#2818 根室市長選挙無効の申し立てアリ Sep. 26, 2014 [25. 根室市長選挙]
鴨志田リエさんが、9月14日の市長選挙無効の申し立てを今日(9月26日)根室市選挙管理委員会へ提出した。
鴨志田リエ・ブログ
http://ameblo.jp/rie-kamoshida/
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選挙後、根室市選挙管理委員会が法律を失念し、法で定められた権利を委員会の不作為により侵害されたことが分かり、弁護士と相談した結果、
法律で定められた「選挙運動用ビラ」の配布を妨げた行為は新人候補者の選挙結果に大きく影響したことは明らかである。
として、「第16回根室市長選挙は無効とする決定を求める。」異議申出書を提出しました。
記者会見には10社ほど来ていたので、選管が法律を失念し、本来できる選挙運動を妨げた日本で初めてのケースを各新聞がどう書くかチェック要です。
今後、選挙管理委員会が精査し、返答をもらいます。
以下が内容です。
異議申出書
・・・・・以下省略
========================
申出書の方はURLをクリックして全文をご覧ください。
根室市選挙管理委員会がこの申し出を拒否すれば裁判になる。選挙管理委員会のミスは明白だから、再選挙となるかもしれない。
根室市選挙管理委員会が法律の条文も確認していない杜撰な説明会をやってくれた。ことの経緯から推し測ると、2010年度の市長選挙でも公職選挙法改正に気づかず、同じ説明をしているということ。たまたま、対立候補がなく無投票当選だったから問題が出てこなかっただけ。7年間チェックがなされなかったという事実が浮かび上がる。チェック体制がどうなっているのか、再発防止のためにも市議会で経緯を調査し、必要な改善をすべきだ。
潔くごめんなさいをして、申出を認め、再選挙すべきだ。こんな間違いはあってはならぬが、基本的なところでミスをした、あとは誠実に対応し粛々と再選挙をやればいい。
人材難は根室市選挙管理委員会にも現れている。
閉鎖的な村の住人の一人ではあっても、己の仕事は誠実に渾身の力でやってもらいたい。
(よしなしごと:政策面で現職と鴨志田さんはほとんど似たり寄ったりだから、再選挙をして政策を周知徹底してもも結果が覆るとは思えぬが、チョンボはチョンボだから仕切りなおして再選挙はやるべき。)
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<政策論争に乏しい選挙だった>
選挙公約にたいした違いのなかったことは北海道新聞の取材記事で明らかである。今回の選挙戦は政策に大きな違いがなかったから政策論争ではなかった。したがって、選挙運動用のビラを配れなかったか否かは選挙の結果に影響なしだろう。2期8年間の市政にイエスかノーの選挙だったとはebisuの感想。
政策に対して違いがないのに短期間で4646票も獲得したことは驚き、よく戦えリ。2期8年間の恣意的な市政にうんざりしている市民がこれだけいるということ。
しかし、対立する政策を鮮明に打ち出せなかったということが投票率(57%)を低くした。歴代市長選挙では70%超えのケースが多い。
鴨志田陣営が選挙戦略で敗れたのはなぜだろう、対立が鮮明になるような政策は実現手段が思い浮かばなかったのかも知れぬ。元は民主党区議、一般論であるが民主党の面々は30代40代で責任ある立場で仕事をした経験のない者が多く、具体的な政策提案に弱い、そして公約の10分の一もできなかったことは民主党政権の三人の首相や三度変った閣僚や副大臣そして政務官の皆さんで証明済み。
(国民にあのテイタラクの記憶が残っている間は政権の座に復帰できる余地がない)
適切な選挙戦略を選択していたら、選挙用ビラなど一枚も配布しなくても道新さんが記事にしてくれていたから浮動票が動き投票率が75%付近にまで上がり鴨志田さんが勝てたかもしれない選挙だった。(選管含めて)関係者が仕事ができないと後手後手になるという見本のような選挙の顛末。花の都の東京からいらっしゃったのだから、もっとスマートな戦いぶりを期待していた。
でも、立候補して、市民に選択肢を提供してくれたことはとってもありがたかった。種は撒かれた、四年後には育っている。具体的な政策の研究期間としては充分だろう。
新聞に載った公約を論評した弊ブログ記事もあわせて読んでもらえたら幸甚である。
*#2799 根室市長選両候補の公約点検 Sep. 6, 2014
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-09-06
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選挙後、根室市選挙管理委員会が法律を失念し、法で定められた権利を委員会の不作為により侵害されたことが分かり、弁護士と相談した結果、
法律で定められた「選挙運動用ビラ」の配布を妨げた行為は新人候補者の選挙結果に大きく影響したことは明らかである。
として、「第16回根室市長選挙は無効とする決定を求める。」異議申出書を提出しました。
記者会見には10社ほど来ていたので、選管が法律を失念し、本来できる選挙運動を妨げた日本で初めてのケースを各新聞がどう書くかチェック要です。
今後、選挙管理委員会が精査し、返答をもらいます。
以下が内容です。
異議申出書
・・・・・以下省略
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申出書の方はURLをクリックして全文をご覧ください。
根室市選挙管理委員会がこの申し出を拒否すれば裁判になる。選挙管理委員会のミスは明白だから、再選挙となるかもしれない。
根室市選挙管理委員会が法律の条文も確認していない杜撰な説明会をやってくれた。ことの経緯から推し測ると、2010年度の市長選挙でも公職選挙法改正に気づかず、同じ説明をしているということ。たまたま、対立候補がなく無投票当選だったから問題が出てこなかっただけ。7年間チェックがなされなかったという事実が浮かび上がる。チェック体制がどうなっているのか、再発防止のためにも市議会で経緯を調査し、必要な改善をすべきだ。
潔くごめんなさいをして、申出を認め、再選挙すべきだ。こんな間違いはあってはならぬが、基本的なところでミスをした、あとは誠実に対応し粛々と再選挙をやればいい。
人材難は根室市選挙管理委員会にも現れている。
閉鎖的な村の住人の一人ではあっても、己の仕事は誠実に渾身の力でやってもらいたい。
(よしなしごと:政策面で現職と鴨志田さんはほとんど似たり寄ったりだから、再選挙をして政策を周知徹底してもも結果が覆るとは思えぬが、チョンボはチョンボだから仕切りなおして再選挙はやるべき。)
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<政策論争に乏しい選挙だった>
選挙公約にたいした違いのなかったことは北海道新聞の取材記事で明らかである。今回の選挙戦は政策に大きな違いがなかったから政策論争ではなかった。したがって、選挙運動用のビラを配れなかったか否かは選挙の結果に影響なしだろう。2期8年間の市政にイエスかノーの選挙だったとはebisuの感想。
政策に対して違いがないのに短期間で4646票も獲得したことは驚き、よく戦えリ。2期8年間の恣意的な市政にうんざりしている市民がこれだけいるということ。
しかし、対立する政策を鮮明に打ち出せなかったということが投票率(57%)を低くした。歴代市長選挙では70%超えのケースが多い。
鴨志田陣営が選挙戦略で敗れたのはなぜだろう、対立が鮮明になるような政策は実現手段が思い浮かばなかったのかも知れぬ。元は民主党区議、一般論であるが民主党の面々は30代40代で責任ある立場で仕事をした経験のない者が多く、具体的な政策提案に弱い、そして公約の10分の一もできなかったことは民主党政権の三人の首相や三度変った閣僚や副大臣そして政務官の皆さんで証明済み。
(国民にあのテイタラクの記憶が残っている間は政権の座に復帰できる余地がない)
適切な選挙戦略を選択していたら、選挙用ビラなど一枚も配布しなくても道新さんが記事にしてくれていたから浮動票が動き投票率が75%付近にまで上がり鴨志田さんが勝てたかもしれない選挙だった。(選管含めて)関係者が仕事ができないと後手後手になるという見本のような選挙の顛末。花の都の東京からいらっしゃったのだから、もっとスマートな戦いぶりを期待していた。
でも、立候補して、市民に選択肢を提供してくれたことはとってもありがたかった。種は撒かれた、四年後には育っている。具体的な政策の研究期間としては充分だろう。
新聞に載った公約を論評した弊ブログ記事もあわせて読んでもらえたら幸甚である。
*#2799 根室市長選両候補の公約点検 Sep. 6, 2014
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2014-09-26 23:10
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コメント(8)
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終わってます…。
ただ、選管はやはり閑職兼名誉職なのでしょうね。
こちらで、例の政党の違法設置看板撤去を巡ってバリバリ各政党とやっ合った(笑)際に、選管へ何度も照会するも、対応は実にスローモーで不勉強でした。
一番やる気がなかったし。(^^;;
でもしかし、根室の選管は、終わっていますね…。
by ZAPPER (2014-09-27 21:26)
ZAPPERさん、おはようございます
>ただ、選管はやはり閑職兼名誉職なのでしょうね
これが悪い。選挙管理委員長は事務局任せの仕事をし、本あり自分がコントロールしなけりゃいけないことをしない。名前だけの選管委員長職、きちんと仕事しないなら引き受けちゃいけない。
根室には漁船保険組合の使い込み、落石漁協の使い込みと不祥事がこの10年くらいの間に二つありましたが、監査役が通常の監査をしていたら何年にも渡って被害を大きくすることはなかった。
名前だけというのが重大な誤りの元、反省がありません。権限と責任は一体のもの、名誉職だからといって責任がないという風潮こそ改めるべき悪弊です。
きちんと仕事のできる者を選ぶべきだと思います。
どこでもそうでしょうが、さまざまな悪弊がこうした形式だけでナカミのない名誉職に寄っても支えられているのです。
そう、そのとおりです。
>でもしかし、根室の選管は、終わっていますね…。
by ebisu (2014-09-28 07:33)
完全に終わってます。
末路を辿る町の匂いがプンプンします。
by tameichi (2014-09-29 16:08)
tameichiさん
お久しぶり?かな。
現市長の支持率は36.3%にすぎません。
ふるさとの行く末と子供たちや孫たちのために現状を変えようという根室人は少なくありません。しかし、現実はわずか1割ほどの「オール根室」が市政をいいようにしています。
悪いところは一つ一つ改めたらいい、子ども達や孫達のためにそういう町にしましょう。
by ebisu (2014-09-29 21:46)
ebisuさん、お久しぶりです。
6/18 18:50頃の道東ニュースで、長谷川市長が次期市長選に立候補しないというニュースがありました。
次期市長の冠は誰の手に託されるのでしょうか?
by 相川始 (2018-06-18 18:56)
相川さん
不出馬表明の写真が道新に載っていましたが、初めてですねあんな表情は、毒っ気が抜けてました。
市長に立候補される方は、ふるさと納税の入ってくるお金を全額積み立てることを約束してもらいたい。四百年に一度の大地震が明日にも来るかもしれません。落石や花咲港、歯舞地区は壊滅的な被害を出します。その時の復興資金として全額積み立てるべきです。
ちゃんとした見識を持ち、少数の「オール根室」と訣別する若い人が立候補してもらいたい。
by ebisu (2018-06-18 23:37)
ebisuさん、こんばんは。
道新の記事も読みました。
市長選挙で決定されると良いですが、立候補者1名の無投票選挙による市長は避けてほしいのが切実な望みですね。
立候補は
・ふるさと納税の運用方法
・災害対策
・人口減少対策
などの方針を掲げ、就任1期4年でどの程度実現させるかなどを表明できる人が良いと思いますよ。
by お名前(必須) (2018-06-19 18:54)
お名前忘れた投稿者さんへ
三項目、賛成です。
・ふるさと納税の運用方法
・災害対策
・人口減少対策
地元で集まらないから大阪で人材募集なんてことをやっていますが、こういうあほな市政とはおさらばしてもらいたい。
なぜ地元企業に地元の高校卒業生が就職したがらないのか?
給料が安い、将来が不安定、ビジョンがない、決算を従業員に公表していない、予算制度がない、退職金規程がない、ボーナスがいくらでるかもわからない、経営者がビジョンをもって経営していない、そういう企業が多いからです。
地元企業が経営改革すれば、地元の高校卒業生で優秀な者が競って就職しますよ。
二つ追加したくなりました。
●地域医療の長期ビジョン
●市立根室病院経営赤字年額17億円をどうするのか
9月の市長選挙は根室が変わるチャンスです。前回は見送り三振でした。さて、今回はどうでしょうね。
by ebisu (2018-06-19 22:15)