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#2992 中学英語教育わいわいがやがや(2) : 26~50  Mar.6, 2015  [80.英語談義 (コメント欄から)]

 投稿紹介の2回目です、後志のおじさんが"be up for"の例文を二つ挙げてくれたので、話題は前置詞や副詞に移ってきました。前置詞、日本人には冠詞の扱いと共にこれが手ごわい。動きや空間の位置関係を示唆するものですから、動詞と組み合わさってさまざまな状態、動作、位置関係、動きの方向ばかりでなく、心的な状態まで、発話者のイメージに具体性を与えることができるので複雑です。ドイツ人やフランス人は類似の前置詞や副詞が母国語にあるので、理解に問題を生じることは殆どないでしょうが、日本人にはむずかしい。
 日本人はむずかしい文は理解できるのに、簡単な前置詞や副詞の組み合わせでできた文、ネイティブなら小学生でもわかるような英語が理解できない、指導法やトレーニング法に問題ありというのが後志のおじさんの意見です。
 さて、どういう議論が展開することになるのかebisuも興味津々、ドキドキワクワクです。この分野は後志のおじさんの独壇場、その勉強法も含めて学ぶことがたくさんあります。ワンフレーズをエンドレスで回し、意味をイメージしながら、ぴったりあわせて音読を繰り返し三回書いてみる、なるほどそういう学習法があったのですか、いくつになってもその気さえあれば学べるものです。Hirosukeさんのイメージを場面の思い浮かべながらの音読も、ただ音読するのと比べると効果がまるで違ってきます。自分の性格にあう方法はどれなのかと考えながら中高生のみなさんは読んでください。そして相性のいい方法を試してみてください。
 英語学習の動機は三人三様、パレットには絵の具が三色載っています。


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(26): S
救い上げるため、ではなく
本来の学習のメソッドとして何をどうやったらいいのか?
という論点で、
中学生に一から授業をするならば
という前提で書いているのですが。

頭から文を読む。「単語」の訳語を先に並べて訳語を見て訳をつくる、漢文読みが後志の英語教育。だから、単語の訳をいって、訳文のプリントを配ってあとは英単語ビンゴや雑談で時間をつぶして終わり。練習のしかたも教えていないし、どれだけできるか?できていないか?何もチェックもしなければできない子にsuggestion さえしない。

北海道では、小学校は「のびのびやればよい」期間であって、学習習慣問題もついていなければ、漢字練習や計算練習のやり方すら身に付いていない。

40字くらいの日本語文を5回読んで書きとらせても、助詞、助動詞が正確に書けない。書かれた文字を読むことがないから文の理解ができない。それでも計算ができるから、「自分は、頭がいい。」と思っている。
日本では落ちこぼれ、低学力層が、北海道では落ちこぼれではない。みんなそうだから。

正直なところ、そういう学校を許容し、子供に本も読ませず、ほったらかしてきたのが北海道の地域性ですからその結果は自ら甘受すればいい、というより自己責任です。

その結果、ニセコでは、英語をしゃべれる日本人の高時給者の下に地元民がはたらく。低学力の北海道民は、日本人の下でしか働けなくなる図式が、JRに続き、現れているのです。

そういう状況下、日本の常識を北海道の教育現場にもたらそう、という先生の活動のサポートのサポートのつもりで書いています。

英文を頭から読んで、リンクをとるのは、随分前に書いていますから、

「訳」という代物、英語の語順で直訳のまま内容を理解させる「中間日本語」というメソッドを20年前に関西の先生の研究会が作っています。

I have a dream. をいきなり「わたしには夢がある。」と教えるのではなく、「わたしは もつ、夢を」と置かせるのですね。それから、どんなことをいっているのか考えさせて初めて「訳」を作る。中学校の授業としてはいいやり方だと思っています。「中間日本語」という言葉は私のいう「読み」と同じだろうと。

be up for については、また後程書きます。この辺りから、授業メソッドではなく、教師の知識レベルが問われるヤマでしょう。

by 後志のおじさん (2015-02-28 07:55)

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(27): E
市街化地域の3中学校の英語授業を何度か見学させてもらって、いくつか具体的な問題を感じたので、中学英語の指導の仕方について、いろいろな角度から投稿欄で議論してみようというのが、今回のテーマです。

>しばらく僕は黙りますね。

遠慮しなくていいですよ。
思ったことを書いていただいて、管理者としては歓迎です。
意見の違いや、反発、同意、賛意、共感、どれもそれぞれに読む側にとっては意味があります。
学校の先生たちも、新米、ベテラン、それぞれの自分の指導の仕方と比較しながら読んでもらうとありがたい。そして匿名で投稿してくれたら、もっとうれしい。
もちろん、シンクタンクの方の研究材料に使わせてもらいます。

だからいろんなご意見、歓迎です。(笑)
by ebisu (2015-03-01 22:19) 

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(28): E
「中間日本語」は面白いですね。
わたしは英作文の指導をするときに、英語の並びに日本語の文で使われている単語を並び替えます。
ワードオーダーに大きな違いがあるので、英語のワード・オーダー(語順)の説明をします。「中間日本語」に相当するのではないでしょうか。
五文型には場所と時間の情報が文の要素として入ってきませんから、それを補足してやると生徒はうまく処理できるようになります。語順の問題は学習指導要領にいれてもらいたい。

後志のおじさんの議論を聞いていて気がついたのですが、中学校のときに2年半習ったE先生は三回読んで、和訳するだけ、後は雑談でしたが、「中間日本語」での説明があれば、十分だったのですね。

>I have a dream. をいきなり「わたしには夢がある。」と教えるのではなく、「わたしは もつ、夢を」と置かせるのですね。>それから、どんなことをいっているのか考えさせて初めて「訳」を作る。中学校の授業としてはいいやり方だと思っています。
>「中間日本語」という言葉は私のいう「読み」と同じだろうと。


英語の並びのまま日本語を充てて、日本語の文(和訳)を考えさせるというのは中1の授業では効果が大きそうですね。試して生徒の反応をみてみます。
どの先生でもやれる普遍的な方法論であるところがすばらしい。

チャンク単位で、頭から読んでいく読み方は高校生になってからしていますが、日本語テクストの文脈を読むのが上手でないと、単語の羅列が意味となってつながらない。やはり、日本語テクストの文脈把握力が英文理解の基礎をなしているようです。

小学校と中学校の時代に、日本語の本をたくさん読んで読解力と文脈把握力、そして語彙力を磨いておいてほしいと思います。

>be up for については、また後程書きます。この辺りから、授業メソッドではなく、教師の知識レベルが問われるヤマでしょう。

こんなところかなと書いてはみましたが、前後関係がないのでよくわかりません。誰もが知っている副詞と前置詞ですが簡単ではありません、切れ味のよい解説を期待しています。
by ebisu (2015-03-01 22:39) 

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(29): H
お言葉に甘えまして復帰します。

--------------------------------------------
~は【~する】(~を・に・が)// どこ / いつ / その他。
--------------------------------------------
僕の中間日本語の教え方です。

 【  】の部分は実際には四角で囲みます。
常に動詞を中心に意識させるためです。

応用バージョン
---------------------------------------------
どこ / いつ / その他// ~は【~する】(~を・に・が)。
---------------------------------------------

発展バージョン
---------------------------------------------
どこ / いつ / その他// ~は【~する】(~を・に・が)// どこ / いつ / その他。
---------------------------------------------
中学英語なら、これで90%超をカバーできます。

by Hirosuke (2015-03-02 00:25) 
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(30): S
英語教育or method で最大のガンが、単語。

訳語をいって終わり。50年前のベストセラーだった「試験に出る英単語」の、一単語一訳語方式が受験業界に定着して弊害が蔓延しています。
だから、センターまではなんとかなっても、ホクダイ上の二次試験の生の英語に苦労する。センター試験は、日本の英語学習者対象の本物ではない(間違ってはいないけど)英語ですから。

語を教える時、訳語を言う前に、イメージを語り、そこに訳語を貼りつける。中1からやれば、高校のベネッセ模試SS 60切りません。

be 動詞は、日本語文の「何が何だ。」「何がどんなだ。」「何がいる(ある)。」の文を作るマーク。
up : 意欲的に、立ち上がる感じ
for: 対象を意識している感じ

これだけでは伝わりにくいですが、

be up for: 主語が何かを意識して、立ちはだかっている様子です。そのイメージを表しているなら訳文はなんでもいい、が、試験テクニックとして、採点者うけする訳文も教えておく必要があるのがうっとうしい。

基本動詞も、しっかりイメージをもたせる。
leave なんか、訳語で覚えている人には得体の知れないものの一つでしょう。

「熟語」も構成する一語一語のイメージに分解してから訳語を伝える。

前置詞や動詞のイメージを紹介した本は結構出ています。本当は、英英辞典がいいのですが。
語の基本コンセプトがしっかりすると
読みのスピードが上がります。また聞き取りの力もつきます。日本語にするというプロセスがなくなりますから。

あと、前回述べた「中間日本語」という言葉ですが、思い違いでした。中津遼子さんの造語で直訳っぽい日本語文のことで、語順は日本語のものです。

by 後志のおじさん (2015-03-02 01:35)

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(31): H
>leave なんか、訳語で覚えている人には
>得体の知れないものの一つでしょう。
   ↓
【動画イメージ】ですからね。
辞書の字面だけ読んでも見えて来ません。
個々の意味は連続した渾然一体なのですから。

数年前ですが【動画イメージ】を解説した記事です。
-------------------------------------------
ナルニアでわかる command の本当の意味
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2008-07-19
-------------------------------------------
by Hirosuke (2015-03-02 02:02) 

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(32): E
>英語教育or method で最大のガンが、単語。

慧眼ですね、そう思っていましたが、教え方が見つかりませんでした。
根室高校生も毎週「夢タン」の暗記テストにあえいでいます。(笑)

>だから、センターまではなんとかなっても、ホクダイ上の二次試験の生の英語に苦労する。センター試験は、日本の英語学習者対象の本物ではない(間違ってはいないけど)英語ですから。

そういう観点からは英字新聞記事読解トレーニングは2次試験ようですね。センター試験の長文問題はお子様ランチ。

>語を教える時、訳語を言う前に、イメージを語り、そこに訳語を貼りつける。中1からやれば、高校のベネッセ模試SS 60切りません。

単語のイメージを語ることはたやすくありません。中学校の先生がどなたでもできるレベルではないでしょうね。
わたしもコア・イメージがわからないものがたくさんあります。
英英辞典のほうがコア・イメージがつかみやすいことは事実のようです。同じ内容でも、日本語になっているとまったく別に見えてしまい、コア・イメージをつかみづらい。

例に挙げていただいた、leave。英英辞典のCALDでは、
go away ①
not take ②
remain ③
stop ⑥
wait ⑦
after death ⑧
・・・

とこうなっており、そのあとに解説がなされています。
『GENIUS4版』でも大体その通りなんですが、日本語で書いてあるので、それぞれの訳語が別々に見えてしまい、イメージの共通項がつかみにくい。
中高生が英和辞典や電子辞書で単語のイメージを独力でつかむというのは98%の生徒には無理。

手もとに『イメージ活用英和辞典』(政村秀實著、小学館)があります。「leave 1」には次の解説が載っています。
-------------------------------
「場所を離れる;置いていかれる ■行為者からみると<場所を離れる;置いていく>、被行為者から見ると<置いていかれる→忘れられる」
-------------------------------

この辞書なかなか優れものですね。
用例も冒頭が泣かせるものを選んでいます。
-------------------------------
I don't want to leave my elderly parent behind.
(年老いた両親を置いていきたくはない)

If anything should happen to me, I will leave everything to you.
(わたしに何かのことがあれば、君にすべてを任せるよ)
Leave me alone.
(構わないで)
My husband had left me for another woman.
(夫はわたしを捨ててほかの女に走ってしまった)
Some things are best left alone.
(放っておくのがいちばんいい場合もある)
Don't leave your car running while you run in a store to pick something up.
(途中でちょっと買い物に店に入るときに、車のエンジンをかけっぱなしではだめですよ)
-------------------------------
leaveはコア・イメージをつかんでいないと処理がなかなかむずかしい単語のひとつですね。

>be 動詞は、日本語文の「何が何だ。」「何がどんなだ。」「何がいる(ある)。」の文を作るマーク。

これはほとんど一緒です。日本語の「何が何だ」「何がどんなだ」「何がある」、イコール・マーク。be動詞自体はイコールマークか存在記号。

問題は前置詞です。いまだにわかった気がしていません。動詞と関連していますからほとんどの先生が苦手でしょう。
『inがわかれば英語が見えてくる』リチャード・キム著 三修社
『今までにない前置詞講義』西村喜久著 プレイス
『前置詞がわかれば英語がわかる』刀祢雅彦著 ジャパンタイムズ社

これら3冊の本を読んでも、ある程度はわかるが、帯に短したすきに長しの感がぬぐえません。7割ぐらいがわかれば十分と考えたらいいのかもしれません。

>He is up for English.
>English is up for him.

---------------------------------
up : 意欲的に、立ち上がる感じ
for: 対象を意識している感じ
これだけでは伝わりにくいですが、
be up for: 主語が何かを意識して、立ちはだかっている様子です。そのイメージを表しているなら訳文はなんでもいい、が、試験テクニックとして、採点者うけする訳文も教えておく必要があるのがうっとうしい。
---------------------------------

最初の文は「かれが英語に果敢に立ち上がっているイメージ」でしょうか?だとすると、わたしが最初のほうでやった訳「英語に向かって上のほうにいる」⇒「英語がかなりできる」は間違いですね。正解はこれかな?
「かれは英語に挑んでいる」

2番目は英語のほうがかれに対して立ち上がっているイメージだとすると、
「英語はかれには手の届かないほど高いところにある」

熟語をその構成要素ひとつひとつのイメージから解説できる技倆をお持ちの先生は中学校にはほとんどいないでしょうね。
ですが、英語の指導で目指すべき方向はよく伝わりました。

by ebisu (2015-03-02 09:16) 

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(33): H
>問題は前置詞です。
>いまだにわかった気がしていません。
>動詞と関連していますからほとんどの先生が苦手でしょう。
(中略)
>これら3冊の本を読んでも、ある程度はわかるが、
>帯に短したすきに長しの感がぬぐえません。
>7割ぐらいがわかれば十分と考えたらいいのかもしれません。
   ↓
僕も英検準1級に合格しながら前置詞が理解できず、説明に苦慮していました。そんな時に見つけたのが大西 泰斗(著)『ネイティブ・スピーカーの前置詞』。僕の読んだ前置詞本の中でも最高傑作です。薄い本なので全てを解説しているわけではありません。ですが、【イメージ】で把握するという画期的な方法を吸収できたので、直接には解説されていない前置詞や、名詞・動詞・形容詞・副詞にも、さらには短文から長文へと多方面に【イメージ】を応用して使う事が出来るようになりました。ただし、この本は解説に使う言葉が非常に独特・個性的・非学問的で馬鹿馬鹿しい位ふざけています。「そもそも前置詞という分類がナンセンス。」とか書いてあります。だからこそ僕は理解できたので、僕は自分の生徒にも真面目ぶらずに、ふざけた解説をします。その方が英語が大嫌いな生徒でも理解吸収しやすいからです。学校の先生も【ふざけながら核心と本質を突く】という大西先生のような高度なテクニックを学んで頂きたいと思います。

by Hirosuke (2015-03-02 10:39) 

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(34): E
Hirosukeさんのcommandの動画イメージ解説、見事なものです。
「高い場所から全体を見渡し(全状況を判断して)命令)する」

先ほどやったように、commandを英英辞典のCALDで引くと、
orderとviewが挙げられています。orderは解説不要ですから、後者だけ見ましょう。

view 4. to give a view

orderとview、これら二つの単語からからcommandの適切な動画イメージをつむぎだすにはかなり想像力を必要とするのではないでしょうか。
教育大を卒業した普通の先生が動画イメージにたどり着くには10年以上の修業を必要とするでしょうね。一般大学の英文科卒でも卒業してから数年間の修業期間ナシには考えられません。基本動詞のイメージに関しては頼りにすべき参考文献すらないのですから。

『英語基本動詞辞典』小西友七編集、研究社、1980年を引くと、
-------------------------------
1.概説 この語の中心的意味は、「権威をもって命令を下す」ことで、命令を下す人物は神、君主、上官、船長などのように命令する権威、権力を有していることが含意される。また、命令、支配する力を持っていることから「物を自由に使える」ことにも意味が拡大された。さらに、「行為が尊厳などを集める(に値する)、場所などが主語になって「景色などを見渡せる」ことにも使われる。
-------------------------------
この辞書は基本動詞辞典としては国内最大のものです。これを用いても、Hirosukeさんの動画イメージ「高いところから全体を見渡している」に近づくのは困難です。「命令する」と「景色を見渡す」ことをつなげて、共通のイメージに統合するのは大変難しい作業ではありませんか?

『イメージ活用辞典』のcomandの項には、「com強くmand任す⇒任せきる⇒責任を負わせる⇒命じる・命令」となっています。
専門家のイメージ解説すらこのありさまでは、普通の中学校の先生が基本動詞のコア・イメージを生徒に適切に解説するのは不可能に近いのではないでしょうか。

後志のおじさんもHirosukeさんも、たくさんの文を読むことで、膨大な用例に出遭って、基本単語のコア・イメージを己の引き出しの中に溜め込んできたというのが実態ではないでしょうか。

学問に王道ナシ、という言葉の意味は重い、日々努力するしかありません。

ネット時代ですから、基本単語のコア・イメージに関するバンクをどなたかが立ち上げてくれたらいい。
こういう社会的な事業・運動を資金面からバックアップしようという会社はありませんか?
シンクタンクはそういう契機をつくるための場に利用できる可能性があります。
世のため人のため・・・、そういう人たちが集まればなんとかなりそうですね。
by ebisu (2015-03-02 11:06)

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(35): S
また、道北道東で大雪みたいですね。そちらが大雪の時は、実は後志ではほとんど降らず今年は実に雪が少ない。除雪機販売店のおやじさんが、修理の仕事が入らずねをあげています。


英語と日本語の大きな違いの一つは

日本語は、主語と目的語が、人か動物かものかで、動詞が変わります。が、英語は同じに扱うことです。

だから、大学入試問題の長文みたいな、論説文や評論文用の訳語しか覚えていないと、ネイティブがネイティブ対象に書いたありふれた文が読めないのです。

形容詞についても、似たようなことが言えます。

前置詞、副詞にいたっては「中学校単語」だから流されるし、

名詞にしても、カバーする範囲の違いなど意識の外。(例。本と名詞のbookの違い)

TOEIC700の2つの壁の一つがこれだと思います。

逆に中学生の内から、イメージを意識していると、語彙の壁はあるにしても大学に入ってからすんなりペーパーバックに入っていけます。


up ですが、上ではなく、上に、つまり動きのイメージが入っています。be up for では主語が呑み込もうとするような、

だから、
He is なら楽勝だ、とか向いている、

English is なら、手強い、てを焼いているとか荷が重い、でしょうか。


学習者側(教員は、当然)安直に訳語を丸暗記するのではなく、何故こんな訳語になるのか?を考える。ばらばらな訳語が羅列されているなら、その向こう側の意識の世界に思いを馳せてみる。答が見つからなくても。

上級者をめざすなら、ぜひ心がけていただきたいと思います。

(初めのうちはしんどいけど、後でぐっと楽になります。小学校低学年から、文章題をしっかりイメージしてから式を書く子と、上に足し算と書いてあるから、数字だけ拾って式を書く子が、56年生になって、どれ程差がつくか、に匹敵します。)

後、まだリスニングの話が残っています。雪が少ないので、例年の雪かきの時間がまるごと空いています。整理して後程また書きます。

by 後志のおじさん (2015-03-02 11:19) 

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(36): S
因みに私のcommand のイメージですが、

岬の突端の灯台が、海面をなめるように、見下ろすように、光を投げている

です。

by 後志のおじさん (2015-03-02 11:38)
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(37): S
leaveのイメージです。

leave 名詞
名詞→。矢印の動きがleave。これだけです。

日本語力とイメージ力がないと解らないですよね。

だから、イメージを学校の英語の授業で強制するのはいきすぎだろう。でも、多少なりとも、英語が好きだったり、努力できる素地がある子に眼を開かせてあげるきっかけになると思います。

だから、先生たち、生徒に後ろ姿でお手本を見せてやって下さい。前置詞のイメージが、たとえ充分に持てなくても、ご自分の努力する姿勢が、生徒にとって最大の教えになると思いますから。

by 後志のおじさん (2015-03-02 23:16) 

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(38): E
Hirosukeさん、大西泰斗『ネイティブスピーカーの前置詞』はたしかにいい本ですね。
後志のおじさんが「be up for」を例示してくれたので、この本の8番目にあるforを例にとりましょう。
「forの基本イメージは「方向」、日本語では「~に向かって」」、そのあとで「~のため/とって」「目的」「賛成/支持」「原因/理由」「範囲」「期間」と続きます。forが出てきたら、どのforだとなるわけです。適切な判断がつくまでにはたくさんの用例に英文を読む中で出くわさないといけません。かなりな用例のインプットがあり、それらをイメージに結びつけて意味解釈を重ねていないと、意味の判断がつきません。
そのうえ他の前置詞と意味のかぶるものも含まれていますから、実際には実に複雑なんです。

そういう作業ができているHirosukeさんは、たくさんの英文を音読したり、聞いたり、見たりしているからこそ語のイメージで判断できるのでしょう。そうとうな英文データベースが頭の中に入っていて、語のイメージを語れるのではないですか?

単語の意味のコア・イメージがなんであるかを意識してたくさんの英文を読むことで、判断がつくようになるというところあたりまでは、普遍的なこととして了解できそうですね。
by ebisu (2015-03-02 23:23)
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(39): E
後志のおじさん

塾へ行く間際の、2時ころにまた除雪しました。たっぷり水分を吸った重い雪でしたね。あいにくとブルが車道への出口をふさいでくれたので、ずっしり重い塊をママダンプで歩道脇に積み上げました。それから3回目の食事して教室まで・・・大学受験生の数Ⅱに4時半から9時まで、7時半からそれと併行して中2の数学授業をしてきました。

さて、be up forの解説ありがとうございます。最初の理解でよかったようですね。

>学習者側(教員は、当然)安直に訳語を丸暗記するのではなく、何故こんな訳語になるのか?を考える。ばらばらな訳語が羅列されているなら、その向こう側の意識の世界に思いを馳せてみる。答が見つからなくても。
>上級者をめざすなら、ぜひ心がけていただきたいと思います。

ばらばらな訳語の向こう側にあるものをイメージしてみることが、考えること。どういう構えで辞書を引くかということが、積み重なるととても大きい力に結実することになるのですから、教える側は口をすっぱくして言わなければなりませんね。
電子辞書ではスクロールしないといろんな意味が見えません、紙の辞書ならいろんな意味を一度に視界に収められます。単語のイメージ養成には紙の辞書が圧倒的に有利ですね。

commandのイメージを絵が見えるように具体的に書いてくれましたが、10年の修行では無理ですね。
>岬の突端の灯台が、海面をなめるように、見下ろすように、光を投げている

見事なものです。イメージですから伝達するのに言葉にすると、かなり脱落が生じます。日本語でイメージを具体的に表現すること自体、かなりな筆力を要求しています。
まあ、勉強はきりがない、だから一生勉強。

leaveのイメージについて追記してくれたところで、面白いことに言及されました。
>leave 名詞
>名詞→。矢印の動きがleave。これだけです。

>日本語力とイメージ力がないと解らないですよね。

日本語を見ても、脳にイメージが湧かない生徒がいます。どんな情景かイメージが湧かない、数学がとってもできる生徒でも、空間図形のイメージはできても、言葉のイメージができないというタイプがいます。以前、類型わけをして論じたことがありました。
こういうタイプの生徒は、日本語でも苦労するが、英語でも脳にイメージを結実できないので、たいへんだろうなと思います。
言葉から具体的な情景や心的状態をありありとイメージできるタイプの生徒は、本を読むのが楽しいからいくらでも読むようになる。言語を意味として消化する力が大きくなるし、文脈もイメージできるから長い文章の理解が格段に精確になるのでしょう。

英語の単語や文章からイメージをつむげるか否かということが、英文理解に大きな役割を果たしているようです。数学と同じですね。イメージ化能力の大きさが数学でも英語でも学力に直結しているように感じます。

>日本語力とイメージ力がないと解らないですよね。
>だから、イメージを学校の英語の授業で強制するのはいきすぎだろう。
>でも、多少なりとも、英語が好きだったり、努力できる素地がある子に眼を開かせてあげるきっかけになると思います。

>だから、先生たち、生徒に後ろ姿でお手本を見せてやって下さい。前置詞のイメージが、たとえ充分に持てなくても、ご自分の努力する姿勢が、生徒にとって最大の教えになると思いますから。

なるほどね、前置詞のイメージを伝えるという姿勢が指導上のキモですか。そうすれば、何人かの生徒はそういう方向で勉強をするようになります。
by ebisu (2015-03-02 23:57)

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(40): E
大西先生の著書に『ネイティブスピーカーの単語力 1 基本動詞』(研究社、1999年)があります。

この本で基本動詞のイメージトレーニングを試みるのもいい。基本動詞を9類型に分けて論じています。
たとえば、「haveは位置関係を表す言葉」とか、伝達を表す言葉として、speak、talk、tell、sayの使い分けなど。

目からうろこが落ちます。(笑)
by ebisu (2015-03-03 00:09) 
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(41): S
私が、言いたかったのは、

日本の多くの人にとって、大学入試英語が目標となってしまっているが、難関大学入試問題が解けるのが英語学習の目的みたいな感覚は、おかしいのではないか、ということなのです。

その結果、大学入試問題はそこそこできるがネイティブの子供向け読み物が読めない優等生ができあがるのはおかしいだろうと。

私は、手探りで英語をマスター(かな?)したつもりです。納得できないことは、頑としてはね除けた高校生時代が有ります。周りの誰もが「出る単」の何番までやった!と躍起になる姿に背を向けていました
私のイメージ把握は、仮説と検証の往復の所産です。確かに、英文を読んだり話したりしてきました。
でも、圧倒的な量という程ではないと思います。
お気に触った部分があったみたいですので。
真意をご理解下さい。Hirosukeさんの投稿に対してではないと思いますので。

by 後志のおじさん (2015-03-03 00:35)


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(42): H
僕の【leave】の教え方。
-----------------------------
   ◎→→→→→→→→
-----------------------------
◎が、いわゆる名詞ですが例の如く文法用語は使いません。
この図も特に描きません。
生徒が【leave】について質問して来たらチャンス!
目前でパントマイム風に演じるのです。
生徒はキョトンとします。
そこで今度はスローモーションで。
今度は辞書に出てるバラバラ訳語を乗っけながら。
-----------------------------
   ◎→→→→→→→→
-----------------------------
「あーーーー!」
ひとまず理解した生徒には更に本人に演じさせます。
「え、やだー!」とか言いますが無理矢理。(笑)
もう完全に納得し忘れられません。

by Hirosuke (2015-03-03 09:55)

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(43): H
大西先生の『ネイティブスピーカーの単語力 1 基本動詞』(研究社、1999年)も前置詞と同時期の英検準1級合格後に読みました。これで得た知識も非常に多いです。出版当時、大西先生は異端児でした。最近の中学生向け辞書は大西先生の成果を取り入れた作りになっていて、僕達の学生時代の物より遥かに理解しやすい。それでも理解できない生徒がいる。「イラストは飾りのオマケ。」だと思っていて、よく見ていない。考えてない。

だから僕は【leave】をパントマイム風に教えるのです。
-----------------------------
   ◎→→→→→→→→
-----------------------------
最後に「辞書とは、こうやって読むんだぞ!」と付け加えて。

by Hirosuke (2015-03-03 10:12)
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(44): H
【leave】にばかり焦点を当ててしまいましたが、まずは【come】と【go】の正しい【イメージ】を中1で教えて欲しいです。
------------------------
【come】は「来る」じゃないぞ。
【go】は「行く」じゃないぞ。
英語は【イメージ】だぞ!
「意味」じゃないんだぞ!
------------------------
by Hirosuke (2015-03-03 10:23)

==============================
(45): S
読んだ本のジャンルが大幅に違っているのですね。

30年くらい前に、短期間米国暮らしをしてリスニングで苦労したけどなんとか話せるようになり、帰国後鈍らせたらもったいないから勉強を続けた。読んだ本は、小説やノンフィクション、子供のころに読んだ翻訳本の元本、新聞くらいで、専門書はあまり読んでないです。逆にイメージ力強化には良かったかなとも思います。


さて、いみじくも、ebisu さんのコメントの中に、再び英語学習の目的は何かが浮上したようです。

どんな英語の使い手を作ろうとするのか?

1.ネイティブの知的レベルの高い人と対等の英語力をもつ人。

これは、極めて少数でしょうね。

2.ノンネイティブとしてコミュニケーション能力が、ある人。
こうした人が、企業では必要なのでしょう。
何かの知識プラス英語力、というところでしょうか。

英検2級くらいが下限でしょう。

3.販売店や飲食店の店員さんが務まるくらい。英検準2くらい。外国人観光客が多い北海道では、こうした人ももっと必要でしょう。ニセコでは、最低限の会話ができると、スーパーのパートさんの時給が100円高くなるとか。


高校の、オールイングリッシュの授業というのは、第二グループを意識しているのではないかと思います。

けど、しっかりした英語耳を持たなければ、絵に描いた餅の世界ですね。

使える英語は、
1.間違ってもいいから先ずはしゃべってみること。
2.聞き取れること。
3.ノンネイティブとして、通じる発音ができること。口をしっかり閉じることのないカタカナ読みでは、何をいっているのかさっぱりわかりません。

この点で、発音をまともに指導できない小学校の英語は、百害有って、の世界です。最初に、おかしな音の癖をつけてしまうと後で直すのが大変です。

by 後志のおじさん (2015-03-03 10:35) 

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(46): S
go

→主語の目的とするところ


come

→主語の気持ちのありか

上の矢印の動きですね。


開隆堂のsunshine中3に

There goes the chime.

という文が有ります。

どんな説明を学校ではやっているのだろう?
訳の押し付けなら最悪ですね。やらない方がいい。


by 後志のおじさん (2015-03-03 10:44) 
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(47): E
(「高校3年」を「大学3年」と間違えて書いていたことに気がついたので、再アップしたので、後志のおじさんの投稿と順序が反対になりました。すみません。)

ははは、ちっとも気に障っていません、考えすぎです。ついでですから、大事なところを分析してみたいと思います。

>その結果、大学入試問題はそこそこできるがネイティブの子供向け読み物が読めない優等生ができあがるのはおかしいだろうと。

ここは痛いところです。
副詞や形容詞や前置詞はネイティブのこどもたちは感情表現、状況のニュアンスや心的状態を適確に表現したくて、自然に身につけるものでしょう。
そういう過程がわたくしの学習法を振り返るとありません。
学校教育の英語でもそういうところが欠落しています。
それはそれでいいのではないかと考えます。理由を挙げる必要がありますね。

学習の動機に関わることなんです。
面倒だから自分の例で話しますね。受験英語の勉強は商学部会計学科へ入学するまではしたことがありませんでした。学校の定期テストの勉強はしましたがね。高校3年の12月までは大学受験をするつもりがありませんでした。金融機関に就職して公認会計士になるつもりで、2次試験の勉強に没頭していたので、受験英語を勉強する暇などなかったというのが実情です。(笑)

振り返ると二つ流れがありました。
ひとつは大学院で理論経済学の研究がしたくて大学院入試をクリアするために英語の学習が必要だったこと。経済学の専門書が読めなくては受験できません。
もう一つは、『資本論』や『経済学批判要綱』を読んでいくうちに、英語版やドイツ語版で疑問の箇所を確認しなければならないところまで会計学科の時代に研究が進んだこと。

2週間ほどでホンビーの動詞パターン25だったかな、400ページを超える文法書を読みきりました。でも、経済学研究で問題となる箇所を読むのに受験英語やそれよりも少し進んだ英文法の参考書では、厳密な英文の解釈に届かない現実に遭遇し、そのあとチョムスキーの生成文法関係の専門書をたまたま板橋区立常磐台図書館で見つけてその関係の本を読み、ようやく納得がいきました。(チョムスキーの著作も後で読むことになりました)
大学院入試でもノートに文を写しながら、400ページを超える経済学説史の専門書を150ページほど読みました。そのあとはノートをとる必要がなくなりました。
仕事でコンピュータシステムや管理会計学、マイクロ波計測、臨床検査などの最先端の専門書読む必要があり、読んでいる内に読めるようになったというのが、わたしの英語勉強の大雑把なところです。
だから、マザーグースなどのほうがわたしにはむずかしい(笑)
その手のものには興味もなかったし、そういうところに手を伸ばすニーズも感じませんでした。

仕事でも英語の必要な場面が何度かありました。ベルトハイムシュローダから染色体出生前検査の専門会社を100億円で買収する話が持ち込まれたときに、向こうのエキスパートが作った200ページほどの資料を読み込んで、評価額が正しいのか、買収語の問題点は何かとかいくつかの論点で稟議が必要でしたので、3日間でまとめて稟議書を作成しました。
そういう仕事はできますが、マザーグースは苦手。

英語の学習の動機が、大学入試であなたが次のように言うのは理解できます、その通りだとも思います。

>その結果、大学入試問題はそこそこできるがネイティブの子供向け読み物が読めない優等生ができあがるのはおかしいだろうと。

その上で、外国語学習がネイティブの子供たちがもっている言語能力を獲得することに重点を置くべきかと問われたら、わたしの意見は「否」です。
でも、小学校や中学校では「イエス」です。そういうものもやっておくべきでしょう。教えるほうはたいへんです。理屈じゃないですから、理屈から入る教授法では歯が立たない。

English is up for us.

大学入試問題に関しては、文法語法問題が嫌いです。英文を読むのにどれほどの必要性があるのか意味がわかりません。例外的な事例を取り上げすぎです。ネイティブがどれだけ得点できるでしょう。
そういう観点から、あなたの次の意見には全面的に賛成です。

>日本の多くの人にとって、大学入試英語が目標となってしまっているが、難関大学入試問題が解けるのが英語学習の目的みたいな感覚は、おかしいのではないか、ということなのです。

英語の学習法に関しては、Hirosukeさんも高校時代に学校英語に背を向けてきた、あなたは背を向けながらも独自の視点を貫き、假説検証しながら英語に接してきた。
さまざまなアプローチのあることが明らかになればいい、そのことが中学校で英語を担当する先生たちや生徒たちの参考になればいいのだと思います。

三人三様、異例な学習法を貫いた、オーソドックスな学習法の人は、どういう意見をもっているのか気になり始めました。

by ebisu (2015-03-03 10:52)

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(48): E
面白い文をピックアップしてくれますね。

>There goes the chime.

話題になかったものをひょいと吊り上げて話題に滑り込ませる役割がthereにはあります。大西泰斗先生の受け売りですが・・・

「ほら、チャイムが鳴っている」

thereにキモチをこめるなら、「ほら」という語をつけたい。わたしには音が遠くへ響き渡る情景が浮かびます。

Once upon a time, there lived an old man and an old woman.

このthere。
thereにはこういう用法があるんだよくらいの説明でさらりと通り過ぎたい箇所です。

はは、専門書ばかり読んでいたらダメですね、中高生に英語も教えているのだから、やっぱり読書の幅を広げる必要がある。
by ebisu (2015-03-03 11:12) 

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(49): E
あ、Hirosukeさんのコメント見落としていました。
そういう文脈で、
>There goes the chime.
がでてきたのですね。
thereではなくて、goとcomeが話題。動きの方向やこころのありどころを二つセットで教えたらわかりやすい。
英語の動詞には運動方向が明確なものが多い。二律背反でものごとを考えがちなのは言語の性質も関係がありそうに思えます。

動詞が日本語とはずいぶん違うから、日本語の動詞で判断するとまるでわけがわからなくなりますね。運用能力を育てるには基本動詞のイメージをしっかり伝えなくてはいけません。

そういう意味では基本動詞中心にそのイメージを教えるのも一つの方法かもしれない。授業の重点をどこに置くかで、説明がずいぶん違ってきそうです。

中学生に戻って個人的な希望を言うと、できたら、中学1年、2年、3年とタイプの異なる教授法の先生にめぐり合えたら幸せ。

わたしの場合は、高校1年生のときのS井先生が最高だった。この先生は北大出、教えたばかりの文型の問題をいきなり100題出題しました。短文100個並べて文型を判断しろというだけ、楽しい授業でした。のちに釧路高専へ転任されました。
by ebisu (2015-03-03 11:58)

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(50): H
僕の英語キャリアはebisuさんと後志さんの中間に位置しています。海外経験は27才のインド出張のみ。その時には英検2級さえ持っていない有様。その顛末の詳細です。
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初の海外【インド】で受けた【超絶】カルチャー・ショック
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2006-07-23
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ここからですね、僕が本気で勉強するようになったのは。英検2級の合格が28才。更に準1級の合格まで3年超。英語講師や塾講師しながら英文テクニカルライターの初仕事を得るのに更に5年を要しました。

この初仕事は、自衛隊機【アメリカ製】の整備マニュアルや操作マニュアルの下訳係。この自衛隊機は、一昨年でしたか、ヨットで遭難して激しく非難されたシンボウさんの捜索に何度も飛びました。アメリカ製ですから全て英語です。最初わからなくて質問したら言われたんです。「わからなきゃイラスト見ながらイメージしろ!それを現物で確認して来い。間違ったら墜落だぞ!」と。

というわけで、僕は実務の中でイメージする力を磨きました。

by Hirosuke (2015-03-03 13:16) 

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*#2985 中学英語教育と考える
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2015-02-23?comment_success=2015-03-04T22:49:09&time=1425476949



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