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#2691 車が来た、気分 ウキウキ(2) May 28, 2014  [A8. つれづれなるままに…]

  ナビのマニュアルに眼を通したが、15年前にパジェロ・イオにつけたパナソニックのものと基本的に同じだ。昔のものはCDディスクを挿入しないと動かなかったが、これはSDメモリーにアクセスしているようだ。マニュアルを見ると地図用のSDカードとオーディオ用のSDカードの二つの差込口がある。
 CDに比べると二桁近くメモリー容量が大きいだろうから搭載するソフトの数も増やせるし、それに使うデータも増やせる。メモリー容量の大きさが一体型で何種類ものことができる機能を保障している。ナビは機能が拡張しているが、基本は昔のものと同じ。マニュアルにざっと眼を通しただけで使えることがわかった。ナビもテレビもオーディオもリヤビューカメラも一体型で使いやすくできている。あとはお気に入りのCDをSDメモリーに落とすだけ。
 テレビの音やオーディオ、ラジオの音はスティアリングのところにミュートスイッチがついていて、邪魔なときは音をキャンセルできる。
 夜運転するときにダイヤル周りが赤く光るのが気に入らない。グリーンにしてほしかった。輝度調整ができるので、絞り込んで最小にすると気にならぬが、明るくすると気に障る。なんであんなルビー色にしたのだろう?

 市街地を走っていると10km/Lくらいの燃費のようだから、前の車の6~7km/Lにくらべると格段によさそうだ。ガソリンが200円/Lになっても年間5000~6000kmしか乗らないのだから、燃費がよかろうと悪かろうと支払う金額の絶対値が小さいので影響も小さいのである。わたしのように年間乗車kmが小さいユーザにとっては車の燃費もガソリン価格もほとんど関係なしたろう。
 ここでちょっと計算してみたい。年間1.5万km走るユーザでガソリン価格が200円/Lとしたら、ガソリン代は10km/Lの車は30万円、20km/Lの車は15万円となり、ガソリン代が年間15万円違ってくる。走行距離が1万kmなら年間10万円の差がつくから、ハイブリッド車などの燃費のよい車を選んだほうが、車両価格が少し高くなっても得だ。

 エコモードで走ってみたら、下り坂でアクセルを離すとやはり軽くエンジンブレーキがかかる感じがある。アクセルを離したときの感触は三菱車のスポーツモードに近い感じがする。
 出だしがちょっともたつく感じがあるが、途中から加速がよくなる。総重量が1600kgと車体が軽いからだろうか。短い距離で追越できそうだから安全だ。
 瞬間燃費がディスプレイに出るのは面白い。どういう運転をすると環境によいのかがよくわかる。運転の仕方でこんなに違うのかと驚いている。平均燃費に関してはお節介すぎるくらい種類が豊富だが、うるさいと思うときは時間と温度表示だけにすればいい。瞬間平均燃費が目に入ると気になるものだ。どういう計算式で出しているのか公表してもらえると楽しい。現実の燃費とどれくらい差が出るのか計算式の精度を確認できる。ナビ側に給油量をインプットできるようになっており、実燃費が算出される機能がある。開発者はなかなかいいところに目をつけている。

 フロントバンパーの高さを測ってみたら18cmしかないから、雪が降っている日は気をつけないとこすりそうだ。北海道では車高の高いXVにすべきだということに気がついた。どの程度のことになるのか一冬越してみないとわからない。
 難易度の高い問題と同じで、やってみないとわからないことがあるというのも楽しいのである。問題の回避の仕方や問題を小さくする方法はいつでもある、人間は考える葦である*。

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* 大学時代のゼミの恩師、市倉宏祐先生が一時期パスカルの研究をしていたことを覚えている。団塊世代が大学を卒業して10年位後のことだった。
 このころ先生は趣味でフランスのコンピュータ言語PROLOGを使ってプログラミングもやっていたので、どうして60歳になるのにそんなに新しいことを始められるのだろうと驚き、自分も60歳になっても新しいことを始められると師の後姿に励まされた感じがした。あれは川崎市生田のお住まいに青森大学の経営学部長(現在)をしている先輩に誘われて二人で訪問した折のことだった。雑談の中でパスカルとPROLOGの話が出たのである。当時私はプログラミン義言語を3つマスターして仕事で統合システム開発をする直前だったからよく覚えている。
 市倉先生は60年代後半はヘーゲル哲学とサルトル、ヘーゲル研究の一貫でイポリットの本を翻訳していた。毎日翻訳出版文化賞を受賞したドールズ・ガタリの翻訳物は現代哲学に属する。哲学と経済学のハイブリッドである。
 パスカルは哲学者でもあるが数学者でもあり、単位系のヘクトパスカルから想像がつくように物理学者でもあった万能の人。「人間は考える葦である」という句はパスカルの『パンセー』にあるようだが、この本はパスカルの「著作」ではない、かれが書き残した断片を集めて死後に出版されたものである。ネットで調べたら面白い解説を見つけたので、興味がわいた人だけ読んでみたらいい。どういう比喩だったのか具体的に説明している。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/241981.html


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