#3026 これが根室の教育長の発言、何かの間違いでは?:釧路新聞より Apr. 16,2015 [64. 教育問題]
びっくりした、まるで他人事、これが根室の教育行政の最高責任者の発言とは信じられない思いです。論理が支離滅裂、これでは教育長の基礎学力が疑わしい。こんな文章を書くようでは上場企業なら管理職は無理ですね。
「全国学力テストの平均点は結果に過ぎない。地元に残る子どもたちは地域社会を支えるという視点に立ち、自立していくために最低限必要な学力を身につけさせなければならない。」
変な感じのする文章でしょう?原因は論旨が一貫していないからです。
結果に過ぎないのだから、全国学力テストの平均点など無視してよいとか、社会で生きていく力など根室の子どもたちには必要ない、そういう論旨なら論理的には納得いきますが、そうではない。社会に出て自立していけない(生きる力がない)ほど学力が低下しているのは拙いと認めているのですから、次のように言うべきでした。
「社会に出て自立していけないほど学力が低下してしまった子どもたちがこの数年間で急激に増えた、その結果が全国学力テストの平均点に現れている、このままでは将来根室の地域経済がもたない、だから事態を深刻に受け止めて教育改革、わけても学力向上に努めます」と発言するのが当たり前だと思う。
何もなくて根室で低学力化が自動的に進むはずがない、根室の教育行政にもいくつか問題がある。歴代教育長のピントを外した政策が低学力化を加速した面があることは否めないのである。
根室でどういうレベルの教育長が続いているのかおさらいしてみよう。社会教育ばかりを強調して根室の子どもたちの学力低下を放置したW辺教育長は4期8年間、退任後は根室からさっさといなくなった。
その後は根室高校の1年先輩S木さんだったが、この人も学力問題では何にもしないで1期2年でさようなら。
その次はS山氏が2期4年、計算問題集「カルク」を作成し、市内の小中学生全員に無償で配った。素人編集だったから解答がミスだらけ、作り直した。オフィシャルな席で弊ブログを読んではいけないと発言したとか。その次がこの人、T脇氏。北海道新聞はとりあげていないので、釧路新聞の記事をお読みください。
W辺氏を除きあとは道庁からの転出組み。道庁組みではないW氏も含めて退任後は全員すぐに根室からいなくなった、つまり単なる腰掛、熱意も思い入れもあったものではない。
ebisuの感想は、どうしてこんなに低レベルの人ばかりが根室の教育長になり続けるのかということ。根室管内を見渡せば、基礎学力問題で実績を上げている人が何人かいる。二つ先輩には柏陵中・光洋中の両校の校長経験者で見識の高い人もね。どういうわけか根室はそういう実力のある人、見識の高い人を嫌う。しかし、それでは活気ある街づくりなんて夢のまた夢。そろそろこういう悪弊を改めましょうよ。
根室の経済諸団体も発言したほうがよい、このままでは低学力の子どもたちが将来の根室の地域経済の担い手になり、地元企業の半数は2040年までにつぶれていく。長期的に見たら死活問題ですぞ。
(新聞記事をクリックすれば、別画面に全面表示されます)
ブログ「情熱空間」より転載
http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/7890003.html
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「全国学力テストの平均点は結果に過ぎない。地元に残る子どもたちは地域社会を支えるという視点に立ち、自立していくために最低限必要な学力を身につけさせなければならない。」
変な感じのする文章でしょう?原因は論旨が一貫していないからです。
結果に過ぎないのだから、全国学力テストの平均点など無視してよいとか、社会で生きていく力など根室の子どもたちには必要ない、そういう論旨なら論理的には納得いきますが、そうではない。社会に出て自立していけない(生きる力がない)ほど学力が低下しているのは拙いと認めているのですから、次のように言うべきでした。
「社会に出て自立していけないほど学力が低下してしまった子どもたちがこの数年間で急激に増えた、その結果が全国学力テストの平均点に現れている、このままでは将来根室の地域経済がもたない、だから事態を深刻に受け止めて教育改革、わけても学力向上に努めます」と発言するのが当たり前だと思う。
何もなくて根室で低学力化が自動的に進むはずがない、根室の教育行政にもいくつか問題がある。歴代教育長のピントを外した政策が低学力化を加速した面があることは否めないのである。
根室でどういうレベルの教育長が続いているのかおさらいしてみよう。社会教育ばかりを強調して根室の子どもたちの学力低下を放置したW辺教育長は4期8年間、退任後は根室からさっさといなくなった。
その後は根室高校の1年先輩S木さんだったが、この人も学力問題では何にもしないで1期2年でさようなら。
その次はS山氏が2期4年、計算問題集「カルク」を作成し、市内の小中学生全員に無償で配った。素人編集だったから解答がミスだらけ、作り直した。オフィシャルな席で弊ブログを読んではいけないと発言したとか。その次がこの人、T脇氏。北海道新聞はとりあげていないので、釧路新聞の記事をお読みください。
W辺氏を除きあとは道庁からの転出組み。道庁組みではないW氏も含めて退任後は全員すぐに根室からいなくなった、つまり単なる腰掛、熱意も思い入れもあったものではない。
ebisuの感想は、どうしてこんなに低レベルの人ばかりが根室の教育長になり続けるのかということ。根室管内を見渡せば、基礎学力問題で実績を上げている人が何人かいる。二つ先輩には柏陵中・光洋中の両校の校長経験者で見識の高い人もね。どういうわけか根室はそういう実力のある人、見識の高い人を嫌う。しかし、それでは活気ある街づくりなんて夢のまた夢。そろそろこういう悪弊を改めましょうよ。
根室の経済諸団体も発言したほうがよい、このままでは低学力の子どもたちが将来の根室の地域経済の担い手になり、地元企業の半数は2040年までにつぶれていく。長期的に見たら死活問題ですぞ。
(新聞記事をクリックすれば、別画面に全面表示されます)
ブログ「情熱空間」より転載
http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/7890003.html
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2015年04月16日
空耳でしょ、これは?(根室のお話ですが)
全国学力テストの平均点は結果に過ぎない。
きっとこの部分、記者さんの聞き違えでしょう。
そうに違いあるまい。
今のこのご時勢、こともあろうに教育長たる者が、ましてや全国有数の低学力地域の教育長たる者が、そんなことを言うはずはありませんから。
もし万が一にもそうした発言があったのなら、道教委はおろか、文科省からもお灸をすえられることなりますしねぇ。
(全国学力テストの平均点などは単に)「結果に過ぎない」としながら、「最低限必要な学力を身に付けさせなければならない」などとは、まさしく支離滅裂。文の意味がまるで通りませんし、これはやはり空耳の類なのでしょうね。
過去に別の地域で教育局長をなさっていた方が、そんなことを言うはずなどないでしょう。
空耳。
そうに違いあるまい。
根室の場合、学校が自ら改善を進め、教育行政がその後を追いかけているという構図が見て取れたわけですけれど、今後は後者が強力なリーダーシップを発揮なさることを、心より御祈念申し上げております(笑)。
というわけで今日(2015.04.16)の釧路新聞は根室版から。
===============================
<ebisuの根拠を明示した辛口コメント>
市教委に普段中学校でやっている文協学力テストの結果データのモニタリングはしていますかとメールで問い合わせたら、なしのつぶて。2ヵ月後にもう一度問い合わせたら、今度は別の人から返事があった。結果データはモニタリングしていないとのこと。3年ほど前だったか、市教委へ問い合わせたら、来年からやりますという返事をいただいたのだが、結果は何にもしなかったわけだ。
普段の学力テスト結果もモニタリングせずでは、この数年間下がり続けている中学生の学力の実態がわかるはずもない。児童生徒の学力低下は、数年間の学力テストデータを学校別・科目別・クラス別に並べて、比較検討しないとわかるはずがない。それすらやらずして、いったい教育行政(市教委教育総務課学校教育担当)にはどんなに忙しい仕事があるのだろう?
仕事はもっと基本に忠実に、そして正直に誠実におやりになったらいかが?
*市役所の組織図
http://www.city.nemuro.hokkaido.jp/dcitynd.nsf/doc/9EEF345B8FE127154925712A00282AC4?OpenDocument#110
「全国学力テストの平均点は結果に過ぎない」、結果に過ぎないのではなく、これは根室市内の小学生と中学生の平均点が全国平均をかなり下回っているという厳正な事実です。データに基づく話をしましょうよ。検査(テスト)をして、検査結果無視なんて診断をやる医者なんていません。データに基づき診断を下し、治療するのが真っ当な医者です。根室の教育行政は、検査結果が出ても「結果に過ぎない」と無視、藪医者の典型じゃありませんか?普段の検診データ(文協学力テストデータ)すら見ていません。どの学校でどの科目が、そしてどのクラスが問題なのかわかるはずがないではありませんか。抽象論や総論では学力向上に具体的な政策を打てないのです。大局観をもって、個別具体的なきめの細かい教育政策が必要です。
低学力は学校の問題(躾と教え方)と家庭の躾けの問題に分解できます。とくに小学生の学力が著しく低い。参考までに書きますが、こういうシェーマが現実に作用しています。
小学校の学級崩壊⇒中学校の学力テスト平均点低下⇒根室高校の進学実績不振
どういう授業をしているのか、ご覧になったらいかがですか?生徒のノートもよく見たらいい、きっといろんなことがわかりますよ。
H斗小学校ではかつて分数の割り算が教えられない先生がいました。びっくりしてそんなはずがないと2名の生徒のノートを確認しましたが、黒板に書かれたというその計算はやり方も答えも違っていました。部活指導(少年団)にはそれは熱心な先生でした。その学年はH中の学力テスト平均点をがくんと下げましたよ。B中学校の3年生で五科目300点満点の学力テストで110点を切ったのは初めてでした。
こんな事例は例外中の例外と思いたいですね。でも、それ程ひどくはないが、できる生徒にストレスを与える教え方は案外多いのです。いろいろ原因が重なっていますが融通の利かぬ教え方もその中に一つにあげられます。ebisuは根拠のないことは書かないようにしていますから、稿を改めてあとで具体例を挙げて論じます。
文協学力テスト400点超を成績上位層とすると、その層が10年前の3割以下に減少しています。その一方で学力下位層が急激に膨らみました。10年前のB中学校の学力テストは学年最低点が150点以上でした。ABC三校のデータを並べてごらんになったらいかがですか。500点満点で平均点が200点を切った学校すらあります。市街化地域の3校で学年に400点以上が一人もいない学校がたまに出るようになりました。最近3年間の現象で、わたしが見たデータではそれ以前はありませんでした。小学校の学級崩壊の報告は市教委へ上がっていますか?たぶん、校長や教頭が隠蔽して市教委へ報告は上がっていない。市教委は不都合な真実については何にも知らないのです、だからのんきに「結果に過ぎない」なんて教育長がのたまう。せっせと現場に足を運びなさい。校長や教頭の説明よりも、虚心に現場を見ることです。見てもワカラナイなら、指導主事も教育総務課長も教育長もそろって辞表を出したらいい、仕事ができないのですからしかたありません。仕事には権限と責任と報酬がセットでついていますが、責任を果たせないならお辞めになるしかありません。そういう緊張感をもって仕事をされよ。
根室の指導主事は何をしているのでしょう。生徒たちのノートをきちんと見ていれば、授業のやり方に指導すべきことがたくさん見つかったはずです。学校では頻繁に研修を繰り返していますが、先生たち同士で教育研修を繰り返しても、穴はみつからない。どこかピントが外れていませんか。外部の識者の意見を入れるべきです。釧路にある北海道教育文化研究所へ協力要請なさったらいかがですか?釧路管内で北海道議会議員にトップ当選した笠井龍司氏が北海道教育文化研究所の所長をしています。よろこんで協力に応じます。
仕事は正直に誠実にやりましょうよ。
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きっとこの部分、記者さんの聞き違えでしょう。
そうに違いあるまい。
今のこのご時勢、こともあろうに教育長たる者が、ましてや全国有数の低学力地域の教育長たる者が、そんなことを言うはずはありませんから。
もし万が一にもそうした発言があったのなら、道教委はおろか、文科省からもお灸をすえられることなりますしねぇ。
(全国学力テストの平均点などは単に)「結果に過ぎない」としながら、「最低限必要な学力を身に付けさせなければならない」などとは、まさしく支離滅裂。文の意味がまるで通りませんし、これはやはり空耳の類なのでしょうね。
過去に別の地域で教育局長をなさっていた方が、そんなことを言うはずなどないでしょう。
空耳。
そうに違いあるまい。
根室の場合、学校が自ら改善を進め、教育行政がその後を追いかけているという構図が見て取れたわけですけれど、今後は後者が強力なリーダーシップを発揮なさることを、心より御祈念申し上げております(笑)。
というわけで今日(2015.04.16)の釧路新聞は根室版から。
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<ebisuの根拠を明示した辛口コメント>
市教委に普段中学校でやっている文協学力テストの結果データのモニタリングはしていますかとメールで問い合わせたら、なしのつぶて。2ヵ月後にもう一度問い合わせたら、今度は別の人から返事があった。結果データはモニタリングしていないとのこと。3年ほど前だったか、市教委へ問い合わせたら、来年からやりますという返事をいただいたのだが、結果は何にもしなかったわけだ。
普段の学力テスト結果もモニタリングせずでは、この数年間下がり続けている中学生の学力の実態がわかるはずもない。児童生徒の学力低下は、数年間の学力テストデータを学校別・科目別・クラス別に並べて、比較検討しないとわかるはずがない。それすらやらずして、いったい教育行政(市教委教育総務課学校教育担当)にはどんなに忙しい仕事があるのだろう?
仕事はもっと基本に忠実に、そして正直に誠実におやりになったらいかが?
*市役所の組織図
http://www.city.nemuro.hokkaido.jp/dcitynd.nsf/doc/9EEF345B8FE127154925712A00282AC4?OpenDocument#110
「全国学力テストの平均点は結果に過ぎない」、結果に過ぎないのではなく、これは根室市内の小学生と中学生の平均点が全国平均をかなり下回っているという厳正な事実です。データに基づく話をしましょうよ。検査(テスト)をして、検査結果無視なんて診断をやる医者なんていません。データに基づき診断を下し、治療するのが真っ当な医者です。根室の教育行政は、検査結果が出ても「結果に過ぎない」と無視、藪医者の典型じゃありませんか?普段の検診データ(文協学力テストデータ)すら見ていません。どの学校でどの科目が、そしてどのクラスが問題なのかわかるはずがないではありませんか。抽象論や総論では学力向上に具体的な政策を打てないのです。大局観をもって、個別具体的なきめの細かい教育政策が必要です。
低学力は学校の問題(躾と教え方)と家庭の躾けの問題に分解できます。とくに小学生の学力が著しく低い。参考までに書きますが、こういうシェーマが現実に作用しています。
小学校の学級崩壊⇒中学校の学力テスト平均点低下⇒根室高校の進学実績不振
どういう授業をしているのか、ご覧になったらいかがですか?生徒のノートもよく見たらいい、きっといろんなことがわかりますよ。
H斗小学校ではかつて分数の割り算が教えられない先生がいました。びっくりしてそんなはずがないと2名の生徒のノートを確認しましたが、黒板に書かれたというその計算はやり方も答えも違っていました。部活指導(少年団)にはそれは熱心な先生でした。その学年はH中の学力テスト平均点をがくんと下げましたよ。B中学校の3年生で五科目300点満点の学力テストで110点を切ったのは初めてでした。
こんな事例は例外中の例外と思いたいですね。でも、それ程ひどくはないが、できる生徒にストレスを与える教え方は案外多いのです。いろいろ原因が重なっていますが融通の利かぬ教え方もその中に一つにあげられます。ebisuは根拠のないことは書かないようにしていますから、稿を改めてあとで具体例を挙げて論じます。
文協学力テスト400点超を成績上位層とすると、その層が10年前の3割以下に減少しています。その一方で学力下位層が急激に膨らみました。10年前のB中学校の学力テストは学年最低点が150点以上でした。ABC三校のデータを並べてごらんになったらいかがですか。500点満点で平均点が200点を切った学校すらあります。市街化地域の3校で学年に400点以上が一人もいない学校がたまに出るようになりました。最近3年間の現象で、わたしが見たデータではそれ以前はありませんでした。小学校の学級崩壊の報告は市教委へ上がっていますか?たぶん、校長や教頭が隠蔽して市教委へ報告は上がっていない。市教委は不都合な真実については何にも知らないのです、だからのんきに「結果に過ぎない」なんて教育長がのたまう。せっせと現場に足を運びなさい。校長や教頭の説明よりも、虚心に現場を見ることです。見てもワカラナイなら、指導主事も教育総務課長も教育長もそろって辞表を出したらいい、仕事ができないのですからしかたありません。仕事には権限と責任と報酬がセットでついていますが、責任を果たせないならお辞めになるしかありません。そういう緊張感をもって仕事をされよ。
根室の指導主事は何をしているのでしょう。生徒たちのノートをきちんと見ていれば、授業のやり方に指導すべきことがたくさん見つかったはずです。学校では頻繁に研修を繰り返していますが、先生たち同士で教育研修を繰り返しても、穴はみつからない。どこかピントが外れていませんか。外部の識者の意見を入れるべきです。釧路にある北海道教育文化研究所へ協力要請なさったらいかがですか?釧路管内で北海道議会議員にトップ当選した笠井龍司氏が北海道教育文化研究所の所長をしています。よろこんで協力に応じます。
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2015-04-16 23:02
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吉田前々教育長、高橋前教育長。
北海道教育長は稀代の名教育長が続きました。
ご両名とも、本道の子ども達の学力向上にご尽力なさいました。
高橋教育長は、実際に何度も何度も学校現場に足を運び、子ども達と一緒に給食を食べてらっしゃいました。
この度の根室市教育長は、その名教育長たるご両名の直属の部下、腹心であったはずですから、にわかには信じられない発言です。
きっと記者さんの聞き違えでしょう。
そうに違いないはず…。
by ZAPPER (2015-04-17 09:23)
ZAPPERさん
あのお二人の道教育長の直属の部下がT脇氏ですか。だとしたら、背中をみてなかったようですね。
職人を育てるには、親方がやって見せるだけで十分ですが、弟子が5人いたら一人前になれるのは一人だけです。他は半端者。
素質のない者、努力しない者には無理なんですね。同じレベルどころか、まるでお話にならない。
記者の聞き違えではなくて、T脇氏は5人の内の4人だったというだけです。
by ebisu (2015-04-17 10:24)
弊ブログにお寄せいただいた、中学生のお母さんのコメントです。
まったくもってその通りと思います。
【引用開始】
『学力テストの平均点は結果に過ぎない』『最低限必要な学力を身に付けさせなければならない』
国語のテストに書いたら、得点もらえないでしょうね。
釧路も同じでしょうね…。
今回の学力テストの結果が届きました。
数学の平均点は前回と同じ状況の30点台です。
平均点は結果に過ぎないのか?最低限必要な学力が身に付いてないだけでは…?(後略)
【引用終了】
by ZAPPER (2015-04-17 14:51)
ZAPPERさん
たしかに中学生のお母さんの指摘するように、国語でこんな意味不明の文を書いたら×がつきますね、お粗末過ぎます。
by ebisu (2015-04-17 22:39)
Zapper さんの方に書いた続きをebisu さんの方に書くのもおかしいとは思っていますが、
文教学力テスト程度の簡単なもので、日本の小学生以下の得点しかできない子供をほったらかした、
「バカな親」が、北海道らしい。
将来、年金パラサイトになって、「バカな親」の死亡届も出さずに親の老齢年金の不正受給する輩を作っているだけなのでしょう。
怖いのは、400位しか取れない連中が、「自分は頭がいい」と勘違いすることです。
北海道の外に出ると、使い物にならないレベルなのに。
申し訳ないですが、北海道の「優等生」と、どなた様かの英語のレベルが、同じ印象で受け止められます。
by 後志のおじさん (2015-04-17 23:12)
後志のおじさん
>怖いのは、400位しか取れない連中が、「自分は頭がいい」と勘違いすることです。
10年前なら学力テスト400点は市街化地域の3校の内、一番よかったB校では20番目くらいでしたから、この当時のB校は400点で生徒が勘違いすることはありませんでした。
いまでは、学年トップあるいは3番以内になっているので、確実に勘違いしてしまいます。
ご指摘のように、文協学力テストは全国レベルで見ると難易度がかなり低い。だから、そういう問題に慣れてしまっているから、高校生になって、全国模試の複合問題に手も足もですに、根室高校普通科の数学や英語の平均点が20点台にとどまってしまいます。ほとんどの中学生が全国レベルの難易度の高い問題を見たことがないのですからしかたがありません。
230点を越えそうな生徒には、有名私立高校問題集をやらせたことはありますが、例外中の例外です。
文協学力テストの400点は、高校生になってから受験する進研模試では偏差値45~48くらいでして、室蘭広大や北見工大にようやく手が届く程度です。
小樽商大や北大水産は56前後ですが、文協学力テストで430点以上とっていないと無理ですね。
このクラスは道内では飛びっきりの優等生であることはまちがいありません。医大をのぞけばあとは北大しかありませんから。水産学部をのぞけば根室高校では数年に一人が合格。
by ebisu (2015-04-18 01:12)
後志は中2の数学の平均点が30点代前半で、中央値が15点ぐらいということですが、根室のC中学校の2年生の数学の平均点は22.5点、中央値は15~16点位のところにあるようです。
昨年の中3は、全国学力テストでほぼ全国平均を達成しているのですが、2年生はとんでもなく低い。B中学校は平均点が250点前後あるのではないかと思いますが、まだ結果表を見ていません。
C中学校は市内で25%くらいのウェイトがあるので、来年の全国学力テストの結果を下げる琴が予想されます。
10年前のB中学校では学力テスト5科目合計点が160点付近が学年最低点でした。C中学校では47人中17人、36.2%が160点以下です。学力崩壊と形容していいでしょう。
根室市教委は普段の文協学力テスト結果をモニターすべきです。そうしないと、適切な手が打てません。
by ebisu (2015-04-18 01:33)
こんにちは。ebisuさん。
根室の教育長が、こんな発言してはいけませんね。
実際、根室の学力低下は、数字だけではなく日頃の素行にも現れています。ただこれは根室だけではなく、道東圏全体に言えることかもしれません。
しかし勉強をしない子供ばかり、焦点となっていますが、
私は子供以上に「親」の原因が多いと感じることがある。
現在の親は、自分中心主義が多いのか、何かにつけて「責任」を他人になすりつける傾向が高いと感じます。
実際、30~40代の人の仕事を見ていると、「指示されないから作業しない」「能力が無いから別の人にお願い」「その作業は責任がとれないからできない」というような応対がなされ、仕事に対する責任感が感じられないことがあります。
ただそのような人ほど、会社を旨く利用する感があるのも事実です。
しかし一部には「責任感」を持って仕事をする人もいますが、そのような人程、会社に利用される感もある。ただそのような人ほど会社に対し不信感を持っているというのも事実である。
実際のところ、どのような作業を行うにしても「責任感」をもたなければ、「誠実」な作業を進めることができません。しかし今の現実は逆なのかもしれません。
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これは実際に聞いた話で、話していただいた人に申し訳ないが、ある勤務先に同じ年代のAさんとBさんがいるそうですが、Aさんは向上心が非常に高く、仕事に責任を持って作業を行っているが、Bさんは仕事に対し、保守的で言われたことだけしかやらず、能力を向上しようという気持ちを持っていないそうです。
ただ「Bさん」の方が「Aさん」より、その会社に長く勤めているそうです。
その勤務先では、Aさんがほぼ全作業を行い、Bさんは窓際でット閲覧ばかりしていたそうです。
そうような勤務になぜなったかを話しを聞いてみると、当初、Aさん→Bさんは業務範囲担当を分けていたが、担当の作業がないことを良しとし、空き時間にネットをやるようになった。また報告・連絡・相談ができないらしく、社会人として劣等生な勤務態度だったそうです。
なぜ「Bさん」に指導すればよいのではと、「Aさん」に聞いたところ、「Aさん」は、「Bさん」に業務勉強のため、空き時間に専門書を読むように指導し、上司からも同じような指導をされてたそうです。
しかし何時の頃から作業をそちっのけで、ネット閲覧ばかりするようになり、作業を振られても、「できない」「担当はそちら」みたいな対応をするようになり、最終的にAさんがすべてを作業するしかなくなったみたいな話でした。
しばらくして、「Aさん」が我慢できず、上司に「Bさん」の勤務態度の改善指導を何度も直訴したが、会社から、「Aさん」がしっかり指導しないことが原因で、「Bさん」を勤務態度の否定ではなく、擁護するような回答をされることが多く、「Aさん」自体、うつ病を煩い、人間不信になったそうです。
その後、会社の査定で、「Aさん」の評価が下がり、「Bさん」の評価は「問題なし」という判定をされ、「Aさん」は、その会社を辞め、「自殺」したという話です。
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今回のebisuさんの書込みを見て、急にこの話をふと思い出しました。
この教育長が言った発言は、「学力向上」より「ずる賢く生きる」ことを学ぶのが重要と解釈できる感があります。
学生時代に「勉強する方法」を学ばないと、将来、職に就いた際に「勉強する方法」がわからないという人になり得ます。そして仕事ができないのは自分に教えてくれない人が悪いという責任転嫁する人間になる可能性があります。
実際、今は「マニュアルがないと説明できない」。「仕事がマニュアルがない。」という点で、仕事をしない社会人が多くなってきています。
根室市は、「勉強する方法」を正しく教え、その上で「学力」を向上させる手段を構築してほしいところです。
すいません、長い書込みになりました。
by 相川始 (2015-04-18 09:25)
相川さん、こんにちは
とても悲しい話ですね。
正直に誠実に生きるのはときにとっても辛く困難を伴うものです。でも、仕事に正直でありたい、誠実に仕事をしたい、そう強く思っている人たちが少なからずいます。
Aさんは自殺することで、生きる辛さから解放されたのかもしれませんね。
正直に誠実に生きることを外したら生きる意味がなかったのでしょう。
でもそういう人が天に召されて根室から早々といなくなれば、根室の未来もその分だけきっと暗くなっています。
正直者が損をするようなことをほうっておいたら、その地域社会が活性を失うのは当然のことに思えます。
ずるをしたほうが得とばかりに市政と癒着している地元業者、その筆頭が明治公園再開発を決めた委員長である大地みらい信金元理事長、こういう企業やごく一部の人々が創りあげてしまっている旧弊・悪弊を一つ一つつぶさなければいけません。子どもたちや孫たちのためにもね。
今日、市総合文化会館で市議会の報告会があります。市議たちは根室の旧弊や悪弊と戦う側に身を置くのでしょうか、それとも市政を壟断している既成勢力に迎合するのでしょうか?
議員一人ひとりの受け答えををよく観察したいものです。
by ebisu (2015-04-18 12:12)