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#2845 そろそろサイクリング・シーズンも終わりかな Oct.19, 2014 [85.サイクリング]

 後輪の空気が抜けていたので6barに調整して牧の内の10kmコースへ出かけた。
  気温13.5度C
  南風5.7m
 3時35分頃家を出たから陽は西に傾いていた、このごろは5時ころ日没になる、もうすぐ雪掻きの冬が来る。

 道路脇のところどころに水楢・白樺・松の混在した林がある、その間を通り抜けるときに木の香りがする、いい匂いだ。原野からいなくなったかのように鳥のさえずりが聞こえない。
 根室高校前から往復わずか10kmに30分弱かかる。行きは10分ほどなのだが帰りが遅い、16分ほどかかる。息切れした後のんびり走るのもそれはそれで楽しいのである。夏のころは若いやつが後ろからサーっと追い抜いていくことがたまにあった。10年前なら追いかけただろうが、そういう気持ちがなくなっていることに今年の夏に気がついた。

 NHKBS放送番組火野正平の「こころ旅」をみていると、登り坂になると息がぜいぜい聞こえてきて苦しそう、同じ歳だから似たようなもので私はあの呼吸音に親近感を感じる。
 高いところが恐いのもよくわかる。奥多摩にかかっている橋に高さが100mほどもあるのが一つあった。新宿西口日生ビル30階にかかっているブリッジは地上120mあったが、あれも恐かった。あのビルの中にあったある会社の本社部門で仕事をしたことがあった。本社部門が超高層ビルの22階だったので、3社の中から選んで転職した。ebisuにもミーハーな時代があった。
 あのときに転職の斡旋をしてくれたリクルート社が数日前に東証一部に上場した、あいかわらず面白そうな会社でちっとも歳をとらない、成熟しない魅力がある。
 35歳、1984年1月に中途採用の斡旋をやっていたリクルート社でSPIテストを受けた。あれをいまやったら偏差値は70を切ってしまうかもしれない。
 偏差値と仕事の経歴次第で条件のよい転職先が選べるのはいまだって変らない。一生懸命に勉強し一心不乱に仕事した者が好条件の仕事にありつくし、同じ会社の中でも業績をあげ続ける。
 はっきり違っているのは、30年前は低学力層でもそれなりの正社員の職があったが、非正規雇用が4割近い現在では低学力層が正規雇用の職にありつくのは至難の業。「低学力≒低年収」という図式がすっかり定着してしまった。30年間で所得格差が倍以上に広がった気がする。

 ロードバイク 13km (累計1917km)

 もうすぐ霜が降り、手がかじかむ風が吹く。そうなったら自転車は春まで物置で休んでいる。今日が今年最後のサイクリングかもしれぬ。
 さて、風呂に入った後はビールにしよう。「北海道産のそのまま枝豆」を肴に琥珀エビス、そのあとはサンマを肴に多摩の地酒澤乃井「純米銀印」をじっくり呑む。

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