#2898 Let it go :たった3語の文でもりあがる Dec. 8, 2014 [80.英語談義 (コメント欄から)]
例によって、ハンドルネーム「後志のおじさん」の問題提起をきっかけに議論が始まった。たった3語でできた文だが、こんなにさまざまな解釈ができる。Hirosukeさんと合格先生と数学に強いペトロナスさんが議論を盛り上げてくれた。もちろん投稿したご本人たちが議論を楽しんでいることは読んでいただければよくわかるだろう。人の意見に謙虚に耳を傾け、さらに自分の意見を付け加えたり、具体的な事例を挙げてテーマをクルクル転がしていくのは遊びでもある。
中学校や高校で英語が苦手でも大丈夫だ。必要と思ったときからはじめたらいい、はじめたらトコトンやってみることだ。やればやっただけスキルは上がるもの。
Hirosukeさんとebisuの二人に関しては中高の時代に英語が得意だったわけではない、好奇心や仕事の必要に応じてたくさんの英文を読むことでスキルが上がっていっただけ。
心の中に強いニーズが生まれたら、力は後からついていくもの。そのときの勉強はじつに楽しい。
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どこかでebisu さんが、「アナと雪の女王」のありのままは、Let it go. だ。と書いていましたが、ん?、と思っていろいろ調べてみました。
形式的等価でも、意味的等価でもなく、画像同調を目的とした訳のようです。(翻訳の世界は奥が深い。)
Let it go. って、本当は何だろう?
久しぶりに、Hirosuke さんや合格先生の見解も聞いてみたいです。
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"レリゴー"ですね、たしかに書きました。
どこに書いたかキーを換えて検索してみたのですがヒットしません。
コメント欄かなと、4ヶ月遡ってみましたが、みあたりません。
#2461「itって何?」でitはとりあげていますが、アナと雪の女王はでてきません。
>Let it go. って、本当は何だろう?
???
あとで検索してみます。
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ありました、#2852です。
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an impoverished island that remains largely cut off from the world
remainは「~ままに」である。(アナと雪の女王の「ありのままに」は'Let it go')
「世界からほとんど切り離されたままの貧乏国」
⇒「世界からほとんど孤立している貧乏な島国」
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解説が載っていました。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/onomasahiro/20140527-00035720/
ここからスタートかな?
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画像同調の話ですが、Let it go. のLet のエの音は、日本語のあより大きく口を縦に開けます。
従って、Let it go と口を動かすと、日本語のあ、い、おに相当する。
ありの、ままの、
ストーリーに合わせつつ、言葉を探すのには苦労したでしょうね。
Let it go. を「ほっといて!」と訳した方も検索したらいらっしゃいました。
なるほどね、と思いましたが、me ではなく「モノノケ」の難物it ですから、真意としては少し足りないのでは、と感じました。
私としては、「自分ではコントロールできない自分の行動とその結果を、自己から切り離して(対象化して)、it として、その動くがままにしておいて欲しい!」
と聞いたのですが、コンパクトな日本語にはならないのです。
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"レリゴレリゴ♪"
"ありのままに♪"
なるほど"レリゴ"と"ありの"は口の動きが同じですね。
ミュージカルの翻訳は口の動きを意識して訳をつけないといけないので何倍も難しい作業ですね。
訳者は呻吟しつつ、音の合う日本を語彙を探す、楽しい作業なのでしょうね。
意味をとるか音をとるか、ギリギリの所で語彙を選択する、どうしてもどちらかが落ちてしまうことがある、それが歌の翻訳ということ。
itについては議論の余地がありそうです。
「「モノノケ」の難物it 」
「”it” が指すもはエルサがしてきた今までの必死の努力」
http://girlsvip-matome.com/acv/1007011739.html
「嫌なことを自分の力でどこかにやってしまう」
「“Let it go”とは、怒りや不安でさいなまれている人に、そんなことは忘れてしまいなさいよ(“forget about it”)、と呼びかける言葉だ」
画像同調の問題は棚にあげて、意味理解の方に焦点を絞ると、この文のitはHirosukeさんや合格先生にも意見がありそうですね。ぜひ伺いたいものです。
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呼ばれましてジャジャジャジャーン!
まずは男性バージョンで歌ってみましょうか。
カタカナ発音も付けてあります。
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これで貴方もLet It Go♪
http://hironaga-yuusuke.blog.so-net.ne.jp/2014-11-23
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Let it go.の詳細解釈は明朝に。
少なくとも「ほっといて!」は絶対に違います。
ヒントになるのは聖書の言葉。
「古い衣を脱ぎ捨て・・・」
おやすみなさい。
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http://www.youtube.com/watch?v=kohD5z5mE0E
超たのしい、Hirosukeさんがカタカナを振ってくれた歌詞を見ながら歌ってみました。
みなさんもぜひどうぞ。
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まずはココから。
↓
>形式的等価でも、意味的等価でもなく、
>画像同調を目的とした訳のようです。
>(翻訳の世界は奥が深い。)
↓
正確無比な訳を目指すのではなく、
その国・地域に受け入れられやすい訳にする。
これを翻訳業界では【ローカライズ】と言います。
そしてディズニーは公式に、
【ローカライズ】を非常に重視し注力している事を認め、
「出来る限り口の動き・形が同じになるようにした。」
といったコメントを製作秘話として明かし、
宣伝材料にしている程です。
この<25か国語 Ver.>を見ると、
その徹底ぶりが見て取れます。
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『アナと雪の女王 MovieNEX』
Let It Go<25か国語 Ver.>
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00898/v00971/v0000000000000001968/
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へえー!ローカライズというのですか。
アニメの口パクと歌詞が合わないと強い違和感があるので、その国の文化を考慮して受け入れやすい訳語をあてることをディズニーが認めているのですか。
巧い販売(配給)戦略です。
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【対談】タモリvs松たか子
http://trendnews.yahoo.co.jp/archives/373302/
タモリ
「ありのままって意味がわからない。ありのままの自分ってわかる? 自分って常に変化しているわけでしょ? その変化は自分でもわからないわけでしょ? ありのままの自分なんて1秒もないわけよ」
↓
松たか子
「一秒、一瞬頭によぎったことを何分間で歌っているんだと思う」
タモリは仏教的な無常観で歌詞を捉えていますね。
松たか子は、それを否定しません。
日本語バージョンを担当した本人なりの解釈を示します。
日本人として日本語の歌詞を解釈しています。
原曲の英語歌詞ではありません。
だって、「ありのまま」なら正しくはLet it be.ですから。
最終的にタモリは納得しちゃうんですね。
「歌った主役の本人が言うなら。」って。
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ますます奥が深くなってきました。
無常観で歌詞の意味をとらえるタモリ、そしてそれを否定しない松たか子。
>「一秒、一瞬頭によぎったことを何分間で歌っているんだと思>う」
いいやりとりですね。
アドリブでここまでやれると会話は楽しい。
日本語にならない発話の多い中学生が増えています。タモリと松たか子のように知的なやり取りができるように、基礎学力を高め、いいと思う本を選んで読んでください。
知的な会話を楽しめる大人になりましょう。
読者の便宜を考え、あとでまとめてアップします。
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【聖書:エペソ人への手紙】より
「古い自分を脱ぎ捨てて、新しい人を着なさい。」
この言葉を強烈に想起させるシーン。
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Let It Go(イディナ・メンゼル)
https://www.youtube.com/watch?v=bvvxdie1F5k
<英語歌詞付 Ver.>
古い自分を脱ぎ捨てて
⇒1:05前後、1:30前後、3:00前後
新しい人を着なさい
⇒3:10~3:24
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英語歌詞にも注目しながら見ると、
【it】の正体がクッキリ見えると思います。
そして日本語歌詞の全体が【ローカライズ】の産物であり、原作の暗喩を伝え切れていない事も。
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レット・イット・ゴー
~ありのままで~/エルサ(松たか子)
https://www.youtube.com/watch?v=cvj3-MZO9Tw
<日本語歌詞付 Ver.>
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Hirosuke さをの、聖書に基づいた説明からすると、私の理解もそれほど外れてはいなさそうですね。
イギリス在住の、日本人ドクターのコラムでは、Take it easy.と同じであるように書かれていました(ネイティブにも複数確認済、とのことでしたけど。)
そういう意味もあるのでしょうけど、ストーリーとの兼ね合いからすると、?でしたね。
Hirosuke さんの説明で、すっきりです。
ちなみに、私は、岩手弁バージョンが好きです。
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聖書を英語版で読まないとわからない部分がたくさんあるようです。視野が広がるのはいいことです。
機会があったら'The book'(聖書)を読んでみよう。
聖書の前に
『ほつまつたゑ』
『古事記』
『日本書紀』
が必読だとはebisuの意見です。
ところで、「岩手弁バージョン」ってどこにあるのでしょう?
探したらありました、ここです。
http://feely.jp/4395/
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映画のストーリーから考えると「何らかの不条理な出来事からの解放」の描写を原曲の歌詞に入れたと解釈してました
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I am hungry.
と
I go hungry.
の違い程度で、自分は
Let it be
と
Let it go
の差は、ちょっとしたニュアンスの差、程度に考えていました。
小川に浮かべた草の小舟が、何も邪魔されずに、流れのままに流されていくようなイメージで捉えていたんですが。
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そもそも、「ありのまま」がLet it go. なの?
と思ったのがきっかけなのですが、
Let go! は、何を?、どんな状況で?で訳がガラッと変わってしまいます。思いつくだけでも、離せ。首にしろ。ほっとけ。好きにさせとけ。放してやれ。いろいろあります。
テレビも、インターネットもない暮らしなので、アナと雪の女王も知らなかったのですが、
it をLet go するのに、「ありのまま」ってちょっとずれてない?(それもありの場面はあるかもしれないけど。)が発端なのです。
3語とも中学一年「単語」ですが、真意を掴むのは難しいit とgo です。
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ペトロナスさん、こんばんわ。
自分の自我に縛られて生きるなんて実に不条理です。自我からの解放(=解脱)は仏教の究極のテーマでもあります。
Let it go.
という台詞は、どこかで日本人のこころの奥底に響くものがあるのでしょう。
わたしも合格先生と似たような感覚でとらえていました。
> 小川に浮かべた草の小舟が、何も邪魔されずに、流れのままに流されていくようなイメージで捉えていたんですが。
itが人間ではない何か得体の知れないもの、自分のコントロールの外側のなにかと思っていました。
Hirosukeさんの理解だとitは古い自我のようですね。
煎じ詰めると自我なんて確固なものはどこにもないというのがお釈迦様の言説。常なる物はないと無常という言葉で自我の存在を否定します。
昨日の自分は今日はもうその一部が違っているから、同じではない、明日はさらに変っていくものがある。無常を認めると確固たる自我なんてどこにもないことになります。だから、自我にとらわれる必要はない。
Let it go.
叫びたくなりました。(笑)
結局、タモリと松たか子の談話が的を射ていたようですね。
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>Hirosukeさんの理解だとitは古い自我のようですね。
↓
そうです。
だから、こんな記事を【夏】に書いたんです。
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Let it go! - 【自己分析】という本 [わが里程標]
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2014-08-12
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♪これでーいいのー 自分を好きになって~♪
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おや、私は何度(二度)も間違えて書いていますね。
(正)Let it go.
(誤)Let's it go.
>Let go! は、何を?、どんな状況で?で訳がガラッと変わってしまいます。思いつくだけでも、離せ。首にしろ。ほっとけ。好きにさせとけ。放してやれ。いろいろあります。
こういう視点で誰もが知っている単語が組み合わされた英文の意味そしてその英文が発話されるシーンを考えてみるのは高校生や大学生にはよいトレーニングになりますね。
"Let it go"と"ありのままに"という日本語を比べて違和感を生じるか否かが一番肝心なところかもしれません。
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自分は映画を見ていないので、映画の内容は分からないのですが、言っても歌の歌詞ですから、あまり宗教的なものとか、そのような込み入った意味はないのかな、と思っています。
たぶん、ここで言うitは、周囲全体の流れとか、心の中にある何か漠然としたものを差していて、その動きを邪魔するな、というような意味だと思っています。ですから
「自分の心がどこかに流れていくのなら、その流れを(過去のしがらみなどで)妨げてはいけません」
という解釈です。これを今風に言うと
「心のままに、感じるままに」
とか
「自分の気持ちに素直になって」
とか、
そんなフレーズになるのではないか、と思っています。
さらに、これを歌詞として字数制限ありの、hirosukeさんの言うローカライズありの、となった場合、「ありのままの」となってもしょうがないのかな、くらいに思っているんですが。
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まぁ、あくまでもアニメですから。
英語版でも宗教を前面には押し出してはいません。
ただ、モチーフとなっているのは確かです。
でも、ここは日本。
西洋ほどには聖書の知識が浸透していない。
ならば、日本人の心に馴染み響く言葉で。
それが【ローカライズ】だと思います。
なんたってエンターテインメント・ビジネスですから。
ディズニーなんて楽しめれば良いのです。
大多数の人々にとっては。
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歌詞としてではなく、ストーリーの中の一文として訳を考えると、
いい子を演じるのを止めて、ひきこもるよ、
の歌ですから、Hirosuke さんの解説にある「古い自我it をgo させよう!」と、自分に言い聞かせていると理解するのが忠実なようですね。
「昨日までの私よ、行ってしまえ!」
It が、自分の行為や周囲の状況をさす、ととらえると、「流れのままに」→「ありのまま」
それが、嫌なことならば「忘れてしまえ」
(Take it easy. のit と同じ。)
こんなに訳はばらけそうですね。
おかげで、頭の中が整理できました。
ありがとうございます。
ところで、悪役は何人っぽいですか?
ディズニーは、エンターテイメントビジネスですが、米国政府のプロパガンダも担っていて、悪役を見ると仮想敵がわかります。
冷戦期間中の悪役は、みんなロシア名。
90年代以降は、イラクやリビアだったようですけど。
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登場キャラクター
↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%81%A8%E9%9B%AA%E3%81%AE%E5%A5%B3%E7%8E%8B
テーマは【『恐れ』対『愛』】だそうです。
キリスト教界からの反応も様々なようです。
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なるほど、いろいろな解釈ができるんですね~。
新しい発見です。
自分は、ビートルズ好きなので、こういうフレーズは、つい、ビートルズの歌詞とダブらせて考えてしまいます。
後志のおじさん、ありがとうございました。
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以前にも宣言していますが、再度ここで宣言します。
僕は【無神論者】です。
キリスト教を信奉している訳ではありません。
【聖書】も【研究対象】に過ぎません。
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世界史と言語史のリンクを探って行く中で、
宗教史とEnglish成立過程の濃厚なリンクに気づき、
その多くが聖書(notキリスト教)に拠る事に辿り着いた。
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それだけです。
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では、Hirosuke さんのコメントにのる形で、私の実体験を一つ。
アメリカ合衆国の、いなか勤務の日本人には、日曜日をどう過ごすかは深刻な問題でした。映画館をはじめおおかたの店は休業。(モールは開いてたけど。)
テレビは、どのチャンネルも、讃美歌か、sermon しかやっていなくて、
明るい内はあてどもなく車を走らせ、夕方、中国系か朝鮮系の個人経営のレストランで晩飯が多かったですね。
クリスチャンであるなしに関わらず、聖書に言葉の素養は、多くの米国人にはあるのでしょう。
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Lt it go.
たった3語の文でも実にさまざまな解釈そして意見が寄せられました、楽しいですね、
他人の論に乗って自説を展開するとか、さらに視点を広げて見せるのは一つの技です。
ビートルズが大好きな合格先生がビートルズの歌詞とダブらせていろいろ考えて書いているのに対して、Hirosukeさんは別に聖書が好きだからというわけではないし、キリスト教信者だから聖書の表現とと対比しているわけではないと、好き嫌いとは別の視点から、「聖書もたんなる研究対象」と立場を明らかにしました。
そこにさらに後志のおじさんが、キリスト教原理主義の国、米国の日曜日の様子を経験を思い出しながら語っています。
これもHirosukeさんの論を頭に置きながら、さらに視点を広げて見せてくれたのだろうと思います。
人とコミュニケーションする際に、こういう技が自在に使えると議論がさらに楽しいものになりますね。
いい見本が出たので蛇足と知りつつ付け加えます。
あとでまとめて本欄にアップさせていただきますが、わたくしの文には誤字があるので訂正しておきます。
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根室の学力状況と、それを改善すべくいかなる決意をしているか!
所信表明の記事に、無関係なコメントを入れてすみませんでした。
元記事を探すのも面倒だったし、他の方にも気づいてもらえないだろうと思ったもので。
「ありのまま」は、ebisu さんをはじめ壮々たる方々が、Let it be. とイメージを重ね、かつ心情的にすんなり受け入れてしまう絶妙の訳だったわけですね。
大学受験生には、let go! は「ありのまま」じゃないぞ!と釘をさしておかないと、入試で引っ掛け出題の種にされそうな気がします。(真面目な話です。)
この点では、ebisu さんがピックアップした「オノマサヒロさん」の見解は、一つにピント外れであり(日本人受けすることを狙った訳なのだから。)、またネイティブに聞いたというのも「映画の歌の中での」と条件付をせずに、ただLet it go. ってどういう意味?と尋ねたのだろうと。
岩手弁バージョンでは、let it go! を「いいでしょ!」と訳した日本語に「い(え)がすぺ」と岩手弁訳をつけていますが、Hirosuke さんはお分かりでしょうね。
岩手県南方言だそうです。岩手なまりの美しさを大切にした宮沢賢治の世界が、彷彿とされます。(この、鼻母音や中間母音、独特の言葉。わがね=だめだ、等)
Gone With the Wind の黒人なまりなんぞ、日本語の多様性に比べたらまだまだだと思います。
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後志のおじさん
どこに書いていただいても結構ですよ。
もちろん本欄へそのまま追記しておきます。
岩手訛の「わがね」は「わかんない」⇒「わかんねえ」⇒「わがんね」⇒「わがね」となまったものではないかと思います。根室でも年寄りは使います。
根室は東北や北陸のさまざまな方言が入り混じっています。日本海側と海上交通網で結ばれていたので、江戸時代は富山県とのつながりが強い。富山(とみやま)さんという姓が多いのはそのせいでしょう。
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"Let it go."はどんな文脈におかれるか、どのようなシーンで使われるかで意味が違ってきますね。
後志のおじさんの投稿で12月6日22時19分のものに次の解説が載っています。
>Let go! は、何を?、どんな状況で?で訳がガラッと変わってしまいます。
>思いつくだけでも、離せ。首にしろ。ほっとけ。好きにさせとけ。放してやれ。いろいろあります。
受験生の皆さんは「ありのままに」よりも「」こちらのほうを覚えておいた方が好いでしょうね。
気になる人は英辞郎に用例が載っていますのでご覧ください。
http://eow.alc.co.jp/search?q=let+it+go.&ref=sa
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>岩手弁バージョンでは、
>let it go! を「いいでしょ!」
>と訳した日本語に「い(え)がすぺ」
>と岩手弁訳をつけていますが、
>Hirosuke さんはお分かりでしょうね。
↓
えっと、僕が栃木県在住30年だからですか?
(元・神奈川県民ですけど。)
息子が盛岡の大学だった事もあり、分かりますよ。
栃木の古い人の話し方は、
母音・子音に関係なく濁点が付きます。
誰でも理解しやすい例がアニメ『となりのトトロ』。
この舞台は監督・宮崎駿が幼少から高校まで住んでいた栃木県・宇都宮市をイメージしているのですが、そこに登場するバアチャンの台詞を思い出してください。
-------------------------
「メ゙イ゙ぢゃ゙ーーん゙!」
-------------------------
それと、「い・え」の区別が曖昧です。
まるで英語の曖昧音(発音記号だと【e】の引っくり返ったアレ)のようです。
まとめると、
let it go! ⇒いいでしょ!⇒いかすでしょ!⇒えがすぺ!・・・ってな具合ですね。
=============================
Hirosuke さんが、一年前に「栃木の、年配の人は、いいですを いぇがすのように言う。」と書いていたので。
いがすぺ=いぇがす(いいです)+ぺ(だよね:北関東のべ)と理解できたのでは?と思ったものですから。
私の英語力ですが、正直なところ、小学校5、6年生の日本語の力程度かなぁ?と思っています。新聞や本は、知らない言葉がところどころにあるけれど、背景知識があるものなら辞書なしで読める。知識のないものは、かなり苦労する。
文を書くと、意味を理解させることは可能な文は書けるけれど最善の文ではないと思う。
発信型の英語学習に切り替えていかないとまずい、と思っているこの頃。
まだまだ勉強中の身です。
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いま、後志のおじさんのコメント(12/10 20時37分)に、
「ebisu さんをはじめ壮々たる方々」
とありますが、Hirosukeさんはともかく、ebisuは軽くTOEIC900点越えの後志のおじさんほどの英語力はありません。いくつかの分野の専門書が読みたくて読んでいるうちに読み慣れただけ。
みなさんそれぞれが動機を異にしてはいますが、別の入り口から英語という同じ森に分け入ったのでしょう、楽しいですね。
<余談>
20歳代や30歳代は、土日になるたびにどちらか一日は十数時間勉強に没頭していた。そんなとき時間は矢のように流れてしまう。ほんの30分くらいが実際には6時間も過ぎているというようなことが頻繁に起きる。集中力が高まると周りの雑音が意識の中から消えてしまう。ウィークディでもプログラムをいじっていた頃は夢中になって、空が明るくなってきたのに気がついて慌てて2時間ほど寝てから仕事に行くというようなことがしばしばあった。そういうときは身体は疲れを感じていない、こころが疲れないと身体も疲れないのだと思う。
生徒を観察していると面白いことがわかる。苦手な科目をイヤイヤやっていると、こころが疲れ始める、そして難しい問題にぶつかると心が折れて意識が朦朧となり、頭がぐらつき、はなはだしい場合にはことんと眠ってしまう。こころが疲れると、身体にそれが伝わり、身体は実際の体の疲れとして感じて強制的に脳の活動を低下させ睡眠状態へ誘ってしまう。自分のこころが折れそうになったら、「いま自分の心が折れそうになっている」と意識することだ。
根室の学力状況と、それを改善すべくいかなる決意をしているか!
所信表明の記事に、無関係なコメントを入れてすみませんでした。
元記事を探すのも面倒だったし、他の方にも気づいてもらえないだろうと思ったもので。
「ありのまま」は、ebisu さんをはじめ壮々たる方々が、Let it be. とイメージを重ね、かつ心情的にすんなり受け入れてしまう絶妙の訳だったわけですね。
大学受験生には、let go! は「ありのまま」じゃないぞ!と釘をさしておかないと、入試で引っ掛け出題の種にされそうな気がします。(真面目な話です。)
この点では、ebisu さんがピックアップした「オノマサヒロさん」の見解は、一つにピント外れであり(日本人受けすることを狙った訳なのだから。)、またネイティブに聞いたというのも「映画の歌の中での」と条件付をせずに、ただLet it go. ってどういう意味?と尋ねたのだろうと。
岩手弁バージョンでは、let it go! を「いいでしょ!」と訳した日本語に「い(え)がすぺ」と岩手弁訳をつけていますが、Hirosuke さんはお分かりでしょうね。
岩手県南方言だそうです。岩手なまりの美しさを大切にした宮沢賢治の世界が、彷彿とされます。(この、鼻母音や中間母音、独特の言葉。わがね=だめだ、等)
Gone With the Wind の黒人なまりなんぞ、日本語の多様性に比べたらまだまだだと思います。
by 後志のおじさん (2014-12-10 20:37)
後志のおじさん
どこに書いていただいても結構ですよ。
もちろん本欄へそのまま追記しておきます。
岩手訛の「わがね」は「わかんない」⇒「わかんねえ」⇒「わがんね」⇒「わがね」となまったものではないかと思います。根室でも年寄りは使います。
根室は東北や北陸のさまざまな方言が入り混じっています。日本海側と海上交通網で結ばれていたので、江戸時代は富山県とのつながりが強い。富山(とみやま)さんという姓が多いのはそのせいでしょう。
by ebisu (2014-12-10 22:37)
"Let it go."はどんな文脈におかれるか、どのようなシーンで使われるかで意味が違ってきますね。
後志のおじさんの投稿で12月6日22時19分のものに次の解説が載っています。
>Let go! は、何を?、どんな状況で?で訳がガラッと変わってしまいます。
>思いつくだけでも、離せ。首にしろ。ほっとけ。好きにさせとけ。放してやれ。いろいろあります。
受験生の皆さんは「ありのままに」よりも「」こちらのほうを覚えておいた方が好いでしょうね。
気になる人は英辞郎に用例が載っていますのでご覧ください。
http://eow.alc.co.jp/search?q=let+it+go.&ref=sa
by ebisu (2014-12-10 23:23)
>岩手弁バージョンでは、
>let it go! を「いいでしょ!」
>と訳した日本語に「い(え)がすぺ」
>と岩手弁訳をつけていますが、
>Hirosuke さんはお分かりでしょうね。
↓
えっと、僕が栃木県在住30年だからですか?
(元・神奈川県民ですけど。)
息子が盛岡の大学だった事もあり、分かりますよ。
栃木の古い人の話し方は、
母音・子音に関係なく濁点が付きます。
誰でも理解しやすい例がアニメ『となりのトトロ』。
この舞台は監督・宮崎駿が幼少から高校まで住んでいた栃木県・宇都宮市をイメージしているのですが、そこに登場するバアチャンの台詞を思い出してください。
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「メ゙イ゙ぢゃ゙ーーん゙!」
-------------------------
それと、「い・え」の区別が曖昧です。
まるで英語の曖昧音(発音記号だと【e】の引っくり返ったアレ)のようです。
まとめると、
let it go! ⇒いいでしょ!⇒いかすでしょ!
⇒えがすぺ!・・・ってな具合ですね。
by Hirosuke (2014-12-11 00:26)
Hirosuke さんが、一年前に「栃木の、年配の人は、いいですを いぇがすのように言う。」と書いていたので。
いがすぺ=いぇがす(いいです)+ぺ(だよね:北関東のべ)と理解できたのでは?と思ったものですから。
私の英語力ですが、正直なところ、小学校5、6年生の日本語の力程度かなぁ?と思っています。新聞や本は、知らない言葉がところどころにあるけれど、背景知識があるものなら辞書なしで読める。知識のないものは、かなり苦労する。
文を書くと、意味を理解させることは可能な文は書けるけれど最善の文ではないと思う。
発信型の英語学習に切り替えていかないとまずい、と思っているこの頃。
まだまだ勉強中の身です。
by 後志のおじさん (2014-12-11 10:28)