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#2930 高3受験ですごいパワー :2週間で数ⅠAの問題集を2冊 やりきる Jan. 10, 2015 [62. 授業風景]

 普段はのんびりしていた高3の生徒が、冬休みが始まって、暮れの1週間と正月の1週間で、センター試験用の数ⅠA問題集を2冊やりきった。一日12~14時間ほど勉強したのではないか。
 根高で進学講習のあった3日間だけは4時間、あとは毎日5時間、塾で問題集をやっていた。個別授業だから、他のレギュラーの生徒の質問に答えている合間に、生徒が学校で使っているセンターレベルの問題集から投げてくる質問を捌く。ときに基本に戻ったり、確率や場合の数は計算式の意味がわからないところは具体例を例示したりと、忙しかったが、教えるほうも充実感があって楽しかった。生徒の気迫にシンクロしたのだろう。
 3回に2回はセンター形式の問題文の終わりのほうにある問題だから、順を追って行かないと手がかりが見えない。式や条件を黒板に書き写しながら図を描き、その間に解き方の方向を探っておく。書き終わると同時に解説スタートだ。正解が出ても生徒が納得できなければ、説明の方向を変えることになる。具体例で納得がいくまで手を変え品を変えて解説する。
 問題文から変数の範囲に関する条件析出にてこずった問題もいくつかあった。解答は簡素に書かれているので、書かれている条件がどういういきさつで出てくるのかを説明する必要がある。昨日やった問題には、数Ⅲの関数の極限の知識があったほうが条件の一つを適切に析出できるようなものがあったから、普段から範囲を限定しないで勉強しておいたほうがいい。数Ⅰでも難問になると数Ⅲの知識があったほうがずっと有利になってしまう問題がある。

 半年間でいいからこれくらいのペースで勉強したら、ランクが二つくらい上の学校だっただろうから、本来の馬力を引き出せなかったのが残念だ。たったの2週間ではあるが、それでもその間にセンター試験レベルの問題集を2冊やりきった。将来何か困難に遭遇したときに、この2週間のがんばりを思い出してもらいたい、たいていの困難は乗り切れる。
 17日がセンター試験だから、このまま突っ走って見事合格してほしい。



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