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#3064 夢:牧の内の道路を小中学生バイク特区に! Jun. 21, 2015 [85.サイクリング]

 気温14度、南風4m、天気がよくなったので今年2回目のサイクリングに行ってきた。サイクリングといっても体力に合わせてたったの13km。
 青少年センターからT字路まで5kmを11分50秒かかったから分速422m、時速25km。教室を自宅に移してから、歩く機会が減ったから、脚力が少し衰えたか?自分で管理しないといけないようだ。
 道路の脇には蕗(ふき)が競うように重なりながら大きな葉を広げている。こんなにうっそうとしていては小さい神様のコロポックルが顔を出せない。どこまで走っても、カッコーと鶯が啼いていた。
 牧の内を走っていても往復で数台の車とすれ違うだけ、ここはまるでサイクリング専用道路のようなもの。

<夢:小中学生のためのオートバイ特区>
 この5kmを6月~9月の4ヶ月間、日曜日の8-15時まで、小中学生のバイク練習場にしたらどうだろう?
 保護者がついて、小学生や中学生にバイクの乗り方を教える。モンキーに乗って、小学生が自転車の速度くらいで走り回っていたら楽しいだろう。
 練習で利用するときは、付き添う保護者が警察に届けを出す。6-9の4ヶ月間で17回も日曜日がある、10回くらいは天気がいいだろう。これだけあれば自在に乗れるようになる。
 牧の内の5kmのコースの周りは牧場、十数年前から廃屋になっているところもある、後を継ぐ人がいなかったのだろう。廃屋になっている牧場を一つ市のほうで買えば、小中高生用の初級者用モトクロスコースも作れる。マウンテンバイクと共用にしたらいい。子どもや若者が楽しめる街づくりをしようじゃないか。

DSC00538.JPG

 こうして眺めると「奥の細道」に見える、芭蕉が杖を突いて歩いてきそうだ。このT字路に佇んで振り返ったらどのような句を読むのだろう。(笑)
 このT字路から見ると、牧草地とミズナラの林そして原野の5km先の奥に根室高校がある。ここが根室高校恒例(1966年が最後となった)の女子マラソンの折り返し地点となっていた。女子は10km、男子は20km、体育祭は全校生徒のマラソンで締めくくられていた。
 アスファルトはこまで、ここから先は道が細くなって砂利道になっているから、農道だろう。奥から坂道を上って来てT字路を右折すると日本最東端のゴルフ場(日本のセントアンドリュース)とトモシリの浜へ、左折して3kmほど行くと昔の牧の内飛行場跡地の傍を通って、原生花園から納沙布へ向かうオホーツク海沿いの道路に出る。この通り沿いには風力発電設備が二つ並んでいる。

 T字路のところで、オホーツク海側から犬を引いて歩いてくる夫婦に出遭った。犬は柴犬、「めんこい犬だね!」と声をかけたら、犬が千切れそうなくらい尻尾を振って歓んでいる。この犬日本語が分かっている?暑くもなく寒くもないいい日和で、犬と一緒の散歩に、飼い主のお二人も笑顔だった。

 ロードバイク 13km(累計1973km)

<ペトロナスさんの提案>・・・6月22日朝11時20分追記
 このコースは適度なアップダウンがあるので、ロードマラソンの練習コースにも適しているとコメントしてくれた。別海町には日清食品陸上部やホクレン女子陸上部が合宿に訪れているという。コメント欄をお読みいただけたら幸甚です。


<余談:オヤジと自転車>
  写っている愛車はミヤタ製のロードバイク。フレームはカーボンファイバー、オヤジが三十数年前に購入したもの。ミヤタ製のロードバイクをもう1台もっていたので、オヤジはそちらに乗っていた。この自転車は納戸の壁にかけてあったもので、もったいないのでわたしが乗っている。大腸癌になる前にオヤジは数回乗っただけ。
 元落下傘部隊員だったから、抜群の体力と運動神経で、釧路から120kmをレースでトップを競って走っていたのは、60歳を過ぎてからです。
 一輪車にも60歳になってから本を見ながら乗りこなしました。体協の資格を取って小学生に教えていましたから、40歳前後の根室の人で一輪車に乗れる人たちはオヤジを知っているでしょう。体協の資格を取らないと小学生に教えてはいけないということで、試験準備で学校の先生数人に協力いただいたと喜んでいました。しっかり勉強させてもらったそうです。
 NHKテレビの取材を3度受けています。当時は北海道で最年長の一輪車乗りでした。高さのある大きな一輪車にも乗っていました。
 平成5年に大腸癌が再発、肝臓や骨や肺に転移し、2度目の手術も釧路市立病院のM山先生に執刀していただきましたが、一度目の手術をした後で「2年後に再発します」と言い切った通りの経過をたどりました。全身転移で手の施しようもなくアケトジ、5ヶ月ほどで逝きました。2度目の手術のあとでお腹の上から肝臓に触ってみたらまるで板が入っているように硬くなっていました。あれでは告知していなくても本人は知っていました、肝臓の部分を撫でさすりながら、「こんなに堅くなっている、触ってみろ」と一言、「癌が転移したのはわかっている」とはいいませんでしたが、終わりのときを静かに待っている様子でした。「(落下傘部隊で命がけの訓練に明け暮れた)戦友たちは結婚もせず、子どももつくらず、戦場に散っていった、おれは幸せだった」、そう言いながら空を見上げていました。戦時宣伝映画「加藤隼戦闘隊」撮影のための降下訓練で右手を複雑骨折し、左手で敬礼して「靖国で会おうと言って出立する戦友たちを九州で見送った」と言ってました。「空の神兵さん」と呼ばれていた落下傘部隊が飛ぶ飛行機すらなく、港から船で戦地へ向かったそうです。パラシュートで降りて戦って散りたかったでしょう。オヤジの部隊のその後の消息については本が出ています。千歳の自衛隊に勤務する義理の弟が「お兄さんの部隊の話だと」本を贈ってくれました。一度だけ読んで、「やはりそうだったか」と部隊の最後に思いをはせていました。
 落下傘部隊に志願する前は、満州で通信兵だったようです。一度目の手術のあと体力が少し戻ってくると、万里の長城へいって一輪車に乗ってくると駄々をこねましたが、ドクターに相談するととても無理だとはっきり言われました。助からないのだから、いかせてあげたかった。息子のわたしが付き添うからと言えばなんとかできた、しかし仕事が忙しくて付き添ってあげられなかった。
 家で床暖房をつけて寝ながらテレビを見ていることが多くなり、次第に衰えていき食事が取れなくなったのでターミナルケアは市立根室病院にお願いしました。お袋と選挙に行ってくるからと1時間ほど病室から離れたときに息を引き取りました、平成5年9月のことです。
 地元で家族や知人に看取られて息を引き取りたいと願っている市民は少なくないでしょう。そう希望する人たちの願いがかなう町でありたい。わたしが市立病院の赤字問題を何度もとりあげるのはそうした思いもあるからです。


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ペトロナス

画像を見ると、上り、下りの坂があるのでオートバイの練習場の他に5kmのロードマラソンの練習コースにも使用できるのではないかと思います。

根室市の隣の別海町は7月、8月に日清食品グループ陸上部、ホクレンの女子陸上部など実業団のチームが夏合宿に訪れます。


by ペトロナス (2015-06-21 20:39) 

ebisu

ペトロナスさん

ロードマラソンですか、なるほど適度なアップダウンが負荷になりますね。
この写真で見て、奥の左側に明治乳業が所有する広大な原野があります。少し高台(35mぐらい)になっているので、太平洋まで遮蔽物がなく見晴らしがいい。海側には沼が広がっています。雨が降ると沼の面で気が倍くらいにもなります。ここに3kmぐらいの周回コースがあったら楽しそうです。原野の中の自然なアップダウンは魅力に富んでいます。

根室の夏は日本一涼しいから、夏季合宿には最適ですね。

夏でも夜の気温は13~15度ですから、運動ばかりでなくて、受験生の夏季合宿にも適地です。

どちらも問題は宿泊施設です。
智慧を搾ればいい。
立派な建物の根室西高校が数年後に廃校になるので、これを合宿宿泊施設にするという手もあります。いや、根室高校を根室西高校の場所に移設し、根室高校を合宿宿泊施設に改装したほうが、地の利がいい。青少年センター(体育館)が隣接していて、その奥が明治乳業の所有する原野です。明治乳業につかう予定はないでしょう。買い戻せばいい。

市の総合文化会館で毎週日曜日にテーマごとにいくつかの作業部会をつくり具体案を検討してみたらいい。

智慧は全国からいただき、考え抜いていい町は自分たちで創る。
by ebisu (2015-06-21 22:49) 

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