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#3010 中学英語教育わいわいがやがや(6):#131~160 withとfrom Mar. 23, 2015   [80.英語談義 (コメント欄から)]

  withに関する議論が続いています。合格先生がabsent fromはなぜfromなのかという自らが中学生のときに抱いた疑問を俎板に載せてくれます。後志のおじさん即興のwithを羅列した小話も登場します。
 最後のほうで現在形と進行形の違いについての議論が始まります。使い分けは高校1年生の指導内容を含んでいます、それを中1年生にはどのように教えたらいいのでしょう。

 さて、どういう料理がはじまるのか、議論している5人と一緒にお楽しみください。

*#2996 「中学英語教育わいわいがやがや(3) :51~74まで」投稿欄より転載   
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2015-03-10?comment_success=2015-03-22T22:34:19&time=1427031259
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(131): G
後志のおじさんへ
ありがとうございます。日本語のおかしい生徒については、英語以前の問題ですから、そこはパスで。何か思いついたことでかまいませんので、是非、教えてください。

それから、withについてなんですが、この状況だと、今の生徒は「一緒に」という意味しか知らないので、with以下にくるのが「敵」か「味方」がわからないんですよ。ドラクエなどで「仲間と一緒に戦う」なんていうのをやっているせいもあるかもしれませんが(笑)。

そして、教える側の立場としては、「闘争に関する自動詞が来たときには、withの後には基本的に競争相手が来るんだよ」という事を教えておかなければならないと思うんですね。そうやって、生徒が勘違いをしたり、間違えた方向にいかないように布石を打っておくことも「教える」という行為の中の重要なポイントだと思うんですよ。でも、学校の先生方は、おそらく、そういうところには無頓着なんだと思うんです。

実は、また、疑問点があって、help~withの話で、withの後に人が来た場合の例文がないのですが、これは、人がくると、意味がとりずらくなるために、通常、そういう表現はしないものなんでしょうか?

例えば
I helped Yumi with her mother.
とした場合、ユミとお母さんは「仲がいいのか」「仲が悪いのか」また、お母さんは「助ける立場なのか」「助けられる立場なのか」。これ、文章からニュアンスを読み取れ、と言われても正確には答えられないと思うんですよ。
by 合格先生 (2015-03-17 01:19)

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(132): G
あと、自分が疑問に思っている点を挙げておきます。

例えば数学で計算問題の答えが合わなかった子がいたとして、
「先生、これ、どうやって計算するの?」
「先生もわからないから、とりあえず答えを覚えておきなさい」
というのはあり得ません。

理科で実験をして何らかの結果が出たとして
「先生、どうしてこうなるの?」
「先生もわからないから、結果だけ覚えておきなさい」
というのもあり得ません。

国語で「糠に釘」の意味を聞かれて、
「先生もどうしてそういう意味なのかわからないけど、とりあえず、効果がないという意味で覚えておきなさい」というのも、教師としてどうかな、と思います。

でも、英語で、以前、自分が
「先生、absent fromは、どうして前置詞がfromなの?」
と聞いたら
「辞書に載っているからその通り覚えておきなさい」と言われました。これって「教える」という観点からみてどうなんでしょう。おかしくないですか? ほかの科目であったら通用しませんよね。

こういうふうに「教える」という観点がずれていて、それが当たり前になっていることが問題だと思うんですが。
by 合格先生 (2015-03-17 01:29)

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(133): S
help a drowning girl with her mother を例に、
with の後が行動可能なものだと、with 以下が副詞として働き、「母親と力を合わせテ救助」になります。

だから、help her with her mother だけ、前後関係なしにみると「協同デhelp 」です

彼女が、母親のことで悩んでいるとか、既に書かれているなら「母親に関するやっかいごとをhelp 」するとも読めます。
まあ、大概はher mother ではなくthe matterとはっきりさせるでしょうけど。

I helped a little boy with his huge dog.

チビちゃんが、犬が大きすぎて言うとうりにならないので手伝ってあげたのか?
救助犬みたいにいっしょに救いだしたのか?

together with his huge dog

とすると、同時に同一地で(together の語感)犬と絡み合ってhelp とはっきりします。

訳語、用例だけでとまるとスピードが上がらず、大学入試レベルがかつかつの上限ですよ。訳さない。英語のまま理解する。

多岐にわかれたバラバラな訳語、集約して複数の用例、イメージは1つで済みます。

by 後志のおじさん (2015-03-17 09:48)

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(134): E
後志のおじさん

例文に即したwithの解説、ありがとうございます。
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President declared war with terrorism.
文法的には成立します。正しい英文です。
但し、ebisu さんの言うとうり、対決するという姿勢が微塵も感じられない、チェンバレン内閣みたいなものです。
--------------------------------

この文だけで、前後関係ナシにという意味ですが、前置詞欄を空欄にして問題を出したら、問答無用でwithはバツですね。
だから、英語学習という観点からは、前後関係の提示のない文法語法問題は弊害が大きいように感じます、とくに前置詞に関してですが。
書き手がどういう意図で書いているのかを想定しないと正解にならない。想定が違ってしまったら容赦なく×です。

さて、以前弊ブログ投稿欄でHirosukeさんが冠詞の問題をとりあげましたが、冠詞と共に前置詞や副詞の扱いが日本人には苦手です。ネイティブがもつ具体的なイメージが日本人にはすんなりとは共有できないからでしょう。

前置詞・副詞をとりあげて具体的な例文の中でとりあげるというのも、学習のエアポケットになっているので意味のあることの一つに数えられますから、その周辺の知識を議論の中で開示していただくことは、中学校で教えている先生方にもたいへん有用であると考えます。

それと議論していた感じたことがあります。ビリヤードのトレーニングとの共通点です。
プロになるためには、分類の仕方にもよりますが、数十パターンの基本技を徹底的に繰り返しトレーニングして身体にしみこませます。それしか方法がない。図面研究とあわせて基本技を徹底的に身体になじませることがもっとも効果が大きい。

Hirosukeさんも書いていますが、NHK基礎英語講座を利用して徹底的に繰り返しトレーニングをする。
----------------------------------
(2)
読むだけ⇒聴くだけ⇒聞く・尋ねる⇒話す⇒書く
の5段階あると思います。
----------------------------------

後志のおじさんは、NHKビジネス英会話や英会話講座を利用して徹底的な「同調音読」とライティングトレーニングを自身もやり、薦めています。
辞書を引くときは、その語のイメージをつねに脳に刻み込むことも課しています。その結果、獲得した前置詞や副詞の使い方の適確さと奥の深さが、その効果の絶大さを証明しているように、ebisuにはみえます。
ビリヤードのトレーニング法と比較したときに、その効果の大きさはセミプロクラスの技術をもつebisuにはよくわかります。

わたしはビリヤードでやってきたトレーニングが英語に応用可能だとはいままで気がつきませんでした。
いくつかの分野の専門書を読むことで読書力はつけてきましたから、専門書の翻訳については十分なトレーニングではありますが、こうしてHirosukeさんや後志のおじさんのやり方と比べてみると、基礎トレーニングの不足は否めません。
不足な部分に気がついたのですから、数ヶ月トレーニングしてみます。

十個ほども前の投稿に、Hirosukeさんが医学関係の翻訳をやったことがあるが、あえなく撃沈したと書いていましたが、すこし付け足してみます。
医学といっても分野は基礎医学から臨床まで、臨床も分野が臓器ごとに枝分かれしています。基礎医学分野は分子生物学や遺伝子そしてたんぱく質や糖鎖の話がよく出てきます。医学全エリアをカバーするなんてとてもできません。
医学分野の専門用語は多く、技術の進化に伴って新しいものが次々に生まれています。
製薬メーカと検査試薬の共同開発を担当したことがありますが、そのときに先端の文献を読むためにステッドマン医学辞典では間に合わずに、molecular biology of the cell通称'THE CELL'第2版を使って専門用語を調べていました。1990年ころのことですから、この本の翻訳はまだ出ていませんでした。
海外文献に載っている用語でステッドマン医学辞典に載っていないときは、この本の索引欄を当たっていました。そのころはまだインターネットが会社で使えませんでしたから。
それからわずか数年でコンピュータの性能が飛躍的に上がると同時に、ネット環境が激変しました。
勉強したい人にはじつにいい環境です。
文系出身のわたしにも製薬メーカとの検査試薬共同開発の仕事を任せる、開発部の仕事ですが開発部は学術開発本部のなかの部でしたから、本部スタッフのわたしに開発メンバーとしての仕事を二つ任せる。Iさんは思い切った任せ方をする取締役でした。PERTによるジョブ・コントロールの仕方を知っていたから使えると思ったのでしょう。期待に添えましたかどうか、1年後に子会社・関係会社を管理する社内公募があり応募して異動したときには、カンカンになって叱られました。そのご子会社の経営管理や経営改善、資本参加や会社買収などを担当しました。
わたしには学術開発本部をでるべき重大な理由がありましたが何も言わずに異動願いをだしました。必要なスキルがあったのですぐに異動。関係会社管理部創設にはY副社長が関わっていたようで、本社からわざわざ八王子ラボまで来て、別室で話があるというので伺うと、「ebisu、公募の件は上司のI取締役には内緒にしておけ、そうでないとこの話はご破算になる、異動は責任をもつ」、そう口止めされました。本社経理部で中途入社1年後に全社予算の統括管理を2回担当したときの経理担当取締役が、副社長のYさんでした。陸軍士官学校と海軍士官学校の両方に合格して、陸士へ行った学力優秀な上司です。戦後は抜け目なく東大を卒業しています。面白い人でした。三井物産から買い取った千葉の臨床検査センターの経営改革が基幹システムがらみだったので、そちらの梃入れに必要なスキルをもっているのは社内ではわたしだけでした。上場準備の統合システム開発で、中核部分を8ヶ月で本稼動させたスキルが買われたのでしょう。I学術開発本部担当取締役がわたしの異動に強硬に反対すると読んでいました。
購買課の機器担当から学術開発本部へ来ないかとさそってもらってI取締役には恩義があるので、応募の件の口止めは困りました。
学術情報部のラボ見学案内のうち、海外製薬メーカからの見学担当と、開発部の仕事の担当、そして精度保証部の仕事の担当とじつに面白い仕事でした、それぞれ特別な技能を要しますから、これら三つの仕事を同時に担当したのは後にも先にもわたし一人だったでしょう、取締役直属の本部スタッフというユニークなポジションを有効利用させてもらいました、感謝していたのです。いまとなっては懐かしい思い出です。(笑)

英語の専門書を読めるというのは仕事の幅を広くするという話です。英語の能力のほかに、複数の専門分野をもてば、民間会社では「鬼に金棒」であることはいまも事情は同じ。

英語の勉強の方法は目的に応じて、さまざまありえます。だから専門書を読み、生成英文法の専門書をいくつか併行して読んで、読書力をつけたebisuの方法も正解に一つです。
でも、基礎トレーニングということでは、Hirosukeさんと後志のおじさんに脱帽です。
 ビリヤードの基礎トレーニングと比較していまさらながらその効果の大きさに気づきました。

 人はいくつになっても学べます、学ぶことをやめたら知の職人、あるいは教育の職人ではありえないのだと思います。つねに学ぶ姿勢をたもち、自らの技倆を磨く人間であり続けたいと思います。

by ebisu (2015-03-17 10:06)

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(135): S
今日zapper さんといっしょに合格先生が、炉端焼きに行ったと思って下さい。


zapper さんは、
with  anger
with 教育委員会学校教育部指導主事
with his mouth wide open
with  おしぼり in his hand
forehead with full of sweat を拭います。

合格先生が、
with smile で
with soothing mode に
with 鷹揚羆さんだから
They will have some changes with their job. と語りかけます。
with a glass of 霧島のお湯割りin his hand で

そこに、
合格先生が以前面倒をみた生徒のお母さんが、たまたま入ってきます。

with long hair with violet extension で、既に
with some beer or something で、何やら
with something enticing です。

with looking around で
with finding 合格先生
合格先生に声をかけます。
with full of cheer on her face

お母さんは、
with 合格先生' leaving
ずっと
with some stuff on her mind を打ち明けます。

以下略(笑)。

by 後志のおじさん (2015-03-17 22:18)

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(136): G
後志のおじさん、すごい!!!
ここまで明確に生徒の質問に答えてくれる学校の先生に会った事がありません! 例もすごくわかりやすいです。
help~with は、中1の真ん中あたりで出てきますから、with以下の未習単語は全部日本語でやってしまえば、それで意味が通じますし。

実は、自分が一番気にしているのは、こういう質問にきちんと答えられない先生は「生徒の学習意欲」を削いでしまうんですよ。スピードが上がらないという以前の問題になってしまうんです。
また、練習のさせ方も、withを一つ取り上げて、ざっと羅列するような練習をさせている先生はいないでしょう。「withは一緒にという意味だよ」でおしまいにする先生が多いと思います。

absent fromの例についても、「生徒がfromがわからない」と言ってきたとしても、

1 この生徒はどこで躓いているのか、本当はfromではなくabsentの方に原因があるのではないか、というような事を考える事が必要~わからない原因を探る。

2 適切な説明をできるようにしておく。

3 理解を深められるような例示があればなおよい。

おそらくは、この3番目くらいまでを想定して授業の準備をするのが先生の予習で、ここまでやろう、と思うと、自動的に英語の勉強をしっかりやらなければならないはずなんです。
今回は、そのいい例になったと思います。
ありがとうございます。
by 合格先生 (2015-03-18 05:12) 

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(137): E
合格先生の注文にぴったりだったようですね。
小話仕立てのwithのさまざまな使い方の例示、こんなことをやってくれたのは見たことがありませんね。

ずうずうしいお願いですが、続けてfromやofもやっていただけませんか?

ここからは假説です。
生徒には合格先生タイプが少数ですがいます。「厄介な生徒」です。タイプxとしましょう。(笑)
このタイプは、数学も理屈が飲み込めないと前へ進めない。すこしやってみたら理屈は自然に飲み込めてくるはずなのですが、最初のところで理屈が不明だと「なぜ?どうして?」と疑問が頭をもたげてくるととたんに前に進めない。
その一方で、理屈が見えなくても、「まあいいか」とどんどん先へ進めるタイプの生徒がいます。自力で予習している内に、理屈が見えてくるんです。それで自ら納得してさらに先へと進める。これはタイプyと類別してみます。

Hirosukeさんも後志のおじさんもタイプyに属しているのではないでしょうか。
素直に基本トレーニングを繰り返すことができます。そしてそのうちに基本技を身体にしみこませてしまいます。理屈はその後からついてきます。語学の習得も数学の習得も圧倒的にこちらのタイプyが有利、勝負になりませんね。

xタイプの生徒は、疑問の出るところがそれぞれ違うのが普通で、同じだった場合でも同じ説明では納得しないことが多い。そしてただ音読するというような単純なトレーニング、繰り返しのトレーニングを嫌う。トレーニングの意味が理解できないか、できたとしても単純なトレーニングが苦痛に感じてしまう。
教師の側からは実に厄介な生徒なのですが、こういう生徒に相対することでも教師は鍛えられます。

いやあ、じつに見事な例示でした、ありがとうございます。わたしもxタイプの色が濃かったのかな?
実際にはほとんどの人が両方の性質をもっているのでしょう。合格先生もわからないときは「しかたがないな」と疑問を脳に刻み込んだまま、とりあえず前に進むのでしょう。いまだにわからない問題がたくさん脳に詰め込まれていておそらく居心地の悪い思いをしている。

長年の疑問がはれるきっかけを後志のおじさんが小話仕立てのwithの用例で与えてくれた。
どう理解していいか意味のあいまいなhelp withの用例解説もめったに授業ではみられるものではないでしょう。

------------------------------------
help a drowning girl with her mother を例に、
with の後が行動可能なものだと、with 以下が副詞として働き、「母親と力を合わせテ救助」になります。

・・・
I helped a little boy with his huge dog.

チビちゃんが、犬が大きすぎて言うとうりにならないので手伝ってあげたのか?
救助犬みたいにいっしょに救いだしたのか?

together with his huge dog

とすると、同時に同一地で(together の語感)犬と絡み合ってhelp とはっきりします。

together with his huge dog

とすると、同時に同一地で(together の語感)犬と絡み合ってhelp とはっきりします。

・・・

訳語、用例だけでとまるとスピードが上がらず、大学入試レベルがかつかつの上限ですよ。訳さない。英語のまま理解する。

多岐にわかれたバラバラな訳語、集約して複数の用例、イメージは1つで済みます。
------------------------------------

最後の注意事項は繰り返し生徒に伝えなければならない。なにより、教える側がそういう読み方をしていなければならない。
英語の教師は英語で書かれた本を日常読むべきだと言っているようにも聞こえました。

英作文でこういう解説をしてもらえたら、英語の授業は興味津々の知的科目になりえたでしょうね。
技倆を磨いてわたしたちがそれをやる番です。
具体的な目標が見えてきました。
感謝。

by ebisu (2015-03-18 08:55)
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(138): H
英語に限らず【生徒に上手く理解・納得させる方法】

>今日zapper さんといっしょに合格先生が、
>炉端焼きに行ったと思って下さい。
   ↑
ここに凝縮されていると思います。

-----------------------------------
身近な場面・スィチュエイションを設定する。
主人公を生徒本人にする。
キャラの尖った人物を登場させる。
------------------------------------
毎回これらを前提に置いた上で用例を挙げ疑問に答える。すると段々、生徒自身も真似して考えるようになります。教科書や辞書の例文を自分や身近な人物や事象に置き換える力=【イメージして考える力】が育って来るのです。

古文・数学・理科・公民も然り。

by Hirosuke (2015-03-18 09:00) 

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(139): S
キャラの尖った人物とは?
zapper さんか?合格先生か?
That's the question! (笑)

from とof ですか…
アルコールがまわると思いつきやすいので、しばらくお待ちください。

by 後志のおじさん (2015-03-18 09:41) 

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(140): H
>zapper さんか?合格先生か?
     ↓
Both of them!
-------------------------------------------
>zapper さんは、with  anger

>合格先生が、with smile でwith soothing mode に-------------------------------------------
ここで「確かに・・・」と笑ってしまいましたから。

◆イメージ豊かな用例が理解の鍵◆

これが非常に良く解る事例でした。
(このブログ読者ならば。)

学校の先生は漫画やアニメのキャラを使えば良いです。
大丈夫、僕やってますから。(笑)

by Hirosuke (2015-03-18 10:03) 

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(141): Z
大爆笑でありました!
用例を示す、使う場面・使われる場面を示す。
いずれの教科においても大切なことですよね。
でもしかし、「これはそういうものだから、とりあえず覚えてしまいなさい」という指導が横行しています。
英語は特にその傾向が強いって思いますね。
by ZAPPER (2015-03-18 11:17)

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(142): G
「怒っている」のと「なだめる」のは、実は、結構逆の場合が多いかも(笑)。
ただ、ハンナ・アーレントじゃないですが、「悪の凡庸さ」のように、何も考えずに、悪い例を踏襲してしまうことが、最大の悪のような気がします。Zapperさんのブログの授業進度の遅れなどがまさにその通り。

そして、自分みたいな生徒って、確かに、英語の先生から見れば厄介なんでしょうね。質問に行ったら何だかわからない理由で「怒鳴られた」ことがありますよ。でも、立場が変わって、数学の先生だと「お、よく来たな」くらいの感覚で、結構丁寧に教えてもらえるんですよ。きっと、数学の先生って、理詰めできちんと理解させるということが好きなんでしょうね。

厄介ついでにもう一つ、中一の生徒が進行形を習ったあたりで持ってくる質問です。

先生、
He sits on the chair.

He is sitting on the chair.
と、どっちも「座っている」っていう意味になると思うんだけど、どういう場合に使い分けするんですか?

こういうのを、これを見ている学生が学校の先生に質問に行ってくれると面白い。その結果を書き込んでくれるともっと面白い。
ちなみに、最近の教科書は、こういう内容を微妙にさけているような気がしますね。

by 合格先生 (2015-03-19 06:59) 

==============================
(143): E
これ、前にHirosukeさんが彼のブログで解説していました。
当該記事のURLを貼り付けてくれるでしょう。

ところで英語の先生と数学の先生の質問に対する応対の違いについての言及が面白いですね。

>数学の先生だと「お、よく来たな」くらいの感覚で、結構丁寧に教えてもらえるんですよ。

これはよくわかります、わたしもなんでも丁寧に解説することにしています。
当たり前の解説で疑問が解消していない表情を浮かべたら、別の方法をひねり出します。3つくらいやるうちには生徒が納得のいくものにぶつかることが多い。
そういう意味では、数学の先生が英語も教えるというのは意味がある。
数学と英語って学び方が似たところがありますからね。

英語のほうは解説がむずしい。言葉は歴史的な変遷まで追わないと質問に答えられないことも多々あります。there isもそのうちの一つです。質問に答えるべきこちらの知識が決定的に不足しています。
謙虚に学び続けなければ「厄介な質問を投げてくる生徒」に正面から相対することができません。

by ebisu (2015-03-19 08:13)

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(144): S
There is ~ですが、

A +名詞だと、互いの共通認識のないものを主語にするのを英語では避ける。だから主語の場所には、注意を喚起するthere をおく。という説は読んだことがあります。

確かに、A +名詞、で始まる文は余り見かけず、その場合、A の不特定さが強く感じられる。
原則、この理解で宜しいのではないかと思います。

只、there is the もみかけられるのも確かで、

ぼんやりと思っているのは、

The 名詞 is 場所  は~(なら)場所にある。が本当のところで、
単に存在をいうときにはthere is ~とするのではないか?と。
まだ検証中です。いつ頃答がでるかはわかりません(でないかもしれない)。

自分が書くときは、
a ならthere is 、
the ならThe ~is 、でとうしています。

質問に答えられない教師ですか。
科目の違いというより、自分の知識レベルの低さをつつかれたくない、防衛行動ではないかなあ。
数学教員は、数学科か物理学科そして教育学部数学課程(←これが一番レベルが低い)しかなれませんが、英語教員はなんでもありだから。

況して北海道出身の英語教員は、単純暗記でもなんとかとれる英検2級でましな方ですから。説明する知識などないのですよ。

合格先生、ご感想を御願いします!

by 後志のおじさん (2015-03-19 09:31)

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(145): E
<there is ~構文について>

>A +名詞だと、互いの共通認識のないものを主語にするのを英語では避ける。だから主語の場所には、注意を喚起するthere をおく。という説は読んだことがあります。

>確かに、A +名詞、で始まる文は余り見かけず、その場合、A の不特定さが強く感じられる。

>原則、この理解で宜しいのではないかと思います。

「互いに共通認識のないものを主語にするのを避ける」、なるほどと思います。十分な説明でしょう。
大西泰斗先生だったと思いますが、今までの話題とは別の話題をひょいと吊り上げて提示するような状況で使うという説明をしていました。

言葉の変遷史のほうからみると、thereではなくてitだった時代があるようなのです。だから、thereに変わった理由もなにかあるのでしょう。

いつごろからthere構文が使われるようになったのか、「よくわからんからOEDを引いてみよう」とぶつぶつ言いながら調べ始める先生がいたらすごい。時代が変われば言葉も変わるとは誰でも言いますが、いつ、どういうふうに変わったのかを知る人は稀です。
たとえ答えが「OEDを引いても結局よくわからない」ということであっても、高校生の時代にそういう先生に出会えたらうれしかっただろうと想像します。


>数学教員は、数学科か物理学科そして教育学部数学課程(←これが一番レベルが低い)しかなれませんが、

>英語教員はなんでもありだから。

数学教員に比べて英語教員の専門知識のレベルが著しく低いというのは残念ながら現実ですね。
by ebisu (2015-03-19 11:54) 

==============================
(146): H
>これ、前にHirosukeさんが
>彼のブログで解説していました。
>当該記事のURLを貼り付けてくれるでしょう。
   ↓
◆合格先生の質問◆の件ですね。
-------------------------------------
He sits on the chair.

He is sitting on the chair.
と、どっちも「座っている」っていう意味になると思うんだけど、どういう場合に使い分けするんですか?
--------------------------------------

◆Hirosuke解説◆
【動詞】と【ing】の話(1)(2)(3)
(1)
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2010-01-31
(2)
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2010-002-07
(3)
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2010-02-28

be動詞【です・いる・ある・なる】を使った簡易な説明方法もあります。ただし、万能ではなく、その場しのぎですが。生徒の理解度に応じて段階的に【正しい】知識を与えて行けば良いと考えています。

by Hirosuke (2015-03-19 12:02)


==============================
(147): H
>自分が書くときは、
>a ならthere is 、
>the ならThe ~is 、でとうしています。
   ↓
言い換えれば、
【初出⇒There is(are) a ~(s) ...】
【既出⇒The ~(s) is(are) ...】

僕は、これを昔話『桃太郎』で説明します。

「むかーし昔その昔、ある所に(ある)お爺さんと(ある)お婆さんが住んでいました。(その)お爺さんは山へ柴刈りに、(その)お婆さんは川へ洗濯に行きました。と、そこへ・・・」

「本当は【the=その】じゃないけどね。」
と付け加えた上で。

by Hirosuke (2015-03-20 00:55) 

==============================
(148): G
後志のおじさんへ
このthere isの説明もすごい! なにか、自分の中にある濁った血液が浄化されていくような感じです。
なるほど、だから、白雪姫の冒頭、
Once upon a time,there lived a witch~の場合もthereが文頭に出て来るんですね。
自分が学生時代に聞いていた話だと「英語の場合、主語が長いのを嫌う」っていうことで、それがIt~for~to~の時にも出てきていましたが。

それから、ひょっとしたら、自分の当たった教師がよっくなかったのかもしれませんが、同じ知識がないとしても、社会科あたりだと「きちんと調べてきてくれて、後で教えてくれる」んですよ。ところが、英語の場合、「それはそういうものだ」でおしまいにされていたような気がします。これ、高校の話なんですけれども。

さらに厄介者の質問ですが、中1後半、canでの質問
Can you play the piano?
って
「あなたはピアノを弾けますか?」って訳すの?
それとも
「ピアノを弾いてくれませんか?」って訳すの?
どっちがいいんですか?

実は、自分、canの教科書の扱いは、非常にまずいと思っているんですよ。
by 合格先生 (2015-03-20 05:57) 

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(149): E
 せっかくですから、読者の皆さんのために昔話の冒頭のセンテンスを五つ紹介します。

Once upon a time, there lived a beautiful queen, and one winter, as she sat sewing at her window.(白雪姫)

Once upon a time, there lived two brothers: Cassim and Ali Baba.(アリババと40人の盗賊)

Once upon a time, there lived a woodcutter with his sife and twolittle children.(ヘンゼルとグレーテル)

Once upon a time, there was a pig and she had three sweet little piglets that she loved very much.(3匹の子豚)

Once upon a time, there was an age when people lived in peace and hapiness.(パンドラの箱)

there livedのthereは「あるところ」ですね。hereではないあるところthereだとうわけです。後志のおじさんが「注意喚起」のthereと解説してくれました。
この場合のthereははっきり意味がある。
4番目の'there was a pig'も「あるところに豚が一匹あったとさ」ということだからthereはただの形式ではなくhereではない「あるところに」という意味が込められています。
5番目は「あるところに」と訳すには無理があります。thereが抽象化されてhere=今ではない、人間が平和で幸福な時代がどこか遠い昔にありました、とい意味でしょう。
主語が来る前の注意喚起という形式化された意味合いが濃くなっているように感じます。

「there lived a ~」「there was a ~」、不定冠詞付の名詞句が来ています。
「a beautiful queen」は何人もいる美しい王女のなかから、話題に載せたい一人をひょいと吊り上げる感じがします。「two brothers」も同じで、世の中に兄弟はたくさんいるが、その中からカシムとアリババという兄弟をひょいとつまみあげて話題に載せる。
三匹の子豚も同様です。たくさんいるお母さん豚から、めんこい三匹の子豚のいるお母さん豚をひょいとつまみあげて話題に載せる。
たくさんなる中から、選んでひょいと持ってくる感覚が、単数名詞なら不定冠詞付きのものと相性がいいのでしょう。このあたりの不定冠詞の感覚が生徒たちにはなかなかつかめません。もちろん、先生たちが適切な説明をしていないからです。

こうしてみてくると、どうやらthereはもともとは倒置法だったようみみえます。
ここではない「あるところに」という場所をあらわす句が冒頭に倒置されたのが、形式化したという説明が無理がなさそうです。
本当にそうかどうかは、英語の学者の研究に任せましょう。(笑)

by ebisu (2015-03-20 09:11)

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(150): S
まるで、冬の生徒相手の説明の紙上再現を求められているみたいですが………

~できる、

日本語でも英語でも
能力をいう場合と、条件が整っていることをいう場合があります。
ことりちゃんが、
ほのかちゃんに
「ほのかちゃん、アナ雪のLet it go 、岩手弁で歌える?」
と聞く場合と、

担任に、
「放課後、6時から、ステージで歌えるかな?」

と聞くようなものです。

英語の場合、条件を問うのは主語が何であってもcanを使ってよい。
但し、「能力をむやみに訪ねるのは、不快感を与える」ので、

Can you play the piano? は絶対に不可。
この場合は
Do you play the piano?

でも、他の語句がついて、条件がメインだよとなればOK。

Can you ski in Okinawa?
Can you play the piano for me?
Can you make sukiyaki for dinner?

など。

高校の教師だからといって、英語で、北海道ないしか知られていない有名な○星大学出が多く、しかも、教師になってから研鑽を積まないのが北海道教員の文学ですから、当然のことでしょう。

その大学出身の、高校教師が、

People singing that song were ……

を人々はその歌を歌っていたと訳して、その後に詰まり、
私の生徒が「歌を歌っている人々は」だよと教えてあげたら、
「何でだ?どうしてそうなるんだ?」と半ば、逆ギレモードの教師に、15分相手させれたそうです

by 後志のおじさん (2015-03-20 09:30)

==============================
(151): E
たくさんの文例を消化して、文章に関するセンスを磨かなければ、後志のおじさんの次のような解説は無理ですね。
---------------------------------
英語の場合、条件を問うのは主語が何であってもcanを使ってよい。
但し、「能力をむやみに訪ねるのは、不快感を与える」ので、

Can you play the piano? は絶対に不可。
この場合は
Do you play the piano?

でも、他の語句がついて、条件がメインだよとなればOK。

Can you ski in Okinawa?
-----------------------------------

受験参考書にこういう説明はないし、ネイティブが書く本にもこういうあたりまえのことは言わずもがなで書くわけがありません。だから、日本人はそのあたりのことをある程度の英文を読んで感知するしかありません。

thereのところでも、不定冠詞のaで始まる文はほとんど見かけないというのも、読んだ分量が背景にあってこそ言えることではないでしょうか。

全部が壹は言いませんが、大部分の学校の英語の先生に共通するのは次のふたつに集約できそうです。

①読んだ英文の絶対量の不足
②言葉に対するセンスの欠如

①は努力で補えますが、②は努力の問題を越えている部分があります。数学も同じことが言えます、センスのいい者はごく少数います。

aで始まる文はないかと、生物学と経営学と言語学の専門書の冒頭数ページをサーチして見ましたが、ありませんでした。

思いつくのは、本のタイトルのみ、A.スミスの『諸国民の富』です。
An inquiry into the nature and causes of the wealth of nations

不定冠詞には諸国民の富に関する諸研究の内の一つであるという謙虚さと、それらと区別すべき一まとまりの内容をもった研究であるというスミスの自負を感じます。
35歳のときに出版した『道徳感情論』は定冠詞がついています。もろもろある研究のひとつではなく、これが道徳感情論だという強い自己主張が読み取れます。この本でスミスは名声を博し、その社会的地位を築きました。
The theory of moral sentiments

言語に関するセンスは少数の人しか持ち合わせない、だからセンスのよい人に質問を投げて聞いてみるしかありません。

参考書にもネイティブの書いた本にもみあたらないcanの使い方の解説、ありがとうございます。
中学校や高校の英語の先生たちに、授業でこのcanの解説をとりあげてもらいたいと思います。

ついでですから、話題になっていたthere構文に関して、「There is the ~」の文例を見つけたので書いておきます。ドラッガーの『マネジメント』の最初のページに出てきます。

There were the beginnings of big business---but only the beginnings.

このthereは「そこでは」という限定された場所をあらわす意味が強い。この文の前にある文章をthereが受けていいます。だから用法が異なると解釈していいのだろうと思われます。
この文例は次の文のthereを強調するためになされた倒置と解釈すべきでしょう。
The beginnings of big business were there.

参考までに、直前の文を引用しておきます。

The rest of society was diffused in countless molecules: small workshops, samll schools, the individual professional---whether doctor or lawyer--- practicing by himself, the farmer , the craftsman, the neighiborhood retail store, ando so on.

英語はとっても楽しい(笑)

by ebisu (2015-03-20 11:50)

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(152): H
>People singing that song were ……
   ↓
僕の生徒なら、こう図解すれば一発理解です。

>People singing that song 【were】 ……
-----------------------は

以前にも言いましたが【 】は実際には四角囲みです。
常に【動詞】の登場タイミングを意識させる為です。
--------------------------------------------
~は【~する】(~を・に・が)// どこ / いつ / その他。
--------------------------------------------

これ↑を換言するなら、   
------------------------------------------
◆【~する】が登場した瞬間に「~は」が決定する!◆
------------------------------------------
by Hirosuke (2015-03-20 12:01)

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(153): E
Hirosukeさんがやって見せてくれたように本動詞が判別がつけばいいのですが・・・

>People singing that song 【were】 ……

この文例はまだ単純なほうです。一つのセンテンスの中に動詞がいくつも出てくるケースは何が本動詞か迷う生徒のほうが圧倒的に多く、珍訳をやらかします。

たくさんの英文を読みなれていない生徒たちに、なぜそれが本動詞なのか解説しなければならない。そういうときにチョムスキーの生成文法が役に立ちます。
シンプル・センテンスにばらしてみせて、今度はシンプル・センテンスから節構造や句構造に組み上げていく過程をやって見せてあげる。英字新聞記事はそういう解説をすることが多い。難関大学の2次試験レベルあるいは大学院入試レベルの技かな。

教科書レベルでは関係節の組み込みはワン・センテンスに最大2個までですが、英字新聞は3個のものがたまに出てきます。普段からワンランク上のレベルのテクストを読みなれておけばいい。

それにしても、さほど複雑ではないこの程度の文の構造を読み誤るようでは、初心に帰って勉強しなおすべきですね。
謙虚で素直な心をもっていれば怖いものナシです。間違えるたびに学べます。(笑)

by ebisu (2015-03-20 23:56) 

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(154): H

>Can you play the piano?
   ↓
--------------------------------------------
~は【~する】(~を・に・が)// どこ / いつ / その他。
--------------------------------------------
に当てはめて分析してみます。

この文のカタチでは、
「// どこ / いつ / その他」が存在しない故に、
その発言者のキモチが、
「場所・時間・理由とか何も関係なく無条件に」
と相手には響いてしまうんです。

>能力をいう場合と、
>条件が整っていることをいう場合があります。
   ↓
だから僕は特に区別して教えてません。
常にカタチ・イミ・キモチで説明します。

「~しても良い。」のイミでの can と may の使い分けは明確に区別が必要。
----------------------------------
can ~ ⇒上下関係ナシ⇒ ~してイイ
may ~ ⇒上下関係アリ⇒ ~してヨロシイ
----------------------------------
違いを知らない先生が多い。辞書・参考書・問題集の解説も非常に不適切。これらを混同して使うと相手に不愉快な思いをさせる。子供の世界では殴り合いの種に、ビジネスの世界では商談が破綻する恐れもある。

by Hirosuke (2015-03-20 23:57) 
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(155): S
だから、特に、区別して教えてません。
そうですか。

だから、ですか。
なるべく使わないようにしてきましたが、
面倒くさいから、これからは「文法用語」を使って投稿します。

by 後志のおじさん (2015-03-21 00:45)

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(156): H
後志のおじさん

「僕は」ですよ。
「こんな教え方もある」と受け取って頂ければ。

by Hirosuke (2015-03-21 00:50) 

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(157): G
後志のおじさんへ
解説、ありがとうございます。これ、例の
Can you speak English?
は、「できるのか?」と聞いていることになるので、相手に失礼に当たる、というやつですよね。

それで、実は、このcanに関しては、自分の珍説があるので、馬鹿なやつめ、と笑いながら聞いてください。

自分の珍説は、canの現在形を条件なしに使った場合、おもに会話で出てくると思うのですが、単に「できる」という意味ではなく、「今できる」「今すぐできる」という「今」という概念がくっついてくるというものです。例えば、
Can you lend me your car tomorrow?
と言えば、明日、貸してくれという意味ですが、
Can you lend me your car?
とtomorrowを外してしまうと「今、ちょっと貸してくれ」というニュアンスになりますよね。

Can you open the door?
も、今、開けてくれ、という意味です。

Can I use your pen?
も、今、使わせてくれ、ですよね。

Can I borrow your pen?
とやれば、オーケーが出ると、その場でペンをポケットにしまって、そのまま持っていくでしょう。

そして、海外留学やホームステイした人のブログに結構書かれているのは、自己紹介で、
I can play the piano.
と言ったときに、どこにピアノがあるの? という反応をされた、というものです。

ここで、この文章を疑問文にした
Can I play the piano?
は、ピアノを目の前にして、今、ピアノ弾いてもいい?
のニュアンスだろうと。
これを平叙文に直して語尾をあげ、疑問の形
I can play the piano?
と言っても、疑問文とニュアンスは同じだろうと。
そうなると、元の文
I can play the piano.
は「私、今、ピアノが弾けるよ」と言っているのと同じニュアンスになり、そうなると、それを聞いた人たちが「今、弾くと言ったって、ピアノはどこにあるの?」という反応になってくるだろうと推測できます。だから、この文の問題は冠詞のtheではなく、canの方のニュアンスが違っているのではないか、ということなんです。

そうすると、
Can you play the piano?
をピアノのないところで言った場合、「今、弾けと言われても、そんなピアノどこにある」という話になったり、中にはふざけてピアノの弾き真似をしだしたりするような反応が返ってくるのではないか、と推測できます。
逆に、ピアノがあるところでは、
Can you play the piano? I'll sing.
(今、ピアノを弾いてくれないか? 俺、歌うから)
というようなやり取りは実際にあるのではないか、と思っています。

また、
Can you speak English?
については、今、英語を話してくれ、というニュアンスになり、場合によっては「(お前、アメリカ人なんだろ、だったら)今、何か英語をしゃべってみろよ」という意味にもとられるため、そうなると、当然、相手は怒ってしまうのではないか、と考えられます。
ということで、能力を聞いているのとは、ちょっと別の考え方なんですが、こういうことを考えるのって、面白くないですか?

ちなみに、わからないことが起きると逆切れみたいになってしまうのは、やっぱり英語の先生なのかな~と思いますね~。
by 合格先生 (2015-03-21 05:15) 

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(158): G
Hirosukeさんへ
sitとsittingの違い、見ました。ありがとうございます。
それで、自分の方では、こんなふうにやっています。
sittingの例では、辞書だと小鳥の例を扱っているのが多いですよね(実際には座るという意味とは違う例ですが)。
A bird is sitting on the branch.
(鳥が枝にとまっている)

それで、現在形というのは、過去・現在・未来である程度継続性をもったもの、ということで、そこから過去や未来が切り離されたものが進行形になる、という感覚です。
ただ、中1の進行形が出た段階では、まだ、単語も文法もイメージも湧かない状態だろうと思うので、この場面では単純に、鳥の例のように
「ちょっと目を離したらいなくなっていた(未来の欠如)」で進行形、「しばらくして振り返ってみて、まだ、座っている状態が想定される場合現在形」という話をしています。このあと、少しずつ状況がつかめるようになってから、その都度、内容を追加するというような進め方ですね。
こういうのは、どうでしょうか?
by 合格先生 (2015-03-21 05:38)

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(159): S
「条件なしに」
I can speak Japanese. と彼らが発話したら、
その後に、当然、自分の能力を示すために
Sukiyaki, Ninja, anime, tomodachi, などと続けてくるでしょうね。

ただ、これは米国での会話の作法によるものであって、(他の英語圏のことは知りません。)
I can が、現在に限定されるとするのは無理があると思います。
留学生の体験というものでも、

I can play the piano.

で言葉を切ってしまったからではないですか?

すぐに、
I' d like to play some pieces before you someday.
とでも続けておけば「今に限定されません。」

Can you cook the fish with soy sauce?

は能力を尋ねるので、レストランで、調理法をリクエストする時にさえ、使わない、
20年程前、ラジオ英会話で、マーシャ クラカワさんが、「キッパリ」いってました。
こういう時に、受動態が登場して、

Can the fish be cooked with soy sauce ?

となるのだそうですよ。

by 後志のおじさん (2015-03-21 08:49) 

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(160): H
>マーシャ クラカワさん

懐かしい!中1時代(35年前!)のNHKラジオ『基礎英語』を思い出します。テーマ音楽と共に、「講師は小島義郎先生、アシスタントはマーシャ クラカワさんです。」とアナウンスされたのが耳に残っています。

>ラジオ英会話で、マーシャ クラカワさんが、
   ↓
もう1つ思い出しましたが、今から僕は留守にします。
スルーじゃありません。again

by Hirosuke (2015-03-21 09:33) 

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*#2991 中学英語教育わいわいがやがや(1) Mar.5,2015 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2015-03-04-1

 #2992 中学英語教育わいわいがやがや(2)  Mar.6, 2015
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2015-03-05

 #2996「中学英語教育わいわいがやがや(3) :51~74まで」投稿欄より
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2015-03-10

 #3002 中学英語教育わいわいがやがや(4):#75~96 英語力養成基本トレーニングメニュー公開 Mar. 18, 2015 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2015-03-18

 #3009 中学英語教育わいわいがやがや(5):#97~130 withとas Mar. 22, 2015  
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2015-03-22-3

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*#2423 'IAEA members give grief over leaks' Sep. 28, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-09-29

 #2435 "#2423の一文解説" Oct.4, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-10-04-1

 #2443 仮定法ってなんだろう?(1):コメント投稿欄での議論 Oct. 10, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-10-09-1

 #2444 仮定法ってなんだろう?(2):コメント投稿欄での議論 Oct. 10, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-10-10-1

 #2445 仮定法ってなんだろう?(3):コメント投稿欄での議論 Oct. 10, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-10-10-2

 #2446 仮定法とは何か(1) : Boys be ambitious. Oct. 11, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-10-11

 #2447 仮定法とは何か(2): 概念規定と基本型 Oct.13, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-10-12

 #2449 假定法とは何か(3): Swanの説明 Oct. 14, 2013 
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 #2452 仮定法とは何か(4):国文法学者の見解 Oct. 16, 2013 
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 #2453 仮定法とは何か(5) : 国文学者の見解ー2  Oct. 17, 2013
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