原正彦著『国家の品格』(新潮新書)125ページ
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 「新渡戸は日本人の美意識にも触れています」の最後の部分である「触れています」と声に出して読んでいるときに、その先の「武士道の象徴は」という句を先読みしている。そうしながら、文の意味も追っている。同じ行内での先読みの技である。ひらがなが10文字以上続くと、どこで区切っていいのか迷いそこでストップする生徒が多い。ひらがなが連続する箇所は、意味まで判断して読まなければならないから、難易度が高くなる(適度な漢字の混ぜ書きが、意味を即時に了解しやすいことは、書くときに注意すべきだ)。同じ行内での先読みが第一番目。
 次は折り返し部分の先読みの技。「武士道の象徴は桜の花」の部分を一時記憶域へ放り込み声に出しながら、視線はその先の「だと新渡戸は言っています」を読んでいる。こういうように脳内で並列処理して読まなければ、ターン(折り返し)の読みがスムーズに行かない。生徒に音読させて折り返し部分に注目していると、先読みしているかどうか、簡単に判定がつく。
 よどみなく読む生徒は、意味も追いかけて3つ目の並列処理をしているから、頭の反応速度が速くなるのは当然のことだろう。文字面だけを追いかける読み手とは脳の活動が比較にならない。
 脳の一時記憶域から読むべき情報を引き出して文章を声に出すと同時に、先読みし、意味を追跡、そして文や単語の予測という4つの並列処理をする生徒は、初見のテクストをじつにスムーズに読むことができる。ちゃんとした音読が脳をフルパワーで駆使するものであることが理解いただけただろうか?

 音読トレーニングをして、先読みの技が身についた生徒は、国語のテスト問題の本文を高速で精確に読みきることができる。
 もうすこしやってみよう。「西洋人が好きな薔薇の花を対」というところを先読みしているときに、その後に来る語を予測している。意味の流れから「対」は「対比」だと予測して、折り返しを先読みして確認する。これが、意味の流れからの予測先読みである。
 こういうのは一種の技だから、芸事と同じで、指導して反復練習させればほとんどの人が身にけられる。誰でもできるlearningの領域であり、studyではない。勝手に読ませていたら、大量に読む1割の生徒以外は、こういう技が身につかない。
 「読み」においては、速度が遅いのは、文全体の意味が追えなくなるので致命的である。高速音読ができない生徒は、黙読も読みが遅くなるとともに読みの精度も低くなる。

 まとめておこう。
1.同じ行内での先読み
2.折り返し部分の先読み
3.予測先読み
4.前後の文と対比し、意味を追跡しながら読む文脈読み

  昔から言われている基礎学力の三本柱、「読み・書き・そろばん(計算)」は重要性の高い順に、そして優先順位の高い順に並べられている。なぜ、「読み」が最重要で、最優先なのか、その理由の一端がわかったのではないだろうか。
 このように先読みの技を意識してトレーニングすると、脳は4つの仕事を並列処理することになるから、次第に慣れてくる。そして四並列読みを無意識にやれるようになる
 反復トレーニングによって脳の機能(働き)が変容を受けると考えてよいのだろう。音読トレーニングを通じて脳の活動が活発になり、一時記憶量の拡張も起きるから、物理的には同じ脳なのにその機能がまったく違ってきてしまう。つまり、音読トレーニングのやり方しだいで学力が上がるということに、読んでいる皆さんはすでに気がついているだろう。わたしは当たり前のことを言っているに過ぎない。
 勉強をする前にする5分間の音読は、脳の機能を高める「準備体操」として実に有効

 読める漢字と書ける漢字は10対1、書ける語彙を増やすには、10倍量を読まなければならない。本を読まなければ、その語彙を使う前後の文脈やシーンがわからないから、覚えた語彙も文章の中で適切に使うことができない

 1.とにかく量を読む
 2.「てにをは」や漢字の読みを間違えずにちゃんと読む
 3.意味を精確に読みとる

 この三段階をクリアするには、適切な「先読み音読指導」が強力なサポートになる。中学生でこれが必要ないのは、濫読期を通過した1割の生徒たちだけ。

 「読み」の各論を展開したので、次回は「書き」を鍛える技の各論を取り上げるので、どんどん面白くなります。小学校と中学校の先生たち、見てね!
 次に何が出てくるのか、書いている私自身が知らないのだから、書くほうも面白い。書き上げてから、それを読んで、「なるほど!」と納得している。
 あ、一番大事な小中高の生徒たちを忘れるところだった、弊ブログ記事を読んで、自らを鍛えてください。

*#2853 『釧路市学力保障条例の研究(1)』東大大学院教育行政学論叢 Oct. 29, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-10-29


*#3154 日本語読み・書きトレーニング(1) Oct. 11, 2015 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2015-10-11-1

 #3155 日本語読み・書きトレーニング(2):総論 「読み」と「書き」 Oct. 12, 2015 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2015-10-12

 #3156 日本語読み・書きトレーニング(3):先読みの技 Oct. 14, 2015
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2015-10-14

 #3157 日本語読み・書きトレーニング(4):「書き」の「守・破・離」」 Oct. 15, 2015
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2015-10-14-1

 #3158 日本語読み・書きトレーニング(5):数学と「読み」のスキル Oct. 16, 2015
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2015-10-15

 #3159 日本語読み・書きトレーニング(6):数学と「読み」のスキル-2 Oct. 19, 2015
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2015-10-19

 #3195 家庭学習習慣の躾は小学1・2年生のうちにやるべし Dec. 4, 2015
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2015-12-04


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コメント 4

tsuguo-kodera

「速く詰め込むことで、一時記憶領域が拡張するのだろう。」

 素晴らしいまとめだと感服しました。不要でしょうが、まずコメントの文頭に張り付けた一文ですが、一次記憶領域は拡張しないように私は思っています。
 むしろ、だからこそ、もっと致命的に表から見える記憶量や学力に差が付くのでしょう。短期に記憶する一次記憶と時々使う2次的な記憶領域を繋ぐ回線が太く早くなるようなモデルで私は理解しています。ニューロンが成長するのでは。
 頭脳も詰まる所、化学反応ですから、ニューロンの結合が密になるほど、化学反応物質が分泌しやすくなるのだと思っています。もちろん、加速的な、抑制的な結合もありますが、多くは加速的な反応を引き起こす結合が加速するのでしょう。
 さらに思考は頭脳細胞の階層構造を経て達成されるのではないでしょうか。図形認識や人工知能を研究した時、頭脳は構造も思考も認識も階層構造をなしていると学びました。とても整然とした構造です。でも、接続度合いが多すぎて複雑すぎて上手く分かりやすいモデルができませんでした。
 でも、時々使う領域は2次記憶、ほとんど思い出せない記憶は3次記憶にしまわれていると私はモデル化していました。階層構造はもっとかもしれませんが、システムを考えるには三層で十分でしょう。
 人の記憶はなかなか消えません。むしろ消せないと思った方が現実的では、と思っていました。誰もが昼間は思ってもいなかったシーンの記憶が夢で蘇るのもその良い例証だと思います。
 すなわち思い出し方が下手な人が、発達していない人が記憶できていないように見えていると私は考えていました。
 だからこそ記憶を呼び覚ます訓練や実践が大事なのでしょう。ここで管理人さんの論旨に戻れます。以下はその通りだと思います。枝葉末節の説明でした。すみません。
 さて管理人様の論旨の延長です。英語こそ教科書の一単元の丸暗記が役立つのだと私は自分の例から信じています。英語の先生は厳しい人でした。中学二年生のころ、数ページの簡単な物語すべてを丸あんきし、立って、本を見ず丸暗記した内容を言わせました。
 私は何度も家で練習したので、ばっちりと思い、あてられて自信満々立って語りだしたのは良かったのですが、壊れたレコードのようにある場所で繰り返しになってしまい恥をかいたことがありました。私はあがり症なのです。
 丸暗記は記憶機構のブラッシュアップに役立ちます。そして私は小学校の時、急ぐとどもるような癖がありました。でもそれ以上に目立ちたがり屋だったので、劇の会があり、クラスが出し物の順番になった時、主役クラスに必ず立候補したのです。
 セリフが多い役ですので覚えるのは大変でした。ここでも台本の会話部分の丸暗記をしました。人のセリフを覚えないと慌てて変なことを言うようなせっかちのあがり症だったからです。
 初等科はすべて生徒相互の投票により役が決まりました。主役は結構ボランティアが多かったのですが、私は以前の劇のセリフが良かったせいか選ばれました。多分、人のセリフも覚えていて教えられたからでしょう。
 以上は今思い出した事例です。教科書の一部の丸暗記と劇のセリフで記憶力が発達し、高校で国語力として花が咲いたのかもしれません。
 おっちょこちょいの性格が記憶をブラッシュアップした要因だったように思えます。決してDNAのせいではありません。育った環境の方が大きいと私は思っています。
 だからこそ小学校から大学まで記憶力をアップする手法もプロセスもあると考えています。システム屋ですので。でもだれも私の話に耳を貸しません。いつも南無阿弥陀仏で終わりにしています。
 また愚痴になってすみませんでした。


by tsuguo-kodera (2015-10-14 12:19) 

ebisu

koderaさん

面白い仮説です。

>一次記憶領域は拡張しないように私は思っています。
 むしろ、だからこそ、もっと致命的に表から見える記憶量や学力に差が付くのでしょう。
>短期に記憶する一次記憶と時々使う2次的な記憶領域を繋ぐ回線が太く早くなるようなモデルで私は理解しています。ニューロンが成長するのでは。

なるほど、そう考えると、1次記憶域から2次記憶域への記憶を移し変えないといけない「暗記」がスムーズに行く理由がよくわかります。「パイプ」が太くなる。
ところが、1行の文でも一時記憶域に1文をすっと格納できない生徒が存在しています。二度三度見ないと、書けません。2行の文の一時記憶がスムーズに行かない生徒は3割くらいいそうです。

記憶の構造を考えると、一度視認したものは脳へインプットされてしまう。それが引き出せないだけで、記憶は永久に消えないと考えると、一次記憶域の容量の問題ではなく、引き出す回路、おっしゃるとおりニューロンに問題があるのかもしれませんね。

先読みトレーニングによって、ニューロンが成長すると考えたほうがよさそうですね。脳の構造が影響を受けるわけはないのですから。一次記憶域への出し入れを頻繁にすることで、現実に保持できる量が拡大するので、記憶域の容量が拡張しているのではと考えました。脳を使うことで、ニューロンが伸びていきますから、出し入れがスムーズにできるようになるのでしょう。
学力に差がつくはずです。

暗記が得意だというのは、学力にとってたしかに大きな武器ですね。どんな教科も基礎的なことは暗記しなければならないのですから。それらの知識を出し入れして、それらを一つの構造に組み上げる。

才能は後天的なものの影響の大きさはたしかに無視できません。でも、あきらかにモノが違う生徒がいます。どこかで、それでも育て方や、育ち方に、その人にぴったりのものがあったのかもしれません。

たまたま、昔隣に住んでいた家のこどもが長女と長男ができがよかったのを知っているいるので、家系の影響も無視できないのです。長男はIQ180でした、よすぎました。
by ebisu (2015-10-14 13:18) 

tsuguo-kodera

 一行も記憶できないのは普通です。私も昔から苦手です。でも最初の数文字を思い出すと、ずるずると思い出せるのです。
 歴史年号の語呂合わせや、ルートの記憶、Πの記憶法です。カリカナマグアルアテニスナヒドスギパッキンなどたくさん昔覚えました。今でも原子表を書けるかも。これもずるずると音読で覚えました。東大化学の入学試験も単位試験も、まず枠外に原子表を書いて始めました。独自の音読でした。
 マジックナンバー7と言う教えが心理学にあったのでは、認知工学かもしれませんが、だから東京都の電話番号は昔は3桁と4ケタの組み合わせだったのでしょう。今は桁数が増えましたが、電話機が覚えてくれるから使えます。
 人の短期記憶は7文字だと昔は言われていました。だからこそ私は漢字と仮名を混ぜた名詞句が有利だと思います。日本語は人の記憶に適した言語だと思ってかな漢字変換システムの要求を研究所にしていました。
 要するに文法とか、文節単位の変換とか、概念辞書とかを持ち出すとなかなか良い変換システムになりませんでしたし、機械翻訳や音声認識の辞書も上手くできませんでした。
 入力キーの確率論の先読みで次々変換候補を表示する方式が使いやすいように思えましたし、今もユーザーにとって使いやすいかな漢字変換システムはそのようになっているように思えます。使う単語数はユーザーごとに少ないからです。
 語彙が貧弱な若い人向け入力システムなら簡単だと思いますし、だから今もかな漢字変換システムはあまり進化していないようにも感じています。
 なお、遺伝の要因が強いのは集中力かもしれません。運動ならマラソンのようなスタミナ関係はDNAより訓練でしょう。
 私の叔父は今84歳ですが、厚さ100ページの検定書も3日で書きあげられるようです。毎日4時間程度の睡眠ででも集中力を維持できるようです。
 何故できるかです。お金ではなく、世のためを思うから書けるのだと言っています。これはDNAに依存しているかもしれません。奥さまも大学名誉教授をつかまえて人前で性格破綻者と言っています。私のDNAも彼に似ているところがありそうです。(笑)
 彼は東大医学部時代、寝床に机を置いて毎日勉強していました。疲れるとそのまま後ろに倒れて寝てしまい、寒さで目が覚めたらまた机で論文を書いていました。だからこそ今のスタミナは若い時の訓練故でしょう。
 国家試験などで多忙でも、私たちが遊びに行くと、大学時代、昼間に試験前でも根須権現近くの映画館に連れて行ってくれました。ノイローゼにならないためにだそうです。
 私が新諸国物語などチャンバラ映画をすべて見たと言えるのは叔父さんの息抜き故でした。飽きたら映画を見てまた勉強していたのです。スタミナは訓練でしょう。私にとっては国語や英語や社会や理科の勉強でもありました。
by tsuguo-kodera (2015-10-14 14:07) 

ebisu

koderaさん

たとえば数学の問題なら、一行をそのまま精確に記憶する必要はないのです。大問の説明文にどのような条件が記してあったか要点を記憶していればいいだけ、あとは忘れてかまわない。(1)を解き終わり、(2)に移るときに、最初の解説の要点の箇所を思い出すことができれば十分。

「一人音読⇒書き取り」では、1文章を精確に読み、それをそのまま精確に文章として書いて再現するトレーニングを説明するつもりです。
1文が3行にわたっても2度か3度音読すれば、一気に書いて再現することはできるでしょう。
次の「各論「書き」」ではそのあたりを扱います。夜、仕事が終わってからアップします。

スタミナはおっしゃるとおり、DNAではなく、トレーニングの積み重ねがものを言うようです。
部活をしてから、車中で菓子パンを食べて塾に高校2年から2年間通った生徒がいます。一度も眠いといったことはありませんでした。小学生のときに、たくさん習い事をさせられて、時間の使い方が上巣になったそうで、「これくらいは平気です」と言ってました。慣れですね。
受験したところは全部合格、スタミナのある生徒でした。

ある大手監査法人の京都の責任者をしていた先輩がいます。公認会計士2次試験の受験勉強に、4月に布団を家へ送ってしまいます。布団があると寝てしまうから・・・、転寝するだけで、起きている時間はずっと勉強。8月の試験までそうしていました。3年で2次試験合格。なんだかkoderaさんのおじさんのスタイルに似ています。
とことんやるものは強い、でもとても真似はできません。
by ebisu (2015-10-14 15:35) 

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