SSブログ

#3081 9年目の定期チェック:検査値  July 14, 2015 [38. cancer]

 スキルス胃癌と巨大胃癌の併発、そして胃全摘・リンパ節切除・大腸一部切除・胆嚢全摘手術を2006年7月20日に受けてから、あと1週間で満9年がたつ。胃の全摘手術を受ける方や最近受けた方の参考になればと、検査値やふだん健康に留意してやっていることをブログに書き綴っている。

 昨日は混んでいたので、今日10時半にO医院へ検査結果を伺いに行った。
 5/12の検査ではフェリチン定量が「4.9以下」だったが、7/8の検査では「8.5」に上がっていた。フェジンとビタミンB12を検体採取後に静注してもらったので、血清鉄の値はさらに上がっているはづ。
 ドクターの所見では、度ビタミンB12は4ヶ月に一度補充すればいいとのこと。玄米を食べていることもあって鉄吸収が悪いので、静注してもらうのがいいようだ。
 調剤薬局で出してくれる鉄剤は飲むと吐き気がするので、「ワダカル 鉄分&葉酸」を毎日1錠(鉄分7.5mg、葉酸200μg、カルシウム100mgなど)飲んでいる。最近1ヶ月はオリヒロ「かんでおいしいチュアブル鉄」(5mg)も1錠飲んでいる。先週からはオリヒロを休んで雪印メグミルク製品の「1日分の鉄分飲むヨーグルト プルーンFe」を1日おきに飲んでみた。プルーン味で飲みやすいので、鉄とビタミンB12と葉酸がセットになったこのヨーグルトを1日おきに摂取してみようと思っている。9月のデータがどうなるか様子見だ。
 この手の健康食品は身体への相性があるので、試してみないとわからない。結果はブログに書くので、どなたかの参考になるなら幸いである。

 中性脂肪が85⇒165に上がったのは、避けていた脂肪を摂るように切り替えたからだろう。オリーブオイルやバターを積極的に使うようになった。以前は消化不良を起こして下痢が心配で、なるべく少なくしていた。極端な低脂肪食だった。下痢をすると体力を失うので、ずいぶん気を使っていた。このごろ、パンにバターを塗るくらいなら心配ないことがわかった。

 次のチェックは9月に予定している。 

<余談>
 順番をまっている間、大野晋『日本語の教室』(岩波新書2002年9月刊)を読んでいたら、長身のすらりとした若い女性から声を掛けられた。「おじちゃん、風ひちゃった、元気そうだね・・・」、マスクをしていたので誰かと思ったら姪だった。「土曜日にお墓に花を供えてくれただろう?」と訊いたら、やはりそうだった。「そろそろハイハイしているかな、子どもに風邪を移さないように・・・」、そういっておいた。でも、軽い風邪を引きながら丈夫に育てばいい。日曜日の花は叔母のようだ。



にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 根室情報へ   経済学 - 経済ブログ村  日本経済 人気ブログランキング IN順 - 経済ブログ村 教育ブログランキング - 教育ブログ村
にほんブログ村 



<余談-2>
 紀元前20年頃のタミル語と日本語には生活や情緒に関わる単語に共通するものが多い、それだけでなく、助詞や助動詞も共通するという。
 「タミル語は紀元前2世紀ごろから400年間の詩集サンガムを持っています。そこには2400種の歌があり、一首一首が長いので、その言語の量は、4500首の『万葉集』の数倍はある。そこに実例を求めることができるようになるわけです」 p.58
 サンガムは日本の短歌や俳句と同じ五七調の詩である。『サンガム』と『万葉集』の語彙の比較研究ができるということは、日本語の起源をおおよそ800年間も遡れるということ。日本語特有と思われていた「あはれ」「すき」などが同じ発音、意味でタミル語にあるという。
 この本は大野先生の言語比較研究がどのような偶然の連続でなしとげられたのかを、簡潔に説明している。サンガムの研究者との出遭いがなければ、これほどの研究の深化はなかっただろう。比較言語学に興味のある人には楽しい本である。

日本語の教室 (岩波新書)

日本語の教室 (岩波新書)

  • 作者: 大野 晋
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2002/09/20
  • メディア: 新書


nice!(0)  コメント(6)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 6

tsuguo-kodera

 栄養補助食品の情報をありがとうございます。私はやっと喘息が収まり、坐骨神経痛も快方に向かい始めたようです。私にはヘパノールが効いたようです。若くないのにバドをして缶ビール350㏄飲むのが胃腸を弱くしたのかもしれません。情けないです。
 大野先生の本、懐かしいです。機械翻訳や電子化辞書を研究開発していた時、いろいろな日本語や言語研究の本を読みました。眺めて雰囲気だけ味わっていた甲斐性なしなのです。
 でもその時に学んだ結論は私の信念になりました。日本語は素晴らしい言語であり、欧米言う所の文法はないのが文法であり、粘着性と擬態語に最大の特徴があると言うことです。
 わずかにシルクロードの少数民族の言葉にその二つの特徴があるだけだったはずでした。今の研究ではどうなったのか定かではありません。
 私の創造性の開発手法は日本語の粘着性の言葉を上手く使うことです。企画会議での発表ではかなめで擬態語を使いました。もう何も役立たない経験でした。
 根室も暑そうですね。冬から真夏にいっぺんに変わったようですね。東京の学校で再会できる時があることを祈念しています。バド講習会が実施されなかったら学校へ来てはいけません。(笑)
by tsuguo-kodera (2015-07-15 04:48) 

tsuguo-kodera

 すみません。誤記訂正です。ヘパノールでなくて、ヘパリーゼです。今2錠飲みました。名前を間違えたことに気が付きました。安価なのに効きすぎて怖いくらいです。
 ついでに質問があります。管理人さんに刺激され家も玄米を3分の1白米に混ぜて食べ始めました。鉄分の吸収が悪くなるのは何故でしょう。私も妻も若干貧血の傾向があります。鉄分のチュアブルを飲んだ方が良いのでしょうか。アドバイスいただけたらありがたいです。
by tsuguo-kodera (2015-07-15 07:33) 

tsuguo-kodera

 サンマは大好きです。二日に一度は干物か糠漬けを食べています。そろそろ新物も出てきましたので、もう少し安くなったら生の塩焼きを楽しみにしています。
 やはり高校は難しいようですね。早めに諦めた方が良いかもしれません。
 高校は対抗意識があり、渋谷が調査に来るというような心配をしがちでしょう。練習法を見せないところも多いようです。
 中学は勧誘に来たいのだろうとスケベ根性ありと誤解されるかもしれません。従って中高の部活で話をつけてもらうのは至難の業なのです。関東もひどいものです。
 小学校の顧問の先生や市民バドクラブの責任者なら関係が薄く、開催してくれたことがあります。比較的話が前に進みやすいでしょう。もう話を切り替えるべきかもしれません。
 渋谷教頭はバドミントン協会の正式な普及委員であり、今の銭谷専務と親しい間柄であり、バドミントンが日本中に普及する活動だけを考えています。他人はこの思いを理解できないようです。理解しているのは家の家族と渋谷の弟子たちだけかもしれません。情けないです。
 管理人さんのお返しの講演会が学内でありそうなのが彼の期待です。これだけなのです。根室や釧路やインターハイは彼にとって過去の話にできるのでしょう。
 講演会は可能なら、理事長も前に進めて欲しいと言っています。お返しの講演会はもう話は付きました。でも、イーブンな関係が好きな私はそれでは許せないのです。我侭を言ってすみません。
 日本の教育界は島国根性が蔓延しています。家のクラブは関東でも本当に例外です。家のクラブに、8月4日と8月23日に渋谷さんが来て、指導してくれると言われています。お返しは私のブログの活動だけです。
 もし東京にこのときいらっしゃる根室の学校関係者が居たら、家のクラブに遊びに来るのも面白いかもしれません。この間の中学や学校の関係者は見るべき価値はあるかもしれません。
 楽しんでバドをしていると勉強も仕事も人生も楽しく上手く行く実例の人を10人は見ることができます。傍らで、渋谷御大から秘訣も相対で話してもらえるかもしれません。
 実は参加者が多くなりすぎて困るため、一見のお客さんの参加はお断りしています。でも管理人さんの推薦する人なら参加いただけます。私が責任者ですので。
 場所は東京から1時間の柏ですのでさほど便利ではないのが欠点です。残念です。
by tsuguo-kodera (2015-07-15 09:54) 

ebisu

玄米にはフィチン酸が含まれており、それがミネラルに吸着するためにミネラル分の吸収を阻害します。

貧血予防には肉や魚に含まれるヘム鉄を摂取するのがいいようです。たんぱく質にくるまれていて小腸で効率よく吸収されます。

まだ500円近くもしますので、1尾60円の冷凍サンマを食べていますが、もうすぐサンマの旬の時期になり安くなると、毎日のようにサンマを食べます。(笑)

食事の後にお茶を飲みたいのですが、2時間ほどは我慢しています。

バド講習会の件は釧路のある高校へ主催を打診中ですが、返事がまだ来ません。むずかしそうです。

by ebisu (2015-07-15 10:00) 

ebisu

じつは、会員専用掲示板で相談してみたら、他のスポーツの猛者がいまして、指導のしかたには「流派」があるので、受け入れは難しいだろうという意見でした。

たぶんバドにも事情はいろいろあるのでしょう。これ以上のプッシュはやめておきます。
中学校でバド部を担当している先生の中には、指導技術がわからず困っている方がいらっしゃるのですが、・・・、むずかしいことがよくわかりました。
根室のC中学校の先生たちに感謝です。

指導に困っている先生たちは次のURLをクリックして、指導ビデオをご覧ください。

必見!<渋谷実 バドミントン教室 in 和名ヶ谷スポーツセンター>
http://ota.saloon.jp/?p=874

 
ついでに弊ブログ「#3066C中学校バドミントン部:首都圏の技術指導チャンネルを開く Jun. 24, 2015 」も読んでいただけたらありがたい。
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2015-06-24

by ebisu (2015-07-15 10:17) 

tsuguo-kodera

 度々ですみません。
 バドミントンが好きな市民サークルの人が個人的にある小学校や中学校を教えていて、そのような中学校や市民サークルが2、3集まって講習会をするように、極めて個人的な私的な集まりでないと上手く行かないようです。管理人さんの記事を読んでやりたいと手をあげてきたバド好きがいたら話は進むかもしれません。
 別の手は、時間がかかりますが、バドミントンの普及部会を最寄りの町で開催する話にできたら良いのかも。東北や函館ならここ1年のうちに実現できる話だと思います。でも北海道の道東で可能かどうかは分かりません。
 何故なら青森には有名なバドミントンの強い青森山田もありますし、あまり煩いことは言わないのではと思えます。渋谷先生が直接お願いすれば話はつくと思えます。
 妥協して来年に札幌あたりで普及部会をして、有名人が何人か来て会議して、終わったら渋谷先生が講演会をするなど、時期は先になりますが、実現性は高いかもしれません。大阪や新潟ではすでに行ったことでしょうから。
 有名な全日本を十連覇した松浦松野の両先生も協力してくれるでしょう。講演会の実現は会議さえ予定で来たら簡単かもしれません。札幌と言う妥協策もあるかもしれません。
 寒くなる前に話が具体かできなかったら、捲土重来、話を逆にバドミントン協会のトップからしてもらう策を渋谷先生に提案します。
 いずれにしろしばらくウオッチングですね。残念ですが仕方がありません。
by tsuguo-kodera (2015-07-15 12:04) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0