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#2984 物言わぬ北方領土返還運動団体役員 Feb. 21, 2015 [21. 北方領土]

 北方領土の日の2月7日から2週間が過ぎた。公益社団法人千島歯舞居住者連盟という北方領土返還団体がある。
*http://chishima.or.jp/

 団体役員もいるし、「語り部」もいる、他にも関係者がたくさんいるはずだが、ブログで情報発信している方が一人もおられないようだが、どうしてだろう?ebisuにはたいへん奇異なことに感じられる。
  「引揚者」の平均年齢は78歳ですでにその6割が故人である。択捉島で生まれて育ったわたしの母も叔母たち3人もすでにこの世にいない。叔父貴と末っ子の叔母一人が残っているだけ。
 返還運動を次の世代に伝えたいなら、「引揚者」の皆さんがお手本を示すべきではないのか。
 何を言いたいのかというと、どういう形でどういうやり方で返還運動を行うのかというビジョンを創り、次の世代に伝えろということだ

 国の予算を当てにして、「ビザなし交流」という費用負担のない旅行に満足し、恒例行事のように2月7日に陳腐な大会を開き、年に一度市長や市議たちが公費を使って東京をデモして歩く、そんなことでは「引揚者」が本気で返還運動をしていると思う国民はごく少数で、返還運動の輪が広がらないことは戦後70年の歴史が証明している。国の補助金を当てにするだけで、自ら知恵も絞らず金も出さない運動にどれだけの意味があるのだろう?
 返還運動諸団体はおろか、根室市議会も歴代の根室市長も北方領土返還の現実的な具体論を表明したことは一度もない、これにはあきれ返る。歴代市長は北方領土返還運動を、国から補助金をせしめる口実に使ってきただけではないのか?

 根室ですら、北方領土返還に関する具体的で現実的な議論が70年間ないようなていたらくでは、運動の輪が広がるはずがないとわたしは思う。
 関係者が弊ブログを読んでいたら、コメント欄へ反論投稿されよ。幹部の中にはebisuが旧知の方もおられる。択捉島蕊取村は小さな村で隣近所は親戚のようなもの、その中を「引揚者」と「非引揚者」に分け隔てるような返還運動が国民の共感を呼ぶだろうか?「元島民」ではなく「引揚者とその子や孫」だけの偏狭な領土返還運動はそろそろやめたらいかが?元島民とその子や孫の分け隔てのない領土返還運動に変える気はないか?
 偏狭な殻を壊し、議論を盛んにして返還運動を盛り上げるのにebisuも一役買おうと思う。

 千島歯舞居住者連盟のホームページの右側の欄の先頭には、次の項目タグが並んでいる。

●「行事予定」
●「北方領土返還署名」
●「北方領土の語り部」
●「北方四島自由訪問」
●「会員の募集」
●「運営等の概況」
●「北方四島居住地図」

 領土返還の具体論について一人も個人的な意見を発信していない、考えられる理由を三つ挙げる。
① 意見も具体案もあるが、皆さん高齢なのでブログは書かない
② 領土返還についての具体的な意見や提案がない
③ 現実的な問題として考えていないので、年間行事予定をこなすだけでいい

 三つの理由のうちどれなのだろう?返還運動団体役員の方々にお訊ねしたい。
 (日本ブログ村の「根室情報」をみても、北方領土返還運動団体の方のエントリーはない)

 ebisuは母親が択捉島出身者であるが、終戦時には根室に居住していたので、いわゆる「引揚者」ではないから、「引揚者」の団体である千島歯舞居住者連盟にお袋は一切関係がなかった。択捉島で育ったお袋の兄弟たちでは末っ子の妹だけが終戦時に択捉島に住んでいたので「引揚者」である。連盟のホームページの語り部には名前が載っていないが、話の上手な美人(甥のわたしはそう思っている)の語り部おばさんの一人である。(笑)

 今年は北方四島がソ連に占領されて70年目にあたる。領土返還諸団体の役員や関係者の皆さんは、ぜひブログを立ち上げて、具体的な領土返還論を披露して、返還運動を盛り上げてもらいたい
 弊ブログで具体的かつ現実的な領土返還論について述べたことがあるので、ご一読いただきたい。

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*#195「少し過激な北方領土返還論」MIRV(多核弾道ミサイル)開発・組み立て・解体ショー
ロシアをぎゃふんといわせ北方領土を返還させるための具体論
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2008-06-07

 #465「"Japan sent uranium to U.S. in secret"は北方領土返還運動の好機か?」
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2008-12-30

  #1401「ロシアがフランスから新型軍艦を購入し北方領土へ配備、対抗措置はあるか」
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-03-1

 #1892 映画「マーガレット・サッチャー」と北方領土 Apr. 6, 2012 
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-04-06

 
#1965 ビザなし交流=通過型観光旅行? June 8, 2012 
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-06-08

 #1969 北方領土問題コメント(欄)対話(1): ビザなし交流の虚実  June 11, 2012 
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-06-11

 #1973 ビザなし交流in択捉島 住民交流会:もちつもたれつ  June 14, 2012 
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-06-14

 #2050 竹島と北方領土 :韓国大統領の竹島上陸にどう対抗する?  Aug. 10, 2012 
 http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-08-10-2

 #2053 マーガレット・サッチャーと領土問題(2) : 北方領土・竹島・尖閣列島 Aug. 14, 2012
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-08-14

 #2054 マーガレット・サッチャーと領土問題(3) : Aug.16, 2012 
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-08-16

 #2095 おろかな領土紛争:白人支配終焉のチャンス
  http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-09-28

  #2097 中国や韓国と如何に付き合うべきか
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-09-29

 #2301 実録北方領土ビザなし訪問 :同行医師の記録 May 19, 2013 
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-19

 #2585 北方領土の日: 現実的な四島返還構想 MIRV開発 Feb.7, 2014 
 http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-02-07

 #2656 北方領土返還運動:おかしな「元島民」の定義  Apr. 23, 2014 
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-04-23

 #2697 ロシアの東と西にある北方領土とウクライナ June 3, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-06-03-1

 #2700 玉砕の島、アッツ島の桜が咲いた June 7, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-06-07

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コメント 4

NO NAME

文章たくさん書いてだれにも相手にされなくてかわいそう……(笑)

めげずに頑張ってくださいね
by NO NAME (2015-02-23 13:01) 

ebisu

ハンドルネームぐらいは書いてご投稿ください。(笑)

by ebisu (2015-02-23 13:27) 

隣町の住民

周辺にも引き揚げ2世・3世がいますが、ebisuさん指摘のとおり
単なる「利権集団」化していますね。
一部の関係者だけの毎年のビザなし交流参加。
はなはだしいのは家族で年何回もというのもいるようです。
役員は理由つけて東京までデモ?と称し、夜は公費で宴会の噂も。
あの集団は領土が返還されると困る困った団体のようですW

狭い了見の団体がのさばっている限り領土返還は夢でしょう。
by 隣町の住民 (2015-02-24 11:32) 

ebisu

隣町の住民さん

利権集団化していたら、現状変更は利権を失うことですから、そんな団体から、現実的で具体的な返還論が出てくるはずがありません。
ちんけな利権に縛られて汲々としているのでは、国民の共感を呼ばないのは当然です。

北方領土返還運動を補助金を引っ張るための口実に使い続ける歴代市長、そしてだだで繰り返される大名旅行という利権、東京で公費を使ってデモ行進という利権にしがみつく、似非返還運動諸団体、似たもの同士がくっついているわけです。
類は友を呼ぶ、そして北方領土返還は絵空事と成り果てる。
ふるさと根室の恥です。
by ebisu (2015-02-24 11:47) 

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