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#2985 中学校の英語教育を考える(1)  Feb. 23, 2015 [77.中学校英語教育の諸課題]

 中学校のフリー参観授業を6回見させていただいた。いろいろ感じたことがあるので、新たなカテゴリーを設けて、書き綴りたい。
 書いているうちに、方向が定まってくるのではないかと期待している。コメント欄へ皆さんの意見をお寄せいただいたら、本欄へアップして紹介するつもりである。漢字変換ミスなどケアレスミスは私自身が頻繁にやるので、自分のコメントを直すのと一緒に、修正させてもらうので、気にしないで投稿してくれていい。

 なぜ、あらたなカテゴリー区分を設定したのかについて書いておきたい。わたしは教育関係のシンクタンクでボランティア活動をしている。そのシンクタンクで英語教育について実際に教えている先生たちの研修、そして生徒たちの学力改善に資する生産的な議論をするために、広くいろいろな人の意見を訊いておきたいと思ったからである。
 ただお聞きするのでは申し訳ないから、いくつか論点を提供したい。

■ 学習指導要領の扱い
■ 高校の英語授業との兼ね合いでどこまで教えるか
■ 高校はオール・イングリッシュの英語授業をやっている
■ 習熟度別クラス編成は必要か?
■ 授業参観で感じた現状の授業の問題点
■ クリアすべき諸課題

 わたしが提示した論点だけに絞ったのではより重要な、そして角度の違った視点を見逃す可能性が大きい、そうした欠点をできるだけカバーしたい。

*シンクタンクとは北海道教育文化研究所である。




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<コメント欄への投稿紹介>

投稿者ハンドルネーム略号
 G ⇒合格先生
 E ⇒ebisu
 H ⇒Hirosukeさん
 S ⇒後志のおじさん
(投稿順)

G:(1)幼児英語教育法のチャンツ(chant)方式を小5でやるのは問題あり
 児童の発達段階に応じた教授法をすべきではないか
 小学5年6年でチャンツ方式でやっているような児童は英会話の学校に行っても英語力がついていないのではないか?
 小学校高学年でチャンツ方式を続けることへの警鐘

E:(2)「読み・書き」の前に「発音」あり
 小学生の耳は大人よりも高周波の子音を聞き分けているから、間違った音をインプットして真似を繰り返したらあとから直すのがたいへん。教える先生たちに一定の「発音トレーニング研修」を課すべきではないか。
*[発音指導における教師の役割怪しい発音指導の正体]
http://www.eigokyoikunews.com/columns/taishukan/2005/11/post_28.html

E:(3)チャンツ方式は小5でも、中学生でも、高校生でも単語を暗記する方法としては有効
 だが、発達段階に応じた工夫を否定するものではない。しかし、一歩進んだchunk(意味の塊)ごとにチャンツして、頭の中の引き出しへ放り込むことは中学生でなければ無理だろう。中学生になれば、文章丸ごとチャンツして、それを書いてみるという、「読み・書き」併用トレーニングが有効。語学は案外単純なことを繰り返すのが効果的だ。
 問題点を挙げると、男の脳はそういう単純・繰り返し作業を嫌う傾向があるから、対照的な理詰め方式のトレーニング法も用意すべきではないか?

E:(4)「読み・書き」トレーニングにはフォニックスを併用すべきと思う
 [k] : shock book 
 [チ]: change teacher Tibet
 ローマ字を習うので、その綴り方と混乱を起こす生徒がすくなくない。中学校でも教える先生は少ないのではないか。

E:(5)本を読んでいない生徒は高校生になってから英語の学力が伸びなくなる傾向アリ
 日本語語彙の貧困化が小学生や中学生の間で急速に進んでいる。少年団や部活、そしてラインやチャット、ネットゲーム、パソコン利用などが生活時間の大半を占めており、小学生の読書時間が消滅しつつある。小学校では英語よりも日本語の良質のテクスト音読授業をやるべきではないのか?
 日本語語彙力が小4以下の中学生が2~4割いる現実を直視すべき。数学の文章題は言うに及ばず、国語、社会、理科の授業が理解できない生徒が増えている。先生の説明を頭の中で漢字に置き換えられないのである。小学校に英語授業を導入した人たちは、小中学生の日本語語彙力の実態を知っているのだろうか?このまま放置すれば、「国際人」どころか、日本語が理解できない「怪しい日本人」が量産されることになりそうだ。
 
E:(6)小学校の教員免許は教育大が交付しているが、英語の発音トレーニング授業がないのでは?
 小学生は学校で初めて英語を習うが、インプットされる英語の発音がいい加減だと、耳がそれに慣れてしまい、あとで直すのがたいへん。できないことはやらないほうがいい。中学生よりも小学生相手の英語のほうが高いスキルが必要ではないか?。

H:(8)これを一息に発音できて、生徒にマスターさせられたら教壇にたつもよし
sit shit
hit fit
sing thing
sink think
play pray
please freeze

warm worm
want won’t
walk work

cut cat
uncle ankle
wonder wander

まだまだ一杯ありますが・・・。

S:(9)どういう英語の使い手を、どのくらいの人数(レベルごとに)、どのように養成するのか?
 「英語力+何かの職業上の能力が必要」、一部上場企業のサラリーマンだったことのある後志のおじさんとわたしは、現場を見ていますから、英語力だけでは便利屋としていいように使われるだけということをよく見聞きしています。「専門分野の知識+英語力」、この二つが揃わないと仕事にならないことは当たり前です。 
 通じる英語には子音の発音が重要な役割を果たしている。
 「かなり前、中学校の英語の授業で、音読させているのを聞いた時には、母音しか聞こえず、まったく理解不能でした」

S:(10)中学校の英語は何を目標にしているのか
 文科省の定めた「外国語の教育の目標」を引き合いに出しながら、論点の明確な議論展開の予告あり。

E:(11)中学校英語は変わるべき
①高校英語授業は「オールイングリッシュ」に変わったが、中学校がそれに対応して変わっていない

②学習指導要領は教えるべき最低基準、中学校ではそれを越える授業をしていない
③この10年くらいで英語指導技術が変わったが、中学校の英語授業が対応できていない(具体例を二つ挙げた) 

S:(12)中学校で英語を担当している先生たちへの「英検3級レベル」のサジェッション
 「必須項目」二つ。
1. wordと文の覚え方をきっちり指導して、テストでモチベーションを維持すること。

2 英文の構造を、せめて5文型程度でもいいから日本語との対応を理解させること。

 「将来の英語力向上に望ましい項目」三つ
1. リスニング能力
2. 通じる発音
3. 語の、イメージ的、概念的理解
   特に、冠詞と前置詞(分速150語以上のスピードで読むor 聞く上で、決定的に重要です。)

 そして、日本人全員が英語がぺらぺらにならなければという、強迫観念は棄てるべきで、そういう必要はない。

E:(13)
「必須項目」の1番目をもうすこし噛み砕いて、具体的に説明いただけませんか?

>こんな風に私は考えています。(みんなが英語ペラペラ←このペラペラが日本人の正体不明の憧れみたいに思えてなりません。になる必要はありませんから。)

わたしもそう思います。
日本語がしっかり読み書きできて、英語がぺらぺらで読み書きできるなんて人は、人口の1%だって望むべくもありません。
このままでは、日本語の読み書きが満足にできず、英語も読み書きできない「日本人」が量産されるのでしょう。

S:(14)>「1. wordと文の覚え方をきっちり指導して、テストでモチベーションを維持すること」を具体的に説明。

第一ステップ
アルファベットをきちんと書けるようにさせること。(北海道では、こうしたことすら学校では行われていません!)
aとu、hとn とr 、vとrの区別がつかない子が多いですよね

第二ステップ
文として、語の区切りを正しく書けるようにさせること。中学生の半数以上は、語がどこで切れるのか不明な、ただアルファベットを並べただけのものしか書けません。

第三ステップ
語の覚え方。ebisu さんや合格先生が書いておられるやり方で、中2くらいまではよろしいかと思います。早ければ中1の半ばくらいから、ただ音読して書くだけでいい。一度に書く回数は、一回。多くとも3回。これを最低30回時間をずらして繰り返す10語なら1度に1分くらいしかかからないから30回やってもせいぜい30分です。

文の練習方法

初め、見ながら音読、見ないで言えるまで。言えるようになったら2回文を見ないで書く
上級者をめざすなら、一文をエンドレス再生をかけて、音にあわせてすらすら言えるまで練習する
たいして時間はかかりません。中学生なら一日1時間くらいでしょうか

H:(15) 異論アリ
 書かせる指導は必要なし。欧米は昔からタイプライターを使い、手書きの習慣ナシという文化。ビジネス文書も学校の定期考査もタイプライターで文書を作成するのが普通。いまでは授業にもノートPCやタブレットを授業中に持ち込むのが当たり前。
 書かない文化でも言語は育つ。書く練習は必要なのか?
 第三ステップ以降をパソコンソフト、タブレットPC、スマホなどで習得させる方法を提案したい。もちろんCDやDVDなどを使った音読練習は必須。

S:(16) 具体例での反論
>Hirosuke さんの論にのってみましょう。

>中1対象に
>He is up for English.
>English is up for him.
>一つ一つの文をそれぞれ一秒で、通じる発音で生徒に発音できるようにさせて、どんな内容をいっているのか理解させて、会話などの場面で言えるようにさせてください。「単語」は全て、中一レベルです。
>どうやりますか?

>因みに私は、何かを習得する上では、自分の体を動かしてやらねばならないと確信しています。体にしみこませて五感を駆使してしっかり自分のものにする。勉強でもスポーツでも楽器でも。

E:(17) 極論の効用 問題の本質があらわになること
Hirosukeさんのobjection、ありがたいですね。
中学英語の指導法をいろんな角度から検討して、漏れができるだけ少なくなるようにしたいのです。

マルクスは『資本論』で、なんども極論を例に挙げて説明しています。極論は問題の在り処を明確にするからです。そういう効果をHirosukeさんの論を読んで感じたしだいです。
・・・
日本では「読み書き算盤」トレーニング文化は四百年の伝統を持つ。世界中で基礎学力のトレーニングに庶民レベルで400年の歴史と伝統を持っている国は日本のほかにはない。伝統的な教育法、指導法である「読み・書き・そろばん」を見直すべきではないのか?江戸時代に私塾が3万あったといわれている。こんなにたくさんの私塾があった国は日本だけ。そういう教育システムで「読み・書き・そろばん」のトレーニングが行われてきた。

H:(18) 体を使って五感を駆使して技能を自分のものにするというメソッドには全面的に賛成
>これを実現するのが【イメージ音読】でしょう。【イメージ音読】なら幼児でも出来る。電子機器も必要ない。

 イメージ音読のみで十分だから、書くというトレーニングは不要。Hirosukeさんはそれで指導効果を上げている。ユニークな指導法である。詳細は投稿をごらんあれ。


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コメント 75

合格先生

コーナーの立ち上げ、ありがとうございます。

まず、自分が疑問に思っていることを書いてみます。
英語を習い始める子に教える方法が、幼児教育の方法であるということに疑問を感じるんですよ。3~5歳を対象にした教え方で小5・6年に教えてどうなんだ、ということですね。
例えばチャンツなんていう、手をたたきながら「dog dog・・・」というやつ。これ、3歳くらいの子なら面白がってやるかもしれませんが、小5の子どもたちにやって、子どもたち楽しいとは思わないでしょう。もし、これで楽しいと言っている子がいたら、それは、本人が楽しいと思っているのではなく、「楽しいって言わないと一生懸命やっている先生がかわいそう」という先生に気を使っているレベルですよね。そして、これを小5でも小6でもやっているような英会話教室に通っている子は、結局、英語は全然できるようになっていないんです。この辺は統計をとってみると面白いと思いますが。でも、これ、学校の指導法に入っているんですよ。

いくら英語が初心者だからといって、英語初心者である幼児教育法を導入するのは、明らかに間違いであって、習う側の年齢に合わせた指導法にするべきだと思うんです。
by 合格先生 (2015-02-23 21:53) 

ebisu

幼児教育法のチャンツというのは、同じ単語を繰り返すものですね。
Chant out loud(お経を読む)

単語でやったら、ある程度の意味の塊の句単位でやればいいのでしょう。
いずれにせよ過半数の生徒は初めてでしょうから、入り口としてはありでしょうね。それだけで何度もやるのは芸がなさすぎ。

最近わかったことがあります。高校生が英語の単語が覚えられないというので、2時間ほど付き合いました。ほんとうに下手なんです。目で追って覚えようとしています。電子辞書にマークをつけた単語の日本語が出てきて、その単語をタイピングすると正解不正解が判定される機能があるようで、一生懸命にやっているけど覚え切れない。
やっぱり、大きな声で5~10回音読を繰り返して、手で書かないと覚えにくいものなんです。
この生徒はやり方が悪かっただけ。
そういう意味で、語学は大きな声で繰り返し音読、そして書いてみるのが、英単語記憶の王道です。
電子辞書にタイピングではなかなか覚えられなくて当たり前。

チャンツは次の順序でやっていけばいいのではないでしょうか。
単語⇒チャンク(chunk)⇒センテンス

小学校で意味の塊でのチャンツをやるのは無理でしょうね。成績上位の三分の一くらいの生徒対象なら大丈夫でしょう。

そこうしてみると、低いところにあわせざるをえない小学校英語の限界が見えるような気がします。ほんとうに小学校で英語をやる意味あるんでしょうかね?本を読む子供が激減しているので、小学生の半分は母国語語彙が危機的状況です。
いいテクストを選んで、意味がわからなくても週に2時間くらいは、みんなで大声で本を読み通す授業をやってもらいたい。

いや、脱線しました。
チャンツはやっても早々に切り上げるとして、小5の生徒にはどういう指導がありえますか?
あまり考えたことがないので、逆にわたしのほうから具体論をお伺いしたい。

小学校でチャンツをやるなら、子音の発音をきちんとやってもらいたい。中学校の先生よりもその辺は要件がきびしい。
pとf
bとv
thとs
dとt

わたしは小学校の教員免許では小学校の英語教育を担当するのは技能的に無理があると思います。
そしてやる必要もない。でも、やるとしたらどういう具体論があるのかということは意味のある議論です。
by ebisu (2015-02-23 22:52) 

ebisu

なぜ子音の発音をことさら例に出したのかについて具体的な説明が必要ですね。
子供の耳はわたしたちと違って、高周波がよく聞きとれるんです。そういういい耳に、日本式の子音の発音の音声が入力されたら、耳はそれにならされてしまいます。子音は周波数が高い、日本語で使われる周波数帯域よりも数倍高い。日本語は2500Hzくらいが一番高いところですが、英語の子音は空気の出し方が3倍くらい鋭い。周波数も上のほうは3倍ほどもあります。
だから日本人の教師にプラスしてネイティブのアシスタントティチャーを使うのでしょうが、ネイティブは日本語が話せない。単独での授業は無理、イージーなチャンツ方式が主体になってしまいます。

小学校の英語教育の狙いがなんなのかを洗いなおす必要があります。たしか、国際人を育成するためだったと記憶しますが、小学生の半数に近い人数が本を読まず、日本語語彙が貧弱で、日本語運用能力が著しく低下しつつある現状を考えると、英語の授業時間を日本語の音読トレーニングに充ててもらいたい。

いま述べたように、もろもろ知友があって、全部の生徒を対象にする小学校で英語教育をやる必要はない。必要だというなら、成績上位の一部の子供たちがお金をかけて英会話学校へ行けばいいとわたしは思います。

全員に小学校から英語の教育をする必要はないでしょう?
日本全国で1~2万人も英語の達人がいたら、それで外交も民間企業も十分です。人口5000人に一人の割合でいれば十分ではないでしょうか。

英語の達人になりたい人だけが、小学生から英会話学校へ通えばいい。インターネットで東南アジアの国々の英語講師と会話トレーニングは実に安価で可能な時代です。

小学校で英語をやる必要を感じないので、わたしはこのカテゴリーで扱うテーマを中学校英語教育にピントを絞ってみたのです。

でも、見落としがあるといけませんから、議論を続けましょう。

英語の達人は小学校から英語をやった人ではなく、ニーズがあって高校生や大学生になってからやった人が多いのではないでしょうか。

友人の遠藤利國が20年前に単行本で出版した『戦略の歴史』と改訂し、中央公論社から文庫本で出版されました。今日、届いて読み始めました。切れのよい日本語になっていますが、それはかれの日本語の運用能力が高いからでしょう。小学生のときから英語の勉強をしていたわけではありません。哲学に興味が湧いて、必要な文献を原書で読むうちに英語力を含めた語学力が飛躍的に強化されたのだろうと思います。
内容については別途、弊ブログで紹介します。1096年に第一回十字軍が出発しています。現在のキリスト教国とイスラム世界との戦いは千年の歴史があります。そういう意味では高校世界史の学習は大きな意味があります。なぜ戦争が起きるのかについて広い知見があれば、日本はどちらの宗教にも加担すべきでないことがはっきりわかるでしょう。

翻訳力も英語力の内に含まれますが、日本語の語彙力や高い作文能力がなければやれるものではありません。土台(日本語後威力)がしっかりしていないと英語力も貧弱なものになります。小学校の英語教育はその土台の部分をすっ飛ばしているようにみえる、というのがわたしの意見です。
by ebisu (2015-02-23 23:44) 

ebisu

思いつくまま書き込んで、後でコメント欄で議論の中間整理をする予定です。そして本欄へ全部のコメントをアップし、それらの論点を整理してまとめて、読者の便に資するように、本欄で展開します。

「読み・書き」という基礎学力の点からチェックしてみると、英語教育はその前に発音という段階があります。
前回いくつか子音の発音を例に挙げましたが、追加すると、
gとk :dog, song, book, shock
mとn 

これらもある程度の発音トレーニングを受けていないとかなり怪しい、いやほとんどでたらめになるでしょう。

小学校の教員免許は教育大が付与しますが、発音トレーニング授業を入れないとダメですね。小学生の耳はわたしたちよりも日本語では使っていない帯域の高周波を聞き取っています。だから、小学校でいい加減な発音で教えたら、そのままインプットしてしまい、あとで困ったことになります。慣れてしまうと、それを消すのが一苦労です。水泳だって我流で癖のある泳ぎ方が身についてしまった子供をあとで直すのはらいへんな労力が必要になります。それならやらないほうがいい。
残念なことですが、小学校では必要な準備なしに英語の授業が始まってしまっています。せめて、すでに先生になっている方々には、発音研修を義務付けるくらいのことはやるべきです。

小学校の英語授業にフォニックスを導入すればいいのだろうと思います。ローマ字綴りでいけるものと、それでは書けないものを並べて比較しながら教えたらいい。
同じ[k ]の発音でも、綴りはc, k, ckと三種類あります。
ローマ字と英語の綴りの違いに戸惑い、そこでストップしてしまう生徒は少なくありません。
発音と綴りの違いについて、中学校の先生たちのほとんどがきちんと教えていないからです。
中学校の英語の先生たちが、フォニックスを習っていないのではないかと推測しています。機会があったら、先生たちに訊いてみたい。2割はいないでしょうね。

一般大学では英語関係学部たとえば、英米文学部あるいは英米文学科を卒業しないと英語の免許は下りませんが、教育大は何でもありです。特別なトレーニングなしにどの科目でも教えられるという、システム自体の問題もあります。
教育大の教員免許システムについて、詳しい知識がないので、これも先生たちに訊いてみたい。

「読み・書き」の前に発音に関するトレーニングが小中学校の先生たちに必要だ、そして読みと綴りの違いを組織的に教えるためにフォニックスを導入すべきだというのが、今回のコメントの要旨です。
by ebisu (2015-02-24 08:48) 

ZAPPER

お隣の白糠町の学力状況です。
同町は小中学生の英語教育と中国語教育を売りにして久しく経ちますが、結果はこのようなものです。
読み・書き・計算の基礎力を育むべき旬の時期に、余計なこと(失礼)に多大な時間を費やしてしまったツケがこの結果に出ていると個人的に考えています。
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg./hk/gky/gks/h26chosa/249-shiranuka.pdf
by ZAPPER (2015-02-24 10:48) 

ebisu

ZAPPERさん

白糠町は文科省の「教育課程特例校」に指定されているのですね。お示しのURLへジャンプできないので、白糠町の教育委員会を検索したらありました。
http://www.town.shiranuka.lg.jp/web/PD_Cont.nsf/0/897AF126C4F14990492578C4000DCA0B?OpenDocument

これにはどういう問題が生じたかはでていません。
どういう評価になっているのか知りたいのですが、道教委内の検索方法を教えてください。
by ebisu (2015-02-24 11:35) 

ZAPPER

http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/gky/gakuryoku.htm

掲載した市町村名及び掲載ページ~白糠町
になります。
by ZAPPER (2015-02-24 12:08) 

Hirosuke

こんな人は英語を教える資格なしです。
    ↓
-------------------------------------
下記のリストを迷わず一息に発音できない人。
区別できない危険性を具体的に説明できない人。
自分は言えても生徒にマスターさせられない人。
-------------------------------------
sit shit
hit fit
sing thing
sink think
play pray
please freeze

warm worm
want won’t
walk work

cut cat
uncle ankle
wonder wander

まだまだ一杯ありますが・・・。

by Hirosuke (2015-02-24 13:03) 

後志のおじさん

どういう英語の使い手を、どのくらいの人数(レベルごとに)、どのように養成するのか?

指針がないまま、「雰囲気に流されて」英語教育が語られている気がします。

現実に、TOEIC900だけで、就職先を見つけるのは困難で、英語力+何かの職業上の能力が必要です。TOEIC900といえば、日本では、かなりの英語力と評価されていますが、英語で何かをやるための入口くらいのものです。

逆に、後志の外国人の街、ニセコでは、買い物客相手や、案内人としての英語の求人が多い(英検準2から2級レベル)。しかるに、全道トップレベルの低学力後志には人材の供給力がなく、日本からのリゾートバイトでまかなっている。

社会の側のニーズと学校教育とのギャップは英語教育にも見てとれるようです。


因みに、発音ですが、合格先生の言うとうり「子音」の発音の方が通じる英語には大切です。さらに、日本語は母音中心の音の高低言語なのですが、アクセント(息を多く強く出すところ)を子音にしないと、まったく通じません。

かなり前、中学校の英語の授業で、音読させているのを聞いた時には、母音しか聞こえず、まったく理解不能でした。
by 後志のおじさん (2015-02-24 13:06) 

ebisu

Hirosukeさん

ひさしぶりでした。
こういうリストはお得意の分野でしたね。

>まだまだ一杯ありますが・・・。

十分です(笑)
たったこれだけで怪しいのが三つありました、こっそり辞書を引いて確かめました。誰にも言わないでください、内緒ですよ。
専門書を読むことを主体に英語の勉強をしたので、苦手の分野です。

若い耳は高い周波数の子音を聞き分けていますから、耳から入るのが主体の小学校では、ことさら子音の発音はきちんとトレーニングしてから教えてもらいたい。
by ebisu (2015-02-24 23:49) 

ebisu

後志のおじさん

すっきり整理してくれました、ありがとうございます。

>現実に、TOEIC900だけで、就職先を見つけるのは困難で、英語力+何かの職業上の能力が必要です。

企業人でしたからよくわかります。高校生の皆さん英語だけではダメです。「鬼に金棒」というでしょう「英語+専門分野」、何かの専門分野に秀でていないと、なかなか採用してもらえません。できたら複数の専門分野があったら、「鬼に金棒そしてミサイル」くらいの威力があるでしょう。

>因みに、発音ですが、「子音」の発音の方が通じる英語には大切です。さらに、日本語は母音中心の音の高低言語なのですが、アクセント(息を多く強く出すところ)を子音にしないと、まったく通じません。

息の出し方の強さが違うので、そのあたりをきちんと日本語で説明して教えないと、生徒は真似できません。
そう考えると、小学校で先生とネイティブのアシスタントの組み合わせは、発音指導の点からは合格点はあげられません。
by ebisu (2015-02-24 23:58) 

後志のおじさん

中学校の英語ですが、

正式には外国語という科目名です。教員は、外国語系統なら、誰でも免許がとれます。フランス語や中国語でもいいのです。英語の能力は、従って大学入学時点のレベルくらいしか、教員免許では担保されません。

また、文科省の定めた、外国語教育の目的ですが、使える英語ではないのです。列挙されていますが、なんだ?こりゃ。と思ってしまう事項が多々あります。

何を、目標においての英語の授業を考えるのか?

論点を明確にしつつ、投稿させていただきます。
by 後志のおじさん (2015-02-25 07:18) 

ebisu

教育大学の外国語免許取得システムにも問題ありですか。そしてその能力の担保だ大学入学時の英語程度では授業の内容の高が知れています。

>教員は、外国語系統なら、誰でも免許がとれます。フランス語や中国語でもいいのです。
>英語の能力は、従って大学入学時点のレベルくらいしか、教員免許では担保されません。

それで学習指導要領どおりの授業が多いのですか、そこから抜け出ることができない。文科省は学習指導要領は最低基準だと言い切ったのに、学校現場は相変わらず学習指導要領から抜け出られない。高校英語(オールイングリッシュ)授業を前提に、中学校の英語の先生たちはチャレンジすべきことがあるはずです、まだ具体的な課題が見えていないようです。

30代以降の先生たちが習った英語と、最近十年ほどの英語はずいぶん違います。
willとbe going to, be ~ingの場面による使い分け
have to とmustの使い分けなどは、高校生が使っている副読本の分厚い英文法書には載っていますが、きちんと教えている中学校の英語の先生は少ない。
30代から上の年齢の先生たちが英語を習ったときには、英語の参考書にはその辺りの説明が載っていなかった。英語で書かれた用法辞典には30年も前から記載されていました。
中学英語の先生でもほとんどの人が受験参考書レベルの知識にとどまっていて、専門書を読んでいない。
研修と称して、受験英語レベルの知識で研修を繰り返しても、授業はある程度上手にはなるが、いかんせん知識レベルが低すぎる。

毎日1時間でいいから、専門書を読んで勉強すればいい。生徒に勉強しろとは言うが、自分にはその言葉が向かわない。

教育大と教員免許のシステムの問題と教員の専門知識レベルという問題が二つありそうです。

>何を、目標においての英語の授業を考えるのか?

>論点を明確にしつつ、投稿させていただきます。

期待しています。


by ebisu (2015-02-25 11:19) 

後志のおじさん

北海道教育文化研究所の先生方を意識されておられるわけですから、職業の意識の高い先生へのsuggestion として、英検3級レベルを担保するためには、と絞ってみます。(3級レベルあれば、北海道の高校入試80%以上とれますし!)

「必須項目」
1. wordと文の覚え方をきっちり指導して、テストでモチベーションを維持すること。

2 英文の構造を、せめて5文型程度でもいいから日本語との対応を理解させること。

「将来の英語力向上に望ましい項目」
1. リスニング能力
2. 通じる発音
3. 語の、イメージ的、概念的理解
   特に、冠詞と前置詞(分速150語以上のスピードで読むor 聞く上で、決定的に重要です。)

こんな風に私は考えています。(みんなが英語ペラペラ←このペラペラが日本人の正体不明の憧れみたいに思えてなりません。になる必要はありませんから。)



by 後志のおじさん (2015-02-25 23:24) 

ebisu

後志のおじさん

おはようございます。根室は晴れています、気持ちのよい朝で、いつもより1時間半早く起きてしまいました。

>suggestion として、英検3級レベルを担保するためには、と絞ってみます。(3級レベルあれば、北海道の高校入試80%以上とれますし!)

いくらなんでも英検3級レベルは低すぎですが、3級で北海道立高校入試英語が80%の得点ができることは事実です・・・、うーん、まいったな。

「必須項目」の1番目をもうすこし噛み砕いて、具体的に説明いただけませんか?

>1. wordと文の覚え方をきっちり指導して、テストでモチベーションを維持すること。

2番目はよくわかります。日本語とは並びが違うので、そこのところの理解をしっかりしておいたほうが、英語の読み書き能力が伸びる。

「将来の英語力向上に望ましい項目」の1番目はリスニング能力ですが、3番目と関連していますね。

>特に、冠詞と前置詞(分速150語以上のスピードで読むor 聞く上で、決定的に重要です。)

冠詞や前置詞は弱勢になり速くなるので、音が変わったりほとんど聞こえなかったりしますから、補って聞き取らないと意味が理解できない、とても3級のレベルではないと思いますが・・・(笑)

>こんな風に私は考えています。(みんなが英語ペラペラ←このペラペラが日本人の正体不明の憧れみたいに思えてなりません。になる必要はありませんから。)

わたしもそう思います。
日本語がしっかり読み書きできて、英語がぺらぺらで読み書きできるなんて人は、人口の1%だって望むべくもありません。何を目標に英語教育をするのかということを文科省と英語担当の先生たちに問わなければなりませんね。とっても重要な論点です。

このままでは、日本語の読み書きが満足にできず、英語も読み書きできない「日本人」が量産されるのでしょう。

日本語の読み書きができなければ、日本人としてのアイデンティティも失われます。

by ebisu (2015-02-26 08:03) 

後志のおじさん

確かにとれて当たり前の英検3級を目標にするのは、情けないことですが、

全国の底辺の北海道の底辺の後志では、中3の10%くらいしか取れませんから。根室釧路も同じようなものと思います。まずは底辺の拾い上げをやって、次に首から上を引っ張り上げるのが順当かと。

第一ステップ
アルファベットをきちんと書けるようにさせること。(北海道では、こうしたことすら学校では行われていません!)
aとu、hとn とr 、vとrの区別がつかない子が多いですよね。

第二ステップ
文として、語の区切りを正しく書けるようにさせること。中学生の半数以上は、語がどこで切れるのか不明な、ただアルファベットを並べただけのものしか書けません。

第三ステップ
語の覚え方。ebisu さんや合格先生が書いておられるやり方で、中2くらいまではよろしいかと思います。早ければ中1の半ばくらいから、ただ音読して書くだけでいい。一度に書く回数は、一回。多くとも3回。これを最低30回時間をずらして繰り返す。10語なら1度に1分くらいしかかからないから30回やってもせいぜい30分です。

文の練習方法

初め、見ながら音読、見ないで言えるまで。言えるようになったら2回文を見ないで書く。

上級者をめざすなら、一文をエンドレス再生をかけて、音にあわせてすらすら言えるまで練習する。

たいして時間はかかりません。中学生なら一日1時間くらいでしょうか。



by 後志のおじさん (2015-02-26 12:03) 

ebisu

単語と文の覚え方に関する具体的な解説ありがとうございます。

成績が伸び悩んでいる中学生の皆さんは、自分の勉強の仕方をチェックしてください。

by ebisu (2015-02-27 01:08) 

Hirosuke

ちょっと敢えて異論を唱えます。
-------------------------------------------
第一ステップ
アルファベットをきちんと書けるようにさせること。
aとu、hとn とr 、vとrの区別が
つかない子が多いですよね。
-------------------------------------------
僕は元・英文テクニカルライター⇒現・塾講師です。
うちの塾にもいますよ、こういう生徒。
学校テストで書かされますから直すよう指導してます。
でもねぇ、個人的には、こう思ってるんです。
「もう書かせるのなんか、いっそ止めちゃえば?」と。

英文テクニカルライター時代にアメリカやヨーロッパの人達と何度か仕事しました。彼等が来日し、現場で現物を見ながら色々と指示を書き残して帰国するわけですよ。それを我々ライターが改訂版に反映させる訳ですが、彼等の文字は判読困難な場合が非常に多いのです。全てを崩れた大文字ブロック体で書く人とか、独特な筆記体で書く人とか。彼等の学歴や知的レベルが低いわけじゃないですよ。世界に名だたる一流企業なんですから。では、これは何故か。

欧米には遠い昔からタイプライターが存在しています。企業の文書だけでなく、学生のレポートや定期考査でもタイプライターが使用されてきました。だから欧米では個人的な手紙や小切手に自分の名をサインする以外は手で文字を書く必要なしという文化でした。現代においては手紙なんぞは絶滅し、サインする機会すら激減しています。更には学校でも技術革新が進み、欧米豪では中学・高校でもノートPCやタブレットを授業中に持ち込むのが当たり前。欧米豪の学生は基本的に紙ノートなんか使っていません。

そんな「書かない」文化でも、ちゃんと彼等の言語は育っています。ならば書き練習の必要性や如何に?

日本の英語教育で、先生が第一に【aとu、hとn とr 、vとrの区別】に気を取られ、そこに生徒もエネルギーを第一に注ぐならば、それは【英語】でも【単語】でもなく【アルファベット】でもなく小学生と同じ単なる【ローマ字】でしかありません。

ちなみに【ローマ字】は英語じゃありません。東京都はオリンピック開催に向けて、都内の標識からローマ字を撤廃する事を既に決定しています。

「英語は言葉。意味のあるもの。」

先に発音区別のリストで挙げた単語群には、ちゃんと発音区別しないと命に関わるものが多く含まれています。手書きの文字クセは機械が容易に解決してくれます。今はスペルチェック機能だってあります。数学にエクセルを使う時代。ならば、もうスペリング暗記なんか不要な時代でしょう。こういった機能を使いこなすスキルこそが必要です。

以上の観点から、いきなり第三ステップ以降をワープロなりタブレットなりスマホなりを使用して習得させる方法を提案します。もちろん【CD等の音源を使った音読練習】は必須と考えます。(これさえ実行すれば、ネイティブなんか不要です。)

by Hirosuke (2015-02-27 02:11) 

後志のおじさん

Hirosuke さんの論にのってみましょう。

中1対象に

He is up for English.

English is up for him.

一つ一つの文をそれぞれ一秒で、通じる発音で生徒に発音できるようにさせて、

どんな内容をいっているのか理解させて、会話などの場面で言えるようにさせてください。

「単語」は全て、中一レベルです。
どうやりますか?


因みに私は、何かを習得する上では、自分の体を動かしてやらねばならないと確信しています。体にしみこませて五感を駆使してしっかり自分のものにする。勉強でもスポーツでも楽器でも。

ネイティブが、電子機器で自分の言葉を使うのは、他国の文化の話ですから「ああ、そうですね。」ですが、日本人が、外国語にさわりはじめるときから使うというのはねぇ。アルファベットを書けるようにさせるイコールローマ字を書けるようにさせると言ったつもりはありませんよ。

電子機器を漢字練習も計算練習も、タブレットでやればよい。文章題を解く時にも思考を整理するために図や表を書く必要はない。資格試験の勉強をする時でさえ、手を動かして紙に書くのはおかしい、という論に聞こえますけど。

電子機器は使えますけど、私にはそれで何かができるまで身に付けられる自信はありません。

by 後志のおじさん (2015-02-27 07:40) 

ebisu

Hirosukeさんのobjection、ありがたいですね。
中学英語の指導法をいろんな角度から検討して、漏れができるだけ少なくなるようにしたいのです。

マルクスは『資本論』で、なんども極論を例に挙げて説明しています。極論は問題の在り処を明確にするからです。そういう効果をHirosukeさんの論を読んで感じたしだいです。

1970年代に必要があって欧文タイプライターを購入して、タイピングの練習をしたことがあります。論文にドイツ語の引用資料をつけるためでした。
そのご、産業用エレクトロニクスの輸入商社へ中途入社したとき(1979年)に、隣のシマで仕事をしていた社長秘書がIBM社製の電子タイプライターを使っていました。文字種はパイカを使うのがビジネス現場の常識の時代でした。最高機種でしたから、それを使っていない会社は格が落ちると判断される時代でした。
そのごワープロの時代が5年ほどあり、1980年代半ばからパソコンが仕事で使えるようなレベルに機能が高まり、電子タイプライターは使われなくなりました。

機械式の欧文タイプライターは小指を意識して強く打たないと、文字がかすれました。それからタイプミスの修正がまた大変でした。パソコンのソフトであるワードは圧倒的に便利ですね。スペルはチェックしてくれるし、直すのも簡単です。

だから、機械式タイプライターで仕事をしていた欧米のビジネスマンが、パソコンやタブレットに移っていったのはその理由が実感としてよくわかります。圧倒的に便利だからです。

ワードで文章を書くとして、単語を入力することになりますが、単語を記憶していないとタイピング入力できません。だから、単語を覚えるトレーニングは欧米でも必須のことだと思います。

1ヶ月ほど前に高校生が電子辞書のソフトを利用して、表示された日本語に相当する英単語を画面に入力していました。わずか100個ほどなんですが、なかなか覚えられないのです。
ソフトは便利なのですが、それを使って覚えるのはむずかしい。
ある程度覚えた後で、チェック用に使うには大変便利な機能であると思いました。

もうひとつ、日本は漢字文化圏だということも考慮しなくてはならないと考えます。「書は人なり」の国です。中高生で書道を習っている生徒が案外多いのです。高校生になっても書道を続けている生徒は、きちんと書くと実に美しい文字を書きます。
欧米にはカリオグラフィーというのがありましたね。2世紀以上前の手書き原稿をみると実に美しいものがあります。だが、日本の書道のようには庶民の間に普及していません。庶民が文字を書くなんてことはなかったからでしょう。
日本人は江戸時代から、ほとんどの人が書道を経験してきました。庶民文化として考えても4百年以上の伝統があります。文字を精確にそして美しく書くというのは、日本人にとってだいじな価値観のひとつではないでしょうか?

そして、単語を覚えるにはやはり繰り返し音読し繰り返し書くことが最良の方法のように思えます。高校生が電子辞書を使って、なかなか覚えられないのを最近目撃し、4時間ほど付き合って、いっそうそういう思いを強くしました。

数学についても米国はプログラマブル・キャリュキュレータを使って高校の授業をしていますし、大学入試でも当然のように使用が認められています。だから特殊角の三角関数の問題なんて出題されません。文化の違いがありますね。

Hirosukeさん、objectionありがとうございます。
by ebisu (2015-02-27 09:14) 

ebisu

日本がアジアで唯一、欧米の文化を受容し自力で消化できたのはなぜか?
「読み・書き・そろばん」技能が世界中の国でダントツに高かったからという假説を提示したいと思います。

欧米では、僧侶は読み書きの専門家、貴族は特別な教育で読み書きできる、庶民の殆どは読み書きができなかった。庶民の識字率がどれくらいかわかりませんが、18世紀で1割は超えていないでしょう。

日本には江戸時代に私塾が3万もあったといわれています。そこで教えていたのは、いいテクストを選び「読み・書き・そろばん」のお稽古です。
読み書き算盤ができるというのは当時の世界ではたいへんな学力です。宣教師たちが日本に来て、庶民があちこちで本を読んでいるのを目撃して、驚愕して本国へ書き送っています。「こんなに文化レベルの高い国を植民地にすることは不可能だ」と。

読み書き計算が自在にできたら、現在でも学力は上位です。古いように見えますが、四百年以上磨きぬかれた教育法であることを直視する必要があります。
いま、算盤の技術伝承ができなくなりつつあり、スマホ、インターネット、ゲーム、ライン、部活で生徒たちは本を読む機会を失った生徒が激増しつつあります。
「読み書き計算」技能の低下は、基礎学力低下そのものではないでしょうか。

わたしは「読み書き算盤」を小学校では徹底すべきだと思っています。そんな教育の伝統を培うことに成功したのは日本だけ。

数学者の藤原正彦氏が書いていますが、留学時代に英国と米国の学生の提出する論文に、スペルミスや文法上の間違いが大変多いことに驚いた経験を書いています。
英国も米国も英語の読まない国民が増えて困っているのが実情です。欧米の教育法、やりかたをまねたらかれらと同じになる。
日本は四百年の伝統を守るべきだと確信しています。
国民の平均的基礎学力は「読み書き計算」技能の高さで決まる。

私の意見です。文化的伝統を守る、保守的な意見が一つあったほうがバランスがとれるでしょう。極論です。(笑)
by ebisu (2015-02-27 10:51) 

ebisu

後志のおじさん

むずかしい例(ebisuにとってです)を出してくれました。どう訳すのでしょうね?イメージははっきりしています。

>中1対象に
>He is up for English.
>English is up for him.

「英語に向かって上のほうにいる」⇒「英語がかなりできる」
二つ目は、「英語が高いところにある、かれにとっては」⇒「彼は英語が苦手」、彼には手の届かない棚の上に英語があるように見えます。
見当はずれだったら、コメントしてください。
それにしても、こんなにこなれた文例がすぐに引き出せる、脱帽です。わたしの勉強方が基礎トレーニングを欠いたものであることがよくわかります。でも、人それぞれでいい。聞いている生徒たちが安心できます。(笑)

イメージは1秒で伝わりますが、これを中1に教えるのは至難の技というよりも不可能です、中2でも同じでしょう。副詞や前置詞は簡単なものほど日本人にはむずかしい。

>因みに私は、何かを習得する上では、自分の体を動かしてやらねばならないと確信しています。
>体にしみこませて五感を駆使してしっかり自分のものにする。
>勉強でもスポーツでも楽器でも。

これはわたしも同意見です。ebisuはビリヤードの腕前がセミプロクラスですが、一つの技を習得するために何度も繰り返しやってみて、からだに技をしみこませないと自在に試合で使えません。
もちろん図面上での理論研究もします。描いてみることではっきりわかることがあるからです。ただやっている人と、図面研究併用でトレーニングする人では、1年後の上達に格段に差が出ます。
ebisuは算盤1級(日商)です、半分の時間で合格できますから、全珠連検定なら3~4段。これも数年からだを使ってのトレーニングなしには技能が身につきません。
単語の暗記は100なら中学生のころで、1時間で十分でした。読んで書く、それだけです。さすがに、読むだけで完全におぼえるのはきつい、時間が余分にかかります。「手が覚える」ということがあるので、出てきにくい単語は書いてみます。そうすると視覚と手が記憶してくれます。併用すると短時間で暗記完了!個人差はあるでしょう。

ところで後志のおじさんも極論を書いて、問題の所在を明確にしてくれました。実にわかりやすい。

>電子機器を漢字練習も計算練習も、タブレットでやればよい。文章題を解く時にも思考を整理するために図や表を描く必要はない。資格試験の勉強をする時でさえ、手を動かして紙に書くのはおかしい、という論に聞こえますけど。

by ebisu (2015-02-27 11:16) 

Hirosuke

以下、全面的に賛成です。
-------------------------------------------
因みに私は、何かを習得する上では、自分の体を動かしてやらねばならないと確信しています。体にしみこませて五感を駆使してしっかり自分のものにする。勉強でもスポーツでも楽器でも。
-------------------------------------------

これを実現するのが【イメージ音読】でしょう。【イメージ音読】なら幼児でも出来る。電子機器も必要ない。

ただいま高校入試の直前ですが、英語苦手な中3生には冬期講習から入試長文を使った【イメージ音読+3回読み】だけ指導しています。英語を書かせる問題は全て省きます。今年は全24回の教材で最後の7回に連続満点を取れるようになった生徒もいます。

英検4級~準1級も【イメージ音読+3回読み】で全く同じに指導します。センター試験や私立大試験も同様です。マークシート試験なら確実に合格まで持って行けます。

ですから、僕の主張の論点は「電子機器を使え。」じゃないですよ。「スペリングなんか暗記させるな。書かせるな。」です。「どうしても書かせるなら電子機器を活用せよ。」です。「スペリングは後からでも良い。」です。

僕の獲得した力は、文法用語と共に「書く事」も捨てた結果です。【イメージ音読+3回読み】の結果です。それを生徒が証明してくれています。

前回に書くのを省略しましたが「スペルチェックは過信すると危険!」です。スペリングも文法も全て正しいのに、とんでもない内容の文が紛れ込んでいたりするのです。テクニカルライティングの現場で何度も経験しました。最終的には人間の目です。その際に必要なのは、やはり【イメージ音読】でした。その文が【危険】だとは誰も理解・認識してくれませんでしたけれどね。

by Hirosuke (2015-02-27 11:33) 

後志

毎日最低2時間は、英語の勉強をしています。10000mに上がったゼロ戦みたいなもので、ちょっと気を抜くとレベルが落ちてしまう。

ラジオの実践ビジネス英語や英語リスニングを、ラジオサーバーにおとしてリピート再生して一文ずつ文字を見ずにover lapping10回できるまで聞きこむ、それから何も見ずに2回書いてみる。

私の勉強法です。

文を書いてみると、言える言葉でも気がつかなかった文法(文法用語ではありませんよ)に気づかされます。未だに、単数複数が一致していなかったりします。書いてみて、気づくこと多々あり。

学習メソッドとして、手を動かして書くことをは極めて大切だと確信しています。

目標をどこに置くか次第ですけどね。

大学入試問題をゴールとするのは、ちょっと悲しいように思います。ホクダイに受かった程度で、ハリー・ポッターシリーズを読めますかね?

逆に、それを可能にするには?

by 後志 (2015-02-27 23:55) 

Hirosuke

>suggestion として、英検3級レベルを担保するためには、と絞ってみます。(3級レベルあれば、北海道の高校入試80%以上とれますし!)
   ↓
これが前提条件でしたよね?
今の議論対象は中学生ですよね?
それも無茶苦茶に苦手な生徒ですよね?
【底辺の拾い上げ】が緊急課題だった筈です。
そこに対し個人的な成功例を述べたのです。

>私の勉強法です。
   ↓
今は病気で無理ですが、英検準1級に合格後はライターを目指し僕も同様のトレーニングをしていました。発信を伴う上級者は書く事も必須なのですから。

繰り返しますが、今は中学生の救済が主目的ですよね?英検3級レベルですよね?後志のおじさんのトレーニングを否定している訳ではない事ご理解ください。

しばらく僕は黙りますね。

by Hirosuke (2015-02-28 00:59) 

後志のおじさん

救い上げるため、ではなく

本来の学習のメソッドとして何をどうやったらいいのか?

という論点で、

中学生に一から授業をするならば

という前提で書いているのですが。



頭から文を読む。「単語」の訳語を先に並べて訳語を見て訳をつくる、漢文読みが後志の英語教育。だから、単語の訳をいって、訳文のプリントを配ってあとは英単語ビンゴや雑談で時間をつぶして終わり。練習のしかたも教えていないし、どれだけできるか?できていないか?何もチェックもしなければできない子にsuggestion さえしない。

北海道では、小学校は「のびのびやればよい」期間であって、学習習慣問題もついていなければ、漢字練習や計算練習のやり方
すら身に付いていない。

40字くらいの日本語文を5回読んで書きとらせても、助詞、助動詞が正確に書けない。書かれた文字を読むことがないから文の理解ができない。それでも計算ができるから、「自分は、頭がいい。」と思っている。

日本では落ちこぼれ、低学力層が、北海道では落ちこぼれではない。みんなそうだから。

正直なところ、そういう学校を許容し、子供に本も読ませず、ほったらかしてきたのが北海道の地域性ですからその結果は自ら甘受すればいい、というより自己責任です。

その結果、ニセコでは、英語をしゃべれる日本人の高時給者の下に地元民がはたらく。低学力の北海道民は、日本人の下でしか働けなくなる図式が、JRに続き、現れているのです。

そういう状況下、日本の常識を北海道の教育現場にもたらそう、という先生の活動のサポートのサポートのつもりで書いています。


英文を頭から読んで、リンクをとるのは、随分前に書いていますから、

「訳」という代物、英語の語順で直訳のまま内容を理解させる「中間日本語」というメソッドを20年前に関西の先生の研究会が作っています。

I have a dream. をいきなり「わたしには夢がある。」と教えるのではなく、「わたしは もつ、夢を」と置かせるのですね。それから、どんなことをいっているのか考えさせて初めて「訳」を作る。中学校の授業としてはいいやり方だと思っています。「中間日本語」という言葉は私のいう「読み」と同じだろうと。

be up for については、また後程書きます。この辺りから、授業メソッドではなく、教師の知識レベルが問われるヤマでしょう。

by 後志のおじさん (2015-02-28 07:55) 

ebisu

市街化地域の3中学校の英語授業を何度か見学させてもらって、いくつか具体的な問題を感じたので、中学英語の指導の仕方について、いろいろな角度から投稿欄で議論してみようというのが、今回のテーマです。

>しばらく僕は黙りますね。

遠慮しなくていいですよ。
思ったことを書いていただいて、管理者としては歓迎です。
意見の違いや、反発、同意、賛意、共感、どれもそれぞれに読む側にとっては意味があります。
学校の先生たちも、新米、ベテラン、それぞれの自分の指導の仕方と比較しながら読んでもらうとありがたい。そして匿名で投稿してくれたら、もっとうれしい。
もちろん、シンクタンクの方の研究材料に使わせてもらいます。

だからいろんなご意見、歓迎です。(笑)
by ebisu (2015-03-01 22:19) 

ebisu

「中間日本語」は面白いですね。
わたしは英作文の指導をするときに、英語の並びに日本語の文で使われている単語を並び替えます。
ワードオーダーに大きな違いがあるので、英語のワード・オーダー(語順)の説明をします。「中間日本語」に相当するのではないでしょうか。
五文型には場所と時間の情報が文の要素として入ってきませんから、それを補足してやると生徒はうまく処理できるようになります。語順の問題は学習指導要領にいれてもらいたい。

後志のおじさんの議論を聞いていて気がついたのですが、中学校のときに2年半習ったE先生は三回読んで、和訳するだけ、後は雑談でしたが、「中間日本語」での説明があれば、十分だったのですね。

>I have a dream. をいきなり「わたしには夢がある。」と教えるのではなく、「わたしは もつ、夢を」と置かせるのですね。>それから、どんなことをいっているのか考えさせて初めて「訳」を作る。中学校の授業としてはいいやり方だと思っています。
>「中間日本語」という言葉は私のいう「読み」と同じだろうと。


英語の並びのまま日本語を充てて、日本語の文(和訳)を考えさせるというのは中1の授業では効果が大きそうですね。試して生徒の反応をみてみます。
どの先生でもやれる普遍的な方法論であるところがすばらしい。

チャンク単位で、頭から読んでいく読み方は高校生になってからしていますが、日本語テクストの文脈を読むのが上手でないと、単語の羅列が意味となってつながらない。やはり、日本語テクストの文脈把握力が英文理解の基礎をなしているようです。

小学校と中学校の時代に、日本語の本をたくさん読んで読解力と文脈把握力、そして語彙力を磨いておいてほしいと思います。

>be up for については、また後程書きます。この辺りから、授業メソッドではなく、教師の知識レベルが問われるヤマでしょう。

こんなところかなと書いてはみましたが、前後関係がないのでよくわかりません。誰もが知っている副詞と前置詞ですが簡単ではありません、切れ味のよい解説を期待しています。
by ebisu (2015-03-01 22:39) 

Hirosuke

お言葉に甘えまして復帰します。

--------------------------------------------
~は【~する】(~を・に・が)// どこ / いつ / その他。
--------------------------------------------
僕の中間日本語の教え方です。

 【  】の部分は実際には四角で囲みます。
常に動詞を中心に意識させるためです。

応用バージョン
---------------------------------------------
どこ / いつ / その他// ~は【~する】(~を・に・が)。
---------------------------------------------

発展バージョン
---------------------------------------------
どこ / いつ / その他// ~は【~する】(~を・に・が)// どこ / いつ / その他。
---------------------------------------------
中学英語なら、これで90%超をカバーできます。

by Hirosuke (2015-03-02 00:25) 

後志のおじさん

英語教育or method で最大のガンが、単語。

訳語をいって終わり。50年前のベストセラーだった「試験に出る英単語」の、一単語一訳語方式が受験業界に定着して弊害が蔓延しています。

だから、センターまではなんとかなっても、ホクダイ上の二次試験の生の英語に苦労する。センター試験は、日本の英語学習者対象の本物ではない(間違ってはいないけど)英語ですから。


語を教える時、訳語を言う前に、イメージを語り、そこに訳語を貼りつける。中1からやれば、高校のベネッセ模試SS 60切りません。

be 動詞は、日本語文の「何が何だ。」「何がどんなだ。」「何がいる(ある)。」の文を作るマーク。

up : 意欲的に、立ち上がる感じ

for: 対象を意識している感じ

これだけでは伝わりにくいですが、

be up for: 主語が何かを意識して、立ちはだかっている様子です。そのイメージを表しているなら訳文はなんでもいい、が、試験テクニックとして、採点者うけする訳文も教えておく必要があるのがうっとうしい。

基本動詞も、しっかりイメージをもたせる。
leave なんか、訳語で覚えている人には得体の知れないものの一つでしょう。

「熟語」も構成する一語一語のイメージに分解してから訳語を伝える。

前置詞や動詞のイメージを紹介した本は結構出ています。本当は、英英辞典がいいのですが。

語の基本コンセプトがしっかりすると
読みのスピードが上がります。また聞き取りの力もつきます。日本語にするというプロセスがなくなりますから。


あと、前回述べた「中間日本語」という言葉ですが、思い違いでした。中津遼子さんの造語で直訳っぽい日本語文のことで、語順は日本語のものです。



by 後志のおじさん (2015-03-02 01:35) 

Hirosuke

>leave なんか、訳語で覚えている人には
>得体の知れないものの一つでしょう。
   ↓
【動画イメージ】ですからね。
辞書の字面だけ読んでも見えて来ません。
個々の意味は連続した渾然一体なのですから。

数年前ですが【動画イメージ】を解説した記事です。
-------------------------------------------
ナルニアでわかる command の本当の意味
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2008-07-19
-------------------------------------------
by Hirosuke (2015-03-02 02:02) 

ebisu

>英語教育or method で最大のガンが、単語。

慧眼ですね、そう思っていましたが、教え方が見つかりませんでした。
根室高校生も毎週「夢タン」の暗記テストにあえいでいます。(笑)

>だから、センターまではなんとかなっても、ホクダイ上の二次試験の生の英語に苦労する。センター試験は、日本の英語学習者対象の本物ではない(間違ってはいないけど)英語ですから。

そういう観点からは英字新聞記事読解トレーニングは2次試験ようですね。センター試験の長文問題はお子様ランチ。

>語を教える時、訳語を言う前に、イメージを語り、そこに訳語を貼りつける。中1からやれば、高校のベネッセ模試SS 60切りません。

単語のイメージを語ることはたやすくありません。中学校の先生がどなたでもできるレベルではないでしょうね。
わたしもコア・イメージがわからないものがたくさんあります。
英英辞典のほうがコア・イメージがつかみやすいことは事実のようです。同じ内容でも、日本語になっているとまったく別に見えてしまい、コア・イメージをつかみづらい。

例に挙げていただいた、leave。英英辞典のCALDでは、
go away ①
not take ②
remain ③
stop ⑥
wait ⑦
after death ⑧
・・・

とこうなっており、そのあとに解説がなされています。
『GENIUS4版』でも大体その通りなんですが、日本語で書いてあるので、それぞれの訳語が別々に見えてしまい、イメージの共通項がつかみにくい。
中高生が英和辞典や電子辞書で単語のイメージを独力でつかむというのは98%の生徒には無理。

手もとに『イメージ活用英和辞典』(政村秀實著、小学館)があります。「leave 1」には次の解説が載っています。
-------------------------------
「場所を離れる;置いていかれる ■行為者からみると<場所を離れる;置いていく>、被行為者から見ると<置いていかれる→忘れられる」
-------------------------------

この辞書なかなか優れものですね。
用例も冒頭が泣かせるものを選んでいます。
-------------------------------
I don't want to leave my elderly parent behind.
(年老いた両親を置いていきたくはない)

If anything should happen to me, I will leave everything to you.
(わたしに何かのことがあれば、君にすべてを任せるよ)
Leave me alone.
(構わないで)
My husband had left me for another woman.
(夫はわたしを捨ててほかの女に走ってしまった)
Some things are best left alone.
(放っておくのがいちばんいい場合もある)
Don't leave your car running while you run in a store to pick something up.
(途中でちょっと買い物に店に入るときに、車のエンジンをかけっぱなしではだめですよ)
-------------------------------
leaveはコア・イメージをつかんでいないと処理がなかなかむずかしい単語のひとつですね。

>be 動詞は、日本語文の「何が何だ。」「何がどんなだ。」「何がいる(ある)。」の文を作るマーク。

これはほとんど一緒です。日本語の「何が何だ」「何がどんなだ」「何がある」、イコール・マーク。be動詞自体はイコールマークか存在記号。

問題は前置詞です。いまだにわかった気がしていません。動詞と関連していますからほとんどの先生が苦手でしょう。
『inがわかれば英語が見えてくる』リチャード・キム著 三修社
『今までにない前置詞講義』西村喜久著 プレイス
『前置詞がわかれば英語がわかる』刀祢雅彦著 ジャパンタイムズ社

これら3冊の本を読んでも、ある程度はわかるが、帯に短したすきに長しの感がぬぐえません。7割ぐらいがわかれば十分と考えたらいいのかもしれません。

>He is up for English.
>English is up for him.

---------------------------------
up : 意欲的に、立ち上がる感じ

for: 対象を意識している感じ

これだけでは伝わりにくいですが、

be up for: 主語が何かを意識して、立ちはだかっている様子です。そのイメージを表しているなら訳文はなんでもいい、が、試験テクニックとして、採点者うけする訳文も教えておく必要があるのがうっとうしい。
---------------------------------

最初の文は「かれが英語に果敢に立ち上がっているイメージ」でしょうか?だとすると、わたしが最初のほうでやった訳「英語に向かって上のほうにいる」⇒「英語がかなりできる」は間違いですね。正解はこれかな?
「かれは英語に挑んでいる」

2番目は英語のほうがかれに対して立ち上がっているイメージだとすると、
「英語はかれには手の届かないほど高いところにある」

熟語をその構成要素ひとつひとつのイメージから解説できる技倆をお持ちの先生は中学校にはほとんどいないでしょうね。
ですが、英語の指導で目指すべき方向はよく伝わりました。

by ebisu (2015-03-02 09:16) 

Hirosuke

>問題は前置詞です。
>いまだにわかった気がしていません。
>動詞と関連していますからほとんどの先生が苦手でしょう。
(中略)
>これら3冊の本を読んでも、ある程度はわかるが、
>帯に短したすきに長しの感がぬぐえません。
>7割ぐらいがわかれば十分と考えたらいいのかもしれません。
   ↓
僕も英検準1級に合格しながら前置詞が理解できず、説明に苦慮していました。そんな時に見つけたのが大西 泰斗(著)『ネイティブ・スピーカーの前置詞』。僕の読んだ前置詞本の中でも最高傑作です。薄い本なので全てを解説しているわけではありません。ですが、【イメージ】で把握するという画期的な方法を吸収できたので、直接には解説されていない前置詞や、名詞・動詞・形容詞・副詞にも、さらには短文から長文へと多方面に【イメージ】を応用して使う事が出来るようになりました。ただし、この本は解説に使う言葉が非常に独特・個性的・非学問的で馬鹿馬鹿しい位ふざけています。「そもそも前置詞という分類がナンセンス。」とか書いてあります。だからこそ僕は理解できたので、僕は自分の生徒にも真面目ぶらずに、ふざけた解説をします。その方が英語が大嫌いな生徒でも理解吸収しやすいからです。学校の先生も【ふざけながら核心と本質を突く】という大西先生のような高度なテクニックを学んで頂きたいと思います。

by Hirosuke (2015-03-02 10:39) 

ebisu

Hirosukeさんのcommandの動画イメージ解説、見事なものです。
「高い場所から全体を見渡し(全状況を判断して)命令)する」

先ほどやったように、commandを英英辞典のCALDで引くと、
orderとviewが挙げられています。orderは解説不要ですから、後者だけ見ましょう。

view 4. to give a view

orderとview、これら二つの単語からからcommandの適切な動画イメージをつむぎだすにはかなり想像力を必要とするのではないでしょうか。
教育大を卒業した普通の先生が動画イメージにたどり着くには10年以上の修業を必要とするでしょうね。一般大学の英文科卒でも卒業してから数年間の修業期間ナシには考えられません。基本動詞のイメージに関しては頼りにすべき参考文献すらないのですから。

『英語基本動詞辞典』小西友七編集、研究社、1980年を引くと、
-------------------------------
1.概説 この語の中心的意味は、「権威をもって命令を下す」ことで、命令を下す人物は神、君主、上官、船長などのように命令する権威、権力を有していることが含意される。また、命令、支配する力を持っていることから「物を自由に使える」ことにも意味が拡大された。さらに、「行為が尊厳などを集める(に値する)、場所などが主語になって「景色などを見渡せる」ことにも使われる。
-------------------------------
この辞書は基本動詞辞典としては国内最大のものです。これを用いても、Hirosukeさんの動画イメージ「高いところから全体を見渡している」に近づくのは困難です。「命令する」と「景色を見渡す」ことをつなげて、共通のイメージに統合するのは大変難しい作業ではありませんか?

『イメージ活用辞典』のcomandの項には、「com強くmand任す⇒任せきる⇒責任を負わせる⇒命じる・命令」となっています。
専門家のイメージ解説すらこのありさまでは、普通の中学校の先生が基本動詞のコア・イメージを生徒に適切に解説するのは不可能に近いのではないでしょうか。

後志のおじさんもHirosukeさんも、たくさんの文を読むことで、膨大な用例に出遭って、基本単語のコア・イメージを己の引き出しの中に溜め込んできたというのが実態ではないでしょうか。

学問に王道ナシ、という言葉の意味は重い、日々努力するしかありません。

ネット時代ですから、基本単語のコア・イメージに関するバンクをどなたかが立ち上げてくれたらいい。
こういう社会的な事業・運動を資金面からバックアップしようという会社はありませんか?
シンクタンクはそういう契機をつくるための場に利用できる可能性があります。
世のため人のため・・・、そういう人たちが集まればなんとかなりそうですね。
by ebisu (2015-03-02 11:06) 

後志のおじさん

また、道北道東で大雪みたいですね。そちらが大雪の時は、実は後志ではほとんど降らず今年は実に雪が少ない。除雪機販売店のおやじさんが、修理の仕事が入らずねをあげています。


英語と日本語の大きな違いの一つは

日本語は、主語と目的語が、人か動物かものかで、動詞が変わります。が、英語は同じに扱うことです。

だから、大学入試問題の長文みたいな、論説文や評論文用の訳語しか覚えていないと、ネイティブがネイティブ対象に書いたありふれた文が読めないのです。

形容詞についても、似たようなことが言えます。

前置詞、副詞にいたっては「中学校単語」だから流されるし、

名詞にしても、カバーする範囲の違いなど意識の外。(例。本と名詞のbookの違い)

TOEIC700の2つの壁の一つがこれだと思います。

逆に中学生の内から、イメージを意識していると、語彙の壁はあるにしても大学に入ってからすんなりペーパーバックに入っていけます。


up ですが、上ではなく、上に、つまり動きのイメージが入っています。be up for では主語が呑み込もうとするような、

だから、
He is なら楽勝だ、とか向いている、

English is なら、手強い、てを焼いているとか荷が重い、でしょうか。


学習者側(教員は、当然)安直に訳語を丸暗記するのではなく、何故こんな訳語になるのか?を考える。ばらばらな訳語が羅列されているなら、その向こう側の意識の世界に思いを馳せてみる。答が見つからなくても。

上級者をめざすなら、ぜひ心がけていただきたいと思います。

(初めのうちはしんどいけど、後でぐっと楽になります。小学校低学年から、文章題をしっかりイメージしてから式を書く子と、上に足し算と書いてあるから、数字だけ拾って式を書く子が、56年生になって、どれ程差がつくか、に匹敵します。)

後、まだリスニングの話が残っています。雪が少ないので、例年の雪かきの時間がまるごと空いています。整理して後程また書きます。

by 後志のおじさん (2015-03-02 11:19) 

後志のおじさん

因みに私のcommand のイメージですが、

岬の突端の灯台が、海面をなめるように、見下ろすように、光を投げている

です。

by 後志のおじさん (2015-03-02 11:38) 

後志のおじさん

leaveのイメージです。

leave 名詞
名詞→。矢印の動きがleave。これだけです。

日本語力とイメージ力がないと解らないですよね。

だから、イメージを学校の英語の授業で強制するのはいきすぎだろう。でも、多少なりとも、英語が好きだったり、努力できる素地がある子に眼を開かせてあげるきっかけになると思います。

だから、先生たち、生徒に後ろ姿でお手本を見せてやって下さい。前置詞のイメージが、たとえ充分に持てなくても、ご自分の努力する姿勢が、生徒にとって最大の教えになると思いますから。

by 後志のおじさん (2015-03-02 23:16) 

ebisu

Hirosukeさん、大西泰斗『ネイティブスピーカーの前置詞』はたしかにいい本ですね。
後志のおじさんが「be up for」を例示してくれたので、この本の8番目にあるforを例にとりましょう。
「forの基本イメージは「方向」、日本語では「~に向かって」」、そのあとで「~のため/とって」「目的」「賛成/支持」「原因/理由」「範囲」「期間」と続きます。forが出てきたら、どのforだとなるわけです。適切な判断がつくまでにはたくさんの用例に英文を読む中で出くわさないといけません。かなりな用例のインプットがあり、それらをイメージに結びつけて意味解釈を重ねていないと、意味の判断がつきません。
そのうえ他の前置詞と意味のかぶるものも含まれていますから、実際には実に複雑なんです。

そういう作業ができているHirosukeさんは、たくさんの英文を音読したり、聞いたり、見たりしているからこそ語のイメージで判断できるのでしょう。そうとうな英文データベースが頭の中に入っていて、語のイメージを語れるのではないですか?

単語の意味のコア・イメージがなんであるかを意識してたくさんの英文を読むことで、判断がつくようになるというところあたりまでは、普遍的なこととして了解できそうですね。
by ebisu (2015-03-02 23:23) 

ebisu

後志のおじさん

塾へ行く間際の、2時ころにまた除雪しました。たっぷり水分を吸った重い雪でしたね。あいにくとブルが車道への出口をふさいでくれたので、ずっしり重い塊をママダンプで歩道脇に積み上げました。それから3回目の食事して教室まで・・・大学受験生の数Ⅱに4時半から9時まで、7時半からそれと併行して中2の数学授業をしてきました。

さて、be up forの解説ありがとうございます。最初の理解でよかったようですね。

>学習者側(教員は、当然)安直に訳語を丸暗記するのではなく、何故こんな訳語になるのか?を考える。ばらばらな訳語が羅列されているなら、その向こう側の意識の世界に思いを馳せてみる。答が見つからなくても。
>上級者をめざすなら、ぜひ心がけていただきたいと思います。

ばらばらな訳語の向こう側にあるものをイメージしてみることが、考えること。どういう構えで辞書を引くかということが、積み重なるととても大きい力に結実することになるのですから、教える側は口をすっぱくして言わなければなりませんね。
電子辞書ではスクロールしないといろんな意味が見えません、紙の辞書ならいろんな意味を一度に視界に収められます。単語のイメージ養成には紙の辞書が圧倒的に有利ですね。

commandのイメージを絵が見えるように具体的に書いてくれましたが、10年の修行では無理ですね。
>岬の突端の灯台が、海面をなめるように、見下ろすように、光を投げている

見事なものです。イメージですから伝達するのに言葉にすると、かなり脱落が生じます。日本語でイメージを具体的に表現すること自体、かなりな筆力を要求しています。
まあ、勉強はきりがない、だから一生勉強。

leaveのイメージについて追記してくれたところで、面白いことに言及されました。
>leave 名詞
>名詞→。矢印の動きがleave。これだけです。

>日本語力とイメージ力がないと解らないですよね。

日本語を見ても、脳にイメージが湧かない生徒がいます。どんな情景かイメージが湧かない、数学がとってもできる生徒でも、空間図形のイメージはできても、言葉のイメージができないというタイプがいます。以前、類型わけをして論じたことがありました。
こういうタイプの生徒は、日本語でも苦労するが、英語でも脳にイメージを結実できないので、たいへんだろうなと思います。
言葉から具体的な情景や心的状態をありありとイメージできるタイプの生徒は、本を読むのが楽しいからいくらでも読むようになる。言語を意味として消化する力が大きくなるし、文脈もイメージできるから長い文章の理解が格段に精確になるのでしょう。

英語の単語や文章からイメージをつむげるか否かということが、英文理解に大きな役割を果たしているようです。数学と同じですね。イメージ化能力の大きさが数学でも英語でも学力に直結しているように感じます。

>日本語力とイメージ力がないと解らないですよね。
>だから、イメージを学校の英語の授業で強制するのはいきすぎだろう。
>でも、多少なりとも、英語が好きだったり、努力できる素地がある子に眼を開かせてあげるきっかけになると思います。

>だから、先生たち、生徒に後ろ姿でお手本を見せてやって下さい。前置詞のイメージが、たとえ充分に持てなくても、ご自分の努力する姿勢が、生徒にとって最大の教えになると思いますから。

なるほどね、前置詞のイメージを伝えるという姿勢が指導上のキモですか。そうすれば、何人かの生徒はそういう方向で勉強をするようになります。
by ebisu (2015-03-02 23:57) 

ebisu

大西先生の著書に『ネイティブスピーカーの単語力 1 基本動詞』(研究社、1999年)があります。

この本で基本動詞のイメージトレーニングを試みるのもいい。基本動詞を9類型に分けて論じています。
たとえば、「haveは位置関係を表す言葉」とか、伝達を表す言葉として、speak、talk、tell、sayの使い分けなど。

目からうろこが落ちます。(笑)
by ebisu (2015-03-03 00:09) 

後志のおじさん

私が、言いたかったのは、

日本の多くの人にとって、大学入試英語が目標となってしまっているが、難関大学入試問題が解けるのが英語学習の目的みたいな感覚は、おかしいのではないか、ということなのです。

その結果、大学入試問題はそこそこできるがネイティブの子供向け読み物が読めない優等生ができあがるのはおかしいだろうと。

私は、手探りで英語をマスター(かな?)したつもりです。納得できないことは、頑としてはね除けた高校生時代が有ります。周りの誰もが「出る単」の何番までやった!と躍起になる姿に背を向けていました。


私のイメージ把握は、仮説と検証の往復の所産です。確かに、英文を読んだり話したりしてきました。

でも、圧倒的な量という程ではないと思います。

お気に触った部分があったみたいですので。

真意をご理解下さい。Hirosukeさんの投稿に対してではないと思いますので。



by 後志のおじさん (2015-03-03 00:35) 

Hirosuke

僕の【leave】の教え方。
-----------------------------
   ◎→→→→→→→→
-----------------------------
◎が、いわゆる名詞ですが例の如く文法用語は使いません。
この図も特に描きません。
生徒が【leave】について質問して来たらチャンス!
目前でパントマイム風に演じるのです。
生徒はキョトンとします。
そこで今度はスローモーションで。
今度は辞書に出てるバラバラ訳語を乗っけながら。
-----------------------------
   ◎→→→→→→→→
-----------------------------
「あーーーー!」
ひとまず理解した生徒には更に本人に演じさせます。
「え、やだー!」とか言いますが無理矢理。(笑)
もう完全に納得し忘れられません。

by Hirosuke (2015-03-03 09:55) 

Hirosuke

大西先生の『ネイティブスピーカーの単語力 1 基本動詞』(研究社、1999年)も前置詞と同時期の英検準1級合格後に読みました。これで得た知識も非常に多いです。出版当時、大西先生は異端児でした。最近の中学生向け辞書は大西先生の成果を取り入れた作りになっていて、僕達の学生時代の物より遥かに理解しやすい。それでも理解できない生徒がいる。「イラストは飾りのオマケ。」だと思っていて、よく見ていない。考えてない。

だから僕は【leave】をパントマイム風に教えるのです。
-----------------------------
   ◎→→→→→→→→
-----------------------------
最後に「辞書とは、こうやって読むんだぞ!」と付け加えて。

by Hirosuke (2015-03-03 10:12) 

Hirosuke

【leave】にばかり焦点を当ててしまいましたが、まずは【come】と【go】の正しい【イメージ】を中1で教えて欲しいです。
------------------------
【come】は「来る」じゃないぞ。
【go】は「行く」じゃないぞ。
英語は【イメージ】だぞ!
「意味」じゃないんだぞ!
------------------------
by Hirosuke (2015-03-03 10:23) 

後志のおじさん

読んだ本のジャンルが大幅に違っているのですね。

30年くらい前に、短期間米国暮らしをしてリスニングで苦労したけどなんとか話せるようになり、帰国後鈍らせたらもったいないから勉強を続けた。読んだ本は、小説やノンフィクション、子供のころに読んだ翻訳本の元本、新聞くらいで、専門書はあまり読んでないです。逆にイメージ力強化には良かったかなとも思います。


さて、いみじくも、ebisu さんのコメントの中に、再び英語学習の目的は何かが浮上したようです。

どんな英語の使い手を作ろうとするのか?

1.ネイティブの知的レベルの高い人と対等の英語力をもつ人。

これは、極めて少数でしょうね。

2.ノンネイティブとしてコミュニケーション能力が、ある人。
こうした人が、企業では必要なのでしょう。
何かの知識プラス英語力、というところでしょうか。

英検2級くらいが下限でしょう。

3.販売店や飲食店の店員さんが務まるくらい。英検準2くらい。外国人観光客が多い北海道では、こうした人ももっと必要でしょう。ニセコでは、最低限の会話ができると、スーパーのパートさんの時給が100円高くなるとか。


高校の、オールイングリッシュの授業というのは、第二グループを意識しているのではないかと思います。

けど、しっかりした英語耳を持たなければ、絵に描いた餅の世界ですね。

使える英語は、
1.間違ってもいいから先ずはしゃべってみること。
2.聞き取れること。
3.ノンネイティブとして、通じる発音ができること。口をしっかり閉じることのないカタカナ読みでは、何をいっているのかさっぱりわかりません。

この点で、発音をまともに指導できない小学校の英語は、百害有って、の世界です。最初に、おかしな音の癖をつけてしまうと後で直すのが大変です。

by 後志のおじさん (2015-03-03 10:35) 

後志のおじさん

go

→主語の目的とするところ


come

→主語の気持ちのありか

上の矢印の動きですね。


開隆堂のsunshine中3に

There goes the chime.

という文が有ります。

どんな説明を学校ではやっているのだろう?
訳の押し付けなら最悪ですね。やらない方がいい。


by 後志のおじさん (2015-03-03 10:44) 

ebisu

(「高校3年」を「大学3年」と間違えて書いていたことに気がついたので、再アップしたので、後志のおじさんの投稿と順序が反対になりました。すみません。)

ははは、ちっとも気に障っていません、考えすぎです。ついでですから、大事なところを分析してみたいと思います。

>その結果、大学入試問題はそこそこできるがネイティブの子供向け読み物が読めない優等生ができあがるのはおかしいだろうと。

ここは痛いところです。
副詞や形容詞や前置詞はネイティブのこどもたちは感情表現、状況のニュアンスや心的状態を適確に表現したくて、自然に身につけるものでしょう。
そういう過程がわたくしの学習法を振り返るとありません。
学校教育の英語でもそういうところが欠落しています。
それはそれでいいのではないかと考えます。理由を挙げる必要がありますね。

学習の動機に関わることなんです。
面倒だから自分の例で話しますね。受験英語の勉強は商学部会計学科へ入学するまではしたことがありませんでした。学校の定期テストの勉強はしましたがね。高校3年の12月までは大学受験をするつもりがありませんでした。金融機関に就職して公認会計士になるつもりで、2次試験の勉強に没頭していたので、受験英語を勉強する暇などなかったというのが実情です。(笑)

振り返ると二つ流れがありました。
ひとつは大学院で理論経済学の研究がしたくて大学院入試をクリアするために英語の学習が必要だったこと。経済学の専門書が読めなくては受験できません。
もう一つは、『資本論』や『経済学批判要綱』を読んでいくうちに、英語版やドイツ語版で疑問の箇所を確認しなければならないところまで会計学科の時代に研究が進んだこと。

2週間ほどでホンビーの動詞パターン25だったかな、400ページを超える文法書を読みきりました。でも、経済学研究で問題となる箇所を読むのに受験英語やそれよりも少し進んだ英文法の参考書では、厳密な英文の解釈に届かない現実に遭遇し、そのあとチョムスキーの生成文法関係の専門書をたまたま板橋区立常磐台図書館で見つけてその関係の本を読み、ようやく納得がいきました。(チョムスキーの著作も後で読むことになりました)
大学院入試でもノートに文を写しながら、400ページを超える経済学説史の専門書を150ページほど読みました。そのあとはノートをとる必要がなくなりました。
仕事でコンピュータシステムや管理会計学、マイクロ波計測、臨床検査などの最先端の専門書読む必要があり、読んでいる内に読めるようになったというのが、わたしの英語勉強の大雑把なところです。
だから、マザーグースなどのほうがわたしにはむずかしい(笑)
その手のものには興味もなかったし、そういうところに手を伸ばすニーズも感じませんでした。

仕事でも英語の必要な場面が何度かありました。ベルトハイムシュローダから染色体出生前検査の専門会社を100億円で買収する話が持ち込まれたときに、向こうのエキスパートが作った200ページほどの資料を読み込んで、評価額が正しいのか、買収語の問題点は何かとかいくつかの論点で稟議が必要でしたので、3日間でまとめて稟議書を作成しました。
そういう仕事はできますが、マザーグースは苦手。

英語の学習の動機が、大学入試であなたが次のように言うのは理解できます、その通りだとも思います。

>その結果、大学入試問題はそこそこできるがネイティブの子供向け読み物が読めない優等生ができあがるのはおかしいだろうと。

その上で、外国語学習がネイティブの子供たちがもっている言語能力を獲得することに重点を置くべきかと問われたら、わたしの意見は「否」です。
でも、小学校や中学校では「イエス」です。そういうものもやっておくべきでしょう。教えるほうはたいへんです。理屈じゃないですから、理屈から入る教授法では歯が立たない。

English is up for us.

大学入試問題に関しては、文法語法問題が嫌いです。英文を読むのにどれほどの必要性があるのか意味がわかりません。例外的な事例を取り上げすぎです。ネイティブがどれだけ得点できるでしょう。
そういう観点から、あなたの次の意見には全面的に賛成です。

>日本の多くの人にとって、大学入試英語が目標となってしまっているが、難関大学入試問題が解けるのが英語学習の目的みたいな感覚は、おかしいのではないか、ということなのです。

英語の学習法に関しては、Hirosukeさんも高校時代に学校英語に背を向けてきた、あなたは背を向けながらも独自の視点を貫き、假説検証しながら英語に接してきた。
さまざまなアプローチのあることが明らかになればいい、そのことが中学校で英語を担当する先生たちや生徒たちの参考になればいいのだと思います。

三人三様、異例な学習法を貫いた、オーソドックスな学習法の人は、どういう意見をもっているのか気になり始めました。

by ebisu (2015-03-03 10:52) 

ebisu

面白い文をピックアップしてくれますね。

>There goes the chime.

話題になかったものをひょいと吊り上げて話題に滑り込ませる役割がthereにはあります。大西泰斗先生の受け売りですが・・・

「ほら、チャイムが鳴っている」

thereにキモチをこめるなら、「ほら」という語をつけたい。わたしには音が遠くへ響き渡る情景が浮かびます。

Once upon a time, there lived an old man and an old woman.

このthere。
thereにはこういう用法があるんだよくらいの説明でさらりと通り過ぎたい箇所です。

はは、専門書ばかり読んでいたらダメですね、中高生に英語も教えているのだから、やっぱり読書の幅を広げる必要がある。
by ebisu (2015-03-03 11:12) 

ebisu

あ、Hirosukeさんのコメント見落としていました。
そういう文脈で、
>There goes the chime.
がでてきたのですね。
thereではなくて、goとcomeが話題。動きの方向やこころのありどころを二つセットで教えたらわかりやすい。
英語の動詞には運動方向が明確なものが多い。二律背反でものごとを考えがちなのは言語の性質も関係がありそうに思えます。

動詞が日本語とはずいぶん違うから、日本語の動詞で判断するとまるでわけがわからなくなりますね。運用能力を育てるには基本動詞のイメージをしっかり伝えなくてはいけません。

そういう意味では基本動詞中心にそのイメージを教えるのも一つの方法かもしれない。授業の重点をどこに置くかで、説明がずいぶん違ってきそうです。

中学生に戻って個人的な希望を言うと、できたら、中学1年、2年、3年とタイプの異なる教授法の先生にめぐり合えたら幸せ。

わたしの場合は、高校1年生のときのS井先生が最高だった。この先生は北大出、教えたばかりの文型の問題をいきなり100題出題しました。短文100個並べて文型を判断しろというだけ、楽しい授業でした。のちに釧路高専へ転任されました。
by ebisu (2015-03-03 11:58) 

Hirosuke

僕の英語キャリアはebisuさんと後志さんの中間に位置しています。海外経験は27才のインド出張のみ。その時には英検2級さえ持っていない有様。その顛末の詳細です。
---------------------------------------------
初の海外【インド】で受けた【超絶】カルチャー・ショック
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2006-07-23
---------------------------------------------
ここからですね、僕が本気で勉強するようになったのは。英検2級の合格が28才。更に準1級の合格まで3年超。英語講師や塾講師しながら英文テクニカルライターの初仕事を得るのに更に5年を要しました。

この初仕事は、自衛隊機【アメリカ製】の整備マニュアルや操作マニュアルの下訳係。この自衛隊機は、一昨年でしたか、ヨットで遭難して激しく非難されたシンボウさんの捜索に何度も飛びました。アメリカ製ですから全て英語です。最初わからなくて質問したら言われたんです。「わからなきゃイラスト見ながらイメージしろ!それを現物で確認して来い。間違ったら墜落だぞ!」と。

というわけで、僕は実務の中でイメージする力を磨きました。

by Hirosuke (2015-03-03 13:16) 

合格先生

単語をしっかり教えるということについては大賛成です。おそらく、これが英語がきちんとできるようにならない、決定的な部分でしょう。
生徒の感覚は「1対1対応」または「1対多対応」で、無条件に覚えろでは、ニュアンスも何もあったものではない、と思っています。
現実問題としてonを「接触」として教えているのは、釧路では私立の武修館のみではないでしょうか。

「単語」の場合、教えるという立場としては「ニュアンスや語源などをしっかり押さえておく。そして、そこから引き出せれる日本語の意味をつけていく」というスタイル。そして、それを受け取る側の生徒としては「ニュアンスからマスターする」もよし、「ニュアンスは面倒だからと、日本語の意味を押さえるだけもよし」という受け取る側の複数のパターンに対応できるように教えることが必要だと。
それでなければbodyで「死体」とかwillで「遺書」だとか、そういうものがすっと頭に入らない子はたくさん出てくるように思います。

中学生の指導として考えた場合、たぶん、今までの指導で問題ではないかと思われるところをピックアップして確認していくと、学校の先生に参考になるものが作ることができそうな気がします。例えば、
I am Akiko.
の場合、amに「です」を当てて、訳せという指導はどうなんだ、ということとか。
ちなみに、自分は後志のおじさんのお話に出てきた「文全体を訳して、その文が言おうとしている日本語を当てる」という方法が本来の方法だと思っています。
by 合格先生 (2015-03-03 21:22) 

Hirosuke

学生が憶えるべき単語リストですが『指導要領』の通りで良いでしょうか?現行の教科書の方が現場の先生としては教えやすいでしょうけれど、アウトプットを見据えた【本当の英語】(変な表現ですが)を教えるには『指導要領』を超える(というか無視)する必要があると考えます。既に私立の学校では一般的に実施してますけどね。

以下は文科省への注文になりますが。
(詳細はリンク先を参照ください。)

小学~中学=Basic English の【850語】
---------------------------------------------
ベーシック英語
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E8%8B%B1%E8%AA%9E
---------------------------------------------

中学~高校=VOA Special English の【1500語】
---------------------------------------------
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5
---------------------------------------------

大学入試=LDOCEの【2000語】
---------------------------------------------
ロングマン現代英英辞典
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%9E%E3%83%B3%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E8%8B%B1%E8%8B%B1%E8%BE%9E%E5%85%B8
---------------------------------------------

大学~ビジネス=茅ヶ崎方式の【4000語】
---------------------------------------------
茅ヶ崎方式
http://chigasakieigo.com/method/method.html
---------------------------------------------
by Hirosuke (2015-03-04 02:08) 

後志のおじさん

ホクダイより上のレベルに受験で合格生徒が、北海道全体で、僅か2000人を大きく下回る中、高いレベルの授業を行うのは至難のわざですが、教える側が日本の高いレベルの世界を知っておくことは大切でしょう。

「単語」数を制限することに、何の意味があるのか?語が豊富な方が比べることでかえって語の輪郭がくっきりするのに。逆の意味合いで、外国語学習=単語覚え、という都市伝説が現れているように思います。

北海道の英語教育のガン。
zapper さんや合格先生が、書いている、漢字練習、計算練習の量が少なすぎること。
教員が、日本ではまず採用試験に合格しないレベルで、採用されてしまう。北海道という低学力集団の中で「自分は、勉強ができる。」と思っている、日本では通用しないレベルの人が、教員になる。自分が過去に受けた授業や学習指導をなぞるように、授業をする。かくしてマイナスのスパイラルができあがる。

日本では、高校入試では分速80~100語が標準。北海道のゼロ金利政策入試では僅か60語で充分。大学入試では120ですから、この時点ですでにビハインドです。

分速120の読みのスピードでは、ビジネスレベルの英語を名のるにはまだ苦しいのですが。(入試では満点でなくてもいいけど、ビジネスでは満点が前提ですし。)

たるみきった、雑談、ビンゴ授業はさっさとやめて、文覚えをやらせることからですね。



by 後志のおじさん (2015-03-04 09:37) 

ebisu

合格先生

英語の単語をしっかり教えるというのは、学校の授業では案外やっていないことですね。

willが意志を表すところから、未来(~するつもり、~の意志がある)にも「遺書」としても使われる。
わたしはwillに「遺書」という意味があるなんて知りませんでした。
bodyは酒を入れる大樽が語源と辞書にありました。酒はspiritですから、bodyからspirit(息、霊気)の抜けてしまったのが、「ご遺体」。

ビンゴゲームよりも結構楽しいはずですが・・・
英語の先生はたくさん本を読んで、雑学・博識の「皮袋」であればいい。中学生に戻ってそういう授業を受けてみたい。

by ebisu (2015-03-04 10:15) 

合格先生

すみません。自分、間違えてwiillで「遺書」って書いてしまいました。正しくは「遺言」です。要するに「故人の遺志」ということですね。

単語の授業ですが、これが実は一番厄介なところだと思います。文法の内容を教える方がずっと楽。ただ、単語の授業では、面白い話はたくさんできると思います。

現状では、単語は書けず、教科書本文の訳はプリントに印刷して配っておしまい。「英語になじむのに日記をつけてみよう」と言ったところで「月」は書けない、「曜日」も書けないでは、その時点で挫折してしまうと思いますし、生徒に教科書の訳をさせたとき、なんかトンチンカンな訳をやっているな、と思ったら、次の文の訳を言っていたり。要するに単語や文法がわからないから、文自体を丸暗記して答えるのですが、どこの文の訳だかわからないという子が出てくるんですね。
でも、正直、こういう子ってちゃんと一生懸命勉強しているんですよ。それでなければ訳の暗記なんかしないんですから。それなのに、ずれたことをやってしまって、テストで点数が取れなければ「私、勉強しても全然ダメな子」というふうに考えてしまうんです。
こうやってまじめに勉強をやっている子の意欲を減退させていることに対して、もっと敏感に反応して歯止めをかけるようにしてもらわないとダメだ、と思っています。
by 合格先生 (2015-03-04 10:32) 

ebisu

Hirosukeさん

VOAいいですね。音読トレーニングにもリスニングトレーニングにも使えます。ビビッドなニュースが素材ですから好きなものを選ぶことができますね。レベルが3段階になっているから、だれでも「食いつける」でしょう。子音の発音がとっても強い。
だだでこんな良質の教材があることを、田舎の生徒たちに知ってもらいたい。音声をMP3ファイルに落としてダウンロードする機能もついているので、本文をWORDにコピペして利用すればいい。

http://learningenglish.voanews.com/

たくさんの中・高校生に利用してもらいたい。

中・高・大学生が学ぶ単語を具体的に示してくれたのも画期的です。
これも三段階。

小学~中学=Basic English の【850語】
中学~高校=VOA Special English の【1500語】
大学入試=LDOCEの【2000語】

Hirosukeさん、ありがとう。
by ebisu (2015-03-04 13:11) 

ebisu

>日本では、高校入試では分速80~100語が標準。北海道のゼロ金利政策入試では僅か60語で充分。大学入試では120ですから、この時点ですでにビハインドです。

こういう風に具体的な数字を挙げて論ずると説得力が増します。辛口なだけでなく、客観的な数字を挙げてデータでとどめを刺す。
北海道の中高生にとっては目標値がはっきりしていいですね。先生たちも全国標準レベルのスピードを目標に指導しましょう。
by ebisu (2015-03-04 22:49) 

後志のおじさん

リスニングですが

私のtraining法をご紹介しておきます。

NHKラジオの、攻略英語リスニングのモノローグと実践ビジネス英語のビニェットを、リピート再生機能付きのラジオサーバーに録音。

テキストなしで、一回聴くだけでも内容はわかります。が、ここからが大変。

一文ずつ、エンドレス再生をかけて、完璧に同調して言えるまで聴き込みます。その後で、2回文を書いてみる。

基本的に、テキストは見ません(これが大切。)見るのは、音声変化がきつすぎて、語が捕まえられなかった時、知らない語が出てきて意味が掴めないとき、正しくキャッチできたか確認するときです。

言えること、三つ

その1.わかったつもり(初回の聞き取りだけ)では、実はまったく自分のものになっていない。

上記の練習をしただけでは、身に付かないので、机に向かっていないときも、聞き流しをして、音声を染み込ませる。(日曜など、日本語より英語を聞いている時間が圧倒的に長いです。)

2.本当の英語に対応させるには、カタカナ読みでは不可能なtrainingであること。

同調させるためには、英語の音数でなければなりませんが、例えばdifferent は、3音。ディファレントは、5音。カタカナ読みの方が音数が多いので、ゆっくりのスピードならなんとかついていけても、スピードが上がるとカタカナ読みでは必ず限界がくる。
TOEIC700(英検準1の少し下)には、壁があり、一つはすでに書きました。もう1つの壁がこれだと言われています。

因みに私は、TOEICマニアではありません。一回受けただけです。

3.知らない言葉は聞こえない。言えない言葉は聞き取れない。説明はいらないと思います。


低学力の子には、日本語で必要なtrainingにも思います。


衝動旅行中です。ただ今、神保町交差点角のドトールコーヒー。これから、古書店めぐりです。(懐かしいでしょ?ebisu さん。私も学生のころ、たまに歩いたところです。随分変わりましたが、古本屋街は健在です。)




by 後志のおじさん (2015-03-05 10:16) 

Hirosuke

>因みに私は、TOEICマニアではありません。
   ↓
同じくです。
準1級の合格後に数回だけ受けました。
最初は過去問とか勉強せずに受けて725でした。
何回か受けてバカらしくなって卒業しました。
満点を取ったわけじゃないですよ。
詳しくは、こちらを。
-----------------------------------------
矛盾・・・TOEIC受験のバカらしさ 
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2007-01-07
------------------------------------------

因みに準1級合格の最終的な大壁が【リスニング】でした。克服するためにNHKラジオ『やさしいビジネス英語』で【同時読み(オーバーラッピング)⇒追いかけ発声(シャドウイング)】しました。克服した直後のTOEICスコアが725です。ご参考まで。

>ゆっくりのスピードならなんとかついていけても、
>スピードが上がるとカタカナ読みでは必ず限界がくる。
   ↓
これは洋楽を歌ってみると実感できますね。
辞書的なカタカナ発音では全くリズムに乗れない。
------------------------------------------
カタカナで歌う ♪少ーしも寒くないわ♪
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2014-11-24
------------------------------------------
僕は、これをプリントアウトして生徒に歌わせてますよ。
もちろん僕も歌います。(笑)

以下を知って欲しいからです。
【辞書のカタカナは取っ掛かりに過ぎない!】
【単語単語の発音は、文になると変化する!】
【リエゾンは常に起きている!】
(anの時しか言わない先生が多い。)

by Hirosuke (2015-03-05 11:51) 

後志のおじさん

古本屋街にて、

浮世絵、木版画  EBISU堂発見

思わずニヤリ。

by 後志のおじさん (2015-03-05 12:27) 

後志のおじさん

三つ程、

1.耳から口へのtrainingは、読む力を鍛える上で極めて効果がある。

音は、逆には戻れません。多くの人は、訳を考えながら、文を遡って読んでいるのではないでしょうか?音から文を掴まえる癖をつけると、逆読みの癖が根絶できます。

以前書いた、英語の語順は

Adv. +S+V+(Oなど)+Adv

というのは、耳からの理解を自分なりにルール化したものです。


2.話せるから大丈夫。というのは、大きな思い違いに過ぎないこと。

私も、学生時代留学生としゃべったり、店員のバイトをして外人さんに説明したりの経験はあったから、会話には自信を持って渡米したのですが、とんでもない自信過剰でした。

英会話テキストには必ずでている
「空港での会話」すら聞き取れないのですから。ショックでしたねぇ。只、
Speak slowly, please.
と言ったら、一発でゆっくり言ってくれたので、理解できた。

それまでは、彼らが、日本人にわかるスピードに落としてくれていたに過ぎなかったのだ、ということが自覚できた次第。

3.音の壁を超えなくても、大学受験には、東大を含め対応可能であること。大学入試のリスニングなど、その程度のものです。

因みに東大生のTOEIC平均でも600台だそうです。

だから、ビジネスレベルの英語(というのもよくわからない言葉ですが。)にたどり着くには、ホクダイ以上の難関大学合格後、さらにそれと同じ位あるいはそれ以上の努力が必要とされるわけです。

英語の音と、カタカナ読みの音が混在していると、たとえ、理屈上頭の中でのリンクがあったとしても、ネイティブの通常のスピードで音が流れた時にほんの一瞬リンクをとるためをの時間が必要になる。たったこれだけで、ネイティブの発するネイティブ向けの言葉についていけなくなるのです。



さて、リスニング&スピーキングを中学生の授業に持ち込むには?



by 後志のおじさん (2015-03-05 18:34) 

ebisu

神保町交差点にドトールがあるのですか、わたしが神田神保町めぐりをして歩いたころはありませんでしたね。銀座四丁目交差点にもドトールがあります。2回の席から歩いている人を眺めながら飲む珈琲はまた格別。

ところで、後志のおじさんのトレーニング法、すざまじいですね、修行そのもの。99.99%の高校生にはそこまでの徹底は必要なしと思いますが、コミュニケーションツールとしての英語を追求したら、そういうことになるのでしょう。
TOEIC900点を楽勝で越すはずだ。
釧路の教育を考える会のメンバーにもそういうレベルの人が一人います。
すごいレベルだな。
某繊維メーカnと合弁会社をやったときに、一緒に仕事をした人が、千葉大学薬学部出身でしたが、TOEIC800点台でした、900点には届かない。
あなたのトレーニング法を伺って、敬意を払うべきレベルだということがよくわかりました。

>英語の音と、カタカナ読みの音が混在していると、たとえ、理屈上頭の中でのリンクがあったとしても、ネイティブの通常のスピードで音が流れた時にほんの一瞬リンクをとるためをの時間が必要になる。たったこれだけで、ネイティブの発するネイティブ向けの言葉についていけなくなるのです。

同時通訳の養成のようなシビアなレベルの話のようです。そこで、話を元に戻して、こうなるのですね。

>さて、リスニング&スピーキングを中学生の授業に持ち込むには?

VOAのレベル1、あるいはレベル2で十分ではないでしょうか?
それ以上を求めたら、99.9%に生徒は他の教科の学習時間を確保できなくなりませんか。
日本語の学習も、数学の学習も大事なことでは英語に劣りません。
中学生対象の英語教育に、おっしゃるようなレベルのリスニングとスピーキングトレーニングを導入する具体案がありましたら、教えてください。

神田のEBISU堂さん、わたしものぞいて見たいですね。東京へ行っても、ほとんど出歩かなくなりました。神田はおろか新宿へでるのもキツイ。
by ebisu (2015-03-05 23:06) 

Hirosuke

■ 高校はオール・イングリッシュの英語授業をやっている
     ↓
これって、あくまで建前ですよね?本当にイングリッシュで授業してるんでしょうか?うちの塾の最寄高校(非常に低レベルですが。)ではNo!です。日本語で文法用語だらけの構文解説です。Yes!の高校でも文法用語だらけの構文解説?余計に理解できないのでは?

文法・語法の解説にも【イメージ】は非常に有効です。英語が理解できない生徒に英語で【英語のイメージ】を持たせるのは無理です。正しく【イメージ】させるには彼等の理解できる言葉が必要。つまりは正しくイメージ豊かな日本語ですが。

他に何か上手いツールがありますか?

オール・イングリッシュの利点とは何でしょうか?

by Hirosuke (2015-03-06 00:26) 

ebisu

生徒に確認してみます。
英語で授業をやっているとは聞いていますが、全部英語なのかどうかそこまでは聞いていません、疑わしいですね。
定期テストには日本語が一つもなかったのを確認はしていますが、英文の構文解説を英語でしたらわかる生徒は、普通科120人のうち10人いませんね。現実問題として英検2級以下では、オール・イングリッシュ授業はとても無理です。

本当に「オール・イングリッシュ」なら高校生の英語の学力低下が進むことになるでしょう。
いずれにせよ、根室高校は2年後の統合後には、生徒の学力が著しく低下するので、オール・イングリッシュなんて、夢のまた夢ということになります。

by ebisu (2015-03-06 12:18) 

後志のおじさん

リスニングメソッドですが、あくまで「私」のやっていることです。色々やっているうちに、いつの間にかベストとしてやっているだけのことで、今はあまり時間はかかりません。1ページ40分くらいです。

それも、完全に同調できて繰返して言えるまでに、少し長い文だと3分くらいかかりますから、掃除やらちょっとした片付けやらの片手間にできます。日常生活の傍ら、時間の有効活用をしているようなものです。


中学生がやるなら、を私の軌跡を辿りつつ考えてみました。

やはり、前提は、文のつくりがわかっていること。S+V+Oでも、~は、どうする~を、でも何でもいい。「単語」も、訳語でもイメージでもニュアンスでも何でもいいから、きちんと覚えていること。

その上で、「解った文」を

初めは、見ながらでもいいから音に合わせて口に出す。(ただし、カタカナ英語の音に合わせては不可。)何回も。そして、顔を上げて(文字をみずに)同調できるまで。可能であれば、少しずつスピードをあげる。

たまに、すでに習った範囲内で、文をつくり、文字無しで言えるまで繰り返す。だんだん速くする。生徒が、振り落とされても構わない。ゲーム的に、本当のスピードを体感させる。振り落とされた連中が、笑っている位がいい。

こんなやり方は、どうでしょう。各単元の、基本文だけでも実施できたら、効果はあるでしょうし、スピードの調整や非カタカナ英語も、ALTと打ち合わせれば、充分に実現できると思います。


オールいんぐりっしゅの授業?おたるの、tide and ridge 高校でやっているらしいですが、教師が、決まった範囲内の指示を英語で言って、あとはただ読んでいるだけ、と聞いています。

生徒とのやりとりが有って初めてall English を名乗れるのだろうと思いますが、後志の「名門高校」(北海道偏差値45で入れる)では、教師がしゃべって(正確には読んで)いるだけで、生徒はただ座っているだけです。北海道の小学校の日常、「待ってなさい。」と同じ現象が起こっているだけのことだと思います。



by 後志のおじさん (2015-03-06 14:23) 

Hirosuke

僕の音読メソッドの詳細です。
(リスニングメソッドではありません。)
----------------------------------------------
口と脳をシンクロさせる
「5-LEVEL 音読トレーニング」詳細マニュアル
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2006-08-17
----------------------------------------------
これで苦手だった単語と長文を克服しました。これに沿って生徒にも音読させますが彼等にはLEVEL 2が限界です。それでも十分に伸び始めます。脳内に英語回路が開通し、英語に対する反射神経が磨かれ、問を考え正確に答える余力が生まれるからです。

使用する教材は英検リスニングCDが基本です。教科書CDではLEVEL 5が出来ませんが、LEVEL 4までは可能ですから十分でしょうか?

by Hirosuke (2015-03-06 23:38) 

Hirosuke

話を小学生レベルに戻しましょう。

「まずは【フォニクス】から。」という案が出ました。賛成ですが【フォニクス】は非常にパターンが多いので最初からの導入は困難が伴うと思います。更には【フォニクス】以前の課題があります。【正しいアルファベット26字の読み方】です。「何を今更?」でしょうか。

その課題とは『ABCソング』です。アルファベットには【長音 と 短音】の2種があります。使用頻度は圧倒的に【短音】が多いのに、誰も教えず『ABCソング』では少数派の長音ばかり繰り返し歌わせています。【短音バージョン】も取り入れるべき。こんな感じです。
    ↓
♪ ア ブッ クッ ドゥッ エ フッ グッ ハッ イ ジッ クッ ルッ ムッ ヌッ♪

音階は存在しません。リズムのみです。

by Hirosuke (2015-03-07 22:15) 

ebisu

同調音読ができたら、スピードアップ音読、しかも振り落とすくらいにスピードアップ、ゲーム感覚で楽しむ。
授業としては楽しそうですね。
一緒にやって見せて、やらせてみる。後志のおじさん、これはいけそうですね。

「オールイングリッシュ」授業はときどき日本語が混じっているそうです。完全なオールイングリッシュでは、ついていける生徒が1割以下になるでしょうね。

現実は「おおむね、オールイングリッシュ」ですね。高校で採用している英文法書を英語で教えたら、大学の授業でもハイレベルのものになってしまいそうです。

理想と現実、ギャップは相当大きそう。
by ebisu (2015-03-07 22:22) 

ebisu

音読するときに鮮明なイメージを脳内に保持することで、音とイメージと意味が脳ないでシンクロするのでしょう。
方法論としては有効性が理解できますが、人によって向き不向きがありそうです。
だからこそ、三人三様の勉強法の開示の意味があるのでしょう。

誤解のないように申し添えて置きますが、Hirosukeさんのイメージ音読も後志のおじさんの「同調音読」と書くトレーニングはそれぞれ試してみましたが、すっと入ってきます。なるほどいい方法だと感心しています。わたしの勉強法に欠けていた部分であり、遅まきながら開示いただいたほうほうでぼちぼちトレーニングを続けたいと思ったしだいです。

その上で書きますが、話は英語学習の目的に戻ってくることになりそうです。

コミュニケーションツールとしての国際語である英語を身につけることを目的としたら、第一段階は日常会話ができる程度でいい。ネィティブの小6~中学生レベルの会話ができればいい。
第二段階は、ネィティブの高校生レベルの「読み・書き」でしょうね。
でも、それでいいのでしょうか?

日本語を想定してみると、中学生レベルの会話ができるということにそれほど意味があるとは思えません(理由:仕事で利用できるレベルではない)。
現実に、友人同士の会話は成り立っても、大人の話を理解できない中学生が増えています。本を読む習慣のない生徒が増えており、語彙が貧弱で文章語を交えた話が理解できない層が膨らんでいます。

コミュニケーション重視でやったとして、たとえば社会人がネィティブの中学生程度の会話ができることにどれほどの意味があるのでしょうか?
日本国内では日本語ですべてが通じます。日本人同士が英語で話をしなければならない場面は、外人が間に入っている場合に限られるでしょう。そうした機会は一般人にはほとんどありません。
学校教育は一般人に対する教育でしょう?

日本語の話ですが、中高生に要求されるのはある程度の量の本を読み語彙を増やすことです。そして読む本の範囲を広げること。「読み・書き」の能力アップをすることではないでしょうか?
大学生が英語を勉強する場合にも、同じことが当てはまらないでしょうか?
大学で学ぶ英語はそういう読解力や書く能力重視でいいのではないでしょうか?

先端分野の専門書は翻訳がないものが多いので、そういう英語で書かれた文献を自力で渉猟し読む能力は仕事をする場合には必須です。
仕事をしていて、システム専門書やコンピュータ・ハードウェア、管理会計学、医学、言語学などの先端分野の専門書を読む必要がありましたが、仕事で英会話が必要だった場面はごくわずかでした。
たいてい通訳する人がついていましたし、専門分野の話になると、専門用語が飛び交うので、英会話程度の通訳能力では専門家同士の話の通訳ははなはだ困難です。逆に、日常会話は不自由でも、専門分野については、共通の語彙=専門用語が橋渡しをしてくれるので、大事なところは専門用語でダイレクトに確認が可能です。

最近は、日本企業でもグローバルな展開をしている会社は、社内で英語で意思疎通をしているようですが、わたしにはばかげたことにみえます。日本語で話したほうが、数十倍も深い話がしかも短時間でできることは、なんらの論証も要しない自明なことではないでしょうか。

それで話を戻しますが、「イメージ音読」や、「同調音読の徹底」は発話能力やリスニング能力を磨く上でじつに有効な方法だと感じます。中学生の英語トレーニングメニューとしても、大人のトレーニングメニューとしても有力な方法ですね。
Hirosukeさんや後志のおじさんにめぐり合うまでは、こういう具体的な勉強方法を知りませんでした。
たいへん参考になっています。ますます英語が楽しくなりそうです、感謝。
by ebisu (2015-03-07 23:38) 

Hirosuke

ここまでの議論を極めて単純な図にしてみると、
こんな感じでしょうか?
-----------------------------------------------
◆後志のおじさんメソッド◆for 基礎を完全把握した人
     ↑
     ↑
     ↑
     ↑
     ↑
     ↑
◆Hirosukeメソッド◆for まだ基礎がグラグラな人
     ↑
     ↑
◆フォニクス+イメージ+スピード音読◆for 初学者     -----------------------------------------------
上図のように3つのメソッドは一直線上にあります。【ハイスピード連続スラッシュ&イメージ音読】とでも言うべき一本道です。しかし、ご覧の通り相当のレベル差です。この差は、まず耳での理解に重きを置くか、まず目や口での理解に重きを置くかの違いとも言えます。

僕は英検準1級に合格【前】に後志のおじさん的なトレーニングへと移行しつつありましたが、うつ+聴覚過敏になったので今は完全休止状態です。だいぶ回復したので、またトレーニングし直さなければ。

Hirosukeメソッド(なんて、おこがましいですが)を楽に実行できるように成長して来たら、なるべく早く◆後志のおじさんメソッド◆に移行するのが理想的だと思います。移行時期は少なくとも英検2級の合格後でないと厳しいかな?逆に言えば、僕が◆後志のおじさんメソッド◆に出会っていたら、もっと早く英検準1級に合格できていた筈です。自分のメソッドが楽に出来るようになったのにリスニングの壁が突破できず準1級に合格できない。その対策として更に負荷を上げる方法として思い付きましたから。

by Hirosuke (2015-03-08 11:02) 

後志のおじさん

いい発音を、義務教育で全員に求めると、可哀想な子が出てきそうです。

音の違いが聞き取れないとか、リズムがとれないとか、口をしっかりとじることができないとか、方言の関係で母音に違いがあるとか、

一通り音の説明をしたら、あとはお遊び感覚でも「学校」ならいいのではないかと思います。目覚めた人は、努力するきっかけになるだろうし、できなかった生徒が劣等感をもたずに済むようかつ本当のスピードに触れる機会を持たせてあげられるようにすること00狙いとして考えてみたものですから。


Let it go! を検索しているうちに、岩手弁バージョンにはまり、
店でかかっていたポルトガル語のボサノバが、岩手弁に聞こえて困った!

コタケッパッタ、バンチャ、オンチャ
(ポルトガル語っぽいでしょ?)


このまま、
こんな、頑張ってる、都会の、おじさん

という意味なのです。(岩手+秋田混ざってますけど。)



by 後志のおじさん (2015-03-09 13:11) 

ebisu

やさしいですね。

>いい発音を、義務教育で全員に求めると、可哀想な子が出てきそうです。

耳の感度の良し悪しの個人差が大きいから、努力しても真似できない生徒が三人に一人はでそうですね。

>一通り音の説明をしたら、あとはお遊び感覚でも「学校」ならいいのではないかと思います。
>目覚めた人は、努力するきっかけになるだろうし、できなかった生徒が劣等感をもたずに済むようかつ本当のスピードに触れる機会を持たせてあげられるようにすること00狙いとして考えてみたものですから。

学校は「ゆるく」ていい、本格的にやる1%の人にはきっかけをつくってあげるだけで、小中学校の英語は十分ということですか。マイルドなご意見に落ち着きました。

>コタケッパッタ、バンチャ、オンチャ
(ポルトガル語っぽいでしょ?)

音に対する感覚がわたしよりずっと鋭い、いろんな音がわたしのみ耳とは違って聞こえているのでしょう。人間ってとっても多様ですね。

ところで「00狙い」の伏字になっている部分はなんでしょう?
by ebisu (2015-03-09 23:04) 

後志のおじさん

生徒には、いろんな事情を配慮しますが、教師には配慮しません。金を貰う側ですから。

1.おかしな発音を押し付けるのをやめること。北海道にはゼアラアとか、カインドブとか、インポータントゥミーとか、カタカナ読みを押し付けて悦に入っいる輩が未だにいるようですが、何だ?そりゃ。

2.教師は、きちんとした音が出せるようにすること。特に子音。

文科省のやっていることは、商品広告をうつだけで品質保証がなにもされていない、どこかのハンバーガーチェーンみたいなものでおまけに北海道の教員ときたら、意図的に異物を混入させたり、手も洗わずに食品を触ったりする輩ですから。

北海道の英語教育は、危険です。


英検2級ならセンター70%は下限。しかるに、北海道教育大学など、札幌校含め70%以下で入れる。推薦入学組など話にもならない。

彼らにとっては、センターでさえ難しく、英語教育コースでさえ、英検2級持っていればましな方。

これで英語を教えるっていうんだから!

文科省には、教員全員の品質保証をやっていただきたいものです。

by 後志のおじさん (2015-03-10 07:28) 

ebisu

おはようございます。

ははは、やっぱり。
生徒にはやさしくとも、プロであるべき英語を教える教員が英検2級もとれないような能力では教える資格ナシというのが後志のおじさんの辛口の結論ですか。

そういう主張も生徒のためですね。プロはプロとして十分な技倆をもて、そしてそれを一生磨き続けろということですね。

>英検2級ならセンター70%は下限。しかるに、北海道教育大学など、札幌校含め70%以下で入れる。推薦入学組など話にもならない。

>彼らにとっては、センターでさえ難しく、英語教育コースでさえ、英検2級持っていればましな方。

>これで英語を教えるっていうんだから!

わたしが授業参観したときにたいへん気になったのはたった2点。
一つは子音の発音、もうひとつは判で押したように教え方が似通っており、学習指導要領の範囲を出ていないことでした。文科省は学習指導要領は最低基準と言い切っているのに、現場はその域を出ることができない。ベテランほどいままでのやり方を踏襲し、やり方を変えられないのかもしれませんが、若い先生も同じでは話にならない。
子音の発音についてはebisuは後志のおじさんと同意見。

>2.教師は、きちんとした音が出せるようにすること。特に子音。

根室管内の英語教師の皆さん、日々努力して技倆を磨けば、三年たったら技術レベルが格段に進化します。生徒のためにししてプロフェッショナル(教育の職人)として、やるべきことをやりましょう。
わたしもいま、後志のおじさんが開示してくれた「同調音読」にHirosuke流「イメージ音読」をミックスして、VOAの音源とサブスクリプトを利用してトレーニングを始めました。さまざまな分野の専門書を読む必要があって英文を読んできましたが、この方面の勉強が足りなかった。足りなければやればいいのです。不足があればそれを補うのがプロフェッショナル。
生徒に教えている間は、教育の職人であり続けたい。

>文科省には、教員全員の品質保証をやっていただきたいものです。

同感。やったら人数が大幅に足りなくて、北海道の学校英語授業は崩壊必死です。無理な注文ですが、当然の注文でもある。どういうスケジュールで実現するのか、工程表を公表してもらいたい。

by ebisu (2015-03-10 08:41) 

ebisu

オールイングリッシュ授業の実態について報告。

地元の高校普通科の授業では、1年生のときは英語での説明が多い、ところが2年になると日本語での説明主体に変わるということのようです。
オールイングリッシュ授業継続の無理を現場の先生たちは十分ご存知ということ。

文科省は地に足の着いた高校英語授業と先生たちのトレーニングを展開してもらいたい。
建前と本音に差がありすぎ、「オールイングリッシュ」の建前は多くの高校で英語学力破壊の方向に作用していると判断せざるをえません。
by ebisu (2015-03-10 08:51) 

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