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#2795 晴天・微風の牧の内 Aug.31, 2014 [85.サイクリング]

 今日は10時から歯舞コンブ祭り、会場は歯舞漁協。たくさんの人で会場が溢れていたに違いない。人がたくさん来るので食べ物がすぐ売り切れる。衰退する根室市の中で歯舞地区は勢いがある。市長選挙の争点の③教育では歯舞の小中学生に対する産業教育が30年続けられていることが書かれてあった。

 穏やかな初秋の陽気に誘われて12時少し前に出かけた。気温20.2度、南東の風4.1m、さわやかな風の中を走る。

 納沙布線の通りを左折すると根室高校生徒玄関前、そしてグラウンドだ。3面のテニスコートにサッカー場、陸上用トラック、野球場とやたら広い根室高校を通り過ぎると根室市青少年体育館と市営野球場が続き、その奥は原野だ。自衛隊のレーダサイトの深緑色が鮮やかだ。
 原野ではキリギリスが鳴いていた。牧の内のT字路まで景色を眺めながらのんびり20km/hで走行、左折してオホーツク海沿いの道路に入る。途中でフクロウが鳴いていることのあるポイントがあるので、ストップして耳を澄ますが聞こえない。緩やかなダウンヒルがあるので最高時速が50km/h近くまででる。
 オホーツク海の向こう側に国後島の島影が見えない。冬場ははっきり見えるのだが、季節がもう少し進まないとだめだ。
 オホーツク海沿いに3Kmほど走ると左折してまた原野へ戻る。根室は4日ほど晴天が続いている。いい秋だ。根室最高!

 ロードバイク 21km (累計1853km)
 MTB 5km (累計849km)


DSC00431.JPG

 気温20度、影が道路にくっきり写っている。信号のないまっすぐな道、信号がないから合流地点以外は減速の必要がない最高のコースだ。原野はいいな。自称「サイクリング専用コース」、自動車とすれ違うのは往復でせいぜい10台ほど。牛糞を撒いた臭いがすることのあるのが玉に瑕。でもこっちがお邪魔させてもらっているのだから我慢。(笑)

DSC00427.JPG

 国内メーカ・ミヤタ製のロードレーサは、オヤジが70歳まで十数回乗って納戸に吊り下げてあったもの。ふだんはもう一台あるロードレーサに乗っていた。ebisuは40歳頃に一度ノサップまでサイクリングしたことがあるが、サドルが皮製で尿管会陰部*が圧迫されて痛かった覚えがある。
(長時間自転車に乗る人、あるいはスポーツサイクルをやっている人は長時間尿管会陰部を圧迫されることで「勃起不全(ED)」になる可能性が医学的に指摘されているので、サドルの形状や角度そして服装(サイクルパンツ着用)には気をつけたほうがよい。一度弊ブログでジャパンタイムズ紙の当該記事をとりあげている。)
 60歳代でも釧路からレースで一位と競って走ってくるほど元気のよいオヤジだった。落下傘部隊の生き残りで一輪車乗りでもあった親父は65歳前後の数年間に3回ほどNHKテレビの取材を受けてビデオが残っている、北海道で一番高齢の一輪車乗りだった。オヤジに一輪車を習った人たちはいま40歳前後だろう。息子のebisuは乗れない。(笑)
 25年ほど前に阿部自転車で購入したカーボンフレーム製のこの自転車は、チューブラタイヤだったが、1年前に前後輪のリムと後輪ギアを取り替えた。阿部自転車の後継者、ヤングさんに相談・点検していただいている。地元に一軒だけ自転車専門店が営業を続けていてくれるのはたいへんありがたい。親子二代、受け継いだロードレーサに安心して乗れる、感謝。

*コトバンクより引用
尿路:尿が排出される通路腎臓(じんぞう)尿管膀胱(ぼうこう)尿道総称
 したがって、サドルで圧迫されるのは尿管ではなくて尿道です。コメント欄にお医者様からご指摘いただきました。慎んで訂正いたします、不正確でごめんなさい。
 念のために#2338を確認しました。こちらのほうはきちんと「尿道」になっています。元の英文を確認すると、「勃起に関連する神経や血流が集まっている会陰部」となっているので、「会陰部」に改めます。尿道では神経や血流が集まっているという重要な点が脱落してしまいます。
 会陰部とは生殖器から肛門の間の部分です。この部分は会陰に意識をおき肛門を締めることで鍛えることができます、呼吸のコントロールといっしょにやるといい、いつでもどこでもできます。
 
*#2338 サイクリングとED :晴れ、弱風、そりゃサイクリングでしょ  Jun. 24, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-23

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通り掛かったお節介

揚げ足をとるようですが、自転車のサドルで圧迫される会陰部の尿路は”尿道”で尿管ではありません。
尿管とは、腎臓の出口(腎盂尿管移行部)から膀胱壁内を貫通し粘膜に開口している尿管口までの間を指します。日本人の場合、尿管の長さは大体25cm前後でしょうか。
by 通り掛かったお節介 (2014-09-02 13:12) 

ebisu

ご指摘ありがとうございます。
さっそく訂正しておきます。
by ebisu (2014-09-02 22:26) 

ebisu

尿道には'urethera'と'urethera tube'というい方があるようです。
会陰部のチューブが圧迫されるので、ついうっかり聞き覚えのある'尿管'という用語を使ってしまったようです。

尿管と尿道は専門用語としてはまったく別物であることはご指摘の通り、ebisuのミスでした。

なお、#2338でジャパンタイムズの記事の和訳をしていますが、そちらの方は「尿道」と書いてありました。
冷や汗です。

せっかくご指摘いただいたのですからもう少し調べてみます。
英文の方を再度確認してみたら、

the pressure point is the perineal area,

「圧迫点は会陰部」となっており、「尿道」とは書いてありません。尿道を圧迫することがまずいのではなくて、会陰部を長時間圧迫することが会陰部に集まっている神経や血流に悪い影響を及ぼすことが説明されています。

The area is home to erection-related nerves and blood flow, and excess pressure could damage them,

「そのエリア(会陰部)は勃起に関連する神経や血流が集中している場所で、過剰な圧力はそれらに損傷を与える」と解説されています。
スポーツサイクリストのみなさん、ご用心。
by ebisu (2014-09-03 01:36) 

通り掛かったお節介

諄いようですが

”urethra”です。また、通常”tube”は付けません。

尚、会陰部に対する慢性の圧迫で生じるEDに関してはその通りです。
by 通り掛かったお節介 (2014-09-03 08:29) 

ebisu

通り掛かったお節介さんへ
おはようございます。
スペルを間違えました。
ご指摘の通り、

urethera(誤)⇒urethra(正)

お手数をおかけしました・・・m(_ _)m

もう一つの問題である、'urethra tube' のほうの出典はネット辞書「英辞郎」の和英ですが、2番目に出ていました。ジーニアス4版には出ていませんので、通常はtubeをつけないというのもご指摘の通り。
気になっていたので教室においてある、ステッドマン医学大辞典で確認しようとは思っていました。しかし、ネット辞書にも医学用語辞典がぶらさがっていました。確認しようと思えばできたのですね。反省。

さっそく引いてみたら、ネット医学辞書を検索して「尿道」と入力して出てきたのはurethraのみ。tubeのついたものはヒットしません。5つほど医学辞典以外の普通の英和ネット辞書で確認してみましたが、英辞郎以外にはtubeをつけた例はございません。したがって、用例としてはあっても「稀」なのでしょう。英辞郎はネット最大の辞書なのでなんでもかでも載せてしまうのかな?たくさん載っているのが英辞郎のメリットでもあり、こういう例にぶつかるようにデメリットもある。

<参考にした無料の医学用語辞典>
http://search.kotoba.jp/iresult4.cgi?p=%E5%B0%BF%E9%81%93&fsz=2&kensaku=and

今後はこの医学用語辞典で確認したいと思います。「お気に入り」に登録しました。

勉強になりました、先生の再三のご指導に感謝申し上げます。
by ebisu (2014-09-03 09:05) 

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