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#2799 根室市長選両候補の公約点検 Sep. 6, 2014 [25. 根室市長選挙]

 9月6日の北海道新聞根室地域版に両候補の公約が載っている。

 医療問題では市立病院への赤字補填の一般会計繰入金は17億円、そして赤字額はおそらく20億円に達したのに、長谷川氏はこの重大問題に触れていない。前市長時代は年間8億円前後の赤字だった。赤字額は2年半ごとに新しい病院が一つ建てられるほどの規模に膨らんでしまった。8年間経営改善はまったくできず、赤字額は年々膨らんでいる。
 鴨志田氏は「民間の手法による経営の推進」と書いてあるが、それが市役所職員にできるならとっくにやっているだろう。経営改善を民間業者に委託して何年か経つが、どういうわけか年間赤字額は膨らむ一方だ。文学部卒である程度の規模の組織で責任ある地位で仕事をした経験のないことが弱点なのだから、それを補う工夫がほしい。「私立大学病院との連携」については道内の私立大学病院はないから、母校の慶応大学病院との連携をいっているのだろうか?選挙戦にはいったら具体的な説明がほしい。たんなる思いつきでなければいいのだが・・・。この問題はそんなに簡単なものではない。

 経済政策も両者共に基本に関するものが欠落している。進学で根室を離れた地元の若者達が戻って来たくなるような(社員とその家族を大切にする)企業群を育てなければならないのだが、両候補ともそうした基本問題に言及していない。地域経済の停滞や人口減少に対する分析の裏付けのない地域経済政策はたんなるお題目である。数十年間、地元企業経営の基礎・基本の問題に手をつけることがなかったから、根室の経済的な衰退はいまも止まらぬ。2040年には根室の人口は現在より1万人減少して1万8千人となり、オープン経営へ自己改革できぬ根室の地元企業の半数は消えてなくなっているだろう。地元企業の改革を迫る政策提言がほしい。

 北方領土問題は相変わらずの独りよがりな「根室振興ビジョン」、この手のものを何度根室市はつくったのだろう。根室市にできること、そして管内四町との協調を考えるときに来ている。
 鴨志田氏の「国際産業特区」はそれで何を誘致しようというのか具体的なイメージが見えぬ。
 両候補とも北方領土返還を実現するために、根室市では何ができるのかということへの言及がない。根室市や市議会、北方領土返還諸団体や地元経済団体がやれることはある。

 根室市の未来に一番大事な教育問題は両者ともに具体策がないことは#2793「争点整理③教育問題」にあるように道新が取材してくれている。道新の記事には教育問題に対するお二人の意見が載っていなかった。具体案がなかったからだろう。

 その他の公約で鴨志田氏が述べている開発費40億円の「明治公園再開発再考」だけは買える、これだけは具体的だ。明治公園の再開発は必要がない。前に弊ブログでこの問題を取り上げた。再考したけどそのままなどということのないように願いたい。はっきり、中止と公約すればいいと思うのはebisuだけだろうか。子供の数が12年前に比べて6割になっている。総人口の減少率よりも子供の減少率の方が大きい。公園の自然環境を壊す施設は不要だと反対している市民は少なくない。野外アスレチック施設は使われなくなり錆びついて数年前に撤去したばかりだ。

 残念だが地域医療・経済政策・教育政策・領土問題に関しては、具体的な政策というよりは両陣営共にスローガン・レベルの項目が羅列されているだけにebisuには見えた。こんなことで市政運営というシビアな実務ができるのだろうか?過去8年は基本的な問題を先送りして、ただ惨憺たる結果が累々と積み重ねられたようにみえる。

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 医療、経済、領土・・・論戦へ

 【根室】任期満了に伴う根室市長選が7日、告示される。3選を目指す現職の長谷川俊輔氏(69)と、新人で元東京都目黒区議の鴨志田リエ氏(55)が立候補を予定し、両氏の一騎打ちとなる見通しだ。両氏はいずれも医療や経済政策、北方領土問題を重点政策に掲げている。両氏の公約を比較してみた。


 あす告示 2氏一騎打ちに

■医療
 市立根室病院が2006年9月、分娩の受け入れを休止して以降、市内での出産は難しいまま。長谷川氏は分娩の早期再開をはじめ、出産のために市外医療機関に入院する費用の助成を充実するとしている。
 鴨志田氏は同病院の医師不足を解消するため、私立大学病院との連携や、民間の手法による経営の推進を強調している。

■経済政策
 長谷川氏は、漁場再生による漁業者の所得向上、沿岸漁業の振興、農林水産業の後継者問題など、根室の食糧基地としての役割を強調。また、ベトナムをはじめとするアジア圏との経済交流やブランド化の推進なども訴える。
 鴨志田氏は沿岸漁業振興策として、燃料湯援助や後継者対策を実施する考え。また、とれたての物産を首都圏などに運ぶ物流改革や、根室ブランドの確立に力を入れ、民間企業で働いた経験などを活かし、全国にセールスするとしている。

■領土問題
 長谷川氏は、北方領土の返還を視野に入れた「根室振興ビジョン」の策定、その推進のために組織機能の強化を掲げる。また、領土問題を起因とする経済負担を軽減するため、財源対策を充実するという。
 鴨志田氏は、「国際産業特区」構想を通し、特色ある根室にすることをアッピール。北方領土問題を全国に訴え、外国人就労ビザや技能実習生の在留資格の取得緩和、、国際交流研究所を創設するなどとしている。

―その他の公約―
<長谷川氏>
●子育て・移住定住促進のための団地造成と分譲推進
●子供たちの習熟度を高めるための小中学校支援教員の配置継続
●交流拠点公園・歴史博物館・体育館などの整備による敢行、教育文化の振興
●高齢者の社会的孤立の防止と地域コミュニティの維持

<鴨志田氏>
●産業新興住宅の新設、または空き家を活用した移住・定住策
●教職員や子供たちを支援する「学習サポートセンター」の創設と教育アドバイザーによる巡回訪問の実施
●明治公園再開発計画の再考、または廃校になった学校施設と隣接地を親子が遊べる公園に造りかえ
●若手の企画・運営による地域や職種を越えた交流イベント
 

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<どっとどどう、どどうどどう>
 根室の経済停滞や低学力は根室の閉鎖性や排他性と大いに関連があるとebisuは考えている。小さな集団で閉鎖性や排他性の強い例はいろんなところに見られる。
 たとえば、前回#2798でとりあげた市職員の採用、過去三年間の根室高校作成の進路データとつき合わせてみてその排他性に唖然とした。データが語るところに拠れば。一般公募とは名ばかり、一般事務職と消防はほとんどが根室高校新卒で占められているようなのだ。根室高校卒を含めて優秀な大卒が何人も応募しているはずなのに、どうしてなのだろう。噂はほんとうのようにみえる。
 病院建て替えでは「建て替え整備市民委員会」があったが、市民委員会とは名ばかりの市長の諮問機関で一般市民の参加を排除していた。建て替えを落札した市と取引関係の強い業者は2番札だったが、冬に除雪協力協力しているからという理由で市の幹部会が審査し落札となった。明治公園再開発に関する市民委員会も姿勢の利害関係者である金融機関元理事長が委員長で一般市民を排除し、40億円もの再開発計画を異例のスピードで決定してしまった。借金はその金融機関からなされるのだろう。マチの再興に関する市民委員会も同様に市長の諮問委員会方式で、市の取引業者が委員長をやっている、これも一般市民の参加を拒否する(=市政翼賛)装置として機能している。
 閉鎖的な方が都合がいいと思う住民もいるだろう。そういう小さなグループが市政を牛耳ってきた、結果がよければそれもよい。しかし、結果は40年以上に渡って根室の町は衰退し続けている。
 根室で生まれ育った若者が戻って来たい魅力的な企業が少ないから、人口減少は止まらない。
 こんなことをいつまでも続けていて、根室の町が発展するのだろうか?

 両候補とも言わないが、わたしは日曜日ごとに市の文化会館で必要な作業部会を立ち上げて、市民自由参加でオープンな議論を重ねたらよいと思う。どちらかの候補者がそういうことを実現してくれると約束するならその人に一票を投じたい。

 地域医療・地域経済・教育と低学力問題・北方領土の各問題ごとに根室の旧弊をぶっこわすような具体的な政策を並べたら、浮動票がどっと流れて簡単に勝負がついただろう。
 多くの市民がオープンな市政運営を望んでいる
。しかし、公約として公表されている政策が両候補で大同小異、具体的な政策実現手段が明らかにされないようでは、投票箱のフタがあくまで勝負の行方がわからなくなった。

 明日告示で、選挙戦は本番へ突入する。ブログやフェイスブック、そして宣伝カーから具体的な政策が聞けることを期待したい。
 オール根室なんて看板を掲げ、その実、市政と密な関係を保ち自分達小集団の利害を優先して行動する者たちに一般市民はうんざりしているのではないだろうか。政策次第で動く1万人の浮動層はどちらに投票したらよいのか迷っている、覚悟を決めてさっさと旗色をハッキリしろ。


*#2790 誤報あり:「争点整理 根室市長選①医療」 2014 Aug. 27, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-08-27

 #2792 根室市長選争点整理② 水産 Aug. 28, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-08-28-1

 #2793 争点整理③ 教育問題 Aug. 30, 2014
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-08-30

 #2794 争点整理④: 北方領土問題 Aug. 31, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-08-31




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コメント 13

相川始

ebisuさん、おはようございます。

今日から告示となるので、ここからは候補者をAさん、Bさんといっていきます。

私がこの記事を見て思ったことは、

Aさんの政策は、利権が見え隠れし、根室市のためというより、利権業者のためにしか聞こえてこない。
Bさんの政策は、一見聞こえがよいが、主幹が定まっていないように感じる。
これでは根室市民がついていきません。
たぶん投票率は30%程度でしょう。

団地造成は時代を逆行した考えで、空き家を活用は当たり前の話です。根室として必要な住居は、団地ではなく長屋的な平屋造成かと考えます。(団地はトラブルの原因になりつつある)

医療については、論点がかなり両候補ともズレています。
ただ出産環境の準備と医師確保は市民が望んで当たり前の
ことです。ただA候補よりB候補の方が困難な道です。逆にA候補はまたお金ですか?という感じです。

学力面ですが、A候補とB候補ではかなり視点が違っていますね。
「子供のために教員確保」と「教員と子供の両方を支援」とかなりの違いがあります。

領土問題では正直、A候補とB候補ではかなり違う感じがします。極論ですが「閉鎖」か「開放」かの2択ではないでしょうか?
「閉鎖」すぎると、何もできない状態です。「開放」しすぎてもおかしくなります。そのさじ加減が難しいところです。

今の根室を見ていると、衰退し廃市する未来しか見えてこない。今回の選挙はその行く末を占うことになることでしょう。
次回以降、選挙を行っても候補者がいない無投票選挙になるでしょう。
by 相川始 (2014-09-07 10:22) 

ebisu

相川さん、おはようございます。

5階建ての団地造成は鉄筋コンクリートで平屋に比べて建築単価が高い、地元業者にとってはありがたい話でです。
つまり、市の将来にとって何が好いかという視点ではなく、地元業者へのいかに高額の発注ができるかということが市政の重点にみえます。

学力問題に関しては、教員の加配は北海道教育委員会の方針で学力不振の地域に重点的になされている施策だったはず。秋田県を見習えば、市内の学校でやるべきことは山ほどあります。そういうことには両候補ともちっとも言及していません。根室市内の小中学校はとっくに30人学級です。教員の数は足りています。
ブカツを週に2日制限して、成績上位層(20%)と成績下位層(30%)に放課後補習をすればいいだけで、簡単に学力の改善ができます。

>今の根室を見ていると、衰退し廃市する未来しか見えてこない。今回の選挙はその行く末を占うことになることでしょう。

市役所職員が退職後にどうしているかをみたら、根室市の行く末がわかります。夫婦で市役所職員であった人の子どもたちは、教育投資が可能ですから、都会へ大学進学して戻りません。必然的に親も退職したら、数年で根室を離れるという事例が増えています。

>次回以降、選挙を行っても候補者がいない無投票選挙になるでしょう。

40代の地元育ちの者たちの中から市長選挙に立候補する者がいないようでは、相川さんの仰るとおりになりそうです。

でも20年も経てば、北大を卒業した心根のまっすぐな地元出身者が市長選に立候補してくれるでしょう。それを支える人材もいくつかの分野にでてきます。
種は撒いてあります。種を撒いておくこと、それが団塊世代のebisuの役割で、根室高校を卒業して35年ぶりにふるさとに戻ってニムオロ塾を開いた意味のひとつのようです。
しばらくは困難な時代をすごさなければなりませんが、困難な状況が人材を育てる側面もあります。30年後の根室の未来はきっと明るい。

by ebisu (2014-09-07 11:01) 

相川始

ebisuさん、回答ありがとうございます。

地域医療・地域経済・教育と低学力問題・北方領土の各問題を毎週日曜日に開催するのは賛成ですね。

市民の参加できない市政に未来はありません。
何でも市が行うのではなく、市民ができる小さいことは市民で、それ以外はみんなで協力するという形が理想です。

夕張などと同じく若い力での再生が根室には必要です。
その点から、市長は30代が望ましかったのかもしれない。

市長は今を維持するのではなく、変革を行える人を選択できればいいですが、どちらも魅力に欠けるのが現段階ですね。

今言えるのは、市民を見ない市政を維持し、利権ばかりを創る体制では、根室市は滅ぶでしょう。

若い人たちが未来を選択し、根室市を残してほしいです。
by 相川始 (2014-09-07 11:27) 

もやしさんま

ヱビスさんが文意の取り違いをしていると思うので一言書きます。
「『民間の手法による経営の推進』と書いてあるが、それが市役所職員にできるならとっくにやっているだろう。経営改善を民間業者に委託して何年か経つが、どういうわけか年間赤字額は膨らむ一方だ。」
の部分です。
「民間の手法」というのは一般的に言って、極力外注を避けて自分たちの内部でできることは自分たちでやって経費を削減するということだと思います。
一方市役所のやってきたことは自分たちでやるべき経営改善という仕事をせずに、経営改善のための業者選定などの仕事を作る。経営改善を民間業者に委託という発想自体が経営改善を放棄していると思います。民間業者は一般論や発注者の期待することしか言わない気がします。
経営改善というのは出来るかどうかではありません、するかしないかです。市役所職員に経営改善ができないというよりしていないのではと思います。
「勉強しろ」と怒鳴られたら、新しい参考書を買ってくる学生のようなものです。最初の2ページだけ折り目のついた参考書のライブラリーが誕生します。勉強の基本はまず教科書でしょう。

的外れな一文だと思ったらごめんなさい

by もやしさんま (2014-09-09 21:27) 

もやしさんま

追記
ebisuさんの論調で私も経営改善ができていないかの前提で書いてしまいましたが、正直私はわかりません。改善されたんですかね?されていないのかな?
by もやしさんま (2014-09-09 21:34) 

ebisu

もやしさんまさんこんばんは。

今日の新聞に候補者の政策提言が取材されていたので、ざっと読んでコメントしないことに決めていましたが、少し書きます。(笑)

>「民間の手法」というのは一般的に言って、極力外注を避けて自分たちの内部でできることは自分たちでやって経費を削減するということだと思います。

これは少し違うのではないでしょうか。同じ品質で外注した方が低コストでできるなら、外注することが経営改善です。当該部門の人間は解雇するか(市役所の)他部門へ異動したらいいのではないでしょうか。

「民間の手法による経営の推進」については二通りの方法がありえます。
(1)自分達でやる
(2)外部コンサルタントを入れてやる

(1)については、
①PDCAサイクルをきちんとまわすことです。そのためには診療科別・病棟別の部門損益計算が不可欠です。そういう仕組みをつくること。
②計画と実績データを月次で比較分析して、部門ごとに問題点を析出し、手を打っていきます。
③実務を見直して、再設計します。併行して新しい実務で仕事をした場合のコストと従来どおりのコストの比較をします。
④改善です。
はっきり書きますが、予算がでたらめすぎます。あんな精度の予算案は上場企業では認められません。中小企業でも役員がバカぞろいでない限りありえません、そういうレベルです。

(2)については、外部コンサルタントを導入して、その提言どおりにやることです。
(病院の建て替えでは市が招聘したコンサルタントの長隆さんの提言をことごとく無視しました。かれは年間売り上げの範囲内(25億円前後)での建て替えを主張していました。)
通常は問題点はわかっているのだが、院内で物がいいにくいときに外部コンサルタントを利用します。つまり、外部の意見として言ってもらうのです。

病院職員は市役所職員です(とくに事務職の管理者はしょっちゅう入れ替わっているようです)。実務をやっているのはドクターと看護師を含めた市役所職員です。内部で経営改善をやるというのは病院職員=市役所職員が自ら経営改善するということです。

>市役所職員に経営改善ができないというよりしていないのではと思います。

経営改善できるのに「経営改善していない」としたら、それは背任行為です。業務忠実義務違反です。地方公務員法に抵触するでしょうね、何か定めがあるはずです、抵触すれば懲戒処分の対象。
だから、「していない」というより「する能力がない」のです。経営改善案を作らせて見たらいい、驚くほど稚拙ですよ。内容は書きませんが、論拠無しに言っているわけではありません。プロの目で具体的な何かを見たり聞いたりしての発言と思っていただいていい。論拠のないことは書かないようにしています。

赤字額が8億円台から10億円を超え、11億円台となり、16億円を超えて20億円を超えるまで8年ありましたが、年間赤字額は増える一方です。
民間会社の手法なんて基本的なことすらわかっていた管理職は皆無ですよ。何をどうしていいのかすらわからないのです。
院長と事務管理職が共同して経営改善をしなければなりませんが、それがまったくなされていません。前にコメント欄に意見を寄せた勤務医さんがいらっしゃいますが、経営は医者の仕事ではないとのたまっています。医学部で習っていないから自分達の仕事ではないとのご意見でした。これではどうにもなりません。民間病院の院長は経営の仕事が6割以上でしょうね。

>ebisuさんの論調で私も経営改善ができていないかの前提で書いてしまいましたが、正直私はわかりません。

これはハッキリしています。年間赤字額が8億円台から2倍以上に膨らんでしまった。明々白々な経営悪化です。これほど見事に経営を悪化させたら、上場会社なら取締役は解任ですよ。
3年経たないうちにもうひとつ病院を建てられるほどの赤字額が毎年出ているのです。

地方の公立病院総合では民間総合病院に比べて医師の給料と看護師の給料が高いために構造的に黒字にはならないのです。赤字額をどれくらいに押さえられるかです。市立根室は当面6~10億円以内を目標にすべきでしょう。やるべきことはあるはずです。

by ebisu (2014-09-09 23:11) 

ebisu

誤解のないように付け足します。

病院についてはどちらの候補者も具体的な改善案がないように見えます。
基本に忠実にやるしかありませんが、民間会社の経営管理の基本を基本どおりにやるにはそれなりのスキルが要求されます。そういうスキルをもっている人材が市役所にはゼロでしょう。だいぶ高いレベルのスキルが必要です。

このままでは民間医療法人にまるごと運営委託をするしかありません。
医者は全とっかえ、看護師やその他の職員もほとんど入れ替えということになります。なしくずしにそういう結果になってもいいのでしょうかね。

もう一点、地元出身でない候補者には感謝しています。
これで3期連続無投票当選がなくなり、「一騎打ち」の市長選挙が実現したのですからね。根室市民の意思が表明できますから感謝しています。

同時に、30~45歳くらいの地元に市長選に立候補する人材がいないことに大きな問題を感じています。
このままでは根室の外から20年間ほど市長人材を迎え入れなくてはならなくなります。決していいことではありません。
自分たちのことは自分たちでやらなければいけない。このままでは根室は人材面から見たときに、当分の間、自立できない町になります。
若い人は、重要な仕事、責任の重い仕事をすることで、鍛えられます。未熟でいいのです。勇気をもって手を挙げてもらいたい。

20年も経てば、若い人たちが育って30代~40代前半になる。
そのときにはきっと大丈夫です、地元の人間がぶるさとを支えます。
by ebisu (2014-09-10 00:34) 

相川始

おはようございます。ebisuさん。

選挙期間中なので、選挙に影響しない部分を。。。
病院の経営改善は、いろいろな手法がありますが、一番大切な部分が根室にはないのです。

それは「病院のコスト削減意識」です。

公立病院は、医師や看護師の給与面(特に医師)などで莫大な経費がかかっています。それ以外に医師の要望を聞いて、機材などを必要以上に購入する経費もあるかと思います。

多くの公立病院は、受付業務を委託先などの契約で経費削減し、その浮いた部分で、医師に対する経費に当てているのではないでしょうか?
公立病院の場合、医師に対する経費をどのように抑えるかが重要なポイントになると考えます。

正直、個人経営をしたことのない医師ほど、経費削減の意識が薄いのではないでしょうか?
「コスト削減=経費を減らす」と思われている部分があるが、経費をつかうことでコスト削減できる部分もあります。またコスト削減するために我慢する部分もあります。

管理する側がこのように考えても、職員側にコスト削減意識しきがないと、経営は改善されないのではないでしょうか?

どちらにしても現状の市立病院が続けば、運営委託する道しかないのかもしれない
by 相川始 (2014-09-10 08:05) 

ebisu

相川さん、おはようございます。

選挙期間中ですから、コメント欄でも配慮は必要ですね。
名前を挙げて根拠のない誹謗中傷をすることは選挙期間中でなくてもやってはいけないことです。
選挙期間中はどちらかの候補に投票を呼びかけることも慎むべきことでしょう。「公職選挙法とインターネット」で検索するとわかりやすい説明資料が出てきます。
気になる読者の皆さんはご覧ください。

ウェブサイトで候補者の公約について一般有権者が意見を言うことは認められておりますので、問題ありません。
http://www.nifty.com/net-senkyo/

さて、本題に入ります。
コスト削減をしようにも、部門ごとに収益と費用の計画が積み上げられて、それが実績値とぶつけられて比較されていないと、どの部門のどのコストに問題があるのかわかりません。
だから、経営管理の基礎基本の仕組み、部門別予算編成と実績比較を毎月積み上げる必要があります。
こんなことは従業員50人の中小企業でもしっかりしたところは当たり前にやっています。

コスト意識をもてといっても、基準がないとどのコストが問題なのか、どの部門のどの費用を削ったらいいのかわかりません。
そうした資料の裏付けのないドンブリ感情の経営をやっていたら、民間企業は規模が大きくなれば経営のコントロールが利かずつぶれてしまいます。

職員にコスト意識がないと経営は改善されないというのはその通りだと思います。
病院管理職の役割は、予算を作り、足りないお金は市の財政課と相談して一般会計から繰入金を引っ張り、赤字の穴埋めをして収入と支出のバランスを測ることです。経営改善なんて意識はありません。病院は経営改善のために管理職ポストを数年前に一つ増やしましたが、無駄でした。
一般会計繰入金を引くことや補助金をせしめることしか頭にないのでしょう。それが市役所の仕事のようです。
実際の仕事をするのは市役所職員ですから、市長選挙も大事ですが、こうした市役所職員の意識改革も合わせて重要なのでしょう。10年間仕事をしたら考え方のベースが収入と支出の辻褄あわせになってしまいます。経営改善なんて見たことも聞いたこともないというのが本音でしょう。
2004年頃だったか、藤原市長へ手紙を出し、道庁からの出向部長と課長にお会いしました。ニホロで建て替え後の損益シミュレーションと2001年に首都圏でやった病棟建て替え資料(建築設計図を含む)もお渡しして説明をしました。最初は驚きました。道の建築坪単価基準が130万円であるというのです。話しをする数年前にわたしは首都圏で同じRC造で65万円で病棟建て替えをやりました。坪単価130万円は大理石の病院です。新日鉄の東大出の営業部長から、150万円出してくれるなら大理石で作りますと、冗談半分で提案がありました。仕様の詰めをきちんとやらないと低コストではできません。仕事はシビアです。お二人は説明した半年後には出向解除で道庁へ戻られました。
市立根室病院の建て替えでは設計後にずいぶん仕様変更があったようです、あとから予算が数億円追加されました。ルーズな仕事だった証拠です。
意識改革は実務レベルで一つ一つやって見せないといけません。
なかなかたいへんな仕事なのです。

間に合わなければ、市立病院は民間医療法人へ運営委託、市の方がいくら費用を負担するかという話になります。運営委託費を少なくしようと思えば、医師と看護師などのスタッフをその民間医療法人の職員へ切り換えざるを得ません。
そうしたことが目の前に迫ってきているのですから、病院職員と一般市民が参加できるような形態で具体的に議論すべきです。
二週間に一度くらいの頻度で、市民自由参加のもとに根室市総合文化会館で継続議論すればいいのではないでしょうか。
by ebisu (2014-09-10 08:52) 

ZAPPER

俺がリタイアした後に、孝仁会根室病院になってくれりゃいいんだよね。うん、俺がリタイアして根室を去った後にね。

本音はそこだって思いますけれど。^^
by ZAPPER (2014-09-10 16:43) 

市民K

病院問題に一番詳しい筈のH議員のブログは、この1か月ほど更新されていません。「〇〇会に参加し勉強に成った」「家族の故郷(北方領土)に行って来た」などと、「自分は議員として人一倍活動しているんだ」とアピールしたいのでしょうが、では「それらを踏まえて自分はどう活動するのか」と言う意見は全く見えません。
更に、市議会議員として最大の問題の筈の今度の市長選に関してはあたかも貝のように口を閉ざしたままです。

こんなのが根室の現状です。

「以って瞑すべし」?? 少なくとも根室の辿り着く先は”天国”ではないでしょうね。
by 市民K (2014-09-11 08:47) 

ebisu

ZAPPERさん

おはようございます。
そういうことを考えている人が旗を振ってのでは根室に住む私たちにはたまったものではありません。(笑)

裏表なく、仕事は正直に誠実に渾身の力でやるという人に任せたいもの。
我田引水に聞こえるかもしれませんが、あえて書きます。ZAPPERさんのようにね。

病院の院長、事務長、参事、市長、みんなそうした立派な心根で仕事をしてもらいたい。そうしたらねむろっ子も見習える。
by ebisu (2014-09-11 08:55) 

ebisu

市民Kさん

一番詳しいはずのH市議は病院問題については書きませんね。自分の意見は書かないという方針のようです。
ブログを書いていながら市議が自分の意見を述べないというのは私には理解できません。
実際に起きているさまざまな問題をとりあげ、どのように対処すべきか意見表明し、何らかの行動を起こすことは市議本来の仕事ではないかと思うのですがね。そこがすっぽり抜けているのは、Hさんだけではありませんから、彼一人を取り上げるのはお気の毒。
ブログを書いている新人市議も市政については一行も書いていません。
書かないことが市議の不文律でもあるかのようです。

根室の市議はブログでは意見を言いません。外部から見たら何を恐がっているのでしょうと感じるかもしれませんが、いろいろ横槍が入るし、その都度あちこちから言われるので言うのがいやになって、貝のように口をつぐんでしまう。
一度、三人の市議が病院建て替えで市議会で市長に市民説明会を要求しましたが、あれは市議らしかった。Hさんもその中の一人でしたが、会派が空中分解しました。

市議が物を言えないのでは根室の町はよくなりません。
by ebisu (2014-09-11 13:15) 

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