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#2817 市立根室病院 外科常勤医の退職 Sep. 26, 2014 [30. 地域医療問題]

  9月27日北海道新聞に標記の記事が載っていた。外科医の副院長が30日退任の予定だという。送別会の話しが耳に入ったのは9月初旬だった。#2800でとりあげた。T副院長は黒部市民病院からいらっしゃった。あのときはお二人の医師の移籍だったから根室市の側に市立病院を黒部市民病院のブランチ化する意向があるのかと思った。
 市長選挙期間中だったから書かなかったが、副院長殿は病院の運営を変えるべきだと市長に直訴したが、けんもほろろ、「嫌ならお辞めになっても結構です」という風なことを言われたという噂がある。もう半年以上前のことだ。言うだけムダ、聞く耳はないとわかって、がっかりしたT先生の姿が目に浮かぶ。噂の真偽のほどはebisuにはわからぬが、ことの顛末は「噂」がどうやら真相に近いものだったことを証明している。
 「噂」を耳にしたときに時間の問題でお辞めになると感じた。赴任してきて、事前に聞いていた話とだいぶ違う状態と運営に疑問をもってお辞めになったドクターが前の年にもお一人いらっしゃった。言っても無駄だと感じたら言わずに他の病院へ転職すればいいのである。
 こういう情報が市長選挙のときに多数の市民の耳に入っていたら、選挙結果は違っていたのかもしれない。
 この種の情報は医者の間に口コミで広く伝わっていくものだから、市長の職にある者は、好い加減な対応をしてはいけない。もちろんふだんの病院運営も医者や職員とのコミュニケーションに心がけ、とくに異論に耳を傾け真摯に聞く心をもたなければならない。そういう資質を備えた人が院長職や市長職にあれば、こうしたことは続いておきなかった。

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外科常勤医来月1人減
   
市立根室病院

 【根室】市立根室病院の竹山茂副院長(外科担当)が30日、退任する。これに伴い、これまで常勤医2人体制だった外科は、10月から常勤医一人。出張医1人の体制に変り、金曜午後の診療は休止する。
 一方、9月1日付で人工透析担当医の山本真根医師が着任しており、病院全体の常勤医は10月から13人体制となる。山本医師は札幌医大や道内民間病院での勤務経験がある。
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 T先生はこの数年間で年間赤字額を3億円にまで減らした近隣の公立病院へ転職なさるようだ。地域医療のレベルを落とさず、運営の改善を重ねていく隣町の病院長の経営姿勢に共感したのかも知れぬ。その町立病院の業務改善内容は北海道新聞がとりあげたことがある。わがまちの市立病院をそういう話題で北海道新聞根室支局が取り上げる機会はあるのだろうか?

 常勤医から派遣医に変ると人件費が3倍に膨らむ。常勤医一人分を派遣医でまかなうと年間8000~9000万円かかるのである。市立根室病院赤字拡大の原因の一つは、派遣医の増大にある。院長も市長もこの部分に手をつけるつもりはないようだ。派遣医が増えたことは赤字増大の原因の半分に満たないだろう。常勤医の計画は18名だったような気がするが、例年似たような状況だから計画人員は蜃気楼のようなものだ。病院建設前だったら、正直な予算を立てたら、道の許可が下りないという事情があったが、いまはそういう事情はないのだから、インチキ計画の策定をやめて13名で計画をつくればいい。仕事は正直に誠実にやるものだ。市議会はいつまでこんなインチキ予算をそのまま認めるのか?何年たっても市議会は市政チェック機能を果たせない、根室に市議会がないのも同然だ。

 人工透析に専門医が登場する。前院長が腎臓の専門医だったが、市長のたいへん失礼な不手際があり、お辞めになってから、人工透析には専門医が不在の状態が続いていた。患者さんや家族が不安がっていた。専門医がいないことが原因だったかどうかはわからぬが、この数年間亡くなる患者さんが増えていなかったら幸いだ。専門医とそうでない医者では人工透析の患者さんの経過観察や治療方針に違いが出るのは当然のことだろう。だから、専門医のご登場に拍手を送りたい。
 客観的な話しをすれば非札医大系の外科医が去り、出張医(どこの医局が関わっているかは新聞記事からは不明)が一人増え、札医大から人工透析担当の常勤医が一人増えたということか。

 中小企業家同友会全国協議会が中小企業は従業員とその家族を大切にしないと生き延びれないと宣言して、そういう方向へ舵を切っている。市立根室病院は規模としては135ベッドの小規模病院であるから、中小企業と言っていいだろう。ドクターや看護師、そのほかのスタッフ職員を大切にする経営へ変らなければ赤字は減らせないのではないか?前市長時代は概ね8億円前後だった赤字額が最近数年間は15~20億円に膨らんでいる。
 売上22~25億円の民間企業でこんなに赤字を出したら1年間でつぶれている。赤字額は年々増えている。足りないものだから市債の増発でまかなっているが、次の市長や次の次の市長の財源を食い荒らし、子ども達に借財の返済を残すことになる。やってはならぬことを平気で2期8年間やってきたが、3期目がはじまった。
 3期目の市長は有権者のたった36.3%からの支持しか受けていない。

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 このまま推移すると予測されるコース。
 指定管理者制導入⇒経営改善できず⇒民間医療機関への運営委託検討⇒運営委託と医師および職員のリストラ⇒診療機能の一部縮小

 もうレールが敷かれたも同然である。市立病院経営の市側の年間赤字負担額をいくらにするかが問題となるだろう。
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*#2800 市立根室病院外科医のT副院長が退職 Sep. 7, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-09-07

 こちらの方(#2611)はコメント欄の議論が面白い。ハンドルネームで病院勤務医を名乗る方(なりすまし?)の我田引水の意見が振るっている。
 #2611 平成25年度市立根室病院赤字額はいくらか? Mar. 5, 2014
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-03-05



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コメント 21

相川始

ebisuさん、こんにちは。

竹山茂副院長には「今まで根室のためにご苦労様です」とお礼を言いたい気分です。

ただパレットからまた一色消え、同色が増えたのですね。
多色ないと、絵も寂しいものになるのに。。。
水墨画でも目指しているのだろうか?
by 相川始 (2014-09-26 13:09) 

ebisu

相川さん、こんにちは

そうですね、パレットからまた色が一色抜けました。
どうやら市長はリスクと赤字額の大きい水墨画を描きたいようです。
何の話かわからない方は#2611の長い長いコメント欄の投稿の数々をご覧ください。市立根室病院勤務医を名乗る方がデタラメなデータを並べて書き込みをしてくれています。
あの折にも、今回退職する副院長の件を内部の勤務医なら知らないはずがないと書いた筈ですが、無視でした。
さて、懸念通りの結果になりました。
院内は「和気藹々」だと嘘を並べ立てていました。
我田引水、品のない文章に、医師ではなくて院内の院長派の管理職の投稿ではなかったのかと推測します。

パレットからまた色が一色消えた、なんともさみしい話ですが、これが市長の地域医療政策です。

by ebisu (2014-09-26 14:30) 

隣町の住人

我田引水、品のない文章に、医師ではなくて院内の院長派の管理職の投稿ではなかったのかと推測します。

この件については、Ebisuさんの推測通りだったようです。某市立病院医師の話では、「某管理職がなりすましで提灯記事を投稿したら、手ひどい反撃を食らった(笑)」。




by 隣町の住人 (2014-09-26 17:06) 

ebisu

隣町の住人さん

あきれた管理職ですね。
私が院長ならクビにします。
そんな手合いがまともな仕事ができるはずがありませんから。
by ebisu (2014-09-26 22:34) 

隣町の住人

今度の透析担当の医師ですが、出身は札医大第二内科(循環器内科、院長と同じ)で、論文などの検索では心臓系が専門のようです。どこで透析に携わっていたかは不明です。直近では帯広のとある内科系クリニックに居た様ですが。
もっとも北海道の透析は道内の大学だけでも北大第一外科、北大泌尿器科、北大第二内科、札医大胸部外科、札医大泌尿器科、札医大第二内科、旭川医大泌尿器科、旭川医大第二内科(?)などの系列が有り、更に内地の大学出身の医師も多く、誰が担当していても不思議では有りません。また勿論専門により透析をやってはならないと言う規制も有りません(医師であればどんな医療行為も可能です)。ただ現実には医師にはそれぞれの専門ジャンルが有り、それぞれの分野で専門医や認定医、指導医などのシステムが敷かれていて、なるべくなら自分の得意分野以外にはあまり積極的に手を出さない傾向があります。
by 隣町の住人 (2014-10-01 11:10) 

隣町の住人

誤解を生じるといけませんので追加致します。
いわゆる専門医制度は、敢えて恐れずに言えば、それぞれの所属学会(内科や外科など)で勝手に審査してお墨付けを与えます。いわば学会公認と言うわけです。日本は何でも許認可制度の国なので資格が増えれば増えるほどそれを維持する手間と金が掛かります。それはある意味で医師の世界も同様で、学界から公認されるという事は医師の「俺は専門医だ!」と言うプライドを擽り、また公的病院への就職にも有利で、開業医などでは安定した患者さんの集客が見込め(日本人は結構ブランド志向)ます。その代わり、学界に余分な金を取られ、また資格維持のために嫌でも学界のコントロールに従わざるを得ません。まあ今風に言えば「WinWin」の関係ですね。

では学会公認の専門医としての学問的価値は?
各分野での専門医制度が始まった頃には、それまでは専門医は居なかった訳ですから、専門科によっては自分の診療の経歴を提出するだけで専門医に成れた科も有ります。勿論最近の若い医師は”専門医”を目指して臨床に励み勉強している方が殆どでしょう。ですから同じ学会公認の専門医と言っても医師としての実力にはかなりの差が有ります。
by 隣町の住人 (2014-10-01 13:02) 

ebisu

隣町の住人さん

パレットの色が少なくなりつつあるのは事実のようですね。
根室は特定の大学に依存してそのたびに手痛いことになっていますが、やはり特定の大学に全責任を持ってもらいたいというのが本音のようですね。
そんな余裕はどこの医学部にもないことは承知の事実ですが・・・

学会認定医であっても経験や技倆の差があることは当たり前でしょうね。どんな仕事でも経験の差や技倆の差があるものです。
患者も相互に情報交換しますから、赴任されて数ヶ月もすれば、口コミでいろいろな情報が広がっていきます。経験も技倆もいろんな先生がいらっしゃるのでしょう。
自然に地元の医院や釧路の病院との棲み分けが進みます。

難しいことかもしれませんが、いい先生がいらっしゃってできるだけ長くいてくれることを願っています。意欲的に仕事のできる病院であってほしい、そのためには病院運営の改革が欠かせません。どなたとどなたが癌なのかハッキリしてきたのではないでしょうか。
by ebisu (2014-10-01 22:37) 

隣町の住人

難しいことかもしれませんが、いい先生がいらっしゃってできるだけ長くいてくれることを願っています。

仰る通りこんな簡単な事が現場では上手く行きません。医療側も患者側も同じ人間です。人間同士の接触ですから波風が立って当然。逆に言えば、そこに人間社会のドラマが有る訳でしょう。だだそれが何時も微笑ましい家庭ドラマだとは限りません。お互いが憎悪剥き出しの裁判物ドラマだったり、時には通り魔的な殺人ドラマですら有ります。そのどのドラマに成るかは神のみぞ知る・・・のかも知れません。

一部の医師の間で時折使われる言葉に、「民度」「聖地」が有ります。「民度」とはその地域の住民の「常識度」「教養度」や「紳士度」と言った、平たく言えば意識レベルの評価です。一般的に道東ではこの「民度」が非常に低いとされています。

かって羅臼でドタバタが有った時、地元の掲示板に「俺たちは真夜中に働いているんだ。陸に上がるのは4時なんだから、病院も4時に門を開けて待っていろ!」

確かに漁師は夜中に働いています。しかし陸に戻ってからは寝ているでしょう。医師は特殊な例を除いては日中も仕事が有ります。陸に上がって寝ないで仕事を続ける漁師の文句ならいざ知らず、自分の都合だけを中心に地球が回っていると思っている輩がどれ程多い事か。勿論この手合いは日本中の何処にでも見受けられます。
以前北見赤十字病院から北大第二内科の医局が総引き揚げをした際に地元の市民の掲示板が荒れました。
「俺たちの税金で医者になれたんだから、お前らは患者の奴隷なんだ。土下座せんかい!」

内地の彦根でも同様の住民のブログ書き込みが有名です。そこは京大系列の教室が医師を送っているのですが、「京大と言ってもでも最低のクズしか彦根に来ない。俺たちを何だと思っているんだ!」

秋田県に小阿仁村と言う集落が有ります。以前ここに女医が一人で頑張っておりました。その女医は真面目に仕事に明け暮れていましたが、地元の人間が少しも感謝するどころか事ある毎に追い出しに掛かります。正月休みも返上して毎日診療。やっと一段落ついて地元のスーパーに買い物に出掛けたところを住民が見付け、「俺たち貧乏人の血税から高い給料貰った上に、仕事もしないで買い物かよ!」。勿論その後その女医さんは上小阿仁村を去りました。その事を何と住民は「ざまあみろ。追い出してやった!」と公然と自慢しています。

これらの話には勿論尾鰭が付いているかも知れません。またブログなどで煽る輩は一部の悪意のある住民や、時には住民の”なりすまし”の可能性も有ります。しかし「火の無い所に煙は立たぬ」です。

医師はこれらの場所や地域を「聖地」と呼びます。一見良い響きに聞こえますが、「聖地」=「禁断の地」=「立ち入り禁止」と言う皮肉が込められています。

この「聖地」の最悪なケースが福島県の大野病院産婦人科事件でしょう。詳細はググってみてください。とにかく或る時期、「産婦人科医の希望者が減る」「僻地の病院では産婦人科医が一人ならお産は扱わせない(医局命令)」と言う負の社会現象まで引き起こしました。

では道東の「民度」は?
国道を走っていると、多くの車が先が見通せないカーブでも平気で追い越しを掛けて行きます。
スーパーの駐車場で、障碍者用の駐車スペースにハイリフトのごっついランクルがつらっと停まっています。
地域の人口に不似合いな回数の救急車のサイレンが聞こえます。

by 隣町の住人 (2014-10-03 13:40) 

ebisu

隣町の住人さんへ

根室の「民度」はいろんなところに現れています。カーブで無理な追い越しを平気でします。対向車が来ているかどうかわからないのによく追越するなとヒヤヒヤさせられます。そんなときは巻き添えを食いたくないので速度を落とします。首都圏でああいう追い越しはまずありませんね。命がないですから。

タバコをすいながらの運転もびっくりするくらい多い。これも首都圏ではほとんどみられない光景になっています。

「医心伝心ネットワーク会議」の活動は丹波柏原病院の小児科を守る会の活動と比べると、民度の低さが如実に現れたものの一つに数えていいでしょう。

過去によって診察を受けにきて医師を殴った患者がいたそうですが、これも民度と関係があると考えていいのでしょう。

地域医療の質は医者と医療スタッフと患者でつくるものということでしょうか。
民度に見合った地域医療しか受けられないとしたら、厳しいですね。でも、それが現実かもしれません。

私たち根室市民は険しい道を歩くべきなのでしょう。地域医療の質の向上をあげるために、まず自らの民度を上げることから始めなければならないのでしょう。
そういう活動を医心伝心ネットワーク会議に期待したいが、期待に応えてくれるでしょうか?
by ebisu (2014-10-03 22:27) 

市民K

地域医療の質は医者と医療スタッフと患者でつくるものということでしょうか。

かって市立病院の内科医師を跳ねて殺した輩が居ます。確か酔っぱらい運転で自身も怪我をして病院で「早く治せ!」とわめいたそうです。その時、その男を診なければならなかった医師たちはどんな気持ちだったでしょう・・・。

「医心伝心ネットワーク会議」の活動は丹波柏原病院の小児科を守る会の活動と比べると、民度の低さが如実に現れたものの一つに数えていいでしょう。

前者は小児科医の不在を防ぐための切実な患者サイドからの受診態度の変革運動なのに対して、後者は患者サイドと言うより地元の有力者による接待攻勢(多くの医師は本音では迷惑)で次元が違います。
by 市民K (2014-10-06 12:59) 

ebisu

市民Kさん

>かって市立病院の内科医師を跳ねて殺した輩が居ます。確か酔っぱらい運転で自身も怪我をして病院で「早く治せ!」とわめいたそうです。その時、その男を診なければならなかった医師たちはどんな気持ちだったでしょう・・・。

夜間診療へ酔っ払って来て、医師を殴った男のいることは知っていましたが、根室でそんなことまであったのですか。
いつのことでしょう、はずかしい。わたしも市民の一人、申し訳ない。誰にどう謝ったらいいものかわかりませんが、手をついて謝りたい気持ちです。

>前者は小児科医の不在を防ぐための切実な患者サイドからの受診態度の変革運動なのに対して、後者は患者サイドと言うより地元の有力者による接待攻勢(多くの医師は本音では迷惑)で次元が違います。

丹波柏原病院の小児科を守る会と医心伝心ネットワーク会議を比べてのコメント。
小数ですが、丹波の小児科を守る会と同じ気持ちの若いお母さんたちが根室にもいます。
三人そういうお母さんが手を挙げて動いてもらいたい。
丹波柏原市のような「市立根室病院の小児科を守る会」を立ち上げてもらいたい。
そういう試みがあったときに、「医心伝心ネットワーク会議」は運動の障害になりかねません。根室は厄介です。何をやるにも旧弊と戦わざるをえなくなる。波風立てるといろんなところに不利益がおよびかねないので、発言すらしなくなる。
by ebisu (2014-10-06 13:54) 

市民K

町立厚岸病院のHPに元市立根室病院外科の竹山副院長の紹介記事が載っています。しばらく外科医不在で新たに医師を迎えた住民の喜びは如何ばかりかと。

一方その医師が去った地域の住民や病院の落胆は・・・住民はともかく、病院は意外と冷静だったりして。いやむしろ邪魔者が消えて更にS医大一色となり喜んでいる?
来春は更に非S医大系の内科医が姿を消すとの噂が。
by 市民K (2014-10-20 09:36) 

良識ある根室市民

全く下品極まりないお話ですね。
竹山医師を招聘する際には「姉妹都市黒部より志の高い偉大な先生が・・・」な~んて持ちあげといて邪魔になったら追い払う。
恐るべしH院長・S参与
インターネットで募集要項を閲覧している医師の皆さん、こんな病院に騙されて応募しないで下さい。






by 良識ある根室市民 (2014-10-20 10:05) 

ebisu

市民Kさん

町立厚岸病院のホームページを見ました。
http://www.akkeshi-town.jp/byoin/ishi#takeyama

竹山副院長たしかにあります。
厚岸病院は医師お一人ずつ経歴もきちんと公表していますね。
市立根室病院もみならってほしいものです。
ひとつひとつ仕事をきちんとやること、医師の経歴公表にも手を抜かない、そういう姿勢が大事なのだと思います。
あっちこっとデタラメだと、全体がデタラメに見えます。

外科医の先生がひとり根室を去って厚岸へ、そして来年春には内科の先生が根室をさるのですか、何かあったのでしょう。たぶん、市長も院長も参事も関係しています。
副院長が辞め、内科医が辞める、なにが和気藹々の医局だろう。
市立根室病院勤務医成りすましの病院管理職の弊ブログコメント欄への投稿を思い出しました。
by ebisu (2014-10-20 13:15) 

ebisu

良識ある根室市民さん

>全く下品極まりないお話ですね。
竹山医師を招聘する際には「姉妹都市黒部より志の高い偉大な先生が・・・」な~んて持ちあげといて邪魔になったら追い払う。

その通りだと思います。情けなくなりますが、こういう市長・院長・参事の体制に根室の有権者は九月の市長選挙で三人に一人しか賛意を用命しませんでした。
市民の大部分は苦々しく想っているのです。
by ebisu (2014-10-20 13:18) 

根室市民G

引っ越して根室を出ました。
久々にEbisuさんのblgをのぞいて知りました。
T先生お疲れ様でした。

市立病院は大赤字ですね。
市民が受診して赤字なら良いと思いますよ。
しかし、市民が受診しないで赤字ですからだめなんです。

赤字を解消するよりも、まずは市民に受診して頂くことです。
赤字・黒字はその次の話だと思います。
段階を経て考えないと焦点がぼけて漠然としてしまいます。

なぜ受診しないか、どうしたら受診してくれるかアンケートをとれば、ざっくばらんな民意がわかるかもしれません。

私も2年ほど前から市立を受診しなくなりました。
私が受診していた頃は、循環器のA先生、外科のN先生、整形外科のK先生など、目玉商品的に市民に評判の先生がいらっしゃいました。

そしてそれらの先生方が根室を去ってからは、すっかり魅力のない病院となってしまいました。

H院長が札医からつまらない医者ばかりを呼んでいるからこんな事になるのでしょうね。

どんなに札医の数で穴埋めしても、市民は腕のない医者には受診しませんよーーー。

H院長批判派とどまるとこを知りません。
家族の急病、事故を考えると今はホッとしています。

生命に関わる病気の対応だけはしっかりして欲しいですね。
時間にゆとりがある病気は釧路を受診しますから。
H院長の糖尿病外来なんて別に市立でなくてもいいんです。

転出した人間から見た目です。
by 根室市民G (2014-11-10 00:49) 

ebisu

市民Gさん

新しい切り口の提供、ありがとうございます。

>市民が受診して赤字なら良いと思いますよ。
しかし、市民が受診しないで赤字ですからだめなんです。

何が問題なのかについての新しい切り口です。
市立病院は赤字でいい、たくさんの市民が受診して赤字ならOKだが、そうではないから問題あり。
現在の年間赤字額は17億円前後で長谷川市政以前の2倍を越えてしまっているので、「赤字でいい」というご意見はちょっと乱暴な気もします。
でも、後段のご意見には賛成です。「市民が受信しないからダメ」、なるほどその通りです。具体的に患者に信頼されていたドクターのイニシャルと担当科名を挙げてあります。とてもわかりやすい。

>赤字を解消するよりも、まずは市民に受診して頂くことです。
赤字・黒字はその次の話だと思います。

2段階に分けて考える。段階論ですね、ここが新しい。

>なぜ受診しないか、どうしたら受診してくれるかアンケートをとれば、ざっくばらんな民意がわかるかもしれません。

ここまで来ると結果は見えていますね。こういう趣旨のアンケートを実施したら市長と院長と参事には誠に都合の悪い「民意」がはっきりします。先の選挙でも、三期目にも関わらず有権者の36.3%の支持しかありませんでした。市民の半数は市政にも市立病院の運営にもストレスを感じているということ。
なぜかということがハッキリすればそれは病院運営と市政への具体的な批判となります。

でも、アンケートをとって、市民の意見に謙虚に耳を傾けるべきですね。
変ればいいのです。

医心伝心ネットワーク会議というのがあります。市から予算をもらって活動しているのですから、こういう運営改善のためのアンケートを、患者と家族と病院スタッフと市民に実施して公表したらいかがでしょう?「オール根室」の一部であるあなた達をみる市民の視線がきっとかわります。世のため人のためふるさとのために動いてほしいと思います。
病院職員へのアンケートはお金がかかっても郵送がいいですね。

建設的なご意見と提案、そして新しい切り口、2段階論の提供ありがとうございます。
by ebisu (2014-11-10 08:46) 

もと根室市民G

Ebisuさん、ありがとうございます。

民意を知るざっくばらんなアンケートですが、
院長、参事、市長がアンケート結果を恐れ、姑息的になるからいけないのです。

アンケート結果を真摯に受け止め、市民に豹変して見せればいいのです。

市民は抜き打ちをかけられたように、びっくりし、温かい目で院長、参事、市長を見てくれるでしょう。

さて、その度胸が3羽カラスには本当のカラスのようにあるでしょうか?
by もと根室市民G (2014-11-10 16:08) 

NO NAME

この世の中、真面目に誠実に仕事をしている人ほど損をする。
怠惰に生きている人ほど一時的に真面目に仕事すると評価される。

昔、ワルが公正し、真面目に働くのと、
ずっと真面目に生きて働くのでは、
前者の方を評価される。

何か変なセカイだ。
by NO NAME (2014-11-10 20:44) 

ebisu

もと根室市民のGさん

>アンケート結果を真摯に受け止め、市民に豹変して見せればいいのです。

>市民は抜き打ちをかけられたように、びっくりし、温かい目で院長、参事、市長を見てくれるでしょう。

豹変したら、拍手喝采は送りますが、いままでしてきたことはそれはそれ。帳消しにはなりません。

でも真摯に努力を続けたら市民の見る目も少しずつ変わっていくのでしょう。

人間50歳を過ぎたら、それまでの生き方はほとんど変えられないものです。三人揃って変るなんてことはないでしょうね。(苦笑)

でもそうなったらいいですね。一部の地元経済人の意見ばかり聞いてきたという市長の反省がほんとうなのか、口先だけなのか、この件だけでもハッキリします。注視しましょう。市民の監視が何より必要です。
by ebisu (2014-11-10 23:09) 

ebisu

きっとハンドルネームを書き忘れたのでしょうね。

>この世の中、真面目に誠実に仕事をしている人ほど損をする。
>怠惰に生きている人ほど一時的に真面目に仕事すると評価される。

ほんとうにそうでしょうか?マジメに自分の仕事を専一に励んで数十年やってこられた方は、それなりに周囲の尊敬を集めているのではないでしょうか?

>昔、ワルが公正し、真面目に働くのと、
>ずっと真面目に生きて働くのでは、
>前者の方を評価される。

見る人は見ています。マジメにコツコツ誠実に仕事に励んだ人が世間の尊敬を受けないことはないでしょう。眼力のある人は公平にきちんと見ています。心配いらないとebisuは思います。

最近ファイスブックで市立根室病院の前院長を見つけました。カナダかアラスカの大自然を背景に写真におさまって、実にいい笑顔をしてらっしゃいました。お元気そうです。
ebisuは一度もお会いしたことがないのですが、隣の隣町にいらっしゃるようなので、いつか偶然お見かけすることがあるかもしれません。FBでお顔が確認できたので、すれ違ったら見逃すことはない、声をかけてみます。
腎臓の専門医でしたね。根室管内に腎臓専門医がお一人いてくれるのはありがたいですね。
by ebisu (2014-11-10 23:26) 

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